ライト文芸 猫小説一覧
野良ネコのミーヤは飼いイヌのくせに良く脱走するタロウとよく遊んでいた。そんなある日、夕焼けに黄昏ているタロウがなかなか帰ろうとしないので、尋ねてみると、「オレ・・・帰るとこないねん」と呟いた。
文字数 6,373
最終更新日 2022.02.15
登録日 2022.02.14
文字数 31,992
最終更新日 2021.05.19
登録日 2021.04.30
紫陽花が咲き始める頃、笹井絽薫のクラスにひとりの転校生がやってきた。名前は葵百彩、一目惚れをした。
嫉妬したり、キュンキュンしたり、切なくなったり、目一杯な片思いをしていた。
ある日、百彩が同じ部活に入りたいといい、思わぬところでふたりの恋が加速していく。
大会の合宿だったり、夏祭りに、誕生日会、一緒に過ごす時間が、二人の距離を縮めていく。
そんな中、絽薫は思い出せないというか、なんだかおかしな感覚があった。フラッシュバックとでも言えばいいのか、毎回、同じような光景が突然目の前に広がる。
なんだろうと、考えれば考えるほど答えが遠くなっていく。
夏の終わりも近づいてきたある日の夕方、絽薫と百彩が二人でコンビニで買い物をした帰り道、公園へ寄ろうと入り口を通った瞬間、またフラッシュバックが起きた。
ただいつもと違うのは、その中に百彩がいた。
高校二年の夏、たしかにあった恋模様、それは現実だったのか、夢だったのか……。
純白の心に人は何を描けるのだろう?
文字数 138,715
最終更新日 2023.02.08
登録日 2023.02.01
50歳手前でファミレス店長になりストレスフルな日々を過ごす彼は、夜な夜な家に訪れる黒猫に愚痴を聞いてもらう悲しい毎日を過ごしています。独身男性の悲しいつぶやきを聞いてください。
文字数 70,840
最終更新日 2023.10.01
登録日 2023.09.29
人間ドックの予約を勝手にドタキャンするような医者嫌いの父。頭痛と眩暈を訴えたので病院へ連れていけば、余命3か月の末期ガンの診断が。肺ガンからの脳腫瘍はすでに3センチにもなっていた。母の希望で本人への告知は無し、家族だけが本当の病名を知る闘病生活。父は猫の前でだけ弱音を吐いた。もうダメかもしれん、と。癌細胞に徐々に蝕まれていく父の身体と、少しずつ固まっていく家族の覚悟。 第6回ライト文芸大賞で奨励賞をいただきました。
文字数 103,982
最終更新日 2023.11.14
登録日 2022.07.31
黒猫のココア、白猫のマシュマロ、飼い主の工藤あかり(女性・28歳・独身アニメ好き)が織りなす(?)ゆるいコメディです。
気楽にお楽しみください。
文字数 4,857
最終更新日 2023.02.04
登録日 2023.02.01
私は猫だ。美しき黒い毛並みを持つ猫様だ。
本来私にはシュヴァルツやノワールのように高貴な名前を与えるべきだというのに何だポン子って!
おい社畜!おやつにはチャオ○ゅーる寄越せ!
傍若無人な猫様と、仕事に疲れた社畜のほのぼのドラマです。
(全8話)
文字数 29,667
最終更新日 2022.06.20
登録日 2022.06.06
「生身の肉体はないけど、魂はここにいる。ーーここにいるのはボクだよね」人形芸術家の所有するマネキンに入り、家族の元へ帰ってきた11歳の少年、翔〈ボクの想いは〉他。短編3本+番外編。 遺した側の強い想いと葛藤、遺された側の戸惑いや愛情が交錯する切ない物語。
幽霊や人形が出てきますがホラー要素はありません。昨今、痛ましい災害や事故事件が増え、死後にもしこんなことがあればな、と思い書いてみました。
文字数 115,450
最終更新日 2017.09.30
登録日 2017.08.23
文字数 11,747
最終更新日 2023.05.04
登録日 2023.04.30
吾輩は猫である。
名前はミケ
ご主人様にこの名前を頂き3年目である。
ご主人様は毎晩「日記」というものを書いていると知ったこの頃
ご主人様がどんなことを書いているかは解らないが、吾輩はなんて面白い事をするんだとご主人様の日記に夢中になってしまった。
吾輩も日々の出来事を書きたい!
ってことで吾輩も書いていくのだ
文字数 575
最終更新日 2021.08.16
登録日 2021.08.16
文字数 8,335
最終更新日 2023.08.12
登録日 2023.08.12
文字数 2,358
最終更新日 2021.05.02
登録日 2021.05.02
人間のように生活をする猫達の物語。
恋愛もあります。 1話1話、完結します。
猫好きの方、良かったら猫達の生活を読んでください。
文字数 6,581
最終更新日 2021.06.10
登録日 2021.06.10
夏休みの或る日。
ヨッサこと吉田浩一(よしだこういち)は、ハカセと呼ばれている貝沼敦(かいぬまあつし)の家に来ていた。
ハカセと自由研究の宿題をしている最中に、ハカセが大怪我をして入院してしまった。
病院にお見舞いに行った時に、ハカセ宛に暑中見舞いが来ていることに気が付いた。
数年前に分かれたハカセの母親からだ。ヨッサはハカセの母親をお見舞いに誘おうと決心する
途中、迷子の子猫の処遇に困っていた、同じクラスの前田佑樹(まえだゆうき)ことガリガリを仲間にした。
事故で死んだ子犬の処遇に困っていた、違うクラスの梅村英治(うめむらえいじ)ことバイソンを仲間にした。
街中をフラフラと徘徊していた同じクラスの小野浩(おのひろし)ことサボリを仲間にした。
そして、四人でハカセの母親に会いに行く冒険が始まるのである。
文字数 3,554
最終更新日 2024.04.13
登録日 2024.04.13
2022/02/21~27まで紅粉 藍のツイッターアカウント上で行ったぼっち企画の再録です。
Limited Mad Writer Week企画、そのこころは、『1週間限定で狂ったように執筆する』企画。 要は、1週間(7日間)だけ毎日短編を1時間の制限時間内に1作ずつ書き上げて、紅粉のツイッターアカウントから出来立てほやほや小説を放流する。(英語は十中八九間違ってるので、空気だけ吸っておいてください)
こちらは、上記期間に執筆した7作を公開した曜日ごとに章分け、加筆修正して再録したものになります。当時の作品・つぶやきなどツイートは#LMWW企画でさかのぼれます。したためたものを新書メーカー様で画像に変換し、ツイートしてました。もしくは@beniko_skycolorツイッターアカウントへ。
文字数 24,602
最終更新日 2022.03.06
登録日 2022.03.06
文字数 128,401
最終更新日 2019.12.02
登録日 2018.11.17
綾は魔法使いである。
とは言え、彼女が魔法を使ったところを見た事はない。
この話は、出会ってからもうすぐ1年たつ、魔法使いと一般人のよくある日常の風景の話である。
「秋葉原魔法協会」は、秋葉原界隈に住む魔法使いたちが、
情報交換や相互扶助のために作った団体なのだそうである。
誰も知らないし、知る必要もないが。
「秋葉原魔法協会」は、会長を選ぶ選挙を実施しようとしていた。
僕は魔法店「和喜魔具」から、サークル顧問の詩織先生の立候補を依頼される。
選挙になんの興味もないのだが、
気がついたら選挙戦に巻き込まれてしまっていた……。
文字数 33,634
最終更新日 2019.07.30
登録日 2019.07.28
文字数 10,181
最終更新日 2020.04.30
登録日 2020.04.30
『ねこのお話、集めました』
ねこが登場するお話を集めた短編集。ささやかだけど温かな明かりが心に灯る短編・6編。
*クールな元野良猫・エストとおばあさんの、何気ないけど優しい日々。――始まりの猫
*お星さま、お星さま……猫のもみじは不思議な星の力を使って、大好きなあの子に会いにいく。――もみじとよもぎ
*憎らしいほど愛しいあなた。あなたはいったいどこから来たの?――Darling Darling
*世界中の猫たちが、命あるものたちが幸せでありますように。――きみのねだん
*心が疲れた時に読んで欲しい物語。――星のアンブレラと黄色い長靴
*猫一匹と、とある夫婦。そして病気の物語。――猫と北風
文字数 32,810
最終更新日 2020.05.13
登録日 2020.04.02
第6回文芸社文庫NEO小説大賞 最終選考ノミネート作品
煙の街に住む住人たちは、名前がなかった。
それどころか、彼らはみんな同じ顔をしていた。
彼らは毎日、決められたルールをなぞって、世界の歯車として働いている。
「No.426ab3_F」は煙の街の住人の一人。
灰色の空しか見たことのない彼が、生まれて初めての青い空を見た。心を奪われた彼の足元には『12月のラピスラズリ』という一冊の絵本が。
絵本の物語は、猫が旅に出て、自分の居場所を見つけるという話だった。
絵本を読み終えた彼の元に、絵本に登場する猫と似た、黒い猫が現れてこう言った。
「お前の立っている場所は、ここだけじゃない」と。
彼はたった1つの持ち物である絵本を持って、黒猫と共に外の世界へ踏み出すことを決心する。
旅人となって、自分の「名前」を探す旅へ。
『だから、名前が知りたかった。ずっと一緒にいたかったから』
まだ小さな息子と、空へ旅立った愛猫にこの物語を。
表紙絵は、惑星ハーブティ様の作品です
文字数 64,762
最終更新日 2022.10.14
登録日 2020.12.18
愛する妻と娘を幸せにすると誓ったのに、何もできないまま、俺の意識は遠ざかっていった。
気づくと、俺はダンボールの中にいて,手は茶色い動物の手に。
思わず発した俺の声は,「ミャウ」という鳴き声になって耳に届く。
もしかして俺は・・・
その時,俺の耳にずっと一緒にいたかった二人の声が届く。
こうして,俺の第二の人生がスタートした。
ペットとして生まれ変わり,愛する家族とともに生活する話です。
文字数 73,471
最終更新日 2019.08.10
登録日 2019.07.01
ฅ(^ΦωΦ^ฅ)猫に転生した女性と、そんな猫を偶然に拾ってしまった青年のお話。メインは猫目線です。青年は猫が転生者だとは、思いもしないでしょう。この手の御話…、4コマで描こうと思った時期もあったのですが…(ՓдՓ)、私ってば絵を描くのがドン引きするレベルで遅いんですよね…だから、小説での投稿です……。分量が足りない作品は不利は、上等w寧ろ、気にしませんwü@...毎度の事ながら、お気に入りに追加してくれる読者様の募集しているのです...@ö
文字数 37,402
最終更新日 2020.09.20
登録日 2020.07.11
吾輩は猫である。
名前はまだない。当たり前だ。飼い猫ではないのだから。
どこで生まれたか、頓と見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いてたかどうかもわからない。ここで始めて人間というものを見たわけではない。吾輩は、「人間」というものをよく知っていた。
なぜならば。
吾輩は、猫である以前、人間だったから。
「生まれ変わり」というのだろう。
かつて東京一朗(アズマ・キョウイチロウ)という人間だった猫、吾輩。生まれ落ちたのは、前世で暮らしていた懐かしい家のそば。
遺してきた家族、妻の節子が一人暮らす家。
ならばと脚を伸ばしたその先で、吾輩は、猫目を真ん丸、ビックリ驚くこととなる。
ニャニャニャ、ニャンダトォォォ~ッ!! と。
京一朗の記憶にある節子。
今ここで暮らす節子。
その落差は猫が受け止めるにはあまりに激しく、吾輩は衝撃と落胆を覚える。
こんなことなら前世に縁のあるここに来なければよかった。節子の本性など知らなければよかった。
東京一朗だったことを忘れ、新たな猫(人)生を生きよう。そう思った吾輩。だがそこで、別の新たな衝撃の真実を知ることとなり――?
高度経済成長期。流されるように、それが当たり前だと思って見合いで結婚した夫婦の物語。
文字数 23,474
最終更新日 2023.07.01
登録日 2023.06.24
私には人生から消したい人間がいる。
だから私は、秋になるとおはぎを作る。
「サビ猫と彼と無断欠席と」の彼女のお母さんのお話
これだけでお読みいただけます。
この作品は小説家になろうさんでも公開しています。
文字数 2,333
最終更新日 2022.04.22
登録日 2022.04.22
とある、肌寒い雨の夜。
通い慣れた通勤路を足早に歩いていると、街灯の下に置かれていたダンボールの中で一匹の黒猫に出会った。
それがーーーー君と僕の新たな生活の始まりだった。
文字数 1,524
最終更新日 2019.08.01
登録日 2019.08.01
世界錬金術は役立たずとされている世界です。
そして魔法と化学が発達した世界その中夜になるとゴーストに襲われるので結界の中で暮らす住人どうなる?
主人公のアリア
魔法学の高1年生魔法は苦手だが錬金術は得意とするそのためレオと協力する事となる。異世界転生者でもある。
レオ
科学科の高3年生錬金術が興味ありアリアと共に過ごす事となる。後は異世界転生者でもある。
父親
アリアの父親であり王族であり竜の先祖帰りでもある。
母親
アリアの母親であり聖女の生まれ変わり前世の記憶を持っていて前世で先祖の竜の花嫁で父親と出会って結婚した。がこの話はまたのお話
ユウリ
魔法学の高3年生アリアの兄であり椿の幼なじみで仲が今でわなかがいい
エナ
魔法学の高2年生アリアの姉で皇太子と付き合うことになり皇太子の従兄弟でもあり幼なじみでもある。
皇太子
魔法学の高3年生でエナの従兄弟でもあり幼なじみでもある。
椿
魔法学の高3年生でユウリの幼なじみで椿は20歳までしか生きられない呪いをかけられていてユウリの婚約を断っていたがまたのお話
サヤ
子供の時アリアお世話をしていた母親が病で倒れてアリアが作った薬のおかげで治って以来、アリアのお世話をしていている。
料理人
アリアがあまり食べない事を心配していたけどアリアが料理をしたいと聴いて自分の料理があまりに口に合わない事を知った。事を知り料理人をやめようと決めた時アリアが自分の体力とか力の弱さを料理人に頼んだ。アリアの事を我が子のように愛し師匠のように思いながらアリアに料理を教わっている。
ゴースト
ゴーストに触れられたらその人間もゴーストに変わり徘徊する。
光を嫌い結界に浄化される。が使えるのは限られている。
文字数 35,157
最終更新日 2024.03.31
登録日 2022.12.16