ざまぁ 小説一覧
281
「貴様との婚約を破棄する!」 王宮の舞踏会で、第一王子ジェラルドから婚約破棄を言い渡された公爵令嬢エレオノーラ。 悲劇のヒロインとして泣き崩れる……かと思いきや、彼女は内心でガッツポーズをしていた!
実は彼女の実家は、魔境を統べる最強の武闘派一族「ベルシュタイン家」。 「か弱い令嬢」という猫を被ることに疲れていた彼女は、慰謝料代わりに王宮の巨大な大理石の柱を素手でへし折り、小脇に抱えて実家へ帰ってしまう。
「これからは自由ですわ! 森を開墾し(拳で)、魔獣を狩り(デコピンで)、スローライフを満喫します!」
最強の元婚約者が去った王都は、物理的にも経済的にも崩壊の危機に。 一方のエレオノーラは、実家で温泉を掘り当て、S級魔獣を食材にし、謎の「マッスル商会」を設立して大繁盛。 さらには隣国の筋肉皇太子に求婚されたり、王都の危機を「柱」で物理的に解決したり!?
規格外の令嬢が筋肉と暴力で切り拓く、爽快勘違いスローライフ(物理)、ここに完結!
文字数 116,719
最終更新日 2026.01.10
登録日 2026.01.10
282
冴えない容姿のナタリー公爵令嬢は、祖母の遺言により、自分は世界一美しいんだと常に騙すようになる。その結果、事態はどんどん良い方向に変わっていくのであった……
文字数 6,543
最終更新日 2026.01.10
登録日 2026.01.10
283
「役立たず」と呼ばれ、貴族家を追放された少年エリアス。
すべてを失った彼が辿り着いたのは、見捨てられた古の神殿。
そこで眠っていた「神剣」ルミナと「女神」セリアに出会い、隠された真の力――“世界の法則を書き換える権能”を得る。
学院で最底辺だった少年は、無自覚のまま神々と王族すら凌駕していく。
やがて彼の傍らには、かつて彼を見下した者たちが跪き、彼を理解した者たちは彼に恋をする。
繰り返される“ざまぁ”の果てに、無自覚の英雄は世界を救う。
これは、「追い出された少年」が気づかぬうちに“世界最強”となり、
女神と共に愛と赦しとざまぁを与えていく物語。
文字数 103,992
最終更新日 2026.01.10
登録日 2025.12.23
284
ある日の放課後、リュシエンヌは初恋の少年が自分のことを『地味で可愛げがない』と言っているところに遭遇してしまう。
翌朝、彼女の脳内でめざめたおっさんは、シャウトした。
「ぬぁあああにが『地味で可愛げがない』よ、あンの顔だけクソガキ野郎が! 女の子は、自分よりバカなほうが可愛いってか!? 何そのモラハラ予備軍全開の思考回路! ホンット、気持ち悪いったらないわー!!」
眼鏡を外したら美少女、という王道に、愉快なニューハーフのおっさんをぶちこんだコメディーです。
文字数 12,629
最終更新日 2026.01.10
登録日 2026.01.10
285
目が覚めると、俺は白い犬になっていた。
しかも場所は魔物がうろつく危険な森の中。
途方に暮れていた俺を拾ってくれたのは、実家から「スキルなしの無能」として追放されたばかりの公爵令嬢リアだった。
だが俺は知っている。
彼女が秘めている可能性と、俺自身に与えられたとんでもないチートスキルの存在を。
俺のスキル『守護獣の神託』は、飼い主である彼女に課題を与え、達成させることで爆発的な成長をもたらす育成能力だったのだ!
「よし、まずはこの森を開拓して城を建てよう」
「わんっ!(合点承知!)」
これは、賢すぎる犬(元日本人)と、優しすぎる最強令嬢が、辺境の荒野に伝説の帝国を築き上げる物語。
もふもふ成分多めで、時々ざまぁも添えてお送りします。
文字数 28,607
最終更新日 2026.01.09
登録日 2026.01.09
286
287
没落貴族令嬢クラリッサは、幼馴染の侯爵子息ロベルトから婚約破棄を告げられた。理由は「家が落ちぶれた」から。社交界で嘲笑され、屈辱に打ちひしがれる彼女だったが――。
文字数 75,970
最終更新日 2026.01.09
登録日 2026.01.09
288
「お前のようなガキは嫌いだ」
幼く見える容姿を理由に、婚約者ライオネルから一方的に婚約を破棄された
公爵令嬢シルフィーネ・エルフィンベルク。
その夜、嫉妬に狂った伯爵令嬢に突き落とされ、
彼女は一年もの間、意識不明の重体に陥る――。
目を覚ました彼女は、大人びた美貌を手に入れていた。
だが、中身は何ひとつ変わっていない。
にもかかわらず、
かつて彼女を「幼すぎる」と切り捨てた元婚約者は態度を一変させ、
「やり直したい」とすり寄ってくる。
「見かけが変わっても、中身は同じです。
それでもあなたは、私の外見しか見ていなかったのですね?」
静かにそう告げ、シルフィーネは過去を見限る。
やがて彼女に興味を示したのは、
隣国ノルディアの王太子エドワルド。
彼が見ていたのは、美貌ではなく――
対話し、考え、異論を述べる彼女の“在り方”だった。
これは、
外見で価値を決められた令嬢が、
「選ばれる人生」をやめ、
自分の意思で未来を選び直す物語。
静かなざまぁと、
対等な関係から始まる大人の恋。
そして――
自分の人生を、自分の言葉で生きるための物語。
---
文字数 49,416
最終更新日 2026.01.09
登録日 2026.01.09
289
「その医療は、本当に正しいと言えますか?」
医療体制への疑問を口にしたことで、
公爵令嬢ミーシャ・ゲートは、
医会の頂点に立つ婚約者ウッド・マウント公爵から
一方的に婚約を破棄される。
――素人の戯言。
――体制批判は不敬。
そう断じられ、
“医療を否定した危険な令嬢”として社交界からも排斥されたミーシャは、
それでも引かなかった。
ならば私は、正しい医療を制度として作る。
一方その頃、国営薬局に現れた謎の新人薬師・ギ・メイ。
彼女は転生者であり、前世の知識を持つ薬師だった。
画一的な万能薬が当然とされる現場で、
彼女は処方箋に書かれたわずかな情報から、
最適な調剤を次々と生み出していく。
「決められた万能薬を使わず、
問題が起きたら、どうするつもりだ?」
そう問われても、彼女は即答する。
「私、失敗しませんから」
(……一度言ってみたかったのよね。このドラマの台詞)
結果は明らかだった。
患者は回復し、評判は広がる。
だが――
制度は、個人の“正
制度を変えようとする令嬢。
現場で結果を出し続ける薬師。
医師、薬局、医会、王宮。
それぞれの立場と正義が衝突する中、
医療改革はやがて「裁き」の局面へと進んでいく。
これは、
転生者の知識で無双するだけでは終わらない医療改革ファンタジー。
正しさとは何か。
責任は誰が負うべきか。
最後に裁かれるのは――
人か、制度か。
文字数 52,487
最終更新日 2026.01.09
登録日 2026.01.09
290
公爵令嬢パルメは、王立学院のパーティーで第一王子リュントから公開婚約破棄を突きつけられる。しかし、周囲の同情をよそにパルメは歓喜した。
文字数 51,131
最終更新日 2026.01.09
登録日 2026.01.09
291
君は僕を信じていなかった僕は君を信用していなかった。
入社三年目の神島サトルは入社時に既に結婚を予定していた彼女がいた。当時の僕の部署は予期せぬイレギュラーの発生でとんでもない忙しさが何ヶ月も続いた。
毎日クタクタになり帰宅していたが食事も取らずに寝ることもしばしばあった。彼女も僕を心配してくれていただろうその時迄は……
彼女と同棲をしていた僕達は結婚を機にマンションへの転居を視野に頑張ってきたのだ。ある日溜まった疲労のせいか体調不良で会社を早退し昼過ぎに帰宅した。
が何かが変だった。何だコレはAVを見ているのか?外まで音が漏れている部屋に入るとそこには……その時のトラウマで僕は女性の手作りの物が口に出来なくなってしまった。
そんな僕に今年入社の美和三和子がグイグイ迫り来るのだが……
文字数 207,479
最終更新日 2026.01.09
登録日 2025.05.25
292
「君のような可愛げのない女は、聖女にふさわしくない。よって婚約を破棄し、妹のミューアを新たな聖女とする!」
王城の舞踏会。
聖女として国のために祈りを捧げ続けてきた私、エルナは、婚約者である第一王子から婚約破棄を言い渡された。
周囲を見渡せば、義妹のミューアが王子の腕に抱きつき、勝ち誇った顔で笑っている。
身に覚えのない罪を着せられ、魔獣が跋扈する北の果てへと追放された私を待っていたのは――死、ではなかった。
「……見つけた。ずっと探していた、私の光」
助けてくれたのは、全身から冷気を放ち“氷の魔物”と恐れられる辺境の公爵、レオンハルト様。
彼に触れられた瞬間、なぜか私の魔力が溢れ出し、彼の呪いを解いてしまって!?
「エルナ、君は可愛い。すべてを捧げたくなるほどに」
冷徹だと言われていた公爵様は、実はとんでもない甘やかし魔でした。
美味しいご飯に、暖かいベッド、そして毎日の甘い言葉。
辺境でのスローライフが幸せすぎて、私はかつての祖国を忘れていく。
一方で、私を追放した祖国では、作物が枯れ、疫病が流行り始めていた。
どうやら義妹は「偽聖女」で、国を守っていた結界は私が維持していたらしい。
「エルナ、戻ってきてくれ! 愛しているのは君だけだ!」
今さら王子が泣きついてきたけれど、隣にいる最強の公爵様が凄まじい殺気を放っていて……。
文字数 204,689
最終更新日 2026.01.09
登録日 2025.12.24
293
十二歳のときに母が病で亡くなった途端、父は後妻と一歳年下の妹を新たな『家族』として迎え入れた。
彼らの築く『家族』の輪から弾き出されたアニエスは、ある日義母の私室に呼び出され――。
タイトル通りのおっさんコメディーです。
文字数 9,905
最終更新日 2026.01.09
登録日 2026.01.09
294
「――わたしに、従いなさい」
君のことを憎んでいた。君のことを殺したいと思っていた。
あの日君の全てを知ることが出来たなら、どんなによかっただろう。
「これであなたは、自由です――」
君のことを知りたかった。君のことを愛したかった。
もっと普通に、もっと単純に、出会うことが出来たなら、どんなによかっただろう。
『稀代の大悪女』。『狂った嗜虐癖の女』。『支配と圧迫の権化』。
――君が悪女ではないことを、今世は俺が証明してみせる。
文字数 5,221
最終更新日 2026.01.08
登録日 2026.01.07
295
「貴様は『魔力ゼロ』だ! 役立たずの穀潰しめ!」
伯爵令嬢エルナ(20歳)は、魔力を持たないことを理由に、家族から疎まれ続けていました。彼女の真の才能は、前世で培った「保育士スキル」と「あらゆる生き物の心を開く声」でしたが、誰もその価値に気づきません。
ある日、妹の身代わりとして、国境の辺境伯ジークフリートへの嫁入りを命じられます。彼は「人食い公爵」と呼ばれ、前妻たちが逃げ出し、子供たちも手が付けられない「悪魔の子」だと噂されていました。
これは、家族にとっての「厄介払い」であり、私にとっては「生贄」同然の追放婚。 しかし、エルナの心は意外にも晴れやかでした。 (王都の社交界よりも、北の辺境で、子供たちと、ハーブを育てている方が、よほど私には向いていますわ!)
辺境伯の城でエルナを待っていたのは――。
【冷徹公爵】 誤解されているだけで、実は子育てに悩む不器用なパパ。
【悪魔の子】 愛に飢え、エルナを拒絶するが、すぐに前世の知識を使った遊びと愛情で懐いてくる3人の可愛い子供たち。
【凶暴な魔獣】 子供たちのペットとして城にいるはずが、なぜかエルナにだけ尻尾を振って甘えてくる。
エルナは「保育士スキル」を駆使し、荒れ果てた城を温かい家庭へと変えていきます。子供たちの魔力暴走を鎮め、公爵の不器用な優しさに気づき、彼の心を溶かしていくエルナ。公爵様もまた、エルナの慈愛に満ちた姿を見て、彼女を「命の恩人」のように溺愛し始めるのです。
一方、エルナが「魔力ゼロ」だからと馬鹿にして追放した王都では、彼女が長年ひっそりと世話をしていた「精霊」たちが怒り、国内で原因不明の魔力暴走や不調が続発! 「君の聖女の力が必要だ! 戻ってこい!」と助けを求められますが、時すでに遅し。 エルナの居場所は、冷徹な公爵様と、3人の可愛い義理の子、そしてたくさんの魔獣たちが待つ、北の辺境伯領なのです。
「人食い公爵の妻(現・最強ママ)ですので、実家で冷遇されるほど暇ではございません」 愛と家族に飢えていた令嬢が、辺境で幸せな第二の人生を掴み取る、「子育て」×「溺愛」×「ざまぁ」の長編ファンタジーロマンス!
文字数 39,535
最終更新日 2026.01.08
登録日 2025.11.19
296
過労死した元公務員の俺が転生したのは、魔法と剣が存在する異世界の、どうしようもない貧乏貴族の三男だった。
家族からは能無しと蔑まれ、与えられたのは「ゴミ捨て場」と揶揄される荒れ果てた辺境の領地。これは、事実上の追放だ。
絶望的な状況の中、俺に付き従ったのは、無口で無骨だが、その瞳に確かな忠誠を宿す一人の護衛騎士だけだった。
「大丈夫だ。俺がいる」
彼の言葉を胸に、俺は決意する。公務員として培った知識と経験、そして持ち前のしぶとさで、この最悪な領地を最高の楽園に変えてみせると。
これは、不遇な貴族と忠実な騎士が織りなす、絶望の淵から始まる領地改革ファンタジー。そして、固い絆で結ばれた二人が、やがて王国を揺るがす運命に立ち向かう物語。
無能と罵った家族に、見て見ぬふりをした者たちに、最高の「ざまぁ」をお見舞いしてやろうじゃないか!
文字数 34,624
最終更新日 2026.01.08
登録日 2025.09.21
297
三十代半ばの平凡な会社員だった俺は、ある日、乙女ゲーム『君と紡ぐ光の協奏曲』の世界に転生した。
しかも、最推しの悪役令嬢リリアナの兄、アシェルとして。
このままでは妹は断罪され、一家は没落、俺は処刑される運命だ。
そんな未来は絶対に回避しなくてはならない。
俺の夢は、穏やかなスローライフを送ること。ゲームの知識を駆使して妹を心優しい少女に育て上げ、次々と破滅フラグをへし折っていく。
順調に進むスローライフ計画だったが、関わると面倒な攻略対象、「氷の騎士」サイラスになぜか興味を持たれてしまった。
家庭菜園にまで現れる彼に困惑する俺。
だがそれはやがて、国を揺るがす陰謀と、甘く激しい恋の始まりを告げる序曲に過ぎなかった――。
文字数 31,283
最終更新日 2026.01.08
登録日 2025.10.04
298
図書館司書のミコトは、ある日突然、異世界に『聖女』として召喚される。しかし、聖女に必須の魔力がゼロだったため、『役立たず』の烙印を押され、人間国と同盟関係にある隣国・獣人国へ『贈り物』として厄介払いされてしまう。
武力至上主義の国で待ち受けていたのは、冷徹な若き獅子王カイゼル。「我が国に益をもたらさぬ者は不要だ」と言い放つ彼に、ミコトは生き残りをかけて唯一の武器である『知識』で国を改革することを誓う。
食文化、衛生、農業――次々と問題を解決していくミコトを、民は『賢者様』と呼び、冷たいはずの王の瞳にも次第に熱が宿り始める。
「お前は私の側にいればいい」
これは、捨てられた青年が自らの価値を証明し、孤高の獅子王の唯一無二の番となって、その激しい独占欲と溺愛に蕩かされる物語。
文字数 29,990
最終更新日 2026.01.08
登録日 2025.11.25
299
皇妃エリアーナは、夫である皇帝アランと、たった一人の親友イザベラの策略により、無実の罪で処刑される。
民衆に罵られ、アランの冷酷な目とイザベラの嘲笑を「始まりの景色」として目に焼き付けながら絶命した彼女は、しかし、処刑の記憶を持ったまま三年前の過去に回帰する。
「おまえたちは許さない」
二度目の人生。
エリアーナの目的はただ一つ、自分を陥れた二人への完璧な復讐。
彼女はまず、アラン(皇太子)からの婚約内示を拒絶。そして、アラン最大の政敵である「北の冷血公爵」ルシアン・ヴァレリウスに接触する。
1周目で得た「未来の知識」を対価に、エリアーナはルシアンに持ちかける。
「貴方様には帝国の覇権を。わたくしには復讐の舞台を。そのための『契約婚約』を――」
憎悪を糧に生きる皇妃と、氷の瞳を持つ公爵。
二人の偽りの婚約の行く末は……
文字数 107,416
最終更新日 2026.01.08
登録日 2025.12.31
300
※本作品には、モンスターに対する暴力描写や流血表現、および過酷な労働環境に関する描写が含まれます。15歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
異世界で魔王を倒し、世界を救った勇者レオン。
しかし、彼への報酬は「元の世界への強制送還」だった。
全ての装備とステータスを持ったまま、現代日本――それも、モンスターが跋扈するダンジョンが出現し、冒険が「産業」となった少し変わった日本へと放り出される。
「もう戦いで誰かを傷つけるのは御免だ。俺は、平和に金を稼いで美味いものを食う!」
無一文から始まった彼が選んだ道は、会社経営。
勇者時代の規格外な知識と魔法で、ブラックなダンジョン産業をホワイトに浄化!?
疲れたOL・舞を相棒に、元勇者が現代社会の荒波を「物理」と「魔法」で乗り越える、爽快ビジネスファンタジー!
文字数 23,166
最終更新日 2026.01.08
登録日 2026.01.08
301
「おい無能! 今、世界で一番流行ってる『あの神配信者』とアポ取ってこい。無理ならクビな」
ブラック企業に勤める俺は、毎日が地獄の中にいた。 手柄は全て上司に奪われ、ミスは全て俺の責任。 元カノには「将来性がない」と浮気された挙句に振られ、社内全員からゴミ扱いされる日々。
ボロボロになって家に帰れば、今度は実の妹が待っている。 「おかえり社畜。私の配信の邪魔だから息しないでくれる? あと今月の貢ぎ金まだ?」 外面だけは良い人気インフルエンサーの妹に、汚物のように扱われる毎日。
俺は、誰からも見下される底辺社畜だ。 ――だが、奴らは知らない。
その『神配信者』の正体が、この俺だということを。
会社は経営難の起死回生を狙い、何も知らずに俺(神配信者)へのコラボを熱望している。 あぁ、いいよ。そんなに会いたいなら会わせてやる。 最高の舞台を用意して、お前らの悪事を全世界に晒し上げてやるからな。
これは、正体を隠していた最強の配信者が、自分を虐げてきた元カノやパワハラ上司をついでに社会的に抹殺し、どん底へ叩き落とす逆転劇。
そして、俺の正体に気づいた妹が「お兄ちゃんが神様だったの!?」と泣きついてくるが、もう遅い。 「何でもします! お兄様のお役に立ちたいの!」 「へえ、何でも? じゃあ――今日から俺の『奴隷』として、死ぬまで尽くしてもらうか」
文字数 78,327
最終更新日 2026.01.08
登録日 2025.12.23
302
傷を負い、婚約者候補から外された隻眼の令嬢。
けれど彼女は、国最強の「竜騎士」となって舞い戻る――!
聖竜王国ログレスの名門貴族マリアは、幼き日に王太子アレクセイを暗殺者から庇い、右目と腹部に消えない傷を負った。「傷物は王妃に相応しくない」と婚約者候補から外された彼女だったが、決して腐ることはなかった。
隻眼を眼帯で隠し、圧倒的な武力と優雅な振る舞いで、国を守る「独眼竜騎士」となったのだ。
「国の為、王家の為、殿下の為に、この身が盾になるなら安いものですわ」
しかし、新たに現れた隣国の王女エリザベートにより、マリアは理不尽な選択を迫られる。
「騎士を辞めるか、辺境の最前線へ消えるか。…それとも」
愛する王太子と国の未来を守るため、マリアは自ら辺境行きを選ぶ。
それは、最強の破壊本能を持つ「竜還り」の皇子との、国を賭けた戦いの始まりだった。
※隻眼の女騎士が、有能な従者(猫被りメイド&毒舌インテリ副官)と共に、敵や理不尽を実力でねじ伏せ、光を失ってでも愛を貫く物語。
※ハッピーエンド確約です。
文字数 8,924
最終更新日 2026.01.08
登録日 2026.01.08
303
幼いころから全てを奪ってきた妹のリリアは、事もあろうか私――ディアナ・ヒルトマンの婚約者まで奪ってしまった。それも婚約者の子どもを孕んだという醜聞も一緒に。
やってられるか、と婚約破棄の書類を叩きつけ、実家とは縁を切ると宣言して大雨の中の出奔を遂行。
大雨でずぶぬれた私の前に現れたのは、幼馴染で『氷の公爵』と呼ばれるラファエル・アインハルト。
「俺と結婚しろ。誰にも文句は言わせない」
突然告げられた言葉に、どうせ契約結婚だろうと承諾。
だけど、ラファエルの態度は形式上の物とは違っていて――?
冷徹公爵の不器用すぎる求婚から始まった二人の愛の行方は?
極上の溺愛とざまぁが詰まった、初恋成就のラブコメディ。
文字数 4,932
最終更新日 2026.01.08
登録日 2026.01.08
304
やっぱり雌は信用出来ない生き物だ。
黒宮貴幸、市内のちょっとした進学校に通う高校一年生だ僕には同じ歳の幼馴染の彼女がいる中学の時からお互いを意識していた二人して志望校合格を目指して試験勉強に励んでいた。
学力的にヤバい僕は必死に勉強した彼女の誘いを断ってまで、二人で試験勉強をすると効率も上がると思うかも知れないが彼女と一緒にいると僕が集中出来なくなるのだ。
中学で一番だと言う彼女は美少女で身体付きも大人の女性に近くなっているのだ
胸が大きい……そんな彼女との勉強は僕の邪な気持ちで集中できないのだ。
彼女と一緒の高校に入る為に血の涙を流しながら一人で勉強している。
勿論彼女は文句たらたらだけどね。
文字数 352,068
最終更新日 2026.01.08
登録日 2025.04.23
305
王太子主催の舞踏会。
そこで私は「無能」「役立たず」と断罪され、公開の場で婚約を破棄された。
魔力は低く、派手な力もない。
王家に不要だと言われ、私はそのまま国を追放されるはずだった。
けれど彼らは、最後まで気づかなかった。
この国が長年繁栄してきた理由も、
魔獣の侵攻が抑えられていた真の理由も、
すべて私一人に支えられていたことを。
私が国を去ってから、世界は静かに歪み始める。
一方、追放された先で出会ったのは、
私の力を正しく理解し、必要としてくれる人々だった。
これは、婚約破棄された令嬢が“失われて初めて価値を知られる存在”だったと、愚かな王国が思い知るまでの物語。
※ざまぁ要素あり/後半恋愛あり
※じっくり成り上がり系・長編
文字数 44,914
最終更新日 2026.01.08
登録日 2025.12.13
306
王太子から一方的に婚約を破棄された公爵令嬢、
ファワーリス・シグナス。
理由は単純。
「何もしようとしない女だから」。
……だが彼女は、反論もしなければ、復讐もしない。
泣き叫ぶことも、見返そうと努力することもなく、
ただ静かに言う。
――「何をする必要が?」
彼女は何もしない。
問題が起きれば専門家が対処すべきであり、
素人が善意で口出しする方が、かえって傷口を広げると知っているから。
婚約破棄の後、
周囲は勝手に騒ぎ、勝手に動き、勝手に自滅し、
勝手に問題を解決していく。
彼女がしたことは、
・責任を引き受けない
・期待に応えない
・象徴にならない
・巻き込まれない
――ただそれだけ。
それでも世界は、
彼女を基準にし、
彼女を利用しようとし、
最後には「選ぼう」とする。
だがファワーリスは、
そのすべてを静かに拒み続ける。
働いたら負け。
何もしないのが勝ち。
何も背負わず、何も奪わず、何も失わない。
「何もしない」という選択を貫いた令嬢が手にしたのは、
誰にも邪魔されない、完全な自由だった。
これは、
戦わず、争わず、努力もせず、
それでも最後に“勝ってしまった”
一人の令嬢の、静かなざまぁ物語。
文字数 45,916
最終更新日 2026.01.08
登録日 2026.01.08
307
『永遠の十七歳なんて、呪いに決まってる』
永遠の十七歳――
それは、誰もが一度は憧れる“理想”のはずだった。
だがキクコ・イソファガスにとって、それは紛れもない呪いである。
三百年前、王国を救うために力を使い果たした結果、
彼女は歳を取らない身体を得てしまった。
見た目は少女のまま、中身だけが時代を重ねていく存在として。
人々を救えば救うほど、
見送る別れは増え、
静かに生きようとすればするほど、
世界のほうが彼女を放っておかない。
魔王を倒してようやく戻った平穏な日常――
そう思った矢先、王家から持ちかけられたのは
「女王になってほしい」という、とんでもない提案だった。
政務も陰謀も人間関係も、全部面倒。
本音は、紅茶と本と静かな暮らしだけでいい。
だが王位継承問題に首を突っ込んだ結果、
意外な“最適解”を導き出してしまい、
さらに事態は思わぬ方向へ転がっていく。
――そして現れたのは、
自分ファーストで強引な若き国王からの、まさかの求婚。
「永遠に若いなんて、羨ましいだろ?」
「いいえ。呪いよ」
これは、
最強だけど面倒ごとが嫌いな“永遠の十七歳”と、
暴走気味だが真っ直ぐすぎる王が織りなす、
少しズレた恋と王国の物語。
永遠は祝福か、それとも呪いか。
答えはきっと――
静かな紅茶の時間の中にある。
---
文字数 47,637
最終更新日 2026.01.08
登録日 2026.01.08
308
ある日、主人公は前世の記憶を思いだし、自分が転生者であることに気がつく。転生先は、悪役貴族と名高いアストロメア家の六男だった。しかし、メビウスは前世でアニメやラノベに触れていたので、悪役転生した場合の身の振り方を知っていた。『悪役転生ものということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ!』そう考えて死ぬ気で努力をするが、チート級の力を身につけることができなかった。
それどころか、授かったギフトが『家電量販店』という理解されないギフトだったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。
「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか?」
『死地』と呼ばれる何もない場所で、メビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意する。
しかし、そこでメビウスは自分のギフトが『死地』で生きていくのに適していたことに気がつく。
家電を自在に魔改造して『家電量販店』で過ごしていくうちに、メビウスは周りから天才発明家として扱われ、やがて小国の長として建国を目指すことになるのだった。
メビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。
努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てられる……そんな踏んだり蹴ったりから始まる領地(国家)経営物語。
『ノベマ! 異世界ファンタジー:8位(2025/04/22)』
※別サイトにも掲載しています。
文字数 127,637
最終更新日 2026.01.08
登録日 2025.12.02
309
転入生の「聖女様」に陥れられ、悪役令嬢にされた公爵令嬢ヴィオレッタ。
けれど彼女の治癒魔法には、誰も知らない秘密があった。
その治癒魔法——本当に「聖なる」ものなの?
諦めていたはずの恋と、隠されていた真実が動き出す。
(王道な物語を一度書いてみたかったので…!)
文字数 36,361
最終更新日 2026.01.08
登録日 2025.07.01
310
大自然を司る聖女、王宮を見捨て辺境で楽しく生きていく!
レンタル有り旧題:聖女なのに婚約破棄した上に辺境へ追放? ショックで前世を思い出し、魔法で電化製品を再現出来るようになって快適なので、もう戻りません。
土の聖女と呼ばれる土魔法を極めた私、セシリアは婚約者である第二王子から婚約破棄を言い渡された上に、王宮を追放されて辺境の地へ飛ばされてしまった。
とりあえず、辺境の地でも何とか生きていくしかないと思った物の、着いた先は家どころか人すら居ない場所だった。
こんな所でどうすれば良いのと、ショックで頭が真っ白になった瞬間、突然前世の――日本の某家電量販店の販売員として働いていた記憶が蘇る。
土魔法で家や畑を作り、具現化魔法で家電製品を再現し……あれ? 王宮暮らしより遥かに快適なんですけど!
一方、王宮での私がしていた仕事を出来る者が居ないらしく、戻って来いと言われるけど、モフモフな動物さんたちと一緒に快適で幸せに暮らして居るので、お断りします。
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
文字数 294,480
最終更新日 2026.01.08
登録日 2022.02.18
311
ラティアは伯爵家の長女として生まれたが、十歳の時に母を亡くし、後妻や妹弟に虐げられながら生きてきた。
王都に向かう家族たちの荷物運びをしていると、王都の空から魔竜が襲来する。
命を落としかけたラティアは、鮮血の公爵閣下、紅の災厄と呼ばれているアレクシス・ヴァルドールに助けられる。
極度の魔力枯渇に陥ったアレクシスを、ラティアは母に隠せと命じられていた、相手に触れると魔力を回復することができる『触癒の力』で癒やす。
ラティアに興味を持ったアレクシスはラティアを連れて帰り「専属の魔力回復係になれ」と命じる。
命の恩人に恩返しするためにそれを受け入れるラティアだが──。
文字数 95,223
最終更新日 2026.01.08
登録日 2025.12.26
312
王立ダコラッタール学院に通うワットアーク子爵令嬢ルイーザは、3人の令嬢からイジメを受けていました。
男爵令嬢エルアへの嫌がらせを止めようとしたことでエルアをイジメていたボハルイア伯爵令嬢マリーの怒りを買い、攻撃対象がルイーザへと移る。それによってマリー、そしてマリーの取り巻きである子爵令嬢アンル、更には新たな取り巻きとなったエルアからもイジメを受けるようになってしまったのです。
「……もう、無理です……」
学院内に助けを求められる人はおらず、家族に相談しても『我慢しろ』の一点張り。4か月間耐えていたものの心身ともに限界を迎えてしまい、ルイーザは命を絶つべく自室の窓から飛び降りてしまったのでした。
「!? ここは、わたしの部屋……!? それに、これは……!?」
ですがルイーザが目を覚ますと、そこは自室のベッド。2階から飛び降りたはずなのに、怪我一つしていなかったのでした。
しかも傍にあるデスクには、『もう酷い目には遭わない』『大丈夫』という謎のメッセージが置かれていて――
文字数 23,842
最終更新日 2026.01.08
登録日 2025.12.17
313
子爵家の総領娘である令嬢の前に、巨乳美少女と腕を組んだ婚約者がやってきた。
曰く、「学生時代くらいは、心から愛する恋人と自由に過ごしたい。それくらい、黙って許容しろ」と。
婚約者を甘やかし過ぎていたことに気付いた彼女は、その場で婚約解消を宣言する。
前半はたぶん普通の令嬢もの、後半はおっさんコメディーです。
文字数 11,640
最終更新日 2026.01.08
登録日 2026.01.08
314
「リゼット・フォン・ヴァインベルク! 貴様との婚約を、今この時をもって破棄する!」
卒業パーティーの夜、公爵令嬢リゼットは婚約者の王太子から冤罪を突きつけられ、全てを失った。
絶望の淵に沈む彼女に手を差し伸べたのは、『氷の公爵』と噂される冷徹な美青年、キリアン・アシュフォード。
「ならば、俺が君を娶ろう」
彼の屋敷で始まったのは、戸惑うほどに甘い溺愛の日々。
不器用な優しさに触れるうち、凍てついた心は少しずつ溶かされていく。
一方、リゼットを陥れた偽りの聖女は王宮で増長し、国に災いを招き寄せていた。
やがて真実が暴かれる時、元婚約者は後悔の涙を流すけれど――もう、遅い。
これは、不遇の令嬢が本当の愛を見つけ、世界で一番幸せになるまでの物語。
痛快な逆転劇と、とろけるような溺愛があなたを待っています。
文字数 22,525
最終更新日 2026.01.07
登録日 2026.01.07
315
※この物語はフィクションであり、登場する人物、団体、地名等は実在のものとは一切関係ありません。
※この作品には、性的描写、暴力描写などの表現が含まれています。18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。
「お前の作るものには、魂を温める力がある」
都の片隅で、素性を隠し孤独に生きるΩの料理人・伊吹。
彼の前に現れたのは、圧倒的な存在感を放つ謎の男・暁だった。
国の運命を懸けた神聖な儀式「福巻き」の作り手に選ばれた伊吹。
しかし、Ωであるという事実は、彼の過去の傷をえぐり、容赦ない偏見の渦へと巻き込んでいく。
「俺がお前を守る。何があっても、お前を一人にはしない」
運命の番であるα・暁の絶対的な愛を支えに、伊吹は自身の運命に立ち向かうことを決意する。
これは、冷たい世界で出会った二人が、互いの魂を救い、奇跡を起こすまでの愛の物語。
文字数 21,106
最終更新日 2026.01.07
登録日 2026.01.07
316
婚約破棄の夜、王太子の「真実の愛」劇の悪役として舞台に立たされ、財務長官令嬢エリアーナは一方的に断罪された。
その翌日、口封じのため山道で馬車ごと焼かれ、「事故死」として片づけられる――はずだった。
だが、彼女は、生きていた。
帝都の帳簿上では、すでに死亡。
焼け跡から外の世界へ歩き出した少女が手にしていたのは、父から託された一冊の『帝国破産の帳簿』と、宛名だけが空白のまま残された死亡届。
すべての素性を捨て、「死人文官シュアラ」と名乗った彼女が辿り着いたのは、敗戦の責を押しつけられ酒に沈む騎士団長カイが率いる、帝国でも最も見捨てられた辺境砦・ヴァルムだった。
食糧不足、物資の横流し、中央による不当な予算削減、兵の士気崩壊……。
そこは、戦場より先に“帳簿”が死んでいる砦。
シュアラは三ヶ月の契約で砦と周辺三村の財政権限の一部を引き受け、数字の奥に潜む腐敗を洗い出していく。
兵たちを「切り捨て可能な数字」から、「守るべき一人ひとりのユニット」へと組み替えるために。
最初、カイにとって彼女は、口うるさいだけの厄介な文官にすぎなかった。
だが、誰よりも兵の命を優先し、自分を勘定に入れようとしない“死人”の文官に触れるうち、折れた騎士団長の心はゆっくりと、確かに引き寄せられていく。
死んだことにされた令嬢と、敗軍の騎士団長。
帳簿一冊から砦と帝国の行方を組み替えていく、辺境発じれ甘溺愛×国家再建ファンタジー。
なろう・ハーメルン・カクヨムでも更新中。
12/02 - 第一章完結。第二章順次更新予定
文字数 341,779
最終更新日 2026.01.07
登録日 2025.11.15
317
過労と理不尽な評価の末に職場を追放されたOL・綴原ペンナは、剣と魔法の異世界へ転生する。
だが与えられた役目は勇者でも賢者でもなく、崩壊寸前の冒険者ギルドの事務局。
書類は散乱し、責任は曖昧、命すら管理されていない現場を前に、ペンナは気づく――
ここでも逃げれば同じ結末だ、と。
彼女は魔法ではなく、段取りと記録という武器で、異世界の労働地獄を立て直すことを決意する。
文字数 80,181
最終更新日 2026.01.07
登録日 2026.01.07
318
2026年、伝説のPRプランナー・佐藤任三郎は、クライアントの不祥事を一身に背負わされ、日本中の非難を浴びながら孤独な最期を迎えようとしていた。しかし、燃え盛るアパートの中で意識を失った彼が目覚めたのは、10年前の2016年。そこは、実家の「佐藤酒造」が不渡りを出して倒産し、家族が散り散りになる「運命の1週間前」だった。
2026年までの全トレンド、そしてプロ級の料理知識を持つ男が、未来のバズを武器に、腐りかけた業界の構造を塗り替える。これは、一度すべてを失った男が、最強の「火消し」として世界を席巻する逆転の記録。
文字数 21,116
最終更新日 2026.01.07
登録日 2026.01.06
319
婚約破棄、爵位剥奪、国外追放。
――はいはい、またその流れですわね。
貴族令嬢シェリア・ド・ラファルジュは、ある日突然、王太子から一方的に婚約を破棄され、平民出身の“聖女”リリカを選ばれる。
しかし彼女は嘆かない。なぜならシェリアは、千年分の転生の記憶を持つ存在だったから。
魔法、剣技、治癒術。
過去の人生で極めた力をすべて備えた彼女にとって、追放は「面倒事から解放されただけ」の出来事だった。
隣国ガルディア王国で“名も名乗らぬ旅人”として静かに暮らし始めたシェリア。
誰にも縛られず、期待も背負わず、助けるかどうかは自分で選ぶ――
そんな自由な日々を送っていた彼女のもとへ、やがて崩壊寸前となった祖国から「助けてほしい」という声が届く。
けれど、彼女はもう無償では救わない。
「私はもう、あの国の国民ではありません」
「条件を飲むなら向かいましょう。国民に罪はありませんから」
謝罪、対価、そして国を変える覚悟。
すべてを差し出した時、初めてシェリアは手を差し伸べる。
これは、
聖女でも英雄でもなく、
“選ぶ側”として生きることを決めた令嬢の物語。
婚約破棄ざまぁのその先で、
彼女は今日も、自分の居場所を選び続ける。
文字数 50,398
最終更新日 2026.01.07
登録日 2026.01.07
320
永遠の十七歳――
それは祝福ではなく、三百年続く“呪い”だった。
公には「名門イソファガス家の孫娘」として知られる少女キクコ。
だがその正体は、歴史の裏側で幾度も国を救ってきた不老の元聖女であり、
王家すら真実を知らぬ“生きた時代遺産”。
政治も権力も、面倒ごとは大嫌い。
紅茶と読書に囲まれた静かな余生(?)を望んでいたキクコだったが――
魔王討伐後、王位継承問題に巻き込まれたことをきっかけに、
まさかの王位継承権十七位という事実が発覚する。
「……私が女王? 冗談じゃないわ」
回避策として動いたはずが、
誕生した新国王アルフェリットから、なぜか突然の求婚。
しかも彼は、
幼少期に命を救われた“恩人”がキクコであることを覚えていた――
年を取らぬ姿のままで。
永遠に老いない少女と、
彼女の真実を問わず選んだ自分ファーストな若き王。
王妃になどなる気はない。
けれど、逃げ続けることももうできない。
これは、
歴史の影に生きてきた少女が、
はじめて「誰かの隣」を選ぶかもしれない物語。
ざまぁも陰謀も押し付けない。
それでも――
この国で一番、誰よりも“強い”のは彼女だった。
文字数 57,131
最終更新日 2026.01.07
登録日 2026.01.07