「売」の検索結果
全体で6,179件見つかりました。
とある地方都市のほぼ中心部に位置する商店街の一角で店を構えている細谷誠治はコンプレックスの塊である。
大柄で筋肉質、ガタイの良い肉体、どんな時にも表情筋が動かない顔、etc。「男らしい」と称える人もいるだろうが、誠治にとっては「欠陥だらけの身体」だった。
理由は、商売人として客を怖がらせるから。せいぜい役立つのは、夏祭りで近所の悪ガキたちがやる肝試しに怖がらせる側として参加する時くらい(一年で最も楽しいことではある)。おまけに、生花店を営むのに、花を飾るセンスが欠片もない。酒も飲めない。
それでも、自分の人生は幸せな方だと思っていた。常連客からの贔屓によって店の営みに今のところ問題はない。商店街の先輩店主たちからは可愛がられ、幼い時からの幼馴染も多くいる。中学高校の同級生で妻の美里もいた。
つまづいたのは、美里の浮気を知った時。
同時に、行進曲の公演開幕のベルが鳴る。曲を奏でるのは、強面男と横に並び支える仲間たち。
*
全3話、2万6千字。
カクヨムと小説家になろうにも投稿しています。
文字数 26,874
最終更新日 2024.11.12
登録日 2024.10.29
舞台は今から百年ほど昔の千時丸帝国(せんじまるていこく)。
「ちょっと、そこのお姉さん、『命』買っていただけませんか?」
『九賀野財閥』の九賀野七菊(くがの なぎく)嬢は余命宣告を受けた帰り道で少女に声を掛けられた。『命』を欲していた七菊が証拠を要求すると、少女は銃で自分の頭を撃ち絶命し生き返った。これが『零(れい)』と名乗る女装美少年と七菊の出逢いだった。
命を得るには、『命弾』が装填された銃で絶命し生き返る『命の受け渡しの儀式』と、零が要求するお代が必要だった。一回目の儀式のお代として零は、七菊の父で当主の牡丹(ぼたん)との面会を要求。
七菊は『よもぎ医院』という廃病院で儀式を行った。七菊の病は回復したが長くはもたず、四童子竜胆(しどうじ りんどう)と名乗る『よもぎ医院』の院長の呪いにより恐ろしい仕置きをされた。竜胆は、九賀野によって殺された医師だった。
二回目の儀式の『命弾』の主は竜胆の妻の百合だった。百合に憑かれた七菊は、三回目の儀式を行った。『命弾』の主は、四童子夫妻の娘の瑠璃。零は、父が死んだ『九賀野研究所』の見学をお代として要求し、非人道的な実験が行われていた地下室へ潜入。浮遊霊たちと共に復讐を成し遂げ九賀野財閥は破綻。
零は、四童子家の息子で本名は鬼灯(ほおずき)。家族を亡くし、売られ、瀕死の状態だった。生霊の零と七菊の直接対決は、零に騙された七菊が銃で頭を撃ち絶命し幕を閉じた。
数年後。千時丸帝国は戦乱の最中にあった。牡丹は姓を、一百野(いおの)と偽り、息子の直理(すぐり)と診療所を営んでいた。戦火拡大により、直理は軍医として同志の鷹山と一緒の野戦病院に駆り出された。
敵国の兵士の手当てをした鷹山は上官からスパイの嫌疑をかけられ、鷹山を庇った直理は彼を解剖するよう命じられた。その時、鷹山に憑依していた七菊が直理に憑依していた零の前に現れて、七菊に敗れた零は銃で頭を撃ち抜いた。
文字数 124,802
最終更新日 2025.02.26
登録日 2025.02.08
勇者クロウは魔王を討伐した史上最強の勇者だった。
しかし魔王との戦いで限界まで身体を酷使したことで腰を痛め、それ以降、重度の腰痛に苦しむことになる。
そしてクロウは勇者の地位を奪われ、王国から追放されてしまった。
腰痛で歩くこともままなず、ついには森の中で行き倒れたクロウ。
そんなクロウの前に近所で評判という凄腕美少女整体師エルフのアリスベルが現れて――。
ゴキボキゴキッボキャァッ!
「あぎゃぎゃががぎゃぐわぃおうえっ!? いきなりなにするんだ!」
クロウはもう我慢ならんとアリスベルを押しのけて立ち上がると、指差しながら激しく糾弾した。
腰痛で苦しむ人間の腰をさらに手酷く痛めつけるなどと、まさに鬼畜の所業である。
だけどアリスベルはあっけらかんと言った。
「どう、もう立てるでしょ?」
「あ、ほんとだ、全然腰が痛くないぞ?」
アリスベルの神の手によって、既にクロウの腰はほぼほぼ完治していたのだった。
全ての腰痛持ちに送る新感覚「腰痛系異世界ファンタジー」!
腰痛もちのあなたは、治してもらった主人公の感謝の深さにきっと共感できるはず!
(注:腰痛じゃない人も楽しめる仕様です)
弱きを助け、世界を救う――そんな昔ながらの本物の勇者が、腰痛が原因で追放されるところから始まる2度目の世界救済譚。
最近流行りの「悪い勇者」要素は一切無し、正しき勇者の物語が開幕です!
(*カクヨム併載です)
文字数 234,849
最終更新日 2023.10.21
登録日 2021.04.22
婚約破棄され、財産を奪われ畑に捨てられたクレメンタイン。全て奪われ、泥まみれになっていた。そんな絶望の中、悪逆皇帝の名で知られているジュリアスが現れた。
ジュリアスは、悪名高く『ナイトフォール帝国』を徹底的に支配していて民から嫌われ、支持もよくないが、クレメンタインを憐れに思い、優遇した。
クレメンタインは、彼の本当の優しさに触れ――恋をしていく。
文字数 5,606
最終更新日 2022.11.03
登録日 2022.10.27
令嬢アーデルは可愛げの無い性格に劣等感を抱いていた。その性格のせいか婚約もなかなか決まらない。
そんな折、彼女はとある夜会で兄の友人であるレナードと再会する。レナードはアーデルのかつての想い人であったが、病により片腕を失っていた。そして彼は猛勉強の末に軍医として王立軍に入隊していたのである。
その後二人は夫婦として結ばれ、幸せな日々を過ごす。しかしある晩、レナードを失った腕の痛み━━幻肢痛が襲う。
苦しみの最中、彼はアーデルに傍にいて欲しいと言った。彼女は受け入れるが、それは長く濃密な夜の幕開けであった。
+身体欠損表現有り。
文字数 11,278
最終更新日 2023.04.14
登録日 2023.04.14
村の外れにひっそりと住む女が居た。
彼女は両親も居らず、薬草を摘み、薬を作る薬師として、細々と暮らし、村や近隣の街に出向き、薬を売っていた。
名はリアナ。
リアナは不思議な女で、幼い時の記憶が無く、両親の顔さえも分からない。
ただ、名だけ覚えていて、住んでいる家も本当に自分の家かさえも分からないまま、身を潜めて暮らしていた。
それは、リアナの身体から僅かながら溢れる魔力をひた隠していなければならない、とリアナの本心が警告をしていたからだった。
この生活を10年続けた22歳の時、少しずつリアナを取り巻く環境が変わりつつあって−−−
*Hシーンには♡が付きます
*二部作です
独身編の後に新婚編があります
*話の内容により、終盤にも新しいキャラも出て来る事になるので、独身編と新婚編に分けました
文字数 67,947
最終更新日 2024.09.24
登録日 2024.09.01
世界が異世界転生し、俺、【鈴木零 スズキレイ】フリマアプリ等を使い、物の売り買いと配達をしている!
ひょんなことから可愛いやつとかクセある仲間ができ、そいつらにもやらせたところ成功!
そして大成功する!
剣や魔法は単体には効果ある、お金という信用はそれよりも強力な威力を発揮する!
レイ
「俺は無能だと思ってたがこんな才能あったとはな…こんな簡単な事だったなんてな…」
そのお得な成功を垣間見れる!
マネーイズパワー!
文字数 1,285
最終更新日 2025.12.04
登録日 2025.12.03
百発全敗の当たらない占い師?
いえいえ!
才能あふるる『逆張りの』占い師が、あなたのお悩みを解決いたします!
ですから安心してご相談くださいね。
些細な事でも、どうぞお気軽にご相談くださいね。
……とびっきり美味しいお茶をサービスでお付けしますから、ご相談くださーーーい!
駆け出し中の占い師、マデリーネの元にはいつもちょっと変わった相談のお客様が。
それでも超売れっ子占い師を目指して、今日も奮闘します。
文字数 125,058
最終更新日 2019.09.29
登録日 2019.09.09
ふと思い出して書いてみた内容です。短くまとまってるのでさくっと気になった方は読んでみてください。
文字数 998
最終更新日 2020.02.29
登録日 2020.02.29
良い作品を見つけたら誰だって、ちょっとは応援したい気持ちになりますよね?
そしてせっかく応援するんなら、ちょっとは作者さんの力になれる形でしたい。
でもそこで一つの壁にぶち当たります。
アルファポリスには、残念ながら『評価』や『応援』のボタンがない……。
そんなお悩みにぶち当たったそこの貴方に、気に入った作品を後押しできちゃう方法をお教えします。
文字数 4,533
最終更新日 2021.05.07
登録日 2021.05.01
小国リーンは大国レギオナの前になす術もなく降伏した。
リーン公国の令嬢アーシャ・ルゥは、レギオナ帝国に生け贄として売られることになる。
パーティーの席、皇子ワイアットへの貢ぎ物として差し出されたアーシャだが、皇子は意外にもアーシャの足下に跪く。
驚くアーシャに皇子は、2人が以前から知り合いであることを仄めかす。
なんと彼はアーシャが昔助けた猫だったのだ。
それからのこと、アーシャは敵国の皇子ワイアットから恩返しとばかりに溺愛を受けるのであった。
文字数 15,959
最終更新日 2024.06.30
登録日 2024.06.30
怪談、売ります。買います。創作歓迎!
そんな立て看板があるビルの二階に、怪談屋はある。
文字通り、怪談を売買することがメイン業務だ。
繁盛とは言えない商売だが、そんな中でも、客は来る。
――不可解な謎を持って。
心霊体験や怪奇現象、幽霊騒動、そして殺人事件。
魑魅魍魎、複雑怪奇なそれらに挑むのは、
機械オンチで美の権化のような店主、月詠 鈴鹿。
怪異と幽霊が絡む事件では、その頭脳を惜しむことなく駆使し、
闇の奥にある謎を鮮やかに解き明かす。
その者の隠した咎を、さらすのだ。
そして――。
今日も今日とて、彼女はお茶を飲みながらになかなか来ない客を待つ。
不可解な謎という、極上のお土産を期待しながら。
文字数 61,402
最終更新日 2024.09.10
登録日 2024.09.03
体は元々女性、心は男性。自分の性に違和感をもちながら生きてきた27年間。海外で性別適合手術を行い戸籍変更をし男性として暮らしています。ですが、ペニスなし。男と女のハイブリット。
そして性的指向はバイセクシャル。
いじめ、自殺未遂、親との絶縁、OD、うつ病、借金地獄、薬物、風俗、巫女、水商売、婚約破棄、偽装結婚、逃亡生活等、様々な波瀾万丈な人生を送ってます。しかし良い人生だと後悔はしておらず。人生一度きり。ゴキブリのようにしぶとく生きております。普通を嫌い変人とよばれ喜びます。どん底から這い上がり、現在看護師をしながらトランスジェンダー活動家として活躍しています。ラジオ番組のパーソナリティまで登り詰め、メディア等にも出演させて頂いております。
そんな僕と私の奇妙な人生を皆様に知って頂ければと思います。
文字数 2,029
最終更新日 2017.01.04
登録日 2016.10.03
縦読み推奨です
店は同じだったり、違ったりします
2021.1.24
自費出版(同人誌販売)したため、公開範囲を半分にしました
文字数 7,304
最終更新日 2019.07.25
登録日 2017.11.20
世界初のバーチャルMMORPG、ヨルムンガンド・オンライン。
そのファーストロットの抽選販売に当選した大学生の本田小町は、VRMMOゲームなのにも関わらず、冒険に出ることもなく領地経営を楽しんでいた。
そんなある日。
突発的に起こった大規模討伐クエストの最中であるにも関わらず、公式サイドに公開された大型アップデートの内容を見て、呆然としてしまった。
【ハイパークエスト、R・I・N・Gが実装されます】
公式サイド曰く、【R・I・N・G】クエストをクリアすることにより、世界に七つしか存在しない『願いを叶える指輪』が手に入るという。
【これは世界のどこかに存在する七つの指輪、それを求める旅。指輪を手にしたものは、望みのものが与えられます】
──ゾクゾクッ
これを見たユーザーたちは、誰もが歓喜に震え始めた。
これは普通のオンラインゲームじゃない。
願いを叶えることができる、オンラインゲーム。
それこそ、莫大な富と財宝が手に入る可能性がある。
誰もが知りたい、莫大な富。
それはゲームの世界のものなのか、それとも現実なのか。
そう考えたユーザーが、無理を承知で公式に質問した。
Q:ゲーム内ではなくリアルで現金一億円とかを望んでも叶いますか?
A:まあ、望むものとは言いましたが、現金なら10億円までですね。
公式サイトでは、最大10億円ぐらいまでならば、賞金としてお渡しすることができますと公式回答を発表。
オンラインゲームは娯楽だけではなく、まさに一攫千金を求めることができるものに変化した。
言わば、現代のゴールドラッシュが始まろうとしているのである。
そしてこの公式解答は、瞬く間に日本だけでなく全世界にも広がっていった。
「こ、これは大変なことになった……」
主人公の本田小町は、このクエストの情報を求める。
彼女と親友の夢を取り戻す為に。
【R・I・N・G】クエストをクリアするために。
注)このストーリーは、『ユメカガク研究所』というチームによって生み出されたシェアワールドを舞台としています。
こちらのシェアワールドを使用している作品には、全て『ユメカガク研究所』のタグがついていますので。
文字数 106,219
最終更新日 2022.09.16
登録日 2022.08.29
商店街の外れ、夕暮れから夜にかけてだけ開く小さな古書店――
宵待ち古書店。
そこには、「今の自分に必要な本が、必ず一冊だけ見つかる」という噂がある。
だが、その本は必ずしも読みたいものではなく、
むしろ目を背けてきた過去や、言えなかった想いを静かに突きつけてくる。
店主は、本の来歴を語らない。
なぜその本がここにあるのか、誰が置いていったのかも説明しない。
ただ「売れる本」と「売れない本」を、はっきりと区別する。
返されなかった貸本、絶版本に挟まれた手紙、
二度目に買う同じ一冊、決して売られない日記帳――
訪れる客は皆、本を通して、自分の人生の途中に触れることになる。
この店で起きる出来事は、奇跡でも救いでもない。
ただ、立ち止まった人が、もう一度歩き出すための静かな時間があるだけだ。
頁に残る温度を確かめるように、
人は今日も宵待ち古書店の扉を開ける。
文字数 6,916
最終更新日 2026.01.07
登録日 2025.12.31
売れない小説家、画噺人生⦅えばなしとき⦆は雑誌掲載用の小説を書いていたが、なかなか筆が進まずに困っていた。
そんな時、決まって彼女は。
「物語なんて家から出ればたくさん落ちているわよね」
なんて言って、お気に入りの黒いワンピースを身に纏い、宛もなく放浪をしては毎回、帰り道を見失って途方に暮れるのだ。
けれどそれは人生《とき》にとって悪いことばかりではない。
今日は古く寂れて廃墟となった映画館を見つけることが出来た。
館内からはカラカラと回る映写機の音が聞こえる。
「あら?まだ映写技師はご健在なのかしら?」
人生⦅とき⦆は映写機の音に誘われて「からから短編劇場」へと足を踏み入れた。
人の気配を感じられない、がらんどうとした館内の映写室には、捨てられるようにして地面に置かれている短編映画フィルムが転がっている。
人生《とき》は可哀想だなとフィルムを拾い上げて、映写機に入れると「死を埋める鉄」という3分ほどの映画がスクリーンに映し出され、人生《とき》の長い長い物語を辿るお話が幕を開けるのだった。
全編を通して共通するコンセプトは、闇の中にあるささやかな光です。
カクヨムでは続きの短編が読めます。
文字数 19,012
最終更新日 2026.04.18
登録日 2026.04.18
元売れっ子?ラノベ作家の上川涼介は銀行強盗から女の子を助け命を落としてしまう。
目覚めた先で高位の存在に助けた女の子が人類の進化を助けるために送り込まれた子だったと感謝される。
お礼に涼介は異世界へ送ってもらうことにした。
異世界へと移住した元売れっ子?ラノベ作家が、長年培った知識で異世界を生き抜き冒険するファンタジー。
文字数 75,324
最終更新日 2023.11.14
登録日 2019.08.30
