「私」の検索結果
全体で31,382件見つかりました。
元特攻隊員の主人公が最後に見つけた戦争を繰り返さないために大切な事……「涙なしでは読めない」「後世に伝えたい」との感想を頂いた、戦争を調べる中で見つけた奇跡から生まれた未来への願いと希望の物語……この物語の主人公は『最後の日記』の小説の追憶編に出てくる高田さん。
昔、私にある誕生日プレゼントをくれたおじいさんである高田さんとの出会いをきっかけに、大変な時代を懸命に生きた様々な方や縁のある場所の歴史を調べる中で見つけた『最後の日記』との不思議な共通点……
様々な奇跡を元に生まれた、戦時中を必死に明るく生きた元特攻隊員達の恋や友情や家族への想いを込めた青春物語
☆カクヨムより毎日転載予定☆
※歴史的出来事は公平な資料の史実を元に書いていて、歴史上の人物や実際にある映画や歌などの題名も出てきますが、名前の一部を敢えて変えているものもあります(歌詞は著作権切れのみ掲載)
文字数 90,814
最終更新日 2024.06.17
登録日 2024.05.30
田沼意次の孫にあたる意義は人斬りのカイに狙われる。カイの手腕に興味を持った意義は、大坂で私塾を開く大塩平八郎に引き会わせる。もと与力で正義漢の平八郎は、天保の大飢饉への幕府の対応に義憤を感じていた。実力行使もやむなしと蜂起の準備を進める大塩一党。カイも無学ながら平八郎の教えに感化されていく。
大坂に決起の日が来た。計画は跡部の暗殺のち蜂起、のはずだったが脱走者からの密告によりあえなく暗殺は中止。準備不足のまま、木製の大砲を主戦力に据え大坂の豪商宅を次々と襲撃していく。最初は25名だった叛乱軍も、農民や大坂市民が追随していき三百名を超える集団へと膨張していく。その様は米を求めて突き進むネズミの大群。 ことは順調に進むかに見えたが、幕府側も面子をかけて実戦部隊と最新兵器を投入。物量作戦により大塩叛乱軍はわずか半日で鎮圧された。さらには、身内を捕縛され追い詰められた平八郎と養子の格之助は爆薬を使って自決する―というのが史実なのだが、実はこの自決こそが次なる叛乱への布石であった。
文字数 47,680
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.05.31
柳沢保明は脇差を放り出して仁介の裸体を抱き締め、乱れた濡れ髪に顔を埋めた。「ああ、私を狂わせる、美しい宝玉め」「思う様抱いて、そして寝首を下され。いえ、今宵だけは全てを捨てて……」「言うな仁介。何も言うてはならぬ」……時の幕府側用人、柳沢保明(吉保)の策謀にて、水目藩加山家は存続の危機に陥る。
異形の敵・御伽衆に立ち向かうは、加山家目付にして愛洲陰流継承者・愛洲壱蔵と甲賀望月流の忍術を継承する3人の弟達! 一方で、藩断絶を目論む保明と、道ならぬ恋に身を焦がす次男・仁介。兄への思慕と保明への愛の狭間で苦しみながらも、兄弟を守るべく保明が放つ敵と刃を合わせる……。
仁介と保明の切ない恋の行方を軸に、破邪の剣がキラリと光る、兄弟の絆と活躍を描く元禄時代活劇!!
文字数 130,466
最終更新日 2024.05.27
登録日 2023.09.28
『家族愛と人の心』『個性と社会性』をテーマにした三国志の大河小説です。
三国志を知らない方も楽しんでいただけるよう意識して書きました。
全体の文量はかなり多いのですが、半分以上は様々な人物を中心にした短編・中編の集まりです。
本編がちょっと長いので、お試しで読まれる方は後ろの方の短編・中編から読んでいただいても良いと思います。
おすすめは『小覇王の暗殺者(ep.216)』『呂布の娘の嫁入り噺(ep.239)』『段煨(ep.285)』あたりです。
本編では蜀において諸葛亮孔明に次ぐ官職を務めた許靖という人物を取り上げています。
戦乱に翻弄され、中国各地を放浪する波乱万丈の人生を送りました。
歴史ものとはいえ軽めに書いていますので、歴史が苦手、三国志を知らないという方でもぜひお気軽にお読みください。
※人名が分かりづらくなるのを避けるため、アザナは一切使わないことにしました。ご了承ください。
※切りのいい時には完結設定になっていますが、三国志小説の執筆は私のライフワークです。生きている限り話を追加し続けていくつもりですので、ブックマークしておいていただけると幸いです。
文字数 1,626,569
最終更新日 2024.04.05
登録日 2022.05.30
時は19世紀半ばから後半のヨーロッパ。
アジアから運ばれる茶が、巨万の富を生んでいた頃。
最も早く、今年の新茶をロンドンまで、運んだ船に"世界最速"の称号を与えて、しかも、最速の船には茶葉1トン当たり10シリングの賞金まで課す賭けの対象となっていた。
そんな頃、ロッテルダムのアインス商会では、商船が私掠船に襲われ、積荷も船員も奪われ存亡の危機に。
その時、インドから「茶葉500トンを確保した。輸送を頼む」と知らせが来る。
「新茶500トンを運べば、身代金も完済できる!」と皆を喜ばせた。
それを聞きつけた、イギリス商人から“世界最速レース”である今年の"ティーレース"の参加要請が届く。
このレースに参加するには、快速帆船こと“ティークリッパー”を用意しないといけない。
会社の危機を救うため、愛する船長を助けるため、そして、世界最速の称号を得るため、快速帆船"Sleutels tot de toekomst"号が、今、テムズ川のドックから出港する。
文字数 27,462
最終更新日 2024.06.14
登録日 2024.04.22
「奥州の鬼姫」と呼ばれ、伊達家に嫁いだ最上の姫、「義」。
彼女は優しい夫のため、鬼となり伊達と最上を守ることを決めた。
普段はかかれることのない、伊達政宗の母、保春院視点で戦国時代から江戸時代にかけての伊達家、最上家を書いていきたいと思います。
あくまで筆者の考えが反映されております。
[お読みになる前にご確認ください]
この作品の作者は神無乃愛です。著作権は作者に帰属します。当作品の一部または全部を無断で複製・改変・転載・転用・賃貸・配布・配信・販売することを禁じます。
中文:这篇小说的作者是神無乃愛. 禁止私自转载、加工、翻译.
英文:The author of this novel is Noa Kannna. It is forbidden to copy, process and translate without permission.
文字数 29,127
最終更新日 2019.05.04
登録日 2018.01.03
先の戦争で大活躍した「私」は、そのために却って敵の総大将に見込まれてしまった。
そして停戦後、総大将のお姫様が「嫁(監視役兼務)」としてやってくることになった。
問題は「私」には既に「幼なじみ」で「従姉」の妻がいることだ――。
天正十七年(一五八九年)のこと。
後の世に言う第一次上田合戦から数年の後、徳川の家臣となった真田の嫡男・信幸は本多忠勝の娘と縁組むことになった。
そのために、幼年から連れ添った糟糠の妻は「側室」という扱いとされた。
どう考えてもギクシャクしそうな新婚家庭。
二人の妻との間に立って苦労することを覚悟していた信幸だったが、新妻と古女房は亭主の心配をよそに、会うなり仲良くなってしまう。
そして時は流れて――。
――お前達は嘘吐きだ。
文字数 8,388
最終更新日 2018.09.20
登録日 2018.09.18
私立女学校の教員畑中美代子(はたなかみよこ)は、人生を捧げると決めた研究のための精進を怠らず、三十路を迎えた。大学時代の研究仲間で華族令息の凪見小路通麿(なぎみのこうじみちまろ)に請われ、帝国考古学研究所に転職。烏池小路と共に古文書解読と検証の案件に取り組む
実は大学時代から美代子を溺愛している凪見小路。不羈独立(ふきどくりつ--つまり他人に借りを作らず頑張るひと)の志を凪見小路に尊重されていることにも、自分の恋心にも、気づいていない美代子。
最初の案件は大航海時代にヨーロッパの楽器と西太平洋の楽器で奏でられた合奏曲の謎にまつわる物語。
◆ ◆ ◆
ふたりの「頭脳明晰恋はお子様」な研究バディ生活をオムニバス形式で。ただし、2023年2月現在第一章しかできていません。続きはいずれ。
文字数 8,722
最終更新日 2023.02.11
登録日 2023.02.04
4000年前の縄文時代の日本、筋ジストロフィーに罹った少年と、同い年の主人公とその周りの人たちを描いた作品です。
北海道入江・高砂貝塚で発見された遺骨を元に、書きました。
何故、筋ジストロフィーに罹った彼は、生きる事を選んだのか。周りの人たちや主人公が身体的に発達していくのにもかかわらず、絶望せず、生き抜いたのか。
そして、村の人たちは何故、彼を村の一員として埋葬したのか。
歴史・病気・心理・哲学的思考を元に考えた、私の古代の誇大妄想です。
ですが、少しでも事実が含まれていたらうれしい。そんな物語です。
文字数 582,001
最終更新日 2023.02.21
登録日 2023.02.21
脱走……それは
新撰組を捨て
懇願する仲間の想いを絶ち切って
自ら壇上へ向かう行い
切腹と云う名の壇上へ……
山南敬助の想いを私的な妄想でえがいたお話…『恵と凛の妄想幕末1』です
文字数 8,262
最終更新日 2021.09.11
登録日 2019.04.01