会いたいが情、見たいが病

乾いた空気と高い空。夏休み明けに転入してきた、旅役者の男の子。
金木犀の香りは苦手だ。遠い日の記憶を呼び起こしてしまうから―――

舞台は現代の東京、浅草。
中学時代、たった一ヵ月間しか在籍していなかったクラスメイトを、社会人になった今でも忘れられないままでいた。
友達だと思っていたのに、離れて痛感したのは恋慕の情と罪悪感。

ある日届いた、同窓会の案内状。
彼に再び会うことは叶うだろうか。

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素晴らしい表紙はぶた子さま(@M_buibui)から頂いたイラストです。
ありがとうございます!

R18表現のあるシーンにはタイトルに★印が付いていますので、苦手な方は読み飛ばす際の目印にしてくださいませ。
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