ライト文芸 コメディ小説一覧
私、奔馬鹿ノ子は年季の入った少女小説読み。
最高の少女小説を作る、という夢を抱き、少女雑誌『リリン』編集部に入った。
しかし、配属されたその日、私はおかしな応募原稿に出会う。
封筒にある名前は田原小鳩。筆名は巌流島喜鶴(きかく)とある。少女小説の筆名としてはゴツすぎる。
「それ捨てていいよ、セクハラだから」と先輩は言うけれど、応募原稿を読みもせずに捨てるなんて出来ない。
応募原稿を読んでみたところ……内容はなんと、少女小説とは程遠い、官能小説だった!
えっちなものが苦手な私は、思わず悲鳴をあげてしまった。
先輩にたずねると、田原小鳩(巌流島喜鶴)は五年間几帳面に官能小説を送りつけてくる変態なのだという。
でも五年間もいたずら目的で送り続けられるものなのだろうか?
そんな疑問を抱いて、えっちな内容に負けずに、なんとか原稿を読み終えて確信した。
いたずらで書いたものではない。真面目に書かれたものだ。なにかの間違いで、リリンに送り続けているのだろう。
そして、少女小説読みの勘が、キュンの気配を読み取った。
いてもたってもいられず、田原小鳩に連絡をとることにした。
田原小鳩は何をしたくてリリンに官能小説を送り続けているのか、知りたかったからだ。
読まれずに捨てられていい作品じゃない、と思ったのもある。
紆余曲折を経て、なぜか私と田原小鳩(37歳・男性)は、二人で最高の少女小説を作ることになったのだった――!
文字数 119,929
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.04.29
文字数 34,088
最終更新日 2024.02.29
登録日 2024.02.01
辺境都市ピースからやや離れた畑の近くにある喫茶店。
この店には珍しいお菓子を出すお店として有名なのだが、実力が無いとたどり着けない場所にある。
大半のおきゃくさんは男性客に人気のお店で稀に女冒険者たちも来る。
文字数 68,811
最終更新日 2023.03.21
登録日 2022.12.28
▷2022/02/24 沖田総司SS「泡沫の願い」完結しました!
▷2022/03/24 藤堂平助SS「蝶々結びの片紐」更新開始しました!
▷ただいま週2更新です!
壬生浪士組の一員として、幕末という激動の時代を駆け抜けようと決めた璃桜。
一生懸命に歴史に抗っても、残酷に廻っていく時計の針。
「……私を置いて、逝かないで」
「くそ餓鬼。いい子にしてろ」
叶わなくても届かなくても。
ただ傍にいることができるなら私は何も望まない。
私は貴方を護るって、そう決めた……。
笑いあり涙ありの新撰組の物語、ただ儚く君を想う2巻。
Start:2020/04/29
Goal :??????
文字数 123,330
最終更新日 2022.04.25
登録日 2020.04.30
私は猫だ。美しき黒い毛並みを持つ猫様だ。
本来私にはシュヴァルツやノワールのように高貴な名前を与えるべきだというのに何だポン子って!
おい社畜!おやつにはチャオ○ゅーる寄越せ!
傍若無人な猫様と、仕事に疲れた社畜のほのぼのドラマです。
(全8話)
文字数 29,667
最終更新日 2022.06.20
登録日 2022.06.06
高校一年生の藤宮樹は入学式に向かう途中、同じ高校の制服を着た白く美しい女子高生が目に入った。
そう、彼女の名前は噂の高校二年生「氷波冬華」。
美しさは言うまでもなく、中学にまで噂が流れる超絶美少女の彼女が思わず目に入った。
俺とは住む世界も違う、きっと相いれない人種で、こんなくだらない普通の男なんか相手にされない――なんて考えていると、信号が青になり歩道を渡る彼女。
しかし、その反対側から赤にもかかわらずスピードを緩めない一台の自動車が見えてしまう。
勝手に身体が動く樹。
——ガシャン!
彼女を思いっきり突き飛ばして、宙を舞う樹の身体。
受け身をとれたが痛みだし、気が付くと病院に居て「友達出来ないコースかな」と思っていると夕方、その女子高生がベッドの隣に座っていて……。
この物語は——そんなひょんなことから出会う人生を諦めていた美少女と普通の高校生、優しさに触れて変わっていく二人の恋愛ストーリーである。
文字数 20,520
最終更新日 2023.07.17
登録日 2023.07.15
食べることは嫌いではないけれど、料理はすんごく難しい。手料理に関しては不器用でドジな総合職植本璃々子32歳は幾ら作ってもメシマズだった。
すると彼氏に料理する女が一番と浮気されフラれてしまった。
散々泣いてたどり着いた夏祭りの神社で璃々子は祈る。
───私だって本当は料理が得意になりたかった。
そして願いは叶えられ、何故か高校生になってしまった上本璃々が『食べさせた相手にだけ効果的な』料理チートをゲットし、その能力と周囲のリアクションに励まされ料理???を頑張ってみる話!目指すは元彼への復讐!!尚、どうしてか騒ぎになってる模様。
小説家になろう、ハーメルンにも投稿しています。
※尚、小説の主人公はおにぎりしか作りません
文字数 82,007
最終更新日 2024.04.07
登録日 2024.03.02
面倒な接待やパワハラを受けながらも日々普通に生きる営業職の男、井口泰平。
プロポーズされてからの思わぬ婚約破棄に、自暴自棄になる女、石口由香里。
キレイな顔で女性にモテたが、学生時代から性別への悩みを抱えて生きてきたジェンダーレスの谷真守。
心の支えだった最愛の妻を亡くし、絶望する男、西岡礼司。
つらい経験、悲しい過去を持つ4人は、ある日偶然にも同じ電車に集う。
そして、彼らには共通する想いがあった。
『目的の駅は遠いから座りたい』
それぞれの悲しき想いを胸に、絶対に負けられない戦いを制し、その座に座るのは果たして誰なのか。
血眼で座ろうとする彼らの運命はーー。
文字数 61,560
最終更新日 2022.01.18
登録日 2021.07.08
文字数 17,493
最終更新日 2023.02.10
登録日 2023.02.07
【※一人称のラブコメディ小説です。官能小説ではありません】
高校2年生でガリ勉な俺(矢上)は、クラスメイトの吉沢(よしざわ)萌衣(めい)に片思いをしている。
天然な矢上は、告白しないまま、時は過ぎていた。
そんなある日、吉沢萌衣と放課後の教室で二人きりになれた。
矢上が帰宅してインターネットで、いやらしいサイトを検索する。
欲望を抑えず動画を再生した。そこには、顔を少し隠して可愛らしい下着を紹介する吉沢萌衣の姿が!
学校では、「黙ってて欲しい」と吉沢に頼まれる。
矢上は好きな吉沢萌衣を、闇の道から救おうと行動し始める!
●イラストはフリー素材「いらすとや」様の画像を、「バナー工房」様で加工したものです。
文字数 10,928
最終更新日 2019.05.17
登録日 2019.05.11
神代の時代から、開けば厄災が起こる十二の岩戸が、日本には存在する。
扉の鍵「宝竜の御鏡」を奪おうと企む闇の勢力から、十二家の退魔師が代々これを守ってきた。
十二家の一つ青海家の分家筋に生まれた双子の麗華と麗羽。
金色の瞳を持つ妹の麗羽(れいは)は、出産時に母を失い、「母殺し」と父親に憎まれ虐げられる日々。
姉の麗華は名前の通り眉目秀麗で破邪の才に優れ、自分を押し殺すことでしか生きれない麗羽は超内向的なインドア派に。
ある日、青海一族の守り神「宝竜」と邂逅するも、目立つことが嫌いな麗羽はひた隠しにする。
そんな中、全国の退魔業に就く者をまとめる陰陽庁から、青海の本家にお達しが下る。
「金目を持つ女の血は鬼を招く」から「殺処分に」。
麗羽は拘束され、鬼界と現世を行き来できる「渡し人」椋梨凌空(くれなしりく)に預けられてしまう。
しかし、渡った先の鬼界には現世と変わらぬビルが並び立つ都会。
経済的に裕福になった鬼たちは、もう人など食べないのだという。
おまけに凌空は、鬼界に現世の品物を輸入する代行業を営んでいた。
「お前、宝竜を宿しているよな。だったら、岩戸を開閉できるはずだ。もっと大儲けするから手伝え!」
「えっ? え! ええええっ?」
こうして麗羽は凌空の経営する「陰陽商事」へと入社することになってしまい――。
文字数 25,547
最終更新日 2023.03.19
登録日 2022.12.31
文字数 10,107
最終更新日 2024.04.14
登録日 2022.04.03
恋の辿る道筋は、人それぞれの旅模様。
早くて良いというものでもなく、遅いから悪いというものでもなく。
いずれ結局、訪れる。
早くて遅く、迂闊で地に足のついた、不器用器用な幼馴染の恋の始まりを、どうぞお楽しみください。
o♡o。+。o♡o。+。o♡o。+。o♡o。+。o♡o。
ノベルバにも掲載中 少しだけ内容が違います。
☆ボイスノベルがあります。
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
近々、『れおぽん短編集』の方に入れてしまう予定です。
よろしくお願いします。m(_ _)m
文字数 10,252
最終更新日 2023.04.01
登録日 2023.03.31
2007年6月。ごくごく普通の新郎、クガ ガクトは、晴れの舞台においても、自らを自ら窮地に追い込んでしまうのであった……
文字数 22,422
最終更新日 2019.06.28
登録日 2019.06.23
ちょっとだけ古い現代物妄想芸能ファンタジー
身内の不始末で奔走結果、封印していた芸能世界への迷走
好き勝手に展開する、自己満足的なラブコメ的な何見覚えのある聞き覚えのある何か誰か数多があるかもしれませんが、飽く迄も架空のナニカです
現物生物ではありません
業界っぽくなるのは6章7章辺り?
登場人物、全員が基本屑、問題有
超法規的ご都合展開
残酷描写性差別公序良俗に反する不快な表現有
飽く迄も妄想であり、非現実であり、『この物語は法律法令に反する行為を容認推奨しておりません』
合わない方は即刻忘れて別の方のお話を楽しんでください
文字数 42,412
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.03.30
文字数 6,373
最終更新日 2020.10.23
登録日 2020.08.10
時は平成。かるた愛好クラブ所属の主人公・志木谷 桃菜は女子中学生。ある日桃菜は、百人一首の勝負を持ちかけられる。
クラブ活動の一環ではない。
お嬢様っぽい雰囲気の女子から、同級生の男子、聖を賭けての勝負しろと言われる。
(えっと……私は聖に恋愛感情はないのですが……)
争うつもりのない桃菜。だが、対戦相手の女子生徒は、勝負を受けないならば桃菜の秘密を公開すると宣言。
困った桃菜は、お嬢様から目をつけられ、もっと困っている美少年、聖(ちょっと気弱)とともに百人一首の修行を開始するが!
文字数 3,926
最終更新日 2020.05.23
登録日 2020.04.29
俗に読書が大好きな人のことを揶揄して、本の虫と言うことがある。
もちろん実際にそんな名前の虫が存在するわけではない。
と、佐藤アカリもそう思っていた。
その日までは・・・。
文字数 9,621
最終更新日 2018.01.03
登録日 2018.01.03
数年前に突然引っ越した幼なじみ、神楽崎乙女が突然俺の家の隣に引っ越してきた。
だが彼女は昔とは打って変わって冷徹女に成り下がっていた!戸惑う俺だがいつの間にかそんな日常にも慣れ始めていて……。
文字数 2,959
最終更新日 2020.04.21
登録日 2020.04.20
卒業式間近。速水は教室の窓をぼんやり見つめている。一時限目、チャイムの音が鳴っても担任の櫻井先生が現れないのだ。生徒たちがざわめきだしたころ、凄い勢いで入ってきて、転びそうになる先生。どうやら、教室を間違えたらしい。
——そう、うちの先生は天然なのだ。
文字数 3,759
最終更新日 2022.06.07
登録日 2022.06.07
誰かに味方するってことは誰かを敵に回すこと。
そんなのは嫌だといくら嘆こうが、裏では誰かが傷ついていたりする。
江坂健二は人生をかけて賭するものを探していた。
それを持っていてそこに向かって真っ直ぐに進んでいる、ように見える野間 雅人を羨ましく思っていた。
傷つけ合うのはとっても悲しいから、みんな悩むし、怒るし、頑張るし諦める。
自分と違う頑張り方をしてる奴なんか見つけちゃうととそいつが悪者だって錯覚に陥ってきたりもする。
車塚 晶 は舐められることを恐れていた。自らの行動に違和感を感じても辞められない。例え誰かを傷つけたとしても。
第一章
車塚晶は、後輩にストーカー被害の相談されていた。健二と雅人の二人は興味本位で晶の跡をつけ、ストーカーと対決しに行くところを…
第二章
高槻 亜衣 にはちょっとエッチな秘密があった。そんな秘密に惹かれた健二と雅人は亜依と友達になるべく身体を張った一芝居をうつが……
文字数 75,634
最終更新日 2018.08.11
登録日 2018.04.17
「ここは俺が払うよ!」
「いや、私に出させて!」
レジに伝票を持って行くまでは、その結果は誰にもわからない……
取って取られての伝票取り合戦が、今ここに開幕!!
*この作品は「カクヨム」「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベルアッププラス」でも公開しています。
文字数 4,007
最終更新日 2020.11.20
登録日 2020.11.20
ここは人間と死神、そして罪人<ギルト>が存在する世界。
ある日、人間である主人公、藪坂透<やぶさか とおる>は罪人に行き遭い、襲われる。
半身を切断され万事休すかと思われたが、そこで現れたのは。
「大丈夫?寒くない?」
赤くて紅い瞳をした死神、秋弩川紅葉<ときのがわ くれは>であった。
そして紅葉に失った半身を再生して貰うが、その代償として透は人間でありながら死神として罪人を裁く、死神見習いという存在になる。
透は、果たして無事に死神見習いとして罪人を裁くことが出来るのか。
これは、本物の死神になるまでの物語。
文字数 10,408
最終更新日 2021.09.26
登録日 2021.09.26
実籾身延は路線バス運転士である。
平々凡々な彼であるが、一つだけ欠点があった。
それは車両故障が異常に多いのだ。
故に意図的な故障を誘発しているとあらぬ疑いを掛けられ、彼は上司に詰め寄られてしまう。
果たして彼は疑いを晴らすことが出来るのか……
文字数 18,513
最終更新日 2022.12.31
登録日 2022.12.11
文字数 1,388
最終更新日 2021.01.13
登録日 2021.01.13
「九州の静かな町で暮らす17歳の少女・鈴芽(すずめ)は、『扉を探してるんだ』という旅の青年・草太に出会う。彼の後を追って迷い込んだ山中の廃墟で見つけたのは、……」
「待て、どこかで聞いたあらすじだ」
文字数 1,383
最終更新日 2022.12.08
登録日 2022.12.08