恋愛 ざまぁ要素あり小説一覧

少女はずっと怒っていた。
「──俺は彼女を支えたいんだ」
ずっと遠距離だった婚約者が浮気していたこと──ではなく、もっとずっと腹立たしいことに。
「私、ずっと貴方に言いたかったことがあるんです」
いい機会なので、少女はそれを言うことにした。
文字数 5,099
最終更新日 2025.05.19
登録日 2025.05.17
元騎士爵令嬢のカロルは、「お嬢様」の「コンパニオン寄りの家庭教師」として伯爵のタウンハウスで働いている。
帝都でビッグイベントが行われた翌朝、過去に因縁のある人物がカロルを待ち伏せていた――――。
「貴方は以前、二度と顔を見せるな! と私に仰られた方ですね?」
二年半前、若き公爵セドリックは、当時異国の難民だったカロルを誤解し、自分の領地から追い出した張本人だ。
今になって誤解が解け、謝罪の為にカロルを訪ねて来たようだけれど――――?
※シリアスとラブコメと、時々お嬢様
※ヒーローへの「ざまぁ」ほぼ無し
■作品転載、盗作、明らかな設定の類似・盗用、オマージュ、全て禁止致します。
文字数 19,118
最終更新日 2025.05.19
登録日 2025.05.17
ある日、婚約相手のエリック王子から呼び出された聖女ノエラ。
パーティーが行われている会場の中央、貴族たちが注目する場所に立たされたノエラは、エリック王子から突然、婚約を破棄されてしまう。
最近、冷たい態度が続いていたとはいえ、公の場での宣言にノエラは言葉を失った。
さらにエリック王子は、ノエラが聖女には相応しくないと告げた後、一緒に居た美しい女神官エリーゼを真の聖女にすると宣言してしまう。彼女こそが本当の聖女であると言って、ノエラのことを偽物扱いする。
その瞬間、ノエラの心に浮かんだのは、万が一の時のために準備していた計画だった。
王国から、聖女ノエラに関する記憶を全て消し去るという計画を、今こそ実行に移す時だと決意した。
こうして聖女ノエラは人々の記憶から消え去り、ただのノエラとして新たな一歩を踏み出すのだった。
※過去に使用した設定や展開などを再利用しています。
※カクヨムにも掲載中です。
文字数 71,060
最終更新日 2025.05.19
登録日 2025.04.30
沢山勉強し、帰国した後すぐに婚約者に会いに行くと
ベッドの上で、とてもとても愛し合っている二人、そう、真っ裸な婚約者と双子の妹。
無言のまま、私は拳をグッと握り‥‥殴った。
母親が早く亡くなり、父は甘やかしてしまったと後悔。私も何のために、留学して勉強してきたのだろうか‥‥。
双子のマリアは、確かに可愛い。守ってあげたくなるような子で、気の強い私とは正反対なのだから。
婚約者であるルノーとは幼馴染でもあった。
気兼ねなく話せて、私を理解してくれているのだと信じていたが‥‥。
キンタ⚫︎潰れやがれこのやろい!!!
小さな頃、前世の夢をよく見ていた。
「一人でも生きていけそう」
「俺より稼いでる」
「可愛げない」
そう、いつも男性達の隣りには自分とは正反対の彼女達だった。
幼馴染であるルノーは違う。そう信じてたのに‥‥
婚約破棄後、パーティーに参加した私は笑い者にされる。
双子の妹に寝取られた姉だ、と。
こうなったら、もう食うしかない!!!
そう食べ、飲みまくっていた時‥‥
何故か朝になっていた。
隣りには見知らぬ男性が‥‥
あれ、私、やらかしたましたか‥‥??
文字数 69,348
最終更新日 2025.05.19
登録日 2025.01.04
伯爵令嬢・ジゼルは婚約者であるロウと共に伯爵家を守っていく筈だった。
しかし、周囲から溺愛されている妹・リーファの一言で婚約者を交換することに。
翌日、ジゼルは新たな婚約者・オウルの屋敷へ引っ越すことに。
文字数 68,587
最終更新日 2025.05.19
登録日 2022.11.26
「うふふ、お姉様ってば、やぁだ、顔が死人のようですわ。あら、やだ、私ってば本当のことを……」
ツインテールの髪を指でもて遊びながらにたにたと笑っている妹イリナ。
無垢な聖女とは名ばかりで、私の婚約者を寝取り、しかも私を殺そうとした妹。
大人しく殺されたりなんかしないわ。
「どちらが正しいかはっきりさせましょう」
聖女の儀式を行うことで、復讐するわ!
✳︎✳︎✳︎
レオナルド殿下とユリアは政略的な婚約
妹のイリナがレオナルド殿下に一目惚れ→レオナルド殿下はイリナに夢中→邪魔なユリアを始末しようと試みる→ユリアの反撃→ハッピーエンドです
ゆるふわとした、短編です。エピローグ追加しました
大人版はムーンライトノベルズ様に投稿しています
文字数 6,387
最終更新日 2025.05.18
登録日 2025.05.18
『スカッと』『ざまぁ』『逆転劇』『死に戻り』『姉妹差別』『婚約破棄』などのあらゆる物語りの詰め合わせ。
1話完結のショートストーリー。
※カクヨムでも投稿しています。
文字数 19,243
最終更新日 2025.05.18
登録日 2025.03.27
美しい容姿と教養の深さ、そして控えめな性格と完璧な立ち振る舞いから『国一番の淑女』と謳われるアルフォンシーナ・パルヴィス伯爵令嬢はまさに今、神の前で夫婦の誓いを交わそうとしていた。
相手は、無類の女好きとして有名なベルナルド・シルヴェストリ侯爵。
類稀な美貌に恵まれた彼は、多くの女性と浮名を流し、派手な暮らしぶりをしているで有名で、陰では『遊び人侯爵』などという不名誉な名で呼ばれている男だ。
しかもこの結婚はベルナルドの素行の悪さに頭を悩ませた国王の命令による結婚であり、当人の意思など全く伴っていない、文字通りの政略結婚。
だが、たとえ愛し合って夫婦となったのではなくても、妻として夫を敬い、慈しみ、尽くすことーーー。
両親から言い含められた通り、ベルナルドに寄り添い、生きていくことを心に誓うアルフォンシーナだったが、結婚式を終えた彼は、屋敷に彼女を送り届けた後、友人達と娼館へ出掛けてしまいーーー?
文字数 317,092
最終更新日 2025.05.17
登録日 2024.05.26
「貴女は、神の声に背いた――この場で婚約は破棄といたします」
王太子の言葉と共に、私は“悪役令嬢”の烙印を押され、王都を追われた。
偽りの“聖女”が祭り上げられ、真実を語った私は沈黙を強いられたまま、雪の辺境へと落とされる。
けれど私は、そこで“語る”ことの意味を知った。
赦しを求めるのではなく、ただ“自分の声で”生きていくこと。
神の名ではなく、自らの言葉で問いを差し出すこと。
――それは、祈りを超えた、新しい“灯”だった。
これは、悪役と蔑まれた令嬢が、
沈黙の果てに選んだ“語り部”としての人生を通して、
世界に問いを投げかけ続ける、再生と希望の物語。
聖女が沈黙し、王太子が悔いたとき――
彼女の“灯”は、誰かの心に確かに届いていた。
文字数 21,039
最終更新日 2025.05.15
登録日 2025.05.14
【本編完結済】番外編も公開しました*アノン侯爵家夫人であるシルビアは、幼馴染であるクリスティンと結婚している。かつて夫は、同じ幼馴染である王太子妃フェリシアと恋仲だった。その恋が破れて、仕方なく結婚したのが私…。だけどもう手の届かない存在になったフェリシアを忘れて、きっと私を愛してくれるようになるはず!そう思い続けて三年、変わらず彼女を愛し続けている夫に私の心はズタズタ…もう限界!
もう楽になりたいわ…そう思った私は、偶然起こった事故を利用して『私』という存在を消すことに成功する。この先は自分の好きに生きていきたい…そう心に誓ったのに、過去の自分がどこまでも追い掛けてくる。果たして、その先にあるものとは?
R対象話には、『*』マークをつけます。お気を付け下さい。R15がどの程度までなのかよく分からないのですが、際どくない程度にそういう表現があると思っていただけたらと思います。
文字数 167,109
最終更新日 2025.05.12
登録日 2025.03.30
孤児のサリャーナは前世の記憶を持つ、今は滅びた国のエルイーシャという姫だった。
エルイーシャはザクロンニア国の末の姫にして竜の番だ。そしてエルイーシャの番である最後の竜のうちの一体カーリスはエルイーシャを護れずに失ってしまう。
エルイーシャが陥れられていた事を知ったカーリスは激怒し、自らを禁呪に落としエルイーシャを見殺しにした王国そのものを滅ぼしてしまった…いつか、またエルイーシャに巡り合えることのみを願って…
時は過ぎ竜と番は再び巡り合う。やっと目の前に現れた番に出会えたと思ったのに、自らの命を永らえさせる為の生贄として、少女サリャーナは竜の前に放りこまれたのであった…
文字数 71,265
最終更新日 2025.05.10
登録日 2025.03.07
昔から目つきが悪いことをコンプレックスにしている
伯爵令嬢のレティーシャ。
十回目のお見合いの失敗後、
ついに自分を受け入れてくれる相手、侯爵令息のジェロームと出逢って婚約。
これで幸せになれる───
……はずだった。
ジェロームとの出逢って三回目の記念日となる目前、“義妹”のステイシーが現れるまでは。
義妹が現れてからの彼の変貌振りにショックを受けて耐えられなくなったレティーシャは、
周囲の反対を押し切って婚約の解消を申し出るが、
ジェロームには拒否され挙句の果てにはバカにされてしまう。
周囲とジェロームを納得させるには、彼より上の男性を捕まえるしかない!
そう結論づけたレティーシャは、
公爵家の令息、エドゥアルトに目をつける。
……が、彼はなかなかの曲者で────……
※『結婚式当日、婚約者と姉に裏切られて惨めに捨てられた花嫁ですが』
こちらの話に出て来るヒーローの友人? 親友? エドゥアルトにも春を……
というお声を受けて彼の恋物語(?)となります。
★関連作品★
『誕生日当日、親友に裏切られて婚約破棄された勢いでヤケ酒をしましたら』
エドゥアルトはこちらの話にも登場してます!
逃走スマイルベビー・ジョシュアくんの登場もこっちです!(※4/5追記)
文字数 181,149
最終更新日 2025.05.09
登録日 2025.04.03
リア王国はヤン王国に滅ぼされた。
ヤン王国の第二王子リュークンは、王女テオーネルラの婚約者だったが、突然婚約は破棄され、同盟関係が壊されたのだった。
王女はかろうじて生き延び、復讐を誓う。
敵国に潜入し、召し使いの身分から王家に近づこうとする。
身分を隠したリュークンと、召し使いのテオ(王女)は、そうとは知らずに出会い、次第に惹かれていく。
文字数 60,375
最終更新日 2025.05.07
登録日 2024.10.21
グランツヴァイ王国にて、名門バーミリオン家の長女フローレンスは次期王妃として厳しい教育を受けていた。
婚約者のザイン王子のために国政や外交を学び、彼にも責任ある王となるよう熱心に促してきた。
だが、「真実の愛」を捧げるべき相手を見つけたと告白する王子から突然婚約破棄を告げられる。
婚約破棄なんて止めるべきだと思いつつ、色々と考えて受け入れることにしたフローレンス。
彼女は北部の領地に戻り「自分が居なくなった後、王国がどうなるのか見守ってみよう」と決意する。
領地に帰還した彼女は、レナードという貴族の子息と婚約して、彼と協力して領地を繁栄させるために奮闘する。
一方、新たな王妃アマリリスを迎えたザインの統治は混迷を極めていく。
観察者となったフローレンスは、自らの才覚と新たな絆を育みながら、かつては尽くそうとした王国の行く末を静かに見守り続ける。
文字数 66,479
最終更新日 2025.04.30
登録日 2025.04.10
さくっと読める、ざまぁ系の恋愛短編小説を集めました。
長い前置きやくどい描写はいらない、たださくっとざまぁ部分が読みたいんだ!って人向けです。
色々と削って、1万文字前後で書いていますので、ん?と思うところがあっても気にしないで◎頭からっぽにして読んでくださいね!
同じ世界線のこともあるかも?
ちょっとした休憩時間や、夜寝る前に、少しだけ読みたい人にもおすすめ。
良くも悪くも次の日には忘れている(笑)そんなよくあるお話たちです。
※1話完結なので完結カテゴリーに入れてますが、物語は随時追加していきます。
文字数 13,717
最終更新日 2025.04.29
登録日 2025.04.29
ボクの従姉妹でもある「聖女」に近し存在を護る為に、幼き頃から父に騎士になるべく存在へと叩き込まれた。
そんなある日、彼女の口から耳を疑うなんとも本末転倒な話を聞かされてしまう事に誰が予想する?
その内容とは「私は「闇堕ち」をしてしまうあなたの未来を変えるべきこの世界に「憑依」をした者と言っても過言ではないわ」…本当にボクが護るべき存在は彼女なのかと疑ってやまなかったさ。
だが、半信半疑…いや半分以上信じていなかった彼女の話が、その内にボクの中の何かが確信へと変わって行くのは言うまでもない。が、ただ一つ問題なのが…。
「あなたの闇堕ちルートを回避する為には、あなた自身幸せな結婚をするしかない」と、言う非常に困った内容だった。
いや…ボクが結婚をしてしまったら今まで騎士として頑張って来た努力が全て「無駄」になってしまうのでは?
だからと言って、彼女の言う事に反して進めば「闇堕ち」してしまったボクはどうやら「男主人公」に殺されてしまう運命らしい。
…なんとも本末転倒すぎて本当頭が痛いよ。
文字数 18,375
最終更新日 2025.04.25
登録日 2025.04.19
「彼を愛してしまったの。どうか許して」
伯爵令嬢のブランシュは、長年の婚約者が麗しい聖女に心を移した事で婚約白紙を余儀なくされた。
するとすぐに、皇城から第三皇子との婚約を打診される。
第三皇子は英雄以上に「ゴリラ」という渾名で知られており、ブランシュとは全く面識が無い。
皇子不在のまま婚約したブランシュは、実際に皇子と会って認識を一部訂正する。
とはいえ――――。
※ラブコメとシリアスの狭間
■作品転載、盗作、明らかな設定の類似・盗用、オマージュ、全て禁止致します。
文字数 126,453
最終更新日 2025.04.13
登録日 2025.03.15
ヴァンローゼ家の長女エレノアは、可愛らしく計算高くて性格の最悪な妹ヴィヴィアンと、妹の思うがままの両親から日々の冷遇に耐えながら、いつか家を出る日を夢見ていた。
ある日、妹の婚約者である騎士エドモンドが「仕事で失敗し、重傷を負った」という話が広まる。容姿と地位しか見ていなかったヴィヴィアンはすぐに婚約を破棄し、自分の代わりに姉のエレノアを差し出すことにした。
※過去に使用した設定や展開などを再利用しています。
※カクヨムにも掲載中です。
文字数 43,854
最終更新日 2025.04.10
登録日 2025.03.26
【ただいま手直し中です】
ルナリアは幼い頃から周りに不思議な色のついた光が視えた。
それは、ルナリアにとって家族から疎まれる原因になった呪いのようなものだった。
ルナリアの真の能力とは………
※ちなみに、この話で黒オーラを悪意や恐怖などの対象として捉えて話をしてきますが、実際は違います。
※王侯貴族の異世界の物語ですが、言葉遣いは貴族な感はありません。
細かいところが気になる方は不向きだと思います。
気にならない方のみよろしくお願いします。
※カクヨムの他でも投稿しています。
文字数 29,713
最終更新日 2025.04.08
登録日 2025.03.22
マルス王国の王太子であるルーファスは、非の打ち所がない完璧な王子様だった。
しかし、実はルーファスを演じているのは双子の妹で名前もない男装姫であった。病弱で人前に立てない兄の代わりに男装して演じていたのだ。
双子を忌み嫌う王妃である母は、男装姫には異常なまでに冷たく、年子の妹ばかりを溺愛していた。
それでも男装姫は自分のために頑張っている臣下たちが居れば幸せだった。
しかし、兄が回復したことで男装姫は何者かに殺されてしまったが、殺されたはずの男装姫が目を開くとそこは、見覚えのない殺風景な部屋で、1通の手紙が置かれていた。
そこには男装姫の殺害を王妃に依頼されていたこと。しかし、男装姫を殺すつもりはなく、これからは自由に生きてほしいこととわずかばかりの金貨が置かれていた。
その手紙と金貨を見た男装姫はやっと自由になれたことに歓喜する。
そして、自身でルーナと名前をつけて、いままで禁じられていた自由を謳歌しようとしたが……。
なぜか側近だった幼馴染の公爵令息と騎士団長の息子がルーナを見つけ出したばかりか過剰な過保護ストーカーになり、さらにルーナの周りが過保護なストーカーだらけの湧きどころとなってしまい、自由どころか保護という名の監禁をされかけて……。
文字数 97,696
最終更新日 2025.04.07
登録日 2025.03.04
侯爵令嬢のショコラは前世で読むか見るかした物語の世界にヒロインに攻略される第二王子の婚約者として転生した。
物語の内容はほとんど覚えていないけど、ヒロインに第二王子を攻略して貰い円満に婚約破棄、慰謝料を貰って悠々自適生活を送ろうと弟を巻き込み人生計画を立てる。
そこへ王太子である第一王子の婚約者シャルロットも第一王子を攻略して欲しいと現れるが二人ともヒロインに食い気味に断られてしまう。
彼女によるとショコラとシャルロットで「ヒロイン」と声をかけてきたのは三人目なのだという。
ヒロインには断られたが諦めていないショコラの前にどうやら前世の記憶があるらしいピンク色の髪をした男爵令嬢が現れた──これはチャンスなのでは?!
気持ちを口に出せない第二王子と年下なのに大人な記憶を持つショコラの婚約の行方は?!
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覗いてくださってありがとうございます。
※以前投稿して女性HOTランキングに入ったお話を、かなり加筆修正したお話です。
基本的な流れは変わっていませんが、1万文字以上加筆し、改めて読み直して「あれ?」と思ったり「おかしい」と思ったところをかなり修正しています。
文字数 47,572
最終更新日 2025.04.01
登録日 2024.12.21
類稀なる魔法の才能を持ち、その才能を発揮するが「淑女らしからぬ行為」と蔑まれていた貴族令嬢エリザベス。そんな彼女は、趣味として魔法研究を続けていた。
ある日彼女の長年の研究データが無断で持ち出されて、婚約者であるフレデリック王子から一方的な婚約破棄を突きつけられる。『研究と称して敵国に大切な情報を漏らし、王国に損害を与えていた』などと根も葉もない罪を着せられ、実家からも見放された彼女の行き先は、皮肉にも彼女が『裏切った』とされる『敵国』だった。
不安の中で国境を越えたエリザベスを待っていたのは、彼女の研究成果が救った王妃の命と、その恩に報いようとする若き国王の歓迎であった。
真の実力を認められた彼女は、要職に就き、才能を存分に発揮する日々を送るようになる。
一方、煩わしい存在を排除して「理想の国創り」に邁進するフレデリック王子の王国は、次第に衰退の兆しを見せ始める。最も身近にいた者の才能を理解できなかった傲慢な王子は、やがて自らの過ちに直面することになるが……。
才能を蔑まれた魔法研究者である令嬢が、自らの道を切り拓いていく痛快ファンタジー。魔法の才に恵まれた令嬢の復讐と再生の物語です。
文字数 72,052
最終更新日 2025.03.26
登録日 2025.03.07
「ど、どうして私がラリエットになっているのよ!!」
これが小説の中だと気づいたのは、婚約者選びのパーティでのこと。
相手はゼロニス・ロンバルディ。侯爵家の跡継ぎで、暴君と噂されている。
婚約者が決まるまで、候補者たちはロンバルディの屋敷で過ごさせばならない。
ここから出るのは候補者を辞退するか、ゼロニスから「出ていけ」と命じられるかの二択。
しかも、私の立ち位置は──悪役令嬢のラリエット・メイデス。しかもちょい役で、はっきり言うとモブの当て馬。このままいけば、物語の途中であっさりと退場する。
なぜならゼロニスは、ここで運命の出会いを果たすのだから――
断罪されたくないとメイドに変装して働いていると、なぜかゼロニスの紅茶係に。
「好きだと言っている。俺以上の男などいないだろう」
なぜかグイグイとくるゼロニス。
ちょっ、あなた、ヒロインはどうしたの!?
文字数 128,640
最終更新日 2025.03.24
登録日 2025.02.14
時の魔女”と呼ばれる、世界の法則を踏み外した存在。
星が生まれ、人が滅び、文明が築かれては崩れゆく様を、幾度となく見下ろしてきた。千年どころか、何万年もの歳月を生きてなお、彼女の容姿は変わらない。白銀の髪に、空のように淡い青の瞳。瞳の奥では、数多の時間が交差し、映し出されている。
そんな彼女が、唯一心を動かされたもの。それが**“復讐”**だった。
文字数 3,293
最終更新日 2025.03.20
登録日 2025.03.20
時の魔女”と呼ばれる、世界の法則を踏み外した存在。
星が生まれ、人が滅び、文明が築かれては崩れゆく様を、幾度となく見下ろしてきた。千年どころか、何万年もの歳月を生きてなお、彼女の容姿は変わらない。白銀の髪に、空のように淡い青の瞳。瞳の奥では、数多の時間が交差し、映し出されている。
そんな彼女が、唯一心を動かされたもの。それが**“復讐”**だった。
文字数 4,542
最終更新日 2025.03.19
登録日 2025.03.19
「婚約を破棄させてもらう!」
招待されたお茶会場でオフェリア・ピンソラスは婚約破棄を言い渡されてしまう。
ところが理由を尋ねてみると、どうも1人の主張だけで決めつけて実行したらしい。
オフェリアは呆れながらも問い詰めると簡単にボロが出た。
悪い一面が見れたことで婚約破棄を受け入れたオフェリアは会場を去ろうとするが、ゲート付近で男性に呼び止められる。その人は隣国の王太子クロディス・エウバッドだった。しかも彼から「婚約して頂けませんか?」と言われてしまい――?
※この作品は「小説家になろう」にも投稿しています
文字数 2,458
最終更新日 2025.03.15
登録日 2025.03.15
乙ゲーの世界に転生したオリビア。前世の知識を駆使することもなく、まったく関係のない平凡な日々を送っていた。
浮気グセのある侯爵家の次男の婚約者と結婚間近だったが、結婚すれば落ち着くだろうと高を括っていた。
そして迎えた結婚式当日。こともあろうか婚約者は浮気相手に花嫁衣装を着せてやってきた。花嫁の座を奪われ、結婚式を台無しにされてしまったオリビア。さらに大勢の前で恥をかかされた上、両家での話し合いがもつれにもつれた末、多額の賠償金まで請求されることになってしまった。
賠償金の支払いと、社会的地位を落とされた「傷もの令嬢」としてレッテルを貼られたオリビアはブチ切れ、婚約者とその実家の侯爵家に復讐を誓う。
ヒロインに選ばれなかった魅惑の攻略対象者、王弟殿下のイクシオンと契約を結ぶ為に遠く離れた土地までやって来た。
使うことのなかった乙ゲーの知識を活かし、どうにかイクシオンと契約結婚することに成功。
これで復讐を果たせると喜んでいたが、予想外なことにイクシオンは挙式を終えたオリビアに夜伽を求めてきた。
「お前には色気が足りない。俺がお前に女の悦びを教えてやろう」
「私はそんなもの求めていませんっ」
「正式に俺の妃になった以上、お前に拒否権はないぞ?」
自分に必要なこと以外、契約条件を全てイクシオンに任せてしまったオリビアは後悔するが、契約上拒むこともできずに求められるまま閨の手ほどきを受けることに――
復讐に燃える堅物な子爵令嬢と、美女好きで自由奔放な王弟殿下のラブコメです。
※ 復讐といっても殺意を抱くほどの過激なものではありません。
※ 主人公はゲームの知識以外、前世の記憶はほぼありません。
※ 性描写表現がある箇所に*を付けさせていただきました。
※ 大変勝手ながら、諸事情により感想欄を一旦閉じさせてもらうことにいたしました。こちらの都合で本当に申し訳ございません。m(_ _)m
感想をくださいました読者さまには心より感謝申し上げます。ありがとうございました…!
文字数 177,831
最終更新日 2025.03.14
登録日 2025.02.22
中学一年生の千夜子は憧れの二歳年上の先輩、藤森晃と親同士の再婚で義兄妹となるも、学校では人気者の晃は実は女嫌いで冷酷な人物だったことを知り、愕然とする千夜子。戸惑いながらも本当の家族になろうと頑張る千夜子だったが、晃から「今日からお前は俺の奴隷決定」と言われ、千夜子の新しい人生は先行き不安な幕開けとなったのだった。
*義兄妹ものに憧れて書いた作品です。途中、不快な描写等ちょこちょこ入ってきますが、ご了承下さい。
*全28話となっております。
*後半にR-18描写入ります。
*この作品は他誌にも掲載しております。
文字数 111,023
最終更新日 2025.03.04
登録日 2025.03.03
人を踏みつけた者には相応の報いを。
伯爵令嬢のアリシアは半年後に結婚する予定だった。
公爵家次男の婚約者、ルーカスと両思いで一緒になれるのを楽しみにしていたのに。
ルーカスにとって腹違いの兄、ニコラオスの突然の死が全てを狂わせていく。
義母の願う血筋の継承。
ニコラオスの婚約者、フォティアからの横槍。
公爵家を継ぐ義務に縛られるルーカス。
フォティアのお腹にはニコラオスの子供が宿っており、正統なる後継者を望む義母はルーカスとアリシアの婚約を破棄させ、フォティアと婚約させようとする。
そんな中アリシアのお腹にもまた小さな命が。
アリシアとルーカスの思いとは裏腹に2人は周りの思惑に振り回されていく。
何があってもこの子を守らなければ。
大切なあなたとの未来を夢見たいのに許されない。
ならば私は去りましょう。
たとえあなたに選ばれなくても。
私は私の人生を歩んでいく。
これは普通の伯爵令嬢と訳あり公爵令息の、想いが報われるまでの物語。
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読む前にご確認いただけると助かります。
1)西洋の貴族社会をベースにした世界観ではあるものの、あくまでファンタジーです
2)作中では第一王位継承者のみ『皇太子』とし、それ以外は『王子』『王女』としています
→ただ今『皇太子』を『王太子』へ、さらに文頭一文字下げなど、表記を改訂中です。
そのため一時的に『皇太子』と『王太子』が混在しております。
よろしくお願いいたします。
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誤字を教えてくださる方、ありがとうございます。
読み返してから投稿しているのですが、見落としていることがあるのでとても助かります。
文字数 179,773
最終更新日 2025.03.04
登録日 2024.01.18
3月2日、完結いたしました。修正も完了しております。
旧題は「こちらが聞きたいことです」。
(本文は基本的に一人称です)領地に住むレーニアには、年上の会ったことのない婚約者がいる。しかし、その婚約者からは手紙が来なくなって4年もたったので王家の仲介の婚約でも流石に解消しようと家族が決めた頃、その婚約者は王都で既に『レーニア』と結婚していると知らされる。
もうレーニアには何の気持ちもなかったが、流石にどうなっているのか聞きに王都に行きました。
ただ事情を聞きに行っただけのつもりのレーニアはその後、王女と入れ替わったり、脳内友人になったり、王妃にならないかと誘われたり、婚約破棄されたり、女王にならないかと言われたりと、自分の周りの状況を聞きたいだけなのに、色々巻き込まれます。根底はシリアスなのですが、主人公の言動と濃い人々によってたまにカオスになっております。
(プロット完成済みですが、書いている途中で大幅に変えるかもしれないので内容説明は省略しています。本文が進んだために内容紹介は更新しております)
シリアスとコメディが混じっており、ややカオスです。主人公はやや天然です。R15は保険。
文字数 216,103
最終更新日 2025.03.02
登録日 2025.01.27
聖女の刻印が現れたのは、六歳の誕生日を迎える少し前のことだった。
その日を境に、エリシアの生活は一変した。
両親から無理矢理引き離され、辛く厳しい修行に励むだけの日々。無邪気に遊び回ることも、美味しいお菓子を食べることも、談笑をすることさ許されなかった。
けれど、聖女の能力さえ開花すれば――。ただそれだけを拠り所に生き抜いていたエリシアだったが、どれほど頑張って修行を重ねても、彼女が能力に目覚めることはついぞなかった。
そして遂に、“本物の聖女”を名乗る異邦の女が現れる。
――そしてエリシアは、彼女に全てを奪われた。
聖女としての地位も、婚約者であった王太子も、何もかも。エリシアが持っていた数少ない全てのものを、ひとつ残らず。
「偽物の聖女よ。神の御意に反するお前を、この地から追放する!」
王都から追放されると同時に生きる意味を見失い、辺境の地でただただ虚しく暮らしていたエリシア。
そんな彼女はある日、夜闇の中で苦しむ一人の美しき吸血鬼に出会う――。
文字数 28,314
最終更新日 2025.02.28
登録日 2025.02.24
★第18回恋愛小説大賞で大賞を受賞しました。応援・投票してくださり、本当にありがとうございました!
「もしも人生をやり直せるのなら……もう二度と、あなたの妻にはなりたくありません」
コルドー公爵夫妻であるフローラとエドガーは、大恋愛の末に結ばれた相思相愛の二人であった。
しかしナターシャという子爵令嬢が現れた途端にエドガーは彼女を愛人として迎え、フローラの方には見向きもしなくなってしまう。
愛を失った人生を悲観したフローラは、ナターシャに毒を飲ませようとするが、逆に自分が毒を盛られて命を落とすことに。
だが死んだはずのフローラが目を覚ますとそこは実家の侯爵家。
どうやらエドガーと知り合う前に死に戻ったらしい。
もう二度とあのような辛い思いはしたくないフローラは、一度目の人生の失敗を生かしてエドガーとの結婚を避けようとする。
※完結したので感想欄を開けてます(お返事はゆっくりになるかもです…!)
独自の世界観ですので、設定など大目に見ていただけると助かります。
※誤字脱字報告もありがとうございます!
こちらでまとめてのお礼とさせていただきます。
文字数 123,592
最終更新日 2025.02.25
登録日 2025.01.30
ノックもなしにドアが開いて、全裸の男が入ってきた。そんな出だしから始まるちょっぴり不思議なドタバタなオフィスものラブコメ♥
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荒木 羽理(あらき うり)/25歳は青果専門に扱う商社『土恵商事(つちけいしょうじ)』の経理課で働くTL小説の執筆が趣味の、猫好きなOL。
屋久蓑 大葉(やくみの たいよう)/36歳は、羽理には直接関わりのない雲の上の総務部長。
ある夏の日の夕方。
羽理は仕事帰り、家の近所の神社で催されていた夏祭りで、たまたま見付けた可愛い猫のお守りに一目惚れ。
「あなたに良縁結びますニャ!」と書かれたパッケージを見て、軽い気持ちで「お願いしますニャ!」と願掛けしたのだけれど――。
※ちょっぴり不思議な現代モノオフィスラブ!?
※BL的な雰囲気がちらほら。
※レーティングはお守り程度です。(本編はR15程度ですが、短編にR18があるため、設定はそちらにしてあります)
(執筆期間:2022/06/25〜2025/01/27)
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○表紙絵は市瀬雪ちゃん(https://x.com/yukiyukisnow7?s=21&t=QMTHZgxLmWb6bE3RZSSmJA)に依頼しました♥(作品シェア以外での無断転載など固くお断りします)
○公開後に加筆修正する場合がございます。
○素人が趣味で書いている無料小説です。ヒーローとヒロインにはそれなりに思い入れがあります。どうか優しい気持ちで見守ってやって下さい♥
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文字数 466,057
最終更新日 2025.02.18
登録日 2023.11.10
強大なギレンシュテット王国の側妃となったヴェーラ。故郷を奪われ、異国の地で孤独に生きていた。そんな彼女に、一筋の光となったのは、優しい笑顔の第三王子、アーヴィドだった。しかし、身分違いの恋は叶うはずもなく、ヴェーラは心を閉ざしていた。
ある日、アーヴィド王子は父王への謀反の疑いをかけられ、重傷を負ってヴェーラの前に現れる。王の側妃であるヴェーラは、王子の無実を確信し、危険を承知で彼を密かに匿うことを決意する。地下の密室で、二人は静かに時を過ごし、絆を深めていく。
しかし、王宮では陰謀が渦巻き、ヴェーラとアーヴィドの身にも危険が迫る。果たして、二人はこの困難な状況を乗り越え、永遠の愛を誓い合うことができるのか。
*タイトル変更しました。
文字数 198,293
最終更新日 2025.02.08
登録日 2025.01.30
男爵令嬢セシリーは侍女として仕えていたフロレンティーナ姫から、このままでは酷い男と無理矢理に結婚させられてしまうと涙ながらに訴えられ、残虐非道という噂のあるアーヴィング辺境伯エクレールを世直しのため暗殺することを決意。
悪い噂のある辺境伯と結婚する事を国王へと自ら志願することになったセシリーは、未来の辺境伯夫人として大歓迎を受けるが、計画では到着した夜にエクレールを毒殺し闇に紛れて逃走するはずであった。
しかし、毒殺は呆気なく失敗してしまい、辺境伯の未来の押しかけ妻として、大事にされる愛され生活が始まる!
「え? この人って……残虐非道な辺境伯……なの!?」
エクレール本人と触れ合い色々と尾ひれの付き過ぎた噂話に過ぎなかったことを、早々に知ってしまうセシリー。
目的も帰る機会すら失って、暗殺するはずだった辺境伯と仲を深めながら、辺境で愛され生活を送っていた……はずなんだけど!?
世直しのための暗殺と言い含められ辺境に派遣された貧乏男爵令嬢が、他でもない暗殺対象だった美形辺境伯に愛されまくるお話。
文字数 23,619
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.01.31
旧題:『当て馬ヒロインですが、ざまぁされた後が本番です』
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「お前との婚約を破棄する!」
卒業式のパーティーに王太子の声が響いた。
しかし、乙女ゲームにありがちな断罪劇は、悪役令嬢の反論により、あえなく返り討ちにされた。
そして、『ヒロイン』のアリスは地位を剥奪された元王太子のアルフォンスと無理やり籍を入れられ、学園を退学。都落ちとなった。
急展開に頭がついていかず、呆然とするまま連れ戻された実家の男爵家。そこで、アリスは前世の記憶を思い出し、この世界が乙女ゲームだったことを知る。
そして――
「よっしゃぁぁぁ! イケメン夫ゲットォォォ!!」
結婚したくてたまらない系三十路女の記憶を取り戻したアリスは歓喜した。
これは、たとえざまぁされたとしても、イケメン夫を手に入れて人生勝ち組と確信する、逞しすぎるざまぁされ系ヒロインの、その後のお話しである。
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◎お知らせ
○2025/01/24
・題名が変更となりました。以下のものにまります。
『当て馬ヒロインですが、ざまぁされた後が本番です』
→『『ざまぁ』エンドを迎えましたが、前世を思い出したので旦那様と好きに生きます!』
よろしくお願いいたします。
・書籍化が決まりました!
書き下ろし短編、番外編の二編を追加。
一月末日発売予定です。
よろしくお願いいたします。
○2025/01/31
一月末実発売予定でしたが、ちょっとずれましたことをお知らせいたします。
発行は、二月五日となりました。
実際の発売日は書店、各電子ストアによって異なります。
よろしくお願いいたします。
文字数 153,593
最終更新日 2025.02.05
登録日 2024.02.25
小さい頃から何故か笑うのが苦手なリュシアン・オリオール(18)。
何度練習をしても上手くは行かず。
遂に父達には「お前はそのままで良い…」と言われる始末。
それから大人になり、いつからか周りからは「氷の貴公子」と呼ばれるようになった。
そしてもう1人…
リュシアンとは逆に表情を出すことを禁止された令嬢がいた。
その子の名はリディアーヌ・オデール公爵令嬢(16)
王太子殿下の婚約者としてずっと王太子妃教育を受けてきたリディアーヌ。
「貴族の令嬢は顔に出してはいけません。」
「常に王太子殿下の少し後ろを歩くのが基本です。」
「貴族の令嬢としてできないことがあっては行けません。全て完璧にこなせるようにしなさい。」
王太子妃教育を始めてから、次第に表情が抜け落ち、いつからか仮面令嬢と呼ばれるようになった。
そんな2人がひょんな事から出会い、ひょんな事から恋に落ちる物語。
文字数 50,184
最終更新日 2025.02.03
登録日 2025.01.31