「若」の検索結果
全体で8,114件見つかりました。
苦い青春の思い出が頭をよぎる。
たびたび忘れた頃に思い出してしまう記憶。
とは言っても、別に今も彼女に未練があるわけではない。
あの頃の自分の若さがトラウマになっているだけだ。
「坂田君こそ……なんで、今更」
彼女の言葉を聞いてようやく俺は間違いに気づいた。
※小説家になろう投稿した過去作。カクヨムにも掲載中。
文字数 4,317
最終更新日 2023.04.26
登録日 2023.04.26
月曜日の早朝、私は車に轢かれた。相手は中型のワンボックスカー。
出勤前に自治庁舎に出す国からの支援金の書類を郵便ポストに出そうと思っていたのだった。
私は横断歩道の向こう側にある郵便ポストに青になった瞬間、走った。
その時、何故か右手に止まっていたその車が急発進した。私の足を巻き込みながら三メートル程、前進した。
救急車、パトカーを呼ぶべきだったのだろうが、呼ぶ気力、意識がなくなり、仰向けになって倒れてしまった。
次に意識を回復したのは、救急隊の大きな呼び掛け声だった。
「高本さん、意識戻りましたね、失礼して財布見させてもらいました。大学病院二つ診察券を持ってらっしゃいました。今、どちらにも連絡入れています。ちょっと待ってて下さい」
サイレンの音が鳴り響く。
時間が過ぎる。随分と明るい室内だ、この救急車は。
「受け入れ病院は東邦大学総合病院!」
「一件だけ電話をする事が出来ますよ!はい」とスマート端末と財布を手渡された。
この時間、会社の上司には繋がらない。警備室なら繋がるはずと私は閃いた。警備担当に事故の事、大学総合病院で救急治療がいる事、定時になったら上司に伝言して欲しいと伝え、端末を切った。
「何故一件だけなんだ?」私は聴いた。
「それがこう言う状況下では一番効率がいいんだ。安心してほしい、足の痛みはないのか?」
「ああ、不思議とあまり痛みはないが、重く鈍い感覚はある」小声で私は救急隊の一人に伝えた。
「両足は応急処置で簡易ギブスをしているから。病院到着まで四十分見込んでる」その一人の救急隊員が説明した。
救急車の内部の異様な程、空間の白く明るい内部は二つの眼球に痺れを与えそっと瞼を閉じた。暫くして私は眠りについた。
乗ってるストレッチャーが、ガタッと横揺れした時、目が覚めた。
「高本さん、病院着きました。ストレッチャー降ろします」
後部ドアが開き、数人がストレッチャーを車内から引っ張り出して、私は病院の救急の入口に連れて行かれた。
廊下を走らせている時、呼吸器マスクを口元に着けられた。暫く後、私の意識は徐々に遠のいていく途中、手術のサインを求められ、私は誓約書にサインした。これが後に病院との軋轢を生んでしまう。
長い病院の廊下をストレッチャーで運ばれて行く感覚だけを残して、私の一抹の不安を残して、私の意識はなくなっていった。
次に意識を取り戻した時は、狭い個室の病室にいた。私の身体のほとんどは布団で覆われていた。
前に聞いた事がある。病院の個室に入院したら退院の時、法外な差額ベッド代を請求される事を。急に不安になってきて、ナースコールボタンを押した。
暫く待ったが反応がないので、もう一度押した。焦りながら。すると扉が二回開く音がした。この個室は二重扉になっている!
若いパンツスタイルの女の看護師が入ってきた。
文字数 14,241
最終更新日 2024.11.11
登録日 2024.11.02
現代日本の若手農家・カイは、ある日の雷撃をきっかけに異世界へ転生。「土壌改良スキル」と「成長加速魔法」という特殊能力を授かり、魔物だらけの荒れ地を渡される。周囲の反対を押し切って開墾に挑むカイは、持ち前の農業知識と新たな能力を駆使して驚異的な農地改革を成し遂げていく。
幼なじみの鍛冶師エリナや獣人戦士ガウルとの出会いを経て、カイは農業だけでなく「鍬で魔物討伐」という意外な技術も身につけていく。リアルな農業知識(連作障害対策、堆肥作り、水管理)を活かした農法は村に豊かな実りをもたらし、彼は次第に信頼を集めていく。
しかし、農民の力の増大を警戒する王国貴族たちの陰謀、そして「農具を武器化した競技」アグリスポーツ大会の開催をきっかけに、事態は思わぬ方向へ。大会の裏では魔族の密偵が暗躍し、禁断の農作物を巡る争いが激化していく。
文字数 96,394
最終更新日 2025.04.09
登録日 2025.03.21
ボーロンには野望がある。それは、勿論!出版である!ネット小説に応募したボーロンは、遜り謙遜する作法は知ってはいるが、それは無意味だと考える男であった。ボーロンは変名であり本名は峰良也という。
峰良也には相当の社会的影響力があり、出版社に自分の「文学」作品を出版させ二万部程度であれば売り切れる程の知名度はある男であったのだ。右翼と呼ばれたりインテリ八九三と言われたりもしたが、彼が街頭に街宣車を走らせ演説をする時、警官たちが彼を護衛するかのように周りを固めて立つのだ。壇上に英雄のように立ち、演説する彼は「国家意志」と「天皇意志」を同一視して熱く語り、そしてその話は筋が通っており、多くの聴衆を魅了するのだ。彼は実際には真正の民主主義者であり自由主義者なのだ。共産党員でありながらもカトリック教徒である矛盾した美しい妻を持ち、「僕は女の魂の美しさを純粋に愛するのだ。君の姿は美しく光り輝いていて君の魂も美しい。次の世があれば次の世も、その次の世があれば、その次の世も、僕は君を愛し続ける事を誓おう」そう誓った彼はロマンチストでもあった。
君ねむるあはれ女の魂のなげいだされしうつくしさかな この前田夕暮の歌に自分の恋愛経験を重ね、深いシンパシーを感じる峰良也は、若いころ文学青年だった。だからこそ、自分の「文学」の実力でその価値を認めさせるために、ボーロンという変名でバッシャ船の物語をネットで書き続けていたのだ。
バッシャ船はバッシャブネと読み、峰良也の故郷の方言で、バッシャの語源は判らない。江戸末期のころから大正時代くらいまで、朝鮮沿岸、台湾、ルソン島あたりまで漁に出る七~八人乗りの漁船であったらしい。今はもう存在しない。
その峰良也がまさか異世界に転生するとは、未だ知る由もなかった。
文字数 2,823
最終更新日 2019.04.06
登録日 2019.04.06
デザイン会社で働く青野亨二(あおのきょうじ)は思わぬ便りを受ける。
同窓会のお知らせは青野の心をときめかせた。
十一年ぶりに会う同級生との再会に期待し、会場となる店に足を運んだのだが。
話してみると同級生はみんな結婚しており、残っていたのはほんの数名。青野亨二は残り物になっていることを知った。
愕然とする青野を心苦しく思い、悪友である伊佐山充秀(いさやまみつひで)は、一ヵ月の恋愛体験を提案した。その相手となる女性の名は館花佳織(たちばなかおり)。高校時代からモテると評判だった子で、当時は青野も彼女の存在を気にしていた。
突然提案したところでそんな変な取り決めを受けるとも思えないし、自分と恋愛体験なんて迷惑だろうと思っていたのだが、佳織は引き受けてしまった。
事は上手く流れ、憧れだった人との一ヵ月の恋愛体験が始まる。
しかし、彼女は一癖ある女性だった……。
清楚で明るいヒロインは、傍若無人なヒロインへ。
それには知られざる秘密が!?
あなたはどんなヒロインが好き?
一ヵ月の恋愛体験から始まる大人のラブコメディ。
※この小説はフィクションです。実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
※この作品はエブリスタでも掲載しております。
※※本小説の本文は無断転載禁止となっております。
文字数 192,438
最終更新日 2020.05.27
登録日 2020.01.31
関東で一、二を争うヤクザ。藤堂組と月城組。二組の仲は険悪だ。
その藤堂組若頭・藤堂臣は恋をしていた。相手は言葉を話せない女性。名前は真白という。初めての恋に四苦八苦する臣だったが、彼女の事を知るうちに段々と疑念が浮かびあがる。臣の知らない彼女の秘密とは…。
月城組・真白は戸惑っていた。初めての恋に。相手は敵視されている藤堂臣だ。自分の正体は明かせない。でも彼と共にいたいと願う。彼女の決断は….。
二人の恋の行方はどうなるのか。
互いの想いと秘密が交差する物語、「この恋、秘密つき!」よろしくお願いします。
文字数 54,987
最終更新日 2025.07.25
登録日 2024.10.21
雪深い山村の教会で、若い司祭と中年の商人の遺体が発見された。
ふたりは聖母像の下敷きになって倒れており、互いの身体には争った形跡が残っている。
ハイネ警部補は教会関係者・村人・未亡人などの証言を集めるが、語られる事実はどれも微妙に食い違い、謎は深まるばかり。
手記、噂、祈り──断片はあるのに、真相だけがすり抜けていく。
聖母は、ほほえむ。
だが、その微笑みは赦しなのか、それとも──。
ゴシックな気配と静謐な緊張が交差する、珠玉のホラーミステリー。
※故・芥川龍之介氏の「藪の中」へのオマージュです。
※作成補助にAIを使用しています。
文字数 7,485
最終更新日 2025.12.01
登録日 2025.12.01
文字数 50,669
最終更新日 2017.10.24
登録日 2017.10.24
秘密のdiary【兄と僕の嘘】
秘密のdiary【恋と嘘】
を先にお読み下さい。
こちらの話しのメインは、若竹コンビになります。
物語の始まりは、九(きゅう)と別れた三(さん)が、家に帰り、たつくんから預かった日記を読む所から始まります。
九(きゅう)と八(はち)
三(さん)と竹
のその後も描きます。
こちらも、三万文字以内の短編小説になります。
秘密のdiary【兄と僕の嘘】
↓
秘密のdiary【恋と嘘】
↓
秘密のdiary【傷と家族】
の順番になります。
小説家になろうでも載せてます。
文字数 29,705
最終更新日 2022.04.11
登録日 2022.04.10
首都圏の某県庁の敷地から、道路一本挟んだ場所に建つ事務所の看板にはこう書いてある。
『県民の命と安全を守るための何でも相談できる事務所』略して「何相」。
事務所には、所長兼事務職員が一人いる。それが所長の石田優至。五十代だが、年齢よりはだいぶ若く見える男性だ。今回、「何相」に持ち掛けられた相談事は、一人の女性の失踪事件。県警から派遣された新人の小池と共に、石田は事件の真相に迫り、女性たちを救う。季節は春。桜の花が散った頃。
※作中の地名や人名は、実在のものとは全く関係ないです。ご了承を。
※推理ジャンルなので、念のため、R15です。
文字数 9,835
最終更新日 2023.02.01
登録日 2023.02.01
〈堅物ヘタレ狼獣人〉×〈天真爛漫押せ押せ次期頭領〉のじれ甘初恋BL
毎日20:10ごろ更新中!
狼の血を引く獣人族の青年『リーベル』、三十歳。
銀髪碧眼の見目麗しい美丈夫だったが、ひょんなことから加齢の呪いをかけられ、五十歳前後の中年の姿に変わってしまう。
堅物だが自信がなく、力不足の自分を卑下する人生だったが、全てやり直すために呪いを解くことを決意。
やってきたのは火山と若返り伝説のある島、オモ・ハヤート島。
リーベルはそこで『マカハ』という島の次期頭領である青年と出会う。マカハはリーベル同様にある呪いに苦しんでいた。
その呪いとは、マカハの家系が受け継いできた『口づけを交わした相手を若返らせる魔法』のこと。奇しくもリーベルの呪いを打破するように噛み合ったのだった。
二人の唇が触れ合う時、呪いの解放と共にリーベルの心に新たな気持ちが芽生える。
呪いとは無関係に惹かれ合う二人だったが、二人の仲を隔てるようにマカハの本当の呪いが襲いかかる。
これは自分の人生を取り戻すための、命とキスと、初恋の物語。
文字数 100,104
最終更新日 2025.11.23
登録日 2025.10.29
名も知らぬ若い彼女を二階建ての屋敷に監禁して四日目。妄想を初めて行動に移した異常な男は次の段階に行こうとする。そして・・・
一話完結のショートショートシリーズ。
こちらは不定期更新です。
文字数 6,547
最終更新日 2017.04.21
登録日 2017.04.05
【本編完結】今夜のこの若い貴族達を中心に開かれた夜会にて、独身の男性陣に囲まれた一人の女子を見る。彼女の名は、ルル・キャメル。輝くような金の髪と翡翠のような綺麗な目を持つキャメル伯爵家の次女で、この僕、ルーベン・バーナーの婚約者だ。同じ伯爵であるバーナー家の嫡男である僕に、二つ年下の彼女が嫁いでくる予定……だったんだけどな。
貴族の婚約は家同士の契約でもあって、解消と破棄ではその重みや責任が全く異なる。僕としては、せめて解消にしたかったけど…もう出来そうにない。僕は決意するしかなかった。
派閥とか出て来ますがふわっとした世界観です。*カクヨム様でも投稿しております。*2021/07/12タイトルを変更しました。*本編29話+オマケ話4話と登場人物紹介で完結です。
随時、誤字修正と読みやすさを求めて試行錯誤してますので行間など変更する場合があります。
拙い作品ですが、どうぞよろしくお願いします。
文字数 56,411
最終更新日 2021.08.30
登録日 2021.07.06
深い深い森の奥にある古き館。
見事なバラ園を誇る庭を抜け、芸術的な扉を開けると、見目麗しき紳士が出迎えてくれるという。
そして、彼は優雅に微笑みながら言葉を紡ぐ。
「やぁ、ようこそ我が館へ」
口を開いた彼の唇から覗くもの。
それは、鋭き牙 。
館に足を踏み入れ生きて帰った者は居ないと言われている。
人々は噂する。
この森の奥に行ってはいけないよ、喰われてしまうから。
人は彼を、【吸血貴公子】と呼ぶ―――
※第1章完結しました
※第2章に出てくるトゥリアは『魔女は美少年が好きなんて誰が決めたの』のトゥリアと同一人物です、若い頃の彼女になります。
※普通の食事からもエネルギー摂取可能
※吸血は嗜好品のようなもの
文字数 24,968
最終更新日 2021.09.30
登録日 2021.08.27
あれは、我が父と弟だった。天保11年夏、高家旗本の千川家が火付盗賊改方の襲撃を受け、当主と嫡子が殺害された−−。千川家に無実の罪を着せ、取り潰したのは誰の陰謀か?実は千川家庶子であり、わけあって豪商大鳥屋の若き店主となっていた紀堂は、悲嘆の中探索と復讐を密かに決意する。
片腕である大番頭や、許嫁、親友との間に広がる溝に苦しみ、孤独な戦いを続けながら、やがて紀堂は巨大な陰謀の渦中で、己が本当は何者であるのかを知る。
絡み合う過去、愛と葛藤と後悔の果てに、紀堂は何を選択するのか?(性描写はありませんが暴力表現あり)
文字数 235,799
最終更新日 2023.01.30
登録日 2023.01.21
闇に包まれた都市「影の都市」は、魔法使いや闇の生物たちが跋扈する危険な場所だった。若き魔法使いレイナは、影の都市の王である邪悪な魔術師を倒すため、秘密結社に参加する。彼女は同じ目的を持つ仲間たちと共に、闇の力に立ち向かい、都市を解放するための戦いを繰り広げる。彼らの旅は次第に過酷さを増し、レイナは自身の過去と向き合いながら、真の力を発揮していく。
文字数 43,768
最終更新日 2024.08.20
登録日 2024.07.23
七海は少しずつ記憶を回復し、過去の出来事を思い出し始める。ある日、彼女は若い頃の手帳を見つけ、その中に「COBOL」や「C言語」の学習内容を発見。頭痛と共に記憶が蘇り、プログラマーとして働いていた自分を再認識する。その後、記憶の回復を喜ぶ一方で、躁うつ病の再発を不安に思い心療内科を訪れるが、医師からは安心される。
一方、彼女の記憶の中で洵との関係が徐々に明らかになるが、ある日、過去の恋人アディの影が彼女を混乱させる。記憶が鮮明になるほど、洵の姿がアディと重なり、心の葛藤が深まる。洵は彼女の変化に戸惑いながらも、必死に支えようとするが、七海は一人になりたいと頼む。
登録日 2025.01.27
――女が、重巡洋艦の艦長になる時代ではなかった。
昭和十六年、帝国海軍。
戦争の影が濃くなる中、重巡洋艦「妙高」の艦長に就任したのは、新條芙乃という一人の女だった。
冷徹にして理知的、そして必要とあらば己をも沈める覚悟を持つ異端の指揮官。
彼女の前に立ちはだかるのは、敵艦隊だけではない。
女であることへの偏見、若さへの疑念、そして戦場に巣食う死の記憶。
古鷹事故、二・二六事件――幾度もの喪失を経て、芙乃は「艦と共にある」生き方を選び続けてきた。
砲術長・村瀬誠一。
副長・鳴海司。
航海長・加藤真之。
それぞれが異なる想いを胸に抱きながらも、艦橋に立つ彼女の背を支える。
信頼と抑制、友情と恋慕、そのすべてが戦場では沈黙へと変わる。
これは、英雄譚ではない。
華やかな勝利でも、栄光でもない。
沈む覚悟を抱いた者たちが、それでも艦を、仲間を、未来を守ろうとした記録。
蒼い海に鎮んでいく、断章の物語。
文字数 34,304
最終更新日 2026.01.09
登録日 2025.12.22
グレンファン王立魔術学校の落ちこぼれのクレト。成績はいつも最下位。実技も最下位のダメダメ魔術師。
しかし、クレトには本人ですら知らない能力を持っていたのだ。
その名も治癒魔術。
クレトは治癒魔術が使える魔術師だったのだ。この国では治癒魔術が使える魔術師は誰もいない。趣味もポーション作りで、本人が作ったポーションは回復力が半端ない事に誰も気付かない。ポーション作りは必須授業ではなかったからだ。なんせ、彼は落ちこぼれだったから、注目される事もなかったのだ。
所謂、回復系チートであるが、本人は露知らず。その発動方法も突飛なものだったのだ。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
私にしては珍しく転生物ではないという話です。タイトルも若干意味不明な感じ好きです。略して『ととと』・・・なんて。一話あたり800~1000ページくらいを目安に更新したいと思います。
文字数 10,077
最終更新日 2017.12.19
登録日 2017.12.10