ほのぼの小説一覧
全身を黴に侵された化け物が人を襲うという怪奇話がワイドショーで語られる今日この頃。
平凡な高校に入学し平凡な人生とちょっと恋愛のトッピングを願う平凡な少年野々村は同じクラスになった朝神真帆と出会ってしまった。
恥ずかしいほど無理なツンデレを演じる彼女の秘密と制服に隠れていた彼女の魅惑の肢体を知ってしまった少年に平凡な生活を送ることができるのだろうか。
ついでに謎の化け物とは? 正義の味方とは? 謎にもならない謎が少年少女を翻弄する?
文字数 25,330
最終更新日 2024.05.11
登録日 2024.05.11
婚約破棄され捨てられ不幸ばかりのレイナは、ある日、確定ガチャというチートを手に入れる。目の前に現れたガチャを回すと“幸福”が現れた。
文字数 1,688
最終更新日 2023.08.17
登録日 2023.08.16
普通に恋をしたいOL 鈴鹿 亜弓。
会社の人たちに食事しようかと誘われれば行きますし。
飲み会に混ざればそれなりに近くの人と話します。
何故かそれがちょっとした噂になることがしばしば。
まったく知らない事、彼女がいたとか、狙ってる子がいてそのための飲み会だったとか。
こうして積み重なった見知らぬ微罪で『悪女』のレッテルが貼られてしまいました。
食事しただけ、話をしただけ、たいていそれだけなのに・・・・。
やっと分かった。
社内に出会いは期待しない!!
そしてちょっとした事件があってもう会社の入ってるビル全体、無理になった・・・・。
事件は思ったより尾を引いて変な具合になりましたが。
周りの幼馴染にして同期の林と浩美と楽しみながら今日も元気にOLしてます。
文字数 93,821
最終更新日 2018.12.07
登録日 2018.10.31
眠れぬ夜、突然眩しい光に吸い込まれた俺。
次に目を開けたら、そこは誰かのベッドの上で……っていうか、男の腕の中!?
俺を抱き締めていた彼は、この国の王子だと名乗る。
そんな彼の願いは……俺に、夜の相手をして欲しい、というもので──?
【全10話で完結です。R18のお話には※を付けてます。】
文字数 16,824
最終更新日 2022.07.26
登録日 2022.07.17
【ざっくりあらすじ】
何者かに転移させられてしまった。そこはケモミミの獣人や魔法がある世界だった。すべてはケモミミ様のために。のんびり冒険、魔物討伐、美女、主人公強い。そんなお話です。
【あらすじ】
林信希(はやし まさき)は夢にまで見た、ケモミミふさふさの獣人が居る異世界に転送されてしまう。最初に居た町でいきなりかわいい獣人たちと出会う信希だが、差別や迫害の対象になっていた彼女たちを救うために、彼女たちを引き連れて王都に向かうことになる。
徐々に自分が持っている強すぎる力を自覚する信希は、獣人たちを助けるためにその力を使っていく。現実世界では女性経験のなかった信希だが、どうやら生粋のスケコマシで同行する彼女たちは信希に惹かれていく。
彼女たちと冒険を続ける信希は、この世界のことを知っていき何を選択していくのか──。
【この作品の詳細情報】
R15指定は念のため付けています。
現段階ではタイトルの変更はありません。※文字制限のため多少の変更あり。
「カクヨム」さんにも重複投稿しています。
「小説家になろう」さんから重複投稿しています。
文字数 354,577
最終更新日 2023.05.02
登録日 2023.04.21
緑が大好きで花卉栽培の仕事をしていた梅原柚季。
ある日、大きな地震が起きた際に倉庫の上の棚に置いていた植木鉢が頭上に落ちてきたことにより死亡。
その後、神達から自分達のせいでで殺してしまったと謝罪を受ける。
そのお詫びにと受け取ったのが緑の指使いという能力だった
後は、好きに過ごして何かあったら神達を頼ってくれと言われた柚季は、取り敢えず人があまり寄り付かない何処の国の領土でもない大森林の中で喫茶店をする事になった。
これから柚季の生活はどう変わっていくのか…?
文字数 1,916
最終更新日 2023.03.11
登録日 2023.03.11
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
文字数 11,010
最終更新日 2020.07.17
登録日 2020.07.07
新しい聖女様が幸せな生活を送っているだけ。ほのぼのしてるだけ。
レティシアはアドルフと結婚してからずっと幸せだ。可愛い息子レアンドルと可愛い娘アイリス、そして新たな命にも恵まれた。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 3,103
最終更新日 2023.03.11
登録日 2023.03.11
死んだはずが何故か猫になっていた
「でも猫になれば人間より楽できるし、面倒なこと起きないんじゃないの…?」
そうして私のゆったりとしたスローライフが…始まらなかった
文字数 13,224
最終更新日 2021.06.12
登録日 2021.06.12
両親にすら不要とされた少女が、聖女の〝おまけ〟として異世界に召喚されてしまった。
日本には帰れない。この世界での役割もない。中途半端な存在となってしまった孤独な少女・ニコが、愛情を知って幸せになるまでの話。
(完結しました。読んでくださったかた、ありがとう!)
3万文字程度のお話。他サイトにも投稿。
文字数 30,594
最終更新日 2023.08.20
登録日 2023.08.09
妻に先立たれ、酒を浴びる毎日を送り余生を楽しんでいた岡村鉄次郎70歳は、愛刀の鉄佳を月に照らした瞬間異世界に転移してしまう。
偶然ゴブリンキングから助けた皇女シルアに国を立て直すよう頼まれ、第二の人生を異世界で送ることに。
肝臓が悲鳴を上げ寿命が尽きると思っていたのに、愛刀を持てば若返り、自衛隊上がりの肉体はちょっとやそっとの魔物くらい素手でワンパン。あくまで余生を楽しむスローライフを希望するじじいの元にばばあが現れて……?
俺TUEEE改めじじいTUEEE物語が今始まる。
強いじじいと強いばばあ好きな方は是非宜しくお願いします!
文字数 27,510
最終更新日 2022.05.21
登録日 2022.04.29
ハルノ村という小さな村に住むミラは、15歳になった年に仕事をもらう。
それは長らく村にいなかった「薬師様」の「お世話係」だった…。
色気ダダ漏れのチートな薬師様と純情な少女の物語。
ファンタジーな設定で、ご都合主義です。R15は保険です。
ほのぼのモノ…のつもりです。薬学云々はファンタジー設定です。
すみません。なるべく頑張るので…(弱
※自小説の「伝説の騎士は伝説になってるけど、まだ現役です」「転生して勇者の補佐をしろと言われました」のキャラが出てきますが、読まなくても大丈夫です。
小説家になろうで同じ内容で連載しております。
文字数 61,091
最終更新日 2016.06.24
登録日 2016.05.24
王太子殿下との婚約破棄を切っ掛けに、何度も人生を戻され、その度に絶望に落とされる公爵家の娘、ヴィヴィアンナ・ローレンス。
嘆いても、泣いても、この呪われた運命から逃れられないのであれば、せめて自分の意志で、自分の手で人生を華麗に散らしてみせましょう。
私は――立派な悪役令嬢になります!
文字数 209,318
最終更新日 2020.02.03
登録日 2019.09.18
仕事一筋で四十手前まで生きてきたサラリーマンの津ヶ谷良典。
ある日、久しぶりに運動しようとウォーキングに出かけた先で、目の覚めるような和装美青年と出会う。
つい見惚れながらもすれ違おうとした時、とつぜん腕をつかまれて声をかけられた挙句に、家に住まわせてくれと頼まれて――!?
アラフォーリーマンと大人の姿になってしまった妖怪の座敷童子との、ほのぼのホームラブストーリーです。
他サイト様にも掲載しております。
文字数 47,662
最終更新日 2021.02.28
登録日 2021.02.23
ドラゴンの加護により栄える世界。ドラゴンの加護や祝福を受けるためには100年に一度ドラゴンの嫁として人間の若い娘を差し出さなければならなかった。若い娘達は皆ドラゴンの嫁に差し出されることを恐れていた。が、何を思ったかとある男爵令嬢が自らドラゴンの嫁になると言い出した。…え?だってドラゴンのお嫁さんの実家って必ず栄えるでしょ?うち、借金まみれで爵位も低いし領民からの評判も悪いし、このままじゃ両親と弟二人と妹七人が路頭に迷いかねん。だったら私、ドラゴンのお嫁さんになります!そんな打算まみれの花嫁がドラゴンに溺愛されるだけの話。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 29,686
最終更新日 2021.08.03
登録日 2021.07.06
虹の橋の袂で飼い主の天寿全うを待ちながら、のんびり自由に暮らすモフモフ達。
そこへ一人の神がやってきた。
話を聞くと、創造神である兄が人間界のゲーム、マ○クラに夢中になり引きこもり、自分の役割を放棄しているのだと言う。
そのせいで人間界と魔界の均衡が崩れ、魔物が人間界で好き勝手に悪さをしていく。
荒れ始めたこの世界を救うため、力を貸して欲しいと頼まれる。
創造神ゼウスの職務放棄、引きこもりをモフモフ達は解決出来るのか?!
※出典 虹の橋
天国のすこし手前に
「虹の橋」と呼ばれる場所があります。
動物たちは旅立った後、
この虹の橋へ行くのです。
虹の橋のたもとには、緑が広がっていて、
ごはんもお水もたっぷりあります。
そこではケガや病気も治り、
元気な姿を取り戻して
優しいお日様の光の中で、温かく心地よく
たくさんの仲間たちと楽しく遊んでいます。
あなたたちは、虹の橋で再会を果たします。
それから、あなたたちは
一緒に虹の橋を渡って天国へ行きます。
プロローグ等の舞台となっている虹の橋の袂とは、作者不明の詩【虹の橋】からイメージしたものです。
文字数 25,654
最終更新日 2023.12.29
登録日 2023.09.03
「貴方の事……もぉ好きじゃない…」
と告げたのは彼の為……貴方の未来の為に……
彼はいつも学園で1人空ばかりみていた子。黒い髪をぼさぼさに伸ばして前髪すら切らないから顔だって見えないし、ボロボロのシャツを纏っていかにも貧民な子。クラスでも浮いてたし友達だって居ないし、彼に話しかけようとする人なんて私ぐらいだった。
そんな彼が気になり、いつしか世話を焼きはじめそして彼のパトロンへと成り上がり行く行くは有閑マダムになる夢をみるお馬鹿な女の子のお話です。
文字数 10,812
最終更新日 2022.10.18
登録日 2022.10.18
文字数 115,034
最終更新日 2021.05.12
登録日 2020.08.22
一方的に婚約破棄されたのに、婚約指輪を返せですって?はい呪いを込めてお返ししますわ。
文字数 840
最終更新日 2022.05.08
登録日 2022.05.08
これは2020年、ウイルス疾患が流行していた時期のお話です。
旅行ができない日本人を異世界に召喚して、ツアーのガイドをする女子高生アンナの物語です。
*
日本の女子高生アンナは、召喚されて異世界で暮らしていました。
女神から授かった能力を使う、気楽な冒険者生活です。
しかし異世界に不満がありました。食事、娯楽、情報、買い物など。
日本のものが欲しい。魔法でどうにか出来ないか。
アンナは召喚魔法で、お取り寄せが出来ることを知りました。
しかし対価がなければ窃盗になってしまいます。
お取り寄せするには日本円を稼ぐ必要があります。
*
アンナは、日本人を召喚し、異世界ツアーガイドの代金で日本円を稼ぐことを思いつきます。
そして事前調査やツアー中、異世界の魅力に気付きます。
アンナはツアー客と共に、異世界の旅を楽しむようになります。
*
その一方で、
元々アンナは異世界の街を発展させるつもりはありませんでした。
ですが、ツアー客が快適に過ごすために様々なものを考案します。
その結果、街が少しずつ発展していきます。
やがて商業ギルドや貴族が、アンナに注目するようになります。
文字数 467,403
最終更新日 2023.01.10
登録日 2022.08.01
平野 陽太(ひらの ひなた)は、保育園で保育士の仕事をしていた。
子どもが好きな陽太は保育士になるのが昔からの夢だった。
その保育園に長門 隆真(ながと りゅうま)はいた。
母子家庭であり母親の帰りが遅くなることも多く、彼はよく最後まで保育園に残っている。
隆真は陽太の事を「ひな」と呼びながら1番懐いてくれる園児だった。
ある時隆真は、クローバーを陽太にプレゼントをする。
なぜ? と聞くと
「ぼくがおとなになったらおしえてあげる」
隆真は照れた笑顔のままそんな風に言ってきた
その約束の意味を、陽太は数年後知ることになる。
(R指定の話には話数の後に※印)
文字数 126,447
最終更新日 2023.01.13
登録日 2022.11.26
国を守るために、異世界から聖女が召喚された。
彼女は大層美しかった。どんな男でもよりどりみどりの容姿だろうに、何故か彼女はモブおっさん兵士でしかない自分のことが好きだという。
大人しくイケメン王子に恋しときなさいよ。なんで俺なんだよ。
文字数 7,976
最終更新日 2022.09.03
登録日 2022.09.03
高校生の麻丘涼我には同い年の幼馴染の女の子が2人いる。1人は小学1年の5月末から涼我の隣の家に住み始め、約10年間ずっと一緒にいる穏やかで可愛らしい香川愛実。もう1人は幼稚園の年長組の1年間一緒にいて、卒園直後に引っ越してしまった明るく活発な桐山あおい。涼我は愛実ともあおいとも楽しい思い出をたくさん作ってきた。
あおいとの別れから10年。高校1年の春休みに、あおいが涼我の家の隣に引っ越してくる。涼我はあおいと10年ぶりの再会を果たす。あおいは昔の中性的な雰囲気から、清楚な美少女へと変わっていた。
3人で一緒に遊んだり、学校生活を送ったり、愛実とあおいが涼我のバイト先に来たり。春休みや新年度の日々を通じて、一度離れてしまったあおいとはもちろんのこと、ずっと一緒にいる愛実との距離も縮まっていく。
出会った早さか。それとも、一緒にいる長さか。両隣の家に住む幼馴染2人との温かくて甘いダブルヒロイン学園青春ラブコメディ!
※特別編3が完結しました!(2023.11.14)
※小説家になろう(N9714HQ)とカクヨムでも公開しています。
※お気に入り登録や感想をお待ちしております。
文字数 1,011,865
最終更新日 2023.11.14
登録日 2022.06.01
数多くの剣聖を輩出してきたバルカス伯爵家に長男として生まれた俺、レオン・バルカスは、厳しい修行を重ねて剣術のみならずあらゆる武術、魔法、戦術を極めて剣聖の称号も得たのだが、あんまり剣を使わずに戦うようになってしまっていた。
あるとき、俺はひょんなことから父にして伯爵家の現当主、剣聖バルト・バルカスをキレさせてしまい「お前のような剣聖らしさの欠片もない奴は追放だ!」と言われてしまう。
弟のルークが親父の機嫌を直している間、俺は家を出て王都で冒険者をやることにしたのだが、偶然知り合ったちょっと変わった小娘を拾って保護者もやることになった。
こうして追放剣聖レオン・バルカスの子連れ冒険生活が始まったのだった。
文字数 103,472
最終更新日 2022.10.31
登録日 2022.09.26
東大陸で1、2を争う大国であるガルシア王国、そんな王都で賑わっている【まんぷく亭】というお食事処がある。
二人姉妹が営んでいるそのお店では少し変わった料理が提供されている。
変わっているが美味しいと評判のお店にやって来たのは第三騎士団の団長と副団長。
団長はこの国では怖がられるほどのガタイの良さのせいで27歳で伯爵家当主なのに婚約者が出来ずに困っている。
このお話は二人の姉妹がおくる騎士との恋の物語。
※身分差、年の差等盛りだくさんなお話です。
主人公である姉妹は転生者ではありません。
文字数 190,233
最終更新日 2023.07.27
登録日 2023.05.14
『もし転生するなら、人に怖がられなくなったら』
『わかりました! とびっきり可愛くしてあげます!』
俺の願いに対して、楽しげな声が返ってきて。
次に目を開けると、全身がもふもふな毛に覆われていた。
どうしていいのか分からない俺の前に聖女様が現れ、飼われることに。
こうして、異世界でゆるゆるなペットライフが始まるのだった。
文字数 144,932
最終更新日 2020.12.28
登録日 2020.12.16
『黒宮 利央』と『黒宮 律』の両親は8年前に事故で亡くなった。
当時二人はまだ中学生と小学生だったこともあり、親戚が引き取る話も出ていたが、まだ幼い8歳の利央が嫌がる姿が可哀そうで無理強いなどできなかった。
結局律は高校進学を諦め工場へ就職し、利央のため必死に働いた。
それから8年、律は23歳。
利央は16歳。
「大きくなったら俺が兄ちゃんを守る!」
両親を亡くした後、幼い利央はシロツメクサを詰んで兄である律へプレゼントし、そう誓っていた。
その記憶を今も胸に刻んでいる―― 。
* この物語は近親愛表現がメインとなります。
苦手な方はご注意ください。
(R指定の話には話数の後に※印)
文字数 136,808
最終更新日 2022.11.25
登録日 2022.10.09
文字数 55,874
最終更新日 2022.12.01
登録日 2022.08.25
『かつて世界を創造した七人の勇者がいた。
赤の勇者は六人を率いるリーダー。
青の勇者はリーダーを支えるもの。
紫の勇者は知恵をおくるもの。
白の勇者は癒しの力で守るもの。
緑の勇者は力の強きもの。
橙の勇者は魔法に秀でたもの。
黄の勇者は俊敏さに長けたもの。
それぞれが出会い、それぞれの力を生かし、魔の住処を破壊した。』
それは、何百年と昔からある有名な勇者の歌。
そして、ある吟遊詩人が、ずっと語り継がれている言い伝えを、物語を紡いで唄い旅をする。
-------
モーティナ神に仕える神の子の少女と、神殿近くに住む少年が、犯してはならない禁忌を犯し居なくなってしまった。
各国には、魔物が出現し、神の子と少年が禁忌をおかしたせいで魔物が増えたと世間では言われていた。
それから神の子不在のまま、途方もない長い年月が過ぎ去った……。
―― とある辺境の村では、二人の少年、アルスとファインは、いつものようにファインと二人で果物や木の実を取りに行った。
その日はいつもよりも沢山取れ、はしゃいで村へと戻った。
帰ったあとも、そんな穏やかな毎日がその日以降も続くと思っていた……。
(R指定の話には話数の後に※印)
文字数 374,966
最終更新日 2022.11.10
登録日 2022.05.26
間違った方向に高校デビューを果たしてしまい、みんなから、姫と崇められるようになってしまった朝霞(あさか)。
朝霞は実は、ゲームオタクなのだが。
眠るたび、まだやっていない乙女ゲームの世界に入り込むようになってしまう。
その夢の中では、高校の先輩で、朝霞とはあまり接点のないイケメン、十文字晴(じゅうもんじ はる)が、何故か王子様として登場するのだが。
朝霞が王子の呪いを解くと、王子は文句を言い出した。
「どうしてくれるっ。
お前が呪いを解いたせいで、お前を100年愛する呪いがかかってしまったじゃないかっ」
「いや~。
どうしてくれるって言ってる時点で、なんにもかかってないですよね~……?」
(「小説になろう」などにも掲載しています)
文字数 87,604
最終更新日 2021.09.29
登録日 2021.09.14
相原和香(あいはら わか)は生まれて初めて一目惚れをした。
夏祭りの夜。
相手は理生(りお)。友人の中学時代の同級生。
凛とした雰囲気を纏った女子高生。
おんなどうしの友情と恋と、その他もろもろ。女子高生の甘くてほろ苦い青春ストーリー。短編。
文字数 1,072
最終更新日 2022.08.01
登録日 2022.08.01
母親が難産で亡くなり父と兄は、マリーゼを甘やかして育てた。
しかし母親の実家から付いてきた侍女達は、マリーゼを生んだせいで母ヴァネッサが亡くなった恨みを抱いていた。
「奥様はマリーゼ様を生んだせいで亡くなったんですよ」
「ヴァネッサ様が亡くなって、旦那様と坊っちゃんがどれほど悲しまれたか」
侍女達は日々、マリーゼに辛くあたった。
マリーゼは自分に意地悪をする侍女や使用人を次から次にクビにするが、それが男爵領に広まり我が儘令嬢と噂されるよになる。
屈折して育ったマリーゼは、令嬢とは思えない行動に出る。
日々、街中を歩きネタを探しては暴露記事を書きお金を稼ぎ捲っていたのだ。
そんなマリーゼを面白く思っていない謎の人物が現れる。
ライバル誌のホットラブ暴露記事の記者である。
マリーゼの記事の批判から始まり、誘拐事件にも関わっている疑いがあるが、証拠がつかめない。
しかしそんな悪役令嬢として嫌われるマリーゼにも、味方がいた。
学生の身でありながら、金髪碧眼、ハンサムな男爵領の実業家の顔を持つ兄のヨーク卿。
そして黒髪を1本でしばる美形なマーティンは、伯爵の身分でありながらヨーク卿とは名前で呼び合う親しい友人。
マリーゼを嫌う令嬢達の罠にはまるマリーゼを救う人は現れるのか。
文字数 7,854
最終更新日 2024.04.07
登録日 2024.04.03
「いいなー姉さん」
そう言う弟の目はお土産のお菓子に向かっている。
定番の婚約破棄・婚約解消と仲良し姉弟がほのぼのお茶をしていたりなお話しです。
投稿が久々過ぎて色々やり方忘れてましたが誤字脱字だけは気をつけました。
楽しんでいただけたらうれしいです。
※「小説を読もう」にも投稿しています。
文字数 9,964
最終更新日 2021.06.13
登録日 2021.06.13
「なるほど、そのような経緯でしたか。それはさぞ辛かったでしょう。しかし、こうして偶然にまたお会いできるとは。これも神のお導きというものです。人生、いつ何が起こるか分かりませんな。はっはっはっ」
どうやら、俺が死んだことを知らないらしい。
この笑顔を見ると、正直言ってかなりほっとする。
俺の最期を見届けた人が一人でも生きているという事実が嬉しいのだ。
「あのう……」
そんなことを考えていると、王女がおずおずと言った。
「お城で何があったのですか?」
「ああ、それはですな」
教皇は事のあらましを王女に話した。
国王と宰相が共謀して俺を処刑したこと。
処刑前日に俺が逃走を図り、モンスターの巣窟と化した森を抜けたこと。
そして、その途中で崖から落ちて死んでしまったこと。
もはや、俺とは全く別人の話である。
王女は終始黙って聞いていたのだが、聞き終わると俺を見つめて言った。
「……そうですか、それはお気の毒に」
「いえ、もう過ぎたことです。教皇様さえ気になさらなければ大丈夫です」
「左様ですか。何かあればいつでも相談に乗りましょうぞ。神の御心のままに」
「ありがとうございます」
俺はそう言って頭を下げた。
まあ、何にせよ良い人に会えたと思う。
今後とも色々と相談できそうなので、少し安心した俺であった。
(これで、話は終わったな)
そう考えていた矢先……。
王女は更に驚くべきことを言い出したのである。
「ところで、お父様とお母様にはいつお引き合わせいたしましょうか?」
……え? お引き合わせって、どういうこと? 俺は教皇様を見る。
しかし、彼は首を横に振るばかりであった。
(やばい!!)
俺の背中に冷や汗がダラダラと流れる。
もうすでにこの時、俺の心臓はバクバクである。
そんな俺を見て王女は言う。
「そういえば、まだわたくしのこと話していませんでしたね」
「わたくしの名前はティアラ・レオーノと申します」
これはまずいことになった……。
文字数 826
最終更新日 2023.12.27
登録日 2023.12.27