BL 恋愛小説一覧
──みんな、ぼくを捨てていく。
母に捨てられたトラウマを抱える青年、アルバ。
彼は半神半人という生まれの特殊さからサーカスに拾われ、そこで初めて恋をする。
しかしその相手は、ひどく身勝手な男だった。
初恋を散らし失意に落ちたアルバを見そめたのは、国の重鎮の一人息子であるラス。
アルバと同じ半神半人だが、ラスの育ちは彼とはうって変わって裕福で愛に満たされたものだ。
彼のまぶしいほどの明るさに戸惑いながらも、アルバは心を開いていく。
困難を乗り越え、運命めいた繋がりで結ばれるアルバとラス。
しかし、その運命は悲劇そのものだった。
因縁に翻弄され、愛憎の中を生きる男の一生を描く物語。
全6章の予定です。
2025.3.18
お知らせ:ややこしいのでカテゴリをBLにしました。
感想等、お気軽にくださると嬉しいです!
誤字脱字はおいおい直していきます。
※暴力、残酷描写あり
※男女カプあり
※ストーリー重視です
文字数 209,289
最終更新日 2024.04.28
登録日 2023.06.25
男同士いわゆる「BL」って言うの?そんな気持ちなんざオレには絶対に無縁な話しなんだと思っていた。
思ってたのに…。
文字数 3,307
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.28
(2024.3.24 高校生編2終了)
両親と離れ一人孤独だった慶太。
容姿もよく社交的で常に人気者だった玲人。
高校で出会った彼等は惹かれあう。
「君と出会えて良かった。」「…そんなわけねぇだろ。」
甘くて苦い、辛く苦しくそれでも幸せだと。
そんな恋物語。
浮気×健気。2人にとっての『ハッピーエンド』を目指してます。
*1ページ当たりの文字数少なめですが毎日更新を心がけています。
文字数 201,902
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.01.27
タリュスティン・マクヴィス。愛称タリュス。十四歳の少年。とてつもない美貌の持ち主だが本人に自覚がなく、よく女の子に間違われて困るなぁ程度の認識で軽率に他人を魅了してしまう顔面兵器。
サークス・イグニシオン。愛称サーク(ただしタリュスにしか呼ばせない)。万年二十五歳の成人男性。世界に四人しかいない白金と呼ばれる称号を持つ優れた魔術師。身分に関係なく他人には態度が悪い。
とある平和な国に居を構え、相棒として共に暮らしていた二人が辿る、比類なき恋の行方は。
*←少し性的な表現を含みます。
苦手な方、15歳未満の方は閲覧を避けてくださいね。
文字数 615,339
最終更新日 2024.04.27
登録日 2023.10.29
とある夏の真昼間。とある事情で徒歩で会社へと帰宅していた、サラリーマンの日陰典理はもう限界と公園の日陰で意識を失った。そんな典理を助けてくれた親切な人、水郷泉は近くの友人宅へと典理を運んで介抱することに。
そこで頂いたかき氷がまさかこんなことになるなんて。
ちょっとばかり子どもに対して配慮のかけた大人たちが出てきます。柔らかく書いているつもりですが、苦手な方などいましたら気を付けてください。
因みにその大人たちは懲らしめられますのでそこは安心してください。
夏の暑い日。楽しい気持ちになれたらいいなと思い書きました。
文字数 13,875
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.26
法人サポート部には将来有望な若手エンジニアが二人ほどいる。
みんなに愛される直情型大型犬、別名暴れるゴールデンレトリバー、海藤真樹と、クールで笑わない(除く営業スマイル)、でも顔と職務遂行能力はとびぬけて優秀な不機嫌な王子様こと、樋口陽。
ともに同じ部署で同期として勤める海藤と樋口は、少々気の合わない同僚として働いていた。──あの深夜勤務までは。
ちょっとしたいたずら心から始まったマウントの取り合い。そしてそこから恋を自覚するまでのお話。
初出は別名義の某サイトで。その後pixivでも披露していますが、こちらでは改稿しつつ、ちょっとRぎりぎりのお話も入れていく予定です。
文字数 58,160
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.07
※この物語は同性の2人が幸せになるまでのお話です。
【あらすじ】
僕 天乃 幸佑(あまの こうすけ)は
生まれながらにして呪われていました。
呪いをかけた相手は実の両親からでした。
僕は14歳にして、右足を失い
代わりに鉄の足を手に入れました。
高校生活をおくっていたある日、
転校してきた“彼”に出会いました。
彼は、運動も勉強も容姿も性格も
何もかもが完璧でした。
彼はクラスの偶像でした。
君は僕がなりたい存在でした。
憎くてに憎くて
けれど、
「愛していました。」
いや、もしかしたら
愛していなかったのかもしれない。
僕たちの間にあったものは、
愛の以上の“何か”でした。
大事なものとして慕う心が“愛”なのならば
私達の間にあるのは一体何なのでしょう?
僕の恋人はみんなに愛されて、
誰からも愛されていませでした。
僕の恋人は、
とてもいい人でしたよ。
自分の“臓器”を僕にくれたのですから。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
癌により右足を無くした
天乃 幸佑(あまの こうすけ)は、
転校してきた七瀬 愛無(ななせ まなぶ)に出会う。
運動も勉強も顔も性格も何もかも完璧で人気者の彼、そんな彼に密かに “愛”のようなもの抱く。
自分とは真逆の彼…遠くから見るだけの存在。
それだけで満足だったのに、
日に日に想いは強くなり、
遂に自分も知らなかった気持ちを伝えてしまう。
「ほな試しに 恋愛してみる?」
突拍子無い言葉に驚いた幸佑だが、
二人は晴れて恋人に。
二人の間に出来た新しい関係。
これから幸せな毎日が……と思っていたが
それは“始まり”に過ぎなかった。
なぜなら
“二人の間に愛なんてものはできなかったのだから”
しかし、愛以上の“なに”かだった。
愛と呼ぶには“生易しい”ものでは無かった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
この物語は同級生のBLホラーです。
完璧美少年の “七瀬 愛無(ななせ まなぶ)”
×
“天乃 幸佑(あまの こうすけ)”
⚠️多少?過激な表現(シーン)がありますので苦手な方は避けてください。🙇♂️
また、こちらの作品は2週間に1回(金曜日)の19時以降 に更新しています。
文字数 27,338
最終更新日 2024.04.26
登録日 2022.01.20
主人公ジョエル・メトラはとある店を営んでいた。
ナマン・クーティとフランソワ・フェレオルという従業員が二人おり、魔法を使用した商品を販売していた。
あるとき、男たちが店にやってきて『力を貸して欲しい』と言ってきた。
そして、急遽城へ向かい説明を国王陛下から受けることに。
「君たちは『魔物』って聞くと異形の生物を想像すると思うんだけど、人間の形をした意志疎通可能な『魔物』の存在を知ってるかな」
まさか、その存在との出会いがすべての始まりであるとは思いもしなかった。
文字数 20,702
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.03.02
タイトル変えました。(旧題:とある商店街のお茶屋さん)
あの時、地元の神社にて俺が初めてヒートを起こした『運命』の相手。
その『運命』の相手は、左手に輝く指輪を嵌めていて。幸せそうに、大事そうに、可愛らしい人の肩を抱いて歩いていた。
『運命の番』は俺だったのに。
俺の番相手は別の人の手を取って、幸せそうに微笑んでいたんだ
◇◆◇◆◇
のんびりと日々人物鑑賞をする主人公の物語です。
BL設定をしていますが、中々BLにはなりにくいです。そんなぼんやりした主人公の日常の物語。
なお、世界観はオメガバース設定を使用しております。
本作は『ある日突然Ωになってしまったけど、僕の人生はハッピーエンドになれるでしょうか』の登場人物が多数登場しておりますが、ifでも何でも無く、同じ世界の別のお話です。
※
誤字脱字は普段から在籍しております。スルースキルを脳内に配置して読んで頂けると幸いです。
一応R15設定にしましたが、後程R18へ変更するかも知れません。
・タグ一部変更しました
・主人公の実家編始まりました。実家編では嵯峨憲真主体になります。
文字数 220,267
最終更新日 2024.04.10
登録日 2021.07.25
アビスという骸骨に皮をはりつけたような食人種がいた、そして彼らを倒すものをアビスハンターと呼んだ。俺はロンというアビスハンターで、その子が十歳の時に訳があって引き取った男の子から熱烈に求愛されている!? それは男の子が立派な男になっても変わらなくて!!
番外編10歳の初恋 https://www.alphapolis.co.jp/novel/400024258/778863121
番外編 薔薇の花束 https://www.alphapolis.co.jp/novel/400024258/906865660
番外編マゾの最強の命令 https://www.alphapolis.co.jp/novel/400024258/615866352
★★★このお話はBLです、ロン×オウガです★★★
小説家になろう、pixiv、アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、fujossyにも掲載しています。
文字数 94,830
最終更新日 2024.03.30
登録日 2024.03.01
ねえ、運命って信じる?
四つの宗教。四大国家。
そんな異世界に召還された双生児の兄弟。
小国華南の皇太子、瀬希に助けられるが、外見が少女、それも美少女にしか見えない弟を側室として迎え入れることになる。
ふたりが異世界人であることを隠すには、それしか手段がないという。
その頃、大国シャーナーンでは、新興国ダグラスが人型の召還獣を召還したと聞いて、唯一絶対の神の座を揺るがし兼ねないと王太子、アレクが弟、カインを連れて諸国を探る旅に出る。
同じ頃、ダグラスの大統領ウィリアムも、召還したふたりをひた隠し、小王国ルノールの世継ぎの君、レスターと対峙していた。
3カ国が動き出した頃、その中心になるべき運命にある華南では、迎え入れた側室綾都の問題が次々と浮上して?
複数のサイトで公開中です。
文字数 134,297
最終更新日 2024.03.22
登録日 2022.10.26
死に救いを求める受けーー雑食闇の腐女子に捧ぐおすすめBL小説
幼馴染三人、朔、修斗、海の三人はお付き合いの後結婚。第一子を身籠り幸せな毎日を送っていたのだが、、、。執着攻め二人×流され受け(馬鹿ではない) *男性妊娠、出産、多重婚、死産、鬱、監禁、自傷表現あり 苦手な方はお読みにならないようご注意ください。お好きな方は安心してお進みください。初めての小説投稿です。至らぬ点などお気軽にお申し付けください。
カクヨム、Pixiv、アルファポリス、ノベルアップ+、エブリスタ、魔法のiらんど、野いちご、ノベマ!、ベリカフェ、ノベルバにも重複投稿予定です。
文字数 9,900
最終更新日 2024.03.11
登録日 2024.03.11
七人組男性アイドルグループのメンバーであるレイジは、メンバーのテツヤと恋人同士。メンバーの怪我により、メンバーはそれぞれ個人活動を強いられていたが、ソロ活動を終えたメンバー四人は、演劇訓練所へ送られる事に。アイドルの墓場とも言われる訓練所は、国内に二カ所ある。あろうことかレイジとテツヤはそれぞれ別々の訓練所へ送られてしまった。レイジと同じ訓練所へ送られたカズキは、恋人と別れて以来元気がない。レイジが甲斐甲斐しく世話をしていると、カズキから好きになってしまったと言われ……。
文字数 22,795
最終更新日 2024.01.20
登録日 2024.01.11
魔道士はひ弱そうだからいらない。
そういう理由で国の姫から婚約破棄されて追放された僕は、隣国のギルドの町へとたどり着く。
そこでドSなギルドリーダー様に拾われて、
ギルドのみんなに可愛いとちやほやされることに……。
文字数 25,968
最終更新日 2024.01.07
登録日 2023.12.21
「お兄ちゃん、私の代わりに魔法少女やってくれない?」
「……は??」
◇◇◇◇
いつからか、この世界には超常の力を使い好き勝手暴れる存在が現れるようになった。
街は破壊され、社会は混乱し、国家はその役割を果たせなくなっていく。
人類はその未知に抗うことも出来ず、地球という星は人が簡単に死ぬ世界になってしまった。
『魔法少女』
そんな世界に都合よく現れた、魔法という同じ超常の力を操りながら人類の脅威と相対し人々を守る存在。
この世界の人々にとってそれはまさに希望の象徴、正義そのものである。
例えそれが、まだ成人もしていない少女に全てを押し付ける事になってしまっていたとしても……
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※カクヨム、小説家になろう、ハーメルンにも投稿しています。
文字数 96,547
最終更新日 2023.12.24
登録日 2023.10.25
竜人の国、アルディオンの王ジークハルトの后リディエールは、か弱い人族として生まれながら王の唯一の番として150年竜王妃としての努めを果たしてきた。
2人の息子も王子として立派に育てたし、娘も3人嫁がせた。
これからは夫婦水入らずの生活も視野に隠居を考えていたリディエールだったが、ジークハルトに浮気疑惑が持ち上がる。
帰れる実家は既にない。
ならば、選択肢は一つ。
家出させていただきます!
元冒険者のリディが王宮を飛び出して好き勝手大暴れします。
本編完結しました。
文字数 162,668
最終更新日 2023.12.04
登録日 2023.10.04
現代に吉原がある世界。
吉原一と呼ばれた花魁がある日突然姿を消した。
その花魁は「伝説の花魁」と呼ばれ、数年経った今でも人々の記憶に残り続けている。
その中で頭を悩ませる男が1人。
「一体いつになったら俺のこと、忘れられるんだ!?」
元吉原一と呼ばれた男は、地味にひっそりと会社員として過ごしていた。
しかし、その平穏な日常も花魁の正体を知る元客だった男に再会したことで脅かされることになる。
伝説の花魁と呼ばれた男と、その花魁を引退することになった原因の男が出会い、止まっていた時が動き出す・・・!
文字数 13,260
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.10.31
政界の要人を数々輩出し、国中にその名をとどろかす名門・忠清寺(ちゅうしんじ)の僧見習い・空隆(くうりゅう)と澄史(とうし)。容姿端麗なだけでなく、何をやっても随一の空隆は早くから神童と謳われていたが、ある夜誰にも何も告げずに寺から忽然と姿を消してしまう。それから十年の月日が経ち、澄史は空隆に次ぐ「第二の神童」と呼ばれるほど優秀な僧に成長した。そして、ある事件から様変わりした空隆と再会する。寺の戒律や腐敗しきった人間関係に縛られず自由に生きる空隆に、限りない憧れと嫉妬を抱く澄史は、相反するふたつの想いの間で揺れ動く。政界・宗教界の思惑と2人の青年の想いが絡み合う異世界人間ドラマ。
文字数 92,323
最終更新日 2023.11.27
登録日 2023.09.29
ハヴィことハヴィエスは若くして第二騎士団の副団長をしていた。
今日はこの国王太子と幼馴染である親友の婚約式。
従兄弟のオルトと共に警備をしていたが、どうやら婚約式での会場の様子がおかしい。
不穏な空気を感じつつ会場に入ると、そこにはアンセルが無理やり床に押し付けられていたーー。
物語は完結済みで、毎日10時更新で最後まで読めます。(全29話+閉話)
(1話が大体3000字↑あります。なるべく2000文字で抑えたい所ではありますが、あんこたっぷりのあんぱんみたいな感じなので、短い章が好きな人には先に謝っておきます、ゴメンネ。)
ここでは初投稿になりますので、気になったり苦手な部分がありましたら速やかにソッ閉じの方向で!(土下座
性的描写はありませんが、嗜好描写があります。その時は▷がついてそうな感じです。
好き勝手描きたいので、作品の内容の苦情や批判は受け付けておりませんので、ご了承下されば幸いです。
文字数 99,253
最終更新日 2023.11.25
登録日 2023.10.30
「お前が俺を召喚した奴か?」
アスタール公爵家の長男として生まれた俺には、前世の記憶がある。どうやら俺は16歳で死んだらしい。…童貞で。
だから今世こそ、可愛い彼女を作って幸せになるぞ!と息巻くも、俺が転生した世界は恋愛事情がフリーダムだった…。
つまり、異性婚はもとより同性婚も当然の世界だったのだ!ちなみに俺の両親は夫夫。そして、生物学的に父親である母親(?)の容姿をそっくり受け継いでしまった俺は、男女問わず…じゃなく、男に異常にモテてしまう体質をも受け継いでしまった。
当然可愛い彼女は夢のまた夢で、現実は俺に目茶苦茶厳しかった。
そして俺が16歳になった時。身内に降りかかった災難のとばっちりを受けた俺は、あるとんでもないモノを召喚してしまって…。
文字数 359,102
最終更新日 2023.11.10
登録日 2022.08.13
文字数 4,163
最終更新日 2023.11.04
登録日 2023.11.04
真っ白な病室。
まるで絵画のように美しい君はこんな色のない世界に身を置いて、何年も孤独に生きてきたんだね。
4月から研修医として国内でも有数の大病院である国本総合病院に配属された柏木諒は担当となった患者のもとへと足を運ぶ。
国の要人や著名人も多く通院するこの病院には特別室と呼ばれる部屋がいくつかあり、特別なキーカードを持っていないとそのフロアには入ることすらできない。そんな特別室の一室に入院しているのが諒の担当することになった国本奏多だった。
看護師にでも誰にでも笑顔で穏やかで優しい。そんな奏多はスタッフからの評判もよく、諒は楽な患者でラッキーだと初めは思う。担当医師から彼には気を遣ってあげてほしいと言われていたが、この青年のどこに気を遣う要素があるのかと疑問しかない。
だが、接していくうちに違和感が生まれだんだんと大きくなる。彼が異常なのだと知るのに長い時間はかからなかった。
研修医×病弱な大病院の息子
文字数 26,114
最終更新日 2023.10.24
登録日 2023.02.15
高校を卒業と同時に長年暮らした養護施設を出て働き始めて半年。18歳の桜木冬夜は休日に買い物に出たはずなのに突然異世界へ迷い込んでしまった。
通りかかった子供に助けられついていった先は人手不足の宿屋で、衣食住を求め臨時で働く事になった。
その宿屋で出逢ったのは冒険者のクラウス。
冒険者を辞めて騎士に復帰すると言うクラウスに誘われ仕事を求め一緒に王都へ向かい今度は馴染み深い孤児院で働く事に。
神様からの啓示もなく、なぜ自分が迷い込んだのか理由もわからないまま周りの人に助けられながら異世界で幸せになるお話です。
2022,04,02 第二部を始めることに加え読みやすくなればと第一部に章を追加しました。
文字数 954,022
最終更新日 2023.10.20
登録日 2020.10.30
文字数 40,369
最終更新日 2023.10.07
登録日 2023.09.22
人心地付き、呼吸を整えたあの人は其れでも抱きしめる手は離さない。自分も耳元に埋めた顔を上げる気には成らない。断じてもらい泣きした事を悟られない様にしている訳ではない。
「…気に入ったか?」
何をとは言わない、まぁ言うのも野暮ですが。
「えぇ…嬉しい」
当初の意に反して、現在の意に服従して思うままの感想が口を突いて出た。
「着けてる所、良く見せてくれないか」
あぁ、もう、そんな言い方をされては恥も外聞も埒外に飛び去ってしまう。胸の上に二の腕を突き上体を起こす。二つの指輪は微かな音を立てて再び重なった。
もう良いだけは流しつくした筈の煌きがあの人の瞳に宿る。
「あぁ、確かに―――――
※本編終章より引用
文字数 148,095
最終更新日 2023.10.07
登録日 2021.06.03
普通ならば「家族に紹介したい」と言われたら、嬉しいものなのだと思う。
けれど僕は男で目の前で平然と言ってのけたこの人物も男なわけで。
断りの言葉を言いかけた瞬間、来客を知らせるインターフォンが鳴り響き……?
文字数 6,204
最終更新日 2023.09.30
登録日 2023.09.18
文字数 3,494
最終更新日 2023.08.26
登録日 2023.08.26