「し」の検索結果
全体で219,853件見つかりました。
目の前で抱き合う、婚約者であるダレルと、見知らぬ令嬢。立ち尽くすアレクシアに向き直ったダレルは、唐突に「きみには失望したよ」と吐き捨てた。
「ぼくとバーサは、ただの友人関係だ。なのにきみは、ぼくたちの仲を誤解して、バーサを虐めていたんだってね」
ダレルがバーサを庇うように抱き締めながら、アレクシアを睨み付けてくる。一方のアレクシアは、ぽかんとしていた。
「……あの。わたし、そのバーサという方とはじめてお会いしたのですが」
バーサは、まあ、と涙を滲ませた。
「そんな言い訳するなんて、ひどいですわ! 子爵令嬢のあなたは、伯爵令嬢のわたしに逆らうことなどできないでしょうと、あたしを打ちながら笑っていたではありませんか?!」
「? はあ。あなたは、子爵令嬢なのですね」
覚えがなさ過ぎて、怒りすらわいてこないアレクシア。業を煮やしたように、ダレルは声を荒げた。
「お前! さっきからその態度は何だ!!」
アレクシアは、そう言われましても、と顎に手を当てた。
「──わたしがあなた方の仲を誤解していたとして、それがどうしたというのですか?」
「だ、だから。バーサに嫉妬して、だから、ぼくの知らないとこでバーサを虐めて、ぼくから離れさせようと……っ」
「そこが理解できません。そもそもそのような嫉妬は、相手を愛しているからこそ、するものではないのですか?」
ダレルは、え、と口を半開きにした。
この作品は、小説家になろう様でも掲載しています。
文字数 10,041
最終更新日 2022.12.09
登録日 2022.11.29
ふぞろいな世界線を振り切って
レンタル有り※旧題『真夏の観測者たち』
2025/6/30…第8回ライト文芸大賞〈青春賞〉を受賞しました。
2026/2/12…書籍化しました。
改題後のタイトルは、
【ふぞろいな世界線を振り切って】です。
*あらすじ*
口下手で自分に自信が持てず、素直な気持ちをうまく表現できない女子高生・一ノ瀬真央(いちのせまお)。
そんな彼女の悩みを唯一真剣に聞いてくれたクラスメイト・遠野彼方(とおのかなた)は、ある日交通事故で命を落としてしまう。
悲しみに暮れる真央だったが、しかし翌日学校へ行くと、そこにはなぜか死んだはずの彼の姿があった。
「遠野くん、昨日亡くなったはずじゃ……?」
「いや、死んだのは一ノ瀬の方だったはずだろ?」
お互いに食い違う記憶を持つ二人は、自分たちの身に何が起きているのかを探っていく。
不可思議な現象に巻き込まれた少年少女たちの青春SF。
文字数 111,375
最終更新日 2026.02.12
登録日 2025.04.30
『我が国を救い給え』
沢山の願いが神様に届いた。そして大地に聖女が降りたつ。
人々の願いは救国だった。
聖女は与えられた力を学び、救うべき国を学び、そしてついに動き出す。
果たして彼らは救われるのだろうか!
作者のための息抜き小説です。なんも考えずに書きました。
よろしければ暇つぶしのお供にお使いください。
『ふっ、またつまらぬものを書いてしまった』
文字数 5,734
最終更新日 2026.06.28
登録日 2026.06.28
誰もいない一人寝の寝台に横になりながら、サフィリアは、ほうと深く息を吐いた。一人切りになってようやく誰の目も気にせず溜め息がつける。
誰もいない宵闇の世界だけが、サフィリアにありのままの姿でいることを許してくれる。
サフィリアの夫、ルクスは出来た人だ。だから決して口には出さないが、心の中ではサフィリアよりも余程深い溜め息を吐いている筈だ。
夫はサフィリアに愛情を抱いている訳ではない。
彼は、仕方なくサフィリアを娶ったのだから。
❇こちらの作品は、他サイトへ別名義にて公開しております。
❇鬼の誤字脱字を修復すべく公開後に激しい修正が入ります。お目汚し申し訳ございません。
「間を置いて二度美味しい」と何卒ご笑覧下さいませ。
❇登場人物のお名前が他作品とダダ被りしております。皆様別人でございます。
❇100%妄想の産物です。妄想なので史実とは異なっております。
❇妄想遠泳の果てに波打ち際に打ち上げられた妄想スイマーによる寝物語です。
疲れたお心とお身体を妄想で癒やして頂けますと泳ぎ甲斐があります。
❇座右の銘は「知らないことは書けない」「嘘をつくなら最後まで」
文字数 101,101
最終更新日 2025.06.26
登録日 2025.06.05
―この空に誓う、必ず出会うと。
この地に誓う、ずっと忘れないと―
笹野彩音は病院で目を覚ます。
自分は行方不明だったらしいのが、その間の事が思い出せない。
ただ一つ覚えているのは
『約束する!この地のことも、凪のことも、絶対に忘れない!!どんなことがあっても、ずっと忘れない!!』
と誰かに約束したこと。
そして彩音は思い出す。
金烏荘《きんうそう》と呼ばれる山奥の宿屋で過ごしたことひと夏の思い出を。
そこで出会った凪という謎の少年への想いを。
これは山奥の土地に刻まれた、記憶と人ならざる者との物語。
※WEB投稿サイト「野いちご」編集部オススメ作品選出!
文字数 76,494
最終更新日 2026.04.30
登録日 2026.04.02
数十年に一度、成功するかどうかの儀式で召喚された友人と巻き込まれただけなのに失敗と言われた少年。何もわからない世界で生き抜くには……関係ない自分は案外結構どうにかなるもんかもしれないです。
※サブタイトルがなく、数字のみの為わかりづらいのではと頂いたのでR18部分に*つけることにしました…何かございましたら報告頂けると助かります!
文字数 333,269
最終更新日 2023.01.14
登録日 2022.10.22
前世の記憶を持つマリア
愛し合い生涯を共にしたロバート
生まれ変わってもお互いを愛すと誓った二人
それなのに貴方が選んだのは彼女だった...
▶︎2話完結◀︎
文字数 1,722
最終更新日 2025.04.09
登録日 2025.04.09
『探偵侯爵』の二つ名を持つギルフォードは、その優れた推理力で数々の難事件を解決してきた。
そんなギルフォードのもとに、従姉の伯爵令嬢・エルシーが失踪したという知らせが舞い込んでくる。
エルシーは、一度は婚約者に婚約を破棄されたものの、諸事情で呼び戻され復縁・結婚したという特殊な経歴を持つ女性だ。
そして、後日。彼女の夫から失踪事件についての調査依頼を受けたギルフォードは、邸の庭で謎の人形を複数発見する。
怪訝に思いつつも調査を進めた結果、ギルフォードはある『真相』にたどり着くが──。
悪役令嬢の従弟である若き侯爵ギルフォードが謎解きに奮闘する、ゴシックファンタジーミステリー。
文字数 41,532
最終更新日 2022.08.12
登録日 2022.08.11
古書庫小学校6年生の佳澄ちゃんは、年齢のわりに小柄で、胸もようやく膨らみ始めてきました。そんな可愛らしい佳澄ちゃんの弱点は、くすぐりです。肌に指が触れると、ぞくっとしてしまいます。ある日、ひょんなことから佳澄ちゃんの弱点がクラスの男子達にばれてしまい、大変な目に遭ってしまいます。日々くすぐりに堪える佳澄ちゃんのなかに、新たな感情が芽生えてきました・
文字数 102,276
最終更新日 2026.06.28
登録日 2026.05.16
文字数 57,805
最終更新日 2026.03.22
登録日 2020.05.23
サラの婚約者王太子アルベールは優しくて頭脳明晰、おまけに武芸にも長けている完璧な人。
結婚を間近に控え幸せの絶頂にいたサラだったが、アルベールとのお茶会の最中、突如過去の記憶がよみがえる。
異世界から現れた訪問者『マリ』。
はるか未来の文明からやってきた彼女は、その知識をもってして周囲を虜にしてしまう。
それは、アルベールすらも。
マリの存在は、徐々にサラを追い詰めていく。
すべてを諦め秘密裏に修道院へ入ろうとしたサラだったが、決行前夜、アルベールの雇った暗殺者によって命を奪われてしまう。
同じ結末を回避するために、アルベールとの婚約を回避しようと必死になるサラ。
しかしそんなサラにアルベールは……
*最近シリアスなお話ばかり書いていたので反動がそこここに……R18とおふざけが苦手な方は自衛をお願いします
文字数 57,328
最終更新日 2025.09.27
登録日 2025.08.06
故郷のニィル村を焼かれ、敵国「ヒノワコク」の捕虜となった青年・セージ。
雑労働に明け暮れる中、ささやかなことがきっかけで、冷徹な敵の将軍シダレ・ユウギリの目に留まってしまう。
シダレ将軍に抱かれ、お気に入りとなったセージ。
男に抱かれる屈辱に耐えながらも「いつか故郷の村へ帰る」という自由を諦めないセージだったが、
「戦いが終われば自由になれると思っていたのか?」
「……っ」
「かわいい奴だな。お前だけは連れ帰る」
男の執拗で歪んだ独占欲は、静かに彼の逃げ道を塞いでいく。
(Xで書いたぷちポスノベの改稿になります)
攻め:シダレ・ユウギリ
受け:セージ
文字数 19,986
最終更新日 2026.06.05
登録日 2026.05.29
婚約破棄されてしまった。
はい、何も問題ありません。
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公爵家の娘さんと王子様の話。
オマケ以降は旦那さんとの話。
文字数 17,905
最終更新日 2021.07.03
登録日 2021.06.22
会社の飲み会の帰り、たまたま同じ帰りが方向だった3つ年下の後輩。
その後勢いで身体の関係になった。
文字数 3,328
最終更新日 2021.06.30
登録日 2021.06.30
セリーヌ・エレガント公爵令嬢とフレッド・ユーステルム王太子殿下は婚約成立を祝した。
その数週間後、ヴァレンティノ王立学園50周年の創立記念パーティー会場で、信じられない事態が起こった。
フレッド殿下がセリーヌ令嬢に婚約破棄を宣言した。様々な分野で活躍する著名な招待客たちは、激しい動揺と衝撃を受けてざわつき始めて、人々の目が一斉に注がれる。
フレッドの横にはステファニー男爵令嬢がいた。二人は恋人のような雰囲気を醸し出す。ステファニーは少し前に正式に聖女に選ばれた女性であった。
ステファニーの策略でセリーヌは罪を被せられてしまう。信じていた幼馴染のアランからも冷たい視線を向けられる。
セリーヌはいわれのない無実の罪で国を追放された。悔しくてたまりませんでした。だが彼女には秘められた能力があって、それは聖女の力をはるかに上回るものであった。
彼女はヴァレンティノ王国にとって絶対的に必要で貴重な女性でした。セリーヌがいなくなるとステファニーは聖女の力を失って、国は急速に衰退へと向かう事となる……。
文字数 72,314
最終更新日 2023.03.31
登録日 2021.12.08
梅原章彦は人に興味がなかった。あくまで自分が全ての人間だった。
そんな梅原が休日に歩いていると二名の女子生徒が不良に絡まれているところに遭遇した。立ち去ろうとしたところで、その女子生徒の一人と目が合ってしまい、助けてしまった。
助けた後に名前を名乗るところでもう関わりたくないので、梅原は適当な名前を言った。
そこで全てが終わるはずだったが、そこから梅原が言った適当な名前の生徒がいたり、助けたのが校内で有名な美人姉妹だったりと色んなことが引き起こる。
梅原は平穏な日々を送りたいという思いは成就するのか…。
文字数 11,378
最終更新日 2026.06.28
登録日 2026.05.25