グロ描写あり小説一覧
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とある、剣と魔法の世界にて。
その世界では、「ピッグス」と呼ばれる豚っぽい子供が、普通の人間の両親から突然変異的に生まれてきます。人権意識の低い世界ですので、彼らは差別を被ります。ピッグスとして生まれた子供は、生まれてすぐに両親から引き離され、ピッグス専用の奴隷教育を受け、強制労働に一生従事させられるのです。ピッグスが生まれる原因はわかっていませんが、なぜか、「男子しか生まれない」という共通点があります。彼らは見た目こそちんちくりんの豚っぽい外見ですが、知能は普通の人間と変わりません。当然、自分たちの境遇に憤りを覚えている者も多いです。彼らは地下組織を結成し、世界を変えるための、合法および非合法の活動を行っています。
さて、この世界で突然変異的に生まれてくるのはピッグスだけではありません。
美しい容姿と不思議な力を持って生まれてくる子供たちもいて、彼女たちは「エリニュス」と呼ばれています。エリニュスが生まれる原因はわかっていませんが、なぜか、「女子しか生まれない」という共通点があります。彼女たちは、ある種の特権を享受して人生を歩みます。まずは身体的特徴において。彼女たちは普通の人間と比べて身体能力が高く、長身で、脚が長くて小顔です。続いて「魔術」において。これはエリニュスたちの中でも個人差が大きく、例えば何もないところに火や氷を出現させたり、小さな雷を発生させたり、心を読んだり、傷を癒したり等々、様々です。寿命についても、普通の人間より大幅に長く、平均で百三十年ほど生きます。さらに、二十歳ごろに成熟するとそれから死ぬまで老化しないという特徴もあります。
ピッグスの地下組織の活動は日に日に過激化していき、誘拐や殺人、無差別テロなどが当たり前のように起きるようになりました。それを取り締まるため、やがて対地下組織取締局、通称「管理局」が設立されます。管理局には、その任務の性質上、魔術を使えるエリニュスが多く在籍することになりました。
これから語るのは、ピッグスの地下組織の青年「ムータロ」が、管理局に捕らえられ、エリニュスの処刑官「キリエ」によって、肉体も精神も原型を留めないほど徹底的に可愛がられてしまうというお話です。
※本作はノクターンにも投稿しています。
文字数 119,744
最終更新日 2020.03.20
登録日 2019.06.26
小さな世界を治める唯一無二の女王「アブソルト」。
その小さな世界に現れた「黒い空間」が、さらに世界を狭めていく。しかし女王はそれをただ受け止めろ、というだけだった。
反発する民衆と、女王陛下に使える人々の物語。
連載している「世界終了」のサブメインストーリーとなります。軽いエログロ表現があるかもしれませんのでご注意下さい。
文字数 2,921
最終更新日 2021.01.23
登録日 2021.01.04
高校二年生になった不登校気味の主人公、杉本綾香(すぎもとあやか)は絵を描くことが好きだった。
彼女の才能に気づいた美術部の山川沙織(やまかわさおり)は、綾香を美術部に入部させようとする。
しかし綾香の絵を描く目的は、この世界に自分が生きていることを刻むためだった。人とのかかわりが苦手だという理由で、入部を渋る。しかし沙織は、そんな綾香の心にどんどん踏み込んでいく……。
存在とは何か、自分とは何かを問う百合長編。
18禁作品になります。また、他サイトに一度投稿しております(削除済み)
余談ですが、これは私が19歳、精神を患っていたころに書いた作品です。
そんな感じの雰囲気ですので、苦手な方にはおすすめしません。
しかし、共感できる方にとっては、これ以上ない作品になっている自信があります。
文字数 51,304
最終更新日 2019.12.31
登録日 2018.08.22
「殺意」が人を怪物へと変える。
荒谷零慈(あらや れいじ)は地元にある普通科の高校に通う一般的な学生。
自殺願望があることを除いては。
父親は幼い頃に他界。
現在は複数のパートを掛け持ちして生計を立てている母親・朱音(あかね)と学校でのイジメが原因で引きこもっている妹・奏音(かのん)と3人で暮らしている。
ある日、学校からの帰宅途中の電車内でクラスのアイドル的女子である鷹野雨夏(たかの あまなつ)が痴漢されている所を目撃する。
見て見ぬ振りをする予定だったが、自分の中にある正義感に従い痴漢を辞めさせようとする。
しかし逆上した加害者の男性から暴行を振るわれ、思わず殴り返してしまう。
それが零慈の、怪物としての始まりだった。
多分ダークファンタジー系、
文字数 8,923
最終更新日 2021.01.16
登録日 2021.01.16
一九世紀のイギリス。
少年マイケル・ハイドは、画家のオスカー・シーンに絵の制作現場を見せてもらう。その現場を目にした時、幼いマイケルの世界は恐怖に歪み始める。
※『耽美主義』とは、「倫理や道徳よりも、美の享受や形状に重きを置いた芸術の風潮」のこと。
この物語は『耽美主義』という言葉から連想したもので、風潮を批判しているわけではなく、あくまで思いついただけの物語である。
文字数 3,037
最終更新日 2020.10.30
登録日 2020.10.30
舞台は西暦1990年代末期。
とある先進国家の重大機密である戦闘魔法使い一族。その末裔であり、中学3年生の主人公、羽黒望は明日から夏休みを迎えようとしていた。
盆に開催される奇祭の手伝いを任命されるも、その奇祭には数々の疑惑と不穏な噂があり、望は巻き込まれて行く。
片田舎での生活にも特に不平もなく暮らしていたが、穏やかな日々は気付かぬ間に変貌を遂げつつあったのだ。
長編4部作の1作目となります。
グロ描写あり。
文字数 22,993
最終更新日 2020.10.28
登録日 2020.10.28
Twitterのエログロ何でもありR-18企画 #La_nausée #ラ・ノゼ 参加作品。
嫌悪に満ちた未来。ほとばしる劇毒。極上の【吐き気】を味わって。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
文字数 7,259
最終更新日 2020.03.02
登録日 2020.03.02
20XX年、世界はゾンビに覆われ人類社会は滅亡した。運良く、いや運悪く生き延びた少女、堀谷早貴は絶望し自らも命を絶つことを決意する。だが彼女が自らの喉に包丁を突き付けた瞬間――そいつは現れた。
金色の寸胴鍋を被った筋骨隆々のおじさん、神出鬼没の彼こそがDIYゾンビサバイバルおじさん
小説家になろう、ノベルアップ、マグネットにも投稿
文字数 5,339
最終更新日 2019.06.18
登録日 2019.06.18
とある酒場に女性が訪れる。
左手、左足には鉄製の義手と義足。
左目には顔半分を覆う程の眼帯をした奇妙な女性であった。
だが、顔を注視すれば驚くほど整っており。
色素の抜けた白髪に赤い瞳は、妙に欲を駆り立てる。
そして、視線を落とせば、同性ですら羨むような身体つき。
生身と鉄塊が相俟ったその姿は退廃的で背徳的。それでいて扇情的であった。
文字数 13,068
最終更新日 2018.06.02
登録日 2018.06.02
殺し屋の少女マイアの元に、一つの依頼が持ち込まれる
ターゲットは、自分よりも更に幼い少女ライラ
依頼人は彼女の父、ガルバロンという男だった……
――西の楽園の中心街にて、裏側の住人は静かに暗躍する――
的な、みたいな話です(笑)
カクヨムと同時連載中、七話完結です
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文字数 20,412
最終更新日 2018.04.04
登録日 2018.03.29
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