もう遅い小説一覧

170 12345
121
ファンタジー 連載中 長編 R15
 アイザックの街最強のパーティー『黄金の旋風』に所属する“アデル”は、突然、リーダーである“エリアル”に追放を言い渡される。  それは、エリアルだけでなく、幼馴染で恋人の“カルラ”を含めた全員の総意であると。  到底納得できず、理由を尋ねるアデルだが、そんなカルラから返ってきたのは無情な答え。 『私達は、ガラクタや“役立たず”なんていらないの』  そう……アデルの職業[技術者(エンジニア)]は、一般的な大量生産品しか作れないような全く使い物にならない能力だった。  失意のままギルドに戻ったアデルは、受付嬢から一枚の依頼紙を手渡される。  その内容は、腕の良い職人を探しているというもので、依頼主は、領主である“カートレット伯爵家”。  不審に思うも、興味が湧いたアデルは依頼主のいる領主邸へと向かう。  侍女の“ハンナ”に案内され、出逢ったのは……車椅子に座り、両腕と両脚をもがれ、唯一残った右眼で虚空を見つめる一人の少女——“ライラ=カートレット”伯爵令嬢だった。 「殺したい……お父様とお母様を殺したアイツ等を。私を穢して、壊して、こんな姿にしたアイツ等を。アイツ等に関わる、全てのニンゲンを!」  困惑するアデル。だが、そんな少女の魂の叫びを聞き、 「……僕が、あなたの望み……叶えてみせます」  アデルは自分の職業[技術者]の力で、誰にも手折ることができない最高で、そして最強の翼を【製作】しようと決意する。  ——たとえそれが、自分の命を引き換えにするものであったとしても。  これは、翼をもがれ、絶望と憎悪に苦しむ少女と、そんな彼女を救おうともがく『役立たず』と呼ばれた男の、復讐の物語。
24h.ポイント 35pt
小説 19,854 位 / 184,093件 ファンタジー 2,757 位 / 42,262件
文字数 348,782 最終更新日 2021.05.16 登録日 2021.04.08
122
ファンタジー 連載中 長編 R15
「攻撃魔法? ウチのギルドじゃ必要ねぇな!」 「お前は補助魔法だけ使ってろ!」 SSRな”魔法翻訳付与スキル”を持つ青年セシル、物理攻撃至上主義の脳筋ギルドで冷や飯ぐらいの毎日。 ある日、彼のスキルは1億人に1人の超絶レアスキルであることが判明する。 スカウトが殺到したセシルはギルドを見限り、華やかな魔法学院の教官に転職する。 セシルの価値を理解できないギルドの無能上司、魔法革命ブームの世界について行けず、セシルが抜けたギルドは急速に崩壊していく。 カワイイ少女達を担任するセシル、彼を評価する美人上司にも恵まれ、忙しくも充実した毎日を送り……帝国でも最強のクラスを作り上げていく。 楽しい学院生活と様々なクエスト。生まれ持ったスキルと人の好さでクエストをこなしまくるセシル。生徒たちは慕ってくれるし、僕の評価もうなぎ上り。転職して本当に良かった! これは自分の価値を理解しない無能上司を見限り、転職した青年が体験する最強魔導学院ファンタジー! ※小説家になろうでも連載しています
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 78,690 最終更新日 2021.05.15 登録日 2021.05.01
123
ファンタジー 連載中 長編 R15
「なあ、リィト。もう分かったろ。俺の勇者パーティにお前は無理だ。追放だ」 勇者パーティに所属していたリィトは勇者候補であるグスタフに、ある日突然、そう言われ追放されてしまった。 リィトはグリッチ:コードというスキルを所持していた。 しかし、誰も聞いたことがないもので、グスタフは、外れスキルだと決めつけていたのだ。 実際は、簡単な生活魔法でさえ、凶悪な魔法に改造する反則的なスキルであったのに。 その上、グスタフはマエリスに手を出し寝取りを実行しようとしていたが、うまくいかず彼女と仲が良いリィトを追い出したのだ。 リィトが追放された日の夜、状況が一変する。 翌朝起きると、彼の横に六歳くらいの少女が眠っていた。 少女は殆ど話さなかったが、彼女の声は以前からリィトの頭の中に響いていたものとそっくりだ。 《グリッチ:コード》というスキルと少女の関係が次第に明らかになっていく。 一方、リィトを追いだし、マエリスを手に入れようとするグスタフだったが、彼は次第に落ちぶれていく。 グスタフは次第に王国から見放され、リィトに対する恨みを募らせるのだった。 ※小説家になろう様でも連載しています。
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 28,230 最終更新日 2021.05.06 登録日 2021.04.16
124
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「お姉様、私の代わりに結界の点検しておいて」  「あら、お姉様のようなブスで結界を張るしか能のない第一聖女は結界を張ってればいいのよ」  「そうだ。お前のようなブスは結界でも張っていろ。ブス」  「お前は本当にブスだからな。パヒス君の婚約者にして貰えたのも聖女としての能力を買われての事だ。 せめて人より多く聖女の仕事をしていろ』  「そうよバロア。貴女は本当にブスなのだから、聖女の仕事をしてればいいのよ。 そうじゃなきゃ貴女に価値なんてないもの。喜んで聖女の仕事をしていなさい」  第六聖女の仕事をろくにせずゲームばかりしていた妹の仕事を、第一聖女の私が変わりにずっとやってきました。  「お姉様、私ゲームはもう辞めるわ」  「第六聖女としての仕事もちゃんとやるから、もうお姉様に代わりにやってもらわなくていいわ」  「もうお姉様に助けてもらわなくていいわ」  「でも、お姉様って聖女の仕事が減れば価値がますますなくなるわね」  「そう、本気なのね。もし嘘なら、責任をとってもらうわよ」  「お姉様、お姉様の婚約者のパヒスを頂戴」  「お姉様のようなブスで結界を張るしか能のない第一聖女より可愛い私の方がパヒスの婚約者に相応しいわ」  「俺様は真実の愛に目覚めた」  「お前の妹のモハナを愛しているんだ」  「そう。それじゃあ真実の愛に目覚めた2人で仲良く苦しんで下さい」   「ごめんなさい、お姉様。許して」  「あら~。『もしゲームをしたら処刑されても何をされても文句は言わないわ』  『もうお姉様に助けてもわらわなくていいわ』と言ったのは貴女でしょう」  「婚約破棄を取り消してやる。だから助けろ」  今更婚約破棄を取りしてやると言われましても、私は単社信者ではないイケメン美男子第二王子のマノスに愛されているので 貴方なんていりません。
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 922 最終更新日 2021.03.24 登録日 2021.03.24
125
ファンタジー 連載中 長編 R15
※※※ 更新を停止中です ※※※ 改稿したうえでイチから書き直すかもしれないです ------------------- 生まれた時から孤児院で生活してきた主人公のアルスは日々魔法を使い、孤児院の運営の手助けをしていた。 そんな生活を続け10歳となる誕生日、教会に案内されると魔力がすべての属性で全くないと判定され、その結果唐突に孤児院から強制的に借金奴隷とさせられたうえで追放されてしまう。 育てた孤児が有能であれば高額商品として出荷していた孤児院と、そんな事情は全く知らないアルスは、気が付かないうちに様々な問題に巻き込まれていく。 孤児院にざまぁ、領主にざまぁ、国にざまぁ、教会にざまぁ、敵対する相手を変えながら手にした力でやり返していく、そんな物語。 ----------------------- 1話毎、字数は少なめです(普通の基準を3000で考えています) 後日加筆修正や、数話をまとめて1話扱いにすることがあります (n)表記をしているサブタイトルの場合、後日くっつけることがあります。
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 11,238 最終更新日 2021.03.24 登録日 2021.03.12
aoi
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」 勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......? お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 65,226 最終更新日 2021.03.23 登録日 2021.02.10
127
ファンタジー 連載中 長編 R15
セーブ&ロードという唯一無二な魔法が使える冒険者の少年ラーク。 そんなラークは【デビルメイデン】というパーティーに所属していた。 ラークのお陰で【デビルメイデン】は僅か1年でSランクまで上り詰める。 パーティーメンバーの為日夜セーブ&ロードという唯一無二の魔法でサポートしていた。 だがある日パーティーリーダーのバレッドから追放宣言を受ける。 「いくらやり直しても無駄なんだよ。お前よりもっと戦力になる魔導士見つけたから」 「え!? いやでも俺がいないと一回しか挑戦できないよ」 「同じ結果になるなら変わらねえんだよ。出ていけ無能が」  他のパーティーメンバーも全員納得してラークを追放する。 「俺のスキルなしでSランクは難しかったはずなのに」  そう呟きながらラークはパーティーから追放される。  そしてラークは同時に個性豊かな美少女達に勧誘を受け【ホワイトアリス】というパーティーに所属する。  そのパーティーは美少女しかいなく毎日冒険者としても男としても充実した生活だった。  一方バレッド率いる【デビルメイデン】はラークを失ったことで徐々に窮地に追い込まれていく。  そしてやがて最低Cランクへと落ちぶれていく。  慌てたバレッド達はラークに泣きながら土下座をして戻ってくるように嘆願するがもう時すでに遅し。  「いや俺今更戻る気ないから。知らん。頑張ってくれ」  ラークは【デビルメイデン】の懇願を無視して美少女達と楽しく冒険者ライフを送る。  これはラークが追放され【デビルメイデン】が落ちぶれていくのと同時にラークが無双し成り上がる冒険譚である。
24h.ポイント 7pt
小説 37,381 位 / 184,093件 ファンタジー 5,673 位 / 42,262件
文字数 211,309 最終更新日 2021.03.09 登録日 2020.12.30
128
ファンタジー 連載中 短編 R18
 毎週食事をたかりに来て私の婚約者に物をねだる婚約者の弟一家にもう我慢の限界です。  「毎週食事をたかりに来るのも私の婚約者に物をねだるのも辞めて下さい」  「貴方達は強盗乞食無銭飲食犯罪者よ、処刑が相応しいわ」  「僕の弟一家を犯罪者呼ばわりか。許せん。サエナ、お前に婚約破棄を告げてやる」  「あら、婚約破棄してくれるんですか。ありがとうございます」  「イルウッド伯爵領を護っていた聖女の私に婚約破棄追放ですか。 どうなるんでしょうねぇ」  「助けて欲しいんだぜ。助けてくれなんだぜ!」  「婚約破棄もされましたし、元婚約者の弟一家なんて他人ですよ。 元から他人ですが。 それが、なんで私に助けを求めるんですか。 厚かましいですね。常識ないんですか。 世界中の人が全て貴方のお父様お母様お兄様だとでも思っているのですか。 私は貴方達を助けも許しもしませんよ。 どうぞ処刑されて下さい。 自業自得でしょう」  「僕を許せとは言わん。チッザ達だけでも助けてやってくれ。チッザ達を許してやってくれ。 せめてリシアとリシンだけでも許してやれないか」  「え。元婚約者の貴方が何で私に指図してるんですか。 舐めてるんですか」  「子供のやった事だから許せ?はぁ? なんで子供だからと許さなきゃいけないんですか。 許せませんよ」
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 783 最終更新日 2021.03.07 登録日 2021.03.07
129
恋愛 完結 短編
令嬢が婚約破棄される、良くあるパターンに味付けしたお話で、一話ごとは短めです。 婚約破棄されるやんごとなき身分の令嬢、そしてそんな彼女を心の底から愛していた異世界からの転生者。 あえて誰がとは書きません、読めば誰が転生者なのかははっきり分かると思います。 大抵の場合は婚約破棄する側ってお馬鹿が多いですが、今回もいつもどおりです、想像以上に寝取り女がお馬鹿になってしまいました……この子以上にお花畑なのもいないと思う、ごめんプリシア……。 最後は若干駆け足ですが、ある程度まとまったと思います……! ショートショートでもちゃんと完結できてよかったです。 ※分類的にショートショートは8000字以下のようだったので、SS→短編に変更しました ※他サイトにも掲載中
24h.ポイント 49pt
小説 15,966 位 / 184,093件 恋愛 7,309 位 / 56,015件
文字数 10,106 最終更新日 2021.03.06 登録日 2021.03.03
130
恋愛 連載中 短編 R18
 「ルルネ、勉強をしなさい」  「嫌よ。私は勉強なんてしたくないわ。金持ち有能イケメン美男子に愛されて幸せに暮らすのだから、 私が勉強なんてする必要はないわ。 結婚相手は勉強してて欲しいけれど、私はしたくないわ」  「アルア・ボッティーニ!お前の事は許さんぞ。婚約破棄は当然だが、お前は処刑だ。 拷問もせん。 拷問とは人生を振り返り来世の事を考えるための時間を与える慈悲だ。 実の妹を殺そうとしたお前にそんな慈悲は必要ない。 今すぐ殺してやる」  「はぁ。私は何も悪くないのですが、なんで婚約破棄処刑聖女追放を告げられてるのでしょう」  「アルアは何も悪くない。アルアを殺そうとするという事は俺様を殺そうという事だな」  「アルア、もうお前には幸せになる時間が来たんだ」  金持ち有能イケメン美男子第2王子に愛されて幸せです。  私は努力を続けたので当然の結果ですね。 妹は努力を嫌い嫌な事から逃げ続けたので底辺のまま苦しんで生きていくそうです。  「お姉様、もう殺して」  「貴女に死は温過ぎるわ。そのまま底辺のまま苦しんで生きなさい。 貴女が逃げ続きてきた結果がそれなのだから」
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 恋愛 56,015 位 / 56,015件
文字数 1,512 最終更新日 2021.02.28 登録日 2021.02.23
マルクは優秀なパーティのタンク役として、勇者達を守り抜いてきた優しい男だった。 しかし、ある日のこと、勇者の嫉妬によりマルクは大勢のサキュバスが住み着く「淫魔の巣」へと閉じ込められてしまう。 持ち前の耐久力と、優しさ、性格の良さが幸いし、サキュバス達に気に入られたマルクは、300年もの間ドスケベ乱交セックスを続けていた。 そして気がつけば、サキュバスと人間の子供達も産まれて大家族へとなっていたのだ。 だが、それなりに幸せな生活を送っていた彼らに問題が発生する。 300年の歴史の中で、強力な勇者が現れ魔族と人間の戦況は逆転し、魔族が生きるための魔石が魔王より配給されなくなってしまったのだ。 自身の家族を守る為、マルクは淫魔の巣で習得した「淫紋」を駆使し、勇者を倒す為に立ち上がった。 ※エロシーンには♡が付いてます。
24h.ポイント 14pt
小説 30,790 位 / 184,093件 ファンタジー 4,344 位 / 42,262件
文字数 106,810 最終更新日 2021.02.24 登録日 2021.01.13
132
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「女は話をまとめられないんだよな」  はぁ?婚約者のノルヘルトが女性蔑視発言をしました。  「これは再教育が必要ですね」  はぁ。やれやれ、クズ婚約者は被害者面で逆ぎれしています。 貴方は加害者で被害者は私ですよ。 最低ですね。 こんな被害者気取りするカスが私の婚約者だなんて。 いくら親に無理矢理決められた婚約者とはいえ、なんでこんなクズが私の婚約者なのでしょうか。 もう我慢の限界です。 私の中の何かがぷつりときれたのでざまぁしてあげます。
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 1,689 最終更新日 2021.02.21 登録日 2021.02.13
133
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「お父様、またお姉様に虐められました」  「なんだとっ!またエルミーユを虐めたのかっ!」  「ナイフでお姉様に切られました」  「今までいくら注意してもお前はエルミーユをいじめていたが、親子の情もあり許していた。 しかし、今度ばかりは許せる事ではないぞ」  「そんな事言っている場合ではないでしょう」  「逃げるつもりか」  「エルミーユが死んでしまったではないか。お前が殺したんだぞ」  「だから、早く治療しないと大変なことになりますよと言ったじゃないですか」  「お前は妹のエルミーユをいじめて殺したなっ!お前なんかとは婚約破棄で処刑だ」  「婚約破棄されたのだから、もう俺の妻にしても問題ないだろう」 突然現れたイケメンが私をいじめてきたお父様お母様冤罪で私を処刑しようとする元婚約者も殺してくれました。
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 1,659 最終更新日 2021.02.21 登録日 2021.02.15
134
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「ベロニアさん、貴方ってブスよねぇ」 「あら、そんなに驚くような事かしら。今まで鏡も見た事ないのかしら」 「あら~それなのにブスって自覚がないなんて、相当なナルシストね」 姑に虐められてきましたが、流石に我慢の限界です。  「あの~お義母様。お義母様は鏡見た事ありますか~」  「テオファノ、この女が私を虐めるのよ」  はぁ?  「ベロニア、俺様のママに何てことをするんだ」  夫はいつも大好きなママの味方をします。 きもっ。 親子揃ってゴミですね。  婚約破棄ですか、むしろ歓迎です。 ありがとうございます。 ざまぁ断罪行っておきましょうか。  今更謝ってももう遅い。  助けません。許しません。自業自得ですよ。
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 1,499 最終更新日 2021.02.21 登録日 2021.01.09
135
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「お姉様のシュシュ頂戴」  両親は妹に甘くいつも  『お姉様なのだからそれぐらいシャロナにあげなさい』と言うのです。  私は仕方がなく妹が欲しがる物をなんでも差し出してきました。  私の物はもう全て妹が欲しがり妹に差し出してきました。  「そんな。じゃあ私はこれ以上何を貰えばいいのよ」  「貰うのではなくて、貴方の実力で手に入れていけばいいのよ」  「嫌よ。私はなんでも誰かから貰いたいのよ」  妹は外に出て人の物をなんでも欲しがりました。  「そこのお兄様チョコ買ってチョコ」  妹は美少女なのでわりと殿方にねだれば買ってもらえました。  フィールディング男爵家の恥晒しなので辞めてください。  「シャロナ。フィールディング男爵家令嬢が人に物をねだるなんてやめろ」  「辞めないのなら、もう貴女を家に置いておけないわ」  妹に甘く甘やかして妹の性格が甘ったれの甘々漬けになるまで妹を甘やかしていた両親ですが、 流石に妹に最終警告をしました。  普通、ここで辞めますよね。 それで辞めないのが妹なのです。  「嫌よ、私は人から物を貰って生きていきたいの」  やれやれ、そこまで言うなら仕方ありませんね。 どうぞ願い通り人から物を貰って生きて行って下さい。  「そうか、そこまで言うなら仕方ないな。その変わり、二度とフィールディング家の敷居を跨がせんぞ」  「そう、そこまで言うなら仕方ないわね。辞めて欲しかったけれど、さようならシャロナ」  「そこまで言うなら仕方ないわね。貴女が今後どうなろうと助けを求めようと絶対に助けませんからね」  「今日から私がお姉様の妹よ」 27歳186cm筋肉ましまし女装イケメンテルハミットが私の妹になりました。 私16歳ですし、こんな大きい妹にお姉様と言われても困ります。  「お前なんかとは婚約破棄だロジーナ」  親に無理矢理決められた婚約者ロジーナに婚約破棄を告げられました。  「お前は妹のシャロナを勘当追放したな」  「俺様はお前の妹のシャロナを愛しているんだ」  「そうですか。婚約破棄は構いませんが、後で泣きつかれても知りませんからね」  「はんっ!お前なんかに泣きつくものか」  そうですか。そこまで言うなら仕方ありませんね。 聖女の私が結界を張らなければどうなっても知りませんよ。 →聖女の私が結界を張るのを辞めてみた結果 →私って馬鹿だなぁって思いましたまる。 「今更謝られてももう遅いっ!」  「歴代聖女が造ってきた結界全部消してしまったから、私1人じゃどうにもならないのよ」  「馬鹿かお前。馬鹿だな。ばーか。俺様達どうなるんだよこの馬鹿」  「後で泣きつかれても知りませんからねって言ったでしょう」  「お前が泣いてんじゃねぇかばーか」
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 1,581 最終更新日 2021.02.21 登録日 2021.02.14
136
恋愛 連載中 短編 R18
 「大丈夫か。治癒士が今来てくれるからな」  私が愛している高学歴高身長イケメン教師オポルマン先生が助けてくれました。  「お前はクラスメイトのチルモン家男爵令嬢ランシーヌを殺したな」  「お前のような人殺しに婚約破棄を告げてやる」  「お前は聖女剥奪だ処刑だ」  「ティアヌ・ムーラン。助けに来たぞ」  処刑されそうになっている私をイケオジ校長フェルナント・チルモンが助けに来てくれました。  フェルナント校長も素敵にかっこいいイケオジなのです。  きゅんきゅん。  「もう虐げられる日々は終わりだ。これからはお前はいじめられずに生きろ」  イケオジ校長にもふもふ狐ノパセニックにも愛され困っています。 まぁスローライフも悪くないわね。 今まで家族にも学校でもいじめられていた私は人間らしい生活ができるようになり スローライフも満喫します。  
24h.ポイント 7pt
小説 37,403 位 / 184,093件 恋愛 16,494 位 / 56,015件
文字数 1,090 最終更新日 2021.02.20 登録日 2021.02.20
137
恋愛 完結 ショートショート
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。 今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。
24h.ポイント 1,143pt
小説 1,164 位 / 184,093件 恋愛 554 位 / 56,015件
文字数 13,142 最終更新日 2021.02.18 登録日 2021.02.16
138
ファンタジー 連載中 短編 R18
 授業中にデレポタやってシャーシャー煩いディスク派婚約者にもう我慢の限界です。 でもデレポタって全部のソフトがダウンロード版出ているわけではありませんし、それは仕方ないんですが。  「なんだ、別に授業中にデレステやってもお前に迷惑かけてないだろうが」  馬鹿婚約者は逆切れしてきました。 やれやれ、逆切れですか。許せませんね。  「お前のように読み込み音ぐらいで煩い婚約者とは婚約破棄だ」  「そうよ、お姉様は読み込みぐらいで煩いのよ」  「僕は真実の愛に目覚めた」  「驚かないで聞いて欲しいんだが、お前の妹のチェリシスを愛しているんだ」  「授業中も近距離通信でお前の妹とチャットしながら冒険してたんだ」  「そうよ、私達ゲーム内でもう愛し合っているのよ」  「そうですか。浮気で一方的な婚約破棄。これは拷問処刑が確実ですね」  「勿論、婚約者がいる殿方と浮気をしていたチェリシス、貴女もよ」  「待ってお姉様。浮気してたと言ってもゲームの中だけよ。私達まだ何もしていないわ」  今更謝ってももう遅い。  私はデレゴーで全部DL版派のイケメン中学生伯爵様トムソンに愛され幸せに暮らすことになりました。 トムソンは平民ながら実力で中学生にして伯爵になった実力派伯爵です。 親の七光り先祖一族の七光りの馬鹿王太子で実力がまったくなくゲームをやってもへったくそな 元婚約者とは違うのです。 もうシャーシャー煩い読み込み音に悩まされる事はありません。  「助けてシャロディ。バッテリーが切れたまま放置していたら膨らんで蓋が閉まらないの」 私の事をいじめていた毒両親が私に助けを求めていますが、知ったことではありません。  散々、バッテリーが切れた状態で放置しないように言っていましたよね。 ここまで言っても改めなかった毒両親が悪いのです。
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 2,829 最終更新日 2021.02.16 登録日 2021.02.11
139
ファンタジー 連載中 長編 R15
「アレン、お前はもうクビだ! 民家のタンス漁るのにいちいち交渉とか、この偉大な勇者様には面倒なんだよ!」 34歳のお人好しな男アレン。 そんなアレンには相手が”欲しい物”が先読みできる凄腕交渉スキルがあった。勇者パーティが民家のタンスで取れる「メダル」を漁る際の事前交渉の下請けをしていたが、手間を嫌った勇者に追放されてしまう。「メダル」は勇者の武器回復や大技で使うんだが……俺抜きで取れなくなっても知らんぞ。 アレンを追放した勇者たちは思い知ることになる。円滑な事前交渉無しにタンスや壺を漁ると、住民から恨みを買いまくることを(当り前です)! 「くそっ! メダルが足りない! 武器も直せない!」 窮地に陥った勇者パーティは逆転を目指しSランクダンジョンに挑むも、メダルが足りないせいで敵を倒せずにパーティはどんどん崩壊していく。 先読みスキルを使い、稼げることに気づいたアレンは物々交換で巨万の富を築く。もう満足したので優雅にセカンドライフを楽しむべく、”宝箱設置人”というお気楽ジョブに転職。かわいい獣人族の少女を奴隷商から救って養女にし、快適1LDK魔法コテージを購入すると、仕事兼趣味の諸国漫遊のんびりグルメ旅行に出発した! 俺はかわいい愛娘を甘やかしまくり、美味しいグルメを堪能していたが、ふとしたきっかけで手に入れた”腕輪”により、俺のスキルがどんどん進化していき……これじゃまるで”未来予知”じゃねーか。 娘とともに王国最強親子になってしまうぞ? 苦境に陥った勇者の暴走をきっかけに……王国上層部と魔王軍?を巻き込んだ大騒動に発展していくのだが…… 「本当にミアを買ってくれてありがとね!」 「ふふ、頼りにしてるぞ……俺のスキルもあるし、俺たちが王国最強親子だ」 俺はかわいい愛娘を優しく抱きしめる……そうそう、俺はこんなのが良いの! ※4~6話ごとにアレン達の冒険、グルメなスローライフ、ざまぁのお話が続きます!お手軽にお楽しみください! ※他サイトでも掲載予定です
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 39,104 最終更新日 2021.02.12 登録日 2021.02.09
140
ファンタジー 完結 長編 R15
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」  唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。  そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。 「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」 「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」  一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。  これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。 ※小説家になろう様でも連載しております。 2021/02/12日、完結しました。
24h.ポイント 7pt
小説 37,403 位 / 184,093件 ファンタジー 5,676 位 / 42,262件
文字数 102,587 最終更新日 2021.02.12 登録日 2021.01.19
141
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「お姉様、私の方がお姉様の婚約者のペンヤン様に相応しいと思わない」  「リリアンの方がペンヤン君に相応しいわ」  「ペンヤン君もリリアンが妻になってくれた方が嬉しいだろう」  「サンドラ、悪いが私はお前の妹の方が3万倍可愛いからお前と婚約破棄して お前の妹を妃にする」  「やれやれ、聖女の私を正当な理由なく婚約破棄ですか」  「え、なんですかこれ」  「慰謝料だよ。4億円だ。すまないが、これで許してくれないか」  「あざーっす」  妹は可愛いだけで何もかも思い通りに行くと思っているようです。  「私って可愛いじゃない。王太子妃なんかに収まる程度の可愛さじゃないと思うの」  「分かるわ。貴女の可愛さなら王太子妃なんかではないわ」  「てっぺんがとれるわよ」  たかが男爵令嬢といえども貴族は貴族。 てっぺんをとろうとするのは貴族の本能です。 妹は男爵令嬢として目覚めたようです。  「そんなわけで婚約破棄よ、ペンヤン様」  「4億円返せ」  「私が悪いわけではないのでもう返せませーん」  今更4億円返せと言われてももう遅い。  「サンドラ、タスキシタ王国には聖女のお前の結界が必要だ。私の妻になってくれ」 今更戻ってきてくれと言われてももう遅いっ! 妹がてっぺん取る道の補助をしようと思うので私も忙しいのです。 4億円も貰えましたし、親に無理矢理きめられた婚約者の貴方程度の妻になる必要などもうないのです。
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 915 最終更新日 2021.02.11 登録日 2021.02.11
142
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「レスティ、この方が貴女の婚約者よ」  デブでハゲで不細工な殿方が私の婚約者なんて言われても困ります。無理です。 更に知能も能力も人格も全て最低ランクなのですから。  デブハゲ不細工無能クズと無理矢理婚約させられました。  「お前のように鼻が折れていて傷だらけの女とは婚約破棄だ」  家族に鼻を殴られ続け傷だらけにされていましたからね。  「お前は人を不愉快にさせる発言しかできないのか」  え?本当に婚約破棄してくれるんですか。ありがとうございます。  「僕は真実の愛に目覚めたんだ。お前のキャサラは僕の好みでな、僕はキャサラを愛しているんだ」  どうぞどうぞ。あんなのでよければ貰ってやって下さい。 確かに妹は容姿はいいですし、殿方に媚びるのも立てるのも上手いですから。 どんな無能殿方も妹にかかれば立てまくりの立てつくしです。 "立てて立たせて立たせんぼうのハインドマン男爵家令嬢キャサラ" "私に立てられない殿方はいません"の称号を持つ妹の事ですから、 こんなどこを褒めればいいか分からない殿方をよいしょしまくったんでしょう。  妹は私の物を欲しがりなんでも奪ってきましたし、私は装飾品もドレスもろくに持っていませんから 本当に欲しいのではなく私から何かを奪う事が楽しいだけでしょうとは分かっていましたが。 それでもこんなの欲しがりますか。貴女病気ですよ。  処刑されそうになった私は遠国のムキムキガチガチイケメン王太子に助けられました。  「お前のチートスキル魔法半減と俺様のチートスキル物理攻撃半減があれば最強無双でてっぺんとれるぜ」  てっぺん。眠らせていた男爵家の遺伝子が目を覚ましました。  「取りたいわてっぺん」  私は今まで生きていたのでしょうか。  初めて生きている実感を持ちました。 いえ、私は今から生きるのでしょう。
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 891 最終更新日 2021.02.07 登録日 2021.02.07
143
恋愛 連載中 短編 R18
 「まぁ、お姉様ったら厚かましいのね。結界も張れないのにぺラム男爵家の食事を口にしようなんて」  結界が張れないので家族に虐められて満足に食事も貰えず我慢も体も限界だった私は妹を殺し食事を奪い家族を殺し 舎弟と食べ放題パーティ開催。  「そうか。虐められているのか。笑ってやろう」  学校でも虐められていましたが、教師は皆で私を笑いものにするだけでした。  「お前は弱いからな。俺様に虐められ続けるのか。惨めだな」  及第点イケメン少年は私の事を虐めてきます。  チートスキル顎への威力5倍持ちの私は及第点イケメン少年に勝ち、及第点イケメン少年の舎弟になり虐められる事はなくなりました。  及第点イケメン少年は卓越イケメン少年に虐められていました。  及第点イケメン少年と話し合い仲良くなり共にてっぺんを目指す誓いを立てました。  チートスキルで卓越イケメン少年にも勝ち、イケメン達に愛されすぎて困っています。  やれやれ、私の体は一つしかないんですよ。  「ヘレン、お前は実の妹と両親を殺しただろう。結界も張れないしお前のような出来損ないとは婚約破棄だ」  やれやれ、馬鹿婚約者は私の有能さが分からないようです。  私はイケメン達に愛されすぎて困っているぐらいなので貴方のようなカスに婚約破棄されても困りません。  てっぺんとるために勢力拡大してるだけなのに私の事を愛するイケメン達が増えすぎて困っています。  私、そんなに愛されすぎる事何かしましたか。  
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 恋愛 56,015 位 / 56,015件
文字数 1,625 最終更新日 2021.01.31 登録日 2021.01.30
144
恋愛 連載中 短編 R18
 「ねぇお父様お母様、お姉様ってラペルトリ家にいらないんじゃないかしら」  妹のティアンヌは散々私を虐め私の物を欲しがり奪い 遂には私を追い出そうとしてきました。 「そうよ、ティアンヌの言う通りだわ。結界魔法も張れないフロラリスなんてラペルトリ家に必要ないわ」  「うむ。私も早くフロラリスを追い出そうと思っていたのだ。 何せフロラリスは結界魔法も張れない落ちこぼれ。ラペルトリ家の恥で無駄飯ぐらいなのだからな」 「何があっても私に助けを求めないでください。私は今後絶対に貴方達を助けません」  私はラペルトリ家を出て自由に人間らしい暮らしをし恋をし愛されて生きて行くのですから。 貴方達を助けに戻るのなんてごめんこうむりますわ。  「フロラリス、お前を聖女として勧誘しに来た」  御膳上等王太子デュドルフの称号で称えられる王太子が私を勧誘しに来ました。  「あら、結界魔法も張れない落ちこぼれの私はもういらないのでしょう」  私は聖女として王城で勤め、デュドルフに求愛され 私もデュドルフを好きだったので結婚することにしました。  私達は愛し合いとっても幸せです。 ハッピーエンド。  妹と両親は「助けてくれ」「お姉様助けて」「私達が悪かったわ」 今更謝って助けを求めてきますが今更もう遅い。  私は今後絶対に貴方を助けないという条件に同意してくれたでしょう。 絶対に助けませんよ。 貴方達なんて知るもんですか、かってに苦しんでろばーーーーーーか(笑)ざまぁ(笑) 妹と両親はバッドエンド。
24h.ポイント 7pt
小説 37,403 位 / 184,093件 恋愛 16,494 位 / 56,015件
文字数 1,782 最終更新日 2021.01.12 登録日 2020.12.31
145
恋愛 完結 短編 R18
聖女の祈りによって長年栄えてきた王国。 しかし大聖堂に監禁され続けた聖女ソフィアは、国への復讐に祈りをとめてしまう。 混迷する王国。 彼女の復讐をとめる方法はただ一つ。 王国最強の将軍ゲオルグが、彼女に操を捧げることだった――!?
24h.ポイント 28pt
小説 22,302 位 / 184,093件 恋愛 9,915 位 / 56,015件
文字数 13,359 最終更新日 2021.01.08 登録日 2021.01.02
146
ファンタジー 連載中 ショートショート R18
 「なんだとっ。国宝保管庫に置いてあるのは全て国宝だ」 ゴミ婚約者の出来損ない王太子は玩具を集めては国宝保管庫に置きます。 あのー、そこは国宝保管庫であってガラクタ置き場ではないんですよ。  国宝だというので売った結果失敗婚約者が逆ぎれして剣を抜きました。  やれやれ、どうやらお灸をすえてあげた方がいいようですね。
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 407 最終更新日 2021.01.08 登録日 2021.01.08
147
恋愛 完結 短編
「稀代の大聖女が聞いて呆れる。フィアナ・イースフィル、君はこの国の聖女に相応しくない。職務怠慢の罪は重い。無能者には国を出ていってもらう。当然、君との婚約は破棄する」 アウゼルム王国の第二王子ユリアンは聖女フィアナに婚約破棄と国家追放の刑を言い渡す。 フィアナは侯爵家の令嬢だったが、両親を亡くしてからは教会に預けられて類稀なる魔法の才能を開花させて、その力は大聖女級だと教皇からお墨付きを貰うほどだった。 そんな彼女は無能者だと追放されるのは不満だった。 なぜなら―― 「君が力を振るうと他国に狙われるし、それから守るための予算を割くのも勿体ない。明日からは能力を1%に抑えて出来るだけ働くな」 何を隠そう。フィアナに力を封印しろと命じたのはユリアンだったのだ。 彼はジェーンという国一番の美貌を持つ魔女に夢中になり、婚約者であるフィアナが邪魔になった。そして、自らが命じたことも忘れて彼女を糾弾したのである。 国家追放されてもフィアナは全く不自由しなかった。 「君の父親は命の恩人なんだ。私と婚約してその力を我が国の繁栄のために存分に振るってほしい」 隣国の王子、ローレンスは追放されたフィアナをすぐさま迎え入れ、彼女と婚約する。 一方、大聖女級の力を持つといわれる彼女を手放したことがバレてユリアンは国王陛下から大叱責を食らうことになっていた。
24h.ポイント 205pt
小説 6,218 位 / 184,093件 恋愛 2,745 位 / 56,015件
文字数 36,326 最終更新日 2021.01.07 登録日 2020.12.12
148
恋愛 連載中 短編 R18
 「どうかこの馬鹿息子に農民の6歳並の知識をつけてやってくれ」 国王陛下に土下座され馬鹿婚約者の家庭教師をおしつけられてました。 パワハラですね。 私は聖女であって、貴方の馬鹿息子の家庭教師ではありませんよ。 パワハラカス陛下も、このままお咎めなしだとは思わない方がいいですよ。 相応の報いは受けてもらいますからね。  「もう嫌だ。なんで俺様が勉強なんてしなくちゃならないんだ」 聖女なのに馬鹿婚約者王太子の家庭教師の仕事をおしつけられてたのですが、 クズ婚約者は何からも逃げ出す努力しない向上心のないゴミカス野郎です。  「そうですか。そこまで言うならもう構いませんよ」  気づいてしまいました。  このゴミ婚約者に6歳並の知識をつけさせるより、もっと正しい方法があると。  「お前のような意地悪聖女とは婚約破棄だ」  はぁーーー。意地悪って。 24歳にもなった成人男性が言う言葉なのでしょうか。  婚約破棄されましたがむしろよかったようです。 私は今は尊敬しあえる相手と愛し合い幸せに暮らしています。
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 恋愛 56,015 位 / 56,015件
文字数 1,055 最終更新日 2021.01.06 登録日 2021.01.06
149
恋愛 連載中 短編 R18
 「お姉様って私と違って本当ブスよねぇ」  「だからね、お姉様のようなブスより私のようなワサルウネ大陸1の美少女の私が ギデオロス様の妻に相応しいと思うのよ」  私の物をなんでも欲しがり奪う妹は私の婚約者まで奪おうとしてきました。  「分かったわ。ギデオロスに言ってみなさい。ギデオロスが貴方を妻にするというのなら仕方ないわ。 それはギデオロスの意思だもの」  「わぁい。お姉様大好き~」  妹は私の婚約者に会った事もないんですが。  妻にして貰えるといいですね。  身の程を知る事になるかもしれませんが、忠告はしましたからね。
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 恋愛 56,015 位 / 56,015件
文字数 247 最終更新日 2021.01.02 登録日 2021.01.02
150
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「ノーマルポーションしか作れないお姉様はベランジェ家に必要ありませんわ」  「出て行って欲しいなら出ていってあげるけど、今後泣きつかれても貴方達を助けたりはしませんからね」  「あらあら、ノーマルポーションしか作れない低級ポーション士のお姉様が私達を助けてくれるというのかしら」  どうやら妹は本当に馬鹿なようです。 私がいなくなればどうなるかも分かっていないようですね。 ですがそんな事私の知った事ではありません。  私は"古今東西縦横行脚"の称号を持つ最強勇者に誘われ私達とはまったく違う文化圏を目指して 旅立ちました。  え?今更助けてくれ?私達はもう旅立つので知ったことではありません。  今後何があっても貴方達は助けないと約束したでしょう。  私達の旅は有意義なものでした。 私達の知らない文化圏では科学も医療も信じられないぐらいに発展していました。 しかし、この地は私達とも関わりがあったのです。 私は旅で多くの事を知りました。 気づいていても気づいていないふりをしている事にも向き合いました。  「帰りましょう」  「オールオッケー」  私達は急いで生まれ育った地に帰りました。  「リリアンヌ、お母様お父様」  今更帰ってももう遅い。  リリアンヌもお母様お父様も国王の怒りを買い白骨死体にされていました。  怒りが込み上げ私は怒りに支配されます。  「クソ野郎がぁぁぁぁ」  私は愛する勇者オポルマンと仲間達と王城に乗り込みました。  倫理観なんかに支配されるな。 魂に従え。  私が旅で自覚した事です。  ハッピーエンドになんてならなくたって行き着いた先が私のエンド。  そんなにハッピーエンドがお望みなら眠ったまま死にやがれですわ。 私は生きて死ぬ。 
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 607 最終更新日 2020.12.31 登録日 2020.12.31
151
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「シスレット、貴方は本当にブスね」 これが6歳の一人娘に言う言葉でしょうか。 お父様もお母様もクズで私を虐めます。 これ、本当に私の実の両親というか、人間なんですかこれ。 お父様とお母様に遂に殺されそうになった時 ステフロウ叔父様が私を助けに来てくれました。  「お兄様、お兄様は馬鹿だから自分の力では生きていけないだろうからと 爵位も財産も全て譲ってあげたのに」  「6歳の娘を殺そうとするなんてもう私も兄弟の情けをなくしてしまった」  お父様は少しずつ体を切り刻まれて苦痛を味わった末に死ぬようです。ざまぁ(笑) 今更助けてくれと言ってももう遅い。 お母様はゴブリンに回される罰を受けてざまぁ(笑)なはずが 流石のゴブリン達も勃たないようです。  「これ、むり。おでたちなんでもいけるとおもってたけどこれはむり」  「これにたねづけしただんなってすごくね」  「凄いでしょう。それ、私のお父様よ」  「まじかよ、そんけーするわ。そのにんげんにあわせてくれ」  私は叔父様の家庭で従弟のガストマと幸せに暮らし勉学訓練に励み立派な淑女に育ちました。  「シスレット、俺はお前の事を愛しているんだ」  12歳の誕生日にガストマに告白されました。  私もガストマの事を愛しています。  私達は結婚し愛し合いいつまでも幸せに暮らしました。  ハッピーエンド。
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 507 最終更新日 2020.12.31 登録日 2020.12.31
152
恋愛 連載中 短編 R18
 「レミエ、お前に婚約破棄を告げてやる」 「お前のような無能聖女がいなくなっても何の問題もない」 「私が無能聖女ですか。最強聖女なんですが」 「はっ!何が最強聖女だ。結界を破られてる無能聖女の癖に」  馬鹿婚約者は私が結界を破られているから無能聖女だと勘違いしているようです。 私は最強聖女なんですがね。  「私ならお姉様のような無能聖女と違って結界を破られたりしないわ」  「私の方が聖女としても王太子妃としても優秀でしょう」  「だからね、お姉様、命は助けてあげるから国外追放されなさい」  「この馬鹿息子がぁぁ。今まで大目に見てやっていたが今度ばかりは 実の息子と言えど見過ごすわけにはいかんぞ」  馬鹿な元婚約者と妹は兵士達の慰み者になりました。ざまぁ(笑)  助けてくれと言われても今更謝られてももう遅い。  助けないから兵士達の雑魚汁飲んでろばーか(笑)  あ、陰毛も貰えるようですよ。  兵士達の雑魚遺伝子陰毛食べるぐらいなら死んだ方がましだと思うんですけど。  解せない事と言えば妹より馬鹿な元婚約者の方が兵士達に人気があるという事です。  ちょっと待ちなさいよ。  妹と私の容姿はそっくり。  それなら私の容姿も否定され馬鹿な元婚約者の容姿の方が男性兵士達に上だと認識されている 事になるのではないでしょうか。  それは我慢ならないので慰み者になっている元馬鹿婚約者と妹を見に行きました。  「今まで待たせて悪かった。これからはもうお前に不幸を味合わせたりはしない」  秀抜な第二王子トロメトロは私を妻にする機会を窺ってたのです。  「いいのよ。もうこれからは私達には幸せしか待っていないのだから」  私は秀抜第二王子に愛され幸せに暮らしています。  あんな無能でクズ馬鹿には婚約破棄されてよかったです。 ハッピーエンド。
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 恋愛 56,015 位 / 56,015件
文字数 771 最終更新日 2020.12.31 登録日 2020.12.31
153
恋愛 連載中 短編 R18
 「エルフィ、お前に婚約破棄を告げてやる」 「貢献しているだと?結界魔法も張れない偽聖女がよくぬけぬけとそんな事をほざけるな」 「確かに、結界魔法が張れないというのは事実よ。でもそれがなんだっていうのかしら」  偽聖女扱いされました。 結界魔法は張れない聖女ですが、国を護っているのは私なのは事実です。 やれやれ。どうやらこの馬鹿王太子は結界魔法しか知らないようですね。 結界魔法を張るだけが聖女ではないのですが。  「回復魔法しか使えないお姉様より回復魔法も結界魔法も防御魔法もできる私の方が 聖女として相応しいのは当然ですわ」  「お姉様の婚約者頂いちゃいましたわざまぁ(笑)」  「俺様が悪かった。すみませんでしたぁぁぁぁ。治してくれ聖女様ぁぁぁぁ」  肝臓をモンスターに食いちぎられた馬鹿な元婚約者は私に助けを求めます。  今更謝ってももう遅い。助けてくれるわけないじゃないですか。  馬鹿な元婚約者は回復魔法しか使えない聖女の私を偽聖女呼ばわりして 必要ないと婚約破棄したので自業自得で モンスターに生きたまま食いちぎられます。 ざまぁ(笑)  私の婚約者を奪おうとした妹は無能聖女なので兵士からも民からも憎まれました。 無能聖女の妹のせいでどれだけの人間が命を落としたのかしら。  妹は死なないように痛みを味合わされ犯され回され陰毛と排泄物を食って生きていく事になりました。 ざまぁ(笑) 死んだ方がましでしょうに。 まぁ、自業自得ですね。 今更助けてくれといってももう遅い。 絶対に助けません。  「お前のように美しく優秀な女を手放すなんて、こんな馬鹿がいるんだな」  「お前が欲しい。俺の妻としても聖女としても」  私は優秀で逞しく美しい隣国の王太子に求愛され結婚しました。  私達は互いを尊敬しあえる素晴らしい関係です。 体の相性も良く、女としての幸せもに入れました。 ハッピーエンド。
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 恋愛 56,015 位 / 56,015件
文字数 725 最終更新日 2020.12.31 登録日 2020.12.31
154
ファンタジー 連載中 短編 R18
 「お姉様、お姉様の婚約者のテオバルトをちょうだい」  「そう。ここまで言っても分かってくれないなら貴方に魔法をかけるわ」  妹に魔法をかけ豚にしました。  魔法耐性の訓練もろくにしていない妹は簡単に魔法がかかりました。  「ブヒーッ」  豚になった妹は何やら叫んでいるようです。  「ブヒーッと鳴けるようね。反省したのならブヒーッと5回鳴きなさい。 本当に反省したのなら元に戻してあげるわ」  それから長い時間をブタになた妹と過ごしました。 人間の言葉を話せない妹と肉体言語で語り合ったり 何も言わず隣に座っていたりしました。 2人で夜空を見上げ、私達姉妹は人間の言語ではなく多くを語り合いました。 妹がこんなに我儘になるまで放置しておいた私にも問題がありました。 私はルナリリの姉なのですから、逃げずに妹と向き合い教えてあげるべきだったのです。  「もういいのよ、テオバルトはものじゃないからあげたりできない。 そんな事もう分かってくれたでしょう。 反省したならブヒーッって5回泣いてちょうだい」 ブヒーッと返事がありません。 あれ、おかしいわね。ブタにした始めの頃はよくブヒーッと鳴いていたのに。 それでも5回ブヒーッと鳴く事はなかったわ。 そういえばいつからかブヒーッと鳴くことすらなくなったわね。 それはいつだったかしら。 そう、妹を連れて豚小屋に行った日あたりからかしら。 。。。。いやいやいやいや、ないないないないない。 間違って本物の豚と紛れ込んだとか、ないから。 豚小屋に連れて行った日からもうあの時豚小屋に居た豚は全部食用にして新しいブタと入れ替わってしまったし もし最悪な状況だったとしてももう遅い。 とりあえず解除魔法をかけてみるもブタのままね。 もしかして私、ただのブタと語り合っちゃってました?
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 918 最終更新日 2020.12.29 登録日 2020.12.29
155
恋愛 連載中 短編 R18
 「リスティナ、お前に婚約破棄を告げてやる」  クソデブ王太子に婚約破棄を告げられ嬉しすぎて泣いてしまいました。  「僕のような容姿端麗な美男子との婚約破棄が辛く泣いてしまうのは仕方ないことだ。 恥じる事ではないぞ」 「もういい。強がるな。僕も男子として責任は取らなければならない」 「婚約破棄はするが、お前は妾にしてやる。だからもう泣くな。 美少女が台無しだぜ」  鏡見た事あるのかしらこのクソデブは。  「僕は真実の愛に目覚めたんだ」  「お前の妹のエミリナを真剣に愛しているんだ」  「このクソデブ息子がぁ。お前は死罪じゃぁ」  国を護ってきた聖女の私とかってに婚約破棄するのだから、 国王陛下が許すわけがありません。  「鉄板の上で焼き殺しだぁ。 焼肉が大好きなお前にはお似合いの罰だぁ」  国王陛下の怒りを買ったクソデブは鉄板で焼肉処刑の罰です。  「助けてくれ。僕が悪かった。許してくれ」  クソデブが熱鉄板の上で額をつけて土下座します。  許すわけがありません。そのまま焼かれ死ねクソバカデブー。  私の物をなんでも欲しがる妹は私の婚約者まで奪ったのですから、許してはおけません。 いえ、奪ってくれて感謝してるんですがね。 それはそれ。  焼き専門娼館で致命傷になる事なく老衰死するまでずっと焼かれ続け苦しんで貰います。 ざまぁ(笑) もう殺して?ばーか。貴方はあと80年は焼かれ続けるのよ。  優秀で精悍な第2王子に溺愛され私は幸せです。 私も愛しているわよ、エイブレット。 私達は愛し合い幸せに暮らしていきます。  あ、でもね。言いたかった事が一つ。 国王陛下、貴方もそこそこのデブよ。 というわけで、国王陛下もかりっと焼いておきましょうか。
24h.ポイント 7pt
小説 37,403 位 / 184,093件 恋愛 16,494 位 / 56,015件
文字数 1,008 最終更新日 2020.12.29 登録日 2020.12.29
156
恋愛 連載中 短編 R18
 「クラリッサ、お前に婚約破棄を告げてやる」  「お前は妹のユフィを虐めていただろう」  はぁ~?妹と家族に虐められていたのは私なんですが。  「お前のような馬鹿は婚約破棄聖女の資格剥奪国外追放だ」  あら、本当にいいんですか。  貴方のようなぼんくら伯爵令息がのんびり生きてられたのは 聖女の私が守っていたからなんですけどね。  まぁ、苦しんで死にたいようなのでどうぞご自由に。  私を虐めていた両親と妹も苦しんで死ぬようです。 ざまぁ(笑)  「クラリッサ、お前は本当に素晴らしい能力の持ち主だ」 隣国の王太子は私の能力を分かって正しく評価してくれています。  「聖女としての能力よりも、お前の事を愛している」  元婚約者なんかとは違って本当に私の事を愛してくれています。  私も愛しています。  え?今更戻ってきてくれですか。  戻るわけないじゃないですかばーか(笑)  婚約破棄された私は隣国の王太子に正しい評価をされ愛されて幸せに暮らしているので 絶対に戻りません。  私、幸せです。  両親と妹に虐げられても聖女としての訓練を続けた私にやっと報われる時が来たのです。  馬鹿婚約者と毒家族達も報われて下さい。 自分達がしてきた報いを受けて下さい。 それがどれだけ苦しくてもつらくても、それが報いなのですから。 私には助けようとしても助ける事はできません。
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 恋愛 56,015 位 / 56,015件
文字数 1,107 最終更新日 2020.12.20 登録日 2020.12.20
157
恋愛 完結 短編 R15
〜その恋の終わりにアカイハナが咲く〜 とある戦勝国の王子と敗戦国の貴族令嬢が、婚約を結ぶ事になった。 初めはただの政略結婚と思っていたが、次第にふたりは惹かれ合う。 このまま平和な未来が待っているのかと思いきや、王子のひとことで一変してしまうのであった。
24h.ポイント 7pt
小説 37,381 位 / 184,093件 恋愛 16,466 位 / 56,015件
文字数 10,320 最終更新日 2020.12.11 登録日 2020.12.11
158
恋愛 連載中 短編
借金のかたとして田舎領主のドラ息子、ロイド=グレイスと結婚させられた町娘、アリス=セトラー。   顔も性格も良くなければプライドだけは無駄に高いグレイスに離縁を告げられたアリスは翌日、やっぱり戻ってきてくれと懇願されるのだが。 「絶対にお断りします!理想の王子様と婚約するので!」 ※投稿は不定期です!ご了承ください!
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 恋愛 56,015 位 / 56,015件
文字数 5,349 最終更新日 2020.12.06 登録日 2020.11.30
159
ファンタジー 連載中 短編 R18
「エミリナ、お前に婚約破棄を告げてやる」  「ふん。正体を現したな。お前はそうやって妹のマリエットを虐めていたんだろう」  私の物をなんでも欲しがり奪って行く妹に婚約者まで奪われました。  「オーガス、お前に勘当と国外追放を告げる」  ははは、勘当されてやーんの(笑)  まぁそうですよね。聖女の私が国を守らなくなれば、国が亡びるなんて誰でも知っています。  国王陛下は私を追放する程馬鹿ではなかったようです。  「ユバラギ王国を守っていた聖女に偽りの罪を着せ、正統なき理由の婚約破棄に正当性を持たせようとした。 愛する妻と処刑されるか、愛する妻と国外追放されるから好きな方を選ばせてやろう」  「次期国王は第二王子のアンディにする。お前のような馬鹿は必要ない」  必要ないんですってぇ(笑)まぁ貴方本当に馬鹿ですしね。  オーガストと妹は結婚を認められ、国外追放されました。ざっまぁぁぁ(笑)  「ずっとお前を妻にしたかったんだ。お前を妻にして良かった」  賢王子の称号を持つ第二王子は私の事をずっと狙っていました。  賢王子に溺愛され幸せに暮らしています。 婚約破棄してくれてありがとうございます、元婚約者(笑) あ、その元婚約者と妹には辛い毎日が待っているそうですよ。 ま、精々苦しんで下さい。
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 867 最終更新日 2020.12.05 登録日 2020.12.05
160
ファンタジー 完結 ショートショート
王都最強と謳われるパーティーのリーダー・ベルムが、事あるごとにパーティーを辞めたがる最強弓術士ルクスを引き止める日々を描いたゆるいファンタジー。
24h.ポイント 0pt
小説 184,093 位 / 184,093件 ファンタジー 42,262 位 / 42,262件
文字数 9,990 最終更新日 2020.12.01 登録日 2020.11.30
170 12345