「動」の検索結果

全体で22,573件見つかりました。
20,912 1415161718
恋愛 完結 短編
 貴族令嬢アリスの婚約者は、毒舌家のラウル。  彼と会うたびに、冷たい言葉を投げつけられるし、自分よりも妹のソフィといるほうが楽しそうな様子を見て、アリスはとうとう心が折れてしまう。  「それならば、自分と妹が婚約者を変わればいいのよ」と思い付いたところから、えらいことになってしまうお話です。  登場人物たちの不可解な言動の裏に何があるのか、謎解き感覚でお付き合いください。   ※当作品は、「小説家になろう」、「カクヨム」にも掲載しています
24h.ポイント 411pt
小説 3,124 位 / 220,841件 恋愛 1,610 位 / 64,399件
文字数 147,966 最終更新日 2022.05.30 登録日 2021.08.22
恋愛 連載中 短編 R15
 事業の失敗により借金で没落寸前のルーゼルク侯爵家。その侯爵家の一人娘であるエトランゼは侯爵家を救うお金の為に格下のセノーデン伯爵家に嫁入りすることになってしまった。  金で買われた花嫁。政略結婚は貴族の常とはいえ、侯爵令嬢が伯爵家に買われた事実はすぐに社交界にも知れ渡ってしまう。 「きっと、辛い生活が待っているわ」  これまでルーゼルク侯爵家は周りの下位貴族にかなりの尊大な態度をとってきた。もちろん、自分たちより下であるセノーデン伯爵にもだ。そんな伯爵家がわざわざ借金の肩代わりを申し出てまでエトランゼの嫁入りを望むなんて、裏があるに決まっている。エトランゼは、覚悟を決めて伯爵家にやってきたのだが────。 義母「まぁぁあ!やっぱり本物は違うわぁ!」 義妹「素敵、素敵、素敵!!最推しが生きて動いてるなんてぇっ!美しすぎて眼福ものですわぁ!」 義父「アクスタを集めるためにコンビニをはしごしたのが昨日のことのようだ……!(感涙)」  なぜか私を大歓喜で迎え入れてくれる伯爵家の面々。混乱する私に優しく微笑んだのは夫となる人物だった。 「うちの家族は、みんな君の大ファンなんです。悪役令嬢エトランゼのね────」  実はこの世界が乙女ゲームの世界で、私が悪役令嬢ですって?!  ────えーと、まず、悪役令嬢ってなんなんですか……?
24h.ポイント 411pt
小説 3,124 位 / 220,841件 恋愛 1,610 位 / 64,399件
文字数 79,478 最終更新日 2026.04.16 登録日 2023.04.25
恋愛 完結 ショートショート
わたくしには見目麗しい人気者の婚約者がいます。 彼は婚約者のわたくしに素っ気ない態度です。 そんな彼が途中編入の令嬢を生徒会としてお世話することになりました。 異例の事でその彼女のお世話をしている生徒会は彼女の美貌もあいまって見るからに彼女のハーレム構成員のようだと噂されています。 わたくしの婚約者様も彼女に惹かれているのかもしれません。最近お二人で行動する事も多いのですから。 婚約者が彼女のハーレム構成員だと言われたり、彼は彼女に夢中だと噂されたり、2人っきりなのを遠くから見て嫉妬はするし傷つきはします。でもわたくしは彼が大好きなのです。彼をこんな醜い感情で煩わせたくありません。 なのでわたくしはいつものように笑顔で「お会いできて嬉しいです。」と伝えています。 周りには憐れな、ハーレム構成員の婚約者だと思われていようとも。 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 話の一コマを切り取るような形にしたかったのですが、終わりがモヤモヤと…力不足です。 コメントは賛否両論受け付けますがメンタル弱いのでお返事はできないかもしれません。
24h.ポイント 406pt
小説 3,159 位 / 220,841件 恋愛 1,627 位 / 64,399件
文字数 4,016 最終更新日 2021.04.01 登録日 2021.04.01
BL 完結 長編
カースト上位イケメン×ネガティブ陰キャ 斉藤雪穂、17歳。僕は男性が好きだ。 その秘密を知られたくなくて、僕は普通を装いながら波風立てずにひっそりと生きていた。 そんなある雨の日の放課後、雨の中相合い傘をして帰るカップルに「ああなりたい」と呟いた声をカースト上位に君臨する男に聞かれた。 桐生空、同じ年の17歳。顔もスタイルも頭も運動神経も良い神様が作ったバグみたいな男。でもこの男にはとんでもない趣味があったんだ。 これは桐生の秘密を受け入れた僕と、とんでもないくらい変態で僕の心を掻き乱す馬鹿桐生のだんだん関係性が変わっていく物語。 お気に入り登録、♡、感想などいただけますと泣いて喜びます! よろしくお願いいたします!
24h.ポイント 406pt
小説 3,159 位 / 220,841件 BL 612 位 / 30,705件
文字数 94,548 最終更新日 2025.09.07 登録日 2025.08.16
ファンタジー 連載中 長編 R15
 ソーシャルゲーム『オーラヴェイラー』のオープニングで、死んでしまうモブに転生したレーキ。  気が付けば生き残っていた。  別に生きていても、ストーリーには問題ないと主人公と距離を置こうとしていたが、主人公のオーラン達と行動を共にする事になる。  転生したがヨワヨワなレーキだが、なぜか使えないはずのオーラを使えるも、自身でも何がどうなっているかわからない。  しかも、自分の意思で自由に使えるわけでもない。  ストーリーに影響がないはずなのに、一緒に居るせいなのかストーリーにない展開が起きはじめるのだった――。
24h.ポイント 405pt
小説 3,163 位 / 220,841件 ファンタジー 566 位 / 51,250件
文字数 23,630 最終更新日 2026.04.17 登録日 2026.04.17
ファンタジー 連載中 短編
主人公「風間章」{かざまあきら} ある日当然意識を失い、気がつくと森の中で見たこともない景気 異世界に引き込まれたような・・・詳細は不明 しかし定番とも言えるスキルや魔法も使えない 森を彷徨う。古びた家を見つけ誰も住んでいないのでそこに住みだす。 しかし彼はまだ自分の能力に気づいていない。 人の能力を吸収して成長するその力に・・・・ 【異世界でも「おじさん」は、マイペースに掃除から始める】 ブラック企業を辞め、異世界の森にある古民家へ転移したアキラ。 誰もいない静かな場所で、彼が始めたのは「自分らしく生きるためのお掃除」だった。 しかし、その何気ない動作一つ一つが、実はこの世界のシステムに干渉していた。 静寂の中に秘められた、真の力の目覚めを描くプロローグ。 主人公「風間章」{かざまあきら} ある日当然意識を失い、気がつくと森の中で見たこともない景気 異世界に引き込まれたような・・・詳細は不明 しかし定番とも言えるスキルや魔法も使えない 森を彷徨う。古びた家を見つけ誰も住んでいないのでそこに住みだす。 しかし彼はまだ自分の能力に気づいていない。 人の能力を吸収して成長するその力に・・・・ なんとか生き延びて入るが他に人影もない 動物?のようなものを狩ってはその日を過ごす毎日 月日は流れ数カ月、なんとか生活は出来ているある日 人の声が聞こえてくる?耳を澄ませるとなにかと争っているような声と叫び!? それは人?エルフのような不忘だ 獣と暖かっているようだったが、そのエルフは怪我をしている。 彼の能力は未知数で未だに彼自身もきづいてない能力。 そしてそれは広大な能力であり100年に1人といない珍しい能力である。 わくわくドキドキ、そしてラブストーリもありの物語。成長していく彼の物語 この作品は1話毎が短めになっています。 おおよそ2000文字前後ほどですので、話ごとにバラツキがあります。 「本作品はカクヨムにも掲載しています。」
24h.ポイント 405pt
小説 3,163 位 / 220,841件 ファンタジー 566 位 / 51,250件
文字数 92,877 最終更新日 2026.04.17 登録日 2026.03.20
恋愛 連載中 長編
玲奈は不動産営業のキャリアウーマン。 外から見れば完璧。 けれど最近、恋だけはなぜかうまくいかず、気づけば“3年彼氏なし”。 強くて、華やかで、隙がない。 ……でも本当は、誰にも言えない“弱いところ”を抱えてる。 そんな彼女が前作で出会った主人公あや。 まっすぐで可愛くて、心の温度がそのまま言葉に出る不思議な女の子。 あの出会いから、玲奈の「心の奥」が揺れ始める。 恋、友情、本当の自分、そして官能。 大人の女性だからこそ抱える痛みと甘さを、心情たっぷり丁寧に描いていきます。 こちらの作品は、続編でもあります。 \完結済/あや主人公1.2巻 📖「27歳、処女 〜みられて濡れて〜」 📖「続・27歳、処女 〜初めては終わらない〜」 あやと友人となった玲奈を主役に本作は展開いたします。 前作の登場人物たちも多数登場! 🩷=えち回 (読みたい方/避けたい方の目安に) ⏰毎日8:00更新 本作から読んでも楽しめますが、あや1.2巻もお読みいただくと、より登場人物への理解や感情移入が深まります。 ⚠️ 本作品について、実在の地名や施設名が登場しますが、物語はフィクションです。 実在の人物・団体とは関係ありません。
24h.ポイント 405pt
小説 3,163 位 / 220,841件 恋愛 1,629 位 / 64,399件
文字数 161,224 最終更新日 2026.04.17 登録日 2026.02.06
児童書・童話 完結 長編
第1回きずな児童書大賞 読者賞受賞
「第1回きずな児童書大賞」重度の心臓病のため、生まれてからずっと病院のベッドから動けなかった少年が12歳で亡くなりました。両親と両祖父母は毎日のように妾(氏神)に奇跡を願いましたが、叶えてあげられませんでした。神々の定めで、現世では奇跡を起こせなかったのです。ですが、記憶を残したまま転生させる事はできました。ほんの少しだけですが、運動が苦にならない健康な身体と神与スキルをおまけに付けてあげました。(氏神談)
24h.ポイント 404pt
小説 3,176 位 / 220,841件 児童書・童話 4 位 / 3,999件
文字数 124,735 最終更新日 2023.08.30 登録日 2023.07.31
BL 連載中 長編 R18
「逃げ場なんて、最初からどこにもなかったんだ――」 身長174cm。バレーボール部リベロ。 世間一般では決して小さくないはずの俺・サトウアカシは、高校入学と同時に「ある異常事態」に巻き込まれていた。 それは、高校で同級生になった3人の「猛獣」たちに目をつけられたこと。 バレー部の絶対的エース、オザキカイ(193cm)。 柔道部の本能的肉食獣、サカモトソウ(190cm)。 レスリング部の無口な重戦車、アサカワダイチ(195cm)。 規格外の体格と体力を持つ彼らは、ある日、とんでもない「協定」を結んだ。 『誰か一人が抜け駆けするのはナシだ』 『喧嘩になるからな』 『……だから、3人で仲良く使うことにした』 「共有(シェア)」 その言葉の意味を理解する間もなく、俺の日常は彼らの重く、熱く、歪んだ愛に塗り潰されていく。 放課後の廃校舎、部活遠征先のホテル、そして逃げ場のない週末の自宅……。 1人でも太刀打ちできない相手が、3人掛かりで俺を貪り尽くす。 「アカシ、いい声で鳴けよ。……まだ1人目だぞ?」 「俺のでガバガバになった後は、アイツらのも入りやすいだろ?」 「……逃がさない。骨の髄まで、俺たちのモンだ」 拒絶すれば力でねじ伏せられ、受け入れれば脳が溶けるほどの快楽を与えられる。 筋肉と汗、そして雄の匂いに満ちた「肉の檻」。 これは、規格外のスパダリ3人に愛されすぎた俺が、身も心も彼らに開発され、とろとろに溶かされていくまでの物語。 【登場人物紹介】 ●受:サトウ アカシ(174cm / バレー部・リベロ) 筋肉質で引き締まった身体を持つが、周りがデカすぎて相対的に「華奢」扱い。 流されやすい性格だが、実は彼ら3人への依存心も強い。夜な夜な3人に開発され、感度がバグり始めている。 ●攻1:オザキ カイ(193cm / バレー部・エース) 【属性:爽やか王子(偽)×執着×リーダー】 表向きは学校のアイドル的存在だが、中身は一番ドス黒い。 3人の司令塔であり、アカシを「共有」することを提案した張本人。笑顔で退路を断つタイプ。 ●攻2:サカモト ソウ(190cm / 柔道部・重量級) 【属性:本能×享楽的×触りたがり】 「技の練習」と称してアカシに寝技をかけるのが趣味。 3人の中で最もテクニシャンで、アカシの性感帯を熟知している。手加減を知らない肉食獣。 ●攻3:アサカワ ダイチ(195cm/レスリング部・フリースタイル) 【属性:無口×超重力級×一途】 言葉より行動で示すタイプ。その巨体とパワーは圧倒的で一度だきしめたら離さない。 見た目に反してアカシへの愛は誰よりも重く、献身的(?)
24h.ポイント 404pt
小説 3,176 位 / 220,841件 BL 615 位 / 30,705件
文字数 102,388 最終更新日 2026.04.02 登録日 2026.02.18
ファンタジー 連載中 長編
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。 そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。 「荷物持ちでもいい、仲間になれ」 その言葉を信じて、俺は必死についていった。 だけど、自分には何もできないと思っていた。 それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。 だけどある日、彼らは言った。 『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』 それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。 俺も分かっていた。 だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。 「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」 そう思っていた。そのはずだった。 ――だけど。 ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、 “様々な縁”が重なり、騒がしくなった。 「最強を目指すべくして生まれた存在」 「君と一緒に行かせてくれ。」 「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」 穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、 世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい―― ◇小説家になろう・カクヨムでも同時連載中です◇
24h.ポイント 404pt
小説 3,176 位 / 220,841件 ファンタジー 572 位 / 51,250件
文字数 152,097 最終更新日 2026.04.16 登録日 2025.11.09
ファンタジー 連載中 長編 R15
「巨乳はロマンだろ!」 ――そんな安直な理由で作った美少女アバターで異世界転生してしまった元男のゲーマー、イザヨイ。 圧倒的な美貌のおかげで異世界生活は順風満帆! ……かと思いきや、戦闘において致命的な問題が発生する。大好きな接近戦を挑もうと走った瞬間、巨大な双丘が激しく揺れ動き、まともに剣も振れないのだ! 「こんなデバフ聞いてない!」 泣く泣く後衛に回り、魔法で敵の群れを瞬殺。周囲からは天才魔導士として祭り上げられるが、本人の不満は爆発寸前。 「絶対におっぱいを何とかする方法を見つけて、最前線で暴れてやる!」 男のロマンが最大の枷となった主人公の、胸(物理)とロマン(前衛)を巡るドタバタ異世界冒険譚!
24h.ポイント 398pt
小説 3,220 位 / 220,841件 ファンタジー 580 位 / 51,250件
文字数 100,419 最終更新日 2026.04.17 登録日 2026.02.22
ファンタジー 連載中 長編 R15
※3と銘打っていますが、本作単体でも楽しんでいただけます。 【シリーズが初めての方への紹介】 平凡な少年が商業ギルドで依頼を引き受けるが、厄介な内容ばかり。 だが、彼に仕えるメイドたちは世界最強の英雄で次々と彼を支えつつ依頼をこなしていく。 やがて、1国を揺るがす大事件に巻き込まれていき・・・・ 【前作からお読みいただいている方へ】 ※この作品は、シリーズ第1作目からの続きとなっており、第2作目とはつながりはありません。ややこしくて申し訳ないです。 ※時間軸は、「2」→ 「1」→ 「3」の順番です。 ホワイトの死から、数百年。 世界は平和になった――かのように見えた。 シルバー王国は弱者を守る理想国家として成長し、 プラチナ帝国は魔法と制度で支配する大国となった。 だが、その陰にあったホワイトの名はすでに歴史の彼方へと消えていった。 そんな時代に生きる一人の少年。 少年は何も知らない。 自分が、かつて世界を揺らした魂であったことを。 これは、世界が完成したあとに始まった物語。 『僕に仕えるメイドは世界最強の英雄です3』 受け継がれた想いが、再び動き出す。 ※本作はすでに最後まで書き上げ済みです。1日1話(22時頃)更新予定です。 ※カクヨム様にも投稿しています。
24h.ポイント 398pt
小説 3,220 位 / 220,841件 ファンタジー 580 位 / 51,250件
文字数 171,104 最終更新日 2026.04.17 登録日 2026.03.19
ライト文芸 連載中 長編
自動販売機にドリンクを補充する、ボトルカーのドライバー、菅道雄。 彼らの仕事は商品の補充だけではなく、設置されたゴミ箱の清掃も含まれている。 その中に捨てられているのは、ペットボトルや缶だけではない。 本来そこに捨てられるべきではないものも、数多く紛れ込んでいる。 誰かが使い終えたもの。 役目を終えたもの。 あるいは、必要とされなくなったもの。 それらは無造作に捨てられているようでいて、確かに誰かの人生と繋がっている。 けれど、その繋がりはあまりにも簡単に断ち切られてしまう。 まるで最初から存在しなかったかのように。 「人の捨てた神様を拾うんだ」 道雄は、その言葉の意味を深く理解しているわけではない。 それは彼にとって、ただの日常だからだ。 だが、その何気ない日常は、時に小さな奇跡を生む。 そしてその奇跡は、誰かの日常へと静かに繋がっていく。 これは、そんな“日常”の連なりを描いた物語である。
24h.ポイント 398pt
小説 3,220 位 / 220,841件 ライト文芸 34 位 / 9,126件
文字数 25,094 最終更新日 2026.04.17 登録日 2026.04.01
ライト文芸 連載中 短編
地方都市の古いビル,その地下1階にある小さなベーカリー。22歳の見習いパン職人,木村詩帆は,深夜2時から朝6時まで,一人で仕込みをしている。変わりたいと思いながら変われない。前に進まなければと思いながら,足が動かない。それでも毎晩,粉を量り,水温を測り,生地を捏ねる。繰り返しの中に,自分を,かろうじて,置いている。 ある深夜,シャッターを叩く音がした。光が見えたから,と言って現れたのは,同じビルの4階に住む,名前も職業も知らない男だった。眠れない夜に外を歩いていると,この地下の光が見えて,立ち止まれるのだという。詩帆はパンを売った。それだけのことだった。 それから,彼は週に3度,深夜に来るようになる。パンを買う。少しだけ言葉を交わす。また来る。ただ,それだけのことが繰り返された。でも詩帆の手は,彼が来る夜と来ない夜で,仕込みのリズムを変えていた。身体が,頭より先に,何かを知っていた。 包帯を巻いた夜があった。カウンターを越えて,その手を包んだ夜があった。厨房にコーヒーカップが2つ並んだ夜があった。深夜の厨房で,2人は話した。何について話したか,後から思い出せない。声の低さと,蛍光灯の白さと,コーヒーの冷め方だけを,覚えている。 やがて,彼の名前を知った。詩帆は,その名前を,のどの奥で,静かに,発音した。 2人の関係には,最後まで,名前がつかない。恋なのか,習慣なのか,それとも別の何かなのか。問いは宙吊りのまま,夜の中に,置かれる。でも詩帆は今夜も,ブリオッシュに丸印をつける。1つ,取っておくための,印を。来ても来なくても,焼く。待つことは,何もしないことではない。温度を保つことが,待つことだ。 停滞は,敗北ではない。前進も,義務ではない。変われない身体が,それでも夜の中を歩く。その事実を,この物語は,裁かずに,ただ,描く。
24h.ポイント 398pt
小説 3,220 位 / 220,841件 ライト文芸 34 位 / 9,126件
文字数 5,033 最終更新日 2026.04.17 登録日 2026.04.17
恋愛 完結 長編 R15
伯爵令嬢ラフレーズ=ベリーシュは、王国の王太子ヒンメルの婚約者。 王家の忠臣と名高い父を持ち、更に隣国の姫を母に持つが故に結ばれた完全なる政略結婚。 長年の片思い相手であり、婚約者であるヒンメルの隣には常に恋人の公爵令嬢がいる。 婚約者には愛を示さず、恋人に夢中な彼にいつか捨てられるくらいなら、こちらも恋人を作って一泡吹かせてやろうと友達の羊の精霊メリー君の妙案を受けて実行することに。 ラフレーズが恋人役を頼んだのは、人外の魔術師・魔王公爵と名高い王国最強の男――クイーン=ホーエンハイム。 濡れた色香を放つクイーンからの、本気か嘘かも分からない行動に涙目になっていると恋人に夢中だった王太子が……。 ※小説家になろう・カクヨム様にも公開しています
24h.ポイント 397pt
小説 3,240 位 / 220,841件 恋愛 1,659 位 / 64,399件
文字数 146,499 最終更新日 2025.06.09 登録日 2023.03.06
BL 連載中 長編 R18
★執着溺愛系イケメン俳優α×平凡なカメラマンΩ 平凡なオメガである保(たもつ)は、ある日テレビで見たイケメン俳優が自分の『運命』だと気付くが、 どうせ結ばれない恋だと思って、速攻で諦めることにする。 数年後、テレビカメラマンとなった保は、生放送番組で運命である藍人(あいと)と初めて出会う。 きっと自分の存在に気付くことはないだろうと思っていたのに、 生放送中、藍人はカメラ越しに保を見据えて、こう言い放つ。 「やっと見つけた。もう絶対に逃がさない」 それから藍人は、混乱する保を囲い込もうと色々と動き始めて―― ★リブレ様にて紙書籍・電子書籍化が決定しました! 応援してくださった皆様のおかげです! 本当にありがとうございます! 発売日などの詳細は、決まり次第、作者のXや近況ボードなどでご報告させていただきますのでお待ちいただければ幸いです。
24h.ポイント 397pt
小説 3,240 位 / 220,841件 BL 625 位 / 30,705件
文字数 166,907 最終更新日 2026.02.28 登録日 2025.12.13
BL 完結 長編 R18
乙女ゲームの悪役令息ユリスに転生して数年。 没落の未来を回避するため、ユリスは婚約者・アデルセン王子を『救わない』道を選んだ。来るべき断罪の日を迎え撃つべく、水面下で完璧な婚約解消の布石を打ち、シナリオ通りに動く『主人公たち』を傍観者の目で見つめ続けてきた。 そして、ついに訪れた婚約破棄の場。 「不敬にならないよう、平和的に口を塞いだだけですよ」 吠え立てる王子の口にステーキ肉を突っ込んで黙らせ、淡々と不貞を糾弾するユリス。 計画通り、圧倒的な正当性で主人公たちを追い詰め、あとは自由を手に入れるだけ、のはずだった。 しかし、その舞台を鮮やかに乗っ取ったのは、誰よりも優秀で『無害』を装っていた第四王子レオニード。 「王家と侯爵家、せっかく結ばれた縁が切れるのは惜しい。愚兄の代わりに私と結婚しよう」 婚約解消を目論む転生策士 vs 獲物を逃さない年下王子。 シナリオを書き換えた先に待っていたのは、深い溺愛の罠だった。 周到な年下第四王子レオニード(16)×転生者侯爵令息ユリス(20) 第二王子のモノローグ→幼少時代から始まりますが展開は早いです。 本編にR18要素は含まれません。 全29話。 番外編9話。 ※印のあるお話は成人向けの内容となっております ★ムーンライトノベルズ様へも投稿しておりますので、読みやすい方からご覧いただけましたら幸いです。
24h.ポイント 397pt
小説 3,240 位 / 220,841件 BL 625 位 / 30,705件
文字数 96,702 最終更新日 2026.03.15 登録日 2026.02.27
現代文学 完結 短編
「家事しないなら結婚のメリットないじゃん」 あの夜の俺は、 それを“正論”だと思っていた 冷えた惣菜の蓋に映る顔 少し歪んでいたのに 気づかなかった 音のない食卓で 箸が置かれた たったそれだけの音が 境界線だったのに --- 会社では、 数字がすべてだった 結果を出せば、正しい 誰より稼げば、上に立てる そう信じていた だから “役に立つかどうか”で 人を測ることに 迷いはなかった --- 「リストラ対象だ」 その一言は、 数字じゃなかった 評価でもなかった ただ、 俺という人間が 要らないと言われただけだった --- ベンチの冷たさ カップ麺の湯気 ぬるくなったスープ 誰にも見られていないのに ずっと、見られている気がした ポケットの中で震える名前 “今日遅い?” それにすら 答えられなかった --- 家にいるのに 家の中が分からない どこに何があるかじゃなくて 何が起きているのかが 分からない 終わらないこと 待ってくれないこと 積み重なること それを 誰か一人が 黙って引き受けていたこと --- 「メリットなくない?」 あの言葉は 相手に向けたものじゃなかった 自分の居場所を 自分で削っていた 音もなく 少しずつ --- 役に立たないなら いなくてもいい そう言ったのは俺だ だから いなくなるのは 当然だった --- 一人の部屋は静かだ 音がしないわけじゃない 生活の音はある けれど 誰にも届かない音だ --- 弁当を詰める手 慣れてきた動き 焦げない火加減 無駄のない段取り できるようになったことは 増えた でも それを 誰も見ていない --- 「メリット」じゃなかった あれは 役割でも 条件でもなかった ただ 同じ場所で 同じ時間を 回していくことだった --- あのとき 箸を置いた音の意味を 今なら分かる でも その音は もう二度と戻らない --- それでも 今日も 火をつける 誰のためでもなく 自分が いなくならないために
24h.ポイント 397pt
小説 3,240 位 / 220,841件 現代文学 59 位 / 9,310件
文字数 19,567 最終更新日 2026.04.01 登録日 2026.03.24
現代文学 完結 短編
幸福な家庭のふりをした地獄 「幸福な家庭はどれも似ている」と かつての文豪は 紙に書きつけた けれど この家のドアの向こう側 熟した果実の芯は とうに腐り落ちていた 朝陽に照らされた 清潔なリネン 「理想の夫」を演じる 傲慢な足音 茶碗の置き方 服の畳み方 すべてを支配する 透明な暴力(モラハラ) 「誰の金で食っていると思っているんだ」 その言葉を あなたは盾にして笑ったけれど 盾の裏側で 私が何を磨いていたか 想像もしなかったでしょう? キーボードを叩く音は 未来を綴る鼓動 ボイスレコーダーの赤い光は あなたの断罪 「飯炊きババア」と あなたが吐き捨てた夜 私は密かに 自由の香りに酔いしれた 定年の鐘は 終わりの始まり 差し出された離婚届に 私は微笑みで応える あなたが夢見た 若き恋の蜃気楼は 「将来性」という冷徹な篩(ふるい)にかけられ消える 残されたのは 洗濯機の回し方も知らぬ男 ぬるいコンビニ弁当の 寂しい底の味 「不幸な家庭は それぞれに不幸である」 その一節が ようやくあなたの胸を刺す 私はもう 似たり寄ったりの幸福には戻らない 自分だけの足跡で この大地を踏みしめて かつて「地獄」と呼ばれた場所を 風の吹き抜ける ただの空き家にするために
24h.ポイント 397pt
小説 3,240 位 / 220,841件 現代文学 59 位 / 9,310件
文字数 31,095 最終更新日 2026.03.14 登録日 2026.03.06
恋愛 連載中 短編
夫の商会を支えてきたのは、ずっと私だった。 だがある日、私は「役に立たない」と切り捨てられ、商会を追い出されてしまう。 ――いいわ、なら好きにやらせてもらう。 これまで裏で支えてきた流通を、少し変えただけ。 それだけで、市場は大きく動き始めた。 やがて―― 元夫の商会は、みるみるうちに立ち行かなくなっていく。 気づいた時にはもう遅い。 その崩壊は、止められない。 これは、すべてを奪われたはずの私が、 逆にすべてを奪い返していく物語。 ※2026年3月29日より公開開始(全35話・毎日更新予定)
24h.ポイント 391pt
小説 3,298 位 / 220,841件 恋愛 1,685 位 / 64,399件
文字数 29,389 最終更新日 2026.04.18 登録日 2026.03.18
20,912 1415161718