ホラー 小説一覧
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「この文章は、15歳の私が書いたものだ。……だが、書いた覚えがない」
令和X年、母校のX中学校(仮名)に教師として赴任した私は、図書室の廃棄予定資料の中から、一冊の手書き文集を見つける。
『昭和59年度 文芸部誌:私たちの学校の不思議』
そこには、昭和末期の校舎で起きた、生々しい怪異が綴られていた。
技術室の準備室から聞こえる止まない悲鳴。
窓の外にニューッと伸びてくる友人の顔。
友人のドッペルゲンガー。
読み進めるうちに、私は戦慄する。
そこに記された体験者の名前は、かつての中学時代の友人たち。
そして、その怪異を最も詳細に記録していた「編集委員」は、15歳の私自身だった。
しかし、私にはその記憶が一切ない。
昭和59年の文集に記された「怪異」が、令和の校舎で、そして再開発された街で、ひとつずつ現実になり始める。
文字数 4,727
最終更新日 2026.03.02
登録日 2026.02.28
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「この共有フォルダは、本人不在のまま更新され続けている」
フリーライターの私が引き継いだのは、行方不明になった前任者が遺した不気味な取材データだった。
江ノ島、小松が池、瑞甕神社。
パワースポットの裏側に隠された「所有権」と「血の歴史」。
記録を読み進めるほどに、あなたの日常もまた、何かに侵食されていく――。
【記録に関する注釈】
本作は、『【完結】本当にあった怖い話 ~実話怪談集『図書館の“あれ”』・『旅先の怪』・『負のパワースポット』~』に収録の『負のパワースポット』の元となった取材記録を、フリーライター紗耶の視点から大幅に加筆・再構成した【完全版】です。
取材の過程で前任者Nが遺した「共有フォルダ」の謎や、瑞甕神社に隠された禁忌の真実を詳細に記録しています。実話の断片が、一つの「呪いの形」を成していく過程を、ぜひ目撃してください。
また、本記録は複数の媒体にて公開・検証を行っておりますが、本稿(アルファポリス版)は、最新の調査結果と未公開データを反映させた「最終改稿版」となります。
記録の拡散(閲覧)は、読者ご自身の責任において行ってください。
文字数 9,251
最終更新日 2026.03.02
登録日 2026.02.28
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【重要:公開にあたっての注記】
本作は、拙著の『【完結】本当にあった怖い話 ~実話怪談集『図書館の“あれ”』・『旅先の怪』・『負のパワースポット』~』収録『図書館の“あれ”』において断片的に語られた事象を、その後入手した「最新の調査資料」および「失踪者の通信ログ」に基づき、時系列を追って再構成した【長編リライト版】です。
短編版では語りきれなかった「外堀沿いの呪術的構造」や「不可解な流出映像の真実」に迫る、本事件の決定版となります。
また、本作は他サイトにて公開した記録に、新たに発見されたログの書き起こし、および未公開の画像資料を反映させた【最終改稿版】となります。
知人から託されたのは、ある失踪事件を巡る断片的な通信記録と、極めて支離滅裂な手記でした。
その資料には、私が以前発表した実話怪談への異常なまでの執着と、戦慄すべき符号が綴られていました。
私は、この失踪者が残した“空白”を埋めるため、一人称の物語として再構成せざるを得ませんでした。これはもはや、私一人の創作ではありません。
あの日、外堀で“何か”に接続してしまった者たちとの共同作業です。
固有名詞は仮名ですが、凄惨な事実は可能な限り再現しています。
※閲覧は自己責任でお願いします。読後に生じた体調不良等の責任は負いかねます。
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【閲覧注意】現在、千代田区周辺の大学で起きている事案について
本記録は、2025年11月以降、東京都の外堀沿い(市ヶ谷・四谷・飯田橋)にある大学図書館で相次いで報告されている「異常事態」の調査報告書である。
発端は、SNSに流出した防犯カメラ映像だった。
深夜の書庫、壁を凝視したまま静止する者。
顎が外れんばかりに口を開け、天井を仰ぐ学生。
大学院生・芦沢紗月は、その怪異を追うなかで、ある実話怪談へ辿り着く。
中臣悠月・著『図書館の“あれ”』。
そこには、かつて同エリアで起きた院生の凄惨な末路が予言のごとく記されていた。
精神の崩壊。脳の疾患。そして――説明のつかない死。
江戸城外堀の曲線に沿って、目に見えない「汚染」が広がっているのか。
これは単なる都市伝説ではない。
もし今、あなたの隣にいる学生の目が焦点を失っていたら。
あるいは、あなた自身が原因不明の頭痛を感じていたとしたら。
「読んで、いいのか?」
そう疑念を抱いた時点で、あなたもすでに「接続」されている。
文字数 3,514
最終更新日 2026.03.02
登録日 2026.02.28
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17歳の谷口紅子(たにぐち べにこ)は、田舎町に住んでいた。
都会とは離れた町だが、過疎とは無縁。
緑豊かな環境、畑でとれる美味しい野菜、
一応整った医療環境と教育環境。
子育てにはそこそこいい環境のため、子供は比較的多かった。
優しい両親や周囲の大人たちは、いつも何かと世話を焼いてくれる。
年頃の紅子にとっては、少しばかりお節介だと感じることはあるものの、日々そこにある当たり前の幸せを感じていた。
だがーー。
18歳の誕生日を迎えた日、紅子の日常は突如として変化する。
それは、優しい両親から告げられた、『ある話』から始まった。
文字数 1,546
最終更新日 2026.03.02
登録日 2026.02.28
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親を亡くし、世話になった養護施設の経営母体が運営している燭仁学園高校に入学した貢。入学式で新入生代表挨拶をした少年は、ノブレスォーガと呼ばれる上位種族らしい。同室者に付き合って夜の学校へ向かった貢は、恐ろしい目に遭い、ノブレスォーガに関する秘密を知ってしまう。
カニバリズム×ブロマンス、学園ホラーミステリーです。
※カクヨムにもアップしています
文字数 103,964
最終更新日 2026.03.02
登録日 2026.02.04
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大学三年、夏。退屈を埋めるための些細な悪ふざけ。
閉鎖された「幽霊マンション」へ足を踏み入れた五人を待っていたのは、光さえも物質として削り取る漆黒の闇だった。
闇を抜け、日常へ帰還したはずの瀬良結希を待っていたのは、決定的な違和感。
事故で失った十五歳の妹、結奈。遺影の中で静止していたはずの彼女が、そこでは「生きた質量」として、温かな吐息を漏らしていた。
喜びに沸く周囲。だが結希だけは気づく。この世界に魂は一つしかない。
私たちがここへ来たのなら、元からいた「私」はどこへ消えたのか。
五感に突き刺さるようなリアリズムで描かれる、実存を賭けた「上書き」の記録。
※生成AI(Gemini)をプロット検討、文章校正などの補助に使用しています。
文字数 39,245
最終更新日 2026.03.01
登録日 2026.02.21
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人口が少ない山奥に住む蒼馬は、
電車に乗って学校へ向かっていた。
貸切状態の車内で降りる駅に着くまで
眠りにつくと、普段滅多に夢を見ない彼が
妙にリアルな夢を見る。
いつも誰も乗車しない、夢裡駅。
ドアが閉まる直前に女子高生、
緋心が乗ってきた。
緋心はとても可愛らしく、綺麗で、
ボブに真っ赤なインナーカラーが
似合う美少女。
自ら名乗り、友達になろうと
至近距離まで近付いてきた緋心からは
嗅いだことのない血生臭さが漂い、
蒼馬は飛び起きる。
目を覚ますとそこは夢裡駅。
ドアが閉まる直前、夢のままの緋心が
誰も乗車しないはずの駅から乗ってきた。
名前も見た目も夢に見たままの
彼女には血生臭さなど一切なく、
蒼馬は一目惚れしてしまう。
同じクラスに転校してきた緋心。
ただの悪夢だと蓋を閉めた蒼馬だが、
彼女のインナーカラーが色落ちした頃、
あの匂いを現実でも嗅ぐことに
なってしまう。
文字数 34,563
最終更新日 2026.03.01
登録日 2026.01.16
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閉店したお店が多い狸商店街。昼間も人影がまばらだが、商店街の掲示板には一枚の紙が常に張り出されている。
『狸商店街でお店を開業したい方、ぜひ狸盛り上げ隊にご相談を! 今なら空き店舗多数(笑)につき、格安で選び放題です! ご連絡はお気軽に隊長の鈴木まで!』
三島光喜はこの商店街の裏に引っ越してきて半年、奇妙なことに気づく。
商店街の空き店舗が改装され、新しいお店がオープンしそうだったのに、結局空き店舗に戻っていたお店。そんなことが、半年に二回続いた。
何が起きたのだろう?
三島は商店街に不気味さを感じ始めていた。
ある日、アパートの隣人の遠野敬太から、狸盛り上げ隊に来ないか誘われる。
三島は再就職先を探していて忙しいと断るが、遠野から仕事を紹介するからと言われ、会合に参加してしまう。
そこから、三島の薄っすらした不安が濃くなっていく。
文字数 527
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.28
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映画の帰り、終電を逃して夜道を歩きながら思いついた話です。
ホラーですが、あまり怖くはありません。
短い作品なので、あえてあらすじは書きません。
文字数 2,386
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.28
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SNSで仲良くなった女友達が同棲している彼氏から、酷いDVを受けているらしい。
私の家の家賃を折半してくれる事を条件に、私は彼女を匿う事にした。
その子の彼氏は、毎日数十件を超える電話やLINEのメッセージを入れてくる。
友達は、徐々に疲れ切った顔をしていった。
戦慄のサイコホラー!
文字数 5,374
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.28
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今世間を最も騒がせている連続殺人鬼は取調室で信じられないことを供述した。
連続殺人鬼曰く、女優の天ヶ瀬牡丹が偽物で本物はその偽物と友人に殺されたという。
自分だけがその事実を知っている。
この犯人の言うことは本当なのか、それとも嘘なのか。
事件の真相をあなたは知る覚悟があるか。
文字数 637
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.28
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私はとある、マッチング・アプリ。
いわゆる、出会い系サイトのアプリに友人に誘われて登録した。
男達からの出会い目的のメッセージが面倒臭かったが、ある日、女の人からメッセージが来た。
その女の人は、心をかなり病んでいるみたいだった。
文字数 3,202
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.28
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何気なく入った画廊。私はいつの間にか画家のモチーフにされていた。
大学二年生の秋。
私は普段通らない小道を歩いていると、あるこじんまりとした画廊を見つけて、何気なく入った。
その画廊には不気味な絵が沢山、飾られていた。
画廊を出た後、私は何者かからの視線を感じる。
ある日、別の街で私はその画家の展示会を見つけた。
新作の絵の中の女の子は私だった。
文字数 2,918
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.28
458
私は未成年の人殺しだ。
猟奇殺人犯、という奴だ。
そして、今は不登校に陥っている。学校にいても、何もかも馬鹿馬鹿しくなり、家で引き籠る事になった。そもそも学校なんてものは性に合っていないし、他人との会話はとてつもなくつまらなく感じられていた。
文字数 8,678
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.28
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女は鬼であった。女は美しい顔の女を喰らう。
現代版・安達ケ原。
闇夜に徘徊する赤い着物に白い肌の女。
女は人を喰らうと言う。
それも、美しい顔の女を…………。
文字数 8,737
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.28
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僕の恋した彼女は舞台の上で、生きた蛇の生き血を啜る。食べる。
和風ダークファンタジーの短編。
平成の最中。
00年代の初め頃。
僕は祭りで昭和の雰囲気を漂わせた「見世物小屋」へと入る。
そこで生きた蛇を喰らう少女・小雪に恋愛感情を抱く。
聞く処によると、小雪は芸人をしながら風俗嬢として多額の借金の返済に追われているらしい。
僕は小雪に会いたい為に彼女が勤めている風俗店へと向かう。
文字数 6,424
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.28
461
文字数 18,706
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.28
462
文字数 60,142
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.01.24
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人魚伝説の村。その肉を食べると人ではなくなる。
俺と仙波はある漁村へと向かった。
そこには「人魚伝説」の話があり、人魚がいたと伝えられている浜辺があった。
そこで俺達はある人物と出会い……
文字数 4,971
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.28
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私、由紀枝は拓朗先生と夫婦だ。先生は病気である。先は長くない。先生の先輩のお世話で勤めることになった診療所の向かいにはお地蔵さんがあり、『身代わり地蔵』だという。私はお地蔵さんに先生の身代わりになってくれるように願い――。
文字数 1,253
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.28
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八椿村。
地方の山間部にこの村は、過去に繰り返し起きていた土砂災害が止んだことをきっかけに『スズナリ様』という神を崇めていた。
そんな村で幼少期を過ごした大学一年生のアキラは、長期の夏休みを利用してかつて自身が住んでいた村へと足を踏み入れる。
幼馴染である親友でリーダー的存在のコウスケ、元気で明るいお姉ちゃんのユイ、控えめで物知りな妹のようなリン、ふんわりしているが兄のようなタクヤ。そして──記憶にない中性的な少年フジヒコ。
アキラは、かけがえのない思い出は残した村の歪な風習とユメに取り込まれていく。
『スズナリ様に選ばれるのは──誰?』
文字数 28,378
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.23
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蒔重#蒔重__まきおも__# 順子#順子__じゅんこ__#、両親の遺体と対面していた。何本もの枝や幹が前後左右から枝や幹が突き刺さっていた。一週間も続いていた雨での土砂崩れと、元々黴が生えやすい場所に群生していた樹木が両親の運転していた普通乗用車を襲ったのだ。本当に両親なのか確認しようと近付いた時、ズボンのポケットに入れたというよりも引っ掛けた状態のスマートフォンが震えて床へ飛び出した。
――キコウカAl――
『実行完了』
霊安室に、バイブレーション音が響いた。
文字数 556
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.28
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高校三年生の鳴無旋(おとなしめぐる)は妹のリツと共に、中高大一貫の名門校『皇掠(こうりゃく)学園』にスカウトされて転入する事となる。だが、学園がある人工島『顛至(てんし)島』で旋とリツを待ち受けていたのは、異形の生命体『テンシ』だった。
テンシは旋達を『餌』だと言い、『制限時間内に契約相手を見つけ出して手を組め』と告げる。その説明の最中にも、テンシの脅威を目にした旋は『リツだけは絶対に守る』と決意し、テンシが仕掛けるゲームに挑むために走り出す。
これは『Meal Game(ミール ゲーム)』と呼ばれる、命懸けのゲームに参加させられた被食者と、人ならざる相棒達の物語。
※一部、軽め(R15程度)の残酷・暴力描写があります。
※公開後に加筆修正する場合もございます。
※カクヨムにも公開しています(62話まで先行公開しています)。
※表紙の画像は「OKUMONO-背景フリー素材 https://sozaino.site」様からお借りしています。
※この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切、関係ありません。
※小説の無断転載・無断使用・自作発言・翻訳・AI学習などは禁止しております。
文字数 212,678
最終更新日 2026.02.28
登録日 2023.09.08
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かつては大いに賑わっていた地下街が閉館した。懐かしさに訪れた私は、かつてそこで幽霊を見たことを思い出す。
文字数 2,478
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.28
471
オークションサイトには様々なものが売られている。
その中には遺品整理で出た手紙の束もあった。
文字数 1,524
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.25
472
文字数 16,625
最終更新日 2026.02.28
登録日 2025.02.28
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幼少期に読んだ絵本が、心の中で腐っている。
トラウマに感染した物語が体を蝕む奇病「蔵書症」——その治療法はただ一つ、患者の内面世界に潜り、腐った物語を縫い直すこと。
だが、パステルカラーの絵本世界に待っているのは、笑顔で内臓を盛り付ける怪異と、逃げることしかできない絶望だった。
繕い手・糸守縁、31歳。他人の痛みに一切共感できない。だからこそ、トラウマに引きずり込まれずに物語を縫い直せる。
解き手・鉤谷棘、24歳。他人の痛みがすべて自分の体に来る。だからこそ、トラウマの核を一瞬で見抜ける。
共感しない女と、共感しすぎる男。正反対の二人が、壊れた物語を摘出する——グロゴアホラー×バディ探索×心理ドラマ。
「治してどうするの?」
腐った世界の片隅で、黒い影が嗤っている。
「最初から壊れた物語を与えれば、壊れたまま生きていける」
治す者は、自分自身を治せるのか。
文字数 147,751
最終更新日 2026.02.28
登録日 2026.02.16
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見ると幸せになるという『青い蛍』を捜しに行こうと先輩は誘ってくれた。
ちょうど僕も、あの島へはもう一度行かなくてはならないと思っていたところだ。
初恋の少女を殺してしまったあの島に
文字数 12,611
最終更新日 2026.02.27
登録日 2026.02.27
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夜の仕事で、お客さんから聞かされた。恐ろしい幻想譚。
大学の夏休み、私はキャバクラで働いた。
そこで席に着いた、あるお客さんが私に奇妙で奇怪な話をしてくれた。
それは現代の暗黒に満ちた残酷な幻想譚。
文字数 3,291
最終更新日 2026.02.27
登録日 2026.02.27