歴史・時代 小説一覧
1,041
高俅(こうきゅう)の意地 ~値千金の東坡肉(トンポーロウ)~
【あらすじ】
中国・北宋の末期、旧法党と新法党の党争という、国を割らんばかりの争いは極致に達し、時の皇帝・徽宗(きそう)の宰相、蔡京(さいけい)は新法党を称し、旧法党の弾圧を強行した。
その極致が「元祐党石碑(げんゆうとうせきひ)」であり、これは蔡京が旧法党と「みなした」人々の名が刻印されており、この「石碑」に名が載った者は放逐され、また過去の人物であるならばその子孫は冷遇され、科挙(役人になる試験)を受けることが許されなかった。
だがこの「石碑」に載っているのは、単に旧法党にとどまらず、蔡京に反対する者、気に入らない者も含まれていた……旧法党に属しながらも、旧法の欠点を指摘していた蘇軾(そしょく)のような人物も。
ところがある日、その「石碑」を倒した者がいた――その男、名を高俅(こうきゅう)という。
彼の見せた「意地」とは――
【登場人物】
蔡京(さいけい):北宋の太師(宰相)。新法党を称し、旧法党弾圧の名を借りて、反対派を弾圧し、己が権勢を高めるのに腐心している。
徽宗(きそう):北宋末期の皇帝。文化人・芸術家としては秀でていたが、政治面では能力はなく、宰相の蔡京に依存している。蹴鞠が好き。
童貫(どうかん):宦官。兵法、武を極め、国軍の太尉(司令官)を務める。蔡京と共に、徽宗の政治への無関心に乗じて、国政を壟断する。
高俅(こうきゅう):禁軍(皇帝近衛軍)の太尉(司令官)。棒術、相撲等多彩な才能を持ち、中でも蹴鞠が得意。若い頃は不遇であったが、左遷先の黄州での「出会い」が彼を変える。
蘇軾(そしょく):かつて旧法党として知られたが、新法といえども良法であれば活かすべきと主張する柔軟さを具える。能書家にして詩人、そして数々の料理を考案したことで知られる。
ウルツ・サハリ:モンゴル帝国の中書省の役人。髭が長い。詩が好き。妻は詩人の家系の生まれ。
【表紙画像】
「ぐったりにゃんこのホームページ」様より
感想数 0
文字数 10,985
最終更新日 2023.06.28
登録日 2023.06.24
1,042
延岑 死中求生
今から2000年ほど前の中国は、前漢王朝が亡び、群雄割拠の時代に入っていた。
そんな中、最終勝者となる光武帝に最後まで抗い続けた武将がいた。
不屈の将・延岑の事績を正史「後漢書」をなぞる形で描いています。
※この作品は史実を元にしたフィクションです。
感想数 1
文字数 14,631
最終更新日 2024.06.07
登録日 2024.05.31
1,043
最終兵器陛下
黒く漂う大海原・・・
世界大戦中の近現代
戦いに次ぐ戦い
赤い血しぶきに
助けを求める悲鳴
一人の大統領の死をきっかけに
今、この戦いは始まらない・・・
追記追伸
85/01/13,21:30付で解説と銘打った蛇足を追加。特に本文部分に支障の無い方は読まなくても構いません。
感想数 1
文字数 3,737
最終更新日 2025.01.13
登録日 2024.12.08
1,044
腐った竜に古豪の虎が牙をむくとき(第二話 表に見える陰と陽)
この物語は江戸時代中期におきた小判にまつわる事件をモデルとした物語です。全体の構成は『第一話 似て非なるもの』、『第二話 表に見える陰と陽』、『第三話 点と線が面に見えるとき(予定)』となっています。この物語を書く進むにつれ迷い悩むことがあります。それは当時の複雑な覇権争いの世界をどのように表現するかに尽きます。
今回の第二話は、すでに公開した第一話からつづくもので『主人公の多嘉良両断斎が第一話で起きた出来事によって事件の闇を解き明かす』という建付けです。
感想数 0
文字数 16,404
最終更新日 2025.02.23
登録日 2025.02.05
1,045
『仏と修羅〜 闇聴き玄信救済帳〜』
江戸・桜田門。
證誠寺の住職・玄信は、説法は不得手だが、人々の声に耳を傾ける心優しき坊主だ。
だが、その穏やかな仮面の下には、血塗られた過去を持つ元凄腕忍びの顔があった。
ある雨の夜、寺に駆け込んだ傷だらけの娘・お絹。
彼女が目撃したのは、江戸の経済をも裏で操る恐るべき忍び集団「黒蜘蛛衆」の非道な行いだった。
弱きを救うため、玄信の中で封印していた元忍びの血が騒ぎ始める。
優しい坊主か、修羅か――。大江戸の闇に潜む影を、異色の破戒僧が討つ!
痛快エンタメ時代活劇、ここに開幕!
感想数 0
文字数 68,991
最終更新日 2025.05.12
登録日 2025.05.11
1,046
唐紅の風 ~平安の女流歌人の一生
――詞(ことば)は、生きるということ。
詠む者として生まれ、女として生き、風となって消える。
時は平安末期。
都に仕える一人の女房・藤原高子は、紅の衣とともに「詠う女」として注目を集める。
だが、彼女が紡ぐ和歌は、やがて政(まつりごと)の具となり、人の妬みと恐れを呼び、
ついには「詞によって裁きを下す者」となる。
火に晒され、誤解に傷つき、沈黙に包まれながらも、
それでも高子は、ただ詞を詠み続けた。
己の生を、心の風を、時代の片隅にそっと残すように。
やがて、紅の裾を翻し、彼女は都を去る。
そのあとに残ったのは、名ではなく――詞だけ。
“くれなゐの かぜとなりたる ことのはは
こゝろにふれし ときぞまことと”
この詞に触れたとき、
あなたの中にも、静かに風が吹くかもしれません。
歴史の陰に咲いた、もうひとつの女の生。
すべての「詠う者」に贈る、静謐なる時代抒情。
感想数 0
文字数 49,324
最終更新日 2025.06.01
登録日 2025.05.17
1,047
春の遠出の日
感想数 0
文字数 2,736
最終更新日 2026.05.31
登録日 2026.05.31
1,048
天暗の星~念真流寂滅抄~
「人を斬らねば、私は生きられぬのか……」
江戸の泰平も豊熟の極みに達し、腐敗臭を放ちだした頃。
夜須藩御手先役見習い・平山清記は、自らの役目に疑問を覚えながらも、主君を守る太刀として藩法を破る無頼漢を斬る日々を過ごしていた。
そんなある日、清記は父の悌蔵に命じられ、中老・奥寺大和の剣術指南役になる。そこで出会った、運命の女。そして、友。青春の暁光を迎えようとしていた清記に、天暗の宿星が微笑む――。
寂滅の秘剣・落鳳。幾代を重ね、生き血を啜って生まれし、一族の魔剣よ。願いを訊き給へ。能うならば、我が業罪が一殺多生にならん事を。
アルファポリス第一回歴史時代小説大賞特別賞「狼の裔」に続く、もう一つの念真流物語!
※この物語はフィクションです。実在の人物・団体・地名とは一切関係ありません。
※この物語は、「巷説江戸演義」と題した筑前筑後オリジナル作品企画の作品群です。舞台は江戸時代ですが、オリジナル解釈の江戸時代ですので、史実とは違う部分も多数ございますので、どうぞご注意ください。また、作中には実際の地名が登場しますが、実在のものとは違いますので、併せてご注意ください。
感想数 0
文字数 97,422
最終更新日 2017.06.18
登録日 2017.04.30
1,049
噂の由兵衛
「由兵衛が捕まったらしい」
世間はその話題で賑わっていた。
何故捕まったのか、何故噂と見た目が違うのか。
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文字数 994
最終更新日 2025.05.26
登録日 2025.05.26
1,050
壬生の狼 芹沢暗殺ッ!!
新選組結成にまつわる事件と、筆頭局長芹沢鴨暗殺劇を中心に書いた幕末時代小説
一説には、新選組の隊士の中に女性がいたという説が存在します
それをネタに、沖田総司を少女として設定しています
感想数 0
文字数 50,170
最終更新日 2025.10.06
登録日 2025.08.02
1,051
ほしあいのそら~『義孝集』より
平安中期、顔にも才能にも恵まれ、出自もよろしくエリート街道まっしぐら、まさに白馬ならぬ牛車に乗った王子さまのような青年がいた……。
『源氏物語』の薫にも影響を与えたと見られ、百人一首でも「君がため惜しからざりし命さへ ながくもがなと思ひけるかな」で知られている藤原義孝の、秘めた恋の物語です。私家集『義孝集』収録の和歌を元にしています。
感想数 0
文字数 85,141
最終更新日 2026.06.02
登録日 2026.05.25
1,052
残刀、露と消えて
これは、最後の人斬りの物語。
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文字数 5,938
最終更新日 2022.05.22
登録日 2022.05.22
1,053
地平線の彼方へ賭けゆくーナラ、私はそんな奴は知らないー
魏晋南北朝時代、バイカル湖より下の草原はモンゴル系の柔然が支配していた。
だが、柔然の配下の高車が突如、反旗を翻した。
しかし、敗走した高車は突厥と合流し、数年が経過した。
一方、突厥の将軍の娘のベルテは残虐姫と渾名されるほど気性が荒く、馬に乗り騎兵隊の一人だ。
しかし、彼女には兄弟を柔然に殺された過去がある。その敵を討つべく今日も柔然と戦うため草原を走る。
そんなある日、柔然の兵がベルテを見て言った。
「ナラ姫、何故、ここに?」と。
ナラとは誰だ?
いや、私は誰なのだ?
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文字数 5,642
最終更新日 2026.03.31
登録日 2026.03.03
1,054
ラムソルと秘密の時計
只の行商人のラムソルが謎の時計を見つけてしまう。
その時計には普通あり得る事の無かったはずの魔力が使えてしまう!!
しかしこの世界では魔法は悪魔の証として生まれつき持っていた者は残虐な方法で殺されてしまう。
しかしラムソルは時計を使う事によりいろんな力を使って対抗していく。
最後に残るのはラムソルかそれとも反対する勢力か 今時間を越えて壮大なバトルが繰り広げられる!!
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文字数 1,653
最終更新日 2017.09.06
登録日 2017.09.03
1,055
髪に宿る誇り
明治五年――文明開化の激流の中、東京・銀座に生きる一人の女教師がいた。
名は澄江。女子師範学校で教鞭を執る彼女は、政府からの“断髪令”に直面する。
「女性も髪を切り、洋装をせよ」
時代の流れは、女性の髪型までも飲み込もうとしていた。
それでも澄江は、己の信念を貫いた。
和装を守るために――その象徴である日本髪を、自らの手で剃り落とした。
坊主頭となった女教師は、冷たい視線と嘲笑の中で教壇に立ち続ける。
だがその姿は、やがて少女たちに“誇り”と“自由”を教え、
社会を静かに、しかし確かに変えていく。
髪を失い、得たものは何か。
女性としての尊厳と、生きる意味を問い直す、感動の歴史長編。
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文字数 10,137
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.05.31
1,056
徳蔵とこうかい
江戸の町で仏像を彫る仏師を生業にしていた徳蔵は、突然跡目を弟子に譲ることにする。周囲の反対を押し切ってまで仏師を辞めることにした理由とは? 才能に焦がれた一人の男が犯した罪を描いた物語です。
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文字数 10,227
最終更新日 2026.05.09
登録日 2026.05.09
1,057
めぎつね
それは破滅への転落か、救済へのいざないか──。
権力の中枢に食い込んだ傾国の美女。
亡国の王家の血を引く笛の名手の男。
二人が出会った時、女の運命が狂い始める。
だがそれは、女にとってはどうだったのか……。
短編「泣いた男」の前日譚の側面も持つ、短編和風ファンタジー平安時代風味の第0弾!
感想数 0
文字数 16,401
最終更新日 2020.11.26
登録日 2020.11.26
1,058
消臭スプレー軍曹
第二次世界大戦が起こらなかった世界線で繰り広げられる珍奇妙妙、一話完結のコメディー/シリアス短編集です。
感想数 0
文字数 6,690
最終更新日 2022.06.16
登録日 2022.06.16
1,059
覚醒した今川氏真
桶狭間の戦いで父、今川義元が織田信長に討たれてしまい絶望した氏真。しかし、祖母である寿桂尼に怒られ、今川の現状を冷静に見るのであった。
感想数 0
文字数 733
最終更新日 2022.08.31
登録日 2022.08.31
1,060
新撰組のものがたり
近藤・土方ら試衛館一門は、もともと尊王攘夷の志を胸に京へ上った。
ところが京の政治状況に巻き込まれ、翻弄され、いつしか尊王攘夷派から敵対視される立場に追いやられる。
近藤は弱気に陥り、何度も「新撰組をやめたい」とお上に申し出るが、聞き入れてもらえない――。
町田市小野路町の小島邸に残る近藤勇が出した手紙の数々には、一般に鬼の局長として知られる近藤の姿とは真逆の、弱々しい一面が克明にあらわれている。
近藤はずっと、新撰組を解散して多摩に帰りたいと思っていたのだ。
最新の歴史研究で明らかになった新撰組の実相を、真正面から描きます。
主人公は土方歳三。
彼の恋と戦いの日々がメインとなります。
感想数 0
文字数 161,735
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.07.14
1,061
籠の中の鳥
甲賀と伊賀、戦国最強の忍びを率い幼い将軍を助け出した六角義賢。
三好長慶の追手を振り切って、再起を謀り京を取り戻そうとするが、彼らの行く手には、戦国の大火が迫らんとしていた。
感想数 0
文字数 37,408
最終更新日 2020.07.16
登録日 2020.03.21
1,062
『龍馬と1000歳の化け猫 ~最強の強運と勘違いで駆け抜ける幕末・維新サバイバルコメディ伝~』
浦賀に黒船が来航した歴史的瞬間、坂本龍馬は三本の尻尾を持つ人語を解す黒猫「タマ」と出会う。剣術も度胸もないが、異常な「強運」だけは天下一品の龍馬。タマの毒舌と予感、そして周囲の壮大な「勘違い」に流されながら、龍馬はいつの間にか幕末の英雄へと押し上げられていく。運と猫に導かれた、前代未聞の冒険が幕を開ける!
【1話500文字でサクッと読める!!
新解釈、歴史エンタメコメディ全50話】
感想数 1
文字数 24,822
最終更新日 2026.04.14
登録日 2026.03.12
1,063
腕、貸しつかまつる
冴は、お代次第であらゆることを請け負うよろず屋だった。
よくある依頼は用心棒。
陸路で運ぶ荷を守り切るだけでなく、襲った野盗を皆殺しにすることで知られていた。
本編『龍神の娘』には入りきらなかったエピソードを、短編として公開します。
感想数 0
文字数 8,370
最終更新日 2026.05.03
登録日 2026.05.03
1,064
妖賀
応仁の乱が勃発し、焼け野原となった京で、銕三郎という青年に拾われた童の仁。
銕三郎は、妖賀者という妖怪でもない、正体不明の化け物を殺す誅伐隊の隊士であった。
2人は,仲睦まじく暮らしていたが,突如悲劇が襲う。
お松という名の女と任務を共にした銕三郎は、天壌無窮という呪いを受け、死んだ。
天壌無窮は、呪いを受けた者が死に至った直後、その人物が愛した者へと呪いがうつるものであった。
銕三郎が受けた呪いは,仁へとふりかかった。
それから仁は、銕三郎の師匠、九郎に引き取られる。
しばらくして、仁と九郎は、天壌無窮と妖賀者の関係を知る事となった。
九郎の事を親として愛し始めていた仁は、呪いが九郎にうつることを阻止するため、自分の人生のためにも、誅伐隊に入隊する事を決めた。
ここから妖賀者と仁の壮絶な戦いが始まっていく。
感想数 0
文字数 12,507
最終更新日 2023.10.17
登録日 2023.10.17
1,065
宴のあとに
秀吉にそそのかされた光秀は
文字数 1,376
最終更新日 2024.08.09
登録日 2024.08.09
1,066
帝都の緋 ー少女剣士、桐の誓いー
明治四十一年、帝都東京。
日露戦争後の不安が渦巻く中、総理大臣・桂太郎の命を狙う刺客が現れる。
その刃を一瞬で断ち切ったのは、緋色の袴をまといし十五歳の少女
「この身は、陛下より賜りし桐の紋の許にございます」
内閣直属の特務官として、帝都に潜む闇と対峙する。
近代化の光の裏に潜む影、華族の誇りと血、そして少女の剣が裂く明治の黄昏。
――これは、大正浪漫の黎明を告げる、ひとりの剣士の物語。
感想数 1
文字数 25,273
最終更新日 2025.11.02
登録日 2025.10.16
1,067
藁の縄
感想数 0
文字数 3,823
最終更新日 2020.01.30
登録日 2020.01.28
1,068
透明人間vs塩田剛三
1943年。
激化の一途をたどる第二次大戦にて、英国が編み出したヒトラー暗殺の秘策は透明人間であった。
対するナチス第三帝国は同盟国日本より、銃弾も避けるという達人の高弟、塩田剛三を招聘する。
東洋の合気術は西洋の見えざる刺客に太刀打ちできるのか。
【登場人物】
ハンス・ユンゲ: 武装親衛隊の将校でアドルフ・ヒトラーの従卒。
トラウデル・ユンゲ: アドルフ・ヒトラーの秘書でハンスの妻。
ジャック・グリフィン博士: 故人。肉体を透明にできる薬を開発したイギリス人科学者。
塩田剛三: 合気術の達人。
感想数 1
文字数 57,638
最終更新日 2021.07.25
登録日 2021.06.23
1,069
ゆる北欧神話
感想数 0
文字数 3,108
最終更新日 2024.05.28
登録日 2024.05.28
1,070
天の白鳥
感想数 0
文字数 14,850
最終更新日 2021.05.26
登録日 2021.05.15
1,071
マカロニ・オブ・バックウィード
乾いた風が吹く。
埃っぽいこの世界――アメリカ西部。
人々は金を求めて西へ西へと移動していった。たった数粒の砂金が数万の人間を西のかなたに呼び寄せたのだ。
――ゴールドラッシュからすでに半世紀がたとうとしていた。
それまで何もなかった西部では開拓が進み、町が形成され、鉄路がそれらを結んでいった。
かつてはカウボーイのみが、この大地を我が物顔に跋扈していた。大地を覆いつくさんばかりの牛の群れを率いる一団。ロングドライブと呼ばれるこの風景は西部の象徴でもあった。
二十世紀もそろそろのこの時代、そういった「西部」的なものはだんだんとなりを潜めつつあった。有刺鉄線の普及により、草原は囲い込まれまた鉄道の発展は彼らの仕事を奪っていった。
そのような変化が見られつつも、アメリカ西部はいまだに個人の能力が幅を利かせる、実力主義の世界であった。すでにフロンティアは西海岸に達したものの、開拓熱は冷めることはない。農民も悪党も、当然保安官も常に武器を持ち自らを守ろうとしていた。それはこの国の人民の権利なのだから。
この西部で武器を扱う少女がいた。
彼女の名前はベルティーナ=レヴァッキーニ。
彼女は何のために、人々に拳銃やライフルを売り歩くのか。
荒野のガンマンにして、死の商人。
西部では『火薬のベルテ』と呼ばれていた。
そんな彼女の前に、見慣れない風貌の少女が現れる。
アメリカ西部の最後の輝きともいえる物語が始まる――
感想数 0
文字数 13,090
最終更新日 2025.05.11
登録日 2025.05.05
1,072
家康、江戸を捨てる
//徳川家康が幕府を開いて早々に江戸を捨てて駿府へ移った真の理由とは?
第5回歴史・時代小説大賞での応援ありがとうございました。
※「小説家になろう」「カクヨム」にも重複投稿しました(2019/6/1)。
感想数 3
文字数 3,312
最終更新日 2019.04.20
登録日 2019.04.20
1,073
人物掌話
感想数 0
文字数 32,555
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.06.09
1,074
うじざねーぜの悠々自適
父の敵討ちもせずに和歌や蹴鞠に興ずる日々
文字数 1,831
最終更新日 2016.09.07
登録日 2016.09.01
1,075
ブレイブライトーロマンの冒険記ー
小説処女作です。
よろしくお願いします。
感想数 0
文字数 566
最終更新日 2018.06.09
登録日 2018.06.09
1,076
名残り雨
梗概
時は幕末。乱世の様相を呈する京都の地にて、何処の組にも属する事なく、薩長の志士を斬り続けている、謎の人斬りが暗躍していた。異名を「断鉄の総助」という。その噂の元に集まった討幕維新の志士の三人、堀田甚蔵(ほったじんぞう)、篠崎悠九郎(しのざきゆうくろう)、倉沢(くらさわ)拓(たく)馬(ま)。彼らは仲間の志士を斬り続ける断鉄の総助を追う任務を担う。
早速、断鉄の総助の探索は始まるのであるが、その最中、断鉄の総助の頬に激しい裂傷がある、という情報を知る。その話に堀田は引っかかる。断鉄の総助という名に、どこか気懸かりをする。自分が江戸に居た頃に知己であった「深町(ふかまち)総助(そうすけ)」という、当時幼さすら残った、一流の剣士を夢見た少年の名前を連想する。
堀田のその気懸かり、また予感は的中し、断鉄の総助の追尾の途中、二人は再会した。断鉄の総助は即ち深町総助だった。堀田と偶然再会した深町は、江戸に居た当時道場剣法の手練で名を通し、また自らも胸を借りた堀田に対して、真剣勝負を所望する。だが、堀田は深町からのその挑戦を受ける事はなく、その場をあとにする。堀田にはその覚悟がなかった。
そんなある日、篠崎が密かに逢瀬を重ねていた倉沢の妹が、京に間もなく帰ってくる事が決まった。と同時に断鉄の総助が東福寺を根城にしている、という有力な情報も得る。いきり立つ篠崎。だが、倉沢の妹が帰ってくる前に任務を果たす、と勇んでしまった篠崎は一人東福寺の乗り込み、逆に断鉄の総助に斬り殺されてしまう。最早、深町総助との対決が必至と悟った堀田は、倉沢に向かってこの一件に対しては自分一人に任せてくれ、と頼む。そんな真剣な眼差しを放ちながら全てを語る堀田に、倉沢は自らが所持していた「とある物」が入った風呂敷包みを黙って手渡す。
そして、雨が降りしきる中、堀田はただ一人、深町総助との決戦の場へと臨んだ。
感想数 0
文字数 23,820
最終更新日 2019.04.16
登録日 2019.04.16
1,077
新撰組八犬伝
幕末、最後の犬士たちが日本を救う! 数千年の争いに、決着をつけるのは誰なのか? 古代より続く、天皇家と里見一族の物語。最後の周期に、新撰組を交えて、ついに決着!
今回の主人公は、奥村仁右衛門という御家人さんです。若い頃から、試衛館に出入りして、沖田あたりと切磋琢磨していましたが(年は仁右衛門が一つ上)、運命は若者たちの行き先を皮肉に翻弄していきます。
そして、幕末もいよいよどんづまり。舞台は、上野、寛永寺! よりはじまります。 薩長の敵弾に倒れ、気絶していた仁右衛門は、過去の夢を見る。それは近藤勇の処刑、であった―― 新撰組と八犬伝の世界を大胆にからめた夢の物語がついに開幕です!
感想数 0
文字数 8,190
最終更新日 2020.04.29
登録日 2020.04.26
1,078
大和国つまようじ物語
天下太平の世で、剣客の身分を辞して"箸職人"になった1人の男の物語。
究極の箸を作るため、素材を求め箸とひたすら向き合い続ける。
少し長くなりましたが、楽しく書けたのでぜひ読んでみてください。
ジャンルで悩みに悩みましたが、ヒューマンドラマとさせたいただきます。
『小説家になろう』にも掲載しています。
感想数 0
文字数 13,263
最終更新日 2020.06.19
登録日 2020.06.19
1,079
我らの輝かしきとき ~拝啓、坂の上から~
講和内容の骨子は、以下の通りである。
一、日本の朝鮮半島に於ける優越権を認める。
二、日露両国の軍隊は、鉄道警備隊を除いて満州から撤退する。
三、ロシアは樺太を永久に日本へ譲渡する。
四、ロシアは東清鉄道の内、旅順-長春間の南満洲支線と、付属地の炭鉱の租借権を日本へ譲渡する。
五、ロシアは関東州(旅順・大連を含む遼東半島南端部)の租借権を日本へ譲渡する。
六、ロシアは沿海州沿岸の漁業権を日本人に与える。
そして、1907年7月30日のことである。
感想数 0
文字数 6,028
最終更新日 2023.02.23
登録日 2022.05.25
1,080
おとか伝説「戦国石田三成異聞」
関東北部のある市に伝わる伝説を基に創作しました。
前半はその市に伝わる「おとか伝説」をですます調で、
後半は「小田原征伐」に参加した石田三成と「おとか伝説」の衝突について、
断定調で著述しています。
小説家になろうでは「おとか外伝『戦国石田三成異聞』」の題名で掲載されています。
完結済です。
感想数 3
文字数 12,413
最終更新日 2020.05.20
登録日 2020.05.15
アルファポリスの歴史・時代小説のご紹介
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