児童書・童話 じんわり小説一覧
じぶんがここちよいとおもうことばをおいてみました。
ことばをつかいたいとき、ちょっとつかれたとき、ぼーっとしたいときなどに。
ぜんぶひらがなです。
文字数 149
最終更新日 2023.02.10
登録日 2023.02.10
カッパのカピは、ひょんなことから知り合った人間の三吉と仲良くなりました。
そんなある日、カピは三吉の本当の心の内を知ることになりました。
それは、カピにとって残酷なことでした。
カピは優しい心の持ち主。
三吉の裏切りを知ったカピは嘆き悲しんで涙にくれます。
泣き続ける涙でいつしか涙の泉が出来ました。
しかし、カピの身体は涙を流すとは反対に干からびてしまいます。
文字数 4,518
最終更新日 2023.01.22
登録日 2023.01.22
クリスマスが近づいた、ある寒い日のこと。
「サンタさんって本当にいるの?」
ハルカはケントパパに尋ねてみた。
パパは「もちろん」と笑って言う。
「だって、パパはサンタさんと会ったことがあるからね」
娘にねだられ、ケントパパは話を始める。
これはケントパパが小学校五年生の時の、少し甘酸っぱい思い出の話。
文字数 25,174
最終更新日 2022.12.22
登録日 2022.11.29
「構ってもらえなくて寂しい」
そう思っていた男の子が、流れ星にお願い事をする。
願い事は叶うのか。
文字数 1,451
最終更新日 2022.12.18
登録日 2022.12.18
ある日、黒猫が民家に向かって鳴くとその声に反応するように家の中からお婆ちゃんが出てきました。
いつものように黒猫はお婆ちゃんの膝の上へと飛び乗りくつろぎ始めました…。
いつもの時間、幸せな時間がいつまでも続くと黒猫は思っていたけれど……。
文字数 4,825
最終更新日 2022.12.17
登録日 2022.06.01
薬局・アポロファーマシーは不思議な薬局だ。
店主の玉野は常にカラスの被り物をしているし、売っている薬も見たことのないものばかり。
そして、対価は「マテリアル」という薬に使われる素材。
マテリアルは人間からしか取れないもので、それは爪や髪の毛のように取り出しても痛くも痒くもないのだ。
店主の玉野の不思議な力で取り出し、対価としていた。
*
この町に引っ越して来たばかりのモコはアポロファーマシーの存在を知り、店を訪ねる。
仲よくなったクラスメイト・ユナが可愛がっていたペットを亡くし、元気をなくしていたのだ。
どうにか元気づけたいと言ったモコに玉野が処方したのは「ソレイユの花の種」。
植えると一生の友情が咲くと言う。
早速それをユナにプレゼントしたモコ。
ユナはモコの気持ちに応え、懸命に花を育てる。
そしてある日、「いよいよ咲きそう」とユナに言われ、花を見に行くことになったモコ。
しかし、家に着くとユナは「間に合わなかった」と泣いていた。
モコは薬の説明書を読んでいなかったのだ。
薬には副作用があった。
「一週間以内に咲かせないと、一生の友情を失う」。
もうダメだとモコは落ち込む。
「ユナの笑顔を見たかっただけなのに」と。
するとユナは「違うよ」とモコに言う。
「私は二人で花を見たかった。
そのために花を咲かせたかった」。
すると、悪天候だった空が晴れ、突然ソレイユの花が開き始めた。
目的は達成したが、納得がいかないモコはそのまま玉野の元へ。
「副作用なんて聞いてない」「一般の薬局でも言っていますよ。
用法容量は守るようにと」玉野の言い分にぐうの音も出ないモコ。
「でも何でいきなり花が咲いたんだろう」「あの花は最後に友情という養分を与えなければ咲かないのですよ」。
*
他にも「アプロディテのと吐息」「石清水のせせらぎジェル」「妖精用丸型オブラート」「ヒュギエイアの整腸薬」など多数取り揃えております。
*
表紙イラスト
ノーコピーライトガールさま
文字数 45,104
最終更新日 2022.11.27
登録日 2022.11.09
サンタさん、仕事の前にちょいと腹ごしらえに。
pixiv小説子どもチャリティー企画~ブックサンタ2022~
文字数 1,145
最終更新日 2022.11.25
登録日 2022.11.25
産まれた時から長いしっぽのキツネのキィータは、村人からいじめられていました。
しっぽは成長し続け、扱いに困ったキィータは首に巻き付け暮らしていました。
ある日、川でおぼれる村の子どもに遭遇したキィータは、自分をいじめていた子ども太郎吉だと気づきました。
でも、見捨てることが出来なかったキィータが決断したこととは・・・
文字数 4,421
最終更新日 2022.11.22
登録日 2022.11.22
人嫌いの女神さまに守られた大陸で人々は元気に暮らしていましたが、戦争ばかりして他の動物を傷つけることに怒った女神さまによって、恐ろしい魔ものが生み出されてしまいます。
魔ものに滅ぼされそうになった人々でしたが、突如として現れた勇者によって、魔ものは大陸の外の海に追いやられ、人々は平和を取り戻したのですが……。
文字数 3,756
最終更新日 2022.11.21
登録日 2022.11.21
ボクは くもの うえに すむ にじえがきの にじー
にじを えがく おしごとをしている。
ボクは はれのひだけ にじをかける おしごとをしている。
おきにいりの はなぞので うまれた ももいろの はなのようせい ももさんのおねがいで
きょうも ももさんのおかあさん さきさんに にじを とどけにいく。
主人公:にじー
もも
さき
あお
文字数 3,036
最終更新日 2022.11.05
登録日 2022.11.05
ひげもじゃかみさまへ
おげんきですか?
いま、みえちゃんという
とっても かわいい おんなのこが おまいりに きています。
みえちゃんは おんなのあかちゃんが ほしいのです。
だから、はやく かえってきて、おねがいごとを かなえてください。
こおに
文字数 7,124
最終更新日 2022.10.28
登録日 2022.10.28
文字数 9,734
最終更新日 2022.10.25
登録日 2020.12.14
ネズミ達が働いているのは「ありがとう」と「ごめんなさい」を作って送り届けている工場。
工場には3つのルールがあるのだが、新人ネズミがうっかりそのルールを破ってしまう。
文字数 32,261
最終更新日 2022.09.29
登録日 2022.08.27
世界一おいしい、ごはん屋のクロさんと、クロさんのごはんを、世界一だと笑う、りりちゃんのお話。
主人公:自分を人間だと思っている黒猫クロ
人間の少女:りり
少女の母:りこ
文字数 2,111
最終更新日 2022.09.13
登録日 2022.09.13
大好きな馬の話を絵本や童話のような感じで書かせて頂きました(^^)
【第1話〜シラヒメ編〜あらすじ】
小さな牧場で生まれた真っ白な子馬シラヒメは、優しくお世話をしてくれる牧場のみんなが大好き。
速く走ると喜んでくれる笑顔を見るのが大好き。
成長するにつれて新たにたくさんの出会いがあり、大好きな人が増えていくシラヒメはもっとみんなが笑顔になるよう頑張り続けます。
しかし、大事なレースを前にシラヒメは自分の脚に違和感があるのを感じます。
自分が走らないとみんなが悲しむと思ったシラヒメは、
もう少しだけーー。
と、願い、脚を庇いながらもレースに挑みます。
大好きな人を笑顔にする為に走り続けるシラヒメを、どうぞ見てやって下さいm(_ _)m
2021.11.27(土)
他サイトにて公開・完結
※表紙絵画像は自分で撮影して加工したものになります。無断で保存や使用はお控え下さい。
文字数 6,041
最終更新日 2022.08.07
登録日 2022.07.31
鳴くんは口笛が上手な男の子。
お父さんといっしょにおばあちゃんの家に遊びに来ていました。
だけどおばあちゃんの家はとても古く、風が吹くたびに家が揺れてしまうほどです。
外は吹雪でどこかへ遊びに行くこともできません。
コタツの中でミカンを食べていると鳴くんは気づきます。
「お父さん、お父さん」
「どうした、鳴」
「さっきから口笛がうるさいね」
文字数 3,111
最終更新日 2022.07.31
登録日 2022.07.31
寒い冬の夜。
外に締め出されてしまった猫はどこへ行くのだろう。
心配になったひなたちゃんは雪の上に残る足跡を頼りに猫を追う。
その先にはたくさんの不思議なことが待っていた。
文字数 5,950
最終更新日 2022.07.31
登録日 2022.07.31
バゲット姫は、一二歳のパン王国のお姫さま。だけど、その立場が嫌でいやで仕方がない。ある日、父親である国王から世界征服の旅──領土獲得のための営業──に出ることを命じられる。それも、よりによって大の苦手の執事兼異母兄のブリオッシュの監視付きで。悲嘆に暮れるバゲット姫だが、ふと思いつく。
「この旅を逆用してやる! 他の国を焚き付けてパン王国の領土を全部、もっていかせてやる。パン王国がなくなれば、あたしははれて普通の女の子!」
その決意の元、ブリオッシュと共に旅立つバゲット姫。ところが、やることなすことすべて裏目に出てしまい──。
なんとしても普通の女の子になりたいお姫さまと、超絶美形陰険腹黒意地悪執事の珍道中、はじまり、はじまり。
※毎日18:30更新。
7月31日完結
文字数 53,857
最終更新日 2022.07.31
登録日 2022.07.20
がっこうへ いきたくない ボク
だけど しりたいことは いっぱい
じゃあ どこへ いきたい?
なにを してみたい?
かんがえる ぼうけんの たびへ
文字数 33
最終更新日 2022.07.31
登録日 2022.07.31
お姉さんは子供と出会った。 そのお尻から尻尾が生えてる。 丸くて茶色い毛、先っぽは黒い。 「おいら、カミサマに会いに来たんだ」 その子が言う。
文字数 2,320
最終更新日 2022.07.15
登録日 2022.07.15
中学一年生のゆうきは一学期を半分過ぎたある日、学校の先生やクラスメイトたちの声が聞こえなくなりました。ゆうきの身に突然起こった変化に心当たりのあるゆうきの父、なつきは高校生の頃にゆうきと同じ経験をもつ弟のはるきに連絡し、夏の間ゆうきをまかせることにしました。東京から北海道までひとりで旅をすることになったゆうきを待っていたのは、約束を平気ですっぽかす自由奔放な「はるきおじさん」でした。おじさんの別荘で暮らすことになったゆうきは森の中を散歩中に大切なボールペンを落としたことがきっかけで森の動物たちに出会います。不思議なことにゆうきには動物たちの話す言葉を聞き取ることができました。ひつじにもらったカチューシャをつけて人間であることを隠してこっそり動物たちの「赤い月の音楽会」に紛れ込んだゆうきは、飛び入り参加で成功を夢見るうさぎに誘われてなかば無理やりステージで歌うことになってしまいます。引っ込み思案で目立つことがきらいなはずのゆうきでしたが、演奏を聞いているうちに自然と歌詞が浮かび心のままに歌い、飛び入りのステージは大成功に終わりました。次の日、「名前をつけてほしい」と頼まれたうさぎに「ナル」と名付け友達になり、ゆうきが即興で歌った歌にナルから「森の旅の詩」という曲名をつけてもらいました。なぜ自分は動物たちの言葉がわかるのか。その答えを知っているのではないかと思われたはるきおじさんは、夏の間ゆうきの面倒を見るという約束をすっかり忘れて長期間の仕事に出かけてしまいます。ほぼひとりの生活を始めることになったゆうきを助けてくれたのは森でカフェを経営している優しいくま、そしてうさぎのナルでした。二学期を前に東京に帰らなくてはならないゆうきとナルに別れの時が訪れます。冬休みに必ず会いに来ると約束したゆうきの元に仕事から帰ったおじさんが現れ、不思議な「ちから」の答え合わせが始まりました。
文字数 71,636
最終更新日 2022.05.27
登録日 2022.05.27
お礼のために訪問したかったが、驚かせて迷惑をかけてしまうので行けなかった。
でも今日ならば、もしかしたら大目に見てもらえるかもしれない。そう思った男のお話。
※1~2分で読める短編です。
文字数 695
最終更新日 2022.05.27
登録日 2022.05.27
ある日、勇馬は道端に落ちていたポスターを拾った。それは、運命の相手が見つかる召喚ポスターだった。なんと、ポスターからは魔法の国の姫様がでてきた。
文字数 66,814
最終更新日 2022.04.15
登録日 2016.10.22
文字数 11,257
最終更新日 2022.04.12
登録日 2022.04.09
お花に水やりをやることを夢見る少年ドローム、
たくさんのお花を図鑑で見てきた中で唯一ウワサでしか聞いたことのないお花〈ひまわり〉。
この雪が降り続ける不思議な町で、〈ひまわり〉を一目見ようと決意したドローム。
彼のこの決意が紡ぐ夢物語。
文字数 2,217
最終更新日 2022.02.11
登録日 2021.09.18
アルファポリスの児童書・童話小説のご紹介
アルファポリスの児童書・童話小説の一覧ページです。
メルヘンチックなほのぼのストーリーから胸がキュンとなるじんわり小説まで、長編・短編の児童書・童話が満載です。
人気のタグからお気に入りの小説を探すこともできます。ぜひお気に入りの小説を見つけてください。