BL 和風小説一覧
町中で視線を感じたら、上を見上げてはいけないよ。
赤い格子の向こう側、白兎と目が合ってしまったら、取って喰われる--。
自分の名前さえ忘れてしまった『白兎』。
狭い部屋の中で外を眺めるうさぎは、ただそこで景色の移ろいを眺めていた。
知らないことを知りたがったうさぎの手を取ったのは、うさぎに魅了されてしまった『椿』。
赤と白は交わるのか?
何故彼は白兎と呼ばれるのか?
うさぎが真実を取り戻す時、其処にあるのは幸か不幸か--。
屋敷の奥座敷、たった一部屋の物語。
※18禁/なんちゃって時代物
※縦読み推奨
文字数 22,020
最終更新日 2018.12.16
登録日 2017.12.12
小さな村で神官を務める|佳音《かのん》は、ある日ひとりの村人が犯した罪により神々の恩恵を失った村を救うため、特別な祈りを捧げた。
そして七日目の朝、佳音が神のものとなることを承諾すれば村を助けると言われ、佳音は自らを生贄とする決意をする。
しかし佳音は、天空神の住まいへと連れて行かれるもすぐに食べられることはなく、馴染むのを待つと言われてしまう。
佳音は、馴染むのを待って食べるのだと納得するが、天空神シライの思惑は大きく異なっていた。
元は二次創作で途中まで書いてサイトにあげていたものを、大きく改変しています。
文字数 114,333
最終更新日 2024.01.06
登録日 2023.10.29
オリジナル和風オメガバース・オムニバスです。
一組 四話構成のオムニバスなので、一組単位で読めない事もないです。
地雷あったら全力で自衛してください。(ここに記載しておきます)
第一章の雨月たちが営む菓子屋(しののめ屋)に
おつかいで来た湯川伊吹【α】とその主――周防真澄【Ω】のお話です。
ちょっと乱暴な表現があったり、血の気が多かったりします。
前作までと比べると、ちょっとシリアス度高めです。
真澄が弟【β】やモブに強姦されたりもします。
ちゃんと伊吹と真澄のハピエンです。
第三章の執筆完了後、他サイトにて同時掲載予定
えちえち書くのに私の語彙力がと精神が持たないので、基本スローペース更新です。
文字数 24,458
最終更新日 2021.10.03
登録日 2021.09.18
「アタシを抱きたければ、百夜通いな」 時は明治、帝都にひっそりと隠れるように存在する陰間茶屋に「御百度姫」と呼ばれる陰間、夜鷹がいた。誰よりも美しく、誰よりも気高く、誰よりも誇り高い彼の元に資産家である周は毎晩通い続ける。 周の優しさと深い愛情に少しずつ心を開いていく夜鷹だが、二人にはある秘密があった。 全ての謎が明かされるのは、百夜後のこと。
☆こちら(https://estar.jp/novels/25971011)でも更新しています。
☆表紙は長月夜永さま(https://coconala.com/users/862230)です
素敵なイラストをありがとうございました!
文字数 106,736
最終更新日 2022.12.31
登録日 2022.08.18
BL/R18/和風ファンタジー/江戸/鬼/妖怪/主人公総受け/三人称
[あらすじ]
江戸の老舗の呉服問屋、藤吉屋の放蕩息子、藤(ふじ)は人(ヒト)成らぬモノが見えている。類い稀なる美形の藤は町娘のみならず男衆にも人気があり……。
[作品概要&注意事項]
江戸の町を舞台にしたBL和風ファンタジー小説です。不特定多数の鬼を含む妖怪との性描写を含む作品なので、人外や 総受け等が苦手な方はご注意ください。
特に性描写が激しいわけでも多いわけでもありませんが、妖怪との性描写がテーマとなるためにR18とさせて頂きます。
[登場人物]
藤吉 藤 (18)
呉服問屋【藤吉屋】跡取り(長男)
アルビノで病弱な美少年
妖怪(あやかし)が見える
紅蓮(赤鬼)
蒼月(青鬼)
佐吉(乳兄弟/手代)
文字数 5,820
最終更新日 2020.09.01
登録日 2020.01.08
亡き祖父の家を継いで田舎町へとやってきた暁治は、祖父、正治の友人だという少年、朱嶺と出会う。
気づけば図々しく家に上がり込み、半ば居候状態になった彼は、何かにつけて暁治を構い、あれやこれやと振り回してくる。
おまけにこの町には、不思議な秘密があるようで。
ほんわり一途な妖×頑固で意地っ張りな男前
七十二候二十四節気
一年を巡る日常系和風ファンタジー
Twitterリレー企画、作者は葉月めいこ&るしとなります。
第一節気はるし、第二節気は葉月めいこと、三話ずつ交代でリレー小説をつづっていく形になります。
表紙は葉月めいこ様。他サイトにも転載しています。
葉月めいこ様:https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/795168925
文字数 232,652
最終更新日 2021.02.21
登録日 2020.02.15
山奥にぽかりと開けた場所がある。
人が到底簡単にはたどり着けるかどうか分からないような山に、ぽかりと開けた場所がある。
その開けた場所には屋敷があった。
そこにいるのは可愛い猫と、その飼い主である。
▷ 恋愛未満っぽいですが、私としては『飼い主→猫』と思って書きました。
▷ 飼い主様と猫獣人少年
▷ 日常ほのぼの
文字数 5,414
最終更新日 2023.08.28
登録日 2023.08.28
時は奈良時代。まだ都の手も届いていない山奥にとある村が。 食料不足に苦しみつつも村人は皆が仲良く互いが助け合って暮らしていた。 しかし、疫病が蔓延して苦しむ村。ついには、隣村によってすべての家には火が放たれる。 住んでいた村を焼かれ、家族も何もかも失った男シノガタ。 シノガタは復讐に隣村を焼き返し、何十もの殺人として地獄で罰を受けることに。 千年間にも及ぶ投獄と鬼の拷問はまさに地獄。 しかし鬼としか会えなかった千年は彼に恋心を抱かせるのに充分。 すっかり現世も地獄も変わり果てた世界でシノガタと赤鬼は暮らし始める。 ――やがてシノガタに起きた悲劇の謎が徐々に明らかになっていく。 これは叶わぬ恋物語。
文字数 31,319
最終更新日 2023.09.30
登録日 2023.09.07
外観良し・立地良し・家賃格安、洋風レトロの洒落た曰くつき物件に越してきたモトキ。あんのじょう数々の怪現象に見舞われるが、何事にも動じない隣人の少年アラタに助けられ、やがて強引に彼の部屋に上がり込み、強引に始めた半同居生活をひそやかに愉しんでもいた。 庭の悪霊、性悪狐、死んだ女の子、波間の亡霊、海の怪物。魑魅魍魎と送る非日常的日常の中で、もっともその身を強力に蝕むのは、あるひとつの色褪せた悪夢であった。 ※精神薄弱という表現と、それにまつわるネガティブな描写が出てきます。
文字数 70,439
最終更新日 2022.10.15
登録日 2022.10.02
塊羅は、何処にでも居る平凡な男だった。
ありふれた日常を過ごし、ありふれた結婚をし、ありふれた結婚生活を過ごす予定だった。
しかし、それは崩れ去る事となる。
ただ、自分が"蜘蛛"だっただけに。
バタフライバースの設定をお借りしていますが、独自解釈モリモリかと。
グロテスクな表現がありますので、苦手な方はご注意下さい。
残酷だと思われる描写がある話には『※』を付けます。
バタフライバースはちるちるさん(https://blnews.chil-chil.net/newsDetail/27656/)の記事を参考にさせて戴きました。
『表』だけなら、ハピエンかも知れません。
文字数 93,644
最終更新日 2023.01.04
登録日 2022.07.17
文字数 2,640
最終更新日 2020.07.05
登録日 2020.07.05
口八丁な蝋燭頭の妖怪と、霊感の強い倫理観ゼロの宗教家の馴れ合いBL 外野に大量の妖怪やら怪しい神
※グロテスクな表現あり
文字数 56,589
最終更新日 2023.12.23
登録日 2022.10.26
なんちゃって時代物
隠密衆っていう忍者たちのおはなし連作
・花標
蔓かずら×辛夷こぶし
キーワード:記憶喪失
・花乞
槐えんじゅ×清白すずしろ
キーワード:歳の差、両片思い
のんびり更新中
まだまだ続きます
文字数 31,279
最終更新日 2021.07.23
登録日 2021.07.13
前世が見える家系に生まれた世良 脩は力のある兄を本家に奪われ、母がヒステリックになったことで心にわだかまりを抱えていた。
そんなある日、自分の勤める会社に白いモヤを背後に連れた田端 秋良が、新入社員として現れる。
親族間でしか現れないはずの、モヤがなぜか秋良にもあってーー
文字数 89,840
最終更新日 2021.03.12
登録日 2021.01.17
竜さん総受け?何故か気がつくとそうなってるifの世界
長屋暮らしの俺の周りは面倒な奴ばかり(仮) の竜さんがちょっと道が逸れちゃうと総受けになっちゃう世界の物語。
執筆中に暴走欲求がやって来てキャラが暴走したりした結果思わぬ方向に行くので本編とは違うお話としてお読みいただければ。
わりとちょいちょい出てくるので本編が進む最中に出て来た物を書いていきます。
竜さんと話してる相手が竜さんについ手を出してしまう。
本編とは別に流れになるので1話ずつやらかしちゃった世界の話になります。
これを混ぜると本編カオスなので別物としてお読みください。
本編の話が基本なので暴走編はたまーにしか発射(発車)進行出来ませんので忘れられた頃にやってきます。
文字数 3,011
最終更新日 2023.01.24
登録日 2023.01.24
文字数 41,304
最終更新日 2019.02.18
登録日 2018.10.30
春風が吹き抜ける屋敷で陰陽師の兄弟が、幼獣に襲われた意識のない少女を治療していた。
すでに目から血を流す少女が盲目になることは、二人には痛いほどよく分かった。
何故なら弟の方は、とある事故がきっかけで盲目になってしまった過去があるからだ。
なんの因果か一つの屋敷に、何かを隠す兄と盲人の弟、それから盲目の少女が集うのだった。
※残虐な描写あり
文字数 3,735
最終更新日 2023.04.22
登録日 2023.04.22
湿り気を帯びた風
しとしとと、雨が降る
春は過ぎた 残る花弁
いつもの通り道 バス停 青茂る紫陽花、蕾はもうすぐ
濡れた外套が揺れる
彼は言葉を交わさない雨音だけが確かで不思議と心地よい
ほんの僅かな交差が、恋を知らせる
梅雨の季節の恋のお話です
▼無骨な日本男児の剣道青年×染物職人を目指す青年
不器用ながらも気持ちを交わす純情な彼らのお話
前編と後編に分かれる予定です
なかなか更新できない中、このお話だけは書きたかったです
明治頃?ですにわかですごめんなさい
誤字脱字多いですごめんなさい
純文学風、好き勝手に書いたので読み辛いです
どうか季節感と甘く焦ったい感覚を共有できたらなぁって思います
文字数 14,914
最終更新日 2022.08.18
登録日 2022.08.18
蒸し暑い初夏の田舎の夏祭りで
わたしは着流しの男から
それはそれは美しいオレンジの瞳をした<彼>を飼う事にした。
甘い砂糖水と引き換えに
ワタシはコノ人生ヲ<彼>にあげる事にした。
※6月26日 タイトル表記を変更
文字数 9,338
最終更新日 2022.07.25
登録日 2022.07.25
国見 楓(くにみ かえで)は大学受験当日、プレッシャーに耐え切れず、逃げ出してしまう。逃げ出した先で出会ったのは白い長髪に、瑠璃色の瞳をした美しい男だった。
初めて会う他人同士。
でも、優しく話を聞いてくれる男にどこか安堵していた。
だけど.........
ーーあれ?これは恋人とする事じゃ....
距離感おかしいよね?!
※最初のほうは物語の進行が遅いです。
3話からBLっぽくなります。
あらすじは1.2話をすごく簡単にまとめたものになります。
まだ話のなかに出てきていない要素がタグに含まれていますが、いずれ出てくる予定なので、待ってやってください。
もう少しcpは増える予定です。
文字数 18,679
最終更新日 2022.10.14
登録日 2020.12.26
箱入り息子の東雲時雨は、母の言いつけを守り22年間の人生で一度も屋敷から出た事がない。
それだけでなく、自身の全てが母に監視される日々。
いつからか、時雨は表情を失っていた。
そんなある日、時雨は屋敷の書物庫に隠されていた牢獄を見つける。
牢獄の中には拷問を受け身体中から血を流した男が鎖に繋がれ跪いていた。
「昔話、暇つぶしに聞いていけよ」
突然、牢獄の中の男は時雨に向かって言った。
男の口から語られるとある町の昔話。
嘘か真か。語りながら男は、遠くを懐かしむように瞳を揺らす。
牢獄に幽閉された男と屋敷から出ることができない時雨。
思いがけず出会った2人の物語。
あらすじは最初の数話をまとめたものです。
※最初はメインの2人のみ。
後々CPは増える予定です。
まだ先ですがR18が出てきます。
出る話には最初に※いれておきます。
文字数 26,443
最終更新日 2023.04.09
登録日 2023.02.11
――その島には、独特の習わしがあった。
島を治めるのは、鬼の家の者というもの…。そして鬼の家に同性の双子が産まれれば、必ず福姫の家の者が嫁ぐというもの……。――
双子に愛される福姫様(♂)のお話。怖い話ではありません。
文字数 22,260
最終更新日 2020.01.27
登録日 2020.01.27
私はあなたが好きでした。
ずっとずっと前から、あなたのことをお慕いしておりました。
これからもずっと、このままだと、その時の私は信じて止まなかったのです。
文字数 2,697
最終更新日 2021.06.24
登録日 2021.06.24
文字数 20,940
最終更新日 2020.11.17
登録日 2020.06.04
人口比でいちばん多数のベータ性が国の政治や経済を握っていた時代がつづき、他国との競争に負けはじめた頃、それまでフェロモンに惑わされる性質を忌避されていた少数派のアルファ性が優れたアルファ性を増やし国を再興するという政策を打ち出し、ベータ性たちに支持され主権を取り戻します。
その政策のために、国の庇護を受けながら他性と共に共存していたオメガ性の男女はアルファを増やすために「オメガ保護地区」と名付けられた隔絶され、そのなかに唯一外界に開かれた遊郭街がつくられました。
その遊郭街で生きる男オメガの遊女たちの連作短編です。
傾向と注意>
・遊女は男女共にオメガです。
・遊郭なので愛無し、モブ攻などが多数含まれています
・人身売買や売買春に関する表現多め
・違法行為や麻薬などの反社会的表現も一部有り
・明らかなハッピーエンドは少なめかも
禁止事項>
・文章の無断盗用、自作発言
文字数 12,641
最終更新日 2019.07.21
登録日 2019.07.20
年が明ける直前、火焔(かえん)は川原で思ってもみないものを収得した。図ったかのように近づく御影(みかげ)に対し、火焔は冷たくあしらうが、次第に心が乱されてゆく。
文字数 5,547
最終更新日 2022.09.03
登録日 2022.09.03
文字数 5,402
最終更新日 2020.06.29
登録日 2020.06.29
とある夏の日。
スラリとした青年は一人、とある旅館を訪れる。
海が見える綺麗な場所で彼は懐かしい想い出を回顧する。
ずっと大好きなヒトを想いながら。
※性描写はございません。しっとりとした短編作品となります。
文字数 1,976
最終更新日 2022.07.14
登録日 2022.07.14
卓越した剣の腕を持つが故に、人並みの暮らしが出来ず、暗殺請負や賞金稼ぎで食いつなぐ男・多聞蓮太郎。
その多聞に、道場主だった父を切られ、後を継ぐために仇を討たなければならない男・東雲柊一。
柊一に挑まれた多聞は、勝つ度に代償を要求してくるのだった。
時代劇物っぽいけど、あくまで「ぽい」だけで、時代考証とかは全然考えない、むしろ時代劇風ファンタジーですらある、エセエセ時代劇モノ。
きゅんきゅんは全くナイ、殺伐した感じで、愛とゆーよりは執着な感じ。
作者的にはこれで完結してるけど、読み手からしたらエタってるみたいにみえるかも…?
※注1
こちらの作品は'04〜'12まで運営していた、個人サイト「Teddy Boy」にて公開していたものです。
※注2
当方の作品は(登場人物の姓名を考えるのが面倒という雑な理由により)スターシステムを採用しています。
同姓同名の人物が他作品(MAESTRO-K!が顕著)にも登場しますが、シリーズや特別な説明が無い限り全くの別人として扱っています。
上記、あしからずご了承の上で本文をお楽しみください。
文字数 36,271
最終更新日 2022.05.07
登録日 2022.01.25
完結済み・徳川家光には致命的な欠点があった。武将が小姓を愛するのは武士の嗜みだから欠点ではない。武田信玄、織田信長、徳川家康、皆小姓を愛した。だが、それは、小姓を意する事だ。小姓に愛される事ではない。天下の将軍が、ガチ受けで小姓の言い成りになっては天下の御政道が小姓に支配されてしまうのだ!
そんな徳川家光を支え助ける漢がいた、それは柳生家の次男、柳生友矩だった。
文字数 104,693
最終更新日 2022.11.07
登録日 2022.10.30
「俺、知ってるよ。あんた、俺を殺せなかったんじゃなくて、殺さなかったんだってこと」
それは、望の月の美しい夜のことだった。
時は、江戸の初め――。
親を失い山賊に身を落とした少年、竜巳は、ある夜、美しく鬼のように強い男に殺されかける。
一命を取り留めた竜巳は、斬りつけてきたくせに己の命を救った美丈夫、輝夜に弟子入りを願い出た。
「復讐したい男がいる」
そう語る竜巳の体を、輝夜は強引に暴いた。
盗賊だった少年と美形でナルシストで優男で細ゴリラの忍による和風な村を焼く系のメリバ。
ツンデレ少年と美形俺様攻めの和風絵巻。
文字数 64,506
最終更新日 2019.03.06
登録日 2018.10.07