児童書・童話 旅小説一覧
色々な生き物のインタビューをしてきたインタビュアーの私は、ある日編集長からドラゴンの取材の依頼を受けた。編集長から渡されたドラゴン音声ほんやく機を手にドラゴンの住む山へ取材をしにいくことになり、ドラゴンの情報を集めるため、生き物博士の研究所を訪ねることにした。ドラゴンの住みか周辺の情報とドラゴンについての情報を教えてもらい、山の頂上に住むというドラゴンを訪ねて山登りを開始した。
山登りの途中で鳥とたわむれたり、キレイな夕日に出会ったりしながら、山を登り始めて三日目の昼すぎについに山の頂上へとたどりついた。
山の頂上に住んでいたのは、真っ赤なウロコを持つ陽気なドラゴンだった。インタビュアーとして初めてドラゴンのインタビューを試みた私は、今まで知ることのなかったしょうげき的な事実をたくさん知ることができた。
ドラゴンの好きな食べ物がトウガラシで、まさかトウガラシの食べ過ぎで体の色が黒から真っ赤に変化したなんて誰が想像できただろうか。夕日を赤く染めるのにドラゴンの吹く火が一役かっていただなんて、きっと今まで誰も思ってもいなかっただろう。
そんなおどろきのインタビューを終えて戻った私は、記事のまとめにとりかかった。たくさんの情報をどう記事にまとめるかは悩んでいたが、タイトルはもう決まっていた。タイトルはこうだ。とつげき!インタビュアー!真っ赤なドラゴンのひみつ、だ。
文字数 19,896
最終更新日 2021.12.18
登録日 2021.11.27
ここは風が生まれる谷。
ある日生まれた、小さな小さな風の子、ルルの旅立ちと活躍を描くお話。
何度読んでもホッとする気持ちになれる話を目指して書きました。
あなたのそばで吹く風にも物語があるかもしれません。
文字数 2,220
最終更新日 2017.12.31
登録日 2017.12.31
旅の魔女であるしずくは、立ち寄った町ののみの市でオパールを手に入れる。しかしそのオパールは、人間によって奪われた宝石龍の目だった。自分の目を取り返そうと分身を使って宝石龍は、しずくを追いかける。その事実を知ったしずくは彼に目であるオパールを返すと約束するのだった。
文字数 33,675
最終更新日 2015.07.25
登録日 2015.07.25
文字数 6,719
最終更新日 2019.01.01
登録日 2018.12.15
灼熱トンネルに赤ちゃん怪獣
お祭りに温泉
僕はおうちという名の世界を旅する。
※カクヨムのお題「おうち時間」応募作品
文字数 1,251
最終更新日 2021.05.10
登録日 2021.05.10
鈍行列車で新婚旅行の途中、降り立った駅で、僕と妻はうさぎに変わっていた。
そのことに何か重要な意味があるらしく、宿を探して訪れた観光案内所のおばあさんは、二人を歓待してくれるのだが。
文字数 10,562
最終更新日 2022.02.27
登録日 2022.01.23
“僕”が目を覚ますと、
そこは見覚えのない、寂れた神社だった。
ボロボロの大きな鳥居のふもとに寝かされていた“僕”は、
自分の名前も、ママとパパの名前も、住んでいたところも、
すっかり忘れてしまっていた。
迷子になった“僕”が泣きながら参道を歩いていると、
崩れかけた拝殿のほうから突然、“僕”に呼びかける声がした。
その声のほうを振り向くと…。
見知らぬ何処かに迷い込んだ、まだ小さな男の子が、
不思議な相方と一緒に協力して、
小さな冒険をするお話です。
文字数 256,995
最終更新日 2017.09.30
登録日 2017.01.24
キミは、雨の日好き?おれっちと会いたいなら、水たまりを探すことだな。雨上がりの日だったら、おれっちと未来へ。ざーざーの雨ふり中なら過去へ旅ができるんだ!さぁ、雨が降ったら、おれっちリュウノシンの出番だぞ!
※読み聞かせをオススメします。
文字数 4,262
最終更新日 2017.12.31
登録日 2017.12.30
大災害のせいで人口が1/3ほどしか残っていない世界。未練のある幽霊以外や砂漠以外なにもない。
そんな世界を旅するひとりの少年、シクヨイ。彼の旅の目的とは。
文字数 4,560
最終更新日 2016.05.17
登録日 2016.05.17
マリィナはインナップヒルに住む少女。ほかの住人と耳の形や瞳が違うことを気にしてずっと気にしていた。しかしある日、自分が彼らと別の種族……人間であることを知る。
自分の出自とこれからどうするべきかを知るために、マリィナは旅に出る。
※こちらは小説家になろうの「文学フリマ短編小説賞2017」に応募したものです。
※サイト(http://chillin.tutakazura.com/)にもアップしています。
文字数 32,939
最終更新日 2017.09.08
登録日 2017.09.08
童話北風と太陽で
太陽に負けた北風は
その後北風仲間からはからかわれ
自分の居場所を見失う
そして、いろいろな風に会いに行き
自分を見つめなおす旅に出る
文字数 3,278
最終更新日 2016.08.16
登録日 2016.06.12
ぼくはヒロト。図書館で本を読んでいると、いつの間にか知らない町にいたんだ。
飼い猫のメルは人間の言葉をしゃべりだすし、知らないお兄さんたちに”アカリ”って呼ばれたり、”探し物屋”って呼ばれたり……。いったい、何が起きているんだ?
――《三代目探し物屋》に選ばれた少年が、本の中の世界で、住人たちの探し物を見つける物語――。
※個人サイト及び他サイトとの重複投稿です。
文字数 80,061
最終更新日 2018.03.11
登録日 2018.03.11
むかしむかしあるところに、お尻からえびのしっぽを生やし、頭のてっぺんにお皿を乗せた、かっぱえびさんがおりました。かっぱえびさんは川のほとりで、ぷかぷか浮きながら大好物のきゅうりやコケを食べて、一人で暮らしておりました。
ある時、かっぱえびさんはとうとう一人でいることがさびしくなって、仲間を探しに隣の村に出かけて行きました。
文字数 1,920
最終更新日 2018.12.11
登録日 2018.12.11
文字数 1,049
最終更新日 2019.03.22
登録日 2019.03.22
行ってはいけない夜だった。だけど僕は夏木の誘いにのって、ささやかな旅に出発してしまったんだ…。
短めの小説です。読んでいただけると嬉しいです。
文字数 6,473
最終更新日 2016.07.31
登録日 2016.07.31
それは永遠に続く箱庭を打ち破った、勇気の物語。友を亡くした二人の少年と、一人の少女の物語。とても仲の良い三人の、冒険と友情の物語。(※重複投稿しています)仲仁へび
文字数 863
最終更新日 2022.03.10
登録日 2022.03.10
腹ペコオオカミがトマトを見つける。「これはありがたい」とガブリとトマトを食べようとする。オオカミとトマトがお互いの命についてふれ合ううちに、いつしか二人には友情が芽生えるのだが。
文字数 1,732
最終更新日 2020.04.27
登録日 2020.04.27