ファンタジー 妖怪小説一覧
「谷崎町の山奥にある古屋敷に行けば、奇妙な事件を解決してくれる」
そんな噂を耳にした人々が、今日も古屋敷の前へとやって来る。
だが本当に奇妙なのは、そこに住まう者たちだった。
小林結城と、彼の持つ不思議な縁に引き寄せられて集まった仲間たち。
文字数 1,139,712
最終更新日 2024.05.02
登録日 2018.03.20
“超獣戦隊ビーストジャー”が壊滅させた悪の組織、秘密結社“Blood”。その生き残りの一人、“狼怪人ウルファング”こと狼谷牙人は、過去を隠してフリーター生活を送っていた。
そんなある日、アルバイト先からの帰り道、路地裏で不思議な力を操る者同士の戦闘を目撃する。不本意にも巻き込まれた牙人は、彼ら——異能力者の世界へと足を踏み入れることになる。
悪の怪人、異能力者、異世界、妖怪、宇宙人……。
——これは、現代社会に生きながら、変わった事情を持つヤツらの繰り広げる、ちょっと不思議な物語。
ちょっと歪んだ、「青春」の物語——
小説家になろうとカクヨムにも投稿中
不定期更新
文字数 74,699
最終更新日 2024.05.01
登録日 2023.05.21
霊や妖による事件が起こる国で、それらに立ち向かうため新設された部署・巫覡院(ふげきいん)。その立ち上げに抜擢されたのはまだ15歳の少女だった。
少女は期待以上の働きを見せ、どんどん怪奇事件を解決していくが、事件はなくなることなく起こり続ける。
さらにその少女自身にもなにやら秘密がいっぱいあるようで…。
新米巫覡がやがて救国の巫女姫と呼ばれるようになるまでの雑用係の少年との日常と事件録。
ーーーー
毎日更新・最終話まで執筆済み
文字数 157,480
最終更新日 2021.09.18
登録日 2021.06.28
三味線を相方に旅をする少女は、今日も妖退治に精を出す。
※なんちゃって江戸時代です。あくまでもファンタジーなので時代考証など、おかしくてもご容赦ください。
※小説家になろうでも掲載しています。
文字数 10,038
最終更新日 2019.03.01
登録日 2019.03.01
僕のしたいことは、妖怪と友達になりたいこと。
田舎の祖父母宅で手に入れた百人一首の様な札。それはただの札ではなく、妖怪が封印されていた。封印が解いてしまった雪女、烏天狗、コロポックル達から始まる少年少女の物語。
文字数 199,042
最終更新日 2024.04.30
登録日 2023.11.19
文字数 12,559
最終更新日 2021.03.30
登録日 2019.12.11
十八歳という若さでまさかの心臓発作!?そしてやってきたあの世で、来世について聞いたりしていたら………。
『記憶を消去!?』
そんなの絶対嫌なので、代償を支払い、何とか記憶を持ったまま転生+能力を持って転生出来る事に!!!
そして、転生した世界は妖怪やモンスター達がいる世界。
だけど、他にも行きたい世界はあるんだよなー。
という事で、将来、違う世界にも旅行に行こうと思います!
で、違う世界に旅行に行ったら、勇者召喚?……………なんじゃそりゃぁぁぁ!!!
文字数 92,898
最終更新日 2019.05.25
登録日 2018.10.21
文字数 2,842
最終更新日 2021.07.02
登録日 2021.06.28
心理学研究科に通いながらも劣等感に苛まれながら将来に悩む26歳九条兼人。自身とは全く違い優秀な姉にアルバイトの相談に行くと、知り合いのカウンセリングルームを紹介される。しかし、横浜にあるそのカウンセリングルームは、普通の人間には辿り着くこともできない不思議なカウンセリングルームだった。
カウンセラーをはじめ、助手はもちろん、カウンセリングルームを訪れるクライアントまでも当然普通ではない。神様や妖怪、歴史上の人物まで、不思議な世界の不思議な者たちの悩みを必死に傾聴しようとする未熟なカウンセラー助手のカウンセリング体験妖奇譚。
文字数 25,088
最終更新日 2024.04.10
登録日 2024.04.01
小料理屋”化野”。
大都会の中にある、場違いなほど小さくさっぱりとした小料理屋。
そこは妖怪の客ばかりが集まる一風変わった店だった。
人間でありながら偶然にもその店の暖簾をくぐってしまった主人公。
この店は女将も仲居も客も、なぜか妖怪の美人ぞろい。
最初は人間に対して警戒心を持っていた彼女たちだったが、妖怪である自分たちに偏見を持たない主人公に心を許していく。
また、彼女たちは一度心を許すと性にも奔放で...。
文字数 151,439
最終更新日 2017.11.17
登録日 2017.10.24
平安時代。都を恐怖に陥れた最凶の鬼、酒呑童子を討つべく、源頼光が神より賜った神秘の酒『神便鬼毒酒』。これを奪い、以て天下を我がものとせんとした男がいた。彼の蘆屋道満の弟にして外道の陰陽師、その名も『蘆屋道溢』___
時は流れ、現代。目まぐるしい発展の中にあって歴史の色づく街『水鏡市』に転校してきた『式三鋼』は、一人の少女と出会う。彼女の名は『蘆屋澪逢』。悪の陰陽師、蘆屋道溢の末裔である彼女は、神罰によって膀胱に神の酒瓶を宿し、その尿を『神つ水』とし、その力で人知れず妖魔と戦う巫女であった。
我慢するほど強くなる、前代未聞のおしっこアクション小説、ここに開門___!!
※以前、小説家になろう、およびカクヨムにて公開していた作品です。年齢制限に引っかかり、アカウントごと消去しましたが、内容を発展させつつ可能な限り復元していく予定です。
文字数 52,941
最終更新日 2023.01.02
登録日 2021.03.24
妖怪の王、妖狐の「健」と英雄の魔導師「音子」の間に産まれた天音。産まれた時から力が強く、天音の器が小さすぎて力が漏れ出ていた。両親は天音自身のために力と器を切り離し、力は異世界で封印、器である天音は地球に飛ばされた。地球で13年過ごした天音の器は力と対等なものになり異世界に勇者として召喚される生徒のみんなに混ざって、学校に遅刻してきた天音は個別で召喚される。召喚された時上手く生徒に紛れることができ安心した天音だが、手違いがあり、魔の森へと生徒全員召喚され魔物に遭遇する。召喚されるさい実の両親にあって色々聞かされていた天音は生徒の中で唯一自分の力のことを知っていた。戦う手段のない生徒の仲間を守るため魔物を引きつけるべく無理やり力を引っ張り出し駆け出す。数時間魔物の相手をしたが力が足りなく死が目の前まで迫っていたところをお爺さんとお婆さんに助けられ事情を知った2人は天音を鍛えることに。それから2年、力を得た天音はさらに物事を学ぶべく学園に行く。そこで意外な再開をすることに.....学園で色々学び、色んなことに巻き込まれる天音の物語である。
ハーレムでちょっとヤンデレになるかも、、、?
設定を若干修正....!
内容修正中!
文字数 30,965
最終更新日 2017.03.20
登録日 2017.02.01
妖怪や鬼が現れる、ある時代の日本を舞台に、謎の少女「小春」と鬼との闘いを描いた和風ファンタジー小説です。
文字数 383,536
最終更新日 2021.09.26
登録日 2019.07.29
離島防衛訓練のため伊豆諸島に向けて航行中だった護衛艦、"かつらぎ""はぐろ"および輸送艦”しもきた”は突如発生した謎の低気圧に巻き込まれる。
強烈な衝撃とともに嵐を抜けると、無線もGPSも反応がない。
彼らがタイムスリップの果てに漂着したのは戦国時代。
・・・かと思いきや、上陸した先で出会った織田信長と名乗る人物はなんと輝くような美少女。
え・・・?柴田勝家も木下藤吉郎も、松平元康もみんな美少女?
そこは何かが違う戦国時代の日本。
だが、萌え分とは裏腹に、そこに暮らす人々は盗賊や天災、そして邪気と呼ばれる災厄に怯えながら暮らす、荒廃した国だった。
陸自の若き指揮官、田宮知三等陸尉は、ためらいながらも、自衛隊の力を弱きを守るために使うべきかも知れないと思い始める。
が、邪気に取りつかれた美少女を解放する方法は、胸を揉んで邪気を吐き出させること?
自衛隊がタイムスリップした先で美少女武将と共闘して天下太平を目指す。
それなんてエロゲ?なおっぱいラブコメハチャメチャ自衛隊戦国ファンタジー。
ひとまず前半は完結です。
後半部はしばらくお待ちください。
文字数 297,741
最終更新日 2018.06.12
登録日 2018.05.08
学園で行方不明事件が連続している――白崎蓮華(しらさきれんか)がそんな噂を聞いた翌日に、親友が行方不明になった。
蓮華は親友を探して追いかけた先で、景色はそのままに人だけが消えた不思議な世界――境界世界に迷い込む。
そこで蓮華が出会ったのは、火焔を操り、さらに不死の体まで持った灼熱のバケモノ――『怪異の王』だった。
呪いを受け〝半妖〟になった蓮華は、王と同じ不死の体と全てを焼き尽くす火焔の異能を手にする。
ケンカ無敗でどんな不良からも恐れられていただけの普通の高校生だった蓮華の人生は、半妖となったその日を境に激変した。
腕がちぎれても生え替わる。ちょっと加減を間違えれば爆炎で学校が消し飛ぶ。
そんな危険な力を手にした蓮華は、人類の脅威として国から命を狙われたり、『怪異の王』を神と崇めるアブナイ宗教団体に付きまとわれたりしながらも、同じ境遇の半妖たちと共にバケモノの世界を歩み始める。
人知れず存在した、喰うか喰われるかのバケモノの世界。裏で人々を怪異の脅威から守っていた陰陽師や半妖たち。
研鑽された呪術と妖術が衝突するその世界で、蓮華は不死の体と火焔の力を駆使し、敵となる者全てをねじ伏せていく。
ダークでシリアス寄りなファンタジー。
※ 他サイト同時掲載
文字数 277,304
最終更新日 2022.12.03
登録日 2022.09.18
獄暦五〇八年…
地獄の底で、悪賢い鬼達はまた新たな商売を思いついた。
その商売は、人が人為らざる者へと変貌した妖怪の一種、「妖魔」を使う。
そして、現世にて安楽の生活を送っている「人間」が商売の対象だ。
鬼達は他の誰かが苦しむのを見るのが大好きだ。
誰かが提案し、「妖魔売り」を始めると、それはあっという間に鬼の間で広がっていった…。
近未来の様で少し違う、「ジパング」が舞台のバトルアクション!
その身に妖魔を宿らせた者達が、大事なモノを守る為、戦う!
文字数 6,333
最終更新日 2016.04.25
登録日 2016.04.13
※先日の初投稿の「渡る世間は~」の初期プロットで、登場人物が自分が所属する組織を説明するために例え話をするシーンがありまして、そこで使う予定だった「つぶやき」を元にした書き起こしです。
※結局プロット練り直しでそのシーンごと無くなったのですが、ネタとしては面白そうだったので短編に書き起こしてます。
※内容は基本的には妖怪退治ものですが、書いている方として、どちらかというと恋愛もの的なノリで書いてます。
※実は、書きたかった部分は、11.~15.だったりします。もしよろしければ、ここだけ読んでいただいても結構です。
※アルファポリスとカクヨムに重複投稿してます。
文字数 32,219
最終更新日 2020.05.28
登録日 2020.05.20
人間族とモンスター族が少しずつ歩み寄りつつある世界でASMR動画投稿が趣味の一般スライムが知人の獣人種族に勧められてVRMMO生配信を始めるために物理的に奮闘する話
VRシステムに関する描写がありますが、現実の物とは全くの別物となっております。また、パンデミック、寄生虫の描写がごさいます。
文字数 4,943
最終更新日 2021.09.25
登録日 2021.09.25
ここはドードーが住んでいる場所です。
役割を終えた神様や妖怪が集まります。
ドードーはこのお店で一番偉いです。
皆素敵な物を集めています。
見て行ってくれると、ドードーは嬉しいです。
文字数 3,218
最終更新日 2017.10.12
登録日 2017.10.11
こちらは『なろう』に途中まで掲載しているものですが、続きはこちらに投稿していく予定です。
現在『なろう』に残るものを訂正修正しつつ、新たに書いていくつもりです。
よろしくお願いいたします。
※恋愛要素?と言うか、平安時代の恋愛模様が見えかくれしますので、書けませんが、一応、R指定を入れております。
【第一階層】
北欧神話の世界。
死神……北欧神話のヴァルキュリア……の落ちこぼれ『まゆら』。
古いメイドさんの格好にスコップを持っている。年齢は未詳。方言がきつい。
『まゆら』の世界は、死んだ武将や英雄の魂を連れて帰る事により、ここで『生きる』為のエナジーを与えられる。
しかし、『まゆら』は消滅を望んでいた。生きる事に絶望していた……。
【第二階層】
中国の神仙の世界。
中国には神と言う考えはなく、三国時代の関羽も神ではなく神に近い超人となる。
そして、伝説では諸葛亮も尸仙(しせん)と言う方法で、仙人になった。
仙人のトップは西王母、東王父。
【第三階層】
日本の神々の世界。
妖怪や、物にもすべて神が宿ると言う世界。
安倍晴明はここに留まっている。
【その他】
世界的に死の世界にあるのは、中国、日本は閻魔大王。
日本は他にイザナミノミコト等があります。
有名なギリシャ神話のハーデスも死の神、北欧神話の死の神は、女性でロキの娘です。
この辺りは曖昧ですが、ギリシャ神話等、記憶力を行使して、行くつもりです。
ちなみに、現在被害者は→小野篁さん。関聖帝君……。
嫌いではありませんのでよろしくお願いいたします。
文字数 94,619
最終更新日 2017.06.26
登録日 2017.05.08
青い月により妖の住まう島に来てしまう柏原桃香。聞くところによると、時代は平安時代。
人間と妖怪の違いに驚きながらも、周りの妖達に助けられながら、元いた現代へ、帰れるように方法を探す。
文字数 26,588
最終更新日 2017.10.10
登録日 2017.09.16
昔から山奥にはオニの棲む村や町がある。
基本的には結界が張られていて人間には入ることも見ることも出来ない。
オニの棲む場所はオニしかいない。
オニとは産まれたときはヒトの何一つ違わない姿だが、16歳になるまでに別の異形に変化出来るモノをオニと呼ぶ。
時には鬼や妖怪と呼ばれる者や、時には烏や犬など動物になる者、それはさまざまな現れ方がある。
そして同じ鬼でも大きさや姿を変えれる者もいれば角だけが生える者もいる。
少しでも人間と違う者になればオニと認められる。
しかしオニとして産まれても16歳までにオニになれない時がある。
そういう者はヒトと認定され人間と同じように人間の世界で生きていかなくてはいけない。
そしてヒトは二度とオニの世界に関わることは許されない。
そんなオニやヒト、人間の世界の話である。
文字数 36,955
最終更新日 2018.12.22
登録日 2018.12.13
妖が暮らす街、妖酪(ようらく)。
「此奴が侵入者かえ?」
「ハイ、屍鬼(しき)サマ」
争いを好まない妖達の為に妖酪には外部からの侵入を防ぐ結界が張られている。
「お前が…此処の主か?」
「ええ」
彼女は恐ろしくも美しい妖酪の女帝。
文字数 661
最終更新日 2021.08.22
登録日 2021.08.22
信仰心の篤い町で育った久瀬一花は、思いがけずに神様の許嫁(仮)となった。
神様の名前は須久奈様と言い、古くから久瀬家に住んでいるお酒の神様だ。ただ、神様と聞いてイメージする神々しさは欠片もない。根暗で引きこもり。コミュニケーションが不得手ながらに、一花には無償の愛を注いでいる。
一花も須久奈様の愛情を重いと感じながら享受しつつ、畏敬の念を抱く。
ただ、1つだけ須久奈様の「目を見て話すな」という忠告に従えずにいる。どんなに頑張っても、長年染み付いた癖が直らないのだ。
神様を見る目を持つ一花は、その危うさを軽視し、トラブルばかりを引き当てて来る。
***
1部完結
2部より「幽世の理」とリンクします。
※「幽世の理」と同じ世界観です。
文字数 354,945
最終更新日 2024.02.11
登録日 2021.05.11
科学技術が発展して、妖怪たちの居場所がなくなった時代。
一匹の妖怪は他の妖怪たちの住処を護るために、転生を司る神様と契約をする事で居場所を与えてもらう。
その契約内容は異世界で死んでいく者たちの魂の回収と他の転生者たちの支援だった。
BL表現などもありますので、苦手な方はご遠慮ください。
文字数 19,237
最終更新日 2017.03.04
登録日 2017.02.25
妖滅師、それは平安から続く妖怪退治を専門とする術師。
先代妖滅師簑島義明は養子である後継者の妖滅師簑島明拓に遺言としてこう言い残す。
「とある横丁にいる友人達をお前に頼みたい」
明拓は育ててもらった大恩があり、それを快諾する。
義明に教えてもらった場所に向かった明拓は
「妖怪横丁」と看板に掲げられていた寂れた横丁に足を踏み入れる。
明拓はそこで横丁を取り仕切っている一人の鬼の少女と出会う。
義明が言っていた友人達は本来は敵である筈の妖怪達だった。
鬼の少女から話を聞き、妖怪横丁とそこに住まう妖怪達が
このままでは消滅する現状を知る。
現代の妖滅師が妖怪達とのほのぼの交流、
消えかけている妖怪横丁を復興していくのだが、
他の妖滅師や悪しき妖怪に目を付けられ横丁に危機が迫る。
果たして明拓は横丁に住まう妖怪達を救うことが出来るのか…。
※戦闘もあり
文字数 5,493
最終更新日 2021.05.30
登録日 2021.05.30
文字数 1,620
最終更新日 2019.10.20
登録日 2019.10.10
路地裏にぽつんと立っている家、そこはまるで別世界だった。雪女、河童、猫又に、化け狐などいろいろな妖怪が暮らしていたのである。主人公の悠雅は偶然にも妖怪達が暮らす家を見つけ普段は滅多に関われなかった、いや、関わらなかった妖怪達と四苦八苦しながら高校生活を送っていく…のではなく妖怪達と悪さをする妖怪を懲らしめていくのだ。
文字数 4,617
最終更新日 2017.02.24
登録日 2017.01.26
今回のクライアントは猿の化物。元円昌寺の住職だった円覚。彼がなぜ化物になったのか?そして、彼の魂を懸けての願いとは何か?
「誰にでも悩みはある。神様も、化物も、人間も。」に登場する美女の姿の猫又小夜との出会いと別れが綴られるカウンセリング体験妖奇譚。
文字数 19,114
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.20
力がないのが、悔しかった――。
《想念獣》。
嫉妬や羨望、恨み、憎しみといった人間の抱く強烈な「負の感情」が、顕現・実体化した異形の存在だ。
そんな強い「負の感情」が実体化し力を持った《想念獣》は、古来より現在に至るまで妖怪やアヤカシ、お化け、悪魔などと呼ばれて人々から恐れられてきた。
そしてそれと同時に。
社会の害悪たる《想念獣》を討滅するために生まれた退魔士や陰陽師といった《正義の味方》も、同じように現代へと受け継がれてきた。
俺、鶴木辺(つるぎべ)ユウトは――その末裔ってわけだ。
ま、学校では冴えないその他大勢なんだけどな。
そんな俺が一人の少女と出会ったことで、止まっていた時計の針が動き始める――。
文字数 124,899
最終更新日 2020.04.11
登録日 2019.12.30
文字数 5,583
最終更新日 2016.08.08
登録日 2016.07.13
文字数 2,544
最終更新日 2021.09.01
登録日 2021.09.01
病によって余命一年のハヤノ青年。死ぬ前にせめて、何か社会の力になればと、バイトとボランティアに明け暮れていた。
ある日、ハヤノは隕石追突により半壊したオキツネ神社の、復興ボランティアに来ていた。
しかし、突然隕石から現れた魔物から、子供を庇い致命傷をおってしまう。意識が薄れ行くなか、同じく妖獣に殺されかけた、のじゃロリ妖狐タマヅラさまに取引を持ちかけられる。
「生き延びたくば、わらわと融合するのじゃ。そうすれば、一日に一度、三分だけじゃが、万能たる妖狐の力を、貸し与えることができる。さあ、恋人になるか、心中するか選ぶのじゃ!」
「恋人になったとして、何が望みなんです?」
「お主のはじめて」
「……は?」
「こちとら数百年間欲求不満だったんじゃぞ!」
しかし、相手は狡猾な妖狐。ハヤノが警戒し、契約を渋り続けると、とうとうタマヅラさまが本音を叫んだ。
「暗い中、ずっと一人はもういやじゃ! このまま天涯孤独で死ぬなんていやなのじゃあああ!」
「末長くよろしくお願いします」
ハヤノは、狐耳と尻尾を持つ美女に変化してしまった。自分の体の変化に戸惑いつつも、妖狐の圧倒的な力で魔物を撃退。見事子供を救出した。
この日より、肉食系妖狐の刺激的な同居生活が始まった。
その矢先、圧倒的な力を脅威と認識した、狩猟者組合に囚われてしまうのであった――。
これは、死にかけていた男子がのじゃロリ妖狐と一緒に、化物を狩り、幸福な同居生活を手にする物語。
文字数 1,511
最終更新日 2023.08.31
登録日 2023.08.31