完結小説一覧
新ルールに変わってから、5作品ずつの投稿になり、ご面倒をお掛けしておりますが、作者の良心として、常にルールに則った上で、正々堂々と勝負したいと思っております。
現在、ライト文芸大賞へのノミネート権をゲットし、ショートショートの新作5点で最後の勝負を掛けたいと思っております。
これまで読んで頂いた皆様のお陰で、ライト文芸大賞のノミネート権を得る事が出来ました。
本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。結果は二の次として、精一杯トライさせて頂きます。
今回、貴重なチャンスを得た、作者からのお願いです。
作品は全てが完結形式で、5分程度で読める作品ばかりなので、目を引くタイトルだなぁと、興味を持ってもらえたなら、通勤時間中でも、昼休みでも、交通機関の渋滞中でも、何ならトイレ休憩中でも構いませんので、ポチっと押してサクッと読んで、クスっと笑って笑顔をチャージして頂けたら幸いです。
文字数 6,559
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
英語を仕事に活かすことを夢見る紬は、英語講師の傍ら、ハードなバイトをこなす日々。憧れの朝陽くんの主催する講座を受けながら、勉強に励んでいた。ある日、メンタルクリニックで偶然出会った、自分と真逆の青年・葵と打ち解けていくうちに、紬の中で変化が生まれていく。直向きで不器用なアラサー女性の物語。
文字数 7,411
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
私は身代わりとして産まれて来た。
私が産まれる前に亡くなった姉『彼方』
お父さんとお母さんは、その代わりを作るべく私を作った。
私は写真でしか顔を知らない彼方の面影を、十五年以上重ねられてきた。
高校生。
彼方がついにたどり着けなかった年齢に届いた私。
何かが変わるかもしれないという微かな期待。
けれど、現実は私が望んだものとはあまりにもかけ離れていた。
文字数 29,842
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
レドゼンツ伯爵家の次女メルティは、水面に映る未来を見る(予言)事ができた。ある日、父親が事故に遭う事を知りそれを止めた事によって、聖女となり第二王子と婚約する事になるが、なぜか姉であるクラリサがそれらを手にする事に――。51話で完結です。
文字数 104,190
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.12
真広は双子の妹である真理恵と若い頃から母親の介護をしていた。
ある日、その母親の葬式で出会った子供を預かってほしいと電話がある。
半ば押しつけられた形で子供を迎えに行くと、その子にはねこの耳が生えていて……。
文字数 110,554
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
桃子の彼氏である勝也は、アマチュアバンドでギターを担当していた。しかし一向に上がらない人気と、桃子との結婚を機に、次の舞台を最後に解散すると決意した。せめて最後くらい、満員の舞台で演奏させたいと願う桃子は、偽りの落書きをしてしまう。
文字数 5,227
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.29
駆け出しの小説家黒河は、恩師の教授に自身の物語を渡しに行く。するとその教授はその物語に対して、「美味しい」という評価をする。
教授は誰よりも物語を愛している──のかもしれない。
文字数 4,037
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
普通ってなに?
多様性ってなに?
都内に勤めるOLのさくらは、たまたま入った店で自身の母に再会する。思わぬかたちで母に再会した母は、自身の過去を思い出す。さくらは小学生にあがる前、母方の祖母のもとで育ち、なぜ「普通にできないのか」と言われ、肩身の狭い思いをしたことがあった。そのときに感じた「普通」とは何か、という疑問を抱えながら大人になったさくらは、上京し、「薫ちゃん」と出逢う。
薫ちゃんは世間一般的に見れば、普通ではなく、家から勘当された身だった。
薫ちゃんの生き方が、「普通じゃなくても良い」を体現したものだと思ったさくらは、特に何の目的もないまま同居している。
ふたりでぬるま湯につかるような感覚に浸りながら、日常を送り続けるのかしれない。
文字数 9,675
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
流されるままに日常を生きている彼女には、交差点の向かい側にいる男が鳥に見えた。暑さと疲労で茹だっている心身。青に変わる信号。押し流される人の波。いつもと変わらないはずだったのに。
交差点で肩が触れ合った男の存在が気になった彼女は、人波に抗い男を追いかけた。
信号待ちをしていた男は、人波に抗うことなく交差点を渡りきり〝ある賭け〟を終えて帰還するはずだったが、渡る前に見知らぬ女と肩が触れ合ってしまう。
何事もなくその場を立ち去ったものの、突如、肩を掴まれて振り返った先にいたのは、接触した女だった。
交差点の片隅から始まる、名前も知らない二人が語る〝命〟に対する価値観の違いとは。
文字数 14,203
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
「リリア、本日を持って君との婚約を破棄する!」王太子トーマス殿下に婚約破棄された私、リリア。そのトーマス殿下の腕にぶら下がって、嬉しそうに微笑む男爵令嬢ナタリー。ああ、ありがとうナタリー、頑張ってね!私はナタリーを応援しているわ!ナタリーのおかげで私は自由になれるんだもの!なんて喜んだのもつかの間「ナタリーを苛めた罰としてお前にはボンディング公爵の元へ嫁いでもらう!」ですって?はぁ?ボンディング公爵って『魔物公爵』と呼ばれる悪名名高いあのボンディング公爵?そこに嫁げって?くっそー!やってくれたわね!トーマス殿下め、計画が台無しじゃないのよ!!
‥‥‥まぁ、王太子殿下の命令なら仕方ない。前世アイドル、今世ヒロインの私リリアなら何とかなるでしょ!ってヤバイ!なにこれ?!魔物公爵がめっちゃかっこいいなんて聞いてないんですけど?!
文字数 68,365
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.27
ジェレマイア公爵家のヒルトンとアールマイト伯爵家のキャメルはお互い17の頃に婚約を誓た。しかし、それは3年後にヒルトンの威勢の良い声と共に破棄されることとなる。
「お前が私のお父様を殺したんだろう!」
身に覚えがない罪に問われ、キャメルは何が何だか分からぬまま、隣国のエセルター領へと亡命することとなった。しかし、そこは異様な国で...?
※拙文です。ご容赦ください。
※この物語はフィクションです。
※作者のご都合主義アリ
※三章からは恋愛色強めで書いていきます。
文字数 89,809
最終更新日 2024.04.28
登録日 2023.12.29
【ある朝、突然、目が見えなくなっていたらどうするだろう?】
大手電機メーカーに勤めるエンジニアの響野(ひびの)は、ある日、原因不明の失明状態で目を覚ました。
とるものもとりあえず向かった病院で、彼は中学時代に同級生だった水元(みずもと)と再会する。
十一年前、響野や友人たちに何も告げることなく転校していった水元は、複雑な家庭の事情を抱えていた。
目の不自由な響野を見かねてサポートを申し出た水元とすごすうちに、友情だけではない感情を相手に抱きはじめる響野だが、勇気を出して想いを伝えても「その感情は一時的なもの」と否定されてしまい……?
重い過去を持つ一途な攻め × 不幸に抗(あらが)う男前な受けのお話。
途中シリアスな展開もありますが、ハッピーエンドです。
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・エブリスタ掲載の『ポケットのなかの空』を改題・加筆修正のうえ公開しています。
・性描写のある回には「※」マークが付きます。
*-‥-‥-‥-‥-‥-‥-‥-*
文字数 236,702
最終更新日 2024.04.28
登録日 2023.10.15
日本時間の十月十四日午前十一時四十八分、三時間後に世界が終わることが発表された。後たった三時間で世界は終わる。そんな終わる世界の物語。
ただこの世界には,大きな秘密がある。
一話完結の連作形式。すべての物語は最終話に収束する。
文字数 116,163
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.23
「不倫なんてしていない」そう言い張る旦那のトリリオンは、明らかに隣家の未亡人シーラと男女の仲になっていた。問い詰めた私に暴力を振るおうとする始末で困り果てていた時、シーラの旦那を名乗る男性が現れて……
文字数 11,067
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.25
♡ちょっとエッチなショートショートをご覧いただきありがとうございます。作者の『x頭金x』と申します。運営についてのお知らせです。書かれたショートショートは一定の期間および閲覧者が誰もいなくなったと判断した時点で削除し、ちょっとエッチなアンソロジー〜〇〇編〜に編入いたします。なぜかと申しますと、そっちの方が見やすいしわかりやすいと判断したからです。しおり、お気に入り等して下さった方には申し訳ありませんが、どうかご理解のほどよろしくお願いしっま〜す♡
文字数 1,719
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.27
地方都市の大学に通うひよりは、もやもやした思いを抱えながら、カメラを片手に街をひたすら歩いていた。
ある日ひよりは、日課である撮影の途中で、真一郎という少年に出会う。
ひよりはいつでも笑顔を絶やさない真一郎と過ごすようになり、お互いが似た状況にあることを打ち明け合う。
「まっすぐ息をしたい」。そう願うひよりが、真一郎と見つけたものとは――。
文字数 24,049
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.27
目黒美咲の絵画に心奪われ、趣味の小説執筆が手につかなくなった青年の前に、絵画のモチーフにそっくりな少女が現れた。
青年は、断られることを前提で少女に執筆取材を申し出たが、なんと1ヶ月限定で了承されてしまう。
誰もが釘付けになる美貌、思いやりと気遣いに由来する正しい姿勢、少女らしくも無駄のない自然な動き。
最高のモチーフを手にした青年は、徹底的な準備と、血の滲むような努力で、最高傑作を書き上げようとするが……。
文字数 8,615
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.27
※本編完結しました。お付き合いいただいた皆様、有難うございました!※
両親を事故で亡くしたティナは、膨大な量の光の魔力を持つ為に聖女にされてしまう。
多忙なティナが学院を休んでいる間に、男爵令嬢のマリーから悪い噂を吹き込まれた王子はティナに婚約破棄を告げる。
大喜びで婚約破棄を受け入れたティナは憧れの冒険者になるが、両親が残した幻の花の種を育てる為に、栽培場所を探す旅に出る事を決意する。
そんなティナに、何故か同級生だったトールが同行を申し出て……?
*HOTランキング1位、エールに感想有難うございます!とても励みになっています!
文字数 284,305
最終更新日 2024.04.27
登録日 2023.03.01
「──ごめん。ぼくと、別れてほしいんだ」
オーブリーは、頭を下げながらそう告げた。
街で一、二を争うほど大きな商会、ビアンコ商会の跡継ぎであるオーブリーの元に嫁いで二年。貴族令嬢だったナタリアにとって、いわゆる平民の暮らしに、最初は戸惑うこともあったが、それでも優しいオーブリーたちに支えられ、この生活が当たり前になろうとしていたときのことだった。
いわく、その理由は。
初恋のリリアンに再会し、元夫に背負わさせた借金を肩代わりすると申し出たら、告白された。ずっと好きだった彼女と付き合いたいから、離縁したいというものだった。
他の男にとられる前に早く別れてくれ。
急かすオーブリーが、ナタリアに告白したのもプロポーズしたのも自分だが、それは父の命令で、家のためだったと明かす。
とどめのように、オーブリーは小さな巾着袋をテーブルに置いた。
「少しだけど、お金が入ってる。ぼくは不倫したわけじゃないから、本来は慰謝料なんて払う必要はないけど……身勝手だという自覚はあるから」
「…………」
手のひらにすっぽりと収まりそうな、小さな巾着袋。リリアンの借金額からすると、天と地ほどの差があるのは明らか。
「…………はっ」
情けなくて、悔しくて。
ナタリアは、涙が出そうになった。
文字数 26,866
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.03.28
元商人であった父が、お金で貴族の身分を手に入れた。
私というコマを、貴族と結婚させることによって。
でもそれは酷い結婚生活の始まりでしかなかった。
悪態をつく姑。
私を妻と扱わない夫。
夫には離れに囲った愛人がおり、その愛人を溺愛していたため、私たちは白い結婚だった。
それでも私は三年我慢した。
この復讐のため、だけに。
私をコマとしか見ない父も、私を愛さない夫も、ただ嫌がらせするだけの姑も全部いりません。
姑の介護?
そんなの愛人さんにやってもらって、下さい?
あなたの魂胆など、初めから知ってましたからーー
文字数 31,216
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.20
ーー自業自得だ。
だって、私は家族を捨てたのだから。
誰かを不幸にした後で、他の誰かと幸せになろうなんて都合の良いことを願ったから、天罰が下ったのだーー
アパートの汚部屋で孤独に暮らす、ヘビースモーカーのアキ。
彼女はとある事情から、〝母親になり損ねた〟女だった。
ーーあの時の気持ちのまま、母親になれたら良かったのにーー
アキの心によぎる後悔とは?
文字数 2,776
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.26
子供の頃、兄がいたずらでカエルを地面に叩きつけた。
それを見た僕の方が、なぜかしら夜中にお化けを見てしまう。
文字数 1,422
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.04.25
とある屋敷で奴隷同然の生活を送っていた、身元不明の上に過去の記憶を失っている美少女・ローゼ。
ひょんなことから出会った美貌の青年貴族・ユリアンに拾われ愛されるものの、彼女には自身も知らなかった秘密があって……?
完結しました。
舞台は西洋風の架空世界です。世界観についてはユルユル設定なので、御了承ください。
動植物や食べ物などリアル世界と同じ名称のものが登場することもありますが、似たようなものがあって、読者の方に分かりやすいよう翻訳してあると解釈していただければ幸いです。
サブタイトルに☆が付いているのは、性描写を含むエピソードです。
※が付いているのは、主人公以外のキャラクター視点のエピソードです。
2024年4月 若干の加筆を行いました
この作品は「ムーンライトノベルズ」様、「エブリスタ」様でも掲載しています
文字数 103,585
最終更新日 2024.04.25
登録日 2023.09.22
街の薬師をしているティアは、幼い頃に負った病気のせいで目が見えない。
ティアの世界は音と匂いでできているのだ。
そんな視力を失ったティアを見初めたのは…この国の…。
純愛をテーマにしていきたいと思います。
現在、諸事情により配信が止まっています。
再開の目処が立ちませんが、一部だけでもどうぞ。
文字数 45,316
最終更新日 2024.04.24
登録日 2021.02.10
パーティー会場から少し離れた森の中で、男女の関係になっている一組の男女がいた。男の方は私の夫ダリアで、女の方は可愛らしい男爵令嬢ローラ。浮気現場を目撃してしまった私は茂みから飛び出し宣言する。「ダリア様。あなたとは離婚させて頂きます」
文字数 11,011
最終更新日 2024.04.24
登録日 2024.04.23
中学三年生になったばかりの久保田奈緒は、塾帰りのある夜、古びた歩道橋の上で登校拒否児童で十一歳の白木星志に出会う。歩道橋の上から星空を眺めるのが好きだという実年齢より少し大人びた彼に惹かれた奈緒は、毎晩彼に会うために塾の帰りに歩道橋に立ち寄るようになった。
奈緒は誰にも言えなかった悩みを星志に打ち明け、更に彼と過す時間を大事にするようになったが、星志には奈緒にも打ち明けられない秘密があった。
お互いの孤独はお互いでしか埋められない二人。
大人には分かってもらえない、二人の心が辿り着ける場所は果たしてあるのか。
誰もが通る思春期の屈折の道に迷いながら進む彼らの透き通った魂をご覧ください。
文字数 77,917
最終更新日 2024.04.24
登録日 2024.04.15