BL すれ違い小説一覧
彼奴に初めて会ったのは、辺りに桃色の花弁が舞い散る、とある春辺の昼下がりだった。
今までに出会ったことのない、どこまでもまっすぐで太陽みたいな男。その印象は、十年の付き合いになった今でも変わらない。眩しくて、温かくて、一緒にいると自然と笑顔になってしまう。そんな彼奴を、好きにならないわけがなかった。
「なぁ千草、さっきからどうも目的地に着かないんだが何でだと思う」
「お前が先陣きってるのが原因だ、方向音痴が」
……とはいえ、好きであっても当然、腹は立つのだが。
***
かつてこの地には、二種の竜と呼ばれる種が棲んでいたのだという。
ドラゴンと龍、それぞれが互いに協力し合いこの地の人々を導き、繁栄させ、立派な国家を作った。どの近隣国にも負けない豊かな国……しかし、それも長くは続かず、二種の竜による凄烈な仲違いが起こったことで、国は真っ二つに分断することとなったのだった。
……とはいえ、それも百年以上も前の話。今ではすっかり竜と呼べるような存在はいなくなり、国にいるのは普通の人間と、他所とは違うちょっとだけ特殊な能力をもった『竜の系譜持ち』だけ。
かつて竜がすんでいた国。そこを治める二人の当主は、一つの中立機関を作った。『竜族取締機関』。竜の系譜持ちを取り締まる、今や国内において最重要機関である組織。そこには、優れた能力を持つ系譜持ち達が、十二の班に分かれて勤めていた。
これは、その組織に所属する、彼らそれぞれのじれったい恋の物語。
(今後複数のCPが出来る予定です)
※登場人物は竜の能力を受け継いでいるというだけで、竜ではありません。
(いちゃらぶまではちょっと遠いので描写が入るお話には*をつける予定です)
この作品はムーンライトノベルズ様、カクヨム様、エブリスタ様でも同時更新しております。
文字数 55,903
最終更新日 2023.12.14
登録日 2022.09.24
文字数 14,176
最終更新日 2019.06.09
登録日 2019.05.12
人気声優の遊佐和威と人気俳優の木村貴史は同棲している恋人同士。
けれど最近はお互いに仕事が忙しくなかなか会えないでいた。
和威は言いたいことが上手く言えない口下手。
そんな時に和威は喘息が再発してしまった。
何日か連絡できずにいた。
地方での仕事が終わり、貴史に別れを切り出され、家を出ていくことになった。
家を出ていく前に和威と話しをしたかった貴史。 貴史は一方的に待ち合わせ場所と時間をメールした。
和威はまた喘息の発作を起こし入院してしまう。 和威たちのことを知る後輩に一通の手紙を託して待ち合わせ場所に向かうようにお願いする。
手紙を受け取った貴史は和威の代理で来た後輩と共に和威のいる病室へ向かう。
*エブリスタの超妄想コンテストの参加していた作品です。
加筆修正+エロ追加で。
文字数 27,050
最終更新日 2022.10.15
登録日 2019.11.26
泡沫夢幻。それは、まるで、泡のように消えてしまう恋だった。
竜族、それはこの国に古くから存在する、人とは違う種族のこと。天候を操り、炎を操り、自然を操る超常的な存在である彼らは、この国において神と同等の存在だった。
そんな竜族は、長く人々の生活を見守り、寄り添いながら、人を導いてきた。人々が幸福で、笑顔の絶えない日々を送れるように、と。
これは、そんな国において、至極真面目に人々を守ってきた一柱の龍と、人には極力干渉しないと選択した一柱の竜による、切なく哀しい恋の物語。
前作『竜族取締機関出動中』の数百年以上も前のお話。世界線が同じというだけなので、こちら単体でお楽しみいただけます。
文字数 7,308
最終更新日 2023.10.05
登録日 2023.10.01
━━━っ!
突然、誰かに背中を押された。
目の前に迫る大型トラックは必死にブレーキをかける。
だが、スピードを出し過ぎたトラックは急に止まれるはずはなく・・・。
目が覚めた時、俺は知らないベットの上だった。死ぬ前に背中を押した奴の顔を見た。
その顔はとても...
俺はあいつを許さない。
復讐してやる...
文字数 6,902
最終更新日 2022.05.22
登録日 2022.05.13
「最近は暑くてかなわないのに…、よくこんな辺鄙な場所まで来たねえ。いらっしゃい」
「…いえ、こちらこそ二ヶ月程お世話になります」
物書きとしてド田舎でゆったりと生活を過ごしていた桜木修。
そこに押しかけてきた、友人、星月の弟、星月渉。
なんだかんだで二ヶ月程彼を匿う報酬は、彼のこれまでの思い出。
彼を受け入れるために新調したクーラーやら扇風機の準備は完璧だったが、
何故か注文した布団だけが一向に届かないのであった。
仕方なく修はソファで寝ようとするが、自分以外の体温や気配に自分を深く傷つけた元カレを思い出し、渉の前で思わず泣き出してしまって__。
初投稿、拙い部分もあると思いますがどうか温かい目で。
一部暴力表現等があります、お気をつけて。
クーラーの効いた涼しい部屋でどうぞお楽しみください。
表紙は立ち絵風男子メーカー様より制作させていただきました。
文字数 3,738
最終更新日 2023.10.11
登録日 2023.09.20
雪夜(ゆきや)はとある理由から二次性が発現する前からΩだと思われて育った。
そして犯罪に巻き込まれないようにと、まるまるふくふくと肥え太らされた。それは愛する息子を護る為にとられた上策、ではなく愚策だった。
そのせいで『雪だるま』だと同級生の十時(ととき)たちに揶揄われながら雪夜は幼少期を過ごすことになる。
暴力のような過剰な攻撃は受けないものの雪夜にとってつらい毎日だった。
ともに助け合い励まし合えるような友だちでもいれば少しは違っていたのかもしれないが、誰だって揶揄いの対象になるような相手と関わり合いになりたくはないことは雪夜も理解していたし、助けてくれなくても責めるつもりもなかった。ただ寂しいとは思っていた。
勿論父親に相談すればすぐに解決してくれることは分かっていたが、心配をかけたくなくてひとりで耐えることを選んだ。
だけどある日のこと、雪だるまである雪夜のことを抱きしめて「大好き」と言ってくれる子に出会ったのだ。
その子は知らない子で、すぐに迎えに来た母親に連れられていき、名前を知ることもできなかったが、『あの子』として雪夜の心の中にずっとい続けた。
ふたりの偶然の出会いと雪だるま。
雪が溶けてなくなってしまうようにこの恋も消えてなくなってしまうのだろうか――?
雪だるまだった僕は太陽のようなあの子に恋をした。淡い初恋のお話。
文字数 67,260
最終更新日 2023.11.04
登録日 2023.01.06
天涯孤独を生きてきた笹川 康介の人生の中で、きらきらと輝きを放ち続ける存在、神田 未来。高校時代に、先輩後輩の関係にあった康介は、ある日未来に向けて告白したけれど。康介は未来に対して一方的かつ意味深な台詞を残したまま、その場から立ち去っていた。
しかし、市立図書館で二人は再び再会を遂げる。
『好きです、でも、俺に振り向かないで下さいってさ。何それ』
不本意だ。あなたが、俺に振り向く未来なんて。
不条理だ。あなたが、俺の物になる現実なんて。
『遅いよ、ばか。好きだよ、ずっと』
❇︎R-15表現有り。すれ違いラブストーリー。短編。
文字数 7,958
最終更新日 2022.08.28
登録日 2022.08.27
主任に昇格してしばらくが経った会社員・赤羽根玲一は不眠に悩まされていた。病気なのか、それほどでもないのか、それすらも判断が付かない玲一に、同僚の井上は「枕でも買えてみたらどうだ」と勧める。
そして枕を探して街を歩いていた玲一が偶然行き会ったのは、「お昼寝屋」という不思議な店。名前に惹かれ足を踏み入れた玲一を、神秘的な雰囲気を漂わせる「浅葱」という青年の店員が出迎えた。
真実「眠ること」だけに特化した「お昼寝屋」で、カウンセリングを受けた玲一はためらいがちながらも浅葱に提案される。
「添い寝を、試してみてもいいかもしれません」と。
性的なことは何もなく、ただ客を寝付かせるための添い寝。縋る想いでそれを試した玲一は、浅葱の隣で驚くほどすっきりと眠ることができた。
最高級の寝具に、眠るためのアロマ、そしてほのかな他人の体温に癒やされ、玲一は繰り返しお昼寝屋を訪れ、浅葱と添い寝をするようになる。
そしてその奇妙な信頼関係は、玲一の中で次第に形を変え、浅葱への甘えへ、ミステリアスな彼への微かな思慕へと変化していった。
浅葱に対する淫夢を見たことと、年末年始にさしかかったタイミングが重なり、気まずさを抱えたまま玲一の足は自然とお昼寝屋から遠ざかっていった。しかし、お昼寝屋での体験が忘れられない玲一は、井上に背を押される形で「添い寝はしなくてもいい、ただあそこの布団で眠りたい」とお昼寝屋を訪れる決心をした。
久々に訪れたお昼寝屋では、玲一を迎えたのは浅葱ではなかった。玲一が離れている間に、シフトが変わったのだという。予想外の落胆に打ちのめされ、玲一はお昼寝屋を利用することなくその場を後にした。
そして偶然にも、公園で猫に餌をやっている浅葱に出会う。客と店員という関係ではなく、君と話をしたいと告げる玲一に、浅葱は一枚の名刺を渡す。そこにはお昼寝屋ではない店の名前と、「浅葱」という名前が印刷されていた。
浅葱はお昼寝屋でのアルバイトの他にも、ウリ専をしていたのだ。浅葱が去った後初めてその事実を知った玲一は、「添い寝だけでいい」と浅葱を繰り返し買う。
しかしそれは、玲一に特別な感情を抱えていた浅葱を「男としては求められていない」と絶望させる言葉だった。
互いを特別に思いながらもすれ違うふたり。いびつな関係が決壊しようとするとき、ふたりの前に新しい関係が広がろうとしていた。
文字数 70,603
最終更新日 2022.10.10
登録日 2022.10.08
切ない系です!!処女作なので暖かい目で見守ってください、、語彙力は無いです
主人公
ひろ
27歳 サラリーマン 平凡 ツンデレ(重度)
攻め
はる
24歳 サラリーマン 美形 クール系 犬系
サラッとこんな感じです!!
文字数 686
最終更新日 2023.07.25
登録日 2023.07.25
大学で日本語教師を勤める伊東桂は恋人がいない。仕事と自宅の往復だ。
そんな桂の密かな楽しみは、行きつけのBARで極上の男性、山本亮をこっそり見つめて、片想いにもならない感情を、胸の中で揺らして愛おしむことだった。
彼には極上の男に相応しく、素敵な恋人がいて・・・二人はどこから見ても完璧なカップルで自分の入る余地はないと、思っていたのに・・・。
ある日突然、桂は亮から言われる。
「俺と付き合わない?」
喜びは一瞬で、話を聞けば恋人不在中の恋人公認のセックスフレンドだった。
都合の良い「恋人ごっこ」という関係。
そんな関係に苦しみながらも、叶わないと最初から諦めていた思いだからと、桂は期間限定の恋愛に溺れていく。
桂の想いは実るのか・・・大人の切ない、すれ違いラブストーリーが横浜を舞台に繰り広げられる。
※ご都合主義のフワッとした設定です。
※R18は予告なく入ります。
※完結まで、数話ずつ、毎日更新します。
文字数 158,067
最終更新日 2020.11.30
登録日 2020.10.16
妾の子ゆえ腫れ物のように扱われていた蘇芳(すおう)は15歳の誕生日を迎えた夜に前世の記憶を思いだした。
仙楊国(せんようこく)は国にはびこる妖に苦しめられていた。
妖を恐れる人々の救いは唯一妖を倒せる術師達である。
その術師達を束ねる四家ー朱家(しゅけ)、藍家(らんけ)、黄家(こうけ)、白家(はくけ)は王に次ぐ権力を持ち王から広大な領地を賜って栄えていた。
生前の自分は朱家の長男でありながら自由奔放で頼まれたらつい助けてしまう人好し、次期当主は1歳年下の異母弟に押し付けて、新しい術式の改良に勤しむ日々。
しかし今までにない術式を作りだす事に四家は危機感を抱き始める。
次第に食い違う主張はいさかいをうみ四家から追放されてしまう。
追放されても新たに作り出される術式に四家はついに国の術師達に討伐を命じた。
3年もの間追っ手から逃げていたがかつての友に殺されてしまった。
“輪廻転生”。
8年しか過ぎてない事に驚きよりもまさか転生するとは思ってもいなかった蘇芳。
今世では術師ではないのだ自分の趣味を好きなだけできる!
と喜んだのもつかの間……学院の入試案内が届いたのだ。
母に泣きつかれてしまい渋々受けた入第試験でまさかの四家を差し置いての1位。
あの思い出すのも憚れる学院生活なんぞしたくない!頃合いをみて抜け出そうと準備を始めるが……
よりによってなんで会いたくもないアイツが……
ー2人が再開をはたした時、動きを止めた歯車がまた動き出す。
文字数 4,442
最終更新日 2021.10.02
登録日 2021.09.21
文字数 4,297
最終更新日 2021.12.05
登録日 2021.11.28
ーーそして、共に死のう。
BL要素は薄めです。序盤の少しだけ流血表現があります。
バッドエンドではないけれど、ハッピーエンドでもないです。
それでも、主人公の少年は幸せだったのだと思います。
文字数 11,894
最終更新日 2023.08.06
登録日 2023.07.24
文字数 15,302
最終更新日 2018.06.29
登録日 2017.05.08
コンビニの前に男が落ちていた。
だから拾って帰った。ただの気まぐれだった───。
ボロアパートの二階に住む青年・敬太は夕食を買いに来たコンビニで、項垂れ憔悴した様子の男・マツリと出会う。
気まぐれで男を連れ帰ったが、無口で反応の薄い彼に干渉する気はさらさらなかった。
男の存在が少しずつ日常へと溶け込んでいくうち、二人の関係にも変化が起こり始める。
文字数 44,857
最終更新日 2023.01.22
登録日 2023.01.16
生徒×教師。あり得ないくらいにすれ違う両片思いの二人。明るく切ないラブストーリー。
[あらすじ]
主人公は有名なマンモス校であるK学園、高等部で現国を教える岸倉 爽一。爽一は教師の職に就いてまだ二年目のまだまだ新米教師のようなもの。しかしながら、断れない性格から職に就いて早々”生徒会”の顧問を押し付けられてしまう。
学園のことも良く知らないのに、生徒会の顧問なんてと思っていたが、その年の生徒会副会長はK学園では二大セレブと言われている片割れ、大崎グループ社長の長男で有名人の”大崎 圭一”であった。彼の高校生とは思えないほどしっかりした性格、正義感、行動力などに圧倒され、その上優しさにいつしか惹かれてしまう。
だが、彼はある日突然、もう一人のセレブである大里グループの令嬢とつき合い始めた。違和感を覚えつつも、ショックを受ける爽一。しかし、翌年。生徒会長で彼の親友の古川《こがわ》から衝撃の事実を聞かされる。
圭一のことは諦めたつもりであったが、憧れであることには変わりない。ついつい彼に目がいってしまう爽一。それはもう、癖だったのだがそんなところを他の生徒にきづかれてしまい────⁈
究極純愛♡僕日シリーズ サブキャララブストーリー5
文字数 85,276
最終更新日 2024.01.07
登録日 2021.11.07
同棲してはいるが付き合っているかどうかは微妙な関係の二人がバレンタインチョコをめぐり繰り広げる攻防戦。
全然時期とは関係ない。
登場人物
セバスチャン:魔人の執事、普段は紳士。
ディダ:鬼人の戦士、東の辺境竜の谷の出身。セバスチャンにほれ込みすぎて幼児退行気味。
文字数 3,027
最終更新日 2023.05.03
登録日 2023.05.03
『文通』
おじいちゃんやおばあちゃんが若い時代に流行っていた、らしい。
小さい頃からおじいちゃんとおばあちゃんに文通から恋が始まって一緒になったって耳にタコができるくらい聞かされた。
寡黙なおじいちゃんだったけど、何通も何通も愛情溢れる手紙が送られてきたんだって。おじいちゃんはもう亡くなってしまったけど、おばあちゃんはおじいちゃんから送られた沢山の手紙を今も大事にとってあって、時々眺めてる。
おじいちゃんがいなくて寂しいんだろうけど、手紙を読んでいる時はおばあちゃんは嬉しそうで、僕は『文通』というものに憧れを持っていたんだ。
僕もいつか誰かと文通を通して素敵な恋をしてみたい。
文通から始まる男子高校生の恋。
文字数 7,730
最終更新日 2021.02.14
登録日 2021.02.13
株式会社ベルフィーユジャパンシリーズ。
営業部の営業成績万年最下位・桐谷 蒼(キリタニ アオイ)は
同じく営業部の営業成績No. 1・蒼森 佳香(アオモリ ケイカ)と蜜な関係ーーーではなく、
お互いがお互いに勘違いして迷走中。
好きなのに、好きだと言えないジレンマを抱えて切ないけれど、身体だけは満たされる毎日。
しかも蒼には人に言えない秘密があって…
寡黙(ムッツリ)な俺様攻め×押しに弱い聖人受け
文字数 11,678
最終更新日 2021.01.14
登録日 2021.01.11
受けの気が引きたくて女に手を出し続ける攻めを、セフレ関係から踏み出せなかった受けが殺害して大切にする話。非常に人を選ぶネタです。死にネタ、肉体関係のある両片想い、両ヤンデレ、死体の描写、グロテスクな描写、カニバリズムを示唆する描写、死姦、メリバ、心中匂わせの要素があります。耐性がない方は閲覧をご遠慮ください。
ここまで書いておいてなんですが、過激な要素をメインに期待されるとだいぶ肩透かしかもしれません。どっちかと言うと本人たち的にはめでたしめでたしって感じの話です。長々とすみませんが、上記の要素に関しての読後の苦情はご勘弁ください。
文字数 5,296
最終更新日 2022.07.31
登録日 2022.07.31
大学生の響生(ひびき)はロックバンドのボーカルとして、地元のライブハウスで活動している。
不調だったライブの後、憧れていたギタリストのコウに酷く罵倒されて傷つく。
だけど何故か酔った響生を介抱してくれたり、部屋に泊めてくれたりとその行動は不可解。
生真面目なデスメタルボーカリストと、圧は強めだけど全く悪気はない天然系ギタリストの、音楽に全振りしてるが故のすれ違いじれじれラブ。
音楽の描写長め。
特殊なジャンルの為、興味ない方は読み飛ばしながら進めてください。
久しぶりの現代ものです。
短編のつもりですが、長くなってしまったらすみません(汗)
文字数 32,977
最終更新日 2024.01.14
登録日 2023.10.29
文字数 13,662
最終更新日 2017.02.20
登録日 2017.02.19
倉光修には、幼い頃に離別した腹違いの兄がいる。倉光は愛人の子だ。だから、兄に嫌われているに違いない。二度と会うこともないと思っていたのに、親の都合で編入した全寮制の高校で、生徒会長を務める兄と再会する。親の結婚で名前が変わり、変装もしたことで弟だと気づかれないように編入した、はずなのに、なぜか頻繁に兄に会う。さらに、ある事件をきっかけに兄に抱かれるようになって……。
文字数 26,249
最終更新日 2021.11.15
登録日 2021.11.02
※更新停止中※
「僕は、君のことが――」
透き通った紺色の夜空。その夜空に、金平糖のような星がいくつも散りばめられた、満点の星空。明るく光り輝く、満月。僕達は、広い草原にゆったりと腰かけて、星を眺めていた。
僕はあの時、伝えたんだ。勇気を振り絞って、ちゃんと言葉に出したんだ……
「好き」って――
でも、その「好き」は儚く散った。
「ありがとう。俺も好きだよ。親友としてな」
あの爽やかな笑顔と、その言葉を前にしては、何も言い返せなかった。
“やっぱり、この恋は伝えられないのかなぁ……?”
あれから、3年経った。僕達は、高校3年生になった。
「僕はまた、必ず告白するんだ」
『恋人』としての好きを抱いている、月 白兎。一方で、『親友』としての好きを抱いている、星 昊明。昊明のことが好きで、もう一度告白したい白兎は、景瑠高校に転校生として、やってくる。それも、「女装」して。
昊明は、女装している白兎に気づかないまま、日々を過ごしていく。でも、そんな2人の遠かった距離も、行事を通して、日々の生活を通して、ゆっくりと時間をかけて、どんどん縮まっていき――
果たして、白兎の恋の行方はどうなるのか。
この恋は互いの『すれちがい』から始まる――
○ちょいエロ、エロあり→話のところに ★マーク付けています。(終わりの方に多くなると思います)
○更新頻度→不定 自分のペースで気ままに投稿しようと思います。
○後々、間に小話挟んでいこうと思います
文字数 38,930
最終更新日 2021.04.04
登録日 2020.08.30
2人の想いは細切れになり、ミンチのようにバラバラと崩れ落ちてゆく。
ぐちゃぐちゃぬちゃぐちゃ
「ハンバーグ嫌い」
ぐちゃぬちゃぐちゃぐちゃ
捏ねて、丸めて、焼いて2人は1つになる事ができるのか─?
とある研究室で捏ねくり廻される、ブチ込まない愛憎劇
文字数 9,143
最終更新日 2022.02.03
登録日 2022.02.03
弥生(17)は、日頃から親切にしてくれる生真面目人間の幼馴染みスミレ(17)が恋愛に興味がなさすぎて心配だった。
しかしひょんな事からスミレの好みのセクシー女優を知ってしまった弥生は、初詣でスミレにその女性に似た彼女が出来るよう願う。
翌朝、朝からエビフライを食べた弥生の体に変化が起こり──
文字数 152,276
最終更新日 2020.08.05
登録日 2020.08.05
讓治は大学の卒業旅行で山に登ることになった。
でも、待ち合わせの場所に何時間たっても友達が来ることはなかった。
ご丁寧にLIMEのグループ登録も外され、全員からブロックされている。
途方に暮れた讓治だったが、友人のことを少しでも忘れるために、汗をかこうと当初の予定通り山を登ることにした。
しかし、その途中道に迷い、更には天候も崩れ、絶望を感じ始めた頃、やっとたどり着いた休憩小屋には先客が。
心細い中で出会った外国人のイケメン男性。その雰囲気と優しい言葉に心を許してしまい、身体まで!
しかし翌日、家に帰ると異変に気づく。
あれだけ激しく交わったはずの痕跡がない!?
まさかの夢だった!?
一度会ったきり連絡先も交換せずに別れた讓治とジョージだったが、なんとジョージは讓治が配属された部署の上司だった!
再開したジョージは山で会った時と同一人物と思えないほど厳しく、冷たい男に?
二人の関係は如何に!
/18R描写にはタイトルに※を付けます。基本ほのぼのです。
筆者の趣味によりエロ主体で進みますので、苦手な方はリターン推奨。
BL小説大賞エントリー作品
小説家になろうにも投稿しています。
文字数 35,248
最終更新日 2021.11.05
登録日 2021.10.20