「三歳」の検索結果
全体で279件見つかりました。
スクラルド王国の筆頭公爵家の次女として生を受けた三歳になるアイリス・フォン・アリステラは、次期当主である年の離れた兄以外の家族と兄がつけたアイリスの専属メイドとアイリスに拾われ恩義のある専属騎士以外の使用人から疎まれていた。
アイリスを疎ましく思っている者たちや一部の者以外は知らないがアイリスは転生者でもあった。
ある日、寝ているとアイリスの部屋に誰かが入ってきて、アイリスは連れ去られた。
アイリスは、肌寒さを感じ目を覚ますと近くにその場から去ろうとしている人の声が聞こえた。
去ろうとしている人物は父と母だった。
ここで声を出し、起きていることがバレると最悪、殺されてしまう可能性があるので、寝たふりをして二人が去るのを待っていたが、そのまま本当に寝てしまい二人が去った後に近づいて来た者に気づくことが出来ず、また何処かに連れていかれた。
朝になり起こしに来た専属メイドが、アイリスがいない事を当主に報告し、疎ましく思っていたくせに当主と夫人は騒ぎたて、当主はアイリスを探そうともせずに、その場でアイリスが誘拐された責任として、専属メイドと専属騎士にクビを言い渡した。
クビを言い渡された専属メイドと専属騎士は、何も言わず食堂を出て行き身支度をして、公爵家から出ていった。
しばらく歩いていると、次期当主であるカイルが後を追ってきて、カイルの腕にはいなくなったはずのアイリスが抱かれていた。
アイリスの無事に安心した二人は、カイルの話を聞き、三人は王城に向かった。
王城で、カイルから話を聞いた国王から広大なアイリス公爵家の領地の端にあり、昔の公爵家本邸があった場所の管理と魔の森の開拓をカイルは、国王から命られる。
アイリスは、公爵家の目がなくなったので、無自重でチートし続け管理と開拓を命じられた兄カイルに協力し、辺境の村々の発展や魔の森の開拓をしていった。
※諸事情によりしばらく連載休止致します。
※小説家になろう様、カクヨム様でも掲載しております。
文字数 196,310
最終更新日 2022.03.28
登録日 2021.12.05
勝気な第一王女のモニカには、初恋の人がいた。公爵家のクラウスだ。七歳の時の思い出が、モニカの初恋となった。クラウスはモニカよりも十三歳上。当時二十歳のクラウスにとって、モニカは当然恋愛の対象ではない。大人になったモニカとクラウスの間に縁談が持ちあがる。その返事の為にクラウスが王宮を訪れる日。人生で初めての緊張にモニカは動揺する。※『わたしのことがお嫌いなら、離縁してください』に出てくる王女のその後のお話です。
文字数 10,038
最終更新日 2023.11.14
登録日 2023.11.14
旧題:乙女ゲームのぶりっ子悪役女は魔法オタクになった
学校の階段から転落した女子高生の愛美は、気付けば乙女ゲームの世界で三歳の幼女になっていた。しかもこの幼女は、ゲームに登場するライバルキャラの一人で、将来はぶりっ子悪役令嬢となる人物だ。シナリオ通りならば、最後には社会的に抹殺される未来が待っている。
このままではマズイ気もするけれど……愛美は、諸々の事情を気にしないことにした! どうせ夢だし、そのうち元の世界へ戻れるだろう。とりあえず、大好きな魔法を極めるぞ。おー。
本編は完結済みです。
8/28書籍化に伴いまして規約により、該当部分を引き下げました。
引き下げた内容は、別人物視点で投稿し直す予定です。「改」とついているものが投稿し直した内容になっております。
以前は「小説家になろう」へのリンクを貼っていたのですが、あちらで新しくダイジェスト化禁止の規約ができたのに伴いまして、アルファポリス様サイト形式でこちらに移転しました。
以前の形式をお気に入りに追加してくださった方、お手数をおかけしまして申し訳ありません。
文字数 622,402
最終更新日 2020.07.02
登録日 2016.08.24
「みーちゃん、痛い。髪、ひっぱらないで」
早紀は泣き叫んで訴える。
姉である早紀は六歳、一方で髪を引っ張っている美優はまだ三歳だ。
髪の毛を引っ張られた早紀は訴える。
「妹なんかいらかったのに。みーちゃんなんか捨ててきて!」
この時、私は子育てに疲れてしまっていた。
本心からではなかったはずだ。つい、ほんとうに捨ててくるからね、と早紀に聞いてしまう。
「いいよ、絶対に捨ててね」
と早紀は応える。
むきになってしまった私は美優を抱えて玄関へと向かう。
「わかった、本当に捨ててくるからね」
そう言って美優を抱き上げると、ぎゅっとしがみついてきた。
玄関へ向い、一旦、美優を下ろす。靴を履いて振り向くと、そこには美優の姿がなかった。
文字数 9,813
最終更新日 2024.01.26
登録日 2024.01.26
大公の娘であるエリーゼは、大公の新しい妻とその娘ライラによって十三歳で家を追い出された。それからしばらくしてエリーゼは中小貴族の御曹司レイモンドと婚約するが、ライラはそれを妬み、立場を利用してレイモンドに婚約破棄を迫り自分のものにしようとする。
しかしエリーゼも、黙って引き下がるはずはなかった。捻れた親子関係を修復し、婚約者を取り戻すため、彼女は大公の元へと向かう。
※三話完結
文字数 3,767
最終更新日 2021.03.25
登録日 2021.03.24
「リリィ、お前はベルトラン・ド・オリオール殿の元へと嫁ぐことになった。急ではあるが、三ヶ月後には王都で結婚式を行う。それまでに支度を整えておくように」
淡々と告げる父親の顔は、家族としての顔では無く、この国の宰相としての顔なのだと娘リリィは理解した。
愛娘をずっと手元に置いておきたい父の意向もあって、婚約もせずにいたリリィ。
やがて二十三歳となり、行き遅れと社交界で噂されていた侯爵令嬢は、突然の王命による結婚話に驚きながらも、貴族の令嬢らしく素直に受け入れた。
嫁ぎ先は三十歳も年上のイケおじ騎士団長で……。
結婚の準備を進めていたある日、リリィは瀕死のサキュバスに出会い、その精神だけがリリィの中へと入り込んでしまう。
真面目でお淑やかなリリィの中に、奔放なサキュバスが共存することになった。
そして、結婚式の日に初めて顔を合わせたイケおじ騎士団長ベルトランを、いっぺんに好きになってしまうリリィ。
リリィの気持ちに気付くことなく、『形だけの妻で良いから』と気遣うベルトラン。
初夜の場でお互いの本音を暴露した二人は、思わぬ夜を過ごすことになった。
サキュバスに侵されたお淑やかな侯爵令嬢が、三十歳年上のイケおじ騎士団長の夫を攻めまくる、初夜が女性上位な夫婦のお話。
その後は溺愛ターンでお互い様です\(//∇//)\
※女性が攻めるR18表現ありです。
男性攻めの回もあり。
文字数 178,447
最終更新日 2024.04.10
登録日 2021.12.03
* R18シリアス寄り、甘めかと思います。
* タイトル変更しました。旧『軍人のつがいになりました』
悪しきつがい制度のある国で、家族から不義の子として冷遇されていたグレースはひっそり暮らしていた。
そんな彼女が十三歳になった時、継母から『つがい』が見つかったと僻地へ追いやられる。
相手もわからないまま向かった先にいたのは、戦で活躍した孤児の軍人だそうで――。
* このお話の世界では十八歳での飲酒表現がありますが、現実では二十歳になってからお楽しみ下さい。
* およそ6話程度の予定。
* R18シーンは終盤、※印をつけます。
* 表紙はCanvaさまで作成した画像を使用しております。
文字数 11,732
最終更新日 2022.10.02
登録日 2022.09.30
狼さんはその日『運命の番』に出会いました。
けれど――運命の番は三歳の幼獣だったのです。
番の成人まで十五年間、激しい我慢を強いられる男盛りの狼獣人ダリウスと、その番ローゼのお話。
10話以内でさっくり終わる予定です。
文字数 28,674
最終更新日 2019.10.27
登録日 2019.06.17
アークライト子爵ルミナスは若くして奥方を亡くして以来、三十三歳の今でも独身を貫き、一人娘を溺愛している。
というのは建前で、娘を放って女遊びに耽る放蕩者。
実質、八歳の娘アリアを育てているのは、家庭教師のイザベラだ。
顔を突き合わせば言い合いばかり。水と油、犬猿の仲。アリアがイザベラを好いているから仕方なしに子爵家に雇われているのだが、二人は決して歩み寄ることはない。
しかし、誘拐事件がきっかけで、二人の関係に変化の兆しが……。
R18には※をしています。
文字数 147,913
最終更新日 2024.02.05
登録日 2024.01.15
スペード王国の公爵家の娘であるリリア・ジョーカーは三歳下の妹ユリ・ジョーカーと私の婚約者であり幼馴染でもあるサリウス・スペードといつも一緒に遊んでいた。
サリウスはリリアに好意があり大きくなったらリリアと結婚すると言っており、ユリもいつも姉さま大好きとリリアを慕っていた。
リリアが十八歳になったある日スペード王国で反乱がおきその首謀者として父と母が処刑されてしまう。姉妹は王様のいる玉座の間で手を後ろに縛られたまま床に頭をつけ王様からそして処刑を言い渡された。
それに異議を唱えながら玉座の間に入って来たのはサリウスだった。
サリウスは王様に向かい上奏する。
「父上、どうか"ユリ・ジョーカー"の処刑を取りやめにし俺に身柄をくださいませんか」
リリアはユリが不敵に笑っているのが見えた。
文字数 17,447
最終更新日 2020.06.24
登録日 2020.06.16
「よわよわ」「泣いちゃう?」「情けない」「ざーこ」と幼馴染に言われ続けた尾崎太一は、いつか彼女を泣かすという一心で己を鍛えていた。しかし中学生になった日、可愛くなった彼女を見て気持ちが変化する。その後の彼は、自分を認めさせて告白するために勝負を続けるのだった。
一方、彼の幼馴染である穂村芽依は、三歳の時に交わした結婚の約束が生きていると思っていた。しかし友人から「尾崎くんに対して酷過ぎない?」と言われ太一に恨まれていると錯覚する。だが勝負に勝ち続ける限りは彼と一緒に遊べることに気が付いた。そして思った。いつか負けてしまう前に、彼をメロメロにして告らせれば良いのだ。
かくして、実は両想いだと気が付かない二人は、互いの魅力をわからせるための勝負を続けているのだった。
芽衣は少しだけ他人よりも性欲が強いせいで空回りをして、太一は「愛してるゲーム」「脱衣チェス」「乳首当てゲーム」などの意味不明な勝負に惨敗して自信を喪失してしまう。
乳首当てゲームの後、泣きながら廊下を歩いていた太一は、アニメが大好きな先輩、白柳楓と出会った。彼女は太一の話を聞いて「両想い」に気が付き、アドバイスをする。また二人は会話の波長が合うことから、気が付けば毎日会話するようになっていた。
その関係を芽依が知った時、幼馴染の関係が大きく変わり始めるのだった。
文字数 53,059
最終更新日 2023.05.07
登録日 2023.03.23
五年前、結婚式当日に侍女と駆け落ちしたお兄様のせいで我が家は醜聞付きの貧乏伯爵家へと落ちぶれた。
他家へ嫁入り予定だった妹のジュリエッタは突然、跡継ぎに任命され婿候補とのお見合いや厳しい領主教育を受ける日々を送る事になった。
そしてお父様の死という悲しい出来事を乗り越えて、ジュリエッタは伯爵家を立て直した。
全ては此処からという時に、とうの昔に縁を切った筈の愚兄が何事もなかったかのように突然帰って来た。それも三歳になる甥を引き連れて……
本編23話 + 番外編2話完結済み。
毎日1話ずつ更新します。
文字数 59,237
最終更新日 2021.09.14
登録日 2021.08.20