「ノート」の検索結果
全体で612件見つかりました。
王宮の地下三階、窓なし日当たりなしの「呪具係」。それがわたし、ネヴィアの職場です。
十二年で解いた呪いは九百件。表彰はゼロ回。功績は全部、魔術師団長のものになりました。「仕組みの話だ」そうです。
ある朝、抽斗の鍵が壊され、十二年分の研究ノート十二冊が消えました。三ヶ月後、書店に並んだのは『解呪大全――魔術師団長ゴドウィン著』。わたしの図版の癖まで、丁寧に丸写しで。
でもね、ひとつだけ教えてあげる。
あのノートには、書いていないことがあるの。
解呪の最後、九つ目の工程――抜いた呪いを鎮める《供養》。これを飛ばすと、呪いは三ヶ月後、倍になって戻ります。
わたしは訴えません。ただ、王都の外れに小さな店を出して、器を焼いて、待つだけ。
三ヶ月後の、行列のために。
文字数 16,303
最終更新日 2026.08.19
登録日 2026.08.16
スピードF。瞬発F。技術G。
片瀬湊、十七歳。物心ついた頃から自分にだけ見える「ステータス画面」は、ずっとこの色だった。
ただし、二項目だけおかしい。持久と回復——こいつらだけ、十年間、伸びが一度も落ちていない。
そんな俺が見つけてしまった。二千メートルを予選・準決・決勝と三日連続で走り、月二回、オフなしで開催される競技。タイムじゃなく着順で決まる、相対値の勝負。
……おい。これ、回復がそのまま年収になる競技じゃないか。
日本競輪選手養成所、適性試験枠。自転車未経験、記録会ドベ、ヘルメットは最弱の青。同期には十年に一人の天才。武器は、自分だけの観測データと実験ノートと、白米。
数字は残酷だ。でも、嘘はつかない。最弱の候補生が、観測と実験で強くなる。目標、年収二億。
——競輪は、最後まで踏んでた奴が勝つ。
※実在の制度・施設を取材に基づいて描くフィクションです。実在の選手・団体は登場しません。
文字数 126,441
最終更新日 2026.09.17
登録日 2026.09.02
身体が大きいばかりで運動も勉強もできない上、言動がちょっと変なのでぼっちの引き籠りだった藤田 太陽(ふじた たいよう)17歳。
ある朝眼が覚めるとそこは異世界。聖女召喚の儀式で間違って呼び出されてしまったらしい。 ところが、いきなり連れて行かれた龍退治でうっかり大活躍してしまう。
ぼくの能力はいったい何なのか?
一方世話係のザカリー・ノートン騎士団長は綺麗でかっこよくて頭が切れて、そしてスイッチが入るととんでもなくエッチ。 誘惑されて身体の関係を持ってしまうが、どうやら彼には人に言えない秘密があるらしい…
ザカリーは何を抱えているのか?
更に魔物を追ううちに、王国を狙う黒幕の存在が浮き彫りになっていく。
一体だれが仕組んだ罠なのか? 王国の、そしてふたりの未来は? …という感じのエッチあり謎解き要素ありの異世界ファンタジーBLです。
※レーティングシーンは常にびっくりするほど突然始まります。平にご容赦ください。
文字数 5,398
最終更新日 2026.09.19
登録日 2026.09.18
魔法学園の卒業式に招かれた保護者達は、突然、王太子の始めた蛮行に驚愕した。
舞台上で、大柄な男子生徒が幼い子供を押さえつけているのだ。
王太子は、それを見下ろし、子供に向って婚約破棄を告げた。
「ヒナコのノートを汚したな!」
「ちがうもん。ミア、お絵かきしてただけだもん!」
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 17,733
最終更新日 2023.03.01
登録日 2023.02.25
かつて、「『将棋を指す』なんてレベルじゃない」と酷評されていたコンピュータ将棋。だが、その棋力は年々上昇し、プロ棋士並みの実力を持つのではと言われるようになっていた。そんな中、第一回・雷王戦の開催が決まった。いよいよ、プロ棋士とコンピュータ・ソフトの対戦が実現することになったのだが、対局当日の朝、ソフトを搭載したノートパソコンが金庫から消えるという事件が発生する。すぐそばの廊下にいた男は、パソコンを持ち出す人物など見ていないと言うが……対局の時刻が迫り、戸惑う関係者を前に、|神束陽向《こうづかひなた》は、こんな事を言いだした。「ここに足りないのはシステム!」 (第一話「雷王の礎──密室論」)
第二話以降も、とてつもなく理屈っぽい探偵役が、トリック論を振りかざして事件を解決していきます。そういった話がお好きな方は、ぜひともお付き合いください。
ちなみに、第一話はかなり前の某小説新人賞に応募し、最終選考に残ったものだったりします。受賞作と比較すると、入選作と落選作の間のボーダーラインがわかる……かも?
文字数 96,635
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.09.01
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。
彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。
敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。
この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。
「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」
無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。
正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。
文字数 436,594
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.02.04
三藤 伊織(みとう いおり)は少し背が低いくらいの、どこにでもいるβの男子高校生。
日中はクラスの片隅でオタク友達数人とわいわいするような地味な学校生活を営み、夜は不定期でVTube過疎配信をするという生活をおくっていた。
パッとしないが穏やかで平和な――が突如として崩れる。
クラスのみならず学校中の人気でα一軍陽キャグループの一人、一之瀬 恭弥(いちのせ きょうや)に目をつけられたのだ。
気付けばキツく睨みつけられたり、突然ノートを奪われたかと思えば意味のわからない落書きをされたり。果てはすれ違いざまにぶつかってきたり。
意味が分からず困惑する伊織と、意地悪かつ挙動不審(!)な恭弥。
そんな中、二人の関係が変わる出来事が――。
陽キャα×平凡βの高校生ラブコメディ(?)
※注意
R18要素シーンがいつくかあります。ご了承ください。
文字数 139,009
最終更新日 2025.09.28
登録日 2025.08.03
前世でプレイしていた乙女BLゲーム『白薔薇のオメガ ~皇太子アルファと運命の番~』
気づけば、その世界の悪役令息――主人公オメガを虐め抜き、最後は断罪される運命にある公爵令息として転生していた。
「終わった。破滅フラグしかない」
生き延びる方法はただ一つ。主人公にも、攻略対象の皇太子にも、とにかく近づかないこと。ベッドサイドの引き出しに隠した一冊のノートを頼りに、目立たず大人しく生きようと決めたはずだった。
なのに――避ければ避けるほど、皇太子アルファの瞳に映る自分が、どうしようもなく色濃くなっていく。
「見つけた。ようやく会えた。」
冷徹で合理主義、誰にも興味を示さないはずの皇太子が、なぜか自分だけを見ている。
シナリオにない執着から逃げ切れるのか。それとも――。
破滅回避のため逃げたはずが、逃げ切れないほどの溺愛に包まれていく、異世界転生オメガバースBL。
文字数 216,079
最終更新日 2026.09.13
登録日 2026.07.18
朝倉湊には、ずっと好きな人がいる。
同じ体育館で毎朝練習している、女子バスケットボール部のエース・水瀬青葉。
大学でもバスケを続ける。
そう迷いなく未来を語る彼女を、進路すら決められない湊はいつも眩しく見ていた。
――あの日までは。
交通事故によって、青葉の利き手である右手に後遺症が残った。
箸が使えない。
髪を結べない。
ノートが取れない。
そして、大好きだったバスケットボールも以前のようにはできない。
「バスケができないなら、頑張る意味なんてない」
そんな青葉が病院で出会ったのは、「その手で、何がしたい?」と問いかける作業療法士だった。
髪を結ぶ。
制服を着る。
学校へ戻る。
友達と笑う。
もう一度、ボールに触れる。
失った日常を一つずつ取り戻していく青葉。
その隣にいるうちに、何者にもなれなかった湊にも、初めて目指したい未来が生まれていく。
夢を失った少女と、夢のなかった少年。
これは、もう一度元の自分に戻る物語ではない。
今の自分で、もう一度未来を選ぶための青春恋愛物語。
文字数 42,979
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.09.05
とある村の奇妙な求人広告
レンタル有り旧題:天蓋村の不可解な求人広告について
【書籍(第2刷重版)のお知らせ】
皆様の応援のおかげで、書籍版『とある村の奇妙な求人広告』の第2刷重版が決定いたしました!
改稿前のWeb版記録は「レンタル版」へ移行しております。現在無料で覗き込めるのは、狂気の入り口である【第一部の途中(1-3)】までとなります。
純度の高い絶望の続きは、書籍、あるいはレンタル版にてご自身の目でお確かめください。
【新章「とある町の奇妙な目撃報告」2026年7月連載開始予定!】
閉ざされた村の因習は、ついに境界を越える——。
クレーム対策コンサルタントの「シン」は、日々の業務で処理する膨大なデータの中に、説明のつかない「異物」を発見する。
『200度のハンバーグを丸呑みする客』
『Webミーティング中、まばたきをしない生徒』
『関節を一切曲げずに倒れ込む客』
これらは単なる奇行なのか、それとも。
ブログでの検証、そして日常の風景に潜む奇妙な目撃談。
バラバラだった断片が一つに繋がったとき、あなたは日常のすぐ隣で「何か」と既に出会っていたことを知る。
読了後、あなたはもう、すれ違う人々を信じられなくなる。
【※前作未読の方へ】
本作は同ページにて連載を継続している正統続編にあたり、前作の重大な結末(ネタバレ)が含まれます。
最大限お楽しみいただくため、未読の方はぜひ前作、およびスピンオフから先にお読みください。
【前作・スピンオフあらすじ】
ダムの底に沈んだ「天蓋村」。
戦前から80年間にわたり出され続けていた、職種と無関係な不可解な求人広告。
匿名の研究サイト、人気ポッドキャスト、ジャーナリストの記録から、人知を超えた戦慄の真実が浮かび上がる。
続くスピンオフ『とある村に関する調査報告書』では、長谷部教授のノートと音声データから、さらなる絶望の深淵が描かれる。
文字数 238,493
最終更新日 2026.09.16
登録日 2025.09.11
毎日19時10分更新!!
ある物語で脇役だった青年__ラット・クリアノートは、
一年前魔王を倒した勇者パーティの中で、ただ一人〝加護〟を持たなかった。
勇者パーティといえば、才能も実力も英雄級。
さらに女神からはチート能力である加護を授かり、魔王を倒してからはその名を知らぬ者はいないほど。
顔を見れば賞賛の嵐、冒険者からは生涯の目標とされ、誰もが憧れた。
一方、ラットはパーティで一人だけ加護を貰うことができなかった。
才能もなく、存在感の無さも相まって、その活躍を信じる者はいない。
__勇者パーティの仲間を除いては。
魔王の討伐から一年後。
勇者パーティの一人が大怪我をしたという噂が広まりだす。
その真偽を確かめるために旅に出たラットは、道中で魔導機械人形と出会う。
王都へと着いたラットは、
〝国家転覆を企てた罪で、捕縛する!!!!!〟
勇者がお尋ね者となったその場に居合わせてしまう。
その危機に立ち上がったのは、パーティの中で唯一、
世界に存在を知られていないがゆえに自由に動き回れるラットだった。
__立ち塞がる強敵たち。
道中で出会った無感情で無口、巨乳で、無類のミルク好き。凶戦士で、魔導機械人形であるミル・テクノ。
彼女を始めとした仲間たち(趣味仲間)と共に、アイテムおたくのラットは、
その知識と存在感のなさ、そして姑息さを武器に立ち向かっていく。
圧倒的な能力に対して、知略と戦略、そしてさまざまなアイテムを駆使して戦う、知恵と工夫のアイテム運用記!!!
文字数 779,237
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.05.04
ショウイン侯爵家の三男・アトラスは、家でも学園でも目立たない存在。
彼は、授業でも休み時間でもひたすらノートを取り続ける「すみっこのメモ魔」。
誰も気づかない細やかな記録が、やがて“婚約破棄の茶番”を揺るがす真実の証となる。
婚約破棄され「氷の令嬢」と揶揄されていたフォレスト公爵家の令嬢エヴァリーン。
そして断罪される彼女の前に立ったアトラス。
これは――
のちに「最強の公爵夫妻」と呼ばれる二人が出会い、運命を動かしていく物語である。
文字数 216,463
最終更新日 2026.09.06
登録日 2025.09.18
婚約者に贈ったものは、いつの間にか彼の友人たちの手に渡っていた。
お弁当、本、刺繍入りのハンカチ、ノート、ブローチ。
「みんな喜んでいた。君だって、役に立てて嬉しいだろう?」
私の婚約者は、誰かに感謝されるためなら、私のものを勝手に差し出す人だった。
そして、次に彼が差し出そうとしたのは——私自身だった。
文字数 7,640
最終更新日 2026.08.29
登録日 2026.08.29
ダッフル侯爵家の嫡男・リチャードと『書類上の婚約者』となったノートル男爵家の令嬢・ルシアン。
彼女は持ち前の天才的なビジネスセンスを発揮し、彼の実家の借金を返済すべく、権利の16分割や『どんぐり計画』で領地を劇的に大復興させていく!すべては、リチャードが真の想い人と結ばれるための「円満な婚約解消」のため。だったはずなのに。
そんな中、隣国の王子がルシアンに急接近! リチャードは、なぜか焦り始める。
文字数 95,433
最終更新日 2026.07.28
登録日 2026.07.09
小学校を卒業し、中学校へ進んだ少女たち。
新しい仲間、新しい先輩、新しい環境の中で、
これまで積み重ねてきた努力は、次の段階へと進んでいく。
水泳とトレーニングを通して、
身体も、心も、そして絆も鍛え直されていく日々。
速くなることだけが、強さじゃない。
迷ったときに戻れる「軸」をつくるための努力がある。
『絆のトレーニングノート:始まりの春、強さの種』に続く、
中学生編――成長と継続を描く青春ストーリー。
※本作はフィクションです。登場人物・団体・出来事はすべて架空のものです。
※この物語は、OpenAIのAI「ChatGPT」と協力して創作されています。
※この物語は、「カクヨム」「小説家になろう」でも掲載しております。
文字数 105,302
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.04.01
《これは、あたしの『過去(あと)』と『未来(さき)』の話。》
――あたしの平穏な日常は、ずっと続くと思ってた。
王都のとある道具屋で働いているユメは、国を護衛する騎士団にいる騎士たちと交流しながら、平穏な日々を送っていた。
こんな日々が毎日続くと信じていた。
騎士団があの日、魔族に襲撃されるまでは……。
平穏が崩れたことをきっかけに始まる旅路で、ユメは自身の失った記憶と向き合いながら進んでいく。
常に傍らにいる、彼女だけの騎士(ナイト)を信じて。
※物語の性質上、軽度の暴力や流血表現のシーンが挟まれることがあります。
※登場人物紹介やおまけエピソードなども随時更新していきます。登場人物紹介に掲載している挿絵はCHARAT様にて作成したものです。キャライメージにご利用ください。
リンク:CHARAT様(https://charat.me/)
※視点は基本的にユメで進みますが、他のキャラの視点も挟みます。ユメ以外の視点の場合は「〜視点」というように明記しております。
※各話ラストに、あとがきと各話のイメージソング、おまけエピソードが入ります。ラストのエピソードと一緒に投稿します。
(イメージソングはすべてVOCALOIDの曲となり、登場人物が歌っている体で「feat」とつけています)
※予告なく加筆修正をすることもあります。大幅な内容変更が生じる場合は近況ノートにてお知らせします。
文字数 999,602
最終更新日 2026.09.18
登録日 2025.03.21
魔王討伐?
世界の危機?
そんなものより先に、契約書を読ませてくれ。
現実主義者の冒険者・神崎悠真の夢は、英雄になることではない。危険な冒険で資金を貯め、いつか庭付き一軒家を建ててのんびり暮らすこと。そのために宿代や保険、報酬、税金まで細かく確認し、「まず契約しよう」が口癖の少し変わった青年だ。
そんな彼の仲間は、個性派ぞろい。
星空を誰よりも愛し、「世界最高の天文学者になる」と夢見る天体魔法使い・フレア。遺跡を見るたびに天文台を探し、夜になれば観測ノートを片手に星を見上げる研究者気質の少女。
世界樹に祈り、歴代英雄の記憶と技を借り受ける巫女・ルミナ。しかし英雄たちは供物にうるさく、「今日はケバブ」「明日はプリン」と無茶な注文ばかり。
そして、王国最高の騎士を目指す真面目すぎる盾騎士・エリシア。
四人は古代遺跡を巡りながら、それぞれの夢を追い続ける。
契約書の不備で大騒ぎになったり、トンカツ派と唐揚げ派の女神が食文化を巡って本気の聖戦を始めたり、宿選びで一日が終わったり――世界は平和なのに、彼らの日常はいつも大事件だ。
だが、星々を記録するフレアの研究は、やがて世界の真実へとつながっていく。
笑って、騒いで、ときどき胸が熱くなる。
これは英雄譚ではない。
夢を持った四人が、自分たちの「好き」を貫きながら世界を旅する、寄り道だらけの異世界冒険ファンタジー。
文字数 103,084
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.08.15
☆ものがたりのはじめ☆
夢の異世界転生を果たしたカナト=シノハラは、ラーナム半島なる荒野にて目覚めるが開始早々に魔物に追い回されるという、最悪のチュートリアルに見舞われる。
転生の際に付与されたのは、『命名した名前を魔術として行使できる』という、詳細不明な【ネームドマジック】と、最下級のゴミステータスのみであった……。
絶体絶命の危機だったが、現れた女騎士であるミラと共に、何とか切り抜ける。九死に一生を得たカナトは最寄りのリトナの町へ身を寄せる。やがてこのラーナム半島が、魔物によって危機的状況に追い詰められていることを知る。ミラに助けられた恩返しも含めて、半島の情勢に首を突っ込むことを決意する!
『インフィニティシャドウレイ』や『ポムポム』など、奇天烈なネームドマジックが飛び交う戦闘や探索、思いがけない効果に一喜一憂するカナトと周囲への影響は必見!
敵・味方を問わず、多くの出会いを経て成長する二人は、ラーナム半島の命運に深く関与する……超長編の異世界ファンタジー!
☆序盤の主な登場人物☆
・カナト=シノハラ
異世界転生を経てラーナム半島へやってきた20歳の男性。ネームドマジックという異能を持つも用途がよくわからず。四苦八苦しながら扱い方を覚えていく。
また有事の際は、ネームドマジックに頼るだけでなく、悪知恵や卑怯な発想、果てはメタ読みまで駆使して難局を切り抜けるという生き汚なさも持つ。曰く『自分がされたら嫌なことを敵にやるんだよ』。
冗談が多く、ふざけているような言動が目立つも、義理堅い一面を持ち、さらに悪意や理由なき暴力を決して許さない。
・ミラ=エリドルド
ラーナム半島の貴族であるエリドルド家の一人娘の17歳。弱者に優しく自分や強者に厳しい性格で、
剣の腕も立つ。容姿についてはたなびく金髪に蒼い瞳、何より騎士の出立(いでたち)が似合うが、
本人は目つきの鋭さを気にしている。大人びた雰囲気を持つも、夢見がちな部分も隠し持っている。
荒野でのカナトとの出会いが、彼女の……引いては半島の命運を大きく変える。
・ルシオス=エリドルド
ラーナム半島の貴族であるエリドルド家の当主で、40歳の男性。ミラの父親であり、リトナの町の領主でもある。
・ノーザス=ラッケンロー
リトナの町の兵隊長である55歳の男性。武骨な性格に加えて声も体も大きい。叩き上げの兵士で、コノートとミラへは絶対の忠誠を誓っている。
・ドレア=マルクニス
リトナの町の領主館に出入りする女性。出自や年齢は不明だが、その話術と容貌により、特に兵士達や男の町民に人気がある。
・ボルネウス
魔王の臣民(しんみん)を自負する魔物。
☆更新日☆
8月は毎朝8時と毎夜20時に更新予定!
文字数 128,848
最終更新日 2026.09.19
登録日 2026.08.30
クラスの喧噪にどこか馴染めない黒木湊。
容姿端麗ゆえに周囲と距離を置かれている涼風瑠愛。
他人に合わせることに疲れ果てた二人が行き着いたのは、校舎の片隅にある誰も来ない「旧・第一資料室」だった。
「お互いに干渉しないこと」
それが、二人だけの秘密のルール。
しかし、ノートの端っこでの筆談や、雨宿りの静寂を通して、二人の距離は「あと3センチ」まで縮まっていく。
近くて、遠い。壊したくないから、踏み出せない。
名前のない関係のまま、二人の時間は少しずつ動き出していく——。
夕暮れの空き教室から始まる、あまりに不器用で愛おしい青春純愛ストーリー。
文字数 82,622
最終更新日 2026.09.18
登録日 2026.08.29