「起動」の検索結果
全体で261件見つかりました。
《毎日10:10更新》
仕事もできる。生活も安定している。
――それでも、心はどこか満たされなかった。
家は静かで、予定は回る。けれど、帰っても誰にも話さない日が増えていく。
ゲームや漫画、アニメで気分転換はできる。でも、画面を閉じた後に残る静けさまでは消えない。
42歳、バツイチのプロジェクトマネージャー・時任秀人。
安定を手にしたはずの男は、どこか退屈さを感じながら日々をやり過ごしていた。
平凡な同じ毎日を揺るがしたのは、喋る猫型モンスター・コユキとの出会いと、
現代に突如現れた“異世界ダンジョン”だった。
現実では社会人。ダンジョンでは攻略者。
モフモフな相棒と共に、危険と報酬の世界を駆け抜ける二重生活が始まる。
段取りと情報整理、リスク管理や交渉。大人の武器で勝ち筋を作る。
求めるのは過去のやり直しでも、未来の成功でもない。
――「いま」を立て直すための再起動。
成功と安定のその先で、「本当の自分」を取り戻す。
社会人スキルと大人の分別を武器に挑む、現代ダンジョンファンタジー。
◆
序盤は準備や日常の積み重ねが中心ですが、第三章(27〜32話)の「救出劇」と「感情の爆発」に向けて伏線を積み上げています。
そこで描かれる“社会人の本気”は、作者としても特に見ていただきたい場面です。
もし気に入っていただけたら、そこまでお付き合いいただけると嬉しいです。
◆ 本作の魅力
・「根性」「チート」ではなく、段取りと判断で勝つダンジョン攻略
・社会人経験がそのまま武器になる、現代ファンタジー
・読後に少しだけ、考え方が残る物語
――――――
※途中までは旧作のリライト(大筋は維持/テンポ・心理・会話を強化)。以降は新作パートへ継続します。
文字数 143,430
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.11.24
セルビア王国は小国ながら、温暖な気候と肥沃な大地に恵まれ、さらに宝石のように輝く魔石を産出する鉱山を有する豊かな国である。
その王女ジョセフィーヌは、“癒やしの力”を持つ聖女として人々に敬われていた。
銀糸のような髪とアメジストの瞳を持つ、美しく気高い女性である。
二十歳の誕生日を迎えた日、北の大国フローリアのモンタナ老皇帝が横暴な求婚を突きつける。
『ジョセフィーヌ王女を朕の皇妃として迎え入れたく候。後宮にて第三皇妃の座を賜り、日々我が床に仕えらるべし。もしこれを拒むならば、朕の兵をもってその旨を達成するを躊躇わぬ。ついては速やかに返答せよ』
セルビア王国の騎士の数はフローリア帝国に比べ圧倒的に少ない。
騎士よりも農民・職人・学者が多く、軍備より教育や農業に力を注いできた平和な国だ。
いざ戦になれば、敗北は避けられない。
拒めば侵攻され、セルビアは滅び属国に堕ちる。だが従っても、モンタナの支配欲は止まらず、民は搾取されるだろう。
戦っても従っても行き着く先は同じ――地獄。
そこでジョセフィーヌは己と祖国を救う“第三の道”を選ぶ。
南の大国アルセリア帝国へ赴き、病に伏す皇太子クロードの命を癒やすことを条件に、セルビアの庇護を願い出るのだった。
——これは、聖女である王女が自らの運命と祖国を守るために帝国へ渡り、裏切りと陰謀の中で真実の愛を見つける物語。
※作者独自の世界観で描いております。
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
※宝石状魔石:魔力を内に宿す宝石状の魔石。装身具としての美しさだけでなく、魔道具の動力源としても用いられる。魔道具の本体にこの魔石をはめ込むことで、内部の魔力機構が起動する仕組みになっている。鉱山から産出されるもので、魔獣の化石から得られる通常の魔石に比べ、透明度・魔力効率ともに高く、極めて高価とされる。
文字数 23,508
最終更新日 2025.11.08
登録日 2025.10.30
君と出逢うため、私は氷の墓場から這い上がった。
土星の衛星タイタンのゴミ捨て場。首だけで廃棄された少年ロボットは、謎の少女に拾われ再起動する。 だが、突如現れた巨大怪物が彼女を丸飲みにし、理不尽にも奪い去ってしまった。 愛する「持ち主」を救い出すため、少年は沸き立つ怒りを溶接の火に変え、ガラクタの身体を組み上げる。
文字数 11,522
最終更新日 2025.12.18
登録日 2025.12.15
【Fallout1~4 Underrail Wastelantシリーズ等が好きな方へ送るニッチな作品です。】
(この作品は数年前に小説家になろうに投稿したものを形を残しつつ改変した上であちらをノーマルこちらをエロありにした作品です、ご注意ください(具体的にはカニバリズム等のフレーバー、とばしても大丈夫ですがR18部分で男の娘がエグいフェラとかします)も取り入れます。あ、それとなんか問い合わせた結果試験的に挿絵入ります、やばかったら消える。ぶちこんだんで頑張って探してください)
遠い未来、人工知能を積んだ人外美少女たちと遊べるMMORPG「モンスターガールズオンライン」がリリースされた。
正式サービスがスタートすると大勢のプレイヤーがログインするも、しばらくすると誰かを呼びかける声と共に画面は暗転――そしてプレイヤーと「ヒロイン」たちがゲームの世界に酷似したどこかへと転移されてしまう。
「モンスターガールズオンライン」にそっくりで幻想的な世界で彼らは、そして彼女らは意外にもなんやかんやで普通に生きることになりましたとさ。
強くて可愛い女の子たちと、右も左も分からぬプレイヤーたちは魔法の世界でどう生きていくのか……?
ただしそれは、ある一人の男を除いてである。
一体どうしてか、ひどく運が悪かったのか、その時同時に起動していた世紀末サバイバルシミュレーター「G.U.E.S.T」の世界へと流れ込んでしまった男がいた。
美少女だらけの剣と魔法の世界ではなく、絶望的な世紀末世界にたどり着いてしまったのだ。
つまり……よくある「MMORPGの中にプレイヤーたちが転移」が始まる中、一人だけ「世紀末サバイバルシミュレーター世界に転移」してしまった主人公が本来行くべきだった剣と魔法の世界を目指して旅をする話である。
なんにもできない男が少しずつ成長しつつ、泥臭く戦い、面白おかしく生き抜き、傷だらけになりながらハードコアに突き進む、Falloutのような世紀末世界が大好きな方にいっぱい読んでほしい「書きたいものをだらだらぶちこんで絶対に書籍化できないような作品」をイメージして書きました。
所謂趣味をぶっこんだただの実験ですが、誰かの意欲を刺激する良ききっかけになってくれれば幸いです。
文章量でぶんなぐる作品ですのでコーヒーとドーナツでも嗜みながらごゆっくりどうぞ。
主人公だけが安易なチートも赦されない、いろいろガン無視欲望のままのごった煮ウェスタン&ポストアポカリプス&ファンタジーものです。(表紙絵などはNovelAIにて作成しました。)
文字数 4,635,003
最終更新日 2025.04.23
登録日 2022.05.31
俺は気がつくと子供の頃にやっていたデジタルゲーム内に転生していた。
……転生なんだよな?
カテゴリとタグから転生なのかどうかは察して下さい(笑)。
しかし夢が違う意味でない。
PCは結局起動しなかったので紆余曲折をして最終的にはバックアップから戻しました。つまりデータが消えたと(爆)。
バックアップからエラー直前までだけでもアレなのに、それ以外にもなんか欠けが……なんでだろう?
続きは冒頭の需要の少なさから判断して予約を取り消しました。今後投稿作業が出来ない時等用に待機させます。よって追加日時は未定です。詳しくは近況ボード(https://www.alphapolis.co.jp/diary/view/96929)で。
ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。
URL of this novel:https://www.alphapolis.co.jp/novel/628331665/533525910
文字数 3,106
最終更新日 2021.10.09
登録日 2021.08.07
追放された最弱錬金術師レオン──彼が扱っていたのは、誰からも価値ゼロと笑われた“ゴミ石”。だがその正体は、世界の根を構成する最古の素材“世界核”だった。精製しても見た目が変わらないため才能なしと蔑まれ、役立たずとして王国から放逐されたレオン。しかし、追放の夜、盗まれた“ゴミ石”が純度100%へ戻った瞬間、世界そのものが揺れる。王国は無自覚のまま禁断の素材を手にし、さらに影では「最適化教団」と呼ばれる組織が世界核を強奪し、融合儀式を進めていた。
やがて起動された紅核石の暴走が王都を襲い、世界の理が崩れかける中、レオンは“純度100%の精製者”のみが触れられる世界核の真性へと至り、古代守護者から“核視”の力と契約を授かる。生命力を代価に世界律を書き換える──危険すぎる新能力を得たレオンは、かつて自分を追放した団員たちとも奇妙な再会を果たし、彼らの言葉から王国が紅核石を他国へ押しつけようとしていた事実を知る。
王国の暴走、教団の陰謀、世界核五つを巡る争奪戦。すべての中心に置かれたのは、かつて“落ちこぼれ”と笑われた男。レオンは仲間たちと共に王城へ潜入し、暴走する紅核石の鎮圧に成功するが、その裏で五つの模造核融合儀式が進行していた。世界を一度壊し“最適化”しようとする教団の指導者ゼロとの決戦を経て、レオンは純度100%の力を覚醒させ、第一章は幕を閉じる。
だがこれは、序章にすぎない。
世界核は五つ──まだ奪われていない素材があり、まだ眠る守護者がいる。世界を動かす影の勢力も、レオンを待ち受けていた。
これは、価値ゼロと追放された錬金術師が“世界の根”を握り、誰よりも静かに、誰よりも強く世界を救っていく物語。
文字数 88,703
最終更新日 2025.12.17
登録日 2025.12.09
【R18・女性向け連作短編】
📚 Le Sanctuaire 〜とろける指先に溺れる聖域〜
都会の雑音から完全に切り離された、完全会員制の高級スパ
「Le Sanctuaire」(ル・サンクチュエール)。
天然石とサンダルウッドの深い香りが漂うこの場所は、外界のすべてを忘れさせる心と身体の“聖域”です。
ここでは、社会で戦い疲れ、心が欠乏した女性たちが、特別な「癒し」によって再び生を取り戻します。
セラピストが施すのは、優しさだけではない。
時に痛みや衝撃を伴う、快楽の果てに辿り着く“回復”。
それは、貴女の抱える「傷」や「欠乏」を、極上の快感と独占的な庇護によって満たす、秘密の再生セラピー。
🌹 あなたの渇望を満たすために、誰の指先に溺れますか?
---
1. 結城 悠人(ゆうき ゆうと):慈愛と支配の包容
「もう、大丈夫ですよ。あなたは、愛されていいんです」
慈愛の優しさと、逃げ場を奪う独占的な愛で、愛されることを恐れる心の欠落を溶かします。
涙と快感の狭間で、心の欠片を抱きしめ、明日を生きる「愛される実感」を植え付ける施術。
<描写の主軸:温かい抱擁、心の解放、涙と絶頂>
---
2. 氷室 怜(ひむろ れい):理性と本能の救済
「…いい反応です、もっと正直に。お身体は熱を欲している」
落ち着いた理解と、凍った感情を叩き壊す衝撃の快感で、「感じることを忘れた心身」を再起動させます。
精緻な技術で理性の仮面を外し、冷たさと熱が交互に支配する、生きる熱を取り戻す救済。
<描写の主軸:静寂と熱狂の対比、官能の再起動、強制的な覚醒>
---
3. 桜庭 瞬(さくらば しゅん):肯定と奔放の解放
「怖がらなくていいよ、ここでは全部許されるから」
無邪気な全肯定と、恐れを吹き飛ばすほど強く深い快楽で、抑圧された欲望を解き放ちます。
遊びのように軽やかで底なしに深く、欲することを悪としない“快楽の自由”を教える施術。
<描写の主軸:本能的な衝動、甘く崩れる声、欲望の爆発>
---
【結末】
施術を終えた時、快楽と涙、そして深い安堵を経て、貴女は温もりと余韻に包まれ「再生」します。
一話完結の連作短編。疲れた夜に、あなただけの聖域へどうぞ。
文字数 29,195
最終更新日 2025.11.23
登録日 2025.11.07
松本絢人は気が付いたら見知らぬ、それでいて嘗ては見慣れていた世界にいた。直前の記憶はビールを飲みつつパソコンでゲームを起動したこと。
そこで見知らぬはずの、けれど妙に懐かしい男たちに声を掛けられる。
そして、自分たちが神を名乗る存在によって異世界転移させられたことを知る。そう、彼らがかつてプレイしていた【フィアナ・クロニクル】の世界に。
神〈イル・ダーナ〉によって突き付けられたのは理不尽な要求。ゲーム内では討伐不可能と言われていたラスボス〈タドミール〉を倒せ、斃さねば現実には戻さぬ、この世界で死ねば現実でも死ぬ。
神の理不尽さに憤りながらもそれしか現実に戻るすべはない。絢人は同じく強制召喚されたかつての仲間たちとともに現実となってしまったゲームの中でもがいていくのだった。
文字数 281,609
最終更新日 2021.03.14
登録日 2021.02.27
異世界に召喚され、一年と七ヶ月の時間をかけて魔王を倒してきた主人公結城イサム。
平和な日本に帰ってきた彼は自室のベッドの上でため息を吐く。
「暇すぎる」
異世界に行く前、暇さえあればVRゲームをプレイしていた。
しかし、今は以前でハマっていたどのゲームにも手を伸ばす気にはなれない。
異世界のあのリアルな感覚を思い出してしまうからだ。
そして、その感覚と比べるとプレイしていたゲームはどれも物足りなかった。
そんな折、イサムは幼馴染の女の子から新作のゲームに誘われる。
名前はLife Create Online。
「ゲームなんてどれも同じだ。あの体験には敵わない」
そう思っていたイサムだが、付き合いで一度だけゲームを起動することにした。
そして、VRMMORPGの起動音と共にイサムの世界は新たに開かれるのだった。
文字数 67,407
最終更新日 2025.12.11
登録日 2025.11.23
とある学生であった葵 空は、休日に立ち寄ったレンタル店のワゴンセールで、一本のゲームを手にする。何気にそのゲームを起動した葵は異世界に飛ばされてしまう。右も左も解らない異世界で何とか生き抜いて半年、行商をしていた葵は、頑張った自分へのご褒美に、性奴隷を買いに奴隷館に行く。そこで一人の汚い奴隷と出会った事から、葵の物語は広がって行きます。行商や冒険、その果てに葵は何を手に入れ、何を切り捨て、何を失うのか…。これはそんな葵を主人公とした物語です。
※物語はゆっくりと進んで行きます。長編予定です。露骨な性描写や、暴力描写、性奴隷なども出て来ますのでご注意を。ハーレム要素も過大に有り、主人公は弱弱チートで、上には上がいる、徐々に強くなる感じです。ヒロインとのイチャイチャも多大に有るので、その辺もご注意を。拙い文章ですが、楽しんで頂ければ、幸いかと思います。
※ノクターンに掲載していたものですが、こちらで掲載開始いたします。新しいお話も追加予定なのでよろしくお願いします。ノクターンで見られていた方は、この機会にアルファポリスでと思います。
文字数 1,127,007
最終更新日 2021.07.27
登録日 2021.06.05
『ハロ~~~~~~~~!!地球の諸君!!僕は~~~~~~~~~~!!神…………デス!!』
たったこの一言から、すべてが始まった。
ある日突然、自称神の手によって世界に配られたスキルという名の才能。
そして自称神は、さらにダンジョンという名の迷宮を世界各地に出現させた。
それを期に、世界各国で作物は不作が発生し、地下資源などが枯渇。
ついにはダンジョンから齎される資源に依存せざるを得ない状況となってしまったのだった。
スキルとは祝福か、呪いか……
ダンジョン探索に命を懸ける人々の物語が今始まる!!
主人公【中村 剣斗】はそんな大災害に巻き込まれた一人であった。
ダンジョンはケントが勤めていた会社を飲み込み、その日のうちに無職となってしまう。
ケントは就職を諦め、【探索者】と呼ばれるダンジョンの資源回収を生業とする職業に就くことを決心する。
しかしケントに授けられたスキルは、【スキルクリエイター】という謎のスキル。
一応戦えはするものの、戦闘では役に立たづ、ついには訓練の際に組んだパーティーからも追い出されてしまう。
途方に暮れるケントは一人でも【探索者】としてやっていくことにした。
その後明かされる【スキルクリエイター】の秘密。
そして、世界存亡の危機。
全てがケントへと帰結するとき、物語が動き出した……
※登場する人物・団体・名称はすべて現実世界とは全く関係がありません。この物語はフィクションでありファンタジーです。
文字数 447,306
最終更新日 2024.11.07
登録日 2024.10.12
「お前はもう用済みだ」
付与術師のシエラは、勇者パーティーから突然の追放を宣告された。
彼女の持つ『修復』スキルは、壊れた武具を直せるだけの地味な能力。より強力な攻撃スキルを持つ仲間が加入したことで、彼女はあっさりと切り捨てられたのだ。
行く当てもなく彷徨うシエラが辿り着いたのは、誰も足を踏み入れない「忘れられた遺跡」。そこで彼女は、半壊した状態で眠る一体のゴーレムを発見する。
何気なく『修復』スキルを使うと、ゴーレムは数千年ぶりに再起動。そのゴーレムこそ、かつて世界を支配したといわれる伝説の古代兵器だった。
言葉を話す相棒を手に入れたシエラは、自身のスキルが壊れた古代遺物に対して絶大な効果を発揮することを知る。
一方、シエラを追放した勇者パーティーは、装備の劣化と連携の乱れから、みるみるうちに落ちぶれていき……。
文字数 114,354
最終更新日 2025.10.30
登録日 2025.10.01
ふと寂しくなる。イケもふと触れ合うゲームアプリを久しぶりに起動して、アップデダウンロードを待っていれば、道の隅っこに黄色っぽい鳥を見付けた。フェンスに翼が引っかかっているところを助けると、トラックが酷い音を響かせて突っ込んで来た。そして、異世界へ。見覚えのあるイケもふ。
ともに異世界を生きるが、イケもふ達は少々ヤンデレ気味で……?
その上、自分は金色のもふもふの鳥(ぴよこ)に!?
【誕生日(2024/08/04)記念作品】
文字数 67,667
最終更新日 2024.08.12
登録日 2024.07.31
「お菓子作りにしか興味のない、冷たい女だ!」 結構です。私は王宮のまずいタルトより、辺境の不毛な大地を選びます。
前世世界一のパティシエールだった公爵令嬢は、追放先の「不毛の地」で覚醒!チート能力で究極の果物を生み出し、静かに研究を始めたはずが...。 あまりに純粋で完璧すぎる"作品"に、王都の貴族も、天才シェフも、元婚約者までもが狂乱! 私のスローライフ(研究)を邪魔するノイズは、全て"究極のスイーツ"で浄化します!
公爵令嬢エリアーナ・フォン・クライフェルトは、王立学園の卒業パーティーで、王太子アズライトから婚約破棄を言い渡されます。理由は「お菓子作りにしか興味のない、冷たい女だから」。
しかし、エリアーナにとって、それは断罪ではなく、長年の苦行からの「解放」でした。前世で世界的なパティシエールだった彼女にとって、王宮の茶会で振る舞われる「砂糖の塊」のようなまずい菓子と、社交界の退屈な虚飾に耐えることこそが最大の苦痛だったからです。
彼女が追放先として自ら望んだのは、王都で「不毛の地」と蔑まれる北の辺境領地。その地こそ、昼夜の激しい寒暖差と火山灰土壌を持つ、最高の果物(テロワール)を生み出す奇跡の土地だと見抜いていたのです。
辺境の古い館で、エリアーナは長年封印していた前世の記憶と、この世界で得たチート能力『食材図鑑(グルメ・インターフェイス)』を起動!その能力で、野生の桃の木に前世の「白桃」の記憶を上書きし、夜明けの冷気を纏う『白夜の桃』という究極の果物を生み出します。
彼女の目標は、誰にも邪魔されない「静かなスローライフ=究極の作品(スイーツ)の研究」。
ところが、辺境の素材とパティシエールの化学知識で作り上げた『白夜の桃のコンフィチュール』が王都で「魂の浄化」と噂され、瞬く間にブームに!
王都の天才シェフ・リュカは彼女の「科学的な純粋性」に心酔し、共同研究者に。 スローライフを守るため、彼女が仕方なく開いたパーラー『秘密の庭園』には、生の桃を求めて王都の貴族が連日殺到。ついには、元婚約者の王太子アズライトまでが辺境を訪れ、エリアーナの「作品」によってプライドを徹底的に粉砕されるという屈辱を味わいます。
そして物語のクライマックス。国王陛下から「王室御用達」の勅命が届き、彼女の静かな研究生活は最大の危機に!
エリアーナは、王都のノイズを完全に遮断するため、一番弟子の少女アンナを王都支店のシェフに、リュカを技術顧問に任命。辺境のアトリエに強固な「静寂の城壁」を築き、王都へは「私は領地から一歩も出ません」と最後の宣言を突きつけます。
王室御用達の称号を「研究費」として利用し、次の探求の旅、この世界に存在しないはずの『カカオ豆』を探すという新たな多忙(スローライフ)へと踏み出す、美食と探求の物語。
文字数 120,401
最終更新日 2025.11.03
登録日 2025.11.03
突如として始まった核戦争に、一月と持たず死んでいった数々の生活。外では常に放射性物質や白灰が空気中を埋め尽くしていた。しかし、日本の大学で戦前から開発が進められていた移植起動型のヒューマノイドに、人間の細胞記憶を符号化して移植することで、僅かに生き残った人間は死んだ星でも生きる身体を得た。
それから何年経ったか。少量の機械だけになった静かな地球のどこかで、こんな2体の機械が暮らしている。
文字数 10,677
最終更新日 2024.09.04
登録日 2024.09.04
乙女要素と死にゲーが好きな主人公、凛。
新しく発売される乙女要素入りの死にゲーがあると知り迷わず購入。
当日は有給を取り、チューハイ片手にゲームを起動。
ゲームプレイ中に、何故か強烈に眠くなりそのまま意識を手放してしまう。
小鳥のさえずりに慌てて起きると、プレイしていた死にゲーの世界に!?
出会うイケメン達と絆を深めながら、世界滅亡を企む敵を片っ端から片付ける。
文字数 419,393
最終更新日 2025.10.27
登録日 2025.04.25
昔、殿下との婚約は破棄されると精霊に予言されたことがある。
当時は反論していたけれど、今はもう出来ない。
たぶん一番不幸なのは殿下(おい)。
ただいま諸事情で出すべきか否か微妙なので棚上げしてたのとか自サイトの方に上げるべきかどうか悩んでたのとか大昔のとかを放出中です。見直しもあまり出来ないのでいつも以上に誤字脱字等も多いです。ご了承下さい。
後で消す私信。ただいまWindows10に環境移行中です。よっていろいろ滞ってます。とりあえず強制終了以外で再起動ができるようになりたい。。。
文字数 1,442
最終更新日 2018.09.08
登録日 2018.09.08
俺ことグレン・ハワードは転生者だ。
転生した先は俺がやっていたゲームの世界。
前世では機械エンジニアをやっていたので、こっちでも祝福の【情報解析】を駆使してゴーレムの技師をやっているモブである。
だがある日、工房に忍び込んできた女――セレスティアを問い詰めたところ、そいつはなんとゲームの隠しボスだった……!
そんなとき、街が魔獣に襲撃される。
迫りくる魔獣、吹き飛ばされるゴーレム、絶体絶命のとき、俺は何とかセレスティアを助けようとする。
だが、俺はセレスティアに誘われ、少女の形をした魔導兵器、ドール【ペルラネラ】に乗ってしまった。
平民で魔法の才能がない俺が乗ったところでドールは動くはずがない。
だが、予想に反して【ペルラネラ】は起動する。
隠しボスとモブ――縁のないはずの男女二人は精神を一つにして【ペルラネラ】での戦いに挑む。
文字数 199,100
最終更新日 2024.11.24
登録日 2024.09.21
