ミステリー 小説一覧
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アンケート事件からしばらく後。
三枝美佳は、選択に縛られないはずの日常の中で、些細な決断さえ迷う自分に気づいていた。
停止したはずのシステム〈LAPIS〉は、水面下でなお人々の“選択の痕跡”を集め続けており、美佳は今度は被験者ではなく「次期アンケート設計者候補」として目をつけられる。
同時に、強制ではないが「答えないと不安になる」新たなアンケート文化が広がり始めていた。
世界を変える力を持つ問いを作れるのは、美佳しかいない――そう信じる者たちと、再び誰かを選ばせてしまうことへの恐怖の間で、美佳は揺れる。
そして彼女が選んだのは、問いに答えることでも、問いを作ることでもなかった。
文字数 165,349
最終更新日 2026.04.14
登録日 2026.02.21
3
文芸部に所属する高校生の林吾は、ふとしたことから近所に住むミステリー作家の元でアルバイトをすることに。
甘いものに目がない先生の元には、たまに謎めいた相談事が舞い込んでくる。
林吾は先生と共に、謎めいた事件に巻き込まれていき……
※この作品はエブリスタにも投稿しています
文字数 30,421
最終更新日 2026.04.14
登録日 2026.04.09
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6
【中世ミステリー。《神の目》となって『謎』を解いてください。】
12年前の謎に包まれた『マルグリット王女死亡事件』――
その事件以降、小国モン・ルグリュ王国は陰鬱な空気に覆われていた。
修道院育ちの15歳の少女エマは、突如王城へと呼び出される。
冷酷だという王子と冷たい噂、そして順に城へと集められる『王女』と同世代の少女たち。
――なぜ、少女たちは王城へ呼ばれたのか
――少女たちを呼んだのは誰なのか
エマは、王城内に渦巻く秘密と、封じられた王女の悲劇の真相に少しずつ迫っていく。
『あの夜、名を呼ばなければ。マルグリットは、今もここにいただろうか――』
※のろのろ不定期更新(週1回が目標です)
※自分への課題作なので、更新はすごく遅いです。
文字数 27,834
最終更新日 2026.04.14
登録日 2026.03.30
7
大文字伝子の従妹、南部総子は、ひょんな事から、探偵とEITO大阪支部のEITOエンジェルの「2足の草鞋」を履くことになった。
文字数 542,137
最終更新日 2026.04.14
登録日 2024.02.03
8
1991年の夏。
香港・九龍城砦で代筆屋を営むメイ。
その代筆屋のブースに、顔だけは見知っていた女がやってきた。
「この手紙の返信を書いてほしいの」
女はその言葉と一通の封筒を残して、たった数秒の間にメイの前から忽然と姿を消した。
偶々? その場に居合わせたカメラマンのカイと共に中身を確認すると、封筒から細いフィルムが出てくる。カイはそれを勝手に現像し、焼いた写真には、メイ自身が書き上げた『黄老人の遺言書』の一部が写っていた。
写真が切り出しているのは、遺言書の内容が書き換えられようとしている痕跡だった。
誰が遺言書を改ざんしているのか。
女はなぜ、盗撮したフィルムをメイに託したのか。
謎だけが残った数日後。
消えた女は遺体となって発見された。
※お読み頂けますと嬉しいです。よろしくお願いいたします。
文字数 173,597
最終更新日 2026.04.14
登録日 2026.02.28
9
『彼女の計画_本編』12部完結。
物語は、一人の男の「裏アカウント」を覗き見たことから、静かに、だが決定的に狂い始める。
職場の上司・拓が綴る、不倫相手の人妻との生々しい記録。それを手に入れた「私」は、指先一つで彼らの人生を翻弄できる優越感に浸り、観察という名の支配を加速させていく。
だが、これは単なる不倫劇ではない。舞台は2045年、高度なAIが過去のあらゆるログを解析し、人の「核」を暴き出す時代へと飛躍する。成長した拓の娘・光莉は、父が遺したデジタル遺構の中に、隠蔽された愛憎と、ある一人の「観測者」の影を見つけ出す。
かつてカフェで、そして職場で繰り返された「見る側」と「見られる側」の逆転。AIが弾き出す冷徹なレポートが、二十年前の罪を、そして「私」自身の歪んだ欲望を残酷に剥き出しにしていく。
名付けを拒んだ感情の層を掘り起こし、書き換えられた脚本の果てに待つのは、救済か、それとも破滅か。
実在する過去と、虚構の記録が交差する中で、物語は観測者である読者の「吐息」を飲み込み、制御不能なインフレーションを巻き起こす。
お楽しみください。
文字数 77,311
最終更新日 2026.04.14
登録日 2026.03.18
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(副題1:叱るなあんたもいつか逝く道、嘲笑うなあんたもすぐ逝く道)
(副題2:The War by the Oldies,for the Oldies, and of the Oldies)
施設に暮らす老々衆の話
博物館などに保管されている昔懐かしいレトロな電車、せやけど電車は走ってなんぼ、軌道軋ませてなんぼ、ちんちん鳴ってなんぼ、ただじーっとして、明けても暮れてもそこに鎮座するのは本望ではない、蝉で云や、抜け殻や、人間で云や、老々衆や、
そんな老々衆、医学的に、哲学的に申せば意識と無為意識の境界を彷徨う人々のことを謂う、
文字数 42,570
最終更新日 2026.04.14
登録日 2026.03.17
12
「ずっと一緒にいよう」執着気味だった彼氏が姿を消した。そんなとき沙那(さな)は同じ職場の飛鷹(ひだか)が夜の街で続く不審な行方不明について調査していることを偶然知ってしまう。彼氏の職業が実はホストだったことに加えて次々と判明していく真実。はじめて話したときの冷たい印象とは違い不器用ながらも誠実でやさしい飛鷹に魅かれていくなか彼氏が姿を消した理由や行方不明ホストたちの共通点が明らかになっていく。飛鷹と沙那は行方不明者たちを救い出し、ハッピーエンドを迎えることができるのか──?
※BL版「もう恋なんてしない」ともリンクするシーンがあるので、ぜひ併せて読んでいただけると嬉しいです。
文字数 147,901
最終更新日 2026.04.14
登録日 2025.10.19
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※この物語はフィクションです。実在する国、歴史、人物、団体、時代背景とは何のかかわりも御座いません。物語としてお楽しみください。
あらすじ
それはある夏の日の事。家族で椿社へとやって来た兄妹はとある不思議な体験をする。
ついてくる黒い影、神隠し。そして二人は過去の時代へ……。
蝉しぐれの中、体験するのはひと夏の記憶と平和への願い。
まだあの夏の怪奇は終わっていなかった。
文字数 10,696
最終更新日 2026.04.14
登録日 2026.04.11
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工作活動のプロを育成する過程に、性別を入れ替えて対象に接近する幼少期のカリキュラムがある。少年が少女に変装した工作員を通称「女子児童工作員」と言い、その逆を「男子児童工作員」と呼ぶ。
隠語であるこれら工作活動には、高度な守秘義務が求められることから、公安系公務員、それも情報を扱う幹部の子供から選抜されることが多い。
極道の家に生まれ、友人が極端に少ない小郡 紗代にとって、小島 聡子は大の親友であった。
しかし、中学1年の秋、突然転校してしまい、それ以降の消息が一切不明になってしまう。
紗代が18歳になった頃、実家の「小郡組」は振興勢力である菊田会との抗争によって壊滅し、一人娘の紗代は追われる身となる。
菊田会に捕まれば、楽に死なせてはくれない、そう思った紗代は、一人富士山麓の青木ヶ原樹海へ向かう。楽に死ぬために。
大量の睡眠薬を服用した紗代は、意識が朦朧とする中、親友の聡子によく似た戦闘服の男性によって救助される夢を見る。
しかし、一命を取り止めた紗代の視界には、聡子と似た女性が入ってくる。
彼女の名前は小島 弘美、自称小島 聡子の姉だと言う。
行く当てのない紗代は、そんな弘美に連れられ、都内のマンションへと向かうが。
文字数 269,225
最終更新日 2026.04.14
登録日 2025.10.09
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あなたの身の回りで起きている心霊現象を優しく解決します♪︎
18歳の自称『慰霊師』安堂結羽 (あんどう ゆうは) には、生まれつきの能力があった。
それは、霊の姿が見えて会話ができる、こと。
しかし、だからといってお祓いや悪霊退治ができるわけでもない。
孤児院から自立した結羽は生計を立てるためにアルバイトを始めるがうまくいかない。そんなある日、結羽は“自分にしかできない”ことを仕事にしようと決めたのだった。
この物語は心霊を扱いますが、恐怖がテーマではありません。大半がほのぼのとした内容ですので、安心してお読みください♪︎
文字数 94,273
最終更新日 2026.04.13
登録日 2026.02.20
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警視庁捜査一課の刑事・神谷蒼は、ある日突然、新設されたばかりの「特命犯罪対策ユニット」への異動を命じられる。
そこで彼を待っていたのは、警察組織の常識から逸脱した、あまりにも静謐で無機質な執務室と、一癖も二癖もある民間協力者たちだった。
世間を震撼させる連続猟奇殺人事件。犯人たちは皆、動機も背景もバラバラでありながら、ある一点において共通していた。
それは、犯行の直前に「自らの魂を救済する、完璧な答え」を受け取っていたこと。
まるで誰かが彼らの心の隙間に、指先一つ触れずに侵入し、破滅へと誘う甘い毒を流し込んだかのように――。
神谷の直属の上司であり、組織の若きカリスマ・堂島誠一郎は、その端正な顔立ちに冷徹な知性を湛え、神谷を導く。
「感情に流されるな。人間とは、予測可能な変数の塊に過ぎない」。
堂島の言葉は常に正しく、美しく、そしてどこか「人間」を突き放したような冷たさを帯びていた。
捜査を進めるうちに、神谷は気づき始める。自分たちが追っているのは、凶悪な殺人鬼ではない。
人々の絶望を糧に、最も効率的な方法で「社会の不要物」を排除しようとする、目に見えない巨大な意志なのだと。
信頼していた上司の微笑みの裏に隠された、身の毛もよだつような「救済」の正体とは。ITに魂を売った少女、富豪の鳥籠を飛び出した令嬢、そして過去に囚われた元刑事。
傷を抱えた「変数」たちが、美しき秩序を破壊するために、命を懸けた反逆を開始する。
五感を刺すような冷気、影を作らない無機質な光、そして耳を劈くタイピングの音。
すべてが論理によって支配された世界で、泥に塗れた人間の「熱」は、果たして奇跡を起こせるのか。
これは、正義という名の狂気に挑む、絶望と再生の物語。
最後にあなたが耳にするのは、神の祝福か、それとも死へと誘う子守唄か。
文字数 112,470
最終更新日 2026.04.13
登録日 2026.03.01
22
【あの日、悪意は産み落とされた——】
田島は忌まわしき過去を清算するため、高度に組織化された犯罪ネットワークに救いを求めた。
だが、その先に待っていたのは、想像を絶する悪夢だった。
過去の亡霊がよみがえる!
狂気の復讐を描いたサイコスリラー。
※毎日21時更新
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R18サスペンススリラー、犯罪組織、暴力、狂気、人間の闇、ダークストーリー、極限状況の心理描写、裏社会、危険な取引、緊張感のある展開、衝撃的な出来事、復讐劇、ダークサスペンス、クライムスリラー、重く刺激的なテーマ、大人向け
文字数 184,618
最終更新日 2026.04.13
登録日 2026.01.01
23
あらすじ
探偵の熱海 長四郎(あたみ ちょうしろう)とトラブルメーカーの女子高生・羅猛 燐(らもう りん)のコンビが
殺人事件を解決していく物語である。
第肆拾壱話
ある港区女子が殺害された。
しかも、その港区女子は曰くのある人物であった。
羅猛燐は、ひょんなことからこの事件の捜査を依頼される。
そして、それに巻き込まれる長四郎。
港区女子は何故、殺されたのか?
この事件の裏に隠された真相とは如何に!?
ターゲット、ロックオン!!!
全話、一話完結ものとなっております。
お気に入り登録、宜しくお願い致します。
感想もお待ちしております。
文字数 1,256,489
最終更新日 2026.04.13
登録日 2022.03.01
24
「死者は嘘をつかない。だが、記憶は嘘をつく」
法医学者・朽木冴は死者の遺体に触れ、その最期の記憶を「食べる」異能を持つ。
食べた記憶は鮮明な映像として再生されるが、死者の主観に歪められた不完全なもの。
その能力を武器に、警視庁の非公式協力者として未解決事件に挑んできた。
だがある夜、冴自身が何者かに刺され、臨死状態から蘇生する。
失われた一夜の記憶。残されたのは、胸の傷痕と、現場に残された七枚の写真。
写真はすべて、過去に冴が「記憶を食べた」未解決事件の被害者たちだった。
自らの事件を追う冴は、七つの事件を繋ぐ一本の線を見出していく。
そしてその線の終着点には、冴の能力の「起源」に関わる衝撃の真実が待っていた。
文字数 70,235
最終更新日 2026.04.13
登録日 2026.03.28
25
「波風立てず、定時で帰る」
王宮書庫のしがないモブ司書補・アラン。
彼の願いはただ一つ、平穏無事な日々を過ごすこと。
しかし採用初日の翌朝、そのささやかな願いは王女セレスティアの「刺殺」によって脆くも崩れ去る。
目を覚ますと、なぜか採用初日の朝に逆戻り。
アランは巻き込まれてしまったのだ。
王女が【他者の明確な殺意】によって殺害されるたび、過去へ引き戻される強制タイムリープに 。
逃れられない死のループから抜け出すため、アランは自分の平穏を取り戻すべく(しぶしぶ)王女の死亡フラグを叩き折る決意をする 。
しかし、このリープには極悪なルールがあった。
『王女の安全を完全に確保してから24時間経過しないと、セーブポイントは更新されない』
地下牢に放り込まれながらも、死に覚えの知識を駆使して暗殺者を捕縛!
……と思いきや、即座にプランBが発動し、今度は【毒殺】されてまたループ!?
毒殺を防げば、次は完璧な事故に見せかけた【バルコニーからの転落死】!?
次々と襲い掛かる「死のピタゴラスイッチ」を前に、防戦一方ではジリ貧だと悟ったアラン。
彼はついに、王女本人に持ちかける。
「殿下、私には最悪の未来が見える時があります。どうか、私を使ってください」
一人で抱え込むことをやめ、暗殺の標的である王女自身を「共犯者」へと引き入れたアラン 。
堅物の騎士団長、偏屈な宮廷魔導士、知識の泉たる老司書を巻き込み、彼は点ではなく「面」で暗殺組織を潰しにかかる 。
だが、敵の正体を暴いた先に待っていたのは、単なる政治的陰謀ではなかった。
それは建国から百年続く、王家と国家にまつわるおぞましい「呪いの盟約」 。
なぜアランは、このループに巻き込まれたのか?
定時退社を愛する平凡なモブキャラは、血塗られた運命を覆し、彼女と共に「なんでもない平穏な日常」を迎えられるのか——!
緻密なルール設定×死に覚え×頭脳戦!
絶対に死ぬ姫様と、絶対に定時で帰りたい男の、盤面をひっくり返す王道タイムリープ・サスペンス!
文字数 84,725
最終更新日 2026.04.13
登録日 2026.03.21
26
私たちが毎日目にしているテレビの「真実」は、誰かの手によって巧妙に作られた「都合のいい物語」かもしれない——。
本作は、巨大テレビ局を舞台に、現代メディアの最大の闇とも言える「偏向報道」のリアルな病理に鋭くメスを入れる社会派エンターテインメントです。
主人公の赤星誠は、報道局社会部の遊軍記者。
「ニュースは現場で起きている」という信念を持ち、革靴の底をすり減らして一次情報を集める不器用で真っ直ぐな男です。
しかし彼はある日、自分が足で稼いだ「ただの事実(ローデータ)」が、番組制作の過程で無残に切り貼りされ、視聴者の感情を煽るための素材にされていることに気づき、愕然とします。
彼の前に立ちはだかるのは、単純な「悪」ではありません。
「視聴率こそ正義」と公言しエンタメを至上とするプロデューサー、巨悪を打倒するという大義名分の下で無自覚に事実を歪める若手ディレクター、そして大スポンサーからの圧力を盾に「報道しない自由」を冷酷に行使する上層部たち。
さらには、過酷な労働環境の中で思考停止に陥る下請け業者や、テレビの特性を利用して政局を操ろうとする政治家など、それぞれの保身、商業主義、歪んだ正義が絡み合い、完璧で絶望的な「嘘のシステム」が構築されています。
圧倒的な組織の論理を前に、赤星は決起します。
ネットの集合知と世論を武器にするデジタル担当の同僚・結城、社内政治と裏工作を知り尽くした昼行灯の先輩・陣内、そして「俺のカメラは嘘を撮らない」と語る無骨な職人カメラマンの郷田。
全く異なる強みを持つ4人が出稿部のチームとして結束し、巨大な組織の壁と「電波の権力」に反逆の狼煙を上げます。
「事実」はいかにして歪められ、大衆は洗脳されていくのか。
そして、真のジャーナリズムは、暴走するテレビのシステムに打ち勝つことができるのか。
メディアのタブーに深く踏み込んだ、息もつかせぬ反逆のドラマが幕を開けます。
文字数 140,013
最終更新日 2026.04.13
登録日 2026.03.11
27
私は二人の方々の神憑りについて、今から25年前にその真実を知りました。
この方たちのお名前は
大本開祖•出口なお(でぐちなお)、
神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)です。
この日月神示(ひつきしんじ)または日尽神示(ひつくしんじ)は、神典研究家で画家でもあった岡本天明(おかもとてんめい)に「国常立尊(国之常立神)という高級神霊からの神示を自動書記によって記述したとされる書物のことです。
昭和19年から27年(昭和23・26年も無し)に一連の神示が降り、6年後の昭和33、34年に補巻とする1巻、さらに2年後に8巻の神示が降りたとされています。
その神示を纏めた書類です。
私はこの日月神示(ひつきしんじ)に出会い、研究し始めてもう25年になります。
日月神示が降ろされた場所は麻賀多神社(まかたじんじゃ)です。日月神示の最初の第一帖と第二帖は第二次世界大戦中の昭和19年6月10日に、この神社の社務所で岡本天明が神憑りに合い自動書記さされたのです。
殆どが漢数字、独特の記号、若干のかな文字が混じった文体で構成され、抽象的な絵のみで書記されている「巻」もあります。
本巻38巻と補巻1巻の計39巻が既に発表されているが、他にも、神霊より発表を禁じられている「巻」が13巻あり、天明はこの未発表のものについて昭和36年に「或る時期が来れば発表を許されるものか、許されないのか、現在の所では不明であります」と語っています。
日月神示は、その難解さから、書記した天明自身も当初は、ほとんど読むことが出来なかったが、仲間の神典研究家や霊能者達の協力などで少しずつ解読が進み、天明亡き後も妻である岡本三典(1917年〈大正6年〉11月9日 ~2009年〈平成21年〉6月23日)の努力により、現在では一部を除きかなりの部分が解読されたと言われているます。しかし、一方では神示の中に「この筆示は8通りに読めるのであるぞ」と書かれていることもあり、解読法の一つに成功したという認識が関係者の間では一般的です。
そのために、仮訳という副題を添えての発表もありました。
なお、原文を解読して漢字仮名交じり文に書き直されたものは、特に「ひふみ神示」または「一二三神示」と呼ばれています。
縄文人の祝詞に「ひふみ祝詞(のりと)」という祝詞の歌があります。
日月神示はその登場以来、関係者や一部専門家を除きほとんど知られていなかったが、1990年代の初め頃より神典研究家で翻訳家の中矢伸一の著作などにより広く一般にも知られるようになってきたと言われています。
この小説は真実の物語です。
「神典日月神示(しんてんひつきしんじ)真実の物語」
どうぞ、お楽しみ下さい。
文字数 780,655
最終更新日 2026.04.13
登録日 2025.11.05
28
『死者から12億円が振り込まれた日、家族の顔が変わった』
死者から、振り込まれた十二億円
それは音もなく、
ただ通知の光だけで
世界の重さを変えた
鳴らないはずの名前が
画面の中で生きていて
指先が、触れる前に震えていた
あの日、葬式で確かに見送ったはずの人が
なぜ今、こちらを見ているのか
答えはなく
ただ、数字だけが確かだった
十二億円
それは重さを持たないのに
人の顔を変えるには十分すぎる重さだった
「本当なの?」
最初に言ったのは誰だったか
「ちょっと確認させて」
次に手を伸ばしたのは誰だったか
笑い方が変わる
目の奥の色が変わる
声の温度が変わる
ああ
こんなに分かりやすく
人は変わるものだったのか
あの人たちは
私を心配していたのではなく
未来の金額を見ていただけだった
優しさは
いつから計算になったのだろう
沈黙の中で
指の関節が白くなるほど
通帳を握りしめる
これは救いなのか
それとも試されているのか
「条件があります」
その一文が
すべての意味を反転させる
金はある
でも、まだ手に入らない
過去と向き合えと
そう言われている気がした
奪われた家
消えた居場所
あの日の、閉じたドア
誰が、何をしたのか
そして
誰が、本当に私を見ていたのか
十二億円は
ただの金ではなかった
それは
関係の裏側を照らす光だった
そして私は知る
死んだ人は
もう何もくれない
ただ
残されたものが
すべてを暴くだけだと
文字数 15,844
最終更新日 2026.04.13
登録日 2026.04.08
29
『便利屋・九条の解決できない恋事情 ―依頼人は、僕を殺したはずの初恋相手でした―』
解けないものが、ひとつだけある
証拠を集めれば、真実は形になる
嘘は綻び、矛盾は必ず露わになる
どんな謎も、やがては終わりに辿り着く
けれど
君の言葉だけは
あの日のまま、ほどけない
「好きだった」と
確かに聞いたはずなのに
どうしてそれが、終わりの合図になったのか
僕はすべてを失って
名前も、居場所も、過去さえも捨てて
それでも、たったひとつだけ残ったものがある
君だ
忘れられないわけじゃない
忘れることを、許されなかっただけだ
君は言う
「私のせいで、あなたは――」
違う、と言えなかった
真実は、いつだって優しくない
だから僕は、黙っていた
便利屋としてなら、なんでも解決できる
誰かの嘘も、誰かの罪も
きれいに終わらせることができる
なのに
君の前では、どうしても推理が狂う
距離を測るはずの視線が
触れないように伸ばした手が
全部、間違っている気がする
君はまだ、知らない
あの日の真実も
僕が消えた理由も
そして
今も、君を選び続けていることも
依頼は、ひとつでいい
どうか
この気持ちの答えを、見つけてほしい
――僕にはきっと、一生かかっても解けないから
文字数 20,426
最終更新日 2026.04.13
登録日 2026.04.07
30
『ジョイの仮面 ―トウキョー・ポケセン連続殺人―』
明るすぎる場所には、
影が落ちないと思っていた
笑い声は高く弾み
色とりどりの光が床を撫でる
甘いポップコーンの匂い
小さな手のぬくもり
名前を呼ぶ声
――すべてが優しかったはずなのに
あなたは、そこにいた
群衆の中で
ただ一人
こちらを見続ける「視線」として
優しさは、
ときどき形を間違える
差し出した手は
いつの間にか捕まれるためのものになり
名前を呼ぶ声は
逃げ場を塞ぐ鎖になる
「守ってあげる」
その言葉は
どうしてこんなにも
息ができなくなるほど重いのだろう
白い制服
やわらかな笑顔
ジョイの仮面の下で
何人分の恐怖を
飲み込んできたのか
ぬいぐるみは笑ったまま
カードはきらきら光ったまま
世界は壊れているのに
“楽園”だけが、壊れないふりをする
あなたは言う
「純粋に戻してあげる」
それは救いではなく
ただの消去だった
名前を奪い
関係を断ち
世界ごと閉じ込める
――それでも
私は知ってしまった
光は、
誰のものでもないことを
優しさは、
奪われるためにあるのではないことを
だから私は
その仮面を外す
笑顔のままでは
救えないものがあると知ったから
明るすぎる場所の奥で
確かに息をしていた闇に
私は、名前をつける
それがきっと
「戻る」じゃなく
「進む」ということだから
そしてまた
あの場所に
子どもたちの声が満ちる頃
誰も知らないまま
新しい影が
静かに
笑っている
文字数 17,677
最終更新日 2026.04.13
登録日 2026.04.07
31
特殊で超常的な力、《異能力》を持つ探偵、八見綴。
彼はある事件をきっかけに、次々と異能力を用いた犯罪に巻き込まれていく。
敵は凶悪な犯人だけではない。《異能力犯罪》を専門に活動する警察組織、《特能》が立ちはだかる。
複雑な事件を前に真実を見つけ出せるのか?
特能を相手に抗えるのか?
綴は自身の持つ能力である《速記》を駆使して戦う。
特殊な力が存在する世界で巻き起こるエンタメミステリー!
※アルファポリスでも投稿しています。
文字数 151,464
最終更新日 2026.04.13
登録日 2026.03.06
32
ミステリー好きの女子高生・篠宮アカリは、ある日突然、見知らぬ豪邸の中で目を覚ました。
鏡に映るのは、見覚えのない6歳の美少女。 部屋は広く、服は高価で、家族は優しい。
――完璧すぎる、この家が。
混乱しながらも記憶を整理し始めたアカリは、すぐに気づいてしまった。
この家の間取り。家族の名前。父の職業。母の笑顔の歪み。 兄の、夜中に消える足音。
「これ、知ってる。前世でネットの検証スレに張り付いて読んでた、あの事件だ。」
世界はどこか違う。でも構造が、恐ろしいほど一致している。 そして前世の記憶が告げている――
この子は、クリスマスの朝に死ぬ。
文字数 80,827
最終更新日 2026.04.13
登録日 2026.03.21
33
《鍵のかかった教室》
夕暮れの学校でノートを取りに戻った佐伯は、鍵のかかった教室で倒れた三浦を発見する。書きかけの「ごめ…」の紙片、割れたコップ、不可解な施錠。自殺ではないかもしれないという疑念が静かに膨らんでいく。
《あの夜は雪だった》
雪の夜、主人公は怯える少女を家へ匿う。だが少女は家の過去を知り、古い鍵を持ち、主人公の“忘れた記憶”を示唆する。追跡者は足跡を残さず、少女は「あなたに殺された」と告げ、雪の闇へ消える。
《壁の向こうで》
彼が突然死んだ朝、隣室は異様な静けさに沈んでいた。語り手は薄い壁越しに毎晩聞いていた彼の生活音を失い、世界が歪むような喪失感に包まれる。
警察が出入りし、担架が運ばれていく音を聞きながらも、語り手は部屋を離れず、壁に残る“彼の気配”を探し続ける。
隣にいただけの関係が永遠に途切れたとき、語り手は静寂だけを抱えて立ち尽くす。
《生クリーム事件》
放課後、クラスメイトの靴に白いクリームが塗られる事件が起きる。
学級委員の主人公は、その場にいた三人を集め、当日中の解決を宣言。証言や物理的状況を整理しながら、論理的に犯人を追い詰めていく。
しかし浮かび上がったのは、最初に“甘い匂い”に気づいた語り手自身の不自然さ。
やがて明かされるのは、犯人が主人公だったという真実。
「触れたい」という歪んだ衝動が生んだ、白い痕跡。
事件は解決するが、関係は元に戻らない。
放課後の短い時間に起きた、静かな崩壊を描く叙述トリック・ミステリー。
文字数 115,014
最終更新日 2026.04.13
登録日 2026.02.28
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【彼女の計画_外伝】 影たちの物語~沙織の章開幕。4/11新規公開~4/18完結
今後、本編の他の登場人物についても短編単体でも楽しんでもらえる作品をご用意してまいります。
本編では描かれなかった「もう一つの視線」を持つ者たち――彼らは何を見て、何を思ったのか。
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新規公開中:沙織の章
幼い頃、母の涙を見て「描くことは人を動かせる」と知った沙織。
彼女は成長するほど、誰を描き、誰を描かないかという“選別”に快感と罪悪感を抱くようになる。
純との出会いは、その歪んだ感覚を映し返し、やがて炎上と断絶をもたらす。
加害者の肖像画を描く連載で、沙織は初めて「描くことの責任」と向き合い、筆を失う。
描けない日々を経て、無料似顔絵を始めた彼女は、母の言葉と一通の手紙により、
“選ばないこと”の中にある赦しと再生を知っていく――。
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シリーズ全体について
本短編集は、Eの章を皮切りに、沙織の章(「画布の支配者」)、康介の章(「民主大国の果て」)、そしてすべての傍観者たちが交差する「連鎖のなかで」、さらに本編とは異なる可能性を描く「異世界線」、シリーズ全体を包摂する「外側の物語」へと続きます。
「見る/見られる」の連鎖の中にいた、もう一人の彼ら――影たちの物語を、どうぞ。
文字数 19,281
最終更新日 2026.04.13
登録日 2026.03.28
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大学病院で看護師をしている坂本杏月の裏の顔は、殺し屋。しかも、父さらには祖父母の代から続く、筋金入りの殺人稼業を営む。殺しのサラブレッドたる杏月は、幼少期から高校生まで体操選手として活躍しており、その卓越した身体能力を活かし、これまでに幾多もの案件をこなしてきた。
そんな杏月に、高校時代の親友である田森恵子からの悲痛な依頼が舞い込む。
「私を殺して欲しい」、と。
かねてから自殺未遂を繰り返し、彼女の辛い人生の一部始終を見てきた杏月は、悩んだ末に引き受けることに。
しかし、この一件を契機に、順調だった杏月の、人生の歯車が狂い出す...。
※この物語はフィクションです。作品の進行上、登場する人物の実務内容が実際と異なる場合がございますが、その点はご了承いただきたく存じます。また苦情・ご意見・ご指摘等も受付致しかねます。あくまで架空の設定であり、実在のモデル等は一切ございません。
※エブリスタでも公開があります。
※作中で現在とは状況の異なる事実についての言及がございます。当作品執筆時は2025年夏であり、その時期には予見のできなかったためであり、作品の進行上、原文のままである方が臨場感があると判断したため、あえて修正せずに掲載しております。
文字数 43,668
最終更新日 2026.04.13
登録日 2026.04.03
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今度は青森県南西、十二湖が舞台。
八峰 遥と”相棒”カールは、”呼ばれ”るように、新たな謎と出会う。
深浦町の深い森の中、彼女たちが出会うのは一体誰なのか。
超常とリアルが交錯するミステリー。
遥とカールは今回、何をしでかすのか。
【八峰 遥シリーズ】第2弾、連載開始。
本編では見られない、ちょっと大人の陽菜と遥の姿
…ちょっぴり大人なふたりの夜のひみつ、見たいですか?
気になる方は自己責任で『陽菜と遥のよるのおはなし』へどうぞ
※がっつりエロ描写ありR18作品です
https://novel18.syosetu.com/n5863ma/
https://www.pixiv.net/novel/series/15704069
文字数 56,530
最終更新日 2026.04.13
登録日 2026.03.13