歴史・時代 小説一覧

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文太と真堂丸 あとがき

文太と真堂丸のあとがき
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月と星の輝く夜に~長屋浪人万屋日記~

白刃に月光がキラリと光る。雲の隙間からもれた光が、一瞬の勝負を決めた。振りかざした刀を鞘に収める。 俺は女が苦手だ。見ているだけで全身が痒くなる。目が合うだけで胸の鼓動が早くなる。話しをすれば呼吸が荒くなり、触れようものなら即死は免れない。 頼まれた仕事さえ終われば、後のことはどうでもいい。さっさと帰ろう。
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魚津城の落城を1日先送りしたら

1582年6月3日。魚津城は絶望の淵に追いやられていた。周りは織田の大軍。当主上杉景勝は森長可への対応を迫られ越後に帰国。城中の誰もが死を覚悟する中……もし落城を1日先送りしていたら?
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うすばかげろう 変人遊女と偏屈職人、命燃やせや、一夜の恋に

 吉原の遊郭・峯屋で一二を争う遊女・涼香と朝霧はある夜、表からじっと中を睨む男・伊三次に気付く。  天真爛漫、怖い物知らずの涼香は真っ向から睨み返し、見事撃退。客からやんやの喝采を浴びた。  当時、涼香は豪商・常盤屋に見初められ、身請けが決まって順風満帆の勢いだ。  伊三次が自分の馴染み客・巳代松の知人で飾り職人と知った朝霧は、微かな嫉妬をはらすべく、悪戯を企む。  常盤屋から涼香が貰った銀簪を盗み、代りの簪を作るよう涼香が伊三次へ頼むしかない状況へ追い込んだのだ。    密かに会った二人は話が全くかみ合わず、隠し部屋に潜む朝霧を大笑いさせる。  だが廓を睨む行為が伊三次の修行の一環と知った涼香は、そのひたむきな態度に惹かれ始める。  伊三次も又、廓で純真な心を保つ涼香に惹かれ、彼女の簪作りへ魂を込める。    常盤屋に身請けされる日が迫っても不器用な恋の炎は燃え盛る一方。  責任を感じ、朝霧と巳代松は二人の為に奔走するのだが…… 〇エブリスタ、ノベルアップ+、小説家になろう、にも投稿しております。
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精霊ぶながやーの拳

明治12年琉球処分があった直後の大阪、松島遊廓の用心棒、鳥辺野火夏はヤクザ者に襲われる青年、龍真魚と出会った。彼は琉球拳法の使い手で、不思議な技「縮地」を操った。真魚と火夏は意外にも気が合い、ともに武術修練を始める。やがて真魚の住む琉球商館がヤクザ者に襲われた。真魚は奪われた宝物を奪還に後を追った。それを知った火夏もまた真魚を追う。火夏は襲撃者賽王組の倉庫で真魚を見つけ、ともに賽王組を叩き潰して宝物を奪還した。そして火夏は、真魚が琉球宮家の護衛者で、清への亡命工作のために大阪にいることを知る。果たして真魚は宮家を無事に清への亡命をさせることができるのか。火夏はそれを助けられるのか。
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神酒所の権左 風聞手控

 時に元号が宝暦から明和に改まって二年が経つ江戸深川は北森下町六兵衛店。ここには「神酒所(みきしょ)の権左」と二つ名を取る老練な御用聞きが居た。故あって足を悪くし撞木杖を手放せない為、八丁堀の旦那の市中御見廻りの供にも事を欠き、亡き妻が残した髪結い床の裏座敷、通称「権左親分の御神酒所」で日がな一日煙草を呑んでいる。所がどうして、二言目には「隠居も同然」が口癖の彼のもとには今日も様々な相談事や事件が持ち込まれる。  ある日、南組定町廻り、溝呂木彦右衛門は同じ南町奉行所の同僚を連れ、権左の神酒所を尋ねたのだが・・・・    
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銀の帳(とばり)

江戸の町。 北町奉行所の同心見習い・有賀(あるが)雅耶(まさや)は、偶然、正体不明の浪人と町娘を助ける。 娘はかつて別れた恋人だった。 その頃、市中では辻斬り事件が頻発しており…。 若い男女の心の綾、武家社会における身分違いの友情などを描く。 本格時代小説とは異なる、時代劇風小説です。 大昔の同人誌作品を大幅リメイクし、個人HPに掲載。今回それをさらにリメイクしています。 時代考証を頑張った部分、及ばなかった部分(…大半)、あえて完全に変えた部分があります。 家名や地名は架空のものを使用。 大昔は図書館に通って調べたりもしましたが、今は昔、今回のリメイクに関してはインターネット上の情報に頼りました。ただ、あまり深追いはしていません。 かつてのテレビ時代劇スペシャル(2時間枠)を楽しむような感覚で見ていただければ幸いです。 「小説家になろう」併載。
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サムライ達の手紙 人切り半次郎の手紙に思う

西南戦争末期、賊将が家族にあてた手紙を書いている時の心情を想像して書いてみました。
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媚醜天落

眉目秀麗な道場主の嫡男、雷蔵。 女子への手が早い事でも有名であった彼は、ついに父の逆鱗に触れてしまう。
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少康、天夏に立つ

少康は仙人と出会い夏王朝再興へと動き出す
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ーー焔の連鎖ーー

その男の名は歴史に刻まれる事はなかった …確かに彼はそこに存在していたはずなのに。 ーー幕末の世ーー 男達はそれぞれの想いを胸に戦い続ける。 友の為 義の為 国の為 抗う事の出来ない運命に正面から挑んだ。 「あの時の約束を果たす為に俺はここに居る」 「お前と俺の宿命だ……」 「お前が信じるものを俺は信じるよ」 「お前の立つ場所も、お前自身も俺が守ってやる」 幕末で活躍した新撰組とそれに関わったはずなのに歴史に残ることはなく誰一人として記憶に刻むことのなかった1人の男。 運命の糸に手繰り寄せられるように、新選組と出会った主人公『如月蓮二』彼と新選組は幕末の乱世を駆け抜ける!! 作者の完全なる“妄想”によって書かれてます('A`) ※以前エブリスタ、ポケクリにて掲載しておりましたがID&パス紛失にて更新できなくなったため修正を加えて再投稿したものです。 フィクションです。史実とは違った点が数多いと思いますがご了承下さい。 作中の会話にて方言(京弁、土佐弁)で間違いがあるかもしれません。 初物ですので、広い心で見守って頂ければ有り難いですm(_ _)m
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捨松──鹿鳴館に至る道──

日本初の女子留学生として、津田梅子らとともにアメリカに十年間の官費留学をしていた山川捨松は、女子教育を志し、大学を卒業した1882(明治15)年の冬、日本に帰国する。だが、前途洋々と思われた帰国後の暮らしには、いくつかの障害が立ちはだかっていた。
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古代ローマの英雄スキピオの物語〜歴史上最高の戦術家カルタゴの名将ハンニバル対ローマ史上最強の男〜

 歴史上最高の戦術家とされるカルタゴの名将ハンニバルに挑む若者の成長物語。紀元前二一九年、ハンニバルがローマの同盟都市サグントゥムを攻撃したのをきっかけに、第二次ポエニ戦争が始まる。ハンニバル戦争とも呼ばれるこの戦争は実に十八年もの長き戦いとなった。  アルプスを越えてローマ本土を攻撃するハンニバルは、騎兵を活かした戦術で次々とローマ軍を撃破していき、南イタリアを席巻していく。  一方、ローマの名門貴族に生まれたスキピオは、戦争を通じて大きく成長を遂げていく。戦争を終わらせるために立ち上がったスキピオは、仲間と共に巧みな戦術を用いてローマ軍を勝利に導いていき、やがて稀代の名将ハンニバルと対峙することになる。  戦争のない世の中にするためにはどうすればよいのか。何のために人は戦争をするのか。スキピオは戦いながらそれらの答えを追い求めた。  古代ローマで最強と謳われた無敗の名将の苦悩に満ちた生涯。
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産業創世記 ギデオン(休載中)

19世紀 現在の日本円での資産価値にして 2京円。 世界の6割を支配したとされる閨閥 ハートシルト。 その記録は 初代ハートシルトの死と同時にすべて焼却されて、 一族でもその真相は知らない。 イルミナティ、フリーメーソン、ユダヤ賢人会議、300人委員会。 通貨発行権と軍事力を手に入れるまでの長い道のりだ。 現在、大統領を意味する 「ナスィ」本来は 「国王」を意味していた。 18世紀大英帝国マンチェスターで起きた、あまり知られていない事件から その隠された、歴史の真実を紐解こう。 (本命作品です。)
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つきが世界を照らすまで

――頃は明治 絵描きの話をしよう―― 明治二十二年、ひとりの少年が東京美術学校に入学するために上京する。 岡倉天心の「光や空気を描く方法はないか」という問いに答えるために考え描かれていく彼の作品は出品するごとに議論を巻き起こす。 伝統的な絵画の手法から一歩飛び出したような絵画技術は、革新的であるゆえに常に酷評に晒された。 それでも一歩先の表現を追い求め、芸術を突き詰める彼の姿勢は終生変わることがない。 その短い人生ゆえに、成熟することがない「不熟の天才」と呼ばれた彼の歩んだ道は決して楽ではなかっただろう。 その人は名を菱田春草(ひしだしゅんそう)という。 表紙絵はあニキ様に描いていただいたものです。
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たそがれに咲く花なれば

江戸時代の初期、徳川家光が三代将軍となったばかりの頃。 浪人・園部多門は、妻・さきが不治の病を患っている事を知る。 思い悩んだ末、金を稼ぐ為に多門は武士を捨てる決心をするが、それに気付いたさきは怒り、離縁してくれとまで夫へ訴えた。 二十年以上、一途に武士の妻として生きてきた信念や価値観が、死の恐怖より強く彼女を駆り立てているのだ。 共に根は頑固。 言い出すと後に引けない性分同士である。 感情的になった話し合いはこじれにこじれ、時に激しく、時に切なく、時に滑稽なやりとりが続く。 しかし、それらは全て互いに相手を思いやる気持ちの表れ。 己の本心を偽りなく曝け出した時、二人が選ぶ愛の行方は…… エブリスタ、小説家になろう、ノベルアップ+にも投稿しております。
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炎花

ふたつの身体にひとつの魂
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捕虜となったチェルシー、反撃する

戦禍で辛くも勝利が確定した最中、ある著名な将軍の令嬢が敵軍に拐われ、彼らは西部へと向かった。そこでチェルシーを待っていたのは……。
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圭佳国物語

 生まれて間もなく、花街に捨てられた姉妹。2人は楼主に拾われ、将来の花魁候補として育てられる。しかし妹が9歳で結核を患い、帰らぬ人に。唯一の血縁者を失った11歳の姉は絶望し憔悴するも、妹との最後の約束を果たさんと奔走する。  そんな中、都からとある貴人が妾探しに来るという噂を聞く。はじめは興味がなかった姉だが、傾国の美貌を持っているらしいと聞いて一目だけでも見てみることに。そして目の前に現れた美丈夫に一目惚れしかけるも、最低な性格の持ち主だと知り幻滅。思わず蔑みの目を向けてしまい、不敬として連行される。貴人は「最後のチャンスをやる。一生敬いますと言えば許して下女にしてやるぞ」と言うが、姉は「信念を曲げるくらいなら死を選ぶ」と啖呵を切った。処刑される寸前、家臣たちの話が耳に入る。どうやら貴人は帝の命で『蘇りの石』を探しているらしい。姉は妹を生き返らせる方法があるならと貴人に頭を下げた。そんな姉を見て何を思ったか、貴人は処刑をとりやめ姉を下女にする。姉は貴人の身の回りの世話をしつつ石探しを手伝うことになる。
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騎士の私が大公の娘を演じてモンゴルと婚姻交渉に行ったら、暗殺事件に巻き込まれて国ごと包囲された ~La Storia「春秋Annales」~

「……私が、殿下の娘役を?」 ストーリア大公国の秘書官、三川光。 その日、主君ヴォレールから命じられた任務は、大公の娘を偽ってモンゴルの金帳汗国へ赴き、婚姻同盟を交渉すること。 一匹の馬のせいで、この面倒事に巻き込まれたストーリアだが、常備軍は作られたばかりで、同盟は無し。 そもそも帳簿と口先だけが武器の秘書官に、なぜこんな危険な外交を? だが、金帳で待っていたのは婚姻の席ではなかった。権力闘争、暗殺、冤罪――そして帰国した私を待ち受けたのは、三千のモンゴル精鋭騎兵による包囲だった。 帳簿で戦費を計算し、チェスで戦術を学び、純白の旗を掲げてつわものを率いる。文治十六年、A.D.1201。カルパティア山脈の東、黒海の西。英雄たちの年代記が、ここに開幕する。
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うつほ物語②~仲忠くんの母上が尚侍になるはなし

「源氏」以前の長編古典ものがたり「うつほ物語」をベースにした、半ば意訳、半ば創作といったおはなし。 男性キャラの人物造形はそのまま、女性があまりにも扱われていないので、補完しつつ話を進めていきます。 ……の続きで「初秋」もしくは「内侍のかみ」という巻を中心とした番外の様な。 仲忠くんの母君にまだ心を残している帝とのおはなし。 蛍の使い方が源氏物語に影響もたらしている様な気がします。
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平安の終焉、鎌倉の始まり

 平安時代から鎌倉時代というのは、何年で切り替わりましたというモノではなかったのだと思います。平安時代を象徴する律令制度が、新たな制度に呑み込まれていった流れが、平安から鎌倉の流れを作ったのだと思います。 史上初めて武家として、天下を統一した源頼朝を宵闇鎌倉にて描きます。  平安の終焉を迎え、新たな日ノ本の始まりについてちょっと描いてみました。時間的な関係が、話の都合上史実とは異なります。 最初は、蛭ヶ小島で暮らしていた頼朝の話となります。
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お狐長屋の両隣り [完結]

四軒の長屋がポツンとある。そこには大家さんと、一人暮らしの娘っ子がいて、二つの空いた部屋を貸し出すが、なかなか居付かない。なぜだろうと思いつつのんびり過ごしている人情もの
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新木下藤吉郎伝『出る杭で悪いか』

天正十年六月二日未明、京都本能寺で、織田信長が家臣の明智光秀に殺された。このあと素早く行動したのは羽柴秀吉だけだった。備中高松城で、秀吉が使者から信長が殺されたことを聞いたのが、三日の夜だといわれている。堺見物をしていた徳川家康はその日に知り、急いで逃げ、四日には自分の城、岡崎城に入った。秀吉が、自分の城である姫路城に戻ったのは七日だ。家康が電光石火に行動すれば、天下に挑めたのに、家康は旧武田領をかすめ取ることに重点を置いた。この差はなにかー。それは秀吉が機を逃がさず、いつかくる変化に備えていたから、迅速に行動できたのだ。それは秀吉が、他の者より夢を持ち、将来が描かける人物だったからだ。  この夢に向かって、一直線に進んだ男の若い姿を追った。  木曽川で蜂須賀小六が成敗しょうとした、若い盗人を助けた猿男の藤吉郎は、その盗人早足を家来にした。  どうしても侍になりたい藤吉郎は、蜂須賀小六の助言で生駒屋敷に住み着いた。早足と二人、朝早くから夜遅くまで働きながら、侍になる機会を待っていた。藤吉郎の懸命に働く姿が、生駒屋敷の出戻り娘吉野のもとに通っていた清洲城主織田信長の目に止まり、念願だった信長の家来になった。  藤吉郎は清洲城内のうこぎ長屋で小者を勤めながら、信長の考えることを先回りして考えようとした。一番下っ端の小者が、一番上にいる信長の考えを理解するため、尾張、美濃、三河の地ノ図を作った。その地ノ図を上から眺めることで、大国駿河の今川家と、美濃の斎藤家に挟まれた信長の苦しい立場を知った。  藤吉郎の前向きに取り組む姿勢は出る杭と同じで、でしゃばる度に叩かれるのだが、懲りなかった。その藤吉郎に足軽組頭の養女ねねが興味を抱いて、接近してきた。  信長も、藤吉郎の格式にとらわれない発想に気が付くと、色々な任務を与え、能力を試した。その度に藤吉郎は、早足やねね、新しく家来になった弟の小一郎と、悩み考えながら難しい任務をやり遂げていった。  藤吉郎の打たれたも、蹴られても、失敗を恐れず、常識にとらわれず、とにかく前に進もうとする姿に、木曽川を支配する川並衆の頭領蜂須賀小六と前野小右衛門が協力するようになった。  信長は藤吉郎が期待に応えると、信頼して、より困難な仕事を与えた。  その中でも清洲城の塀普請、西美濃の墨俣築城と、稲葉山城の攻略は命懸けの大仕事だった。早足、ねね、小一郎や、蜂須賀小六が率いる川並衆に助けられながら、戦国時代を明るく前向きに乗り切っていった若い日の木下藤吉郎の姿は、現代の私たちも学ぶところが多くあるのではないだろうか。
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三日月は鶴になった

 この物語は、南部家二十三代。南部安信の津軽平定から始まる。安信は荒波の中で舞い踊る鶴のように、幾多の困難を乗り越え、優秀な家臣と共に栄華の礎を築いた。彼の武勇や賢明な統治によって、南部家は嫡男・晴政の時代に最盛期を迎える。その栄華の裏にあった陰謀と愛憎劇。晴政の治世終盤、御家を揺るがす大きな試練に直面する。新たな時代を背負う信直は家臣の遺志を継ぎ、南部家をより栄光な未来へと導くことができるのだろうか。戦乱や家臣の陰謀、家族や仲間たちとの絆が交錯する中で、月は満ち、鶴は天高く舞う。南部家の歴史が、新たな視点で小説的世界観から鮮やかに描かれていく。
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和ませ屋仇討ち始末

山名藩家老家次男の三沢新之助が学問所から戻ると、屋敷が異様な雰囲気に包まれていた。 門の近くにいた新之助をいち早く見つけ出した安藤久秀に手を引かれ、納戸の裏を通り台所から屋内へ入っる。 久秀に手を引かれ庭の見える納戸に入った新之助の目に飛び込んだのは、今まさに切腹しようとしている父長政の姿だった。 父が正座している筵の横には変わり果てた長兄の姿がある。 「目に焼き付けてください」 久秀の声に頷いた新之助だったが、介錯の刀が振り下ろされると同時に気を失ってしまった。 新之助が意識を取り戻したのは、城下から二番目の宿場町にある旅籠だった。 「江戸に向かいます」 同行するのは三沢家剣術指南役だった安藤久秀と、新之助付き侍女咲良のみ。 父と兄の死の真相を探り、その無念を晴らす旅が始まった。 他サイトでも掲載しています 表紙は写真ACより引用しています R15は保険です
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淡き河、流るるままに

天正八年(一五八〇年)、播磨国三木城において、二年近くに及んだ羽柴秀吉率いる織田勢の厳重な包囲の末、別所家は当主・別所長治の自刃により滅んだ。 その家臣と家族の多くが居場所を失い、他国へと流浪した。 時は流れて慶長五年(一六〇〇年)。 徳川家康が会津の上杉征伐に乗り出す不穏な情勢の中、淡河次郎は、讃岐国坂出にて、小さな寺の食客として逼塞していた。 彼の父は、淡河定範。かつて別所の重臣として、淡河城にて織田の軍勢を雌馬をけしかける奇策で退けて一矢報いた武勇の士である。 肩身の狭い暮らしを余儀なくされている次郎のもとに、「別所長治の遺児」を称する僧形の若者・別所源兵衛が姿を見せる。 福島正則の元に馳せ参じるという源兵衛に説かれ、次郎は武士として世に出る覚悟を固める。 別所家、そして淡河家の再興を賭けた、世に知られざる男たちの物語が動き出す。
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大和の風を感じて【外伝】

『大和の風を感じて~運命に導かれた少女~【大和3部作シリーズ第1弾】』の外伝になります。 今までに書いた外伝をこちらにまとめる事にしました! 本編では書き切れなかった過去の話しや、その後の話しを書いてます♪ ☆2021年7月17日 『外伝  吉備からの使者 阿止里の思い』をアップしました。(R15指定) 今までで一番濃厚な内容になってます♪ ☆また続編に関しては。 『大和の風を感じて2~花の舞姫~【大和3部作シリーズ第2弾】』 『大和の風を感じて3~泡沫の恋衣~【大和3部作シリーズ第3弾】』 を是非ご覧下さい。(*^^*)
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居酒屋店主の恋

 居酒屋という言葉は江戸時代から始まったと言われる。そんな時代に居酒屋で働く女店主と偶然助けた浪人の物語  
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いつまでも輝く母へ ~「子供の将来の運命は、その母の努力によって定まる」~

「子供の将来の運命は、その母の努力によって定まる」――皇帝にそう言わしめた女性とは、いかなる母だったのか。マリア・レティツィア・ラモリノと、ナブリオーネ・ディ・ブオナパルテの物語。
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竹姫奇伝 〜新説・かぐや姫の恋物語〜 かぐやは月に恋をする

かぐや姫、またの名を竹取物語。 ある日竹から出て来た少女の物語。 何故竹の中に? 何故求婚者に無理難題を? 何故月へ帰るのか? かぐや姫の視点から、恋物語にして描く。 かぐや姫が最後に選ぶ運命は――
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黒き猫

【あらすじ】 明治四十三年、代々木に住む日本画家・菱田春草は思い悩んでいた。病により眼がよく見えなくなり、展覧会へ出す画が描けない――と。 よく見えなくとも、描かなくてはと懊悩する春草は、近隣の代々木――武蔵野の背景にした画を描くことを思いつく。 そして題材――モデルは、親友・横山大観の協力を得て借りて来た、黒き猫。 のちに名作として知られる画を描くため――春草は筆を握った。
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彼は鬼クルー

露国留学から帰国し、艦隊勤務に就いた広瀬中佐(当時は少佐)のお話。 これも青春…
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詩集・風の刻印

歴史、戦争、宗教、文明……人間の営みと宇宙の広がり。 少し手ごわい詩集かもしれませんが、どうぞお付き合いください。
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永遠が歌う時

ある少年が不思議な夢を見る。それははるか昔から今にまで続く記憶
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遠き秋夜夢 <頼朝と政子〉

源頼朝と北条政子、伊豆に於いて、まだ互いに幼い頃の話。 (昔にかいた絵と文の再録です)
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路地裏の喫茶で。

大正四年。ひっそりと営業している喫茶店では、僕と店主だけがコーヒーを眺める。
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義太夫家の人びと

父・九郎は、口がうまい。うますぎる。 法螺を吹き、人に取り入り、いつのまにか相手を味方にしてしまう。 そんな父に連れられ、幼い義太夫は都から尾張へ渡った。 「戦せずに天下を取ってみせる」 父はそう言って笑った。 だが、尾張で新しい暮らしを得た父は、義太夫を甲賀へ返してしまう。 父にとって、自分は要らぬ者だったのか。 その問いを抱えた少年の前に現れたのは、父とは正反対の、冷えた眼をした叔父・滝川一益だった。 のちに一益に仕えることになる義太夫。 これは、そのはじまりの物語。
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紅薔薇〜くれなゐさうび〜隠密捕物帖

夜の江戸の町を、一人の少年が逃げて行く。 浪人たちに追われる中で、彼は不思議な二人組に拾われる。 何故か剣の腕も立つ町医者”良庵先生”と、居候で美人だがどこか影のある派手な遊び人”紅の夕吉”。 何やら因縁のあるらしい関係の二人と、岡っ引きの重蔵親分、重蔵の手下の吉次、居酒屋を営む吉次の母おりょう。 彼らとの出会いを経て、名無しの少年の運命は大きく変わっていく。 そして、阿吽の呼吸の中に時折仄暗さが見え隠れする二人の関係も……。 後に化政時代と呼ばれる江戸の町で、様々な情が絡み合う。 【おことわり】 ・当作品は、江戸時代後期(19世紀初頭、文化・文政期頃)を舞台にしたフィクションです ・時代考証は当時の資料や文献、ネット記事を参考にしていますが、間違いのある可能性がございます ・作中で江戸時代当時使われていたと思われる文言を使用しておりますが、現代では表現としてそぐわない言葉もございます  あらかじめご了承くださいませ。
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邪馬台国の女王には隠し事がある

さて、何とか間に合いました。せっかくのイベントですので。 歴史小説はあんまり専門じゃないんですが、これは誰でも楽しめると思います。万人受けです。 …すこーしばかり個人的な趣味も含まれておりますが、そこはスルーで。 それでは!
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