ライト文芸 ヒューマンドラマ小説一覧
「誰にも迷惑かけてないから良いだろ?」
都内の私立高校に通う真黒 燈(マクロ アカシ)。
彼はアイドル顔負けのルックスを備え、社交的で生徒のみならず教師にも慕われている人気者。だがその実態は人を軽蔑することで自分の存在価値を見出す腹黒人間。
ある日ひょんなことから自殺をしようとしていた女性を助けてしまう。彼女は日比谷 ゆり(ヒビヤ ユリ)と名乗り、本性を表した彼に興味を持って……?
本音を隠す若者たちの群像劇。
この作品は「小説家になろう」の『そとづら悪魔とビビり天使』を改稿及び加筆したものになります。
現在は非公開となっておりますが完結後こちらでも転載予定です。
また「ノベラアップ+」でも当作品を掲載しています。
表紙は大橋なずなさんからいただきました。Twitter:@oohasinazuna
無断転載はご遠慮下さい。
文字数 130,515
最終更新日 2020.08.30
登録日 2020.07.31
良いことがなく失敗続きの自称“ダメ人間”三田貴子。このままではいけないと、彼女は一大決心をする。とある姉妹の何気ない1日の物語。
文字数 3,414
最終更新日 2020.08.22
登録日 2020.08.22
【ステキブンゲイ大賞3次選考通過作品】
先生からの虐めを両親に告白した妹は、嘘だと思われ逆に怒られてしまった。
行き場を失い、二階のベランダから身を投げた。だが死ねなかった。そのまま不登校に。
妹が心を開いたのは、唯一言葉を信じたお兄ちゃんだけだった。幼稚化、金髪化、甘ロリ化、不思議な言動。
様々な表現で自分を示す。お兄ちゃんは応えられるのか。
文字数 25,004
最終更新日 2020.08.15
登録日 2020.08.06
椎名はフリーで働くライターだ。
女性向けの雑誌記事を手がけるシーナと事件の隠された真実を暴く藍堂秦の二つの顔を使い分け、今日もまた新たな真実を暴き出す。
文字数 35,745
最終更新日 2020.08.07
登録日 2020.04.01
パスタの美味しいレストランのオーナー、朝倉ジン。後輩のミュージシャンだった寺道ユウヤをシェフに据え、二店舗目を展開している。アルバイトの竹中君数名に加え、パートの伊藤アキを雇った。伊藤さんはとても仕事ができるので助かっているけれど、そんな時に店の中でトラブルが、、、!
レストランでの人間模様や、スタッフの織り成す人間関係を切り取った一コマ。
今までシリーズで出て来た登場人物たちがちらほらと出演します。
*「君への嘘を、僕への嘘を」「となりの窓の灯り」、「空白の7階、もっと空っぽなその上の階」「何様だって言ってやる」「真面目な警察官は、やっぱり真面目に恋をする」と同じ世界線のお話です。
今回のお話でシリーズ終了となります。続けて読んで頂きましてありがとうございました!
同じ時を生きているけれど、同じではない。それぞれの人生が少しずつ絡まっている様子をお楽しみください。
文字数 13,682
最終更新日 2020.08.06
登録日 2020.08.06
家が他に比べて裕福で、親が大きな企業の社長だったり姉がそこの重役だったりすると「お嬢様」なんて呼ばれることがあるけど、私はこれがあまり好きではなかった。
文字数 3,162
最終更新日 2020.07.01
登録日 2020.07.01
私の通う大学の美術部には美人の先輩がいる。名前も学年も学部も全然知らないけれど、絵のモデルになってくれるし愚痴も聞いてくれる。これは私と先輩の縁の物語。
文字数 5,299
最終更新日 2020.06.23
登録日 2020.06.23
君の小説が読みたい
レンタル有り旧題:明日を見る桜と今日に降る雪。~きみ、まわる。ぼく、とまる。~
「六日後の十二月八日、日曜日。君は死ぬ」
十二月八日からタイムリープしてきたという一ノ瀬茉莉花。
彼女曰く、僕は今週末の日曜日、身近な誰かに殺されて死ぬらしい。
候補となるのは悪友である三木谷才人、そして会社の先輩である宇尾溜カロン。
どちらが僕を殺すのか? なぜ、僕は殺されるのか?
これは世界の片隅で起こった、ほんの些細な奇跡を書き留めた――僕が死ぬまでの、数日間の備忘録だ。
文字数 130,892
最終更新日 2020.06.17
登録日 2019.07.31
ある日、突然、頭に響いた声。
『我の名を呼べ』
それは突然聞こえた。
不思議なチカラと不思議な声。
日常で出会う不思議存在。
ちょっと背筋がひんやりする体験。
孤独な学生時代。
かけがえにない大事な存在との出会い。
大切な人との別れ。
覚醒と自覚を繰り返す。
ー私は誰でどこにいたのだろうー
-なんでこんなチカラあるんだろ-
一なんで私は生まれたんだろ-
-優しくなりたい-
自分や関わる人々との関わりの中で
今世での役割を探す。
少しづつシンクロし始める前世の記憶。
少しずつ辿る前世の人生。
少しずつリンクし始める。
はっきりと聞こえる龍の声。
ヒトは未来に向かって生きている。
今を生きて学ぶこと。
それでも、
過去【前世】から学ぶ事もある。
アナタには聞こえますか?
目に見えない不思議たちからの
不思議な声
さて、ゆっくり座って?
ちょっとしたお伽話でもしましょうか。
文字数 20,168
最終更新日 2020.05.19
登録日 2020.05.14
愛のパラドクスをテーマに描く、とある夫婦の物語。
前編「マリッジリングの罠」
翔と亜樹夫婦のマリッジリングには、不思議な機能がついているという。その機能を巡って交錯する二人の愛情。果たしてその行く末は――
後編「パラレル世界にかかる虹」
波塩博士には、忘れられない女性がいる。一目見た時から惹かれていた。
まだ学生だった若き日の彼が、その女性――亜樹を初めてデートに誘ったのは、ある年の七夕のことだった。
本作は、『ショートショート集Ⅲ』に収録した「マリッジリングの罠」の改稿版を前編とし、後編に「パラレル世界にかかる虹」を加えた、もうひとつの物語です。
文字数 16,259
最終更新日 2020.05.19
登録日 2020.04.30
大学三年生の冬、私はまだ将来の夢が決まっておらず今後の就職活動をどうしていくか悩んでいた。
自身がどうしていきたいのか、何がしたいのか。
全く分からず、投げやりに人生を歩んできた自分に嫌気がさしていた。
だが、ある帰り道に不思議な太陽光の現象を見て写真を撮っていたら一人の青年に出会う。
彼は有名な人を撮る天才のプロカメラマンなのだが、色々と謎が多く、私はそんな彼に魅了されていく。
彼という人間に触れていくとともに私の心情にも変化が起こり、そして忘れもしないあの日、私に彼からの手紙が届く___。
小説家になろうでも配信しております。
文字数 4,423
最終更新日 2020.05.13
登録日 2020.05.13
『ねこのお話、集めました』
ねこが登場するお話を集めた短編集。ささやかだけど温かな明かりが心に灯る短編・6編。
*クールな元野良猫・エストとおばあさんの、何気ないけど優しい日々。――始まりの猫
*お星さま、お星さま……猫のもみじは不思議な星の力を使って、大好きなあの子に会いにいく。――もみじとよもぎ
*憎らしいほど愛しいあなた。あなたはいったいどこから来たの?――Darling Darling
*世界中の猫たちが、命あるものたちが幸せでありますように。――きみのねだん
*心が疲れた時に読んで欲しい物語。――星のアンブレラと黄色い長靴
*猫一匹と、とある夫婦。そして病気の物語。――猫と北風
文字数 32,810
最終更新日 2020.05.13
登録日 2020.04.02
「アンタがママの再婚相手だなんて、絶対に認めないから!」
ミュージシャンである主人公宅のドアを蹴り上げて叫ぶのは、今は亡きバンド仲間の娘だった。
来年中学卒業を控えた少女は、主人公が母親の再婚相手だと勘違いし、家出してこの家に舞い込んだのだ。
「彼女はただの元バンド仲間だ」と誤解を解き、話を聞く。
友人とその恋人は、主人公の元バンド仲間だった。解散後結婚し、この少女を産む。
娘の母親から「娘を預かってくれ」と連絡が。
新しい父親を受け入れられない少女は、夏休みの間だけ同居を始めた。
共に暮らしているうちに、主人公は友人が抱えていたコンプレックスに気づくことになる。
少女の抱える亡き友の幻影を、主人公は取り払うことができるのか。
カクヨム、ノベルアッププラスでも公開中
文字数 29,034
最終更新日 2020.05.11
登録日 2020.04.26
――普通って、なんだよ。普通の子供ってなんだ。
人の眼を見ると、その記憶や思考を細かに受け取ってしまう力を持つ青年、日下部理音。その力のせいで忌み嫌われ、両親を無理心中で失ってしまった過去を持つ理音は、今はイラストレーターの仕事をして生活していた。
そんな理音の家に、突如として現れた不思議な碧い髪の少年。彼はあちこち記憶を失い、自らの名前さえも思い出せない状態だった。ただ一つわかっていることは、彼が“別の惑星から逃げてきた異星人”であるという事実のみ――。
アオ、と名付けた少年をなりゆきで助けてしまった理音は、次第に“誰かに必要とされる喜び”を知っていく。しかし、アオには異星からの追っ手が迫りつつあった……。
孤独なサイコメトラーと、悲劇を背負った宇宙人。これは彼らの、奇妙な友情と戦いの物語。
文字数 138,608
最終更新日 2020.05.01
登録日 2020.04.04
文字数 6,801
最終更新日 2020.05.01
登録日 2020.04.19
文字数 121,079
最終更新日 2020.05.01
登録日 2020.04.26
文字数 37,614
最終更新日 2020.04.30
登録日 2020.04.30
~あらすじ~
法改正にて政府の苦渋の決断により、少年法が廃止され、代わりに『特別観察官制度』が実施されてから十年。
細山明子という名の女子高生が陰湿ないじめが原因でとある駅から飛び降り自殺をする事件が発生。彼女を死に追いやった小田 恵は、この事件の犯人として警察に書類送検される当日、その警察から逃れるべく自宅から逃走。あてもなくさまよい続けたことで、ある路地裏に着いた時点で足を動かす事も出来なくなる程体力を消耗し、その場で疲れ果ててしまう。そんな彼女に手を差し伸べたのは、顔立ちの良い丸坊主の青年、大木彰だった。
文字数 31,286
最終更新日 2020.04.30
登録日 2020.04.30
「縁切り主になりなさい」
十六歳の高校生、藤原蘇芳(ふじわら すおう)は祖母からある日突然そう命じられる。
話を聞くに、縁切り主とは悪縁を断ち切ることで人を幸福へと導く仕事らしく、神主の一族である藤原家が代々受け継いで来た重要なお役目だそうだ。
人の縁を切るという悪趣味な行為が受け入れられず一旦は断る蘇芳だったが、精霊を名乗る少女との出会いや悩みを抱えた人々との触れ合いが、次第に蘇芳の心を変えていく。
人のつながりをテーマにした心温まるヒューマンドラマ。
第一章:思春期プライド
ある日、藤原蘇芳は祖母から縁切り主になることを勧められる。数百年前から代々受け継がれてきた人の悪縁を断ち切る仕事らしいが、いまいち受け入れられない。
誘いを断る蘇芳。そんな彼はあるとき一人の家出少女と出会う。どうやら少女は母親と喧嘩して飛び出してきたらしく機嫌が悪い。どうにかして家に帰そうとする蘇芳だったが、強情な彼女に手を焼いていた。そんなとき、縁切りの精霊を名乗る少女(ヨスガ)にある提案を持ちかけられる。
第二章:リアルわたしエクスプレス
いつものように屋上で授業をサボっていると、蘇芳の元に一人のクラスメイトが訪れる。蘇芳に用があるというクラスメイトは、なぜだか蘇芳に弟子入りしたいらしい。面倒に思い適当にあしらう蘇芳だったが、彼女の悩みを聞かされて少しだけ付き合ってやることに。
第三章:再開は死んでから
蘇芳は下校中、一人の幼子に声をかけられる。迷子かと思い話を聞くと、なんと彼女は人間ではない(妖怪や幽霊の類)らしい。旧友を探しているという彼女に蘇芳も協力することとなる。旧友はターカナと呼ばれる人間だそうで、彼女との思い出を楽し気に語る幼子。しかし、忍び寄る残酷な運命が彼女たちに苦渋の決断を迫る。
最終章:俺とヨスガとリグレット
両親を早くに亡くした蘇芳を女手一つで育て上げてくれた祖母。十年以上寝食を共にしてきた祖母は、蘇芳にとって血のつながり以上にかけがえのない存在になっていた。だからこそ、突然に祖母からもう長くないことを告げられると悲しみ以上に胸にくるものがある。けれど、長年縁切りの任で連れ添ったはずのヨスガと祖母は言葉を交わそうとしない。そもそも、二人が話している所を蘇芳は見たことがない。何か理由があるのだろうか?
過去が明らかになるにつれて、物語は終幕へと向かう。
文字数 112,905
最終更新日 2020.04.29
登録日 2020.04.29