日常 小説一覧
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眠れない夜のために(一話完結掌編集)
今日も一日が終わろうとしている。もう眠らなくてはならない時刻だが、眠れない。私は小さなダウンライトを灯らせ、曲を掛けた。
スピーカーからピアノトリオのjazzが流れる。すると部屋の空気が一気に変わって行った。条件反射的に酒が欲しくなり、手元にバーボンのオン・ザ・ロックを用意する。
グラスを見つめ、じっと何かを考えていた。カラン…… 透きとおる音。ダブルロックの氷が半回転しながら位置を変えた。
さらに耳を澄ませてみる。聴こえてきたのは、人生のアヤマチの音だった……
こんな感じの、ほぼ1000文字程のショートストーリーを集めてみました。
感想数 1
文字数 12,474
最終更新日 2021.09.25
登録日 2021.07.20
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「休んでいいよ。」
<あらすじ>
春から高校3年生の「私」。ごく平凡な高校生活を送っている私は周りから見れば悩みなんて無いはずだ。しかし、私には原因不明の悩みがあった━━━━━
※投稿間隔をあまり開けすぎないための救済シリーズ。日記のような超短編シリーズです。(←日によって変わるかも)話が繋がってないかもしれないです。ご了承ください。
感想数 2
文字数 6,127
最終更新日 2021.11.08
登録日 2021.07.28
13,283
残業後のちょっとしたご褒美
花金の終業間際。
課のメンバーが全員会社を出てしまっていたため、
一人残っていた彼は運悪く残業を押し付けられる。
そこにたまたま居合わせた新入社員の女の子が手伝います! と申し出てきて…?
彼のとある日の残業を切り取った物語。
感想数 0
文字数 14,783
最終更新日 2021.07.26
登録日 2021.07.26
13,284
ソロウ
感想数 1
文字数 3,198
最終更新日 2021.08.01
登録日 2021.08.01
13,285
放課後・怪異体験クラブ
その本を借りた生徒は三日以内に死ぬ。
僕は突然降りかかった死の呪いを解くために「怪異体験クラブ」なる部活を訪れる。そこは校内でも一、二を争う変わり者が集まる場所で……。
僕は呪いよりも、厄介なものに出会ってしまったのかもしれない。
全三十話です。毎日更新予定です。
感想数 0
文字数 82,470
最終更新日 2021.12.24
登録日 2021.11.28
13,286
ハッピーガール
少女の願いはただひとつ、みんなが幸せになってほしい。しかしこの世界はそこまで単純ではなくて……
感想数 0
文字数 10,317
最終更新日 2022.02.05
登録日 2022.02.05
13,287
ささやく男子と、ブヒる姫 ~お昼の放送中にミュートし忘れてお菓子を食ってたら、ASMRマニアの美少女から神扱いされた~
ASMRでブヒる女子!
放送部だった主人公は、お昼の放送中にミュートをし忘れて、お菓子を食べている音を校内銃に流してしまう。
クビを覚悟したが、待っていたのは、「クラストップ美少女からのヘッドハンティング」だった。
美少女からの申し出は、「ASMR研に入り、動画を撮ること」だった。
耳かき・ささやき・咀嚼音。
さまざまな音を駆使して、疲れた女子を癒しちゃおう!
音で無双するラブコメ開幕!
『第5回ライト文芸大賞』応募作
感想数 1
文字数 14,008
最終更新日 2022.07.01
登録日 2022.04.29
13,288
ホラ吹きトリオ 〜 俺と相方星野とのコントが開演した 〜
ごめんもう、これっきりにしよう――
俺と相方、星野とのコンビグループ『ホラ吹きトリオ』は結成からすぐに人気が爆発し、
盛り上がりの忙しさからついにネタが尽きてしまった。
即興ネタをやるため、舞台に立つが、相方の星野の口からまさかの重大発表が――
総エピソード数:1話
感想数 1
文字数 2,029
最終更新日 2022.05.25
登録日 2022.05.25
13,289
時計塔高校の怪人~探偵ちゃんと極悪性格に定評がある、超絶美少年・優君
時計塔高校には伝説がある。髑髏の王様が学園を支配しているというのだ。故にだろうか『怪人』と呼ばれる殺人鬼が学園に出没する。三田村古乃美と同居人の超絶美少年・葛城優はその秘密に迫る。ただ……優君性格悪すぎ。
楽しんでいただけたら、お気に入りに登録してください。感想もお待ちしています。
感想数 0
文字数 26,399
最終更新日 2022.07.13
登録日 2022.07.10
13,290
巨象に刃向かう者たち
インターネット黎明期、多くのライターに夢を与えた、とあるサイトの管理人へ感謝を込めて書きます。資産を持たぬ便利屋の私は、叔母へ金の融通を申し入れるが、拒絶され、縁を感じてシティバンクに向かうも、禿げた行員に挙動を疑われ追い出される。仕方なく、無一文で便利屋を始めると、すぐに怪しい来客が訪れ、あの有名アイドルチェリー・アパッチのためにひと肌脱いでくれと頼まれる。失敗したら命もきわどくなる、いかがわしい話だが、取りあえず乗ってみることに……。この先、どうなる……。 お笑いミステリーです。よろしくお願いいたします。
感想数 0
文字数 42,241
最終更新日 2022.10.07
登録日 2022.09.29
13,291
【完結】召喚に応じたらハーレムができた件~ドラゴンに転生した僕の甘々甘やかされ生活~
社会人になり、一人称がオレから僕に代わり、僕がすっかり板についてきた頃、僕は大型のトラックに轢かれその生涯を閉じた。そして、気が付くとドラゴンとして異世界に転生していた。
そして、ある時――。
『お願い致します。どうか、わたくしにお力をお貸しください』
美少女の声にホイホイ釣られて、使い魔として召喚されてしまうのだった。
これは、ドラゴンに転生した僕が甘々に甘やかされるお話。
感想数 7
文字数 130,771
最終更新日 2023.03.22
登録日 2023.03.18
13,292
『俺アレルギー』の抗体は、俺のことが好きな人にしか現れない?学園のアイドルから、幼馴染までノーマスク。その意味を俺は知らない
雨宮優(あまみや ゆう)は、世界でたった一つしかない奇病、『俺アレルギー』の根源となってしまった。
彼の周りにいる人間は、花粉症の様な症状に見舞われ、マスク無しではまともに会話できない。
しかし、マスクをつけずに彼とラクラク会話ができる女の子達がいる。幼馴染、クラスメイトのギャル、先輩などなど……。
彼女達はそう、彼のことが好きすぎて、身体が勝手に『俺アレルギー』の抗体を作ってしまったのだ!
感想数 1
文字数 120,201
最終更新日 2023.07.25
登録日 2023.03.18
13,293
法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 『特殊な部隊』の初陣
その文明は出会うべきではなかった
その人との出会いは歓迎すべきものではなかった
これは悲しい『出会い』の物語
『特殊な部隊』と出会うことで青年にはある『宿命』がせおわされることになる
地球人が初めて出会った地球外生命体『リャオ』の住む惑星遼州。
理系脳の多趣味で気弱な『リャオ』の若者、神前(しんぜん)誠(まこと)がどう考えても罠としか思えない経緯を経て機動兵器『シュツルム・パンツァー』のパイロットに任命された。
彼は『もんじゃ焼き製造マシン』のあだ名で呼ばれるほどの乗り物酔いをしやすい体質でそもそもパイロット向きではなかった。
そんな彼がようやく配属されたのは遼州同盟司法局実働部隊と呼ばれる武装警察風味の『特殊な部隊』だった。
そこに案内するのはどう見ても八歳女児にしか見えない敗戦国のエースパイロット、クバルカ・ラン中佐だった。
さらに部隊長は誠を嵌(は)めた『駄目人間』の見た目は二十代、中身は四十代の女好きの中年男、嵯峨惟基の駄目っぷりに絶望する誠。しかも、そこにこれまで配属になった五人の先輩はすべて一週間で尻尾を撒いて逃げ帰ったという。
司法局実動部隊にはパイロットとして銃を愛するサイボーグ西園寺かなめ、無表情な戦闘用人造人間カウラ・ベルガーの二人が居た。運用艦のブリッジクルーは全員女性の戦闘用人造人間『ラスト・バタリオン』で構成され、彼女達を率いるのは長身で糸目の多趣味なアメリア・クラウゼだった。そして技術担当の気のいいヤンキー島田正人に医務室にはぽわぽわな詩を愛する看護師神前ひよこ等の個性的な面々で構成されていた。
その個性的な面々に戸惑う誠だが妙になじんでくる先輩達に次第に心を開いていく。
そんな個性的な『特殊な部隊』の前には『力あるものの支配する世界』を実現しようとする『廃帝ハド』、自国民の平和のみを志向し文明の進化を押しとどめている謎の存在『ビックブラザー』、そして貴族主義者を扇動し宇宙秩序の再編成をもくろむネオナチが立ちはだかった。
そんな戦いの中、誠に眠っていた『力』が世界を変える存在となる。
その宿命に誠は耐えられるか?
SFお仕事ギャグロマン小説。
感想数 0
文字数 335,080
最終更新日 2024.12.09
登録日 2024.09.23
13,294
死んだ一人の少女と死んだ一人の少年は幸せを知る。
感想数 0
文字数 1,679
最終更新日 2025.03.04
登録日 2025.03.04
13,295
麻乃夫人の麗しき余生
感想数 0
文字数 2,424
最終更新日 2025.04.25
登録日 2025.04.15
13,296
生きてるだけで
現代に生きる。孤独を抱えた人間模様を描く。
感想数 0
文字数 581
最終更新日 2025.07.01
登録日 2025.07.01
13,297
シンカスル悪夢
感想数 0
文字数 31,443
最終更新日 2026.05.13
登録日 2026.05.09
13,298
バカ犬とバカ飼い主
気がつけば俺たちのフォロワーは5倍になっていた――。布団ごと突撃してくるポチの姿がSNSで大バズりし、一躍「インフレエンサー」になってしまった小学生3人とバカペットたち。アンチコメントの検証で宇宙まで消しゴムを飛ばし、凶暴なランボー猿は成層圏へノックバック!?息をするだけで有酸素運動な、お泊まり会&ゲームパーティーの結末を見届けろ!
感想数 0
文字数 891
最終更新日 2026.06.29
登録日 2026.06.29
13,299
としこ
父と娘の物語
読んだら面白さが分かる。
読まないと面白さは分からない。
ぜひ一度読んでもらいたい。
感想数 0
文字数 1,254
最終更新日 2019.05.04
登録日 2019.05.04
13,300
少女
何となく書いた少女の話。フィクションでありエッセイであり。女の子の人生観みたいなもの。
感想数 0
文字数 524
最終更新日 2020.03.05
登録日 2020.03.05
13,301
瞑走の終点
混沌としている世の中、捨てる神があれば拾う神がある。
世捨て人となった自殺志願のホストが向かったのはとある田舎町。そこで偶然知り合った得体の知れない一癖二癖ありそうな年齢不詳女と奇妙な同棲生活が始まるのだった。
3密を嫌う現代、密になる2人....
男女の話しですがラブコメではなく、色んな線ギリギリの生活。行き着く先は何処?何が終わって何が始まるのか....
そんなお話しです。
感想数 0
文字数 27,707
最終更新日 2020.09.17
登録日 2020.08.14
13,302
ショートショート集
隙間時間で読める短い作品を集めたものです。
感想数 0
文字数 3,269
最終更新日 2020.09.15
登録日 2020.09.15
13,303
「 」
感想数 2
文字数 1,130
最終更新日 2021.07.31
登録日 2021.07.18
13,304
卵の色!
卵の茶色っぽいのと白いのってどう違うんや?
感想数 0
文字数 209
最終更新日 2021.08.15
登録日 2021.08.15
13,305
せめく
感想数 37
文字数 117,519
最終更新日 2024.03.27
登録日 2022.02.14
13,306
酔うと獣な愛しいあなた
酔った彼は、甘えて拗ねて、ちょっといじわる。会社の飲み会でしこたま飲まされ帰宅したユウト。無防備に横たわる彼を愛撫すると、艶かしく反応が返ってくる。「もう、だめって言ったじゃん」いつのまにか押し倒され、もどかしい手つきに焦らされる。とあるふたりの、いちゃいちゃ甘々な夜。
感想数 0
文字数 5,141
最終更新日 2021.12.13
登録日 2021.12.13
13,307
童貞くんのお兄ちゃんはモテないから、カップル見るとブチきれます
勘違いが酷い童貞くん……の兄、モテないくん。
モテないくんは、いつも女の子に異性として見てもらえません。
だから、カノジョがいない時は、情緒不安定です。
モテないくんの前で、イチャつかないでください。
絡まれてしまいます。
感想数 0
文字数 1,276
最終更新日 2022.02.19
登録日 2022.02.19
13,308
社会人2●年 アラフォーの対処法
感想数 0
文字数 60,806
最終更新日 2026.04.22
登録日 2022.06.22
13,309
前世の記憶を持つセミの幽霊と少年の夏
人間だった前世の記憶を持つセミ。
羽化するために土の中から出ようとするが、地上に道路が敷かれコンクリートに阻まれ死んでしまう。
幽霊となったセミは、他のセミが死んで成仏する所を目撃する。なんで俺は成仏できないんだと悩んだ。
そこにセミ取りに来た3人の少年。楽しそうに騒いでいるが1人の様子がおかしい。
その子は幽霊のはずのセミの姿が見える。セミはその少年と不思議な夏を過ごしていく…
感想数 0
文字数 14,585
最終更新日 2022.08.05
登録日 2022.07.05
13,310
筋肉少女と、ビキニ
臨海学校で着るビキニを選ぶ、筋肉女子
感想数 0
文字数 1,037
最終更新日 2022.07.17
登録日 2022.07.17
13,311
記憶味屋
あなたの大切な記憶を味わいに行きませんか。
ふと入った飲み屋に、何故か自分の予約席がある。
メニューもないし、頼んでもないのに、女店主はせっせと何かを作っている。
「お客様への一品はご用意しております。」
不思議に思ったが、出された一品を食べた瞬間、
忘れられない記憶たちが一気に蘇りはじめた。
感想数 0
文字数 6,795
最終更新日 2023.10.21
登録日 2023.10.21
13,312
「寒い日の救世主:心温まる鍋料理ガイド」
冬の寒さを忘れさせてくれるのは、温かい鍋料理の魅力です。「サムイヒノキュウセイシュ:ココロアタタマルナベリョウリガイド」は、この冬の味覚を最大限に楽しむための完璧なガイドブックです。家族や友人との団らんを彩る、伝統的から最新の鍋料理のレシピやコツを詳しく紹介。各レシピは、基本の材料から独自のアレンジまで、手軽に作れる方法を中心に掲載。さらに、出汁の取り方や、鍋料理を一段と引き立てる具材の選び方も詳しく解説。このガイドブックを手に、冬の食卓を特別なものにしましょう。
感想数 0
文字数 6,484
最終更新日 2023.10.28
登録日 2023.10.28
13,313
老人と杖
短いお話です。
文字数 1,748
最終更新日 2024.01.14
登録日 2024.01.14
13,314
眩しさの中、最初で最後の恋をした。
眩しさの中で
あなたを初めて見た時。
ずっと諦めていた、人を好きになるという事を
痛い程に、初めて知ったの……。
言いたくても言えない気持ちが
胸を苦しくすることも……。
みんな、あなたに出会えて知れた……。
諦めていたこの気持ちを知ることが出来て
私は良かったと思ってる。
だから、これが私の……
きっと最初で最後の恋になる。
感想数 0
文字数 98,122
最終更新日 2024.05.22
登録日 2024.05.22
13,315
おしゃべり本屋のお人柄
話好きな店主がいる本屋さんと、そこを訪れる客との交流のお話。静かに選びたい人もいる中で、おしゃべり好きな本屋の店主は疎まれることもしばしば。しゃべり過ぎる自覚がある店主は、大好きなおしゃべりを控えようとするが……。
1、おしゃべりな店主
2、アドバイスは適切に
3、あるまじきこと
4、贖罪、進展、再構築
5、おしゃべり本屋の噂の実態
6、おしゃべり店主のご紹介
感想数 0
文字数 16,948
最終更新日 2024.12.14
登録日 2024.12.14
13,316
キスから始まる恋 ~キスがきっかけで新たな関係が始まっていく二つのBLストーリー~
ストーリー1:『先生、本気ですか?』
これは俺と先生の特別授業?
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舞絢音(まい あやと)
高校一年生
日路井空舞(ひろい あむ)
大学一年生
絢音の家庭教師
✐ ✐ ✐ ✐ ✐ ✐ ✐ ✐
ストーリー2:『幼なじみのアイツにキスされて』
始まりは。
アイツのキス(?)からだった。
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飛倉碧海(ひくら あみ)
高校二年生
柚井千耀(ゆい ちあき)
高校二年生
❀ ❀ ❀ ❀ ❀ ❀ ❀ ❀
文字数 14,335
最終更新日 2025.06.03
登録日 2025.05.12
13,317
ただ痛いだけの生意気な小娘だと思ったら、その正体は僕の想像を遥かに超えてきた。。。【貴族教師マリア、君との約束】
平凡な日本の小学校に、ある日突然現れた謎の少女、マリア・エスコバル。赤いドレスに身を包み、ブロンドの巻き髪を揺らす彼女は、「公国の叡智」を自称し、扇子一本で圧倒的なカリスマを放つ。見た目は17歳の少女なのに、その堂々たる態度で問題児だらけの5年C組を支配し、「平伏しなさい!」と命じる。彼女は何者なのか?異国から来たその目的とは?混乱する若手教師・美濃又を巻き込み、日本の教育現場に嵐を巻き起こす壮大な物語が幕を開ける!
※更新は不定期になります。
感想数 0
文字数 204,311
最終更新日 2025.07.26
登録日 2025.03.07
13,318
call back your power ~物語の心~ (短編集)
感想数 0
文字数 14,199
最終更新日 2026.01.20
登録日 2025.09.22
13,319
短編集
感想数 0
文字数 3,711
最終更新日 2025.08.29
登録日 2025.08.28
13,320
ケータイを変換で軽体(鬱)
今から20年以上も前に、まだ二つ折り携帯が主流でスマホなんか存在しなかった時代に、「ケータイ小説」というジャンルが一大ブームとして流行ったんです。
当時から活字離れが懸念されていたのですが、このジャンルは携帯のエンターテインメントとしても、小説を読まない若者に対しても画期的だと思われていたので、文学好きには新たなる希望の存在でもありました。
しかし試しに読んでみたら想像より1億光年も遠く、女子高生の妄想純度100%の雑記のようなもので、既に30を過ぎていた文学好きの男からしたら、小説の肩書を名乗っている事さえ憤慨を禁じ得ない内容ばかりだったのです。
そして世間は二匹目や三匹目の「恋空」を探す為に様々なケータイ小説を募集していたので、ネット界では小説のような形を取った粗悪な文章が垂れ流され続け、そういった流れに対抗しようと従来の形の小説を書いて応募したら即効黙殺されたので、虎視眈々と業界に一矢報いる機会を探していました。
そこで無頼を気取っても誰にも相手にされない事には気付いていたので、敢えて懐に飛び込む為、ケータイ小説のフォーマットに近付けながら、それをトコトン馬鹿にする小説を書こうと心に決めたのです。
底意地の悪い考えだったのですが、世間に相手にされない自分の唯一の手段だったので、それはもうこれ見よがしにケータイ小説へのアンチテーゼを盛り込みながら創作していったのです。
すると不思議と徐々に人気が出てきて、某サイトでのコンテストでは第三次予選まで通る結果になったのです。
或る程度読者が着くと心が安定してきたせいもあり、最初は大嫌いだった設定やキャラクター達にも愛着が生まれ、これはなんとかしてハッピーエンドに導かなればいけないなと使命感に捕らわれるようになりました。
なので生まれた経緯は恨みつらみを吐き出す為だったのに、いつのまにか人生賛歌を伝える話に変わっていった良く分からない小説ですが、そういった変遷を今思い出すと面白いなって客観的に思えるようになりました。
作中には当時のオタク文化やデジタルツールの描写に対してピンとこない読者も多いでしょうが、2005年頃の空気を味わえてもらえたら幸いです。
それではお楽しみください。
感想数 0
文字数 769
最終更新日 2025.08.31
登録日 2025.08.31