恋愛 婚約者小説一覧
家族からも使用人からも婚約者からも蔑ろにされていた公爵令嬢はある夜、死んだ祖母に貰った年代物の手鏡を覗き、1人で語り掛けていたが、手鏡に封印されていた悪女の魂が出て来て、身体を乗っ取られてしまう。
公爵令嬢の意識が残ったまま悪女の魂が我が物顔で振る舞うが。
その魂が王宮を見事に渡り歩いた稀代の悪女だった為に、事情を知らない周囲は悪女へと変わった公爵令嬢に人知れず酷い目に遭わされるのだった。
【2022/9/20、出版申請、10/5、慰めメール】
文字数 11,095
最終更新日 2022.09.20
登録日 2022.09.20
落ちぶれ子爵家の長女クレア・ブランドンはもう貴族と名乗れない程苦しくなった家計を助けるため、まだ小さい弟の為出稼ぎに行くことにする。
母の知り合いの公爵夫人の力を借りて住み込みのメイドになるクレア。
実家である程度家事もやっていたり、子爵令嬢としての教育も受けてるクレアはメイドとしては有能であった。
順調に第2の人生を送っていたのに招かざる来訪者が来てからクレアの周りは忙しくなる。
文字数 109,165
最終更新日 2020.11.10
登録日 2020.09.27
フォルトマジア王国ゼアマッセル辺境伯家の令嬢であるフィアは、彼女の出産した時に母が命を落としたことから父や兄から疎まれ、離れにほとんど閉じ込められて育った。一方で、政略により彼女は王家に嫁ぐことが決まっていた。幸い、家庭教師となった叔母や母の実家である隣国皇家のおかげで生活や教育には不自由しなかった。
フィアは成人年齢である十六歳を迎え、辺境伯領を離れ王宮で暮らすことになる。はじめて顔を合わせた婚約者のリラトゥアスは政略以上の関係をフィアには望まないが共に過ごす内に二人の関係は穏やかに変化していくのだった。
※他のサイトでも掲載しています。
文字数 66,877
最終更新日 2024.03.22
登録日 2023.09.08
300年前より、モリエール伯爵家に生まれる女性は一人の例外も無く〈異能者〉である。ただし使える異能は【唯一魅了】という特殊な魅了に限られている。
この世でただ一人の人間を生涯魅了し続けることが出来る【唯一魅了】――それは、魅了した当の異能者が亡くなるまで、決して解けることのない【呪縛】にも似た強力な継続魅了だった。
※ 全6話完結予定
文字数 14,623
最終更新日 2023.10.06
登録日 2023.10.03
貴方が運命的な恋に落ちる横で
私は貴方に恋をしていました。
だから私は自分の想いに蓋をして
貴方の背中を少しだけ押します。
文字数 536
最終更新日 2021.06.11
登録日 2021.06.11
異能の名家出身同士の両親の都合で決められた結婚
結婚したはいいが、妻に対して冷たい接する夫。
冷め切った関係の結婚生活ではあるけど、初恋であり最愛の人といれることに妻は喜びを感じていた。
しかし、ある日を境に2人の関係は変化する
「私はやっぱり役立たずのようです」
※エセ関西弁を多用しております。ご了承ください。
文字数 24,647
最終更新日 2022.09.14
登録日 2022.08.08
リンは、一年前記憶喪失になって放浪しているところをダン・キュードルに拾われた。リンは、この世界の記憶は失っていたが、前世の記憶を持っていて、その記憶ではここは、乙女ゲームの世界の中だった!
自分は、登場人物ではないので静観しようと思っていると、その舞台、魔法学園に入学できる事に。でも心配性のダンの息子、リュデロは何かしら理由を付けて覗きに来るのだった――。
文字数 13,248
最終更新日 2019.08.03
登録日 2019.07.25
「だすげてぇええ!」
顔をぐしゃぐしゃにした方が私にすがって来ました。
えっと………どういう事ですか?
一匹狼系悪役令嬢×膀胱最弱系ヒロインのお話
********
2020年に書いた暇つぶし小説です。
手直ししようか何度か考えましたが、これはこのまま手をつけない方がいいと判断して、再投稿。
色々とご都合主義で、知識の足りない設定も沢山ありますが、ご容赦下さい。
文字数 32,149
最終更新日 2023.08.23
登録日 2023.08.23
毎日毎日、同じように少しおバカな王太子殿下に告白されては、お断りをしているエイミーはそろそろ我慢の限界。
「君が好きだ!」
「お断りします!!」
だって、殿下には婚約者がいるじゃないですか!!
このままだと、私は悪女と呼ばれるようになっちゃうわ!それだけはいやぁぁぁあぁ!!
と思ったのに、何故か殿下は周りかの人たちから少しずつ凋落させて囲ってきていて……。
なんで周りは賛成モードなの〜〜〜〜!?
誰かこの状態にツッコミ入れて!!!
今日もエイミーはおバカな殿下に振り回されて、嫌われる方法を模索中!
エイミーが殿下に絆される日はくるのか!?
ー ー ー →
恋愛ハイテンションギャグ、ラブコメ。
頭空っぽにしてサクッと読んでください。
語彙力、文章力がないのだけは許してください。
小説家になろう、カクヨムでも投稿してます。
文字数 170,201
最終更新日 2022.03.03
登録日 2021.01.29
カルヴェ国第一王子アルベルクには、幼い頃に定められた婚約者がいる。初めて彼女と顔を合わせたのは、十歳の時。愛らしく可憐な、そして凛とした彼女に、アルベルクは強く惹きつけられる。だが、病弱な彼はまもなく病床に伏し、静養のため離宮に隔離されてしまう。王族としての期待を向けられることもなく寝台の上で過ごすアルベルクの時間に色を灯してくれるのは、鮮やかな日常をつづる彼女からの文だけだった。時を経て再び彼女にまみえたとき、アルベルクの胸に激しい想いが込み上げる。彼女に逢えた喜びと、それと同じくらい、彼女の傍にあることへの恐れと。相反する感情に戸惑いながらも、アルベルクは逢うたび彼女に惹かれる想いを強めていく。
※小説家になろうさんにも投稿しています。
文字数 57,363
最終更新日 2024.02.23
登録日 2024.01.31
「カトレア。君との婚約を破棄する」
「え……?」
「このように僕は、君に対して不誠実で、君を信じることさえできない男だ。……君にはふさわしくない」
文字数 4,038
最終更新日 2020.05.05
登録日 2020.05.05
その公爵令嬢はどういう訳か犬の言葉が分かった。
犬は嗅覚が凄いので、メイドから毒の匂いがすると教えられたり、婚約者が別の令嬢とキスしてたと教えられ・・・
当然、犬の言葉が分かる事は秘密なので、表向きは調査を命じるのですが、お陰で妙に勘が鋭いと勘違いされて、その結果・・・
【2022/10/12、出版申請、10/26、慰めメール】
【2023/5/15、24hポイント9000pt突破】
【2022/11/23、出版申請(2回目)、12/5、慰めメール】
【2023/5/14、出版申請(3回目)、5/26、慰めメール】
文字数 5,670
最終更新日 2022.10.12
登録日 2022.10.12
没落寸前の家の為に、両親の決めた相手と婚約することにしたキャンディス。
しかし嫌々、というわけではなかった。
なにしろ相手は、年頃の娘なら誰もが憧れるセオドア侯爵令息なのである。
もちろんキャンディスも彼に夢中だった為、嬉々として挨拶に向かったのだけれど。
なんと現れたのはセオドアではなく、彼の弟のドミニクだった。
「まさか相手は兄のセオドアだと思ったのか?
それは残念だったな」
ニヤニヤ笑ってくるドミニクに、すっかり青ざめてしまった。
それからは、家の事を思えば絶対に抵抗できないキャンディスを嘲笑うかのように、ドミニクは嫌がらせをしてくるようになった。
それもセオドアの目の前で……。
「ちょっと、触らないでよ!」
「どうしてだ?婚約者なんだから構わないだろう。
いいから、もっと近くに来いよ」
しかしそんなドミニクを優しく注意してくれるのは、やはりセオドアだった。
これに、ますます胸をときめかせてしまうキャンディス。
婚約者はドミニクだというのに、彼女の心はグラグラと揺れてしまう。
ところが、そんな憧れのセオドアにも、大嫌いなドミニクにも、キャンディスの知らない秘密があったのである……。
文字数 66,504
最終更新日 2023.08.30
登録日 2023.04.22
「ユーリ様!!そこの女は色んな男をとっかえひっかえしてる売女ですのよ!!騙されないでくださいましっ!!」
国王の誕生日を祝う盛大なパーティの最中に、私の婚約者を狙ってる令嬢に思いっきり罵られました。
なにやら証拠があるようで…?
※投稿前に何度か読み直し、確認してはいるのですが誤字脱字がある場合がございます。その時は優しく教えて頂けると助かります(´˘`*)
※勢いで書き始めましたが。完結まで書き終えてあります。
文字数 7,990
最終更新日 2021.01.22
登録日 2021.01.20
小さい頃あなたは泣き虫だった。
わたしはあなたをよく泣かした。
綺麗だと思った。溶けるんじゃないかと思った。
あなたが泣かなくなったのはいつの頃だった・・・。
文字数 6,962
最終更新日 2022.06.17
登録日 2022.06.15
フリデン王国屈指の名門貴族、オリブリュス公爵家。その令嬢、リティア・デル・オリブリュスは気づいてしまった。淡い桜色の髪、透き通るような白い肌、淡い紫の瞳。全体的にふんわりした色あいの可憐な容姿。生まれながらにこの国の王太子の婚約者である立場。ヒロインの特徴がこんなに顕著に出ているのだから自分は絶対にこの物語のヒロインだと。だが、ヒロインはヒロインでも暫定ヒロインだと。
私は噛ませ犬で真のヒロインは悪女、なのでしょう?
◇ ◇ ◇ ◇
過去世の記憶が中途半端で曖昧に蘇ったせいですれ違うお話です。
設定はゆるめ。初めて書くファンタジーです。寛大なお心でおねがいします。
この作品は小説家になろう、魔法のiらんどに掲載しています。
文字数 131,533
最終更新日 2022.08.17
登録日 2022.07.29
「きゃあァァァァァァっ!!!!!」
自分の体が宙に浮くのと同時に、背後から大きな叫び声が聞こえた。
私は「なんで貴方が叫んでるのよ」と頭の中で考えながらも、身体が地面に近づいていくのを感じて衝撃に備えて目を瞑った。
覚悟はしていたものの衝撃はとても強くて息が詰まるような感覚に陥り、痛みに耐えきれず意識を失った。
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この物語は内気な婚約者を演じていた令嬢が苛烈な本性を現し、自分らしさを曝け出す成長を描いたものである。
文字数 4,084
最終更新日 2021.07.12
登録日 2021.07.12
ピルチャー伯爵令嬢カトレアは、アンダーソン伯爵令息リードと二ヶ月前に婚約したばかり。
今日は五回目のデートだが、リードは同居している彼の従妹ミミーの具合が悪いから延期してくれという。
五回のデートで、ドタキャンは五回目。
しかし、カトレアは抗議もせずに心底心配してリードにこう提案した。
「わたくしが全力でミミー様のお身体を治してさしあげますわ!」
だってカトレアは、聖女クラスの治癒魔法術師なのだから!
※10話で終わる予定です。
※タイトル変更しました。
文字数 11,373
最終更新日 2021.05.08
登録日 2021.05.05
侯爵令息のミルトは長期入院中の病院で、婚約者となるミュゲと出会う。同じような状況だからと退院目前の2人はあっという間に仲良くなった。
しかし退院すると、ミルトの妹が具合が悪いと言って邪魔をしてくるようになった。婚約者であるミュゲはそれが気に食わない。そんなある日、些細なことで妹よりミュゲを優先してきたミルト。それでミュゲは気が付いた。優しい彼は、より具合が悪い方を優先してくれるのだと。
ミルトをめぐってどちらが具合が悪いのかを競いだすようになる妹と婚約者。待っていたのは意外な結末だった。
本当の情弱は誰?
文字数 6,114
最終更新日 2021.10.21
登録日 2021.10.19
アナスタシアは思い出していた、あれは8才の頃当時の婚約者だったマーカス王子から言われた言葉 婚約者になって初めての妃殿下主催のお茶会の席でのこと
「アナスタシアはニンジン色の髪に顔に汚れが着いていて、何だか汚らしい感じだな
なぜ、私の婚約者になれたのか不思議だよ」
その言葉でアナスタシアはショックの余り家に閉じこもって 人と会う事を嫌がるようになってしまった 原因を知ったアナスタシアの両親は国王陛下にこう伝える、
「我が娘の顔を汚らしいとマーカス王子が言ったそうで、『なぜ、私の婚約者になれたのか不思議だよ』とも
そのような屈辱を受けて、我が家の大事な娘を嫁にやる訳にはいかない 婚約は無かった事にしてほしい」
その後すぐに婚約は白紙、まだ一部の貴族しか知らなかった事もあり 早々に無かった事に納めた
歳月が経ち、学園に上がる年になりアナスタシアはマーカス王子と同じクラスになるのだか・・・
*作者ご都合主義の世界観でのフィクションです。
文字数 2,808
最終更新日 2023.10.26
登録日 2023.10.25
母親の再婚で出来た優しい義父と綺麗で可憐な義理の妹。最初、戸惑いながらも束の間の幸せに心満たされるが……。小説家になろう様にも投稿しています。
文字数 50,349
最終更新日 2023.09.10
登録日 2023.08.30
ジョゼフィーヌは婚約者である皇太子フェルディナンの浮気の証拠を持って王宮を歩いていた。
この証拠をフェルディナンに突きつければ、婚約を破棄することができる。ジョゼフィーヌの心の中には、市井で出会った愛するマルクがいて、立ち向かう勇気を与えてくれていた。
本編50話+おまけ5
文字数 126,519
最終更新日 2022.04.02
登録日 2021.08.14
咲坂琴子、27歳。真面目で大人しくて地味な琴子には彼氏がいない、ずっと。そのせいで会社の後輩にもバカにされる始末だ。――ただし、琴子には婚約者がいる。子供の頃から決められた婚約者が。
「はやく……ベッド行こ」
誘うのはもちろん婚約者……ではなく、名前もろくに知らない男。彼との関係は身体だけのはずだった。なのに、その男が新しい上司として琴子の会社に現れて……!?
セフレ上司と御曹司の婚約者の間で振りまわされるアラサーOLのお話。
※他サイトにも掲載しています。
文字数 123,018
最終更新日 2021.02.28
登録日 2021.01.25
たとえば、お爺様のお若い頃ではまず考えられなかった、すみれの香水も今となっては物珍しいものではなくなった。お母様は「こんな高級品を持っているというだけで誇らしかったのに」とおっしゃるけれど、私のように平素から身にまとっている者は少ない。服装だってそうだ。一昔前までは手の届かなかった着物なんかも、めかしこむと言えば洋装と言われて久しい。自分の恋心を自覚すると、はたして自分は過去を愛おしんでいるのか、未来へ歩みを進めようとしているのか分からなくなる時がある。
すみれの爽やかな甘みのある香りに捕らわれた私は、一向に思いきれない気持ちのまま、想い人と向き合っていた。
文字数 10,166
最終更新日 2021.10.31
登録日 2021.10.31
ヴィオーラ公爵家には独自の風習がある。それはヴィオーラに連なるものが家を継ぐときに当代の公爵が直接指導とテストを行うというもの。3年前に公爵を継いだシンシア・ヴィオーラ公爵は数代前に分かれたヴィオーラ侯爵家次期侯爵のレイモンド・ヴィオーラが次期当主としてふさわしいかどうかを見定め指導するためにヴィオーラ侯爵家に向かう。だがそんな彼女を待っていたのはレイモンドの「勘違いしないでほしいが、僕は君を愛するつもりはない!」という訳の分からない宣言だった!どうやらレイモンドは婚約者のレンシアとシンシアを間違えているようで…?※恋愛要素はかなり薄いです※
文字数 18,539
最終更新日 2023.09.29
登録日 2023.09.15
親が決めた婚約者……まだ、会ったこともない相手に私は。
全く、これっぽっちも、微塵も、期待していなかった。
別にラブラブしていなくたって、恋愛で幸せになれなくたって、私はお金があればそれでいいんだからね。
そして迎えた面会の日ーー。
私の婚約者は、お金はあるが愛はない、正に私が望んだ婚約者。
……に、見えた。
お金が第一(?)な令嬢の、婚約生活な日常です!
ちょっとほっこりできるかも(?)……さらっと読める短編!
文字数 7,074
最終更新日 2019.07.21
登録日 2019.07.20
貴族令嬢のリンナはある日自宅に帰ると婚約者のマーカスと侍女のルルイが寝室で愛を深めていた。
「絶対に許さない!あんたの思い通りになんてさせないわよ!!」
文字数 6,054
最終更新日 2020.12.27
登録日 2020.12.23
学園の入学式で、婚約者ロドリゴが私シェリーに提案してきた。
「俺たちは政略結婚だからさ、学園ではお互いに干渉しないようにしよう。恋愛も自由だ」
もちろん賛成よ。学園生活だけが私の最後の自由だから。
でも……私とロドリゴは同じクラスになり……?
文字数 1,982
最終更新日 2023.02.01
登録日 2023.02.01
「お姉様に私の婚約者譲るわね。私、運命の出会いをしましたの」
双子のエリーゼが私に自分の婚約者を押し付けてきました。
文字数 1,623
最終更新日 2022.04.20
登録日 2022.04.20
私の婚約者・アリスタルフは、冷たくぶっきらぼうな態度を取る。嫌われているのかなと思っていたのだが、実は好きな子にぶっきらぼうな態度を取ってしまう性格だったようで……。彼は私のこと好きらしいです。
文字数 890
最終更新日 2021.10.25
登録日 2021.10.25
第一王子アポロの婚約者ミザリーは、「親切なミザリー」としてまわりから慕われていました。
ところが、子爵家令嬢のアリスと偶然出会ってしまったアポロはアリスを好きになってしまい、ミザリーを蔑ろにするようになりました。アポロだけでなく、アポロのまわりの友人達もアリスを慕うようになりました。
ミザリーはアリスに嫉妬し、様々な嫌がらせをアリスにする様になりました。
こうしてミザリーは、いつしか親切なミザリーから悪女ミザリーへと変貌したのでした。
‥ですが、ミザリーの突然の死後、何故か再びミザリーの評価は上がり、「親切なミザリー」として人々に慕われるようになり、ミザリーが死後海に投げ落とされたという崖の上には沢山の花が、毎日絶やされる事なく人々により捧げられ続けるのでした。
※不定期更新です。
文字数 103,354
最終更新日 2021.03.25
登録日 2021.01.29
ナディア伯爵令嬢は社交界デビューの日、ナタリー王国の王子ハロルドに、突然プロポーズされた。
一目惚れしたのだと口説かれ、そのまま2人はめでたく婚約することに。
もちろん両親は大喜び。
引っ込み思案のナディアは気後れしていたものの、誰もが憧れるイケメン王子との婚約に、やはり胸をときめかせた。
ところが、ハロルドがナディアに優しくしてくれたのは、この日だけだった。
実は、一目惚れしたというのは、まるっきりの嘘。
両親に、早く結婚相手を見つけろとうるさく言われたハロルドが、大人しそうな女なら誰でも良いと、適当に選んだ相手こそが、ナディアだったのである。
厳しいお妃教育が始まった上、彼を狙っていた女性達にはイジメられ、しかも当のハロルドは姿も見せない。
この状況にナディアの苛々は募るばかり。
とうとう我慢の限界を迎えた彼女は、皆の注目を浴びながら、婚約破棄を宣言してやったのだった。
ところがハロルドは、素直に婚約破棄を受け入れるどころか
「心から愛しているのだから、そんなこと言わないでくれ」
と泣きついてきた。
もちろんこれも、彼の策略である。
そして、ナディアにだけ見えるように、こっそり舌を出して見せてきたものだから、彼女は怒り心頭!
何がなんでも婚約破棄してやると心に誓ったのだった……!
文字数 76,762
最終更新日 2023.04.28
登録日 2022.10.07
読み切りの短編やショートショート、サブキャラから派生した番外編などを書いていきたいと思います。
恋愛がメインですが、普段はあまり書かない苦いお話も入れてみたいです。
不定期更新です。
文字数 59,683
最終更新日 2018.10.20
登録日 2018.09.22
頭脳、魔法、運動、カリスマ性等等すべての項目において、
完璧な天才侯爵令嬢ソフィアには、5歳のころから大好きな推しがいる。
それは、バロミア王国王太子であるグレンだ。
ただ、グレンは王太子であることに加え、容姿端麗でソフィアと同じ天才。
それゆえ、男女ともに人気のある人だった。
人気の彼になかなか近づけはしなかったが、どんなに嫌いなパーティーでも彼が出るといえば参加し、陰ながら眺める日々を送っていた。
そんなある日、父からグレンとの婚約を言い渡される。
推しとの急接近に戸惑いながらも、面会に行くソフィアだったが....
推しが大好きすぎる&天才で行動力があるがゆえに、推しの要求をなんでも答えようとする、ちょっと天才バカな侯爵令嬢と、人間嫌いになりつつあった腹黒王子がなんだかんだで彼女を好きになっていく、ラブコメです。
※初作品であることに加え、好きな話を書きなぐったものになるので駄文ですが、温かい目で拝読していただけると幸いです。
※pixivやカクヨムでも投稿しております
文字数 19,120
最終更新日 2022.09.22
登録日 2022.07.07