「不可能」の検索結果
全体で362件見つかりました。
愛という普遍的なテーマに焦点を当てた短編集を、ぜひご堪能ください。一話完結型の構成で、多様な愛の形を表現しています。この作品集は、読む人それぞれの心に異なる響きを与えるでしょう。それぞれの物語が独立しているため、気軽に読み始めることができ、短い時間でも深い感動を味わうことが可能です。
読者は一つ一つの物語を通じて、愛の多面性を感じ取ることができるでしょう。愛とは何か、それぞれの物語が異なる角度から答えを示唆しています。この短編集は、日常の小さな瞬間から壮大な人生の転換点まで、さまざまなシチュエーションを通して、愛の本質を探求します。
また、この作品集は読者にとっても特別な存在となるでしょう。なぜなら、自らの経験や感情を投影しながら読むことで、一層深い理解や共感を得られるからです。どの物語も、個々の感受性に訴えかけ、考えさせるテーマを提示しています。
愛について考え、感じ、語り合う。そんな体験を提供するこの短編集は、多くの読者にとって価値ある読書体験となることでしょう。それぞれの物語が独自の視点で愛を描き出し、読者自身の心に残る何かを与えてくれるはずです。それはまさに、人生と同じく多様で、予測不可能な愛の真実を映し出しているのです。
文字数 100,419
最終更新日 2024.04.29
登録日 2023.04.13
仕事に疲れたサラリーマンがバスの事故で大人気乙女ゲーム『プリンセス ストーリー』の世界へ転生してしまった。しかも攻略不可能と噂されるラスボス的存在『アレク・ガルラ・フラスター王子』だった。
アレク王子はヒロインたちの前に立ちはだかることが出来るのか?
文字数 32,862
最終更新日 2024.06.03
登録日 2024.06.01
突然、婚約破棄を突き付けられたアンリエッタ。彼女は、公爵家の長男ランドリックとの結婚を間近に控えていた。
結婚日も決まっていた直前になって、婚約者のランドリックが婚約を破棄したいと言い出した。そんな彼は、本気で愛する相手が居ることを明かした。
婚約相手だったアンリエッタではなく、本気で愛している女性レイティアと一緒になりたいと口にする。
お前など愛していなかった、だから婚約を破棄するんだ。傲慢な態度で煽ってくるランドリック。その展開は、アンリエッタの予想通りだと気付かないまま。
婚約を破棄した後、愛する女性と必ず結婚することを誓う。そんな内容の契約書にサインを求めるアンリエッタ。内容をよく確認しないまま、ランドリックはサインをした。
こうして、婚約関係だった2人は簡単に取り消すことの出来ない、精霊の力を用いた特殊な契約を成立させるのだった。
※本作品は、少し前に連載していた試作の完成版です。大まかな展開や設定は、ほぼ変わりません。加筆修正して、完成版として連載します。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
文字数 35,706
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.26
ド田舎の村で育った『エアル』は、この日旅立つ。
幼少の頃、おじいちゃんから聞いた話に憧れ、大都会で立派な『探索者』になりたいと思ったからだ。
そんなエアルがこれまでにしてきたことは、たった一つ。
故郷にあるダンジョンで体を動かしてきたことだ。
自然と共に生き、魔物たちとも触れ合ってきた。
だが、エアルは知らない。
ただの“遊び場”と化していたダンジョンは、攻略不可能のSSSランクであることを。
遊び相手たちは、全て最低でもAランクオーバーの凶暴な魔物たちであることを。
これは、故郷のダンジョンで力をつけすぎた少年エアルが、大都会で無自覚に無双し、羽ばたいていく物語──。
文字数 104,527
最終更新日 2024.05.20
登録日 2024.04.27
醜くい王位継承争いによって後ろ楯無い少年王が即位した大国で。
王位継承争いを粛清した王弟の娘ユーフェミアはその少年王フェリクスの後ろ楯になる為だけにたった10歳で王妃になった。
だけど幼くして王妃となったユーフェミア本人には知らされていなかったが親達が決めた婚約者がいた。
その名はアレクサンド。
だが少年王の後ろ楯となるべく、その婚約は破棄されて。
それに納得がいかないと、ユーフェミアの元婚約者になってしまった少年アレクサンドは王弟に直談判した。
そして約束をした、ユーフェミアを自由にするために。
その内容は途方もない実現不可能に思えるものだった。
だけどそれをアレクサンドは達成し、王弟との約束通り王妃ユーフェミアは、廃妃になった。
だがここで問題が発生する。
ユーフェミアはアレクサンドが婚約者だった事を知らないし。
王妃として振る舞うその姿に想いが拗れて嫌味ばかり言っていたアレクサンドは悲しいことに大好きなユーフェミアに性悪だと嫌われてしまっていたのだ。
だけど必死のアピールでどうにかアレクサンドとユーフェミアは両想いなる事が出来た。
あとは結婚するだけ。
だけど、それだけでは話は終わらなかった……
用済みと捨てられたはずの王妃はその愛を知らない
の番外編です。
これだけでも読めます。
文字数 23,800
最終更新日 2023.08.10
登録日 2023.08.04
【R18】ただただ主人公が性的に襲われるだけの小説【R18】
21話以降かなりシナリオ重視になっていきます。
《以下本文抜粋》第14話。体育館裏の花蜜
「ほら、早く脱いで!」
渋々、膝のところで引っかかっているスラックスを脱ぎ、ワイシャツのボタンを外す。
外で裸になったのは、いつぶりだろう。
園児くらいの頃に、家庭用の簡易プールで泳いだ時くらいかもしれない。
その時と違うのは、身体が一人前の大人に成長していることと、目の前の美少女の股間を見て勃起していることだ。
風が素肌に当たるが、陽の光も同時に浴びているので、ちょうど良い気温だった。
とても良い気持ちだ。
「セイシくん、何だか気持ち良さそうね。そんな情け無い格好してるのに」
「そうだね、素肌に直接風が当たって良い感じなんだ」
「へぇー、そうなんだ。じゃあ私もなろっかな」
「え? ちょ、それはまずいよ」
ゆかが半脱げのブラウスを脱ぎ、産まれたままの姿になる。
これは、ヘアヌード。
「へ? 何でまずいの? ここまでくれば、何にも着なくても一緒でしょ、うーんしょ、ハイ! 素っ裸、完成っ」
ゆかの裸。白い肌に、揺れる黒髪のボブヘアー。
陽の光で身体の曲線が強調され、まるで天使のようだった。
ゆかが、大きく伸びをする。
「ふぅーっ、すっごい開放感。これ、体育館裏じゃなかったら、絶対不可能な体験よね」
「う、うん、そうだね」
「だねー!いぇーい」
素っ裸で芝生の上を小走りして一回りする美少女。
「ねぇねぇ、芝生の上で、ブリッジするから、見てて」
「え? ブリッジって、体育の時間にやってる、寝転がって足と手でやる、あのブリッジ?」
「そうそう、風と太陽が最高だから」
すごく楽しそうなゆか。
僕は彼女の正面に立つと、たわわな胸に目を奪われる。
「ふふっ、そんなにびんびんのカッチカッチにしちゃって、じゃあ、ゆか様の、華麗なるブリッジをお見せしますよ! はいっ」
ゆかは、立ったままで、ゆっくりガニ股になり、膝を曲げながら、地面に両手を着けて、腰を高く突き出す。
【説明文】
※趣味全開の作品。若干Mの方むけの内容。主人公はノーマル。
両親の都合により、なぜか聖天使女学院へ転入することになった玉元精史(たまもとせいし)は、のちにその学院がただの学校ではなく、普段は世に隠れている見習いサキュバスたちが集められた特殊な学校だということを知る。
注)見習いサキュバス(正式:未成熟な淫魔)とは、普通家庭で唐突に産まれ、自分がサキュバスと知らないまま育った子が多く、自分は通常の人間だと思っている。
入学する理由は、あまりにも性欲が強すぎるため、カウンセラーに相談した結果、この学院を紹介されるというケースが主である。
文字数 451,096
最終更新日 2024.06.02
登録日 2022.01.28
辺境に領地を持つマリエ・オリオール伯爵令嬢は、貴族学院の食堂で婚約者であるジョルジュ・ミラボーから婚約破棄をつきつけられた。二人の仲は険悪で修復不可能だったこともあり、マリエは快諾すると学院を早退して婚約者の家に向かい、その日のうちに婚約が破棄された。辺境=田舎者という風潮によって居心地が悪くなっていたため、これを機に学院を退学して領地に引き籠ることにした。
魔法契約によりオリオール伯爵家やフォートレル辺境伯家は国から離反できないが、関わり合いを最低限にして独自路線を歩むことに――。
※小説家になろう、カクヨムにも投稿しています
文字数 79,087
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.03.18
バーネット公爵家の長女セレリアは、ジャレット王太子の婚約者だった。しかしセレリアの妹フランシスとジャレット王太子が、恋仲になってしまう。
王太子の強い希望により、セレリアとの婚約は白紙となり、フランシスが王太子の婚約者となる。
泣いて詫びる妹を、大丈夫だと宥めるセレリア。
だが結婚式を目前に、フランシスは何者かによって毒殺されてしまう。
美しく愛らしい、誰をも魅了するフランシス。対して平凡な容姿で、両親からの期待も薄かったセレリア。確たる証拠もない中、皆がセレリアを疑いはじめる。その後、セレリアにフランシスの殺害は不可能だったと証明されるが、フランシスを失った苦しみから半狂乱になったジャレット王太子は、婚約破棄された腹いせに妹を殺したのだと思い込みセレリアを責め立てる。
「お前のせいでフランシスは死んだのだ!お前は呪われた公爵令嬢だ!」
王太子のこの言葉を皮切りに、皆がセレリアを呪われた公爵令嬢と噂するようになり──────
※この作品は小説家になろうにも投稿しています。
文字数 145,098
最終更新日 2023.06.01
登録日 2023.04.22
『こんにちは! 妙高型重巡洋艦の一番艦、妙高です! 妙高は今、コスタリカにあるプエルト・リモン鎮守府、長門様が率いる第五艦隊に所属しています。親友の高雄やちょっと変わった信濃、駆逐艦の峯風ちゃん、涼月ちゃん。頼れる仲間と一緒に、人々を守るため、人類の敵アイギスと日夜戦いを繰り広げています! 今日はちょっと変わった任務で――高雄、危ない!! え……? 長門様、どうして……?』
『我々人類は本当の意味で機械を操れてはいないのです。我々は常に計器で機械の状態を把握し、ボタンやレバーで間接的に制御している。だから私は、機械と人間とを直接に繋ぎ合わせ、五感のように機械を把握し、手足を動かすようにそれを動かせる、そんな方法を研究しているのです。東條参謀長殿、いかがですか?』
『マイン・フューラー(我が総統)、命令を。スターリンもチャーチルも、我が艦載機で雑作もなく殺してやりましょう。――え? どっちも殺さないで欲しい?』
『タヴァーリシ(同志)スターリン、御命令を。我らが祖国を侵す敵は全て、この私が殲滅いたします。――決して沈んではならない、ですか。無論、政治的に私が沈むわけにいかないことは――そういうことではない?』
『――船魄(せんぱく)。それは軍艦を自らの手足のように操る少女達。艦が肉体であるのなら、私達はその魂。艦そのものである私達が操る軍艦に、人間が対抗することは不可能に近いわ。人類が最初に手にした船魄は、日本がフィリピン沖海戦で投入した瑞鶴、つまり私ってわけ。私は日本を守るためアメリカと戦い、奴らから全てを奪ってやった。その代わりに何もかも失ったけど。この話、聞きたい?』
本作のメインテーマは、あくまで史実の地球を舞台とし、そこに船魄(せんぱく)という異物を投入したらどうなるのか、です。いわゆる艦船擬人化ものですが、特に軍艦や歴史の知識がなくとも楽しめるようにしてあります。もちろん知識があった方が楽しめることは違いないですが。
なお軍人がたくさん出て来ますが、船魄同士の関係に踏み込むことはありません。つまり船魄達の人間関係としては百合しかありませんので、ご安心もしくはご承知おきを。
少女たちの愛憎と謀略が絡まり合う、新感覚、リアル志向の艦船擬人化小説を是非お楽しみください
また作者のやる気に繋がるので、お気に入り登録や感想などお待ちしています。
毎日一話更新していきます。
文字数 257,741
最終更新日 2024.06.03
登録日 2024.04.01
スライムに調教されちゃうお話です
「どうしよう、どうしよう」
Aは泣きながらシャワーを浴びていた。
スライムを入れられてしまったお腹。
中でスライムポコポコと動いているのが外からでも分かった。
「もし出そうとしたら、その子達は暴れて君の内臓をめちゃくちゃにするわよ。
だから変なことなんて考えないでね」
スライムをいれた店主の言葉が再びAの頭の中をよぎった。
彼女の言葉が本当ならば、もうスライムを出すことは不可能だった。
それに出そうにも店主によってお尻に栓を付けられてしまっているためそれも難しかった。
「こらから、どうなっちゃうんだろう」
主人公がスライムをお尻から入れられてしまうお話です。
汚い内容は一切書く気はありません。また人物はアルファベットで表記しており
性別もどちらでも捉えられるようにしています。お好きな設定でお読みください。
※続きを書くつもりはなかったのですが想像以上に閲覧数が多いため、少しだけ続きを書くことにしました。
文字数 13,847
最終更新日 2024.01.04
登録日 2023.11.20
真崎宵が高校に進学して3ヶ月が経過した頃、彼は自分がクラスメイトから避けられている事に気がついた。その原因に全く心当たりのなかった彼は幼馴染である夏間藍香に恥を忍んで相談する。
「週末に発売される"Continued in Legend"を買うのはどうかしら」
これは幼馴染からクラスメイトとの共通の話題を作るために新作ゲームを勧められたことで、再びゲームの世界へと戻ることになった元動画配信者の青年のお話。
「人間にはクリア不可能になってるって話じゃなかった?」
「彼、クリアしちゃったんですよね……」
あるいは彼に振り回される運営やプレイヤーのお話。
文字数 651,441
最終更新日 2022.02.20
登録日 2020.09.12
同年代の子達と放課後寄り道するよりも、VRMMOでおじさんになってるほうが幸せだ。オープンフィールドの狩りゲーで大剣使いをしているガルドこと佐野みずき。女子高生であることを完璧に隠しながら、親父どもが集まるギルドにいい感じに馴染んでいる…! ひたすらクエストをやりこみ、酒場で仲間と談笑しているおじさんの皮を被った17歳。しかし平穏だった非日常を、唐突なギルドのオフ会とログアウト不可能の文字が破壊する!
序盤はVRMMO+日常系、中盤から転移系の物語に移行していきます。
表紙は茶二三様から頂きました!ありがとうございます!!
校正を加え同人誌版を出しています!
https://00kanoyooo.booth.pm/
こちらにて通販しています。
更新は定期日程で毎月4回行います(2・9・17・23日です)
小説家になろうにも「40代(男)アバターで無双するJK」という名前で投稿しています。
この作品はフィクションです。作中における犯罪行為を真似すると犯罪になります。それらを認可・奨励するものではありません。
文字数 1,964,966
最終更新日 2024.06.02
登録日 2017.02.09
オメガとして生まれた俺は、運命の番と結ばれることを願っていた。
しかし俺は発情しても微弱なフェロモンは出るが、一般的な人間は気が付かないという特異体質だった。
運命の番と出会うことなど不可能だと沈んだ日々を送っていた。
そんな時、文化祭の劇に出ることになり、勝手に苦手だと思っていた、学校の王子様と呼ばれるアルファの生徒会長と関わることに。
しかも誰も感じないはずの俺の匂いが気に入ったと言って近づいてきて……。
苦手なはずなのに気になってしまうが、彼の側には可愛くて完璧な人がいて……。
オメガバースの設定をお借りしています。
高校生×高校生
美形ミステリアス生徒会長×平凡特異体質男子
文字数 87,148
最終更新日 2022.02.12
登録日 2022.01.28
異世界へと突然放り込まれたレンは、魔法が支配するこの新たな世界で「選ばれざる者」として「無能」と軽蔑され、自らに魔力がないことを知る。しかし運命は彼に厳しい試練を与える。強大な力を秘めた危険な魔導書「憑依召喚」の入手は、彼に新たな可能性をもたらすが、その使用は彼の精神と身体に深刻なリスクを孕んでいる。「この力は望んで手に入れたものではないが、選んだのは俺自身だ」とレンは自らの選択とその結果に苦悩しながら前進する。
ある者から教示により、神々の謀略によってこの世界に導かれたことを知ったレンは、混沌とした勢力図の中で自らの立場を確立する決意を固める。彼の旅には、知恵と魅力を持つ妖精ルナ、謎多き存在の幽体クロウ、そして彼の恋人であり魅力的な転移者の翔子が加わる。彼らは共に、この世界を混乱に陥れる「黄金の者」を倒し、異世界の命運を左右する強制転移の連鎖を終わらせるべく、神界への道を求める。
彼らの使命は、神から下賜された魔導書を持つ勇者からそれを奪い、神界への扉を開くこと。しかし、この行動は勇者の命という重い代償を要求する。レンは「憑依召喚」の魔導書を使いながらも自らも狂気の淵に立たされ、その力と引き換えに自らの身体と心を危険に晒し、真の強さとは何か、力を制御するための強い意志を問う旅を進める。
かつて無力だったレンが、予測不可能な力を手に入れたことで、彼と彼の仲間たちは新たな試練に直面する。一度は神々から疎んじられた存在が、今や彼らを揺るがすほどの力を持つ者へと変貌を遂げる。その結末はまだ誰にも分からない。
「異世界の共犯者―神はもう許さない」
文字数 110,573
最終更新日 2024.06.03
登録日 2024.04.14
(全151話予定)世界からは魔法が消えていっており、錬金術師も賢者の石や金を作ることは不可能になっている。そんな中で、生活に必要な細々とした物を作る生活錬金術は「小さな錬金術」と呼ばれていた。
カモミールは師であるロクサーヌから勧められて「小さな錬金術」の道を歩み、ロクサーヌと共に化粧品のブランドを立ち上げて成功していた。しかし、ロクサーヌの突然の死により、その息子で兄弟子であるガストンから住み込んで働いていた家を追い出される。
落ち込みはしたが幼馴染みのヴァージルや友人のタマラに励まされ、独立して工房を持つことにしたカモミールだったが、師と共に運営してきたブランドは名義がガストンに引き継がれており、全て一から出直しという状況に。
そんな中、格安で見つけた恐ろしく古い工房を買い取ることができ、カモミールはその工房で新たなスタートを切ることにした。
器具付き・格安・ただし狭くてボロい……そんな訳あり物件だったが、更におまけが付いていた。据えられた錬金釜が1000年の時を経て精霊となり、人の姿を取ってカモミールの前に現れたのだ。
失われた栄光の過去を懐かしみ、賢者の石やホムンクルスの作成に挑ませようとする錬金釜の精霊・テオ。それに対して全く興味が無い日常指向のカモミール。
過保護な幼馴染みも隣に引っ越してきて、予想外に騒がしい日常が彼女を待っていた。
これは、ポーションも作れないし冒険もしない、ささやかな錬金術師の物語である。
彼女は化粧品や石けんを作り、「ささやかな小市民」でいたつもりなのだが、品質の良い化粧品を作る彼女を周囲が放っておく訳はなく――。
毎日15:10に1話ずつ更新です。
この作品は小説家になろう様・カクヨム様・ノベルアッププラス様にも掲載しています。
文字数 511,291
最終更新日 2024.04.15
登録日 2023.11.15
やり直しにも色々あるものです。婚約者に若い令嬢に乗り換えられ婚約解消されてしまったので、本来なら婚約する前に時を巻き戻すことが出来ればそれが一番よかったのですけれど、そんな事は神ではないわたくしには不可能です。けれどわたくしの場合は、寿命は変えられないけど見た目年齢は変えられる不老のエルフの血を引いていたお陰で、本当にやり直すことができました。一方わたくしから若いご令嬢に乗り換えた元婚約者は……。
文字数 16,506
最終更新日 2022.07.15
登録日 2022.07.13
木から降りれなくなった子猫を助けようとした侯爵令嬢の次女フレーシア・アドルミデーラは、木から落ちて、池で溺れた。池に落ちた勢いで、水底の石に頭をぶつけ、高熱にうなされた挙げ句、自分が腐女子OLだった前世の記憶をとり戻す。
転生先は、前世でやり込んでいた乙女ゲーム『君に翼があるならば、この愛を捧げよう』(略してキミツバ)の世界だった。
フレーシアは攻略キャラに出会うごとに、前世で課金しまくったキミツバの内容を思い出していく。
だが、彼女は、ヒロインでも、悪役令嬢でもなく、侯爵の次女に転生していた。
ただのモブ、と思ったら、異母兄は、キミツバで一番大好きだった(貢いだ)攻略キャラだった。
だが、フレーシアは、キミツバの本編が始まる前に、池で溺れて死んだという、攻略キャラにトラウマを与えるために設定されたキャラだった。
たしかに、池で溺れたけど、なぜか生きてます?
トラウマ発生しませんでした?
フレーシアが死ななかったことにより、攻略キャラたちの運命が微妙に変わっていく。
ただ、このキミツバの世界。
乙女ゲームとしては異色ともいえる廃課金ユーザーターゲットのハードなゲームだった。
選択肢を間違えたら、攻略キャラは簡単に死亡するのは当たり前。恋愛シーンスチルよりも、死亡シーンスチルの方が圧倒的に多いという阿鼻叫喚なゲーム。
うっかりしてたら、侯爵家は陰謀に巻き込まれ、兄以外は使用人もろとも全員が死亡して、御家断絶。
他の攻略キャラも似たような展開なのだが、異母兄は自分の家を滅ぼした連中の復讐のために、国を滅ぼし、他の攻略キャラを惨殺する。
家族が惨殺されるのを防ぐため、
推しキャラの闇落ちを阻むため、
死亡絶対回避不可能といわれている最難関攻略キャラを助けるため、
転生腐女子フレーシア・アドルミデーラは、破滅フラグを折りまくる!
文字数 122,450
最終更新日 2024.05.31
登録日 2023.08.20
「お前のような女との婚約は破棄だっ、ロザリンダ・ラクシエル!だがお前のような女でも使い道はある、ジルデ公との縁談を調えてやった!感謝して公との間に沢山の子を産むがいい!」
長年の婚約者であった王太子のこの言葉に気を失った公爵令嬢・ロザリンダ。
だが、次に目覚めた時のロザリンダの魂は別人だった。
ロザリンダとして目覚めた木の葉サツキは、ロザリンダの意識がショックのあまり永遠の眠りについてしまったことを知り、「なぜロザリンダはこんなに努力してるのに周りはクズばっかりなの?まかせてロザリンダ!きっちりお返ししてあげるからね!」
*思いつきでプロットなしで書き始めましたが結末は決めています。暗い展開の話を書いているとメンタルにもろに影響して生活に支障が出ることに気付きました。定期的に強気主人公を暴れさせないと(?)書き続けるのは不可能なようなのでメンタル状態に合わせて書けるものから書いていくことにします、ご了承下さいm(_ _)m
文字数 33,575
最終更新日 2023.09.28
登録日 2023.04.03
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御挨拶
わたくし、五十路を駆け出した人妻でございます。
私の小説に目をつけて頂き、ありがとうございます。
私の場合、小説といいますか、反自叙伝を書き綴ったといいますか。半分は空想、妄想、半分は実体験でございます。
SEXに全く無関心で無知だった私がここまでのM女へと育て上げられました過程でもございます。これまで絶対的に不可能な異世界でも疑似ですが実行し、空想妄想を経て、凡ゆる経験を得て悶え濡れる日々を送ってきております。
もちろん、普段は普通の熟した人妻でございます。
女性の方は自分に置き換えて下さい。
男性の方は、私を犯してみて下さい。
パートナーを私に置き換えてみて下さい。
「妄想」「想像」「空想」は違うのです。
「想像」は頭の中だけで考えること。
「空想」は現実にはあり得ないことや、現実と関係ないことを思いめぐらすこと。
「妄想」は病的に抱く誤った判断や確信のこと。
貴方は、ご存知でしたか?
私の場合、想像だけでは済まされず、空想し、妄想まで至り、普通のSEXで満たされなくなってるのかもしれません。
私を犯してくれませんか。
私を襲ってくれませんか。
私を狂わせるSEXはいかほどあるのか・・・
毎日、今日も一日無事に過ごせた事に感謝して、AM00:00、私は第二の自分へと変わります。
時計の短針が12を過ぎました。
日付が変わりました。
シンデレラではないですが、夜中0時を過ぎると変わる私。
日に日にマゾっ気は増し、熟されてきた私。
二十数年前、主人の性癖など何も知らず、主人との不倫が始まったのです。でも、私にとっては、全く興味のない世界であり、この世界には完全無知だったのです。それが、まさかここまで覚醒されるとは・・・
では、私のストーリーに溺れて下さいませ。
もしかしたら、実際にお会いできるかもしれません。
文字数 4,432
最終更新日 2023.08.14
登録日 2023.08.14
侯爵令嬢イヴィ・カーソンには、幼い頃からずっと大事にしている人形がある。
名前はノア。少年を模した美しいビスクドールだ。ノアは、イヴィにとって一番の友人だ。
人形の声が聞こえるイヴィは、その特殊能力のせいで幼少期から奇異の目に晒されてきた。
婚約者である王太子・リチャードからも、気味悪がられ距離を置かれている。
学園の卒業パーティーを目前に控えたある日、イヴィはノアから「僕もパーティーに連れていってほしい。君の晴れ舞台を見たいんだ」と頼み込まれる。
最初は気が進まなかったものの、イヴィは彼を連れて行くことにした。しかしパーティーの最中、突然リチャードから婚約破棄を言い渡されてしまう。
しかも、逆上したリチャードに暴力を振るわれそうになるが、ノアが咄嗟に庇ってくれたお陰でイヴィは何とか難を逃れた。
だが、ノア自身は無事では済まなかった。修復が不可能なほど破損してしまったのだ。そして、そのまま彼の声は二度と聞こえなくなってしまった。
すっかり意気消沈したイヴィは暫く塞ぎ込むが、久々に登校するとリチャードが原因不明の体調不良で病床に伏していることを知るのだった。
文字数 8,994
最終更新日 2023.01.29
登録日 2023.01.29