BL 長編小説一覧
この世界は、αとβとΩで出来てる。
生まれながらにエリートのαや、人口の大多数を占める『普通』のβにはさして意識するほどの事でもないだろうけど、俺たちΩにとっては、この世界はけして優しくはなかった。
今日も寝坊した。二学期の初め、転校初日だったけど、ワクワクもドキドキも、期待に胸を膨らませる事もない。何故なら、高校三年生にして、もう七度目の転校だったから。
βの両親から生まれてしまったΩの一人息子の行く末を心配して、若かった父さんと母さんは、一つの罪を犯した。
小学校に入る時に義務付けられている血液検査日に、俺の血液と父さんの血液をすり替えるという罪を。
従って俺は戸籍上、β籍になっている。
あとは、一度吐(つ)いてしまった嘘がバレないよう、嘘を上塗りするばかりだった。
俺がΩとバレそうになる度に転校を繰り返し、流れ流れていつの間にか、東京の一大エスカレーター式私立校、小鳥遊(たかなし)学園に通う事になっていた。
今まで、俺に『好き』と言った連中は、みんなΩの発情期に当てられた奴らばかりだった。
だから『好き』と言われて、ピンときたことはない。
だけど。優しいキスに、心が動いて、いつの間にかそのひとを『好き』になっていた。
学園の事実上のトップで、生まれた時から許嫁が居て、俺のことを遊びだと言い切るあいつを。
どんなに酷いことをされても、一度愛したあのひとを、忘れることは出来なかった。
『Ωである俺』に居場所をくれたのは、貴男が初めてのひとだったから。
文字数 86,976
最終更新日 2019.11.01
登録日 2019.10.14
ある日電車に轢かれたことをきっかけに異世界に飛ばされてしまった枢木玲。
俺の推しとの出会いをきっかけに、ここはワールド・ディバージェンスというゲームの中に来てしまったと確信する。
ゲームに出てこない俺のせいでストーリーに異常が出ないように陰で生きることを決意する。
しかし、ゲームの登場人物たちは俺に構ってきて…。
*不規則に投稿します。すんごく長くなる予定です。
※R-18には * 付けときます。
文字数 60,480
最終更新日 2024.04.06
登録日 2023.04.12
エルティアは黒い悪魔と呼ばれている。
幼い頃から人に毒を盛っただの、毎日従者に黒魔術を試して殺しているだの、根拠の無い噂が貴族の間で広がっていた。
本人は噂を訂正することなく今日も家族に警戒されながら料理を研究していた。
メシマズな故に誤解を重ね、友人すらいなかったエルティアが出会ったのはA級冒険者のレオンだった。
エルティアに流れる血の秘密と力。
次第に深まるレオンとの関係。
そんなレオンにもどうやら秘密があるようで…。
ラブ要素は37話から。
性描写は※
脇カプ描写あり。
ある程度区切りごとに登場人物の紹介を入れます。こちらを読んだら途中から読んでも内容がある程度分かると思います。
逆に、ネタバレが嫌な方は飛ばして読んでください。
読んで下さっている方ありがとうございます。最後まで書き終えるまで投稿をお休みしております。しばしお待ち頂けると嬉しいです。
文字数 168,406
最終更新日 2022.04.15
登録日 2022.03.03
⚠️注意⚠️
BL(ボーイズラブ)の小説です。激しい内容は今のところ出さない予定でいます。苦手な方は回れ右でお願い致します🙇♀️
~内容~
三上 遥(みかみ はるか)は可愛らしい容姿とそれでいてその容姿に無自覚でお人好しで人たらしな男の子である。そう。可愛らしい容姿と女の子にも取られる名前で初対面の人には毎回女の子と間違われるのだ。そんな可愛くて無自覚天然な男の子が男子校に通うお話。
~挨拶~
はじめまして歌美流(かみる)と申します。初作品初BLなので誤字脱字や読みにくい拙い文章になってしまうと思いますがもし誤字脱字などありましたら優しく教えてくれたりするととても嬉しいです!この作品を見つけてくださってありがとうございます!
文字数 11,322
最終更新日 2023.07.27
登録日 2023.02.15
「貴様に話しかけられる筋合いはない!」
そう、ココはエルフの国。今日も今日とで、一人が叫んだ。明らかに嫌悪感が含まれた言葉だと誰もが思うだろう。しかし、本当にそうだろうか。
言葉を放たれた者は少しだけ微笑んでいる様に見える。また、発した者の耳は赤く染まっているではないか。
頭の切れる者と、彼らの身近な人のみだけが分かるのだろう。こんな、二人の関係性を──────
今日も鬼と化して騎士団達に鍛錬のメニューを言い渡したのは、騎士団長のレリスライト・ユルティムだった。サボリ者を見付けたら直ぐさま注意し、喝を入れる。しかし、そんな人にも裏があって⋯⋯?
「ふぇぇ⋯もう嫌だよぉ⋯⋯」
「ほらほら〜ライト様、紅茶ですよ?しょげてないで、元気出して下さい!」
「でも、癒しにも会えてないし、僕はどうすれば良いの⋯?」
今日も彼は悩みを抱えている様だ。
果たして、今年の目標は叶えられるのだろうか。
そんな日常を過ごす中で起きた事件。平和は一変し、嵐が訪れた。その事件により余計にすれ違いが激しくなってしまう⋯⋯けれど、だんだんと二人の距離は近付いて──────
恥ずかしい気持ちが心を可笑しくして、好きなのに好きって言えない!伝えられない!挙句には恥ずかし過ぎて自分の想いとは真逆の事を口走ってしまう?!
えぇ!ソレは駄目!あぁあ!本当に何やってんの〜!?!
そんなこんなの、ドタバタラブコメディ?!
文字数 85,558
最終更新日 2022.12.03
登録日 2022.10.20
※hotランキングが何故か男性向けになっています。女性向けなのでご注意下さい。
※作品に対する誹謗中傷は受け付けていません
※誤字脱字など拙い点が多々御座います/ご了承下さい
※本編の中で【】視点が変わります
※性描写は「※」を章に付けています
𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲
毎度見ていた悪い夢はいつからかパッタリと止んでいた。
独りぼっちだった千夏の家には''あの日''以降妙な住人が住み着いていた。路地裏で助けて貰った人間とは殆ど区別の付かないアンドロイド。彼曰く自分が誰なのか分からないらしい。そんな彼を見兼ねた千夏は助けてくれたお礼に彼を家に置く事に。残酷な過去を抱えた正体不明なアンドロイドと誰にも言えない秘密とトラウマを抱えた人間の青年が送る奇跡のラブストーリー。
''巡る季節の中、僕は生涯忘れられない恋をしたーー''
■PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは■
PTSDは、突然の不幸な出来事によって命の安全が脅かされたり、事故や犯罪、虐待によって強い精神的衝撃を受けることが原因で、心身に支障をきたし、社会生活にも影響を及ぼす様々なストレス障害を引き起こす精神的な後遺症、疾患の事。心的外傷またはトラウマと呼ばれる。
𝐜𝐡𝐚𝐫𝐚𝐜𝐭𝐞𝐫
■柳 千夏 …ゲイ/元引き篭もり大学二年生/トラウマ持ち/零の事を信頼している
■code0(零) …アンドロイド/自分が誰か分からない/感情を持ち合わせていない筈が…
■築島 麗 …千夏の友人/明るくフレンドリーでバイ/千夏の事が気になっている
𝐒𝐩𝐞𝐜𝐢𝐚𝐥 𝐓𝐡𝐚𝐧𝐤𝐬
にゃた@2yata様
※無断転載は断固禁止です
※著作権は全てにゃた様に御座います
※素敵な表紙絵を有難う御座います
⚠︎エブリスタにて先行公開しているオリジナル作品です⚠︎
文字数 18,640
最終更新日 2022.02.25
登録日 2022.02.17
「お前の子が十八になった時、伴侶として迎え入れる」
かつて山に現れた異形の神は、麓の村の長に向かってそう告げた。しかし、大切な一人娘を差し出す事など出来るはずもなく、考えた末に村長はひとつの結論を出した。
捨て子を育てて、娘の代わりに生贄にすれば良い。
そうして育てられた汐季という青年は、約束通り十八の歳に山神へと捧げられる事となった。だが、汐季の前に現れた山神は、なぜか少年のような姿をしていて……
文字数 72,876
最終更新日 2023.08.04
登録日 2023.05.12
高校2年生の17歳の時、オレ・宮地友也は異世界へと召喚された。グルファン王国のトルデン第二王子が毒を盛られて瀕死に陥っているのを助けるために『自己犠牲』という能力で召喚されたのだ。
無事にトルデンの命を救ったものの、『自己犠牲』能力は相手の怪我を自身に吸収させるため、痛みなども全て自分に移動するのだ。死んだ方がマシな苦しみなのに死ぬことはなく、いつ終わるか分からない苦しみに耐えるだけだった。
そして、オレは『自己犠牲』に使用する魔力を使いこなすことができず、オレの意志とは関係なく触れただけで相手の怪我や病気を吸収してしまうことが判明した。トルデンを助けたことで役目は終えたはずなのに、オレの力を利用しようと国の紛争に巻き込まれ拉致されてしまう。
オレに命を救われたトルデンが見かねてオレを助け、行き場のないこの世界で秘境の地・ナミルを目指して逃避行を繰り広げることになったのだが……
無理矢理描写、暴力シーンなどもあり苦手な方はお気をつけください。
友也視点、トルデン視点など入り、話のペースがゆっくりかもしれません。
トルデン × 友也 優しい王子 × ヤンキー風・不憫受け
R-18はタイトルに※入れる予定です。
※『異世界で双子の弟に手篭めにされたけど薬師に救われる』に出てくる友也とトルデン第二王子のエピソードです。前作のエンフィル第三王子も登場し、こちらでエンフィル第三王子の過去が分かります。これだけでも話が分かるようにはなっていますが、もしよければ双子も読んでいただけると楽しめるかと思います。読む順番としては双子の方を先に読んでもらえると世界観が分かりやすいかもしれません。
※トルデンと友也の話を最初に書いた後にエンフィルの話を投稿予定です。トルデンと友也の話は11月完結したいです。。。
→3作品同時進行が私には厳しかったです。。。他の2作品を先に完結させてこちらも進めたいと思います。ごめんなさい。
※主人公最初身長低いですが、徐々に伸びる予定です。
※当初友也の年齢設定は15歳中学3年生設定でしたが、第11回BL小説大賞応募のため年齢を修正しました。17歳転生、すぐに18歳迎える設定になっています。
文字数 47,991
最終更新日 2023.11.07
登録日 2023.10.20
──メールから始まる勘違いと、恋。
祖母の和菓子屋で働く柊藍の元に届いたメールは「取り扱いのない琥珀糖を作ってほしい」というものだった。作ったことがないのに祖母に任せされ、試行錯誤を繰り返しながら腕を上げていく。メールでやりとりをしているうちに、相手はぜひ会ってお礼がしたいと言う。彼の優しさに好意を寄せていくが、名前のせいか、女性だと勘違いをされているのだと気づく。言い出せないまま、当日を迎え、ふたりは……。
文字数 83,716
最終更新日 2020.04.07
登録日 2020.01.09
降格処分を受け酒場で補導員として従事していた圭吾は、蒼真という少年と出会う。色々が重なり関係を結んだ2人だったが、それをきっかけに圭吾とその相棒ジョイスは蒼真の謎に巻き込まれてゆく。
蒼真と蒼真が庇護している翔。この2人の謎が解き放たれる時は来るのか。
設定は近未来なのに昭和くさい味のある話を堪能していただければと思います
文字数 138,092
最終更新日 2024.01.26
登録日 2023.07.17
ある優秀な警察官は署内にハッキングをしたハッカーを突き止め独断で逮捕にむかった
しかし、その相手に運命を感じた
この物語は警察官とハッカーの恋の物語
「オメガに産まれた宿命」に登場した豹谷隼人が登場します
文字数 35,186
最終更新日 2021.07.31
登録日 2021.07.27
ネットゲーマー同士がリアルで出会ってなんか寝ることになる、31歳のどちらかといえば包容力の有る遊馬×29歳の天然電波ツンツン気味のカイの、ふわっとコメディしたかったノリの作品です!
ゲームの完クリがしたいがために肉体関係を迫ってくるカイと翻弄される遊馬、といった内容です。
結構前に書いた作品をこちらにも載せてみます。完結済みです。
文字数 44,450
最終更新日 2020.05.19
登録日 2020.05.09
『薄幸文官志望は嘘をつく』 続編。
イヴ=スタームは王立騎士団の経理部の文官であった。
父に「スターム家再興のため、カシミール=グランティーノに近づき、篭絡し、金を引き出せ」と命令を受ける。
イヴはスターム家特有の治癒の力を使って、頭痛に悩んでいたカシミールに近づくことに成功してしまう。
カシミールに、「どうして俺の治癒をするのか教えてくれ」と言われ、焦ったイヴは『カシミールを好きだから』と嘘をついてしまった。
そう、これは───
浮薄で、浅はかな文官が、嘘をついたせいで全てを失った物語。
□『薄幸文官志望は嘘をつく』を読まなくても出来る限り大丈夫なようにしています。
□全17話
文字数 96,330
最終更新日 2022.04.06
登録日 2022.03.17
文字数 113,098
最終更新日 2024.02.16
登録日 2022.04.10
女装男子の俺と...変態カメラマンのスピンオフになります。
作中に出てくる人気アイドルグループのファンタジアをメインに物語が進みます。
彼らの過去から現在...未来まで、彼らには、彼らなりのそれはそれは壮大なストーリーがあります。
登場人物の紹介は、第一回目あたりで紹介します。
文字数 225,543
最終更新日 2020.07.31
登録日 2019.12.25
※※※ATTENTION!※※※
当作品は予告無く飯テロ描写が入ります。
空腹、減量中、食事制限中の方はご注意くださいませ。
物語の都合上、飯テロの印は付けておりません。
ご容赦願います。
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気散じ▶「あそび」の別称です
気散事▶「気散じ」の造語です
(色んな意味で)食べたい2人が(色んな意味で)遊んでるよ、みたいな意味です。
もとぽっちゃり(むしろおデブ)、痩せたら超絶イケメンでした系ゲーオタ大学生と、食べる事とゲームが好きな社会人が、食べたり遊んだりする、ゆるいラブです。
社会人×大学生
R指定描写は、だいぶ後に出てきます。
のんびり自分の好きな物を詰め込んで、好きなように書いてます。
長編です。完結しました。
更新を追ってくださったマイスイートラブリーエンジェルさま、ありがとうございました!!
気長にお付き合い頂ける方は、どうぞよろしくお願いします。
サクッと読めるやつ無いのー?と思われました方は、前作「ミニマム男子の睦事」「中本さんの事情事」をよろしくお願いします。
文字数もそんなにありませんので、お時間のある時にお付き合い頂けたら小躍りします。
文字数 182,765
最終更新日 2023.05.16
登録日 2023.01.05
金融業を隠れ蓑にし、古くから、そこでは違法な性の取引が行われていた。
地下を根城に暗躍する組織、虎はその支配者であった。
幼い頃から闇に生きる事を余儀なくされた虎は、密かに外の世界への憧れを抱いていた。
地下から出られないわけではない。けれど、地上にいても心には暗い影がつきまとった。道化師のように自分を偽っても、どこか虚しさがよぎる時があることに、虎は気がついていた。
そんな虎の前に、坂崎と名乗る冴えない男が現れた。
坂崎は純粋で汚れを知らないように思えた。闇が光りを求めるように、虎は少しずつ坂崎に惹かれていった。
++++++++++
本編はシリアスですが番外編「帝王の失態」はくだけた感じの虎主体のお話で、「目隠しの輪舞曲」は本編に登場する男の子のお話です(^^)
続きも書けたらいいなと思います!
よろしくお願い致します♪
※商業作品と名前がかぶっていてわかりづらいかなと諸々変えたりしていたのですが、元に戻してあげ直しました。
文字数 68,933
最終更新日 2020.11.30
登録日 2016.01.06
【『想人の聲』/ 言ノ葉ノ綿❖夏纏2018篇 】
2018年夏。
とある事故物件をきっかけに、彼らの奇怪な夏が幕を開ける。
※本作における「R18」は性描写におけるR18です。
一部暴力描写を含みますが、R18Gの要素は含みません。
+++捕捉情報+++
●『言ノ葉ノ綿』シリーズとは…?
→謎多き大学生、禰琥壱(ネコイチ)と、彼に通ずる人々が送る様々な日常や、怪異と紡いだ怪奇譚をまとめたシリーズ。
●『夏纏篇』とは…?
→『言ノ葉ノ綿』シリーズの中で、夏に連載する短篇につけられる篇名。
+++投稿作品についての注意事項(定型掲載文)+++
※当方が創作するすべての作品・物語・用語・情報等は、作者の想像からの完全なるフィクションです。
例え作中に実在の人物・団体・事件・地名等と重なるものがあっても、
それらとは一切の関係はありません。
また、作中における全ての表現は
犯罪行為及び刑罰法令に抵触するすべての行為へ誘引・助長・ほう助する為のものではありません。
※当方が投稿する全ての創作物(イラスト・文章など)の
無断記載・転載・転用・複製(模写トレス含)・保存(スクショ含)・二次配布
自作発現・商品化・創作作品の二次創作・二次利用(アイコン・ヘッダー・壁紙利用など)
は、いかなる場合も一切禁止です。
文字数 196,685
最終更新日 2021.01.03
登録日 2018.08.13
環健斗は、女性が苦手。それがネックで、就職してもうまくいかず、実家のペットショップで働くトリマーだ。
そのショウウィンドウに、猫好きそうな男性が現れるようになる。
彼はいつも、しばらくネコを眺めては、ため息をついて帰ってゆくのだ。
猫が飼えない環境なのかも、と思いつつ、何度目か、ついに話しかけてみると、男の事情は違っていて。
文字数 149,033
最終更新日 2019.11.27
登録日 2019.10.31
運命の輪は回ってあなたに巡り会う――ジャズ音楽BL。端正なサックス奏者×謎めいた微笑の青年ピアニストの孤独な生と愛。
注目され始めた28歳の青年ジャズピアニスト・高澤文彦。優しい物憂げな姿の奥に、人に見せない暗い心を抱えている。
恵まれない環境、厳しい人生ーー顔を上げ、微笑に変え、今夜もピアノを弾く。ジャズ仲間の竜野、セイとともに。
フェスの夜に、新進気鋭のサックス奏者・萩尾淳史と出会い、運命は回っていく。
天才、根なし草、色売り、様々な噂と嫉妬の中を、文彦は軽い微笑で通り過ぎていた。
しかし、端正な顔と冷たい眼をした淳史の、思いがけない魂に触れて、文彦は黒い過去を思い出していく。
交わることのないはずだった音楽の扉が、封印された過去の扉をひらく。
見守るように傍らにいる、武藤領一朗。彼が文彦の隣にいる理由とは?
文彦が手離せないリングは、誰からのものなのか?
貧困、崩壊した親、それゆえに文彦がたどった人生をめぐる。
絡まってもつれていく運命。紐解いて、ほどいて、そして必ず出会う。
愛は静謐なようでいて狂おしく、それでもなお、美しい。
大人のセンシティブストーリー。
自分史上、最も格好良い物語にできればと思います。
文字数 236,042
最終更新日 2020.01.11
登録日 2019.10.24
とあるピアニストが一線を退いた。
大地震のあの日、奏でる音を失ったピアニストは、静かに演奏者としての人生に幕を引く宣言をしたのだ。
だが、彼の演奏を聴いていた者はみな知っている。
彼の指先が鍵盤に触れるその瞬間まで、彼はピアノと共に生きていたことを。
そして今、“彼等”は再び舞台に立っている。
再び響き始めた旋律。
それは長い眠りから覚めたかのように、力強く、生き生きとしていて……新しかった。
そこにはかつて失われたはずの彼の音が、もう一度、響いていた──
《高らかに響かせて》 ||:《もう一度》:||
専属ピアニスト×両腕欠損作曲家
※2023/3/14….…46話・完結予定
文字数 180,732
最終更新日 2023.03.14
登録日 2023.02.10
読んで下さって、本当にありがとうございます。
医者(の筈)のアーロンと、高級貴族ハリーとのお話です。
この『4 ―アルテミスの娘―』での完結を目指しておりますm(_ _;)m
今回は、ハリーが持ち株会社の社長から接待(?)を受けます。それから───。
今回で、残念ながらまた、しばらくお休みします。筆が遅すぎて、完結に辿り着いていません。お気に入り登録して下さっている方々には、大変申し訳なく思っておりますm(_ _)m
宜しかったらまた次回まで、広い心で読んで頂けると、幸いです。
文字数 514,338
最終更新日 2023.09.17
登録日 2020.11.19
ある日突然、自身には前世があり日本からの転生者だと気づく
「これが転生か。………何か新鮮!!」
そしてこの世界が前世・日本でアニメ化までした大ヒット作・【愛の力】の世界であると気づく。
「何か女の子好みの世界に転生しちゃったけど………、まぁ俺は『モブ』だから関係ないか!」
そう,彼は『モブ』に生まれ変わった………はずだった……。
「お前……,大丈夫か??」
ある時、魔物が多く住み着く森にいた同い年の男の子と出会い、その後仲良くなり【友達】として学園生活を満喫するが………
そのまたある時、入学祭のパーティーで庭で布を頭に被って泣いていた女の子を助け,それがきっかけで仲良くなったが………
これは陽気で自身の周りを明るくしていく少年漫画であるあるの純粋でとにかく明るい主人公が持ち前の優しさで『助けた』2人を変え,本人が知らぬ間に2人が主人公を溺愛する物語。(主人公本人はその溺愛に中々気付かない鈍感者です)
モブ2?→陽気な主人公←本作の悪役令嬢
の構図です!!
詳しくすると、【モブ2】✕【主人公】は【モブ2】(攻め)✕【主人公】(受け)
【悪役令嬢】✕【主人公】は
【悪役令嬢】(攻め)✕【主人公】(受け)
にする予定です。一応確認ですが【悪役令嬢】は『女の子』です!
文字数 5,949
最終更新日 2023.10.16
登録日 2023.10.02
先祖代々国王に仕える優秀な騎士を輩出してきたベイレード家、しかし跡取りであるサーベルは病弱な上にあがり症それでも立派な騎士になりたいと、一生懸命修行に明け暮れていたが、ある時双子の妹シャシュカがとんでもない事を言い出して⁉
双子の兄妹の入れ替わりドタバタラプソディー。
妹に変わり婚約者の元に行くことになった、兄の運命はいかに⁉
※暫く不定期更新になります。
文字数 71,376
最終更新日 2018.12.03
登録日 2018.10.14
幼馴染のことが好きだった男子高校生のお話。失恋した後の新たな出会いを書いて行こうと思っています。
R18含みます。長編にするつもりですが、のろのろ更新ですのでご理解下さい。誤字脱字あったら申し訳ないです。あと文章崩壊してたら、本当に申し訳ありません。
文字数 14,786
最終更新日 2021.08.22
登録日 2021.07.23
めちゃめちゃショボイ死に方をした至って普通のボッチ男子高校生が異世界した先は……
R18要素が含まれているものは「※」が付いています!
文字数 47,274
最終更新日 2020.04.04
登録日 2020.01.18
虐待に苦しめられていた少年は、父親に殺された瞬間に異世界へトリップしてしまう。そこで出会った皇帝に仕えることとなるが、少年を待ち受けていたのは数奇な運命だった。
見切り発車で始めたため、既出の内容を変更させて頂くこともあると思うのですが、その点何卒ご容赦くださいませ;;
小説初投稿なので、至らぬ点も多いかと思いますがご覧頂けると嬉しいです…!
※一応年齢制限つけてますが、R15らしき描写は2話の一部分のみです
文字数 36,567
最終更新日 2024.01.06
登録日 2022.06.16
真壁俊明は大学時代、付き合っていた牛田義光に最悪の仕打ちを受けた。
それがきっかけで友人から距離を取らざるを得なくなった真壁は、誰にも告げずに下宿していた家を引き払い、実家とも大学とも縁のない場所へ移住した。
真壁は新天地で新しい人間関係を作ろうとするが、牛田に受けた仕打ちがトラウマになっており、一歩を踏み出すことが出来ない。交友関係も、恋愛も全く上手くいかなかった。
そんな中、大学時代からファンだったロックバンド・スパイラルの曲だけは、真壁の心を支えてくれた。
それから四年後、真壁は初めて参戦したスパイラルのライブで、取引先の製薬会社の担当である宮下悠人と隣の席になる。それがきっかけで二人はプライベートでも交友を深めるようになり、真壁は次第に宮下に惹かれていくのだが……。
◆2021/10/17 完結しました。お読みいただき、ありがとうございました。
※エブリスタさんで投稿している話と同一のものです。
※R18描写の該当ページには◎が付いています。閲覧の際はご注意ください。
文字数 96,363
最終更新日 2021.10.17
登録日 2020.10.06