現代文学 現代小説一覧
市内の山の学校に赴任した。そこに何と教育実習の時の生徒が高校3年生になって訪問してきた。私にたくさんの手紙を書いてくれた晴美さんである。
ある日、晴美さんが妊娠したと言う知らせを先輩教師から聞いた。私はいてもたってもいられず、彼女の家に急いだ。
文字数 270
最終更新日 2023.06.14
登録日 2023.06.14
池内泉は27歳、アラサーの会社員である。
仕事は営業事務をしている。
忙しくてしんどい事も多いが、銭湯を楽しみに毎日頑張っている。
自分の機嫌を取れるのは自分だけをモットーに温かいお風呂に浸かってのんびりリラックスしたり、女子らしくヘアケアに勤しんでいる。
自由に自分らしく、のんびりと銭湯でのリラックスタイムを過ごしていくうちに心が安らいでいった。
新しい銭湯を開拓するべく、日々リサーチを欠かさないのである。
ローカルな銭湯のストーリーがゆっくりと幕を開けるのであった。
文字数 10,159
最終更新日 2023.06.13
登録日 2023.06.13
最近の学校教育のいじめ対策ってなんかモヤっとしませんか?
文字数 1,646
最終更新日 2023.06.12
登録日 2023.06.12
僕、河合伸二は医者から心臓に欠陥があると言われ激しい運動や走る事もダメと言われていた。当然外で友人と遊べず家で読書に明け暮れていた。父が読書家で僕にも童話や名作全集などを買い与えてくれた。ある日、父が膀胱癌で死亡したが母は医療過誤を疑っていた。一家は隣町に引っ越し母が働きに出た。僕はある日池で溺れて、元医者の男性に救われた。彼は僕の心臓に欠陥などないと言い精密検査を勧めてくれた。それが縁で彼から水泳を教わることになったが、それを知った母は激怒する。彼こそ父の医療過誤を犯した医者だと言うのだ。真実は彼では無く医院長のミスであったが、それが元で彼は病院を辞め僕の父親がわりになろうとしたのであった。しかし彼を神様だと思い込んでいる僕は父を生き返らせてくれと彼に訴えた。結局父に代わりになれないと悟った彼は、僕のために保険金を残そうと死を選ぶのであった。
文字数 41,026
最終更新日 2023.06.09
登録日 2023.06.09
タワーマンションの最上階にある展望台。ショウコとアズサとレイはいつもそこで出会う。
お互いのことを深く訊いたりせず、暗闇の中で会うだけのそれが暗黙のルールだ。
だからお互いに知っていることはわずかなことだけ。
普通すぎるショウコに比べて、アズサとレイは神様から特別を与えられている存在だった。
アズサは優秀さで。レイは儚い美しさで。
しかし二人はショウコに言うのだ。「貴方はそのままでいて」と。
ショウコは夢を持つこともできずにいるのに。
自分はこのまま枯れるだけの存在だというのに、なぜ二人はそんなことを言うのだろうか。
そんなある日、レイが二人の側からいなくなった。
そして、ショウコも引っ越すことを親から告げられて……。
大人になる前の少女の気持ちを書いた作品です。
6/1 現代文学ジャンル1位ありがとうございました<(_ _)>
文字数 41,146
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.04.30
呪いです。
長い耳を持つ"長耳族"と、人間が暮らす国。主要メディアではほとんど報道されないが、長耳族は"魔法"と呼ばれるものを悪用し、迷惑行為を起こすことがある。正義感の強い人間であるアレンは、ネットに埋もれた『公正に伝えるべき事実』について記事を書き、SNSでの発信に努めていたが――
文字数 2,812
最終更新日 2023.05.19
登録日 2023.05.19
文字数 1,124
最終更新日 2023.05.18
登録日 2023.05.18
今年に入り厄が続いてばかりの主人公は、持病が悪化し、ついには仕事を休職し、実家に引き篭もってしまう。ある日、母からの提案で「厄払いに行きましょう」と誘われた主人公は、しぶしぶ神社に行くことになって――。
文字数 5,000
最終更新日 2023.05.14
登録日 2023.05.14
私には、今でも忘れられない言葉がある。
“女は美しくなければ、生きている価値はない”
妖艶に微笑みながら十四歳の彼女が、周りの醜く五月蝿い害虫共に発した言葉だ。
彼女は輝く様に美しかったーー
「女」とは、「美しさ」とは、「生きる価値」とは何なのか?
「私」は彼女の「死」を目の前に、改めて考えさせられるのだ。
全ての生きとし、生ける「人間」に改めて問いただす、「美しい彼女」だけが発することを許される、何の建前にも邪魔されない、恐ろしく純粋で残酷な『世界の真理』の話ーー
※この小説は他、小説サイトにも掲載しております。
文字数 9,868
最終更新日 2023.05.05
登録日 2023.04.30
私の名前は宍戸 崇。45歳の銀行員だ。
仕事は大手銀行である丸の内銀行の兜町支店で副支店長をしている。
正確には「だった」というべきだろう。
どうやら私は死んでいるらしい。幽霊だ。
私の理解では幽霊は現世に何らかの未練があるから出てくるはずだ。
しかし、私には思い当たる未練がない。
私は自分の未練が何なのかを発見して、成仏したいと思っている。
ミステリー風ヒューマンドラマです
文字数 12,622
最終更新日 2023.05.01
登録日 2023.05.01
僕とかなこさんが出会ったのは、第二講義室の前から四列目の席でのことだった。僕は大学二年生だった。かなこさんは二度目の四年生だった。取り忘れていた単位があるという彼女は、しょっちゅう遅れてやってきて、隣の席から僕のノートをのぞき込み、小テストの前になると学食前の複合機でコピーを取った。コピーを取り終えると学食でカレーライスをおごってくれた。
当時はまだ、かなこさんが結婚していなかったから、彼女のことは伊藤さんと呼んでいた。
文字数 59,821
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.04.30
心の内をのぞいてみせる、奇妙な男に私は出会った。
かつて別れた恋人が亡くなった、その知らせを受けて訪れた、恋人の故郷の島で。
シルクハットをかぶった、奇妙な男は言い当てた、私が島を訪れた理由を。
「見つかるとよろしいですな。『空白を埋める言葉』」
私は空白を抱えていた、かつての恋人が死んだと聞いても、何の感情も湧かなかった。空白だけが居座る胸の内を埋める何か、『空白を埋める言葉』を探して、恋人の故郷へと来たのだった。
そして奇妙な男は、その旅に同行を申し出る。ハザマダ ブンガクと名乗るその男は。
「お探しのもの見つかるように、このブンガクがお供します。お嫌なら、ま、結構ですが。ただしゆめゆめ忘れぬように、人は誰しも一人とて、文学からは逃れ得ぬこと。それはまるで自身の影から、いやいやまさに自身から、決して逃れ得ぬように。えぇ、決して」
ブンガクはひざまずくように、うやうやしく礼をしながらそう言った。シルクハットを取りもせずに。
喪失と空白と、小さな島と。心と言葉をめぐる、小さな旅が始まる。
文字数 29,716
最終更新日 2023.03.30
登録日 2023.02.20
私の彼氏と妹の婚約者が逆だったらよかったのに──。私は今日、妹の婚約者を家に招いた。彼に似合うお茶と花を用意して、二人きりのお茶会をする為に。妹への裏切りだということはわかっている。でも、最期の思い出に貰っても良いでしょう? ああ、彼は私の想いに気づくかしら?
※小説家になろう、pixivにも同作品を投稿しています。
文字数 4,086
最終更新日 2023.03.28
登録日 2023.03.28
普通のOL桑原さんが、新人いびりする女性社員達に言い返す話。
※小説家になろう、pixivにも同小説を投稿しています。
文字数 5,057
最終更新日 2023.03.21
登録日 2023.03.21
普通のOL桑原さんが、カスタマーハラスメントをしてくるお客様に言い返す話。
※小説家になろう、pixivにも同作品を投稿しています。
文字数 3,297
最終更新日 2023.03.18
登録日 2023.03.18
文字数 7,503
最終更新日 2023.03.15
登録日 2023.02.26
普通のOL桑原さんは、仕事帰りに上司に食事に誘われる。そこで、理不尽な上司に言い返す話。
※小説家になろう、pixivにも同小説を投稿しています。
文字数 4,177
最終更新日 2023.03.05
登録日 2023.03.05
※この小説には、一部痛みに関する表現が含まれます(暴力表現は含まれません。)。苦手な方はご注意ください。
文興(ぶんこう)学院大学の文学部で教鞭を取る主人公、吉田明里は、新入学生を迎え、自身の胸の内を表現することが苦手な学生、井上晴海と出会う。
彼女と関わりながら、明里は自身の過去に晴海が重なり、何とか晴海の抱える『ある悩み』を解消できるよう奮闘する。
明里と明里の家族、晴海と保護者の関係、それぞれが不器用さにぶつかりながらも、それぞれの向き合い方を模索していく。その先で、明里や晴海、その家族たちの待つ結末とは。
文字数 45,626
最終更新日 2023.03.02
登録日 2023.02.19
見た目が女の子みたいだと、男子にからかわれるヒロ。ナナはそんなヒロを救うため、恋人のフリを提案する。二人は恋人同士のフリをしながら、親友になった。そして、周りを安心させるため、結婚する事に。ナナはずっとヒロと一緒に暮らせると思っていたのだが、ヒロには本当に好きな人が出来て・・・。同性婚を巡る、時事ネタ社会派小説!
文字数 8,293
最終更新日 2023.02.26
登録日 2023.02.21
なんでマスコミさんは数字しか興味ないのか、視聴率の為なら何でもしても良いのかと
疑問に思った事を詩にしてみました。
文字数 690
最終更新日 2023.02.26
登録日 2023.02.26
あらすじ
朝起きると、金魚が宙を飛んでいた。
夏が嫌いなユーカは、不思議な体験をする。
三人用台本です(男2女1)。
ト書はユーカの一人称なので女性が読んでください。
エピローグは男2人のみの会話です。
☆登場人物→女◯男●
◯ユーカ
夏が嫌いな女子高生
●金魚売
六道の辻で三味線を弾きながら、金魚を売る者。
20代〜30代くらい。
謎の存在。
●彼
かって、事故で亡くなった高校生。
夏休みの前にユーカに告白した。
☆利用規約
○観客のいない完全プライベートでの利用時は、報告しなくて結構です。
○ 無料の配信などの利用でも、報告義務なしです。
○台本を利用する際は、アルファポリスの感想又はTwitter(@Mitabi_K)のDMに(一言でOK)、使用前後どちらかで伝えていただけると嬉しいです。
○どこで使用していただいても構いません。Twitterでの告知に作者のTwitterのIDを貼っていただけると、時間が合えば聴きに行きます。
○使用時、公演・劇媒体に『未旅kay』『作品名』を概要欄・固定表示に記載して下さると嬉しいです。告知画像に載せていただいても構いません。
○録画や録音をYouTubeなどにアップロード・拡散する場合は、その旨を報告して下さい。
○過度なアドリブ、内容が変わるような改変はご遠慮ください。間の追加等は問題なし。自作発言・転載は固く禁じます。本作品の著作権は自分にあります。
○演者さんの性別が異なる場合も大丈夫です。1人読みとして朗読に使用していただいても問題ありません。
○語尾や言い回しを軽度に変更することは可能。
○感想や応援をいただけると、活動の活力に繋がります♪楽しんで演じていただきたいです。練習等に利用していただいてもOKです!
○質問等があればご連絡ください。
文字数 4,015
最終更新日 2023.02.02
登録日 2023.02.02
夕飯を決めようと百面ダイスを振ったらแกงเขียวหวานが選ばれてしまった青年の話。
文字数 825
最終更新日 2023.01.20
登録日 2023.01.20
自分にまったく自信のない成恵は恋愛に臆病だった。
だが、料理教室で賢人と出逢ったことで違った展開になる。
成恵は自分に自信が持てるようになるのか。
文字数 1,586
最終更新日 2023.01.11
登録日 2023.01.07
所詮、こんなものだった。これが社会に対する私の現実だった。
こんな感じの内面で生きている今の私って駄目?
どうなの?
文字数 40,390
最終更新日 2023.01.03
登録日 2023.01.03
「私は、実琴とは全然違う」
活発な姉“実琴《みこと》”と内気な妹“真琴《まこと》”は性格が全然違う双子の姉妹。
中学生の真琴はあることからクラスでいじめの標的にされてしまう。
姉の励ましもあり登校を再開するが日に日にエスカレートするいじめから真琴をかばった実琴は運悪く屋上から転落し亡くなってしまう。
いじめについて黙秘する学校側、“なかったこと”にされた姉の存在。
消された姉の存在を証明するために真琴は姉の生涯を書いた小説を出版社に投稿する。
応募した作品が受賞したことを期に真琴の運命は大きく変わり出す。
青春のその向こう側まで、私たちは進み出す。
*この作品はエブリスタ、カクヨムに掲載しています。
文字数 52,757
最終更新日 2023.01.01
登録日 2022.12.31
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