「答え」の検索結果

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恋愛 完結 ショートショート
国王が処刑された。革命派のリーダーであるガスパルは、セリーヌに金を渡し、国王派のランベール伯爵をおびき寄せようとした。セリーヌとランベールは秘密の愛人関係にあったが、セリーヌはランベールの愛を信じられないでいた。それゆえに取引に応じたのだったが、セリーヌの予想に反して、ランベールが姿を現す。「わざわざ死にに来たのか? 生きるのを諦めたか?」と問うガスパルに対し、ランベールの答えは……?
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小説 14,770 位 / 185,577件 恋愛 7,081 位 / 56,290件
文字数 3,837 最終更新日 2023.05.28 登録日 2023.05.28
<あらすじ>ある高位貴族の婚約関係に問題が起きた。両家の話し合いの場で、貴族令嬢は選択を迫ることになり、貴族令息は愛と未来を天秤に懸けられ悩む。答えは出ないまま、時間だけが過ぎていく……そんな話です。*令嬢視点で始まります。*すっきりざまぁではないです。ざまぁになるかは相手の選択次第なのでそこまで話はいきません。その手前で終わります。*突発的に思いついたのを書いたので設定はふんわりです。*カクヨム様にも投稿しています。*本編二話+登場人物紹介+おまけ、で完結。
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小説 14,684 位 / 185,577件 恋愛 7,035 位 / 56,290件
文字数 5,665 最終更新日 2022.04.02 登録日 2022.03.29
甲斐武田家滅亡の原因とも言われる「義信事件」。 その答えは今も尚出ていない。 しかし「義信事件」にはもう一つの結末があった。 それは穴山 信君の弟 穴山 信嘉の自害となる。 1558年と1566年に出された禁制の意味。 永禄の変の発生。 武田 信玄と織田 信長の同盟。 穴山 信君の目を通して「義信事件」の背景に迫った。
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小説 14,684 位 / 185,577件 歴史・時代 152 位 / 2,383件
文字数 8,003 最終更新日 2024.06.13 登録日 2024.06.13
恋愛 完結 短編 R15
第二皇子にフられてしまったナオミ・スレイマニ。たが彼のことを深く愛しているかと問われれば「そうでもない」と答える自信が彼女にはあったので、実際、そこまで凹まなかった。ただし、いい年こいた「公爵令嬢」が未婚だとそれなりにみっともない。だからといって、ナオミは焦るようなニンゲンでもない。だから恋愛等については成り行きに身を任せようくらいに考えていたのだが、そこに若くして位を継いだ伯爵エアーズがいきなり現れ――。 ※他サイトにも掲載しています。
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小説 14,684 位 / 185,577件 恋愛 7,035 位 / 56,290件
文字数 3,996 最終更新日 2024.05.28 登録日 2024.05.28
20xx年、日本は謎の天変地異に悩まされていた。 相次ぐ河川の氾濫、季節を無視した気温の変化、突然大地が隆起し、建物は倒壊。 全ての基礎が壊れ、人々の生活は自給自足の時代──まるで、時代が巻き戻ってしまったかのような貧困生活を余儀なくされていた。 クビにならないと言われていた公務員をクビになり、謎の力に目覚めた主人公はある日突然神様に出会う。 「そなたといたら、何か面白いことがあるのか?」 自分への問いかけと思わず適当に答えたが、それよって依代に選ばれ、見たことも聞いたこともない陰陽師…現代の陰陽寮、秘匿された存在の【裏公務員】として仕事をする事になった。 「恋してちゅーすると言ったのは嘘か」 「勘弁してくれ」 そんな二人のバディが織りなす和風ファンタジー、陰陽師の世直し事件簿が始まる。 優しさと悲しさと、切なさと暖かさ…そして心の中に大切な何かが生まれる物語。 ※BLに見える表現がありますがBLではありません。 ※現在一話から改稿中。毎日近況ノートにご報告しておりますので是非また一話からご覧ください♪
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小説 15,810 位 / 185,577件 ファンタジー 2,200 位 / 42,687件
文字数 832,898 最終更新日 2024.06.15 登録日 2024.01.01
青春 完結 短編 R18
風俗嬢をしながら社会の通念、常識に疑問を持ち、生きることは何かの答えを求めて彷徨う若い女性。彼女は何に気づき、何を見つけるのか?
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小説 15,810 位 / 185,577件 青春 130 位 / 6,572件
文字数 8,689 最終更新日 2019.09.01 登録日 2019.09.01
恋愛 完結 長編
近年大流行となっている悪役令嬢が主役の恋愛小説。 リリーもそれにハマっており、愛されるだけのヒロインよりも芯まで強く挫けない悪役令嬢に憧れていた。 王子との結婚が生まれた瞬間に決まっていたリリーは悪役令嬢のような振舞いは許されず、品行方正に生きてきた。 だが、そんなリリーに転機が訪れる。 「リリー・アルマリア・ブリエンヌ、お前との婚約を破棄する」 婚約者から突然の婚約破棄を言い渡されてしまった。 大勢の生徒が集まる広場での出来事に呆然とするはずが、リリーはあっさりと受け入れただけではなく満面の笑みを浮かべ「はい!」と答えてしまった。 だってこれからは独り身で周りの目など気にせずあの憧れの悪役令嬢になれるのだから!と思ったらつい…。 しかし婚約破棄された翌日から何故か王子がつきまとってきて——— 婚約破棄をされて悪役令嬢になる日がやってきたというのに……どうして周りのほうが悪役令嬢っぽいの!? ※王子が問題ありなので純愛がお好きな方はリターンいただくか、ご注意ください。 小説家になろう様にも投稿しています。 完結いたしました! お読みくださいました皆様ありがとうございました! ※現在、アルファポリス様より書籍化が進んでおり、正式に決定しますと作品を下ろすことになります。 6月28日08:00に書籍化の部分の引き下げを行いますので、よろしくお願いいたします。
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小説 15,810 位 / 185,577件 恋愛 7,585 位 / 56,290件
文字数 417,823 最終更新日 2021.07.30 登録日 2020.03.26
BL 完結 長編 R18
男同士の純愛、そこには数々のドラマがある! 事件や事故や試練に巻き込まれながら、泣いたり、笑ったり、切なかったり、ドキドキしたり、ワクワクしたり、雄介と望の波瀾万丈な心温まるような話を読んでみませんか? ある日の夜中、吉良望(きらのぞむ)が働く病院に緊急で運ばれて来た桜井雄介(さくらいゆうすけ)。 雄介は怪我をして運ばれて来た、雄介は望の事を女医さんだと思っていたのだが、望は女医ではなく男性の外科医。しかも、まだ目覚めたばっかりの雄介は望の事を一目惚れだったようだ。 そして、一般病棟へと移されてから雄介は望に告白をするのだが……望は全くもって男性に興味がなかった人間。 だから、直ぐに答えられる訳もなく答えは待ってくれ。 と雄介に告げ、望は一人考える日々。 最初はただ雄介と付き合ってみるか……というだけで、付き合うって事を告げようとしていたのだが、これが、なかなか色々な事が起きてしまい、なかなか返事が出来ない日々。 しかも、親友である梅沢和也(うめざわかずや)からも望に告白されてしまう。 それから、色々な試練等にぶつかりながら様々な成長をしていく望達。 色々な人と出会い、仲間の絆をも深めていく。
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小説 15,810 位 / 185,577件 BL 3,931 位 / 24,064件
文字数 1,898,201 最終更新日 2023.11.28 登録日 2021.03.29
恋愛 完結 ショートショート
幼馴染が夫と不倫していた。なぜ不倫したのかを幼馴染に聞いたら、ショックな答えが返って来て…?!幼馴染に裏切られたから復讐する…!
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小説 15,810 位 / 185,577件 恋愛 7,585 位 / 56,290件
文字数 740 最終更新日 2021.09.13 登録日 2021.09.13
BL 連載中 長編 R18
「こちらでは異世界からアルファとオメガを召喚し、運命の番と出逢わせております」  あやしいセールスマンは言う。 「運命の番?」 「そうです、あの運命の番ですよ。運命が成立するカップルは稀少です。宇宙の中で砂漠の砂粒一粒をみつけるのと同じ程に困難。では御座いますが、ここでは確実に引き当てる事が可能なのです──別世界からの召喚ならば」 「あの」 「素晴らしいでしょう? 現在大変多くのお客様からご満足の声を戴いておりますよ。その上、異世界からの客人は未知の知識をもたらしてくれる。あらゆる異世界の利点を吸収し、アルファ召喚でより良い世界の発展と繁栄を呼ぶ。──これが当協会の事業であり、理念です」  召喚された異世界で、どうやら隼百は予定外のベータらしい。  で、ベータってなに? という疑問の答えもろくに得られないまま、ハズレのベータとしてホテル清掃で働き始めた隼百はある噂を耳にする。  協会の代表アルファは死んだ番の生まれ変わりを捜してる、と。  逃げるオメガに、追うアルファ 「絶滅危惧種オメガ」のシリーズ。同世界観。単体で読めます。ハッピーエンドです。R18はありますが、そこまで遠いです。 書き溜めた分が切れたら亀更新です。ぼちぼち頑張ります。お付き合い頂けたら嬉しいです。
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小説 15,810 位 / 185,577件 BL 3,931 位 / 24,064件
文字数 216,070 最終更新日 2024.05.04 登録日 2022.07.07
恋愛 連載中 短編 R18
「お前とは婚約を破棄する!」 「はいっ!わかりました!」 愛しい貴方の為に、貴方の言う通りにします。 婚約者の事が愛しくてたまらない令嬢は彼のどんな望みだって笑顔で答えた。 一で完結。 二以降は余談。コメディエロ。 若干男性向き表現? ※広い意味で浮気。広い意味で寝取り。苦手な方は注意。
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小説 15,699 位 / 185,577件 恋愛 7,529 位 / 56,290件
文字数 3,554 最終更新日 2023.05.21 登録日 2021.03.23
BL 連載中 長編 R18
淡地一道と海濃泰生は、飲み会をきっかけに交際をはじめたゲイとノンケのカップル。 同棲してからそろそろ五年。最近、アイツの様子がおかしい。 もしかして、やっぱりアイツは女の子の方がいいんだろうか。 そう思いはじめた一道は心を決め、泰生に最近なにかあったのか、と問いかける。 しかし、泰生から返ってきた答えは、一道を困惑させるものだった。 試験的にキス以上の行為があるお話には、※マークをつけています。
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小説 15,699 位 / 185,577件 BL 3,924 位 / 24,064件
文字数 14,445 最終更新日 2024.05.05 登録日 2024.04.28
BL 完結 長編 R18
平凡な大学生の吉良紡は今をときめくスーパーアイドル・東雲律の大ファン。およそ8年前のデビュー日、音楽番組で歌う律の姿を見て、テレビに釘付けになった日を今でも鮮明に覚えている。 歌うことが唯一の特技である紡は、同級生に勝手にオーディション番組に応募されてしまう。断ることが苦手な紡は渋々その番組に出演することに……。 緊張に押し潰されそうになりながら歌い切った紡の目に映ったのは、彼にとって神さまのような存在ともいえる律だった。夢見心地のまま「律と一緒に歌ってみたい」とインタビューに答える紡の言葉を聞いて、番組に退屈していた律は興味を持つ。 そして、番組を終えた紡が廊下を歩いていると、誰かが突然手を引いてーー…。 孤独なスーパーアイドルと、彼を神さまと崇める平凡な大学生。そんなふたりのラブストーリー。
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小説 15,699 位 / 185,577件 BL 3,924 位 / 24,064件
文字数 121,957 最終更新日 2023.11.03 登録日 2022.11.03
恋愛 完結 ショートショート R15
乙女ゲームの悪役令嬢として転生していたカサンドラは、ゲーム通りのヤンデレ悪役令嬢にならないよう、婚約者の第二王子のハルトヴィヒとはビジネスライクに接してきた。それでも、乙女ゲームのヒロインであるローズマリーはハルトヴィヒに接近し、卒業パーティで婚約破棄劇場を繰り広げることになってしまった。冷静に理由を問うカサンドラに、ハルトヴィヒはとんでもない答えを叫んだ。乙女ゲームっぽい世界の結末は?    頭を空っぽにして読めるラブコメ、のはずです。直接的ではないですが、いちゃつき表現があります。苦手な方はご自衛ください。   他サイトで掲載済み。
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小説 17,077 位 / 185,577件 恋愛 8,157 位 / 56,290件
文字数 4,628 最終更新日 2024.02.21 登録日 2024.02.21
恋愛 連載中 長編 R18
「キスしていい?」 貴方がそういう尋ねるから、私はいつもこう答える。 「絶対、イヤ」 かわいくて、とても残酷。 そんな坂本くんの部屋を、サークルの飲み会がある日だけ訪れる。 誰にも知られてはいけない。 それは、この関係の終わりを意味してるから。 こちらでは1字下げは行なっておりません。ムーンライト様で連載開始したものは1字下げなので、読みにくいと感じた方はそちらをどうぞ。 他サイトに過去掲載していたものです。
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小説 17,077 位 / 185,577件 恋愛 8,157 位 / 56,290件
文字数 157,366 最終更新日 2021.08.29 登録日 2017.02.26
セシリア公爵令嬢とヘンリー王子の婚約披露パーティーが開かれて以来、彼の様子が変わった。ある日ヘンリーから大事な話があると呼び出された。 「僕は本当の恋に出会ってしまった。もう君とは結婚できない」 もうすっかり驚いてしまったセシリアは、どうしていいか分からなかった。とりあえず詳しく話を聞いてみようと思い尋ねる。 先日の婚約披露パーティーの時にいた令嬢に、一目惚れしてしまったと答えたのです。その令嬢はセシリアの無二の親友で伯爵令嬢のシャロンだったというのも困惑を隠せない様子だった。 結局はヘンリーの強い意志で一方的に婚約破棄したいと宣言した。誠実な人柄の親友が裏切るような真似はするはずがないと思いシャロンの家に会いに行った。 するとヘンリーがシャロンにしつこく言い寄っている現場を目撃する。事の真実がわかるとセシリアは言葉を失う。 ヘンリーは勝手な思い込みでシャロンを好きになって、つきまとい行為を繰り返していたのだ。
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小説 17,077 位 / 185,577件 恋愛 8,157 位 / 56,290件
文字数 10,773 最終更新日 2021.10.25 登録日 2021.10.23
現代文学 完結 ショートショート
生きているのは死ぬ勇気がないだけ どうして人は生きているのか どうして私は生きているのか 誰が私に答えをください 生きてていいんだって思える 答えを教えてください
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小説 17,077 位 / 185,577件 現代文学 186 位 / 7,764件
文字数 1,461 最終更新日 2016.11.07 登録日 2016.11.07
特に目的もなく日々を過ごす大学生の西崎剛は、夏休みのある暑い日、自宅付近の公園で高校生の相原海とその弟の陸に出会う。 声をかけてもろくに返事もせず、指しゃぶりばかりしている陸を見て、躾がなっていないと指摘した西崎だったが、後に陸が障害児で言葉を話せないことを知る。 面倒を嫌い、何事も自分には関係ないと流しがちだった西崎は、それをきっかけに二人に興味を持ち、自ずと関わってゆくようになる。やがて友人の挫折や陸の障害を通して、海に惹かれている自分に気づいたとき、初めて彼女が背負っているものの大きさに直面するが…。 「海を守りたい」 それぞれの思いが交錯する中、西崎が導き出した答えは…?
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小説 17,077 位 / 185,577件 現代文学 186 位 / 7,764件
文字数 114,232 最終更新日 2018.07.31 登録日 2018.01.15
「ねぇ、おばさん。 リンダのおとうしゃまがこのいえに住んでるの。リンダがきたよってちゅたえてくれない?」 「リンダさん、ご機嫌よう。お父様が働いているのかしら。どなたかわかれば声をかけてくるのでお父様のお名前を教えてもらえるかしら?」 「うん!おとうしゃまはね、ジョシュエル。 ジョシュエル・トリアーノっていうの。 カッコいいおなまえでしょ?」 私の質問に大きな声で答えるリンダ。 小さなリンダは得意げに胸を張ります。 こんなに小さいのに初めての人にお父様の名前をご紹介できるなんてすごいと思います。 ですが、名前を聞いた私たちは固まってしまいました。 だってジョシュエル・トリアーノと言うのは私の夫の名前なんですもの。 私が中に通すように指示し、少女を見ると確かに旦那様によく似ています。 本当に旦那様のお子かもしれません。 ただこの国は不倫はご法度の国。 その国で、ただの不倫ではなく、お子がいるとなれば……… 旦那様?これから先起こることは全部ご自身のせいですよ? 2021.11.10、11、12、13 ホットランキング1位 2021.11.10、11、12、13  人気ランキング1位 2021.11.10、11、12、13  ファンタジー部門1位 多くの方に読んで頂き、感謝しかありません!! 本当にありがとうございます.:*゚(⁎˃ᴗ˂⁎)感謝〆♬*゜♪
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小説 16,994 位 / 185,577件 ファンタジー 2,344 位 / 42,687件
文字数 38,601 最終更新日 2021.11.23 登録日 2021.11.09
私は理解できずに頭が真っ白になってたいた。 「お父様、もうこれ以上は……」 「そんな男の事など放っておけ!」 私の言葉も耳に入らないのか父は怒りを露わにする。 今までに見た事の無い父の姿に私は恐怖してしまっていた。 「我が家の恥さらしめ! 貴様の様な者が次期当主であるはずがない!」 そんな父の言葉にお母様が泣きながら訴える様に口を開く。 「……あなた、これは余りにも酷いですわ」 「お前は黙っておれ!」 怒鳴る父の言葉にお母様は体を震わせる。 (私のせいだ。私がもっとしっかりしていればこんな……) 自分の力の無さに私は唇を噛んだ。 (私が悪役令嬢として振舞えばこんな事にはならなかったのに) 自分の心の弱さに後悔していた。 そんな時、父が私の方を向きながら口を開く。 「お前がこの家の顔に泥を塗ったのだぞ!」 「お父様、そんな言い方は……」 母の助けにも耳を貸さず父の言葉は続く。 「お前はもう公爵家のご子息に嫁ぐ資格は無い」 父の言葉は深く私の心に突き刺さった。 「そんな! どうしてですか!」 私は父に向かって叫ぶが、父は私を睨みつける。 「お前は公爵家のご子息にふさわしくないと分かったからだ」 そんな父の態度に私は涙を流した。 (こんな事になるなんて……) 後悔しても遅かった。 「お前の処遇については追って連絡する」 それだけ言い残して父は部屋を出て行ってしまった。 「待って下さいお父様!」 私の声にも耳を貸さず父は出て行ってしまったのだ。「そんな……私どうすれば……」 私は一人泣き崩れた。 (私が悪いんだ。お父様に認めてもらえる様にもっと頑張るべきだったんだ) 後悔しても遅かった。 (折角、公爵家のご子息と婚約が整って幸せになれるはずだったのに……) 今までの人生を振り返ると涙が止まらなかった。 それから数日間、私は部屋に閉じこもり続けた。 食事も喉を通る事は無く衰弱していくばかりだった。 そんな私を見かねてお母様が優しく私の背中をさすってくれたのだ。 「ごめんね、リリア。こんな酷い目に遭わせてしまって」 「お母様は悪くないです……」 お母様だって辛いはずなのに私を気遣ってくれたのだ。 そんな時に扉がノックされる。 「リリア様、お久しぶりでございます」 扉の先にいたのはマリアだった。 「どうしてここに?」 私の疑問に答える様にマリアは話を続ける。 「公爵様の計らいでリリア様がお食事を取りに来ていないとお聞きしましたので私がお食事をお運びしに来たのです」 (公爵家のご子息が?) 私が考えているとマリアは私に話し続けた。 「公爵様からリリア様のお気持ちを第一に考えろとご命令を受けましたので……それで、どうなさいますか?」
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小説 16,994 位 / 185,577件 恋愛 8,120 位 / 56,290件
文字数 2,008 最終更新日 2023.12.28 登録日 2023.12.28
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