シリアス多め小説一覧
27
件
300年前のその世界には、魔王討伐を目的とし異世界から召喚された勇者達がいた。
そして現在、魔王が斃されたことで鳴りを潜めていた魔族の動きが活発化し始め、人々は新たな戦力を求めるが、それは世界の創造主にとって決して許されざる方法だった。
かつて勇者一行の『奇跡の魔導士』と呼ばれた【彼】と同じ名を持つエルフの少年が、兄を救うために命を落とした日、神は彼に願った。
「この世界を救って欲しい」——そうして異世界で二度目の生を受けた彼は、世直しの旅を開始する。
黒髪剣士の大型犬攻×前世の記憶持ちで最強魔導士かつ枯れ気味のエルフ受。
ただし攻氏登場は6話目で、エッチぃ展開は3年後になる第2章以降です、予めご了承ください。
最後まで楽しんでいただけるよう頑張ります。
※2021/01/07 ジャンルをファンタジーに変えて、タイトルに【BL】を追加しました。
文字数 74,950
最終更新日 2021.01.17
登録日 2020.10.21
現代の高校が舞台の時間モノ、ミステリー『擬き』!!
『異能』が出てくるため、『本格』とは言い難いです。予めご了承下さい。
高校2年生の7月。
叶野 功(かのう こう)は漫画研究部に所属していた。
同級生であり、漫画を描くことに並々ならぬ熱意を傾ける少女、明崎 理愛(あけざき りあ)に想いを募らせながらも、『自分のような退屈な人間を彼女が好きになるはずはない』という思い込みから、告白出来ずにいた。
そんな退屈ながらも平凡な日々を送っていたある日、学校の屋上で明崎の刺殺体を発見してしまう。
灰色の日々の中での唯一の希望を失ってしまった叶野は絶望し、自殺を図るが、勇気が出ず失敗する。
追い詰められた叶野は『もし時間を巻き戻せるのなら明崎を助けたい』と願い、その次の瞬間、明崎が死亡した日へとタイムリープしていた。
果たして、悲劇を招いた『犯人』は一体誰なのか?
『運命は性格の中にある』
芥川龍之介の言葉通り、この結末は『最初』から決まっていたことだった。
文字数 53,579
最終更新日 2021.01.17
登録日 2020.12.22
文字数 24,950
最終更新日 2021.01.17
登録日 2020.12.09
とある王国の伯爵家令嬢として幸せに暮らしていたはずの少女は、訳あって奴隷へと身を落とした。
奴隷商人の元から何とか逃げ出そうとしたところ、真っ黒なマントに身を包んだ男に出会う。
美醜への目が厳しいその国でとても"醜い"見た目をしている彼は『バケモノ』と呼ばれていた。
"醜い"彼に連れられやって来た小さな家には、男の他にも数人の"醜い"男達が肩を寄せ合って暮らしていた。
彼らはどうやら醜さ故に様々な問題を抱えているようで……?
これは、心に傷をおった4人が贈る、ちょっぴり切ない恋物語──。
※溺愛に至るまでそこそこ時間がかかりますがどうぞご容赦を※
文字数 28,463
最終更新日 2020.09.06
登録日 2020.08.25
ストレス社会、労働社会、希薄な社会、それに揉まれ石化した心で唯一の親友を守って私は死んだ……のだけれども、死後に閻魔に下されたのは願ってもない異世界転生の判決だった。
黒髪ロングのアメジストの眼をもつ美少女転生して、
接客業後遺症の無表情と接客業の武器営業スマイルと、勝手に進んで行く周りにゲンナリしながら彼女は異世界でくらします。考えてるのに最終的にめんどくさくなって突拍子もないことをしでかして周りに振り回されると同じくらい周りを振り回します。
中性パッツン氷帝と黒の『ナンでも?』できる少女の恋愛ファンタジー。平穏は遙か彼方の代物……この物語をどうぞ見届けてくださいませ。
無表情中性おかっぱ王子?、純粋培養王女、オカマ、下働き大好き系国王、考え過ぎて首を落としたまま過ごす医者、女装メイド男の娘。
猫耳獣人なんでもござれ……。
ほの暗い恋愛ありファンタジーの始まります。
R15タグのように15に収まる範囲の描写がありますご注意ください。
そして『ほの暗いです』
文字数 540,263
最終更新日 2020.01.14
登録日 2019.08.11
誰もが精霊の恩寵を授かり特殊なギフトと魔法を使える時代、彼はその恩恵を受けることができなかった。ギフトを持たず病魔に侵された体で魔術を使えない忌み子だと、彼はそう言われ続けながらもその生涯を剣のみに捧げて、魔術師殺し、最強の剣士とまで呼ばれるようになった。
彼はとうとう仲間たちとともに最大の敵、魔王を打倒する。
しかし突然、彼は反逆罪に問われて監獄へと落とされることになる。
失意のどん底にあった彼に仲間の一人はこう告げたのだった。
「お前は足手まといだったんだよ。心底うんざりしてたんだ。お前を助けてやるのは」
全てはやつの陰謀、策略だったのだ。
襲い来る刺客から生き延びた彼は復讐を誓い新たなる日常を生きる。
不遇スタートです。
※ なろうでも掲載しています
https://ncode.syosetu.com/n2220fi/
文字数 433,748
最終更新日 2020.04.12
登録日 2019.09.26
ただ、もう一度会いたかった。……それだけだった。
「あなただけは、わたしをとつぜん置いていったりしないでね」
――幼いその約束は、守られる事はなかった。
あれから、七年。
僕、真白 雪兎(ましろ ゆきと)は、家庭の事情で昔住んでいた町に戻って来た。
新しい環境。新しい妹。新しい学校……一つ年下の同級生達。
ちょっとだけ、〝普通〟と違っても。きっと、そう代わり映えのしない退屈な日常が待っている。――そう思っていたのに。
僕は何故、出逢ったばかりの名も知らぬゴスロリ少女と共に、死神みたいな鎌を持った物騒な連中に追われているんだ?
――その答えは、青い薔薇の咲き乱れる奇妙な館に住む、自称〝人形師〟から聞かされる事となる。
「そうだね。この物語は、雪兎君と五人の美少女人形達による、一つ屋根の下ドキドキハーレム学園ラブコメディ~たまに死神とのバトル有り~だよ!」
「……それ、何か違くないですか?」
コメディというより、どちらかというとシリアスな気がする。
これは、生と死、愛と命の物語……かもしれない。
------
エブリスタ、ノベプラさんにも掲載しております。
※他作品執筆期間で小休止中でしたが、来年度辺りから更新再開予定です。
現在、改稿作業中につき。話数増減等発生してます。
文字数 124,043
最終更新日 2020.12.16
登録日 2020.03.28
文学少年と謎の女の子が出逢い、最初の出逢いこそ悪かったものの、段々と親睦が深まる二人____。だが、突如いつも二人で会っている大きな桜の木に来なくなってしまった彼女。心配で焦りを感じ始める少年。それが続いたある日、桜の木に行くと、長く待ちわびていた彼女の姿。急いで駆け寄るものの、何だか彼女はいつもと違い様子で...?
文字数 2,805
最終更新日 2018.09.15
登録日 2018.09.15
―きっと忘れちゃ駄目な筈なのに、俺は彼女の事を思い出せない。―
平凡で弱者のハルマは毎日を必死で生きるのが精一杯だった。そんなとき、夢の中で一人の少女に出会う。
彼女の事を何も知らないままハルマは少女に無茶振りをされてしまう。
それは、顔を知らない少女を“捜す”事だった。
果たしてこんな自分に出来るのか不安がっている時にもうひとつの出会いがハルマの人生を変えることになる。
人探し、騎士団...思っても見なかった事が次々とハルマを待ち続けていた。
果たしてハルマは、見習いの弱者から最強の騎士《ナイト》に這い上がることは出来るのだろうか?
そして、少女を見つけ出すことは出来るのか?
人が死んだりする回がありますが、そこまでグロくありません。
ですが、その様な話が苦手な方はご遠慮下さい。
文字数 612
最終更新日 2020.12.09
登録日 2020.12.09
四つの大国と数ある小国、そして世界平和のため中立を守る魔法教会。
それらを作り上げたのは《始まりの魔女》と呼ばれる一人の女性だった。
《魔女》が封印されてから長い時を経た現在。
王族と貴族が通う教会設立『魔法学園』に《奨学生》として入学が許された一般人のユウリ= ティエンルには秘密があった。
学園最高権力者である学園長や学園運営を司る『カウンシル』の見目麗しい王子達を巻き込んで、その秘密の謎と背後に迫る陰謀に立ち向かううち、誰にも知られていなかった《魔女》と初代四大国王達の悲しい真実を知ることになる。
本当の歴史と《魔女》の真実。
——悲劇に終わったはずの物語が、数百年の時を超えて今動き出す。
※他サイトにも掲載中。
[表紙画像イラストクレジット:ジュエルセイバーFREE http://www.jewel-s.jp/]
文字数 250,694
最終更新日 2019.10.16
登録日 2019.07.13
【第一部 夜明けの幻想曲】
シアルワ王国の第三王子フェリクス。彼には存在を秘匿された姉がいた。
ある日、フェリクスが16歳になったことを祝う誕生祭が開かれる。少しでも姉に喜んで貰うため、土産物を用意しようと城を抜け出すフェリクスだが、その途中で並々ならぬ事情を抱えた女暗殺者に襲われてしまい……?
人間と精霊が歪な関係性を築く世界。世界の犠牲となった少年少女たちが紡ぐシリアスファンタジー。
※ごく僅かですが、キャラクターを傷つけるような流血表現があります。
三部構成になる予定です。現在第一部3章を毎週水曜日に2話ずつ更新中。
Twitterにて久遠のプロメッサを含めた一時創作のイラストや設定をアップしておりますので、よろしければご覧ください。
長い連載になるとは思われますが、どうぞお付き合いくださいませ。
2020/02/26、第一部の本編完結しました! まだまだ続きます! どうぞよろしくお願いします!
!
文字数 377,667
最終更新日 2020.03.04
登録日 2018.09.09
主人公はある事故で記憶喪失となり、芸能人として過ごした日々を忘れてしまう。
しかも、何故か職業アイドルの元親友(男)や多くの人々に嫌われていて。
主人公が自分と向き合って芸能界で奮闘し、記憶の欠片を集めていく中で、全ての真相を解き明かしていく話。
※ミステリー風恋愛小説
※初め方の恋愛要素は薄め
文字数 16,047
最終更新日 2018.08.23
登録日 2018.08.17
『彼女は恋をして、その恋のために命をかけてでも戦う』
万能粒子テイル。おとぎ話の名を冠するそれは、己の頭に浮かべる想像を現実で形とする機能をもつ万能粒子。人体の中で生成されているにも関わらず、これまで誰にも知覚されていなかった未知のエネルギー粒子だった。
万能粒子は人々の明日を拓く力となる。そう信じて、発見者はその粒子の存在を公表した。その馬鹿は分からなかったのだ。『想像を現実へと変える』力とは、世界を滅ぼし打る力そのもの、ファンタジーの世界にありがちな魔力よりも、たちが悪いものだと。
テイルの発見の後、100年続く暗黒時代の直前。その様子を語った最後の記録がある。
『この世界に神が生まれてしまった……。あんなもの、人間が太刀打ちできる存在じゃない! きっと、この国は神の支配する魔境になる』
ある島国は『倭』と呼び名を変え、予言通り、八百万の〈人〉が存在する魔境となった。
倭を分割して統べるのは2人の善神の末裔、2人の中立神の末裔、そして8人の邪神の末裔の12柱。彼らは人の形で生み出された現代の神〈現神人《あらがみびと》〉であり、通称〈人〉と呼ばれる存在。
善悪は人間側から見て判断されたものだ。彼らは配下の〈人〉と共に人間を支配下に置き、己の治世で倭を統一し人間を導くために、相容れぬ他の神との戦いを続けている。
テイルが日ノ本を戦乱の満ちた神の国へと変え500年あまり。12の神の末裔たる〈人〉は、未だ他の神を殺すに至らず、天下統一を成し遂げてはいない。しかし、その均衡と安定は13番目に誕生する悪なる女神と、彼女と戦う紅色の英雄を中心に破られることになる。
『紅色に染まった蝶』――それは特異点たる少女の選択が歴史を動かす瞬間――
〈人〉の管理する孤島で生まれ育った人間の少女、明奈。彼女もまた〈人〉のために尽くす存在となるはずだったが、明奈を臣下に迎えたのは〈人〉ではなく心優しい人間の少年2人だった。
彼らに特別な感情を抱き、そして生きる意味を見つけた明奈は、主である少年の敵となった〈人〉、そして健やかに育った悪たる〈影〉との戦いへとその身を投じていくことになる。
彼女は知らない。己の恋がいかに重いものだったかを。そしてそのために戦うと誓った彼女の決意と選択は、『倭』の未来を変えることになると。
***
日々の活動、創作についての交流やおしらせは作者Twitterで行ってます。
作者Twitter→@TT_againsthuman
文字数 109,604
最終更新日 2021.01.15
登録日 2020.11.14
シアルワ王都シャーンスに降りかかった厄災を第三王子フェリクスが鎮めてから間もなくのこと。この事件の中で、ソフィアは目を逸らし続けていた現実を目の当たりにすることになった。
――望まぬ血筋に生まれ、望まぬ力と代償をその身に秘めるが故の、いつか必ず訪れる破滅。
密かに怯えていた彼女は夢を見た。そこに現れたのは――。
「これまでいろいろと君に助けられたからね、今度は僕が君を助けよう」
眠っていたはずの、悪魔の声だった。
※メインではないですが物語の展開上、キャラクターを傷つける流血表現があります。
この作品は「久遠のプロメッサ第一部 夜明けの幻想曲」の続きになります。先にそちらを読了してからの閲覧をおすすめします。
文字数 227,410
最終更新日 2021.01.11
登録日 2020.04.13
2019/8/28 追記 完結しました。
時は1939年。ヨーロッパの小国・ルシファル公国。オーストリア、ハンガリー、ユーゴスラヴィア、ルーマニアに囲まれた小国は刻一刻と迫ってくる戦争の足音をひしひし感じていた。そんな折に、病魔に倒れた先代国家元首から、若干18歳の公女に国家元首の座が譲られることになる。
戦争の気配色濃いなかで、自分の役目に自信を持てずに苦悩する公女のもとに、やがてひとりの軍人が相談役として現れ・・・。彼女は少しずつ、そのふれあいで心を開いていく・・・。
同作者の前作長編「獣心公と家族の肖像」と同じ架空の国の違う時代の話となっております。共通した家名などは登場しますが、話にはほとんど繋がりはありませんので、独立したものとしてお読みいただけると思います。
文字数 114,449
最終更新日 2019.08.28
登録日 2019.08.02
西暦二十一世紀。
世界最悪の街『ディストピア』では、人類の知恵と努力の結晶、対怪物への最終決定、驕りと愚かさの象徴、『超能力』が具現化し蔓延していた。
そんな中、圧倒的な力によって人類に恐怖を与え続ける『怪物』クレバーとその仲間たちもまた、『ディストピア』に越してきていた。
時として狡猾で時として滑稽な人間と『怪物』は、己の夢と野望を成就させるために戦いに挑む。
文字数 32,793
最終更新日 2019.06.12
登録日 2019.06.04
本気で恋したただひとりの女は、幽霊だった
命が削れるほどに、結ばれたいと思った─
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(本分より)
テレビのほうを向いているから顔は見えない。サックスブルーのホットパンツ姿でなめらかな象牙色の脚を畳んでいる。とても綺麗だった。
緑色のほろほろと崩れた土壁に何か刺さっていた。
「藁人形に五寸釘」
なんだあれは、と声を震わせ、そこから逃げた。
なめされた瑪瑙色のアパートに戻った。ふとんに大の字になって頭を掻き毟った。夜が更けても、朝が来ても、その女のことが、頭から離れなかった─
文字数 25,572
最終更新日 2019.04.27
登録日 2019.03.31
発展とは程遠い辺境の村に生まれ、その村で静かに一生を終える事を望む少年テオドミロ。
若者たちが次々都会に旅立ち、ゆっくり死に向かってゆく村で狩人を目指し日々生活しているテオドミロだったが、故郷の森で一人の少女と出会った事で、終わりの見えない仇討の旅に出る事に。
『行こう』
全てを失った少年が手を伸ばし。
全てを失った少女がその手を取った。
敵討ちで始まった二人の旅の終焉がどこなのか。
この時の二人には知る由もなかった。
文字数 271,479
最終更新日 2019.01.28
登録日 2019.01.15
「心霊スポットに行ってみないか?」
始まりは大学時代からの友人中野のそんな一言だった。
何故に心霊スポット?
自慢ではないが俺には霊感など全くないし、そもそも心霊現象そのものを信じていないし興味もない。
大学を卒業してからブラックではないけれどもホワイトとも言い切れないそれこそ日本に掃いて捨てるほど存在するグレーな会社に就職し、休日になれば幼なじみである木嶋海斗と共に過ごすか、偶に会う数少ないい大学時代の友人、もしくは同じ会社の知人達と余暇を過ごしたりと山も谷もない日常を繰り返していた平凡な社会人4年生。
栗田相馬26歳未婚彼女なし。
それが俺だ。
そんな俺と──ついでに一緒にいた海斗に向かって放たれた中野総悟の何気ない誘いに、俺はいつものように特に深く考える事なく頷き、海斗もそれに同意した。
しかし、この時の俺達は知らなかった。
──この安易な決断が、人生を左右する大きな分岐点だったという事に──
文字数 118,392
最終更新日 2019.05.10
登録日 2018.12.30
裏社会で消費されては消えていく、被虐者の運命だった少年は、世にも恐ろしき庇護者と出会う。
名前も、親も、何の力も持たなかった少年は、何者に成り得たのか。
この作品は、Webコンテンツに掲載中のオリジナル物語「MACHINE GUN GUILTY」に登場する人物の生い立ちを記した外伝です。
「MACHINE GUN GUILTY」は、近未来都市の暗部で戦うことしか生きる術を持たない若者達の、戦いと絆の物語です。(設定、イラスト、ショートストーリーを掲載)
http://www.gukei.com/tackey/garactan/story_mgg.html
文字数 9,592
最終更新日 2018.09.21
登録日 2018.09.21
2xxx年、柳田博士が唱えた理論———人は意識のその奥、無意識仮想領域圏でつながっており、その無意識領域に介入することで、同時多数の人間の行動を指定することができる———というそれは、彼自身が引き起こしたテロ行為により、証明され、今もなおその脅威に人々はさらされている。
一度眠りに入って目覚めなくなる眠り姫症候群、集団で破壊衝動を抑えられなくなるスサノオ症候群———近年、猛威を振るう奇病や奇行は、柳田による無意識仮想領域へのアクセスの結果ではないかとされている。
柳田が作り上げた心理世界に対抗するべく作られた組織、機関。そこに所属する工作員は、仮想領域圏に唯一入り込める稀有な人材として、英雄と人々はよんだ。
彼らの多くは、一般人であり、その存在を隠し、生活している。一方で警察機関や、特殊機関に属し、その力をふるう者。あるいは、スーパースターとして、階をのぼり、機関の地位を上げる広報活動にいそしむもの。
彼らは一体何を思い、戦うのか。これは英雄と呼ばれた彼らの物語。
文字数 30,797
最終更新日 2018.10.02
登録日 2018.09.30
カミサマ…かと思ったら、違うみたいだね。
此処に「人」が来るなんて珍しい。
迷いこんで来たの?
それとも、「あの人」に招かれて来たのかな?
まあ、どちらでもいいか
ようこそ、「セカイ」の入口へ
僕が鍵を開けることが出来るのはこの「無色」の扉
この先はある種の無法地帯
鍵を開けることは出来ても、
残念ながら僕は、キミをこの先へと「案内」する資格はないんだ
だから、興味が出たら覗いてみるといいんじゃないかな
時間潰しくらいにはなると思うから
そしてまた、「僕」に会いに来てくれると嬉しいな
文字数 16,063
最終更新日 2017.12.23
登録日 2017.11.09
「私はこの世界を視る者。人間のためにならない《《モノ》》は、躊躇も、容赦も、慈悲もなく、消しさります。」
マテリアライザーのツカサは”傭兵”として街から街へと渡り歩く。目的はあれども行き先がわからないまま・・・。
明るいコメディのライトノベルを目指したのですが、展開によりブルーなストーリーに。
数エピソードで構成される章(話)単位に公開していきます。
徐々に明かされる背景と共にお楽しみいただけたらと思います。
※この作品は「カクヨム」「小説家になろう」にも掲載しています。
文字数 91,976
最終更新日 2017.11.16
登録日 2017.10.15
『この手を取って、後悔しない“アナタ”はいなかった』
俺は、俺の人生を生きているだけだった。
俺は、俺の人生を生きているつもりだった。
だけど本当は、俺は俺じゃなかった。
俺を俺と、誰も見ていなかった。
だから俺は探す。
大切な人の死も、理不尽な運命も、鬱陶しいあいつも、俺自身をも乗り越えて。
この冒険の果てに、きっと大切なものを見つけてみせる。
※ ※ ※
冴えない高校生男子だった主人公が美少女魔法剣士に転生した異世界転生モノです。
いろいろと苦労しながら背負わされた運命に抗う姿を描いていきたいと思います。
作者自身、いろいろと手探りしているお話なので、しょっちゅう体裁や雰囲気が変わるとは思いますが、大目に付き合っていただけたら幸いです。
※同様の小説を『小説家になろう』さんにも投稿しています。
文字数 420,608
最終更新日 2018.11.03
登録日 2016.11.22
27
件