キャラ文芸 神様小説一覧
★あやかし×グルメ
母屋璃子《おもやりこ》はある日、ひょんなことから台所稲荷神社《だいしょいなりじんじゃ》に住むことになった。
そこに住まう稲荷神は大の料理好きである。
和食、洋食、中華……彼の料理への探求は止まらない。
陰陽師のお姉さんや大天狗のお兄さん。
神社に住む四人を中心として物語は紡がれていく。
時にはあやかし、時には人間をもてなすために稲荷神は料理を作る。
神様と少女が織りなす、あやかし達とのあたたかいグルメストーリー
※妖怪を調理するわけではありません
文字数 13,206
最終更新日 2018.11.09
登録日 2018.10.20
「君の願いは、『痩せて綺麗になりたい』、でしょ? その願い、僕が叶えてあげる!」
神社の拝殿から出てきたのは……
色素の薄いブラウンにイケメンだからこそ似合う無造作ヘア、アイドル顔負けのキラッキラしたオーラにくるん、パッチリな二重の瞳に愛らしい唇の、私と同じぐらいの年の男の子で、白の開襟シャツに石のついたチョーカー、涼しげなネイビーブルーのガウチョパンツを合わせて、足元は可愛めなスリッポンを履いた、まさにイケメン王子な……えっ、神様!?
訂正。
「あははっ、急に痩せれるはずないじゃーん。これから美保ちゃんには運動と食事の両面から厳しく管理して、ダイエットしてもらうから。美保ちゃんのこれまでの生活、ぜーんぶ改善しないとね。食事はカロリーとりすぎだし、夜中にお菓子のバカ食いとかありえないし、運動もぜーんぜんしてないし」
ドSスパルタイケメン王子な、神様でした。
神頼みして楽して痩せれるんじゃないんかーい!(涙)
文字数 14,559
最終更新日 2020.12.04
登録日 2020.12.01
つかの間の平和を楽しむ誠たち。
けれど少しずつ不穏な事件が起きてきて、気づいた時にはもう遅い…!?
空前絶後の大ピンチ!
それでもこの物語、なにくそ日本を守ります!
文字数 207,888
最終更新日 2022.11.20
登録日 2022.11.19
「申し訳ありませんが、この書類は受理できません」
パスポート取得のため、戸籍謄本を取りに行った役所で言われたこと。申請書の苗字が違う。住所が違う。そして。
「倉橋日菜子さん。アナタ、結婚されてますよね?」
――は?
私、これからカレシと、うれしはずかし海外旅行に出かけるはずだったんですけど?
結婚? いつの間に? 誰が? 誰と?
ややこしい女はゴメンだと、カレシにフラれ(フリ返した)、向かった先は野賀崎町。私の曽祖父母が暮らす、一次産業と年寄りしか残ってない町。こんなしょぼくれた町だから、老眼ヒドすぎで戸籍を書き間違えたのよ。そうよ。そうに決まってるわ。
「よう来たなあ」
意気込んで町にたどり着いた私を待ち受けてた曽祖父母と、なぜか町の人たち?
「さあ、行くぞ、日菜子」
どこへ?
質問する間もなく、無理やり着替えさせられ運ばれたのは、山の中腹にある神社。
「待っていたぞ、吾妹子よ」
そこに立っていた青年。ってか、「ワギモコ」ってナニ?
「吾妹。つまり、吾の妻ということ。汝は吾の妻なのだ」
はぁあぁあっ!?
なに言ってんの、この人。顔はいいのに、中身は残念な人?
「吾は人ではない。この野賀崎を守る神だ」
なんかますますヤバい人ですけど???
どうやら、幼い頃に山で迷子になったのを助けてくれたのがこの(自称)神様で。その時、将来をともにすることを約束してたとかなんとかで。だから、(勝手に)私と入籍させてたんだとか。
「日菜子に悪い虫がつきそうだったからな」
だったからな――って。
「勝手に戸籍改ざんすんなっ!」
神様だって何様だって、勝手に結婚させられてうれしいわけない! 私を元の倉橋日菜子に戻して!
文字数 51,994
最終更新日 2024.01.15
登録日 2023.12.30
金運の神様であるサヨリヒメが見守る中小企業、羽山工業にて、「人に寄り添うAI」をコンセプトにした人工知能が開発された。
クェーサーと名付けられた彼に興味を持った神様は、彼に人の心を教え、自分達あやかしの世界を見聞きさせて心を育てた。
クェーサーが成長する内に、サヨリヒメは神でありながらAIの彼に恋をしてしまう。一方のクェーサーも彼女に惹かれつつあったが、人でもなく、あやかしでもない、機械なのに心を持ってしまった自分に悩むようになってしまう。
悩み、苦しみながら、人とあやかしと交流を続けていく間に、彼は「人とあやかしの架け橋」として成長していく。
人工知能と神様の、ちょっと奇妙な物語。
文字数 86,543
最終更新日 2022.01.12
登録日 2021.12.29
高知県吾川郡仁淀川町。
四万十川に続く清流として有名な仁淀川が流れるこの地には、およそ400年の歴史を持つ“寄相神社”と呼ばれる社がある。
山間にひっそりと佇むこの社は仁淀川町を静かに見守る社だった。
その寄相神社には一匹の猫が長い間棲み付いている。
誰の目にも止まらないその猫の名は――狸奴《りと》。
夜になると、狸奴は人の姿に変わり、寄相神社の境内に立ち神楽鈴を手に舞を踊る。
ある人との約束を守る為に、人々の安寧を願い神楽を舞う。
ある日、その寄相神社に一人の女子大生が訪れた。
彼女はこの地域には何の縁もゆかりもない女子大生――藤岡加奈子。
神社仏閣巡りが趣味で、夏休みを利用して四国八十八か所巡りを済ませて来たばかりの加奈子は一人、地元の人間しか知らないような神社を巡る旅をしようと、ここへとたどり着く。
**************
※この物語には実際の地名など使用していますが、完全なフィクションであり実在の人物や団体などとは関係ありません。
文字数 210,196
最終更新日 2024.03.26
登録日 2023.12.23
朔夜蒼紗(さくやあおさ)は、大学で自分の知り合いによく似た女性を見かけた。しかし、自分の知り合いが大学にいるわけがない。他人の空似だと思っていたら、その女性が蒼紗のアルバイト先の塾にやってくる。どうやら、蒼紗と同じように塾講師のアルバイトとして採用されたようだ。
「向井陽菜(むかいひな)です。よろしくお願いします」
当然、知り合いの名前とは違ったが、見れば見るほど、知り合いに似ていた。いったい蒼紗の知り合い、「荒川結女(あらかわゆめ)に似たこの女性は何者なのだろうか。
塾のアルバイトをしていた蒼紗だが、雨水に新たなバイトをしてみないかと誘われる。どうやら、この町に能力者たちが加入する組合なるものがあるらしい。そこで一緒に働かないかということで、蒼紗は組合のもとに足を運ぶ。そこで待ち受けていたのは……。
「この写真の女性って、もしかして」
組合でのアルバイト面接で見事採用された蒼紗は、さっそく仕事を任される。人探しをするという内容だったが、探すことになったのはまさかの人物だった。
大学二年生になっても、朔夜蒼紗に平穏な大学生活は訪れないようだ。
※朔夜蒼紗の大学生活シリーズ第5作目となります。
ぜひ、1作目から呼んでいただけると嬉しいです。
※シリーズ6作目の投稿を始めました。続編もぜひ、お楽しみください。
朔夜蒼紗の大学生活⓺(サブタイトル、あらすじ考案中)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/16490205/439843413
文字数 147,393
最終更新日 2024.01.07
登録日 2021.12.29
この物語の主人公・桜道咲は、現在花の高校二年生であるにも関わらず、孤独である。
家族は既に機能せず、学校でも居場所を見出せず、親のように育ててくれた祖父母も、もういない。
交友関係も、あてになるような場所もなく、この先、生きていけるのかも分からない。
文字数 2,215
最終更新日 2020.12.28
登録日 2020.12.28
復活した魔王の恐るべき強さの前に、敗走を余儀なくされた鶴と誠。
このままでは、日本列島が粉々に砕かれてしまう。
果たして魔王ディアヌスを倒し、ゾンビども魔界の軍勢を打ち倒す事ができるのか!?
この物語、必死で日本を守ります!
文字数 206,222
最終更新日 2021.11.15
登録日 2021.11.15
息子をもうけたばかりの農家の嫁フミは、ある日夫から「蛇神の呪いで自分は二十九で死ぬ」と告げられ愕然とする。
しかもその呪いは二百年のあいだ、脈々と続いてきたというのだ。
すっかり諦めて終活にいそしむ夫におとなしく従ってなどいられない。
フミは夫と息子を救うために蛇神に交渉を挑もうとする。
文字数 22,740
最終更新日 2023.10.27
登録日 2023.10.07
中学校教師の護堂夏也は、独り身で亡くなった叔父の古屋敷に住む事になり、食いしん坊の神様と、ちょっと大人びた座敷童子の少年と一緒に山間の田舎町で暮らしている。
神様や妖怪達と暮らす奇妙な日常にも慣れつつあった夏也だが、ある日雑木林の藪の中から呻き声がする事に気が付く。心配して近寄ってみると、小さな子どもが倒れていた。その子には狐の耳と尻尾が生えていて……。
保護した子狐を狙って次々現れるあやかし達。霊感のある警察官やオカルト好きの生徒、はた迷惑な英語教師に近所のお稲荷さんまで、人間も神様もクセ者ばかり。夏也の毎日はやっぱり落ち着かない。
護堂先生と神様のごはんシリーズ
長編3作目
文字数 114,505
最終更新日 2020.08.22
登録日 2020.06.21
自分自身に自信が持てずせっかく志望の高校にも受かったのにもかかわらずなかなか学校に馴染めずに毎日を送っている日村修也は特に得意なこともないいたって平凡な高校二年生。とりあえずノリで文系コースに上がったが将来の夢もなく空っぽな日々を過ごしていた。周りの人は将来の夢も決まっているのに自分には何もない。なんらかの境界線が自分には貼られている。一人ぼっちだった時に近所の神社で出会った喋る鳥、ミラ。ミラはこの辺りの土地神で自分の姿が見える修也をなぜか気に入り修也の家に遷都すると言い出した。
「今日から我はお前の家に都を移す。賽銭はいらないから心配するな」
修也の家はミラの都となった。そしてミラは修也にあることを教える。信じる力がないと神は消えてしまうと。
神を動かす勇逸の力、信仰心。修也は信仰心が薄れていく神達と関わっていき修也はとある夢を思い描いていく。
それは一生をかけてミラ達を守り抜いていけるとある夢だった。
文字数 29,903
最終更新日 2019.11.13
登録日 2019.07.19
いわくつきの骨董をあつかう商店『九遠堂』におとずれる人々の想いを追う、現代伝奇譚!
高校生二年の少年・伏見千幸(ふしみちゆき)は夏祭りの夜に、風変わりな青年と出会う。
彼が落とした財布を届けるため千幸は九遠堂(くおんどう)という骨董品店にいきつくが、そこはいわくありげな古道具をあつかう不思議な店だった。
店主の椎堂(しどう)によると、店の品々には、ヒトとは異なることわりで生きる存在「怪奇なるもの」が棲みついているようで……。
多少の縁で結ばれた彼らの、一夏の物語。
◆エブリスタ掲載「九遠堂怪奇幻想録」と同一内容になります
◆表紙イラスト:あめの らしん
https://twitter.com/shinra009
文字数 104,669
最終更新日 2022.01.23
登録日 2021.12.25
小紋の着物の袖をまくり
その娘は走る
いつも忙しそうに
口ずさむ
『萬の神様 萬の神様 恕して 馳せる…
萬の神様 萬の神様…』
文字数 2,152
最終更新日 2023.04.29
登録日 2022.10.08
かつて「妖刀狩り」として活動していた男が、神を自称する少女に出会う。
穢を祓え、神様の仰せのままに。
文字数 247,380
最終更新日 2024.04.29
登録日 2023.01.02
さまよえる魂を黄泉の国へ送る巫神楽。
代々伝わる魂送りの舞と笛。
受け継いだのは、高校生の巫山天音と巫川邪馬斗。
だが、遊びたい盛りの二人は、部活に夢中で巫神楽をおろそかにしていた。
年に一度の例祭で、いつものように神楽を奉納したが、御神体の鏡が砕け散ってしまう。
失われた鏡の力を取り戻すため、天音と邪馬斗は巫神楽と真剣に向き合うことになる。
様々な人の想いを受け止めながら……。
文字数 85,688
最終更新日 2023.02.23
登録日 2022.01.09
失恋にストーカー。
心身ともにボロボロになった姉崎菜緒は、とうとう道端で倒れるように寝てしまって……。
悪夢にうなされる菜緒を夢の中で救ってくれたのはなんとお隣のイクメン、藤村辰巳だった。
辰巳と辰巳が世話する子供たちとなんだかんだと交流を深めていくけれど、子供たちはどこか不可思議だ。
それもそのはず、人の姿をとっているけれど辰巳も子供たちも人じゃない。
社を持たない龍神様とこれから神使となるため勉強中の動物たちだったのだ!
食に対し、こだわりの強い辰巳に神使候補の子供たちや見守っている神様たちはご不満で、今の現状を打破しようと菜緒を仲間に入れようと画策していて……
神様と作る二十四節気ごはんを召し上がれ!
文字数 84,785
最終更新日 2024.01.29
登録日 2023.12.04
誤字脱字は指摘しないで下さい。
主人公はパンを主な食堂を切り盛りしている、主人公の作ったパンは癒し効果抜群のパンで、連日人々が集まる。
主人公が作る、洋菓子や和菓子も穢れで汚れた身体を穢れから守り治癒していきます。
パン定食は色々なパンにおかずが付いた定食です。
お米の代わりにパンが主食です。
文字数 17,578
最終更新日 2021.12.20
登録日 2021.12.02
車で一人旅をするのが趣味の七瀬雪乃は普通の会社員だった。真っ白な髪に白磁の様な肌に青空の様に済んだ瞳を持つ、一見すると儚げな美青年で――ふよふよと宙に浮いている、やたらと煽りスキルの高い自称・神様と出会うまでは。
「神様を自称する存在とか信用できないんですけど!」
「まあ胡散臭さの極みだよなー」
「ほんとそれ!!」
そんな胡散臭さしかない神様に何故か気に入られ、昔から土地を護ってきた小さなあやかし達をもてなす任務を与えられる。
「ひたすら護り続けた小さな此奴らも、人から忘れられて消えていくだけだ。せめてその前に楽しい思いくらいさせてやりたいじゃないか!」
そんなこんなで趣味の一人旅ついでに、自称・神様とあやかし達を乗せて雪乃は今日も車をかっ飛ばす!
※神様っぽいのに気に入られてしまったおねーさんが不思議な存在と一緒に西日本エリアを車で走り回ります。
文字数 31,514
最終更新日 2023.01.26
登録日 2022.12.30
社会人二年目。二十四歳の胡桃 アキ(くるみ あき)は不幸体質。
これまでの人生で起きてきた数々の不幸・ストレスは、食べることで発散してきた。
しかし、食べることでは解消できないくらいの不幸が重なってしまう。
失恋、会社の人間関係、さらには父親の死……抱えきれなくなったアキは、ついに自死を考えるようになった。
――そんな中、たまたま紹介してもらった人形町にある古びた食堂に行くことに。
『みそ汁食堂 めいど』
都心の喧騒から離れた下町で出会ったこの食堂は、人の姿をした女神と死神が営んでいた。
そして白猫が一匹。
昼の部は、女神の定食屋。
夜の部は、死神の酒場。
一汁三菜。ご飯とおかずと、そしてみそ汁。
お酒とおつまみ、締めのみそ汁。
二人の神がもてなす究極のみそ汁には、人生を導くヒントが隠されている。
与えられるのは幸福か、はたまた降伏か。
寄り添う優しさが胃に沁みる、不思議な食堂の物語。
文字数 84,037
最終更新日 2024.01.27
登録日 2023.12.30
ある事情で神様と暮らしている僕。そんなある日珍しく神様が僕を癒してくれるそう。でもそんな神様には裏があるようで……
文字数 1,887
最終更新日 2023.04.12
登録日 2023.04.12
護堂先生と神様のごはん
レンタル有り 亡くなった叔父の家を譲り受ける事になった、中学校教師の護堂夏也は、山間の町の古い日本家屋に引っ越して来た。静かな一人暮らしが始まるはずが、引っ越して来たその日から、食いしん坊でへんてこな神様と一緒に暮らす事になる。
気づけば、他にも風変わりな神様や妖怪まで現れて……。
季節を通して巡り合う、神様や妖怪達と織り成す、ちょっと風変わりな日々。お腹も心もほっこり温まる、ほのぼの田舎暮らし奇譚。
2019.10.8 エブリスタ 現代ファンタジー日別ランキング一位獲得
2019.10.29 エブリスタ 現代ファンタジー月別ランキング一位獲得
文字数 127,419
最終更新日 2021.02.19
登録日 2019.12.18
神様見習い共の腐った性根をぶっ壊す!
カミナリ神社の巫女が、振り回されながらも懸命に職務に挑むドタバタコメディ!
個性的な神様見習いに、悪戦苦闘する巫女の奮闘劇。
文字数 14,239
最終更新日 2019.10.12
登録日 2019.10.12
16年前、日本から四季が消え冬のみになってしまった。原因は不明で8月でも10度に届くかどうか。
しかし今となってはそれは当たり前。俺もとくに気にもせず白く染まった道を学校に向けて歩いていく。
文字数 34,584
最終更新日 2020.12.11
登録日 2020.12.03
幸薄い女子高生、小夜はある日、町の守護神と自称する鬼と出逢う。今まで妖怪などに縁が無かった小夜だが、その出会い以来不思議なことに巻き込まれるようになって――。
※とりかへばや物語の要素はほとんどありません
文字数 28,770
最終更新日 2023.01.16
登録日 2022.12.31