恋愛 短編小説一覧
主人公伯爵家のメアリー・キングスレーは公爵家長男のロビン・ウィンターと婚約していた。
メアリーは幼い頃から公爵のロビンと釣り合うように厳しい教育を受けていた。
そして学園に通い始めてからもロビンのために、生徒会の仕事を請け負い、尽していた。
しかしある日突然、ロビンは平民の女性を連れてきて「彼女を正妻にする!」と宣言した。
そしえメアリーには「お前は妾にする」と言ってきて…。
メアリーはロビンに失望し、婚約破棄をする。
婚約破棄は面子に関わるとロビンは引き留めようとしたが、メアリーは婚約破棄を押し通す。
そしてその後、ロビンのメアリーに対する仕打ちを知った王子や、周囲の貴族はロビンを責め始める…。
文字数 21,095
最終更新日 2022.08.11
登録日 2022.07.18
伯爵令嬢のシェリナ・ブライスはモーリス・アクランド侯爵令息と婚約をしていた。
もちろん互いの意思などお構いなしの、家同士が決めた政略結婚である。
何しろ決まったのは、シェリナがやっと歩き始めたかどうかという頃だったのだから。
けれども、それは初めだけ。
2人は出会ったその時から恋に落ち、この人こそが運命の相手だと信じ合った……はずだったのに。
「私はずっと騙されていたようだ!あなたとは今日をもって婚約を破棄させてもらう!」
モーリスに言い放たれて、シェリナは頭が真っ白になってしまった。
しかし悲しみにくれる彼女の前に現れたのは、ウォーレン・トルストイ公爵令息。
彼はシェリナの前に跪くなり「この時を待っていました」と彼女の手を取ったのだった。
文字数 28,932
最終更新日 2022.08.11
登録日 2022.07.16
その日、彼から突然別れを切り出された。どうやら他に好きな人が出来たらしい。困惑と怒りで壊れてしまいそうな自分を抑えながら、私は部屋の扉を開けた……
文字数 2,721
最終更新日 2022.08.10
登録日 2022.08.10
ルーベンス子爵家の三女、バーバラはアルトワイス伯爵家の次男であるリカルドと22歳の時に結婚した。
けれど最初の顔合わせの時から、リカルドは不機嫌丸出しで、王都に来てもバーバラを家に一人残して帰ってくる事もなかった。
バーバラは行き遅れと言われていた自分との政略結婚が気に入らないだろうと思いつつも、いずれはリカルドともいい関係を築けるのではないかと待ち続けていたが。
文字数 131,976
最終更新日 2021.03.30
登録日 2021.01.13
幼馴染のボンドと順調に恋人となり、婚約を果たしたネル。しかしある日、ボンドが突然死んでしまいネルの幸せは崩れ去る。悲しみに浸るネルだったが、次の夜奇妙なことに、ボンドの幽霊が彼女の前に現れる。そしてボンドは彼女にこう告げた。「俺は君の妹、ミラに殺されたんだ……」
文字数 6,001
最終更新日 2022.08.12
登録日 2022.08.11
彼女は追い詰められていた。毎日毎日変わらぬ忙しい日々。やってもやっても終わらない家事と仕事。そろそろストレスを発散せねば、自分のなかの何かがパンッと弾けそう──限界を迎えつつあった彼女は、別居している騎士の夫を頼ることした。
※三十代夫婦、結婚から十年以上経っていますが、ヒロインは夫大好きという、かなり読む人を選ぶ設定です。
※家族愛・夫婦愛的なものが地雷の方は閲覧を避けてください。
※R18回には※あり
文字数 4,012
最終更新日 2022.08.11
登録日 2022.08.11
「…義妹であるクミがかわいいのは理解できますが、そのために私を蔑ろにさせるのはあまりにも…」
「…ほう、僕に意見するか?お前も良い身分になったものだな。そうか、お前がそう言うのなら仕方がない。私は優しさからお前に情けをかけて婚約者の建前を維持したままとしておいたのだが、お前がそういうつもりならもういい。私の前から消え、二度と私の前に姿を現すな」
文字数 1,031
最終更新日 2022.08.11
登録日 2022.08.11
王宮のパーティーで婚約破棄を言い渡された子爵令嬢はそのパーティーの帰路、馬車で事故に遭う。
事故は打撲程度の軽い物だったが、パーティー出席の皆の前で婚約を破棄された余りの恥ずかしさに死んだ事にして貰う。
恥ずかしくて泣いてたのも数日。
すぐに、こちらに非はなく、浮気していた元婚約者が悪い、と気付いた子爵令嬢は父親や従兄や使用人達に手伝って貰い、悪ノリして元婚約者や浮気相手に幽霊のフリをして嫌がらせをする事に。
そして悪ノリの幽霊騒動が大変な事態に発展するのだった。
【2022/8/10、出版申請】
【2022/8/12、24hポイント6900pt突破】
文字数 9,922
最終更新日 2022.08.10
登録日 2022.08.10
王子は、ミレットと言う貴族家出身の婚約者がいながら、自身が目覚めた新たな境地にあるというセフィリアとの婚約を強引にとりしきった。
臣下の者たちの反発こそ大きかったものの、この境地にある自分に逆らうという事は反逆に他ならないと叫び、あらゆる人間の粛清を断行した。
中には平民の女子供までも、情け容赦などすることはなかった。
しかし、婚約を取り消された立場にあるミレットの方は、不思議にも冷静な態度を保っていた。…というのも、彼女はかねてから王子が持つ危険な性質を本能的に感じ取っていたのだ。ゆえに彼女は王子様との婚約破棄をそのまま受け入れ、特に異議申し立てなども行わなかった。
一方でセフィリアの方は、王子にも勝るとも劣らないほどの危険性を有していた。と言うのも彼女は、近代でもまれにみる強欲な悪女であったのだ。
文字数 890
最終更新日 2022.08.11
登録日 2022.08.11
「リルア、申し訳ない。私は君に期待をしすぎてしまったようだ。それは僕に非があるという者。君は悪くない。君にはそこまで魅力はないというのに、それをあるものだと思い込んでしまったのは私だ。ゆえにこの婚約破棄、君には非は無い」
なんと身勝手な理由であろうか。これだけでも実に不誠実な男であるが、この男、この理由でさえも偽りを行っていた。
というのも、婚約破棄の本当の理由は、特段彼女に問題があるからではなく、男に新たな婚約者ができたからだ。しかしこの男はそれを告げることもなく、一方的に追放した。
しかしこの男の新たな婚約者は、元婚約者であるリルアに対して、あえて婚約報告を通知するという嫌がらせを行った。この女は、そういう性格であったのだ。
文字数 694
最終更新日 2022.08.11
登録日 2022.08.11
「なんだ。そんなこともできないのか?」ヘレンの婚約者であるフレンツはそれが口癖だった。一見すると、彼はイケメンで博識な好青年に見えるのだが、その内面はお世辞にも素敵と褒められるものではなかった。勉強があまり出来ないヘレンのことをバカにしては、自分の知識を見せびらかすような人間だったのだ。しかし、そんなフレンツにうんざりしていたある日、ヘレンの前に幼馴染のマルドが姿を現す。昔とは打って変わってたくましくなった彼の姿に、ヘレンの心は小さく揺れ動く。だが、その様子を影で見ていたフレンツはヘレンが浮気をしていると疑い、挙句の果てには「婚約破棄だ!!」と叫んだのだった……
文字数 7,947
最終更新日 2022.08.06
登録日 2022.08.05
妻シャノンが屋敷を出て行ったお話。
この作品はフィクションです。
作者独自の世界観です。ご了承ください。
7/31 お話の至らぬところを少し訂正させていただきました。
申し訳ありません。大筋に変更はありません。
8/1 追加話を公開させていただきます。
リクエストしてくださった皆様、ありがとうございます。
調子に乗って書いてしまいました。
この後もちょこちょこ追加話を公開予定です。
甘いです(個人比)。嫌いな方はお避け下さい。
※この作品は小説家になろうさんでも公開しています。
文字数 18,017
最終更新日 2022.08.01
登録日 2022.07.28
「ーーーミネルヴァ・クラリッサ!お前との婚約を破棄させてもらう!!」
「はいッ、喜んでーーー!!!」
待っていましたとばかりに声を上げました。
ですが何故かわたくしの婚約者でこの国の王太子であるコーディ殿下は驚いているようです。
しかし婚約を解消する為に、やらなければならないことは山のようにあります。
故に、準備を万端にして物事を進めていかなければなりません。
文字数 10,431
最終更新日 2022.06.08
登録日 2022.06.04
カミラはごく普通の貴族だった。位の高さも中の中。容姿や成績に至るまで平均値から抜き出ることはなかった。しかし、そんな彼女には普通ではない存在がいた。容姿端麗、頭脳明晰、魔法の才を持つ姉のサラ。端正な顔立ちが評判で、優しい心をその身に宿している自身の婚約者のイース。そんな二人に囲まれながら、彼女はこれからも普通の人生を歩むと信じていた。……だが、イースと婚約をしてから半年、無残にもそれは打ち砕かれる。雨が降っていたその日、一人の使用人が彼女に言った。実は昨日……イース様と赤髪の女性が街を歩いている様子を見てしまって……。
文字数 14,898
最終更新日 2022.08.05
登録日 2022.08.03
「──馬鹿馬鹿しい。何だ、この調査報告書は」
ぱさっ。
伯爵令息であるパーシーは、テーブルに三枚に束ねられた紙をほうった。向かい側に座る伯爵令嬢のカーラは、静かに口を開いた。
「きちんと目は通してもらえましたか?」
「むろんだ。そのうえで、もう一度言わせてもらうよ。馬鹿馬鹿しい、とね。そもそもどうして、きみは探偵なんか雇ってまで、こんなことをしたんだ?」
ざわざわ。ざわざわ。
王都内でも評判のカフェ。昼時のいまは、客で溢れかえっている。
「──女のカン、というやつでしょうか」
「何だ、それは。素直に言ったら少しは可愛げがあるのに」
「素直、とは」
「婚約者のぼくに、きみだけを見てほしいから、こんなことをしました、とかね」
カーラは一つため息をつき、確認するようにもう一度訊ねた。
「きちんとその調査報告書に目を通されたうえで、あなたはわたしの言っていることを馬鹿馬鹿しいと、信じないというのですね?」
「き、きみを馬鹿馬鹿しいとは言ってないし、きみを信じていないわけじゃない。でも、これは……」
カーラは「わかりました」と、調査報告書を手に取り、カバンにしまった。
「それではどうぞ、お好きになさいませ」
文字数 20,448
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.06
令嬢セリーナ・チェリオナは婚約していた皇太子に突然それを一方的に破棄された。そして妹マリーンと新たに婚約したことを発表したのである。二人が組んで自分を裏切ったと知ったセリーナは復讐を決意するのであった。
文字数 4,240
最終更新日 2022.08.12
登録日 2022.08.11
王国の貴族令嬢リアンは同じく貴族のチャールズと婚約をしていた。
結婚式も一週間後に迫り、胸をときめかせながら幸せな毎日を過ごすリアン。
しかし、その日……リアンはチャールズが金髪の聖女と抱き合っている姿を目撃する。
婚約者の浮気とその女に怒りを覚えたリアンは……
文字数 4,667
最終更新日 2022.08.05
登録日 2022.08.02
ずっと好きで、でも絶対実らないと思ってて…
私の好きな人は、よくありがちなシュチエーションとは違うんです
文字数 12,059
最終更新日 2022.08.11
登録日 2022.08.05
ある日、リチャード陛下の口から聖女制度の廃止が告げられた。聖女制度とは国を魔物などの脅威から守るために聖女を護り人として輩出し、その活動を支援する制度である。しかしここ最近は魔物もすっかりいなくなり、敵国とも同盟を結んだため、王国は平和になり、聖女の存在は必要なくなってしまったのだ。現聖女であるアラクネは陛下に直談判するが、聞き入れられず、ついには国まで追い出されてしまう羽目になった。そして国を去る馬車の中で、彼女はあることを思いつく……
文字数 2,702
最終更新日 2022.08.07
登録日 2022.08.07
男爵家出身のサラは、夫を五年前に亡くした寡婦。彼女は夫を亡くしてからずっと騎士団の詰所で事務官として働いていた。変わらぬ平穏な日々を過ごしていたサラに、ある日この詰所の長たる騎士団長ランヴァールが声をかけてきた。「サラは再婚しないのか?」と。ランヴァールは伯爵家の嫡子。しかし二十代後半になる彼はまだ一度も結婚していなかった。ランヴァールにはとある噂がある。色恋ごとがまったく駄目だという不名誉な噂が。
◆R18回には※あり。ヒロイン側から行為を進める描写あり。同意すけべ描写あり。
文字数 30,780
最終更新日 2022.07.24
登録日 2022.07.17
伯爵令嬢の家は王国内で大財閥の経営する富豪で知られていた。
その富豪の伯爵令嬢の婚約者となった公爵令息の家は名門中の名門だが金がなく、2人の婚約は政略の色が強かった。
先方が嫌々婚約したのは薄々感じてましたけど、まさか、貴族学校内で堂々と浮気をするなんて。
こんな婚約、さっさと相手の有責で破棄よ。
でも普通に破棄したんじゃ泣き寝入りしたみたいで癪よね。
我が伯爵家を蔑ろにした事を後悔させなければ。
お父様にお願いしてみましょう。
こうしてその年の貴族学校の卒業パーティーは誰もが忘れられない物となった。
【2022/7/31、出版申請】
【2022/8/3、24hポイント2万2000pt突破】
文字数 4,038
最終更新日 2022.07.31
登録日 2022.07.31
一言セリフがあるだけのシルヴィア。
ここ最近お騒がせなふわふわ美少女を主人公とすると、シルヴィアは完全なるモブになるらしい。
転生者の妹の話によるとこの世界は乙女ゲームなるものと酷似した世界。その世界はヒロインのアリスを巡って殿下とその側近たちが彼女に愛を乞う物語なのだとか。
入学してから妹が指し示すような事柄が続き、それならそういうものだと受け入れセリフを一言。
さあ、これでもう終わりだと思ったのに、ヒロイン巡って逆ハーレム作ってるはずの側近の一人がやたらと絡んでくる。
何やら、アリスの様子も聞いていたものと違うようで。
「あなたが欲しい」と外堀埋めながら求婚してこられても困ります。
だって、あなたは溺愛系○○って聞いてるんですものー。私には荷が重いです。ヒロインに攻略されててください!!
モブシリーズ第一弾。
文字数 20,956
最終更新日 2022.01.30
登録日 2022.01.22
令嬢オリビアは中位貴族で、勉学の才もあり、学校を首席で卒業していた。だが婚約者のアインはギリギリ貴族に留まっているような家の人間で、優秀なオリビアが鼻につくのか事あるごとに彼女を侮辱していた。「オリビア。君は有名な学校を卒業したそうだけど、あまり僕を舐めるなよ!この能無し人間が!」そんな言葉を毎日のように浴びせられていたオリビアだったが、場をこれ以上荒らさないためにもいつも「すみません」と謝っていた。そんな婚約者と婚約してしまって半年、アインの父の誕生パーティーのため、オリビアはアイン宅を訪れる。しかしそこで偶然にも、彼女はアインの浮気の事実を知ってしまう。
文字数 9,142
最終更新日 2022.07.30
登録日 2022.07.29
「シンディーのことは、恋愛対象としては見てないよ。それだけは信じてくれ」
夫のランドルは、そう言って笑った。けれどある日、ランドルの幼馴染みであるシンディーが、ランドルの子を妊娠したと知ってしまうセシリア。それを問うと、ランドルは急に激怒した。そして、離縁を言い渡されると同時に、屋敷を追い出されてしまう。
──数年後。
ランドルの一言にぷつんとキレてしまったセシリアは、殺意を宿した双眸で、ランドルにこう言いはなった。
「あなたの息の根は、わたしが止めます」
文字数 39,364
最終更新日 2021.07.24
登録日 2021.06.21
記憶を失った私は侯爵夫人だった。しかし、旦那様とは不仲でほとんど話すこともなく、パーティに連れて行かれたのは結婚して数回ほど。それを聞いても何も思い出せないので、とりあえず記憶を失ったことは旦那様に内緒にしておいた。
旦那様は美形で凛とした顔の見目の良い方。けれどお城に泊まってばかりで、お屋敷にいてもほとんど顔を合わせない。いいんですよ、その間私は自由にできますから。
屋敷の生活は楽しく旦那様がいなくても何の問題もなかったけれど、ある日突然パーティに同伴することに。
旦那様が「わたし」をどう思っているのか、記憶を失った私にはどうでもいい。けれど、旦那様のお相手たちがやけに私に噛み付いてくる。
記憶がないのだから、私は旦那様のことはどうでもいいのよ?
それなのに、旦那様までもが私にかまってくる。旦那様は一体何がしたいのかしら…?
小説家になろうに掲載済みです。
文字数 62,072
最終更新日 2022.06.11
登録日 2022.06.06
私の婚約者クライトン伯爵エグバート卿は善良で優しい人。
末っ子で甘えん坊の私には、うってつけの年上の彼。
だけど、あの人いつもいつもいつもいつも……なんかもうエンドレスに妹たちの世話をやいている。
そしてついに、言われたのだ。
「妹の結婚が先だ。それが嫌なら君との婚約は破棄させてもらう」
そして破談になった私に、メイスフィールド伯爵から救いの手が差し伸べられた。
次々と舞い込んでくる求婚話。
そんな中、妹の結婚が片付いたと言ってエグバート卿が復縁をもちかけてきた。
「嘘でしょ? 本気?」
私は、愛のない結婚なんてしないわよ?
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☆読者様の御親切に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
ご心配頂きました件について『お礼とご報告』を近況ボードにてお伝えさせて頂きます。
引き続きお楽しみ頂けましたら幸いです♡ (百谷シカ・拝)
文字数 15,254
最終更新日 2021.03.27
登録日 2021.03.25
姉のテレサは運動も勉強も出来て美貌も兼ね備えている完璧な人間だった。しかし妹のアリスは、何をやってもダメであらゆる才能に恵まれていなかった。そんなアリスを父は何かと姉と比べてはバカにしていた。そしてアリスの婚約者であるロイも、秘かに彼女のことを卑下していた。もともとロイは彼女の父親が持つ鉱脈が目当てで彼女と婚約をしていたのだ。今までそのことを知らなかったアリスだったが、ある日偶然にもロイと彼の父親の会話を聞いてしまい、ロイが自分のことを好いていないことを知ってしまう……
文字数 13,079
最終更新日 2022.07.28
登録日 2022.07.26
ふと、前世の記憶が戻る。
どうやら王太子と婚約している皇女に転生した。
今、貴方達が責めているのは私の推しですけど……?
婚約破棄して、推しと共にさっさと国に帰りましょう!!
全て思いのままの大国の皇女様が馬鹿王子と婚約している理由とは!?
(ゆるゆる設定です)
文字数 9,454
最終更新日 2022.03.29
登録日 2022.03.21
名家出身同士の両親の都合で決められた結婚
「勝手に出てけや」
結婚相手は妻に対して冷たい夫
冷め切ったの関係の結婚生活ではあったけど、初恋であり最愛の人といれることに妻の恵麻は喜びを感じていた。
しかし、ある日を境に2人の関係は変化する
「私はやっぱり役立たずのようです」
※エセ関西弁を多用しております。ご了承ください。
文字数 7,305
最終更新日 2022.08.11
登録日 2022.08.08
卒業パーティーで義妹を虐けてるとの冤罪で公爵令嬢は王太子から婚約破棄を言い渡された挙げ句、貴族牢へと入れられた。裁判で身の潔白を証明しようと思ってた矢先、食事に毒を盛られて呆気なく死んだ公爵令嬢は気付けば6歳の身体に戻っていた。
それも戻った日は王太子と初めて出会った王宮主催のお茶会という名のお見合いの朝だった。
そっちがその気なら。
2回目の公爵令嬢は王宮主催のお茶会に決意を持って臨むのだった。
【2022/7/4、出版申請、7/21、慰めメール】
【2022/7/7、24hポイント3万9000pt突破】
【2022/7/25、出版申請(2回目)】
【2022/8/2、お気に入り数170突破】
【2022/8/7、しおり160突破】
文字数 5,565
最終更新日 2022.07.04
登録日 2022.07.04
卒業パーティーで公爵令嬢は婚約者の王太子に、男爵令嬢を虐めていた、と断罪されて婚約を破棄されてしまう。
令嬢の中の令嬢と言われた公爵令嬢だったが、遂には暗愚極まる王太子を見限り、王太子が宣言した婚約破棄を確実な物にする為に、浮気相手の男爵令嬢を扇で叩こうとしたのだが、王太子が割って入った為に王太子の顔を叩いてしまい、同時に王家から預かっていた王家のペンダントが光りーー気付けば公爵令嬢と王太子は身体が入れ替わっていた。
捕縛された公爵令嬢の身体の王太子が自分が王太子だと叫ぶ中、王太子の身体の公爵令嬢は慌てて王宮へ向かい国王陛下と王妃殿下に事情を話すが、2人からの返答は公爵令嬢の予想を超えていた。
【2022/8/4、出版申請】
【2022/8/5、24hポイント6700pt突破】
文字数 7,734
最終更新日 2022.08.03
登録日 2022.08.03
聖女として王国を守っていたアネールは、ある日、国に幽閉されていた隣国の人間を善意から解放してしまう。しかしその半年後、その行為が王にばれ、アネールは国外追放の刑に処されてしまう。国民の蔑むような目を浴びながら国から出た彼女だったが、そこで意外な人物と再会を果たすのだった……
文字数 2,398
最終更新日 2022.08.09
登録日 2022.08.09
王国には初代国王が定めた盟約があった。
3代ごとに王族が聖樹の守護一族との結婚をするという盟約だ。
初代国王が娘を結婚させてから始まった盟約の為、7代国王の御代、唯一の子供である王太子はその一族の娘と結婚せねばならなかった。
だが、結婚したくなかった王太子は初代国王が定めた聖樹の守護一族との盟約を父王に内緒で一方的に破棄にしたのだった。
【2022/8/8、出版申請】
【2022/8/10、24hポイント5800pt突破】
文字数 6,280
最終更新日 2022.08.08
登録日 2022.08.08
その衝撃的な場面を見たのは、何気ない日の夕方だった。
空は赤く染まって、街の建物を照らしていた。
私は実家の伯爵家からの呼び出しを受けて、その帰路についている時だった。
街中を、私の夫であるアイクが歩いていた。
見知った女性と一緒に。
私の友人である、男爵家ジェーン・バーカーと。
「え?」
思わず私は声をあげた。
なぜ二人が一緒に歩いているのだろう。
二人に接点は無いはずだ。
会ったのだって、私がジェーンをお茶会で家に呼んだ時に、一度顔を合わせただけだ。
それが、何故?
ジェーンと歩くアイクは、どこかいつもよりも楽しげな表情を浮かべてながら、ジェーンと言葉を交わしていた。
結婚してから一年経って、次第に見なくなった顔だ。
私の胸の内に不安が湧いてくる。
(駄目よ。簡単に夫を疑うなんて。きっと二人はいつの間にか友人になっただけ──)
その瞬間。
二人は手を繋いで。
キスをした。
「──」
言葉にならない声が漏れた。
胸の中の不安は確かな形となって、目の前に現れた。
──アイクは浮気していた。
文字数 8,030
最終更新日 2022.04.21
登録日 2022.04.06
「私が本当に愛しているのは、君だけだよ」
伯爵家の嫡男であるニックが誰もいない校舎の裏でそう囁いたのは、婚約者であるラナではなく、ラナの親友のレズリーだった。
「でもごめんね。家のためには、公爵家の長女であるラナと結婚するしかないんだ」
ラナは涙した。両思いだと信じていた。いつだって優しかったあなた。愛していると何度も言われた。なのに──。
最初は哀しかった。胸が張り裂けそうなほど。でも。
「ラナと結婚するのは、お金のためだけだよ。信じて」
泣きじゃくるレズリーを、ニックが必死に慰める。ラナのせいで。ラナがニックを好きにならなければと、陰口を言い合いながら。
ラナはふと、胸の奥の何かがぷつんと弾けた気がした。
──ならば、お望み通りに。
文字数 28,071
最終更新日 2021.02.28
登録日 2021.02.05
魔法が使える聖女ナイラは、ある日、婚約者のガランの浮気現場を目撃する。その後、ガランを部屋に呼びだし問い詰めると、「本当にすまなかった!許してくれ!」とガランは頭を下げてきた。しかしそんなことでは怒りがおさまらないナイラはある魔法を使うことを決意する。
文字数 1,971
最終更新日 2022.08.08
登録日 2022.08.08
「す、すみません、伯爵様…」
「うーん…いい加減に僕の好みを察するくらいできてくれないと困るんだけど?君分かってるの?明らかに身分上釣り合っていない君を迎えてあげているのに、なんで態度で答えてくれないかなぁ…」
私だって、好き好んでこんな男との婚約を選んだわけじゃない。半ば強引に、貴族家の関係者におし進められたのだ。
けれど身分に劣る私はなんら反論などできるはずもなく、素直に頭を下げるほかなかった。
「申し訳ありません…」
「はぁ…謝るだけなら子供でもできるっていうんだ。僕の相手になれることがどれほど光栄な事か、君ちゃんと理解しているのかい?」
「は、はい…」
文字数 943
最終更新日 2022.08.09
登録日 2022.08.09
乙女ゲームの悪役令嬢に転生したトゥーリ。
推しの幸せの為に悪役令嬢を演じ続けるけれど、結局失敗に終わってしまう話。
文字数 15,745
最終更新日 2022.07.19
登録日 2022.07.14
婚約破棄をされ断罪された公爵令嬢のマリーが死んだ。
初めはみんな喜んでいたが、時が経つにつれマリーの重要さに気づいて後悔する。
だが、もう遅い。なんてったって、私を断罪したのはあなた達なのですから。
文字数 1,865
最終更新日 2022.08.08
登録日 2022.07.02