歴史・時代 小説一覧
1,201
うつほ物語②~仲忠くんの母上が尚侍になるはなし
「源氏」以前の長編古典ものがたり「うつほ物語」をベースにした、半ば意訳、半ば創作といったおはなし。
男性キャラの人物造形はそのまま、女性があまりにも扱われていないので、補完しつつ話を進めていきます。
……の続きで「初秋」もしくは「内侍のかみ」という巻を中心とした番外の様な。
仲忠くんの母君にまだ心を残している帝とのおはなし。
蛍の使い方が源氏物語に影響もたらしている様な気がします。
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文字数 62,488
最終更新日 2020.06.12
登録日 2020.05.27
1,202
八卦鏡は笑っている
享保十二年、江戸は春。日本橋の煮売屋〈竹笛〉で起こった一件の騒動から、八人のはみ出し者たちは、思いがけず世にも不思議な「八卦鏡」探しに巻き込まれていく。ずる賢くも情に厚い元武士の翼、臨機応変な女将・由依、理屈屋の薬師・しゅんすけ、謙虚な肝っ玉女・知香子、おっとり優しき力持ち・太夢、涙もろい美人芸人・夢羽、頑固で誠実な道具方・憲優、そして町を駆けるお転婆娘・ささ。性格も立場もばらばらな八人が、江戸に潜む巨悪と向き合う痛快捕物喜劇!
失われた鏡に残された「河図洛書」の暗号、歩く媽祖像、賄賂帳を隠す投扇興の罠、団子屋の演説、芝居小屋の涙と笑い…。八卦鏡を巡る珍騒動は、やがて奉行所の腐敗や幕閣の闇にまで迫り、ついには江戸の世論さえ巻き込む一大人情大騒動へと発展していく。お江戸の笑いと涙、そして腹が鳴るほど美味なる料理描写も満載。
人の欲望を映すという鏡に、彼らが見出したものとは——。
鏡が映すのは、己の顔か、それとも心か。
愚かで可笑しく、でも憎めない江戸の人々が、今日も鏡の前で笑っている。
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文字数 37,200
最終更新日 2025.05.24
登録日 2025.04.24
1,203
お狐長屋の両隣り [完結]
四軒の長屋がポツンとある。そこには大家さんと、一人暮らしの娘っ子がいて、二つの空いた部屋を貸し出すが、なかなか居付かない。なぜだろうと思いつつのんびり過ごしている人情もの
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文字数 11,547
最終更新日 2020.06.27
登録日 2020.05.20
1,204
新木下藤吉郎伝『出る杭で悪いか』
天正十年六月二日未明、京都本能寺で、織田信長が家臣の明智光秀に殺された。このあと素早く行動したのは羽柴秀吉だけだった。備中高松城で、秀吉が使者から信長が殺されたことを聞いたのが、三日の夜だといわれている。堺見物をしていた徳川家康はその日に知り、急いで逃げ、四日には自分の城、岡崎城に入った。秀吉が、自分の城である姫路城に戻ったのは七日だ。家康が電光石火に行動すれば、天下に挑めたのに、家康は旧武田領をかすめ取ることに重点を置いた。この差はなにかー。それは秀吉が機を逃がさず、いつかくる変化に備えていたから、迅速に行動できたのだ。それは秀吉が、他の者より夢を持ち、将来が描かける人物だったからだ。
この夢に向かって、一直線に進んだ男の若い姿を追った。
木曽川で蜂須賀小六が成敗しょうとした、若い盗人を助けた猿男の藤吉郎は、その盗人早足を家来にした。
どうしても侍になりたい藤吉郎は、蜂須賀小六の助言で生駒屋敷に住み着いた。早足と二人、朝早くから夜遅くまで働きながら、侍になる機会を待っていた。藤吉郎の懸命に働く姿が、生駒屋敷の出戻り娘吉野のもとに通っていた清洲城主織田信長の目に止まり、念願だった信長の家来になった。
藤吉郎は清洲城内のうこぎ長屋で小者を勤めながら、信長の考えることを先回りして考えようとした。一番下っ端の小者が、一番上にいる信長の考えを理解するため、尾張、美濃、三河の地ノ図を作った。その地ノ図を上から眺めることで、大国駿河の今川家と、美濃の斎藤家に挟まれた信長の苦しい立場を知った。
藤吉郎の前向きに取り組む姿勢は出る杭と同じで、でしゃばる度に叩かれるのだが、懲りなかった。その藤吉郎に足軽組頭の養女ねねが興味を抱いて、接近してきた。
信長も、藤吉郎の格式にとらわれない発想に気が付くと、色々な任務を与え、能力を試した。その度に藤吉郎は、早足やねね、新しく家来になった弟の小一郎と、悩み考えながら難しい任務をやり遂げていった。
藤吉郎の打たれたも、蹴られても、失敗を恐れず、常識にとらわれず、とにかく前に進もうとする姿に、木曽川を支配する川並衆の頭領蜂須賀小六と前野小右衛門が協力するようになった。
信長は藤吉郎が期待に応えると、信頼して、より困難な仕事を与えた。
その中でも清洲城の塀普請、西美濃の墨俣築城と、稲葉山城の攻略は命懸けの大仕事だった。早足、ねね、小一郎や、蜂須賀小六が率いる川並衆に助けられながら、戦国時代を明るく前向きに乗り切っていった若い日の木下藤吉郎の姿は、現代の私たちも学ぶところが多くあるのではないだろうか。
感想数 1
文字数 99,791
最終更新日 2024.01.06
登録日 2024.01.06
1,205
三日月は鶴になった
この物語は、南部家二十三代。南部安信の津軽平定から始まる。安信は荒波の中で舞い踊る鶴のように、幾多の困難を乗り越え、優秀な家臣と共に栄華の礎を築いた。彼の武勇や賢明な統治によって、南部家は嫡男・晴政の時代に最盛期を迎える。その栄華の裏にあった陰謀と愛憎劇。晴政の治世終盤、御家を揺るがす大きな試練に直面する。新たな時代を背負う信直は家臣の遺志を継ぎ、南部家をより栄光な未来へと導くことができるのだろうか。戦乱や家臣の陰謀、家族や仲間たちとの絆が交錯する中で、月は満ち、鶴は天高く舞う。南部家の歴史が、新たな視点で小説的世界観から鮮やかに描かれていく。
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文字数 20,323
最終更新日 2024.11.23
登録日 2024.01.29
1,206
和ませ屋仇討ち始末
山名藩家老家次男の三沢新之助が学問所から戻ると、屋敷が異様な雰囲気に包まれていた。
門の近くにいた新之助をいち早く見つけ出した安藤久秀に手を引かれ、納戸の裏を通り台所から屋内へ入っる。
久秀に手を引かれ庭の見える納戸に入った新之助の目に飛び込んだのは、今まさに切腹しようとしている父長政の姿だった。
父が正座している筵の横には変わり果てた長兄の姿がある。
「目に焼き付けてください」
久秀の声に頷いた新之助だったが、介錯の刀が振り下ろされると同時に気を失ってしまった。
新之助が意識を取り戻したのは、城下から二番目の宿場町にある旅籠だった。
「江戸に向かいます」
同行するのは三沢家剣術指南役だった安藤久秀と、新之助付き侍女咲良のみ。
父と兄の死の真相を探り、その無念を晴らす旅が始まった。
他サイトでも掲載しています
表紙は写真ACより引用しています
R15は保険です
感想数 1
文字数 171,711
最終更新日 2024.07.03
登録日 2024.05.29
1,207
淡き河、流るるままに
天正八年(一五八〇年)、播磨国三木城において、二年近くに及んだ羽柴秀吉率いる織田勢の厳重な包囲の末、別所家は当主・別所長治の自刃により滅んだ。
その家臣と家族の多くが居場所を失い、他国へと流浪した。
時は流れて慶長五年(一六〇〇年)。
徳川家康が会津の上杉征伐に乗り出す不穏な情勢の中、淡河次郎は、讃岐国坂出にて、小さな寺の食客として逼塞していた。
彼の父は、淡河定範。かつて別所の重臣として、淡河城にて織田の軍勢を雌馬をけしかける奇策で退けて一矢報いた武勇の士である。
肩身の狭い暮らしを余儀なくされている次郎のもとに、「別所長治の遺児」を称する僧形の若者・別所源兵衛が姿を見せる。
福島正則の元に馳せ参じるという源兵衛に説かれ、次郎は武士として世に出る覚悟を固める。
別所家、そして淡河家の再興を賭けた、世に知られざる男たちの物語が動き出す。
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文字数 105,188
最終更新日 2024.06.22
登録日 2024.05.31
1,208
大和の風を感じて【外伝】
『大和の風を感じて~運命に導かれた少女~【大和3部作シリーズ第1弾】』の外伝になります。
今までに書いた外伝をこちらにまとめる事にしました!
本編では書き切れなかった過去の話しや、その後の話しを書いてます♪
☆2021年7月17日
『外伝 吉備からの使者 阿止里の思い』をアップしました。(R15指定)
今までで一番濃厚な内容になってます♪
☆また続編に関しては。
『大和の風を感じて2~花の舞姫~【大和3部作シリーズ第2弾】』
『大和の風を感じて3~泡沫の恋衣~【大和3部作シリーズ第3弾】』
を是非ご覧下さい。(*^^*)
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文字数 25,937
最終更新日 2021.07.17
登録日 2021.07.17
1,209
居酒屋店主の恋
文字数 18,012
最終更新日 2024.06.12
登録日 2024.05.31
1,210
いつまでも輝く母へ ~「子供の将来の運命は、その母の努力によって定まる」~
「子供の将来の運命は、その母の努力によって定まる」――皇帝にそう言わしめた女性とは、いかなる母だったのか。マリア・レティツィア・ラモリノと、ナブリオーネ・ディ・ブオナパルテの物語。
感想数 0
文字数 6,260
最終更新日 2025.07.02
登録日 2025.06.30
1,211
黒き猫
【あらすじ】
明治四十三年、代々木に住む日本画家・菱田春草は思い悩んでいた。病により眼がよく見えなくなり、展覧会へ出す画が描けない――と。
よく見えなくとも、描かなくてはと懊悩する春草は、近隣の代々木――武蔵野の背景にした画を描くことを思いつく。
そして題材――モデルは、親友・横山大観の協力を得て借りて来た、黒き猫。
のちに名作として知られる画を描くため――春草は筆を握った。
感想数 7
文字数 3,642
最終更新日 2023.05.28
登録日 2023.05.26
1,212
彼は鬼クルー
露国留学から帰国し、艦隊勤務に就いた広瀬中佐(当時は少佐)のお話。
これも青春…
感想数 0
文字数 2,686
最終更新日 2023.06.05
登録日 2023.06.05
1,213
詩集・風の刻印
歴史、戦争、宗教、文明……人間の営みと宇宙の広がり。
少し手ごわい詩集かもしれませんが、どうぞお付き合いください。
感想数 0
文字数 13,770
最終更新日 2019.06.24
登録日 2018.12.12
1,214
永遠が歌う時
ある少年が不思議な夢を見る。それははるか昔から今にまで続く記憶
感想数 0
文字数 4,628
最終更新日 2021.07.29
登録日 2021.07.29
1,215
遠き秋夜夢 <頼朝と政子〉
感想数 0
文字数 3,382
最終更新日 2022.08.24
登録日 2022.08.24
1,216
路地裏の喫茶で。
大正四年。ひっそりと営業している喫茶店では、僕と店主だけがコーヒーを眺める。
感想数 1
文字数 637
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.05.06
1,217
義太夫家の人びと
父・九郎は、口がうまい。うますぎる。
法螺を吹き、人に取り入り、いつのまにか相手を味方にしてしまう。
そんな父に連れられ、幼い義太夫は都から尾張へ渡った。
「戦せずに天下を取ってみせる」
父はそう言って笑った。
だが、尾張で新しい暮らしを得た父は、義太夫を甲賀へ返してしまう。
父にとって、自分は要らぬ者だったのか。
その問いを抱えた少年の前に現れたのは、父とは正反対の、冷えた眼をした叔父・滝川一益だった。
のちに一益に仕えることになる義太夫。
これは、そのはじまりの物語。
感想数 0
文字数 9,325
最終更新日 2026.05.13
登録日 2026.05.13
1,218
邪馬台国の女王には隠し事がある
さて、何とか間に合いました。せっかくのイベントですので。
歴史小説はあんまり専門じゃないんですが、これは誰でも楽しめると思います。万人受けです。
…すこーしばかり個人的な趣味も含まれておりますが、そこはスルーで。
それでは!
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文字数 19,193
最終更新日 2020.05.31
登録日 2020.05.31
1,219
三日月幻話
感想数 0
文字数 10,269
最終更新日 2017.10.31
登録日 2017.10.30
1,220
『日本47事変』
ある日、日本の中央政府は突如として機能を停止する。
原因不明のまま国家中枢は沈黙し、わずか48時間で日本は完全に崩壊。各都道府県は独立を宣言し、列島は47の勢力に分裂した。
通信と経済は辛うじて繋がりながらも、秩序の根幹を失った世界。やがて各地で軍備拡張と勢力争いが始まり、日本は再び「戦国時代」へと突入していく。
その中で大阪は、地理・経済ともに重要な中核勢力として注目されていた。
大阪臨時政権の補佐官を務める青年・榊悠真は、この状況を単なる戦争ではなく「構造」として捉えていた。
圧倒的な力を持つ東京に正面から挑めば敗北は必至——そう見抜いた彼は、常識を覆す戦略を提示する。
それは「戦わないことで勝つ」という選択。
すなわち、各勢力の対立を操作し、戦争そのものを設計するというものだった。
疑念と嘲笑が渦巻く中、その発想に可能性を見出した指導者・黒瀬凛は、悠真の策を採用する。
こうして大阪は、武力ではなく“情報と交渉”を武器に動き出す。
だがその一手は、やがて日本全土を巻き込む大規模な争乱の引き金となっていく——。
国家なき時代。
正義なき戦場。
これは、47に分断された日本で繰り広げられる、知略と野望の群像劇である。
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文字数 3,514
最終更新日 2026.04.09
登録日 2026.04.07
1,221
天下統一しましたが何か?
感想数 3
文字数 12,909
最終更新日 2017.01.24
登録日 2016.06.13
1,222
斬壺(きりつぼ)
秘太刀“斬壺(きりつぼ)”。
その技を以て、老剣客はかつて岩を斬り、壺を斬った――割ることも砕くこともなく、真二つに――。
ただしそれができたのは、若き日のたった二度だけ。
そして今。辛苦の末に流派を継いだ彼が対峙するのは、剣才そのもののような少年。それはまるで、老剣客の積み上げたもの全てを嘲笑うかのような存在。
もし、奴を斬ることができる技があるなら――それは一つ、“斬壺”。
凡人対天才。
今、その戦いが始まり、そして終わる――。
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文字数 11,187
最終更新日 2021.12.04
登録日 2021.11.22
1,223
白の境に舞う金烏。 ~王陽明の「三征」のうち「一征」、寧王の乱~
【あらすじ】
明の陽明学で有名な王陽明。彼には「三征」と呼ばれる武功があった。そのうちのひとつ、寧王の乱は、皇族である寧王・朱宸濠(しゅしんごう)の叛乱の鎮圧である。
寧王は南昌という地に蜂起し、南京制圧を目指して進軍していた。たまたま別の地方叛乱の鎮圧に近くまで出向いていた王陽明は、皇帝の許しを待つよりもと、自身の少ない兵力しかない中、叛逆者・寧王の討伐を策す。
王陽明は叛乱を鎮圧できるのか、そして、その鎮圧の果てに、王陽明を待つ運命とは――
【表紙画像】
「ぐったりにゃんこのホームページ」様より
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文字数 10,482
最終更新日 2024.06.06
登録日 2024.05.31
1,224
雪夜の血斗
一希児雄(はじめきじお)名義で執筆。
アラスカのレッドストーン・ヒルという小さな町に、クリント・ジャックマンと名乗る若いガンマンがやって来た。クリントがレッドストーン・ヒルにやって来た目的は、リチャード・サンダースという賞金稼ぎに会うためだった…。
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文字数 5,968
最終更新日 2025.02.07
登録日 2025.02.07
1,225
鳳翼 天下平和の志
「鳳翼 天下平和の志」は、古代の戦乱時代を背景に、平和を追い求める若者の旅を描く歴史冒険小説です。
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文字数 2,271
最終更新日 2023.10.16
登録日 2023.10.16
1,226
ビジネスパートナーは織田信長・・・
織田信長の天下布武とは何だったのか?それは「金儲け」のための手段であった。信長に金を貸し債権者であった商人が、金儲けの天才・織田信長の覇業に巻き込まれていく・・・。
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文字数 21,659
最終更新日 2026.06.16
登録日 2026.05.21
1,227
月亮の輝きを……【破鏡の世に……第2章】
『破鏡の世に……』の第二部になります。
214年からです。
正史三国志では、西暦214年は、劉備軍にとって荊州周辺を支配して、その後周辺から攻められやすいこの地だけでなく、別の地域に拠点を置きたいと考え始める頃です。
そして、呉や魏も支配力の強化を行なっています。
魏はすでに涼州から馬超を追い、張魯の元に逃げ込んでいました。
では、30代になった孔明と、10歳を超えた子供達の成長を……。
月亮……明るい月、はっきりとした月
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文字数 24,928
最終更新日 2019.11.17
登録日 2019.11.10
1,228
文句捕物帖
東京は白家町の岡っ引き、火星 文句の事件簿
感想数 0
文字数 7
最終更新日 2022.05.31
登録日 2022.05.31
1,229
東海敝国仙肉説伝―とうかいへいこくせんじくせつでん―
17世紀後半の東アジア、清国へ使節として赴いていたとある小国の若き士族・朝明(チョウメイ)と己煥(ジーファン)は、帰りの船のなかで怪しげな肉の切り身をみつけた。
その肉の異様な気配に圧され、ふたりはつい口に含んでしまい……
帰国後、日常の些細な違和感から、彼らは己の身体の変化に気付く―――
ただの一士族の子息でしなかった彼らが、国の繁栄と滅亡に巻き込まれながら、仙肉の謎を探す三百余年の物語。
気が向いたときに更新。
文字数 34,881
最終更新日 2024.03.05
登録日 2023.04.30
1,230
『墨壺転生 ―引いた線が、世界を断つ―』
平凡な高校生・神谷ユウは、雨の日に立ち寄った古道具屋で「墨壺(すみつぼ)」を手にした瞬間、崩壊した異世界へと転移してしまう。
そこは、あらゆる存在が“未完成”のまま漂う歪んだ世界。
人の形をした怪物たちは「境界」を持たず、形も意味も曖昧なまま暴れ続けていた。
だがユウの手にした墨壺は、ただの道具ではなかった。
糸に墨を含ませて“線を引く”ことで、あらゆるものに「境界」を与え、その存在を確定させる力を持っていたのだ。
その力は、未完成の怪物を“完成=終焉”へと導く一方で、世界そのものすら切り分け、壊しかねない危険な力でもあった。
やがてユウは、謎の少女と出会う。
彼女は告げる——この世界は“歪み”に侵されており、境界を失った存在が増え続けていること、そしてその均衡を正せるのは“線を引ける者”だけだということを。
引けば終わる。だが、引き方を誤れば世界も壊れる。
自分だけが持つ力の重さに戸惑いながらも、ユウは決断する。
逃げるのではなく、“線を引く者”としてこの世界に向き合うことを。
これは——
「境界」を描き、世界を定義し直す戦いの物語。
感想数 0
文字数 1,511
最終更新日 2026.04.12
登録日 2026.04.12
1,231
じいちゃんから聞いた戦争体験
自分自身がじいちゃんたちから聞いた戦争体験をショートショートで話していきます。
感想数 0
文字数 218
最終更新日 2016.07.03
登録日 2016.07.03
1,232
信長座☆座付作家 太田又助 《火起請の巻》
第一話を完結とし、第二話を連載にて継続にします。
織田信長近習に不思議な男がいた。名を太田牛一。通称又助と呼ばれた。
弓の者として武名に長け、かつ博識にして文才にも秀でた。又助は、信長の名を広め、残すために身の回りの虚実を漏らさず書き留めた。世に言う「信長公記」である。
もちろん書き遺せない事実もあったに違いない。
今回は「火起請」の項を取り上げた。
魔王と恐れられた信長ははたして人か、神の子なのか?
又助は何を見たのか?
第二話は、戦国期の公家の中で起った風変わりな事件。
織田家と縁の深い山科言継を中心に殿上人の話がちりばめられ、又助は奇妙な結末を迎えることになる。禁裏界隈では、武家のような断罪をするにはしがらみが多いようだ。
感想数 2
文字数 139,985
最終更新日 2018.05.18
登録日 2018.04.24
1,233
来し方、行く末
月尾藩家中島崎与十郎は、身内の不義から気を病んだ父を抱えて、二十八の歳まで嫁の来手もなく梲(うだつ)の上がらない暮らしを送っていた。
年の瀬を迎えたある日、道場主から隔年行事の御前試合に出るよう乞われ、致し方なく引き受けることになるが……
【第9回歴史・時代小説大賞で奨励賞を頂きました。ありがとうございます!】
感想数 2
文字数 27,371
最終更新日 2022.04.10
登録日 2022.03.26
1,234
ナニワ族ヤンゴの冒険 ~恐竜時代に咲いた恋の花
まだ言葉が火と共に芽吹いて間もない、恐竜が闊歩する太古の世界――
そこに、「大阪弁」によく似た言語で語り、笑い、愛し合う民族がいた。
ナニワ族の片隅で生きる貧しき少年・ヤンゴ。
村の誰からも疎まれ、空腹と孤独に耐える日々。
彼にだけ、そっと手を差し伸べたのは、酋長の娘・ユーリだった。
やがて始まる「婿選びの儀」。
――五日間で、最も巨大な獲物を狩った者が、娘の婿となる。
槍もない、斧もない、仲間もいない。
それでも少年は、自らの知恵と誇りを武器に、
巨獣ティラノザウルスへと、命を賭けた戦いに挑む。
これは、
一人の少年が“選ばれない存在”から“選ばれる男”になるまでの、
命と誇りの物語。
感想数 0
文字数 24,562
最終更新日 2025.06.02
登録日 2025.05.31
1,235
徒花が咲く日
江戸の闇に咲いた、血染めの純真の花。
文政年間、爛熟と退廃の空気が漂う江戸。
裏長屋に流れ着いた浪人の名は柚子島小三郎。
彼の心は妻を奪い、藩を捨てさせた男への復讐の炎だけで燃えていた。
過去の栄光も武士としての誇りも捨て、ただ憎悪を研ぎ澄ます日々。
そんな彼の前に現れたのは垢じみた着物をまといながらも、子犬のように人懐っこい瞳を持つ少女さくら。
「字を教えてほしい」
その無邪気な願いは小三郎の凍てついた心に、思いがけず温かな光を灯し始める。
さくらとの交流を通して、彼は忘れかけていた人間性を取り戻し、過去の自分の過ち、元妻お実乃の心に寄り添えなかった後悔と向き合い始める。
江戸の片隅で懸命に生きようとする人々の儚い願いの物語。
感想数 0
文字数 12,654
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.05.31
1,236
島津の剣
慶長五年九月の関ヶ原、十万近くの大軍を擁して鶴翼の陣を敷いた西軍も家康の離間の計によって無惨に惨敗する。文字通り四面楚歌になった終盤の戦局で、西軍の島津勢が一か八かの中央突破を試みる。
感想数 0
文字数 3,755
最終更新日 2017.08.10
登録日 2017.08.03
1,237
人形
感想数 0
文字数 6,144
最終更新日 2019.07.16
登録日 2019.07.16
1,238
生き抜きたいのなら「刻」をみがけ
『刀』という道具が歴史を変えたことは間違いない。
人々が刀と出会い、刀を使い始めた時代。
そんな時代に生きた異才研師の鉄。
物言わぬ刀が語る言の葉を紡げる鉄が、背負った使命は人々が思う以上に大きかった。
職人気質で人のよい研師『鉄』と、破天荒なのになぜか憎めない武士『宗』
そんな2人の物語。
※他サイト様にも掲載させて頂いております!!
感想数 2
文字数 128,421
最終更新日 2022.10.21
登録日 2021.05.06
1,239
筒井筒の妻
生来、身体がさほど丈夫でない実朝はその日熱を出しており、目覚めたときに傍にいたのは苦楽を共にした筒井筒の妻だった――。
鎌倉幕府・三代将軍である源実朝とその妻・信子。
冬のある日の、夫婦のやり取り。
Twitterの「#歴創版日本史ワンドロワンライ」というタグで「将軍」をテーマに書かせていただいた掌編になります。
感想数 0
文字数 2,162
最終更新日 2020.03.15
登録日 2020.03.15
1,240
WEAK SELF.
かつて、一人の年若い皇子がいた。
時の帝の第三子。
容姿に優れ、文武に秀でた才ある人物。
自由闊達で、何事にも縛られない性格。
誰からも慕われ、将来を嘱望されていた。
皇子の母方の祖父は天智天皇。皇子の父は天武天皇。
皇子の名を、「大津」という。
かつて祖父が造った都、淡海大津宮。祖父は孫皇子の資質に期待し、宮号を名として授けた。
壬申の乱後、帝位に就いた父親からは、その能力故に政の扶けとなることを命じられた。
父の皇后で、実の叔母からは、その人望を異母兄の皇位継承を阻む障害として疎んじられた。
皇子は願う。自分と周りの者の平穏を。
争いたくない。普通に暮らしたいだけなんだ。幸せになりたいだけなんだ。
幼い頃に母を亡くし、父と疎遠なまま育った皇子。長じてからは、姉とも引き離され、冷たい父の元で暮らした。
愛してほしかった。愛されたかった。愛したかった。
愛を求めて、周囲から期待される「皇子」を演じた青年。
だが、彼に流れる血は、彼を望まぬ未来へと押しやっていく。
ーー父についていくとはどういうことか、覚えておけ。
壬申の乱で散った叔父、大友皇子の残した言葉。その言葉が二十歳になった大津に重く、深く突き刺さる。
遠い昔、強く弱く生きた一人の青年の物語。
―――――――
weak self=弱い自分。
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文字数 158,631
最終更新日 2023.07.09
登録日 2023.04.06
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