ライト文芸 料理小説一覧
大きな絶望もないが、取り立てて新鮮な喜びもない。
そんな平凡な日々をただ何となく過ごしていたごく一般的なスーパーのレジ打ち店員・藤田歌織。
歌織は、ある日の通勤の途中、普段ならただ通り過ぎるだけの電車の駅構内で、ふと一枚の掲示物に目を惹かれ、立ち止まった。
その瞬間、眠っていた歌織の食への好奇心がざわめいた。
これは"何者でもない普通の大人”であるちょっとだけ変な女2人が、未知の味覚と美食の感動を求めて、ひたすらに食べ歩き呑み歩く、愛と感動の物語である。(…と言う”てい”の、ほのぼの日常ものです)
※最初はお酒を飲んでませんが、そのうち飲みだします。
※二人で食べ・飲みに行くのが主題ですが、一人飯・一人飲みエピソードも入る予定です。
※作品情報の画像は夜摘が撮った写真を写真加工ドットコム様で加工したものです。
文字数 15,270
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.18
一条春都の楽しみは、日々の食事である。自分の食べたいものを作り食べることが、彼にとっての幸せであった。時にはありあわせのもので済ませたり、誰かのために料理を作ってみたり。
今日も理想の食事を追い求め、彼の腹は鳴るのだった。
****
いつも読んでいただいてありがとうございます。
とても励みになっています。これからもよろしくお願いします。
文字数 1,748,944
最終更新日 2024.04.28
登録日 2021.07.11
文字数 2,294
最終更新日 2024.04.22
登録日 2024.04.22
紀伊・和歌山のはしっこ、高野の麓。
登山口にひっそり佇む食堂「のまど」は、三姉妹が切り盛りするお店。
ひょんなことからのまどでバイトすることになった僕は山菜を摘んだり梅をとったり柿の葉寿司をつくったり……。
ところが時には色んな事情を抱えて、吸い込まれるように山へ分け入ろうとする人も。
「今から山登らはるのん?」
「猪とか熊とか出ちゃあるで」
「ご飯でけとるさかい、食べてけへん?」
うつし世に引き留める境界のお店、人呼んで「山守りめし屋」。
そんなのまどさん家と僕のお話。
文字数 8,855
最終更新日 2024.04.19
登録日 2024.04.12
今日も私は家に帰りたくなくて時間をつぶす。
家にはお父さんの再婚によってできた小学生の弟がいるけど、私にはどうやって接したらいいのかわからなかった。
文字数 5,229
最終更新日 2024.04.07
登録日 2024.04.07
※このお話はとある商社に勤めるOL、近藤雪の日々の夕食を紹介するお話です。登場する人物・商品などはすべて架空のものであり、実在するご飯の評価とも一切関係ございません!
更新予定は毎週日曜日夕方です。他にもちょこちょこ更新するかも?
カクヨム・小説家になろうでも掲載しております。
文字数 6,428
最終更新日 2024.04.07
登録日 2024.04.06
僕の名前は「|蒼 敬四郎(あおい けいしろう)」歳は19才。
今年大学に入学したため一人暮らしすることなったんだけど普段なにもして来なかったから
料理が作れない。
朝はまあパンとコーヒーでなんとかなるし、昼食は学食にすればいいんだけど、晩ご飯は・・・
毎日スーパーの弁当や外食ってのもな〜って思って、せめて晩ご飯だけでも、ちゃんとしたモノを
食べたいと思って、そこで家事代行さんに来てもらうことにした。
で、やってきた代行さん・・・僕はてっきり、おばちゃんが来るもんだとばかり思ってた。
そしたらなんと、来たのは僕と同い年くらいの年頃の中国人の女の子だった。
その子の名前は「小 姑娘」(シャオ・クーニャン)
な訳で、クーニャンさんが毎夕、僕くんちへやってきて晩ご飯を作ってくれることになった・・・。
彼女は聞いたことないような拳法の使い手で、おまけに聞いたことないような中国の山から
降りてきた仙女だったんだ。
文字数 8,676
最終更新日 2024.04.02
登録日 2024.04.02
猫人間のモモ子は魚料理が大得意。ほっこりした日常を描くレシピ小説です。
香織(32歳)はモモ子と一軒家で同居している。モモ子は、二足歩行で言葉を喋る、人間と同じくらいの大きさの猫だ。猫だけに、いつもぐうたらと怠けているモモ子だが、魚が好きで、魚料理が大得意。魚料理は下ごしらえなどが面倒なので、怠け者のモモ子は手間のかからない、お手軽だけど絶品な魚料理のレシピを次々と披露する。そのレシピは、普段料理をしない人でも簡単にできてしまうようなものばかり。同じく同居人の誠也(22歳)と共に、仕事や恋に悩みながらも、香織はモモ子の魚料理を堪能していく。
文字数 70,046
最終更新日 2024.04.01
登録日 2024.04.01
家政夫くんと、はてなのレシピ
レンタル有り12/13 アルファポリス文庫様より書籍刊行です!
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第五回ライト文芸大賞「家族愛賞」を頂きました!
皆々様、本当にありがとうございます!
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大学に入ったばかりの泉竹志は、母の知人から、家政夫のバイトを紹介される。
派遣先で待っていたのは、とてもノッポで、無愛想で、生真面目な初老の男性・野保だった。
妻を亡くして気落ちしている野保を手伝ううち、竹志はとあるノートを発見する。
それは、亡くなった野保の妻が残したレシピノートだった。
野保の好物ばかりが書かれてあるそのノートだが、どれも、何か一つ欠けている。
「さあ、最後の『美味しい』の秘密は、何でしょう?」
これは謎でもミステリーでもない、ほんのちょっとした”はてな”のお話。
「はてなのレシピ」がもたらす、温かい物語。
※こちらの作品はエブリスタの方でも公開しております。
文字数 258,277
最終更新日 2024.03.31
登録日 2022.04.29
食をテーマにした短編集。
現代は現代ですが、ややファンタジー、ミステリー風味のお話もあります。
タグは短編を追加するごとに増やします。
◇これらは別サイトにて、別名義で書いた作品です。
◇とりあえず四作品アップします。また何か書いたら載せにきたいと思います。
【1】
『いつかの食卓』
ひっそり付き合っていた恋人が死んだ。彼はいつも、俺の作った料理を美味そうに食べてくれていたものだった。今日も彼の顔を思い出しながら食事を作り、作りすぎたものを捨てきれずにお隣さんにお裾分けをする。すると、隣に住む老人と幼い少年は、俺に妙な提案をしてきて——……
【2】
『相席する幽霊』
家に帰ると、イケメンの幽霊がいる。
幽霊に見守られながらコンビニ飯を食べる、とあるサラリーマンの夕食風景。
【3】
『前世の記憶と父の弁当』
特攻隊員として若い命を散らした前世を突然思い出した、中学生の大知。
片親である父の作る不器用な食事に飽き、茶色い弁当を恥ずかしく思っていたが……。
【4】
『ラー友よ永遠に』
近所のラーメン屋でいつも顔を合わせる人々と私。クソみたいな男にフラれたあとでも、ここのラーメンはすこぶる美味い。
文字数 7,791
最終更新日 2024.01.19
登録日 2024.01.18
レシピ付き小説!
毎週日曜、昼前に彼女はやってくる。俺はありあわせの材料でパスタを作ってもてなすのだ。
毎週日曜の午前11時に更新していました(リアルタイムの時事・季節ネタを含みます)。
意識低い系グルメ小説。男子大学生の雑な手料理!
対話型小説というスタイルを取りつつ自己流レシピの紹介みたいなものです。
うんちくとかこだわりみたいなのも適当に披露します。
ご意見・ご感想・リクエスト・作ってみた報告など、お待ちしています!
カクヨムでも同時に掲載しています(もともと2023年3月26日公開なのは6話のみで、それ以前の話は1週ずつ前に公開していました)。
続編も書きました。『新生活はパスタとともに』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/668119599/705868296
一番下のフリースペースからもリンクを貼ってあります。
文字数 160,307
最終更新日 2023.12.31
登録日 2023.03.26
鎌倉古民家カフェ「かおりぎ」
レンタル有り旧題」:かおりぎの庭~鎌倉薬膳カフェの出会い~
【私にとって大切なものが、ここには満ちあふれている】
彼氏と別れて、会社が倒産。
不運に見舞われていた夏芽(なつめ)に、父親が見合いを勧めてきた。
夏芽は見合いをする前に彼が暮らしているというカフェにこっそり行ってどんな人か見てみることにしたのだが。
静かで、穏やかだけど、たしかに強い生彩を感じた。
文字数 132,127
最終更新日 2023.12.13
登録日 2023.04.27
一年前の夏、大好きな姉が死んだ。溺れた私を助けて。後悔から、姉の代わりになろうと同じ看護科に入学した。
でも授業にはついていけない。そもそも看護には興味がない。
納骨をすると告げられ反対したその日、最愛の姉が幽霊になってあたしの前に現れた――。
仲良し姉妹の絆とお別れの物語
第7回ライト文芸大賞にエントリーしています。投票は5/1~です。応援よろしくお願いします。
文字数 124,930
最終更新日 2023.08.31
登録日 2023.06.30
十年前、事故で両親を亡くしたわたし。以来、母方の叔母である奏さんと一緒に暮らしている。
「これからは、私が一緒にいるからね」
そう言って、幼いわたしの手を握ってくれた奏さん。
敏腕編集者で仕事人間な彼女は、家事がちょっと……というか、かなり苦手。
だから、ずっとわたしが家事を担ってる。
奏さんのために、彼女の好物を作って帰りを待つ日々。
ゴハンを作るのは楽しい。だって、奏さんが「美味しい」って言ってくれるから。
「おかえりなさい」と出迎えて、「ごちそうさま」を聴くまで。それがわたしの至福の時間。
だけど最近、奏さんの様子が少しおかしくて――。
一緒に並んで手をつないでくれていた奏さん。彼女が自分の人生を一歩前へと歩きだした時、わたしの手は何を掴んだらいいんだろう。
文字数 42,078
最終更新日 2023.04.18
登録日 2023.04.09
私の妻が作る料理はいつもおいしい。とても刺激的で、特徴的だ。彼女はいつも笑顔でそれらをつくってくれる。私は彼女の料理がおいしくてたまらないが、私以外は違うようだ。
それでも私たちは幸せだ。
文字数 13,840
最終更新日 2023.04.10
登録日 2023.03.28
昆虫食 × 大学生ラブコメ
読めばゴキブリが食べたくなる?
僕(渡辺)は何の取り柄もない大学1年生。同じ学科の人に話しかけることもできないし、自分からサークルに入る勇気もなく、入学早々ぼっちになっていた。だが、廊下でクモを捕まえようとしている美人だが変人の先輩と出会う。カニを食べさせてもらえると思ってホイホイ付いていくと、先輩は捕まえたクモを茹でで食べ始めた。ここは虫を捕まえて食べるサークル『虫の輪』だったのだ。このまま何のサークルも入れずに四年間をぼっちで過ごすくらいなら、と思って、僕はそのサークルに入ることにしたが……。
これは、僕と残念美人の先輩の、恋の物語。
*実在する団体や人物とは無関係です。
*吉田定理作。「第15回GA文庫大賞」最終候補作を修正した作品です。
*カクヨムにも掲載中。
文字数 141,776
最終更新日 2023.02.17
登録日 2023.02.05
文字数 2,182
最終更新日 2022.10.30
登録日 2022.10.30
『いずれ、キミに繋がる物語』シリーズの短編集。君彦・真綾・咲・総一郎の四人がそれぞれ主人公になります。全四章・全十七話。
・第一章『First step』(全4話)
真綾の家に遊びに行くことになった君彦は、手土産に悩む。駿河に相談し、二人で買いに行き……。
・第二章 『Be with me』(全4話)
母親の監視から離れ、初めて迎える冬。冬休みの予定に心躍らせ、アルバイトに勤しむ総一郎であったが……。
・第三章 『First christmas』(全5話)
ケーキ屋でアルバイトをしている真綾は、目の回る日々を過ごしていた。クリスマス当日、アルバイトを終え、君彦に電話をかけると……?
・第四章 『Be with you』(全4話)
1/3は総一郎の誕生日。咲は君彦・真綾とともに総一郎に内緒で誕生日会を企てるが……。
※当作品は「カクヨム」「小説家になろう」にも同時掲載しております。(過去に「エブリスタ」にも掲載)
文字数 44,850
最終更新日 2022.08.26
登録日 2022.08.10
二十五歳の淳美は、小学校の図工の先生になって三年目。
初夏のある日、隣家に住む三つ年下の幼馴染・浩哉にスパゲティをご馳走した出来事がきっかけとなり、病で療養中の浩哉の祖父・菊次にも、毎週土曜日にスパゲティを振る舞うことになる。
淳美はさまざまなメニューに挑戦し、菊次を支える浩哉の母・佳奈子を交えて、露原家の人々と週末の昼限定で、疑似的な家族生活を送っていく。
そんな日々に慣れた頃、淳美は教え子の小学生・美里が同級生から疎まれている問題に直面する。さらに、菊次の病の後遺症が、露原家の平穏な空気を少しずつ変え始めて……。
文字数 42,881
最終更新日 2022.07.02
登録日 2022.07.02
山に登った青年、静人は気が付くと遭難していた。どうしようかと途方に暮れながら歩いていると見覚えのない神社が……。最後ののぞみをかけて声をかけると出てきたのは、巫女服に身を包んだ一人の女の子だった。
文字数 264,710
最終更新日 2022.06.25
登録日 2021.07.02
新婚生活第一日目の朝に、克己は魚が苦手だと発覚した。 相手の嗜好を気付かなかったことに衝撃を受けたが、問題は前日に買った秋刀魚であった。 「苦手だけど食べることはできる」という克己のために、美樹は試行錯誤してみる。というお話。
別サイトにも重複投稿中
文字数 2,226
最終更新日 2022.03.12
登録日 2022.03.12
若干冷めている以外はごくごく普通のOL、諏訪部京子(すわべきょうこ)の隣室には、おとなしい女子高生の笠音百合(かさねゆり)が一人で暮らしている。特に隣人づきあいもなく過ごしていた二人だったが、その関係は彼女が「豚の角煮」をお裾分けにやってきた事で急速に変化していく。ワケあり女子高生と悟り系OLが二人でざっくりした家庭料理を食べたり、近所を探検したり、人生について考える話。
文字数 81,068
最終更新日 2021.05.30
登録日 2021.04.30
仕事終わりに、小料理屋のイケメン店主と謎解きはいかがでしょう? 楽しい謎を用意してお待ちしてます!
主人公は毒彼氏から逃げるようにして、東京都台東区蔵前へ移り住んだOL、汐見祥子。
たまたま入った駅近の小料理屋で、美形イケメンシェフの駒形聡に出会う。
絶品料理についついお酒が進んで、気づけば、祥子は料理屋でバイトをすることになっていた!
料理の腕だけではなく、推理も冴える駒形。その依頼人と関わるうちに、祥子は人の温かみに触れていく。
そして、元彼との悪しき思い出を克服する。
料理×ライトミステリー! 料理に託された様々な思いに感動すること間違いなし!
文字数 104,463
最終更新日 2021.05.29
登録日 2021.04.29
会社に従順な会社員ミヤコは帰宅途中、自称「鬼」のひなたちゃんに出会う。はっきりしないけど押しは強い鬼のひなたちゃんに流されるままミヤコは鬼に憑りつかれることに。ひなたちゃんがあの世への橋を渡るため、ミヤコはそこそこの感じで協力し始めるポルターガイスト系の日常が始まる。
文字数 38,341
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.04.30
主人公の佐田結衣は、おっちょこちょいな元OL。とある事情で就活をしていたが、大失敗。
どん底の気持ちで上野御徒町を歩いていたとき、なんとなく懐かしい雰囲気をした郷土料理屋を見つける。
もともと、飲食店で働く夢のあった結衣。
お店で起きたひょんな事件から、郷土料理でバイトをすることになってーー。
日本の郷土料理に特化したライトミステリー! イケメン、でもヘンテコな探偵とともに謎解きはいかが?
恋愛要素もたっぷりです。
10万字程度完結。すでに書き上げています。
文字数 105,180
最終更新日 2021.01.27
登録日 2020.12.19
高校の帰りで夕飯のことに頭を巡らせる彼。
そんな彼の日の一部を切り取ったお話。
コメディにめっちゃ振ってるのでお願いします。
小説家になろう様、ノベルアップ+様でも投稿しています。
文字数 29,999
最終更新日 2020.11.09
登録日 2020.11.02