現代 小説一覧
1
私の生まれは広島であるが、大学が大阪であったため、大阪に住み、会社で就職し、結婚をした時も、住まいは、大阪の茨木市であった。茨木市は阪急沿線のため、京都には30分もあれば行くことができた。
夫婦でよく京都に遊びに行き、また食べ歩きました。管理職になってから給料も増えて贅沢ができるようになり、たまに京都京都に行った時は京料理を食べるようになった。そして今回久しぶりに京料理の老舗たん熊をご紹介させていただきます。
たん熊は、今年で創業94年になる老舗です。最近では全国的に出店をされていて、私の住む広島にもたん熊の京料理を食べることができるのです。
さて、たん熊北店の宣伝です。
店主の挨拶文です。
「昭和3年に創業した京料理「たん熊」は、戦後も両千家をはじめとして、谷崎潤一郎、吉井勇先生等の文人墨客、その他の皆様方のお引き立てを得て今も順調なあゆみをつづけており、京料理界の中でも、一、二をあらそう老舗であると自負しております。四季の風趣を凝らし、真心の伝統を受け継いだのが「たん熊北店」の京料理なのです。」
『人を人成らしめるもの。それを尊び、大事に思うことこそ「もてなし」の本意。客にあっては、亭主が自ら奔走し、客と成す。』
馳走の心の有り様にも、それはみてとれます。
一期一会の心ばせで、真のもてなしを。
たん熊北店の理念は、つねにここに始まり、ここに帰結します。
たん熊北店の京料理をお楽しみ下さい。
ここで登場するグルメライターは立花悠人(28歳)、京都に本社をグルメ企画株式会社の社員です。彼が京都の街を探索し、伝統的な京料理をご紹介し、また京都でもスイーツの街としてたくさんのお店が出ています。その内容も取 皆様にご紹介します。
この物語は、立花悠人もグルメ企画株式会社も架空のものです。しかし実際にご紹介するたん熊北店やスイーツ店は全て京都の街に実在しております。その点ご承知おき下さい。
文字数 1,896
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.12.15
2
3
優しくて重い、呪いみたいな愛の話。
絵本に出てくる王子様とシンデレラのように、ハッピーエンドを迎える恋に憧れる莉央。
高校入学後、周りから王子様と呼ばれる凪くんのことが気になっていた。
触れ合うたびに確信する。彼は理想そのものの王子様。
段々と2人の仲は縮まるけど、凪くんは周りから「王子様」を求められることに悩んでいた。そのことに莉央は気付かない。
“王子様になりたくないあなた” に “シンデレラになりたい私”は叫ぶ。
「誰になんと言われようと、私が見つけた王子様はあなたなの!!」
距離が近すぎる!?溺愛男子・凛太郎の視線も巻き込んで、3人の恋の物語はゆっくり始まっていく。
――莉央は自分の求める“シンデレラストーリー”を手に入れられるのか?
※カクヨムでも書いてます。そっちが更新先行してるかも。
文字数 32,480
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.12.06
4
大好きな貴方はわたしを裏切り、そして殺されました。
次の人生では幸せになりたい。
前世を思い出したわたしには嫌悪しかない。もう貴方の愛はいらないから!!
自分が王妃だったこと。どんなに国王を愛していたか思い出すと胸が苦しくなる。でももう前世のことは忘れる。
そして元彼のことも。
現代と夢の中の前世の話が進行していきます。
文字数 21,234
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.12.07
5
ある日、平凡な男子高校生である宇尾根 治は全知全能になった。 何の前触れもなく突然にその力を手に入れた主人公が、表向きには平凡な高校生として過ごしつつ、裏では色んな世界を自由気ままに旅したりして遊ぶ話。
文字数 259,802
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.08.23
6
足切村(あしきりむら)。
厩戸見市の南に位置する村のことだった。平成の市町村合併により村はなくなり、今は厩戸見市の一部になっている。
旧・足切村は、イルマやエミリの家がある土地だった。
厩戸見市は、情報過多の都会での生活に疲れた両親が、ふたりを連れてデジタルデトックスのために度々訪れていた街だった。駅前近くはそれなりに栄えてはいるが、田んぼや金魚池に囲まれた何もない土地だ。
その中でも旧・足切村は特に両親のお気に入りだった。
両親が何故そこまで旧・足切村を気に入ったかといえば、「足切様(あしきりさま)」というおかしな土地神を奉った神社と祭りがあったからだった。
旧・足切村だけでなく、厩戸見市の大半が、江戸時代にT藩によって作られた埋め立て地であった。
当時の藩主である出井素雲(でい そうん)は、罪人の首を切ることを嫌い、罪人は首ではなく足を切り落とされたという。
罪人を殺さず、簡単には逃げられなくした上で旧・足切村に集め、強制労働をさせていたと伝えられている。
また、罪人とはいえその首を切れば、たとえ自分が直接命を下していなかったとしても、極楽浄土に行けないと考えたからという説や、藩主の座を息子である出井素雲に早々に明け渡し出家した父がそうするよう指示したという説もある。
300年以上も前のことであるため、真相はわからないが、旧・足切村に神社が作られ、足切様が奉られるようになったのは、江戸時代の中期かららしい。
罪人たちは、失った足を取り戻したかったのもしれなかった。
国や地方自治体が、田舎への移住者に支援金を出す政策を始めたのは2017年のことだった。
厩戸見市は、そのタイミングで保育士や看護士といった人々の賃金が倍に跳ね上がる条例を可決し、同時に市内の最低賃金を東京よりも引き上げることを決めた。
税金を使いきるためだけに毎年行っていた無駄な道路工事をやめ、市内で働く人の賃金の一部として税金をまわし、何もない街を市民が裕福になるようにしたのだ。
それだけでなく、厩戸見市に早期に移住した村戸家には、空き家をリノベーションした古民家が無償で与えられてもいた。
文字数 145,321
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.10.20
7
俺には秘密がある。
絶対に知られちゃいけない秘密が――だけど、飲み会の席でやらかしてしまった俺は、一番知られちゃマズい人に、とある秘密を知られてしまい……
それから俺の日常は一変。急接近してくる相手に、俺の心臓は爆発寸前。
お願いだから、俺に近づかないで。これ以上は無理です――って、何でアンタまで⁉ 言っときますけど俺、×××××じゃないですから‼
逃げたくても逃げられない。回避不可能な緊急事態に、俺の胃は悲鳴をあげ、秘密は秘密じゃなくなっていく⁉
その他大勢の中の一人でよかったのに、なんでこんなことに。
俺はただ心の平穏を得るために、細やかな望みを求めただけなのに……
恋のいろはも知らない受と、執着強めな攻。
好きだけどいろいろ知られたくなくて逃げたら、かえってグイグイ迫られて困ってしまう、コメディ色が強めの、ちょっとエロスで時々シリアスな話。
主人公(受)以外の視点(複数あり)には、話タイトルに * が付いています。
※当分の間はR18指定はせずに掲載いたしますが、後半に軽いキスやハグ程度の接触は有り。攻側の際どい(?)妄想的なエロスは多少ございますので、苦手な方はお気をつけ下さい。
【追記※〈好きじゃない〉作中、中盤以降からトラウマに関連する内容や、心的ストレスなどの落ち込む内容が出てきます。※直接的な表現は控える予定ですが、今後の内容によってはR15に変更するかもです】
* * *
リーマン同士の話ですが、実際の仕事内容など違う場合がございます。表記や表現が間違っている場合があるかもしれませんがご了承下さい。あくまでフィクション、架空の現代ものとしてお楽しみ下さい。
※2025.10現在、アルファポリス様にのみ公開。
なりすまし・無断転載・複写等、ご遠慮下さい。変更等がある場合は随時更新いたします。
※当分先になりますが【別枠】でR指定を予定しております。
表紙画像「Unsplash」 Photo by Allison Saeng ※元画像の一部を加工して使用しております
文字数 52,551
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.10.01
8
9
ある日、突然片野凛香は前世を思い出した。公爵令嬢であり王太子の婚約者として過ごし、無残にも婚約破棄されたことを。その後、護衛騎士と共に辺境へと身を隠し、短い人生を終えたのだった。
今世は自由に生きるんだ!と俯きがちだった顔を上げた途端に、同級生の津山晴輝が距離を縮めてきて……。前世のトラウマからあまり人と関わり合いになりたくなかったんだけど、と思いつつも徐々に晴輝が気になっていく。
※一度は書いてみたかった転生物ですが、現代への転生となっています。前世はファンタジー要素もありますので西洋風のパラレルワールドだと思っていただけたらと思います。
他小説サイトにも投稿しています。
文字数 19,891
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.12.09
10
OLとネットカフェ店員とのダブルワークをする荒川咲良は、ブース清掃中に忘れ物のUSBメモリを見つけ、すぐに利用客を調べて連絡を入れる。持ち主は常連客の高坂柊人。それを届けることで、彼が近くの会社の経営者で、彼の専門が経営コンサルタントだということを知る。なにかお礼がしたいと申し出る高坂に対し、咲良はお礼の代わりにと母親の弁当屋が赤字経営で苦しんでいることを相談。彼の的確な診断と遠慮のない物言いに、頑なだった母がようやく店を畳む決心をしてくれてホッとする咲良。感情表現の乏しい不器用な高坂だけれど、とても信頼できる人だと次第に惹かれていく。
文字数 59,394
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.12.13
11
12
13
14
婚約者に振られたばかりの片瀬拓海は六歳下の幼馴染、黒田龍臣と偶然再会する。しかし、可愛い弟のような龍臣は誰とでも寝る体格のいいイケメン野郎に変わっていて…。
社会人×大学生の幼馴染BL
※ひとつの章が終わるまでは毎日更新予定です。
文字数 4,413
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.12.14
15
御坂夏樹(みさかなつき)は、作家で恋人の金戸悠衣(かなどゆい)と同棲している。
ある年のクリスマスの夜、悠衣は夏樹にアドベントカレンダーをプレゼントした。
だがそれは、夏樹の閉ざされた記憶を揺り動かすものだった。
※ 表紙写真は自前で、ロゴは『かんたん表紙メーカー』さんで製作しました。
※ 作中に出てくる『ジングルベル』の英語歌詞につきましては、著作権が切れてパブリックドメインとなっております。
※ 作中にデリケートな話題が出てきますが、それらの人々を否定する意図はありません。この作品はフィクションです。
※ 小説家になろう、カクヨム、エブリスタ、TALESにも転載しています。
文字数 3,719
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.12.13
16
【現在毎日更新。時間つぶししていただければ幸いです。】少し不思議で、少し怖い短編集です。すべて一話完結。ハッピーエンドかバッドエンドか、読んでからのお楽しみ。通勤時間や寝る前の暇つぶしにどうぞ。
文字数 56,764
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.11.28
17
毎日更新
一話一話が短いのでサクッと読める作品です。
水原涼香(みずはらりょうか)
黒髪ロングに左目尻ほくろのスレンダーなクールビューティー。
涼音の可愛さは全人類が知るべきことだと思っている。
檜山涼音(ひやますずね)
茶色に染められた長い髪をおさげにしており、クリっとした目はとても可愛らしい。
学校で一番可愛い子は?という質問では最初に名前が上がる。
涼香がいればそれでいいと思っている節がある。
柏木菜々美(かしわぎななみ)
肩口まで伸びてた赤毛の少し釣り目な女子生徒。ここねが世界で一可愛い。
よく爆発する残念美人。
芹澤ここね(せりざわここね)
黒のサイドテールの小柄な体躯に真面目な生徒。目が大きく、小動物のような思わず守ってあげたくなる雰囲気がある。可愛い。ここねの頭を撫でるために今日も争いが繰り広げられているとかいないとか。菜々美が大好き。
綾瀬彩(あやせあや)
ウェーブがかったベージュの髪。セミロング。
成績優秀。可愛い顔をしているのだが、常に機嫌が悪そうな顔をしている。
なぜかフルネームで呼ばれる。夏美とよく一緒にいる。
伊藤夏美(いとうなつみ)
彩の真似をして髪の毛をベージュに染めている。髪型まで同じにしたら彩が怒るからと、ボブヘアーにパーマをあててウェーブさせている綺麗な顔立ちの子。
春田若菜(はるたわかな)
黒髪ショートカットのバスケ部。涼香と三年間同じクラスの猛者。
なんとなくの雰囲気でそれっぽいことを言える。涼香と三年間同じクラスで過ごしただけのことはある。
チャリ通。
文字数 652,415
最終更新日 2025.12.15
登録日 2024.03.02
18
恋人未満、幼馴染以上。高校生ふたりの“はじめて”の物語。いつもと変わらない通学路。違うのは、最高気温が10℃下がったこと。それなのに──すべてが変わった。陽キャ元野球部 × クールな王子系。幼馴染の距離が“ゼロ”になるまでの、じれったくてあま〜い青春BL。
#寒さにはしゃぐ男子ーズ
ブブー様発案のテーマに沿って書かせていただきました!素晴らしいお題に感謝
※他サイトでタイトルを変えて公開中
文字数 19,752
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.11.07
19
20
21
両片想いのじれったい関係から、ようやく恋人同士になったホストの川嶋蓮と、カフェの店長代理を務める高槻泉水。
付き合いは順調に見えたが、お互いの仕事のせいで一緒に過ごせる時間が極端に少なく、蓮は不満を募らせていた。
そして、そんな問題を解消するために店を辞めようとする蓮には、先輩ホストの高城皇という大きな壁が立ちはだかる。
恩人からの圧力に煮え切らない蓮を見て、背中を押してくれたのは…「マイペース」を絵に描いたようなのんびりした性格の後輩ユキだった。
「蓮夜先輩に幸せになって欲しい」と願い、蓮のサポートに奮闘するユキだが、別れが近付くにつれ、その気持ちも少しずつ変化していってーー?
「自分の本当の想い」に気付いた時、ユキが取るのは人魚姫のような犠牲的な行為か、それとも……
「恋とか愛とか、よく分からない!」という、恋愛に不器用な男子3人の視点をメインに「誰かを好きになる気持ち」を考察する、もだもだラブストーリーです♪
『カフェと雪の女王と、多分、恋の話』の続編となります。
タイトルに「*」付きの回は、性的表現ありです。苦手な方はご注意を。
文字数 170,518
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.06.01
23
純真な女優のウソとJKで女優な3人との日々。
それはスクールカーストなぞ圏外の、国民が認める程の美少女たる女優達との恋。
その青春演劇ラブコメディー。
ある季節外れの転校。
帰って来た故郷。
そののどかな田舎、初日にたくさんの部活の勧誘を受けた。それはもはや魔境となっていた高校では部活に入らずば人であらず。
襲って来る。強引過ぎる誘いの数々、部活の圧力に屈しかけたその時。
ある運命の紙が彼に舞い降りたのだ、そこには『大女優のマネージャー、募集中』とだけ。
それが彼の運命を、その未来をも左右する事になるから。
たった一人の男子部員は、それは大事な大事な専属なのだ。
3人の女優と出会い、変わっていく、変えていくから。
流した涙もこぼれた笑顔も、その向き合った演劇との時間だって。
その無垢な笑顔はずっと。
私の名前で検索するとエロ同人ゲームが『絵付き』で出る可能性があります。お気を付け下さい。Twitterも同じくです。
文字数 143,627
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.10.06
24
FBIアカデミーをギリギリの成績で卒業した特別捜査官トラヴィスは、局内での評価が今一パッとしない。エール大をトップの成績で卒業し、難しい事件を解決してきたエリート中のエリートであるジェレミーとは、局内でも有名なほど犬猿の仲である。
ロサンゼルスでビルのガス爆発が起こり、電話で少年が犯行予告をしたことから、捜査パートナーのミリアム、ジェレミーらと一緒に捜査に入る。犯行予告をした少年レイジーは、一緒に暮らしていた祖母には家出中と言われるが、一緒に姿を消した友人アシュリーの母親は、レイジーに息子を連れ去られたと主張する。再び、今度は空き家の爆破事件が起こり、事件は予想だにしない方向へ向かっていく。
トラヴィスとジェレミーは事件や捜査に関して意見が衝突するが、実は二人は……
アメリカを舞台に事件を捜査するFBI連邦捜査官たちのBL小説です。
クールで美形な金髪碧眼のエリート系×ジョーク好きな男前のイタリア系。
表紙イラストは長月京子様です。
文字数 63,398
最終更新日 2025.12.15
登録日 2023.12.04
25
26
数年前の失恋の痛みを抱えたまま、淡々と日々を過ごしていた社会人・中町ヒロト。
そんな彼の前に、不器用ながら真っすぐな後輩・明坂キリカが配属される。
小悪魔的な新人女子や、忘れられない元恋人も現れ、
ヒロトの平穏な日常は静かに崩れ、やがて過去と心の傷が再び揺らぎ始める――。
仕事と恋、すれ違いと再生。
交錯する想いの中で、彼は“本当に守りたいもの”を選び取れるのか。
――――――
※【20:30】の毎日更新になります。
ストーリーや展開等、色々と試行錯誤しながら執筆していますが、楽しんでいただけると嬉しいです。
不器用な大人たちに行く末を、温かく見守ってあげてください。
文字数 332,357
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.07.19
27
「嫌なら辞めろ。代わりはいくらでもいる」
「会社の体面のためだ。タダ働き(サービス残業)は当然だろう」
「この国では、耐えることだけが生き残る道だ」
日本経済を支配する澄原(スミハラ)グループ。 それは、日本のブラック企業文化の縮図だった。 従業員25万人を擁するこの巨大帝国において、人の命はKPIの分母に過ぎず、尊厳など無用の長物だった。
そして今日。 異端として7年もの間、海外へ追放されていた三男――澄原龍立(リュウリツ)が帰国した。
父が彼に与えたのは、「90日以内に成果を出せ。さもなくば永久追放」という死刑宣告。 実権を握る次兄が彼に与えたのは、「予算ゼロ、全社的に孤立無援」という絶望的なスタート。
だが、龍立は笑った。 彼の手には一本の印鑑と、海外で学んだ「非情な合理主義(ルースレス・ラショナリズム)」**という劇薬があった。
「あんたたちが『暗黙のルール』で遊ぶのが好きなら、俺は『金と法律と鉄腕』でトコトン付き合ってやるよ」
声を上げることを恐れる社員たちに対し、彼はスマホを取り出してこう告げた。
「もし搾取に『NO』と言い、違法行為の証拠を提供する者がいれば――俺が自腹で、一人50万円の『コンプラ協力金』をくれてやる」
これは、あらゆる非常識な手段を駆使して、腐敗した老害役員たちを追い詰め、25万人の絶望した社畜たちを再生させる物語である。
文字数 10,517
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.12.14
28
怠惰に流されて底辺校に入った龍太郎(りゅうたろう)は、差出人不明の手紙で屋上に呼び出される。
待っていたのは、見違えるような美少女。
『キミのことが好きです!』
これはもらった、と興奮するのもつかの間、彼女の様子が見るからにおかしいことに気付く。テンプレートしか話さないのだ。
荒ぶる少女と、それに付き合う龍太郎。一緒に行動する間にも、龍太郎の疑問は積み重なっていく。
そして、違和感が耐えきれなくなった日。彼女が告げた言葉。
「『好き』って、なんだろう……」
この言葉をきっかけにして、彼女の『好き』を探す旅が始まる……。
※完結まで毎日連載です。内部では既に完結しています。
※小説家になろう、ハーメルン、pixivにも同一作品を投稿しています。
文字数 165,509
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.11.25
29
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。
望んでいたわけじゃない。
けれど、逃げられなかった。
生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。
親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。
無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。
それでも――彼だけは違った。
優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。
形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。
これは束縛? それとも、本当の愛?
穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
文字数 41,060
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.10.23
30
※毎日平日・祝日更新。土日はお休みです。現在読みやすくするための加工を並行で行なっております。読みにくいページもあろうかと思います。すみませんがよろしくお願いいたします。
中学時代のいじめをきっかけに非モテ・ボッチを決め込むようになった高校2年生・御堂雅樹。素人ながら地域や雑誌などを賑わすほどの美しさとスタイルを持ち、成績も優秀で運動神経も発達し、中でもケンカは負け知らずでめっぽう強く学内で男女問わずのモテモテの高校1年生の妹、御堂樹里。
親元から離れ二人で学園の近くで同居……というか樹里が雅樹をナチュラル召使的に扱っていたのだが、雅樹に好きな人が現れてから、樹里の心境に変化が起きて行く。雅樹の恋模様は?樹里とは本当に兄妹なのか?そして樹里に秘められた過去とは?
■場所 関西のとある地方都市
■登場人物
●御堂雅樹
本作の主人公。身長約176センチ(二作目で180センチ弱)と高めの細マッチョ。ボサボサ頭の目隠れ男子。趣味は釣りとエロゲー。スポーツは特にしないが妹と筋トレには励んでいる。
●御堂樹里
本作のヒロイン。170センチにIカップ(二作目で174センチ、Jカップ)のバストを持ち、腹筋はエイトパックに分かれる絶世の美少女。芸能界からのスカウト多数。天性の格闘センスと身体能力でケンカ最強。強烈な人間不信&兄妹コンプレックス。素直ではなく、兄の前で自分はモテまくりアピールをしまくったり、わざと夜に出かけてヤキモチを焼かせている。今回新たな癖に目覚める。
●(第二巻からの準ヒロイン)堀之内結衣
本作の準ヒロイン。凛とした和装美人タイプだが、情熱的で突っ走る一面を持ち合わせている。父親の浮気現場で自分を浮気相手に揶揄していたことを知り、歪んだ対抗意識を持つようになった。その対抗意識のせいで付き合いだした彼氏に最近一方的に捨てられ、自分を喪失していた時に樹里と電撃的な出会いを果たしてしまった。以後、樹里や雅樹と形を変えながら仲良くするようになる。
※本作には未成年の飲酒・喫煙のシーンがありますが、架空の世界の中での話であり、現実世界にそれを推奨するようなものではありません。むしろ絶対にダメです。
※また宗教観や哲学的な部分がありますが、この物語はフィクションであり、登場人物や彼らが思う団体は実架空の存在であり、実在の団体を指すものではありません。
文字数 831,116
最終更新日 2025.12.15
登録日 2024.07.14
31
32
千年の時を越え、断ち切れぬ想いが再び動き出す──。
オカルト雑誌のカメラマン・日下部冬夜のもとに、
差出人不明の招待状が届く。
それをきっかけに、彼の周囲では奇妙な現象が続けざまに起こり始めた。
日本地図から消えた村──鬼ヶ村。
百年に一度行われていた鬼神祭では、
必ず身寄りのない青年が一人、“血を吸われた状態”で遺体となって発見されていた。
事件を恐れた山の持ち主は村を封鎖し、真相は闇に葬られた。
招待状に導かれるように、冬夜は閉鎖された山へ向かう。
同行したのは、冬夜に秘めた恋情を抱く編集長の遥と、
遥を慕う幼馴染の幸太。
三人はやがて、噂に聞く“湖”へとたどり着く。
その湖に──
満月が映り込んだ瞬間、世界が歪む。
湖面は鏡となり、三人を異なる次元へと誘った。
そこは、千年前の鬼ヶ村へ繋がる“水鏡”だった。
迷い込んだ先に待っていたのは、
千年前の愛と憎しみが渦巻く鬼ヶ村の真実。
過去と現在が交錯し、因果が再び動き始める中──
冬夜が選ぶ未来とは。
愛は、憎しみを超えることができるのか。
文字数 53,868
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.12.07
33
小説家である語部祐吾はかつて芥川賞の授賞式で問題を起こし、出版業界から干されていた。加えてスランプにも陥っていたことから、ファンレターに返事を書く日々を送っている。そんなある日、担当編集者である安時から黎城静という小説家が文学賞を受賞したことを知らされる。
再起を賭けて小説に取り組む語部だったが、謎多い黎城からのアクションに翻弄されてしまい――
文字数 41,589
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.12.06
34
あざといぶりっ子キャラで男に媚を売る、世間のイメージ最悪の現役女優・強玲愛。今日も彼女は芸能界の純な乙女たちから狡猾に男を奪い去る。乙女たちは涙目でそろって彼女に叫ぶ――「ありがとう、玲愛ちゃんのおかげで浮気性な彼とようやく別れられた!」なんとそれは、横暴なカレシに苦しむ女性たちを救う、ラブ・クラッシャーをこなすためだった!?そんな彼女の雄姿に感嘆し言い寄って来たのはおバカキャラで売っているロックスター・愚蒙伊吹。ハイスペックなインテリしか興味ないってテレビで公言してる以上、彼とつきあうなんてありえない!ところがおどけた言動の端々に知性の欠片を漂わせる彼もまた、裏の顔を持っているようで?「悪女の、愚者の仮面を被ることで、理不尽な世間を心行くまで愚弄してやりませんか」二面性芸能人同士が織りなすマスカレードが今、幕を明ける――!
文字数 35,494
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.09.09
35
夏、進路に悩む中学3年生の私は、交流サイトで大学生の彼と出会う。勉強を教えてもらううちに、毎晩の通話が私の全てになった。年の差と距離を超えて恋人になった私たちは、翌年春に初めて対面。痛みと幸せに満たされた日を皮切りに、もつ鍋、マリンワールド、門司港...と現実の思い出を重ねていく。
忙しさから通話が減り、関係が性の繋がりに頼っていることに気づき始めた頃、私たちは最後の別府旅行へ。ロープウェーからの絶景を見た後、私は彼との未来が重ならないことを悟る。
これは、画面越しで始まり、成長する中で終わりを選んだ、2年間の純粋で切実な遠距離恋愛の記録。最高の彼氏と過ごした日々を胸に、私は前を向く。
※この作品はフィクションです。
文字数 2,332
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.12.07
36
37
【第13回ネット小説大賞、小説部門・入賞!】
マッグガーデン様より、書籍化決定です!
異世界との貿易で資金を稼ぎつつ、孤児の獣耳幼女たちをお世話して幸せに! 非日常ほのぼのライフの開幕!
パワハラに耐えかねて会社を辞め、独り身の気楽な無職生活を満喫していた伊海朔太郎。
だが、凪のような日常は驚きとともに終わりを告げた。
ある日、買い物から帰宅すると――頭に猫耳を生やした幼女が、リビングにぽつんと佇んでいた。
その後、猫耳幼女の小さな手に引かれるまま、朔太郎は自宅に現れた謎の地下通路へと足を踏み入れる。そして通路を抜けた先に待ち受けていたのは、古い時代の西洋を彷彿させる『異世界』の光景だった。
さらに、たどり着いた場所にも獣耳を生やした別の二人の幼女がいて、誰かの助けを必要としていた。朔太郎は迷わず、大人としての責任を果たすと決意する――それをキッカケに、日本と異世界を行き来する不思議な生活がスタートする。
最初に出会った三人の獣耳幼女たちとのお世話生活を中心に、異世界貿易を足掛かりに富を築く。様々な出会いと経験を重ねた朔太郎たちは、いつしか両世界で一目置かれる存在へと成り上がっていくのだった。
※まったり進行です。
文字数 224,832
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.06.04
38
39
文字数 21,500
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.12.01
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2020年。漠然と生きていた粳部音夏はある日、高校の先輩だった藍川から久しぶりに会いたいと誘いを受けて彼の家に訪問する。謎だらけな彼の素性が気になる粳部だったが、夜になり駅まで送ると言われる。だがその帰り道、二人は突然現れた謎の怪異に襲われてしまう。人間離れした力で怪異と戦う藍川だったが、粳部は怪異の不意打ちによって致命傷を受けてしまう。しかし、彼女は突然謎の力を手に入れて……
これは180年に渡るおとぎ話。
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文字数 232,888
最終更新日 2025.12.15
登録日 2025.10.09