推理 小説一覧
41
婚約破棄の日の夜に
公爵令嬢ロージーは卒業パーティの日、金髪碧眼の第一王子に婚約破棄を言い渡された。第一王子の腕には、平民のティアラ嬢が抱かれていた。
ロージーが身に覚えのない罪で、第一王子に糾弾されたその時、守ってくれたのは第二王子だった。
そんな婚約破棄騒動があった日の夜に、どんでん返しが待っていた·····
42
世田谷上祖師谷一家殺害事件についての考察
2000年12月30日に世田谷で起きた、有名な未解決殺人事件についてAIと対話した内容です。多くの犯人像と共に、オカルティックな陰謀論も生みだされてはネット上に拡散し続け、二十五年以上経つ現在でも、新たな憶測を呼んでいます。
この事件に関する数ある疑問点について、最新のAIに様々な角度からぶつけた内容です。それをノンフィクションインタビュー形式に修正したものです。
43
【第1部】メラヴェル女男爵の事件簿〜侯爵家のダイヤモンド盗難事件〜【エドワード朝英国ミステリー×ヒストリカルロマンス】
――階級、秘密、愛情が交錯する社交界。
20世紀初頭、エドワード朝時代の英国。
裕福な中産階級の令嬢としてロンドンで母や侍女とつつがなく暮らしていた賢く好奇心旺盛なアメリア・グレンロス。
彼女は運命に導かれるように遠縁の男爵家の爵位を継承してメラヴェル女男爵となり、思いがけず上流階級の一員となる。
女男爵として参加した侯爵家のパーティーで侯爵家の家宝であるダイヤモンドの婚約指輪盗難事件に遭遇し、侯爵家の三男アルバート卿と共に事件を捜査することになる。
ミステリーとロマンスの行方は――。
エドワーディアンを舞台にしたヒストリカルミステリー。
■ミステリーが気になる方はぜひ【第2部】の方もお読みいただけると嬉しいです。【第2部】の方が本格的なミステリーです。
■ロマンスが気になる方は【番外編】もお楽しみください。
44
月は無慈悲な夜の密室
コンセプトは「人間が二人しか存在しないはずの場所で、そのうちの一人が殺された。しかし、残りの一人は犯人ではない」というものです。この状況でどんな解決方法があるか。それを考え、結論の一つとして導き出されたのがこのお話です。
カテゴリーをミステリーにするかSFにするか少し考えましたが。SF的舞台や展開は、 謎やトリックを成立させるためのガジェットに過ぎないですし、メインテーマは前述の不可能殺人だったのでミステリーにしました。もし運営様に注意されたら変更するかもしれません。
☆あらすじ。
月の裏側に位置する日本の月面基地ルナポート9。そこに駐在する二人の技官の一人、芹沢が何者かによって包丁で腰を刺され死亡した。
だが現在ルナポート9には……と言うより月全体でも人間は二人しか存在しない。つまり犯人はもう一人の駐在技官である近藤以外にあり得ないのだが、近藤は自らは絶対に犯人ではないと主張する。
謎を解き真実をつきとめるため、基地のロボットたちと協力して推理推論をくり広げる近藤。果たして近藤は真犯人を見つけ出し、自らの無実を証明することが出来るのだろうか?
45
不登校の女子高生ですが、探偵をやることになりました
高校一年生の香澄は、他人の嘘を感じ取ることができた。そのせいで嘘が怖くなり、高校生活から逃げ出して不登校になってしまう。
ある日、フードコートで勉強していると、警察に話しかけられる。そこを助けてくれた春希の嘘を感じ取れず、香澄は春希に興味を持つ。探偵だという春希についていき、香澄は探偵の道に足を踏み入れる。
46
春、うらら
※この物語はフィクションであり、連想される社会団体や人物とは無関係です
陸上競技の名門、府中学園をめぐる物語。
47
『明日、世界から僕だけが消える』
毎日午前0時に配信される、明日死ぬ人間を予告する「明日新聞」。
17歳の雨宮トウマは、ある夜、死亡者一覧に自分の名前を発見する。
死亡原因は――「存在消失」。
さらに、死んだはずの少女から届いた謎のメッセージ。
「明日新聞は未来を予言しているんじゃない。未来を作っているの」
決められた未来に抗う少年と少女の、SFミステリーが始まる。
48
物証を集め、証言の矛盾を暴き、 「善意」や「事情」の奥に隠された責任を剥がしていく。 銀髪の鑑定士クゼ・ミラによる、異能×心理断罪ミステリー
「問題がなかったのではありません。問題が存在しない形へ、誰かが整えています」
銀髪の少女クゼ・ミラは、王立学院で物証鑑定を学ぶ学生である。
人の証言は揺らぐ。記録は書き換えられ、声を奪われた被害者は反論できない。それでも、傷ついた机、燃え残った留め具、切り取られた報告書は、そこで何が起きたのかを覚えている。
ミラの力は、犯人を見つけるためのものではない。
残された証拠を集め、証言の矛盾を暴き、罪が証明された時――黒い鏡が現れ、罪人の仮面を剥がす最後の鑑定《真貌剥離》が始まる。
学校を守るため、いじめを隠した教師。
娘を守るため、無実の他人へ罪を着せた父親。
村の生活を守るため、死者へ責任を押しつけた経営者。
見捨てられた者を救うため、他人の身体を寄付の代価にした神父。
彼らの善意も、愛情も、救った人々も、すべて本物だった。
ミラはそれを否定しない。
理解する。事情も認める。
それでも、犠牲にされた一人への責任だけは逃がさない。
これは、声を失った者に代わり、残された物から真実を拾い上げる物証鑑定士の事件録。
49
【推理×転生】完璧な家族の中で『クリスマスの朝に死ぬ予定』9日後に殺される6歳でした。――犯人を知っているのは、私だけ
ミステリー好きの女子高生・篠宮アカリは、ある日突然、見知らぬ豪邸の中で目を覚ました。
鏡に映るのは、見覚えのない6歳の美少女。 部屋は広く、服は高価で、家族は優しい。
――完璧すぎる、この家が。
混乱しながらも記憶を整理し始めたアカリは、すぐに気づいてしまった。
この家の間取り。家族の名前。父の職業。母の笑顔の歪み。 兄の、夜中に消える足音。
「これ、知ってる。前世でネットの検証スレに張り付いて読んでた、あの事件だ。」
世界はどこか違う。でも構造が、恐ろしいほど一致している。 そして前世の記憶が告げている――
この子は、クリスマスの朝に死ぬ。
50
藤壺の宮は〝物の怪のせい〟にしたくない【源氏物語あや解き異聞】
大学への通学途中、トラックに轢かれてしまった大学院生、脩子(ながこ)。
彼女は何故か、源氏物語における〝藤壺の宮〟に転生してしまったらしい。
藤壺の宮といえば、光源氏の初恋の相手だ。
しかも源氏との密通により、不義の子までこさえてしまう重要人物でもある。
源氏に懐かれることだけは、どうにか回避したい脩子。
だが、源氏には無下にしづらい事情もあり、困りものだった。
おまけに源氏は、何故かいつも事件の話を持って来ては、脩子の推理を聞きたがる。
その殺人は、物の怪の仕業か、人の仕業か──。
五歳差バディの平安謎解き譚、開幕。
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◆ 一章:『狐狸の、人に化けて池に落つること』
元・国司が自邸で遺体となって発見される。
死亡推定時刻、現場を訪れた人物は二人いた。ところが、そのうちの一人は「自分は現場に行っていない」などと主張を始める。
それは、罪を逃れるための方便か。
それとも本当に、人ならざるモノによる仕業なのか。
◆二章:『空蝉の身をかへてける木のもとに なほ人がらのなつかしきかな』
宴席のさなか、大納言家の娘・六の君が自室で絞殺される。
第一発見者が犯人であるならば、現場に凶器が見当たらないことに説明がつかない。
一方、最後に六の君と接した人物が犯人だとすれば、御簾越し非接触の状態で絞殺するという、不可能に近い状況が立ちはだかる。
犯人は、凶器を持たない第一発見者か、御簾越しに和歌を詠み交わした最後の訪問者か、あるいは──。
◆三章:『花の夕顔、鬼はや一口に喰ひてけり』
寂れた廃院の塗籠で見つかったのは、中級貴族の姫君・夕顔の左腕だけだった。
雪上に残る足跡は、門戸から一往復分。
ただし門前には、雪が降る前から降り止んだ後にかけても、検非違使が夜警に立っていた。
犯人は検非違使に見られることなく、どうやって廃院を出入りしたのか。残りの遺体は、いったい何処へ消えたのか。
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■登場人物■
⚫脩子…本作の主人公。謎解き方面に頭は回るが、恋愛方面においては回ってないどころか止まっている。
⚫光る君…作中を通して、初恋のお姉さんに振り回されるショタ ▷▶ 食えない青年にメガ進化。大体ぜんぶ脩子のせい。
⚫王の命婦…脩子のばあや。脩子以外の人間に対しては、それほど毒舌ではない。
※あとがきや各話の引き等を差し引けば、本文自体は11万字ちょいです。
※R15です。あまり直接的な表現はありませんが、一般的な推理小説程度の描写はあります。
※興が乗って表紙を作成しましたが、自費出版などはしておりません。
51
若旦那様は女中への溺愛が止まらない。それはそうと今日も事件ですよ、若旦那様。
華族・一之宮家。
外国との交流をいち早く取り入れ、大きく成り上がった名門武家である。
その一之宮家に仕える女中、薫子には一つだけ厄介な役目がある。
それは――跡取りである若旦那様の専属女中を務めること。
距離感のおかしい若旦那様。
しかも最近、私たちの周囲では奇妙な出来事が続いている。
見知らぬ女中。
不思議な電話。
そして、若旦那様に突然持ち込まれた急な婚約話。
一見すると何の関係もない出来事。
しかし、点と点はやがて一本の線となり――一之宮家を揺るがす大きな事件へと繋がっていく。
「薫子、俺はお前が好きだ」
「若旦那様。女中とは婚姻できません。別の方をお探しください」
「そこで諦めると思うか?」
忠実すぎる女中と、女中を溺愛する若旦那。
身分差なんてお構いなしの若旦那様と、あくまで仕事として接する薫子。
そんな凸凹な二人が、今日も不可解な事件に挑む。
恋も事件も、一筋縄ではいかない。
これは、そんな二人の事件簿である。
52
王宮で幼女は問題を解決する
トラブルが起こり、会場が騒ぎになった夜会で、一人の幼い少女が騎士に声をかける。
迷子かと思った騎士が少女の話を聞き、その後をついていくと……。
53
九音の鬼 ~それは禁じられた鬼ゴッコ~
「鬼役をやった子供が本物の鬼となる」。そんな恐ろしい言い伝えの有る鬼ゴッコで遊んだ少女五名。
それから時は流れ、成人した彼女達の身に災厄が次々と降りかかる。
これは鬼ゴッコの呪いなのか? それともゴッコ遊びを利用した連続殺人事件なのか……?
『日本ミステリー文学大賞新人賞』(光文社)で一次選考を通過した作品を大幅に改稿、Web小説として復活させました!
ドロドロとした人間関係、犯人当てをどうぞお楽しみ下さい。設定はどシリアスですが、文章には沢山ユーモアを織り交ぜてあります。
※【エブリスタ】でも公開しています。
54
私を殺人犯にした婚約破棄について、少し調べさせていただきます
王太子エドガーとの結婚を半年後に控えた、公爵令嬢リディア。
しかしある夜、彼女は大勢の貴族が集う場で突然、婚約破棄を告げられる。
三日前、王宮の塔から転落死した侯爵令嬢クラリス。
彼女の日記には、リディアへの強い怒りが残されていた。
さらに見つかった、リディア宛ての未投函の手紙。
――あなたを許しません。
――あなたがしたことを、私は決して忘れないでしょう。
そしてクラリスが死亡した日、リディアは塔の近くにいた。
確かに、恨まれる心当たりはある。
けれど――殺してはいない。
十二年間の婚約者にさえ犯人だと決めつけられたリディアは、自らクラリスの死を調べ始める。
やがて浮かび上がったのは、死んだ令嬢と、消えた侍女。
そして、すべて本物の証拠から作られた、一つの嘘だった。
婚約破棄から始まる、少しだけ意地の悪い令嬢ミステリー。
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江戸の検屍ばか
江戸時代半ばに、中国から日本に一冊の法医学書が入って来た。『無冤録述』と訳題の付いたその書物の知識・知見に、奉行所同心の堀馬佐鹿は魅了され、瞬く間に身に付けた。今や江戸で一、二を争う検屍の名手として、その名前から検屍馬鹿と言われるほど。そんな堀馬は人の死が絡む事件をいかにして解き明かしていくのか。
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ヘイク・ソーダー!
細身ながら筋肉質な身体つきで男前。そんな良治《よしじ》は汚穢屋、いわゆる江戸時代の汲み取り業をなりわいとする。イメージと違って結構稼げる一方、他人の見る目はそれぞれで、公平に接する者もいれば、文字通り鼻つまみ物扱いしてくれる輩もいる。同業の完吉や、小さい頃からの友人で受験生の真之助らと賑やかに過ごす日々のまにまに、良治は以前手柄を立てた縁のせいで、同心や岡っ引きから当てにされることも。犯罪に関して良治の鼻はバカにならない、汚穢屋事件帳。
※参考文献
1.『江戸の歴史は大正時代にねじ曲げられた サムライと庶民365日の真実』(古川愛哲 講談社+α新書)
2.『鬼滅の刃をもっと楽しむための大正時代便覧』(大正はいから同人会 辰巳出版)
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忍び零右衛門の誉れ
言語学者のクラステフは、夜中に海軍の人間に呼び出されるという希有な体験をした。連れて来られたのは密航者などを収容する施設。商船の船底に潜んでいた異国人男性を取り調べようにも、言語がまったく通じないという。クラステフは知識を動員して、男とコミュニケーションを取ることに成功。その結果、男は日本という国から来た忍者だと分かった。
58
赤い糸はほどけない
これは、ある役目を負ったピエロが見届ける出来事の数々を綴ったもの。
人が不審死を迎える度に、ピエロによりくじ引きが最大で二度行われる。一度目はその死者に黄泉がえりのチャンスを与えるか否かを決めるため。当選の確率は極めて低い。運よくチャンスを与えられた者には、次のくじ引き、死者を救う生者を決めるためのくじ引きが行われる。生者は、その死者を一番大事な存在だと捉えていた者全員の中からランダムに選ばれる――。
たとえば後川慶子の場合。殺された恋人の藤前を救うべく、彼の死の二日後の世界から、十三時間前の時点に戻って来られた。制限時間は十二時間。恋人のために、何をどうすればいい?
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観察者たち
夏休みの半ば、中学一年生の女子・盛川真麻が行方不明となり、やがて遺体となって発見される。程なくして、彼女が直近に電話していた、幼馴染みで同じ学校の同級生男子・保志朝郎もまた行方が分からなくなっていることが判明。一体何が起こったのか?
――事件からおよそ二年が経過し、探偵の流次郎のもとを一人の男性が訪ねる。盛川真麻の父親だった。彼の依頼は、子供に浴びせられた誹謗中傷をどうにかして晴らして欲しい、というものだった。
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偶然の賜物(serendipity
人は生きているだけで物語がある
日常から圧倒的非日常へ!
なんでも屋を営む青年が、依頼人とのコミカルな会話の中で、疑問・散りばめられた伏線により、ある日を境に平凡な日常から乖離(かいり)してゆく物語。
ジャンルはミステリーとなっていますが、作者はコミカルサスペンスだと考えています。今後、この青年の日常がどうなっていくのかお楽しみ下さい。
YouTubeあるこの物語(第1部)のPVショート動画はこちらから: https://youtube.com/shorts/-yLsjKrGuzc?si=9fmdB6J-n7BXxTRH
この作品はカクヨム・エブリスタでも掲載中です。(重複投稿)
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【完結】麗しき死体
信州プレミアム製薬研究所が売却に出され、その入札説明会に加わった人々の前に突然若い女性の死体が現れる。死後間もない美しい死体には傷一つなく、それはまさに「麗しき死体」であった。女性のスマホには数時間前に撮られた女性の写真、そしてその瞳には北海道の風景が……。女性は、わずか数時間で北海道から信州までどうやって移動したのか。信州薬科大学の杏奈瑠璃亜教授は、たまたま入札説明会にいたことから事件捜査に巻き込まれていく。
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京の蔵ではかくれんぼはできない! 呪の血文字に隠された謎?現代拝み屋さん殺人事件簿
拝み屋稼業をしている姉小路御幸(あねやこうじみゆき)は、鞍馬山近くの旧家の別荘の蔵のお祓いを頼まれる。その蔵は、100年前まで、子供がかくれんぼをすると必ずいなくなることから、鍵をかけ出入り禁止にしていたものだった。老朽化により取り壊されることが決まり、お祓いの依頼が来る。御幸が現地へ赴くと、約束していた主人の四宮が行方不明になり、密室の蔵の中から血まみれで発見される。呪いか!? 祟りか!?
自殺か事故か事件か、わからないまま第二の殺人事件!が起こる、という話になる予定です。
初めて書くミステリーなので、キツイ感想はご勘弁くだされ。
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頼むよ!八剱刑事
刑事課には、一人の癖のある刑事がいた。寝癖のついた髪に、中学生にしか見えない童顔、いつも何かしらを両手で持って食べている刑事、八剱(やつるぎ)。
協調性がまるでない彼は、いつも何故か色んな物が気になっちゃうようで…
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隅の麗人 Case.1 怠惰な死体
東京は丸の内。
オフィスビルの地階にひっそりと佇む、暖色系の仄かな灯りが点る静かなショットバー『Huster』(ハスター)。
事件記者の東城達也と刑事の西園寺和也は、そこで車椅子を傍らに、いつも同じ席にいる美しくも怪しげな女に出会う。
東京駅の丸の内南口のコインロッカーに遺棄された黒いキャリーバッグ。そこに入っていたのは世にも奇妙な謎の死体。
死体に呼応するかのように東京、神奈川、埼玉、千葉の民家からは男女二人の異様なバラバラ死体が次々と発見されていく。
2014年1月。
とある新興宗教団体にまつわる、一都三県に跨がった恐るべき事件の顛末を描く『怠惰な死体』。
難解にしてマニアック。名状しがたい悪夢のような複雑怪奇な事件の謎に、個性豊かな三人の男女が挑む『隅の麗人』シリーズ第1段!
カバーイラスト 歩いちご
※『隅の麗人』をエピソード毎に分割した作品です。
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告発のメヌエット ~ 貴族社会に挑む母と娘の物語 ~
愛する者の死は事故か、それとも陰謀か――。貴族社会の闇を暴き、真実を告発する壮麗なる復讐劇が今、始まる。
コレットは、帝都屈指の大商会・ハイマー商会の三女として生まれた。父の政略によって、没落寸前の地方貴族・ラタゴウ家に嫁ぎ、夫カミルとともに辺境の街エダマで新たな生活を築いていた。
エダマは国家事業として港が整備されることになり、急速に発展していく。代官として才覚を発揮するカミルと、商家の出身として財政管理を担うコレット。二人は協力し、街を活気づけていく。しかし、その成功はカミルの実家であるラタゴウ領主家の嫉妬を招き、領主である兄アルベルトは、財力を持ち始めた弟を疎み、エダマの繁栄を搾取しようと動き出す。
一方で、帝都で商家や貴族との交渉に奔走するカミルは、多忙を極め、次第に疲弊していく。やがて酒に溺れ、苛立ちを募らせるようになった彼は、ついにコレットに暴力を振るう。そして翌朝、一方的な離縁状を残して姿を消す。傷つきながらも、コレットは二人の子供とともに実家のハイマー商会へと戻り、新たな人生を歩もうと決意する。
66
彼女の秘密
ある日、彼女が僕の前から姿を消した。
大学にも来なくなり、携帯電話もつながらない。
一体、彼女は、どこに行ってしまったのだろう?
彼女を諦めきれなくて、彼女を探し始める僕。そして、僕の想像を超えた、彼女の秘密を知ることになる。
ナゾと愛の、ラブミステリー。
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檻の中のピアニスト(前編・後編)
ロボトミー手術という現在は禁止されている手術がある。
アイスピックなどの鋭利な刃物を脳の前頭葉に突き刺し、これを破壊する手術である。千九百三十年代に考案され、千九百七十五年に禁止されるまで、ごく普通に施術されていた精神病の治療法である。
ロボトミーを施術された患者は、精神病の症状は緩和されることもあるが、その代償として知的行動や感情を司る中枢を破壊され、人格変化を起こし、廃人化する。現在、この手術は『悪魔の手術』、『人格破壊手術』、『廃人化手術』などと呼ばれている。
この物語は、奈良県警真美警察署刑事一課に所属する明日野凌一が、偶然、放火犯の谷口可奈子を逮捕することに端を発する。
取調べの結果、可奈子の自宅からは覚せい剤が押収され、可奈子は放火ならびに覚せい剤取締法違反で真美警察に隣接する明和警察署に留置される。留置場で可奈子は、薬物の離脱反応による大発作を起こし、薬物依存症の治療を専門とする新阿久山病院に搬送される。
管轄外での事件だったため、可奈子の事案について直接の捜査担当とならなかった凌一だが、可奈子の病状が気になり、たびたび新阿久山病院に入院している可奈子を見舞う。
新阿久山病院では、若き精神科医、三崎宏幸が可奈子の主治医となり、可奈子に献身的な治療を施す。新阿久山病院のリクリエーションルームには、周囲に迷惑をかけずに演奏することが出来る電子ピアノがあった。
幼い頃、ピアノの天才少女とまで言われていた可奈子は、再びピアノに目覚める。可奈子は次第に純真で素直だった頃の自分を取り戻し始め、荒廃して閉ざされていた可奈子の心は、凌一や三崎に対して開かれるようになる。
可奈子と親しくなった凌一は、可奈子が三崎医師に好意を寄せていることを知る。同時に三崎医師も可奈子に対して恋愛感情を持っていることを知った凌一は、何とか二人の愛を成就させたいと願う。しかし、可奈子はなかなか三崎の胸に飛び込もうとはしない。
遂に閉ざしていた心の扉を開いた可奈子は、凌一に対して、三崎の愛を受け入れられない理由を告白する。
凌一は可奈子の心が覚せい剤やアルコールに溺れ、放火事件を犯すほど荒んでしまった理由を知る。可奈子の心を荒廃させたものは、十六歳の時に受けたいわれなき陵辱だった。可奈子は被害届けを出していなかった。正式に犯罪として立件できない凌一は、捜査権限なきまま、犯人の洗い出しを行う。
68
名無し村の人狼悪夢
名無し村で繰り広げられる【人狼ゲーム】の悪夢。12人の住民はそれぞれ村人陣営、人狼陣営、妖狐陣営のいずれかに属し、生き残りをかけたバトルを開始する。さあ、最初の犠牲者が出れば《ゲームスタート》だ。
※残酷な描写はほとんどないですが、【人狼ゲーム】で犠牲者が出るためR15指定にしています。
69
天使事務局のサンプル調査
【第7回ホラーミステリー大賞:奨励賞】
(長編 6作目)
成都大二回生の立花雄吾は、親友の西城直樹が、想いを寄せる桐谷詩音と交際したことを知る。嫉妬で悶える雄吾のもとに天使が現れた。「人間の望みを正しく叶えるが故の調査」の一環で、天使はサンプルに選ばれた雄吾の望みを叶えてくれるという。「他人に成り代われる力」を望んだ彼は、詩音との甘い夜を期待して直樹になるが、そうして見たのは男の死体と、笑みを浮かべる詩音の姿だった。彼らが人を殺した理由。雄吾は『成り代わり』の力を使い、調べることにしたが、それは開けてはならないパンドラの箱だった。
70
電脳椅子探偵シャルロット
“記録されない真実が、この世界には存在する。”
近未来の都市、
全てがネットワークに接続され、事件も記録され、データとして管理される時代。
その中で、“観察者”として名を馳せる少女がいた。
彼女の名はシャルロット・ホームズ。
義体化された身体と高度なAIによって、事件の記録を読み解く探偵だ。
相棒は、シャルロット専用のAIユニットW.A.T.S.O.N.。
外見は椅子型の端末であり、常にシャルロットと繋がっている。
事件現場に足を踏み入れることなく、ただ“観察”することで真実を解き明かす――
その手法は、誰もが認める名探偵であり、同時に冷徹な“記録者”。
しかし、シャルロットには一つの“謎”がある。
彼女の意識は、どこから来たのか、誰が“観察者”として彼女を作り上げたのか。
その答えは、事件の中に隠されている。
記録を超えて、見逃された真実を追う──
次々と襲いかかる事件の中で、シャルロットはどこまで“人間”に近づくのか。
71
縁仁【ENZIN】 捜査一課 対凶悪異常犯罪交渉係
【続編の連載を始めました。そちらのほうもよろしくお願いいたします】
近代において日本の犯罪事情は大きな変化を遂げた。理由なき殺人、身勝手な殺人、顔の見えぬ殺人――。常軌を逸脱した事件が日常の隣で息をひそめるような狂った世界へと、世の中は姿を変えようとしていた。
常人には理解できぬ思考回路で繰り返される猟奇事件。事態を重く見た政府は、秘密裏に警察組織へと不文律を組み込んだ。表沙汰になれば世の中が許さぬ不文律こそが、しかし世の中の凶悪事件に対抗する唯一の手段だったのだから。
その男の名は坂田仁(さかたじん)――。かつて99人を殺害した凶悪猟奇殺人犯。通称九十九人(つくも)殺しと呼ばれる彼は、数年前に死刑が執行されているはずの死刑囚である。
これは死刑囚であるはずの凶悪猟奇殺人鬼と、数奇なる運命によって対凶悪異常犯罪交渉係へと着任した刑事達が、猟奇事件に立ち向かう物語。
スナック【サンテラス】の事件奇譚に続く、安楽椅子探偵新シリーズ。
――今度は独房の中で推理する。
【事例1 九十九殺しと孤高の殺人蜂】《完結》
【事例2 美食家の悪食】《完結》
【事例3 正面突破の解放軍】《完結》
【事例4 人殺しの人殺し】《完結》
イラスト 本崎塔也
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【完結・R18】もう、少しだけ…
同じ会社に勤める夏木と久我。
二人の男女は惹かれ合い、互いの本能に抗えずある日、身体の関係を持つ…。
錯綜する人間関係の中、最後には…何が…
性的描写多め、苦手な方はお避け下さい。
こちら、途中でジャンル変更の可能性があります点、ご了承ください。
73
黙秘 両親を殺害した息子
岐阜県郡上市で、ひとり息子が義理の両親を刺殺する事件が発生した。
現場で逮捕された息子の健一は、取り調べから黙秘を続け動機が判然としないまま、勾留延長された末に起訴された。
弁護の依頼を受けた、桜井法律事務所の廣田は、過失致死罪で弁護をしようとするのだが、健一は、何も話さないまま裁判が始まった。そして、被告人の健一は、公判の冒頭の人定質問より黙秘してしまう……
74
【完結】だからあなたを殺したいのです
我が金ケ原探偵事務所が拠点とするビルは5階建て。
1階にはコインランドリー。
2階にはどこぞの商社。
3階が探偵事務所で、4階には怪しげな金融会社。
5階は住居。
さて、今日はどんな依頼がくるだろう?
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恥ずかしいので観ないで下さい。
15秒で読める140文字以内のショートショート作品です。(夫には内緒で書いています。)
恥ずかしいので観ないで下さい。
生きる事は恥を晒す事。
作品には仕掛けを施してある物もございます。
でももし火遊び感覚で観てしまったのなら・・・感想を下さい。
それはそれで喜びます。
いや凄く嬉しい。小躍りして喜びます。
どちらかの作品が貴方の目に留まったなら幸いです。恐山にゃる。
76
比嘉可南子の帰還 女刑事は笑わない
比嘉可南子シリーズの最新作です
猟奇殺人、連続殺人、バッドエンド、胸糞注意のホラーミステリーです
77
おっぱい刑事(デカ)2 〜中華マフィア巨陳珍の逆襲〜
キュートな巨乳刑事の大活躍を描く、新感覚ミステリー第二弾。
今回は、本格ミステリーと痛快アクションの、二本立てにしてみました。
主人公の最大のライバル、乳王(パイオウ)こと、乙白羅緒も登場し、ますます盛り上がる、おっぱい刑事(デカ)!!
一粒で二度、美味しい本作を、是非、ご照覧下さい!
78
暗号は日曜に解け
高校2年生の佐倉佑介のスマホに入った突然の怪メール。
普通の迷惑メールならよかったのだが、それは過去12人の高校生の命を奪った殺人暗号メールだったのだ。
猶予は1週間、果たして佑介そしてその仲間の篠塚 茜と田倉弘務はその暗号を解けるのか?
79
余命4時間〜あの日、きみはなぜ消えた?〜
★第1回新エンタメ小説大賞にて【時間制限×頭脳バトル賞】を賜りました。ありがとうございます‼︎
「犯人はこの中にいる。4時間以内に“真犯人”を特定しろ」
夏休みのある日、学校に呼び出された仲良しグループの五人。
普段は六人でつるんでいたが学校に来てみると一人——倉岡千尋の姿がない。
不思議に思いつつ千尋が来るのを待つ五人だったが、教室に設置されていたタブレットの画面が光り、試験事件が行われるとの説明が映し出される。
「この中に千尋を誘拐した犯人がいる。四時間以内に真犯人を特定しろ」
画面に書かれた文に、絶句する五人。
誰が千尋を攫ったのか?
さらにタブレットには過酷なルールが映し出される。
「参加するかどうかは自由。
四時間以内にすべて参加しクリアすれば、全員と千尋が解放される。
ただし、問題に参加すれば一問参加するごとに、一時間分の寿命が削られる。
答えなければ寿命は削られない。
みんなの余命は四時間。
四時間以内にゲームを全員の同意によりゲームを棄権すれば、今すぐ解放されるが千尋は死ぬ」
混乱する五人は、自分たちの命と千尋の命を天秤にかけ、千尋を攫った真犯人を探し始めるが……。
疑心暗鬼に陥る仲間たち。
このまま友情は崩壊してしまうのか? 千尋は助かるのか? 全員の命は?
問題に答えるほどに寿命が削られる——逆転ルールで行われる時間制限付きの幼なじみ救出劇ミステリー。
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『水辺に咲く紅蓮双華』【探偵久我晴翔シリーズ File.02】
探偵久我晴翔シリーズ第2弾!
前作『深紅の匣』で出会った、警察組織に絶望した元刑事の私立探偵・久我晴翔(くが はると)と、不器用ながらも真っ直ぐな正義感を貫く新米刑事・沢城亜由美(さわしろ あゆみ)。
互いの信念を認め合い、真のバディとなった二人が挑む待望のシリーズ最新作!
『至宝・紅蓮双華を頂戴する』
ある日、忽然と姿を消した宝石商。その寝室には、まるで怪盗の予告状のような不気味なカードが残されていた。
同時に、厳重な金庫に保管されていた二十カラットの特注ピンクダイヤモンド「紅蓮双華(ぐれんふたば)」も消失してしまう。
ただの失踪か、あるいは誘拐か。
しかし事件は二週間後、誰も予想しなかった最悪の形で動き出す。
深夜の公園で発見された宝石商の遺体。
その両目には、奪われたはずの巨大な宝石「紅蓮双華」が、まぶたを押し広げるようにして無残に埋め込まれていた……。
空白の二週間、被害者はどこで何をしていたのか?
なぜ犯人は、両目に宝石を埋め込むという猟奇的な見立て殺人を決行したのか?
莫大な遺産を巡って冷え切った正妻と双子の兄妹、そして被害者の愛人。
容疑者全員に動機があり、同時に完璧なアリバイを持つ者は一人もいない。
交錯する愛憎と嘘の裏側に隠された、あまりにも哀しい真実とは――。
警察の捜査権限を持たない探偵・晴翔の「冷徹な論理」と、組織の壁に挑む刑事・亜由美の「真っ直ぐな正義」が、愛という名に隠された事件の深淵を暴き出す!本格ミステリー長編。
※本作品は「カクヨム」「エブリスタ」にて同時掲載(重複投稿)しております。