婚約破棄小説一覧

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恋愛 完結 短編
「シモンヌ、待たせたね! 君を悲しませた事、心から申し訳なく思ってる」 3年前〝僕は愛の流離人♪〟とか言って婚約を破棄して去った男。 バンジャマン・ラポワント卿と、なぜか晩餐会で鉢合わせた。 「これこそ運命! 君こそ、本当の愛そのものだったんだ!!」 というわけで、元婚約者がガンガン来るんだけど…… 「あの、やめてください」 「可哀相に。傷つけてしまったせいで、笑顔さえ忘れてしまったんだね」 「いや、違うのよ」 「さあ、おいで。僕が愛を注いであげよう。失った時間を取り戻そう」 もう、誰かこの男を止めて! 私は結婚して幸せに暮らしてるのよ!!
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文字数 5,450 最終更新日 2021.03.07 登録日 2021.03.07
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恋愛 完結 長編
オレフィス第二王子はある日、一方的に婚約者エレーナに対して婚約破棄を告げた。その瞬間エレーナは飛び上がって喜んだが、オレフィスはそれを見て彼女は壊れてしまったのだと勘違いをし、なぜ彼女が喜んだのかを考えもしなかった…。 ※カクヨムにも投稿しています!
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文字数 42,309 最終更新日 2024.03.11 登録日 2024.02.23
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恋愛 完結 短編
「僕は運命の人と出会ってしまったんだ!!もう彼女以外を愛する事なんて出来ない!!」 10年間、婚約していた婚約者にそう告げられたセラフィーネ。 彼は“運命の恋”に落ちたらしい。 ──あぁ、とうとう来たのね、この日が! ショックは無い。 だって、この世界は乙女ゲームの世界。そして、私の婚約者のマルクはその攻略対象者の1人なのだから。 記憶を取り戻した時からセラフィーネにはこうなる事は分かってた。 だけど、互いの家の祖父同士の遺言により結ばれていたこの婚約。 これでは遺言は果たせそうにない。 だけど、こればっかりはどうにも出来ない── そう思ってたのに。 「心配は無用。セラフィーネは僕と結婚すればいい。それで全ての問題は解決するんじゃないかな?」 そう言い出したのは、私を嫌ってるはずの元婚約者の兄、レグラス。 ──何を言ってるの!? そもそもあなたは私の事が嫌いなんでしょう? それに。 あなただって攻略対象(隠しキャラ)なのだから、これから“運命の恋”に落ちる事になるのに……
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文字数 96,617 最終更新日 2021.06.19 登録日 2021.05.25
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恋愛 完結 短編
目が覚めたら小説の中の世界に転生していた。 ヒロインでも悪役令嬢でもないモブ中のモブに。 だけどこの小説、ストーリーがクソすぎると批判が殺到した作品で!? それならば悪役令嬢をはじめとした不幸になる小説の登場人物を救済しよう!と主人公は意気込むのだった― タイトルを少し変更しました。
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文字数 87,771 最終更新日 2024.01.31 登録日 2022.07.08
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恋愛 完結 短編
婚約破棄を免罪符にして毎回責めてくる婚約者。 さすがにウンザリした彼女は受け入れることにした。婚約者に何を言っても、多少の暴言を吐いても彼女は悲し気な顔で赦していたから。 この日もつまらない矜持を剥き出し臍を曲げて「婚約破棄」を言い出した。彼女は我慢ならないと言い出して婚約破棄を受け入れたのだ。 「あぁ……どうしよう、彼女を怒らせてしまった」 実は彼は婚約者であるベルティナ・ルーベンス伯爵令嬢をこよなく愛していた。
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文字数 16,982 最終更新日 2024.03.12 登録日 2024.02.28
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恋愛 完結 短編
ざまぁありの令嬢もの短編集です。 1作品数話(5000文字程度)の予定です。
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文字数 11,401 最終更新日 2024.02.12 登録日 2024.02.10
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恋愛 完結 短編 R15
婚約破棄に国外追放、聖女である姉に全てを奪われた令嬢セチアが、魔王と出会って変わるお話。 ※他サイトでも掲載中。
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文字数 19,697 最終更新日 2024.04.27 登録日 2024.04.26
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恋愛 完結 長編 R15
私、リサ・ミノワーズは小国ではありますが、ミドノワール国の第2王女です。 私の国では代々、王の子供であれば、性別や生まれの早い遅いは関係なく、成人近くになると王となるべき人の胸元に国花が浮き出ると言われていました。 国花は今まで、長男や長女にしか現れなかったそうですので、次女である私は、姉に比べて母からはとても冷遇されておりました。 それは私が17歳の誕生日を迎えた日の事、パーティー会場の外で姉の婚約者と私の婚約者が姉を取り合い、喧嘩をしていたのです。 婚約破棄を受け入れ、部屋に戻り1人で泣いていると、私の胸元に国花が浮き出てしまったじゃないですか! お父様にその事を知らせに行くと、そこには隣国の国王陛下もいらっしゃいました。 事情を知った陛下が息子である第2王子を婚約者兼協力者として私に紹介して下さる事に! 彼と一緒に元婚約者達を後悔させてやろうと思います! ※史実とは関係ない異世界の世界観であり、話の中での色々な設定は話の都合、展開の為のご都合主義、ゆるい設定ですので、そんな世界なのだとご了承いただいた上でお読み下さいませ。 ※話が合わない場合は閉じていただきますよう、お願い致します。
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文字数 100,772 最終更新日 2022.12.06 登録日 2022.11.11
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BL 完結 長編 R18
婚約破棄を告げられた悪役令息ユウェルはその時思い出した。本来ならばもっと早くに逆ざまぁの準備をしなければいけなかったことに。だが何の準備もしていなかったユウェルは断罪され、捨てられるようにして追い出される。だがそんなユウェルを王弟殿下のシェレグが嫁にすると言い、しかも溺愛してきて…!?
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文字数 152,425 最終更新日 2023.08.19 登録日 2023.05.21
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恋愛 連載中 長編
侯爵令嬢ヴィクトリアに転生したのを思い出したのはいいけれど、既に断罪イベント終了済み! もうルート固定してて悪役令嬢なわたしは処刑が決定済み。牢獄に入れられた所からスタートです。完全に詰んでるじゃないですかやだもー! こうなったら処刑までの残り三十日間は何とか色々と楽しんでやるー! って割り切ってたらイケボ隣人とか男の娘監視とかマッチョマン神父等と知り合いました。どういう事? ※Season 1:書籍版のみ公開中。Season 2:連載中(単独でも読めます)
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文字数 238,938 最終更新日 2024.05.04 登録日 2019.01.21
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恋愛 完結 短編
侯爵令嬢アミディアは婚約者と別れるように言われていたところを隣国から来た客人オルビスに助けられた。 アミディアが自国に嫌気がさしているのを察したオルビスは、自分と結婚すればこの国から出られると求婚する。 隣国には何度も訪れたことはあるし親戚もいる。 学園を卒業した今が逃げる時だと思い、アミディアはオルビスの怪しい求婚を受けることにした。 訳アリの結婚になるのだろうと思い込んで隣国で暮らすことになったけど溺愛されるというお話です。
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文字数 30,035 最終更新日 2023.11.21 登録日 2023.11.12
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恋愛 完結 短編
婚約時の決まり事である定期茶会で、公爵令息と顔を合わせたレイナの中身は転生した麗奈だった。 レイナを疎む婚約者に段々と遠慮なく日本語で悪態をついていく。 自己満足的なストレス発散をして帰るレイナをいつの間にか婚約者が纏わりつく。 *作り話です *完結しています *ほんのちょっとだけ閨表現あり *合わない方はご退室願います
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文字数 31,921 最終更新日 2023.03.21 登録日 2023.03.08
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恋愛 完結 長編
侯爵令嬢ルーナは、婚約者で公爵令息エヴァンから、一方的に婚約破棄を告げられる。この1年、エヴァンに無視され続けていたルーナは、そんなエヴァンの申し出を素直に受け入れた。 傷つき疲れ果てたルーナだが、家族の支えで何とか気持ちを立て直し、エヴァンへの想いを断ち切り、親友エマの支えを受けながら、少しずつ前へと進もうとしていた。 そんな中、あれほどまでに冷たく一方的に婚約破棄を言い渡したはずのエヴァンが、復縁を迫って来たのだ。聞けばルーナを嫌っている公爵令嬢で王太子の婚約者、ナタリーに騙されたとの事。 自分を嫌い、暴言を吐くナタリーのいう事を鵜呑みにした事、さらに1年ものあいだ冷遇されていた事が、どうしても許せないルーナは、エヴァンを拒み続ける。 絶対にエヴァンとやり直すなんて無理だと思っていたルーナだったが、異常なまでにルーナに憎しみを抱くナタリーの毒牙が彼女を襲う。 次々にルーナに攻撃を仕掛けるナタリーに、エヴァンは…
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文字数 133,696 最終更新日 2023.02.23 登録日 2023.01.10
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恋愛 完結 短編
「うぅーん……なんか……うん、……君、違うんだよね」 「はっ!?」 意味不明な理由で婚約破棄をぶちかましたディディエ伯爵令息アンリ・ヴァイヤン。 そんな奴はこっちから願い下げよ。 だって、結婚したって意味不明な言掛りが頻発するんでしょ? 「付き合うだけ時間の無駄よ」 黒歴史と割り切って、私は社交界に返り咲いた。 「君に惚れた。フランシーヌ、俺の妻になってくれ」 「はい。喜んで」 すぐに新たな婚約が決まった。 フェドー伯爵令息ロイク・オドラン。 そして、私たちはサヴィニャック伯爵家の晩餐会に参加した。 するとそこには…… 「おい、君! 僕につきまとうの、やめてくれないかッ!?」 「えっ!?」 元婚約者もいた。 「僕に会うために来たんだろう? そういうの迷惑だ。帰ってくれ」 「いや……」 「もう君とは終わったんだ! 僕を解放してくれ!!」 「……」 えっと、黒歴史として封印するくらい、忌み嫌ってますけど? そういう勘違い、やめてくれます? ========================== (他「エブリスタ」様に投稿)
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文字数 17,015 最終更新日 2021.12.11 登録日 2021.12.04
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恋愛 完結 ショートショート R15
私は姉マルツィアに婚約者を寝取られたカルメーラ・ジェルマーニ。 伯爵令嬢だからって、いつまでもお行儀よくいてやるもんですか。 知ってる? 私、小さな頃から秘密の友達がいるの。 悪魔リベリオ。 私の魂を欲しがって、あげればなんでもしてくれるって言うの。 ねえ、お姉様? 意味おわかりになるかしら?
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文字数 3,621 最終更新日 2021.02.21 登録日 2021.02.21
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恋愛 完結 短編
「この1年、君が痩せるのを待った。さよなら、ファウスティーナ。私は美しき妖精ルドヴィカ・ヴェルガーニ嬢を妻とする事に決めたのだ! チャオ~!!」  「はいッ!?」  風のように彼は去った。 私はフィーニ伯爵令嬢ファウスティーナ・コロンボ。 母と一緒でぽっちゃり体形だけど、そんな理由で婚約破棄なんて聞いた事ない。 父は激怒。それもそのはず。 没落しかけた田舎貴族に目をかけて、立派な領主に育てた恩を仇で返されたのだから。 「あいつめ、娘を餌付けすれば甘い汁が吸えると……!」  「宴を開いていろいろ食べさせてくれたのは愛じゃなかったのね」 失恋に泣き暮れる私に舞い込んだ新たな求婚。 旅行中の隣国の公爵アルチバルド・カンナヴァッチュオロ卿の愛に、私は不死鳥の如く蘇った。 ところで、それなりに地位を築き、女優を選んで私を棄てた彼。 元婚約者ガエタ伯爵オノフリオ・サンフィリッポ、なのだけれど…… 1年後。 「ファウスティーナ! やっぱり私と結婚しておくれぇい!」 なにを今更。 しかも、女優に財産を食い潰された上、私を越える真のおデブになってる!
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文字数 5,603 最終更新日 2021.02.06 登録日 2021.02.06
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恋愛 完結 短編
私はサラ・ブロック。伯爵令嬢だ。 母親から受け継いだ清楚な美貌のせいで、いつも従順さを期待される。 だけど、ただお飾りのように男の財産として生きる人生なんてつまらない。 「男に生まれていたら、国のために領土拡大しまくったのに」 そんなわけで、私はこの度イェーリス卿から婚約破棄を言い渡された。 粗暴、教養がない、妹を虐めるという汚点コンボを叩きつけられたのだ。 「ふんっ。馬鹿にしないでよね」 噂は瞬く間に広がり、社交界ですっかり相手にされなくなってしまった。 父親や親戚に迷惑をかけたのはまずかった。 なんとか名誉挽回を……と思っていた時、彼が現れた。 「サラ・ブロック。私の妻になってほしい」 ギルベルト公爵オリヴァー・ヤン・フェダーク。 生まれつきの痣を隠し、決して素顔を見せないという、あの。 「仮面の公爵様!?」 興奮して叫ぶ私に、彼は微笑んでこう言った。 「その強さ、気に入った」 差し出される手を握り、私の胸は熱く踊った。 この時はまだ、彼の本当の秘密を知りもしなかった。 ====================-========= (※他「エブリスタ」様に投稿) 〇2020/9/20、サラの娘たちの物語を連載スタートしました! それぞれカラーが違い、単発でもお読み頂けます。ご覧頂けましたら幸いです。 長女アン『あなたを守りたい ~婚約破棄でも男装して追いかけて、王妃ルートに乗りました~』 次女セリーヌ『あなたを縛りたい ~絶世の美女ですが脳筋王を転がして、王妃ルートに乗りました~』 三女ソフィア『あなたにはもう騙されない ~オレ様に恋した小悪魔炸裂な姫ですが、王妃ルートに乗りました~』
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文字数 16,075 最終更新日 2020.09.13 登録日 2020.09.05
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恋愛 完結 短編
「君と結婚したら不幸になる気がする」 そんな理由で婚約を破棄された私。 クナップ伯爵令嬢オクタヴィア・ヴュスト。 ええ、そんな気がしてた。 私は不幸になるために生まれたって……。 だからジーモン様、私、納得してます。 ただあなたも不幸になればいいって心から願ってます。 お元気で…… 「うふ、ウフフ……」 「何を笑っている。というか君は誰だ」 母の開いた晩餐会で、私はその人に出会った。 「不幸になるために生まれただと?」 ランプ侯爵令息ドライザー・フォン・エッガルト卿。 顔が恐すぎて未だ独身の、イケオジ…… ここにも不幸な人が、ひとぉーり……♪ 「馬鹿を言うな。わかった、私が君を幸せにしよう。結婚してくれ」 「!?」 えっ、なに!?!?!?
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文字数 9,733 最終更新日 2022.04.03 登録日 2022.04.02
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恋愛 完結 ショートショート
「愛があればどんな試練も超えられる!」──と豪語して、私の婚約者エルソン伯爵ステーンと妹フェリシアが駆け落ちした。 やってくれたわね…… 今まで誰にも話したことないけど、私マルタは、古代の魔術師ヴェンナシュトレームの生まれ変わりなの。 ステーン。フェリシア。 姦淫の罪、それも肉親を裏切る姦淫の罪は、とてーも重いのよ? というわけで、一発呪ってやったわ! ざまぁみろ!
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文字数 2,943 最終更新日 2021.09.11 登録日 2021.09.11
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恋愛 完結 短編
「君がふしだらなせいだろう。当然、この婚約は破棄させてもらう」 私はシェルヴェン伯爵令嬢ルート・ユングクヴィスト。 この通りリンドホルム伯爵エドガー・メシュヴィツに婚約破棄された。 でも、決して私はふしだらなんかじゃない。 濡れ衣だ。 私はある人物につきまとわれている。 イスフェルト侯爵令息フィリップ・ビルト。 彼は私に一方的な好意を寄せ、この半年、あらゆる接触をしてきた。 「君と出会い、恋に落ちた。これは運命だ! 君もそう思うよね?」 「おやめください。私には婚約者がいます……!」 「関係ない! その男じゃなく、僕こそが君の愛すべき人だよ!」 愛していると、彼は言う。 これは運命なんだと、彼は言う。 そして運命は、私の未来を破壊した。 「さあ! 今こそ結婚しよう!!」 「いや……っ!!」 誰も助けてくれない。 父と兄はフィリップ卿から逃れるため、私を修道院に入れると決めた。 そんなある日。 思いがけない求婚が舞い込んでくる。 「便宜上の結婚だ。私の妻となれば、奴も手出しできないだろう」 ランデル公爵ゴトフリート閣下。 彼は愛情も跡継ぎも求めず、ただ人助けのために私を妻にした。 これは形だけの結婚に、ゆっくりと愛が育まれていく物語。
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文字数 11,126 最終更新日 2021.08.21 登録日 2021.08.08
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恋愛 完結 短編
従姉妹のモニクから手紙が届いた。 「『私はいばらの道をゆく愛の戦士。どうか私を煉獄から救い出して』?」 彼女は不貞を働いて、夫であるポンセ伯爵から逃亡中の身の上。 戸惑っていた私はデュルフェ伯爵から「冷たい女」という理由で婚約破棄されてしまった。 私は失意の中、シルヴェスト侯爵家の晩餐会に招かれる。 なんとそこには、逃亡中であったはずの従姉妹モニクと元婚約者の姿があった。 「シルヴェスト侯爵、どうか私たちの結婚を認めてください」 「?」 「そうすれば、愛のない人たちの支配から逃れて、天国へ行けるのです」 「???」 いったい、なんなの?
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文字数 11,676 最終更新日 2021.03.07 登録日 2021.03.06
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恋愛 完結 短編
「あんな人だったなんて! 私を可哀想とは思わないの!?」  私からロルフを奪ってグルストランド伯爵夫人になった妹レベッカ。 出産まで里帰りという我儘に加えて、朝から晩まで愚痴ばっかり。 「ごめんなさい。約束があるから出掛けるわ」 「私のおかげで自由なくせに、この薄情者!!」 私はアスター・レーヴ。 残念ながら妹に婚約者を奪われて婚期を逃したセデーン伯爵令嬢とは、私だ。 両親は私の結婚をすっかり諦め、弟エリクの教育に夢中。 私がなにをしようと、ほぼ無関心。 「以前の君なら、俺の前じゃ帽子のリボンも解いちゃくれなかったのに」 「実に、地に落ちたわね」 私はフレイヴァルツ伯爵令息ウィリアム・トゥーレソンに誘われ、彼の別荘に通っていた。 彼は絵が趣味で、私を描きたいそうなので、無償で肖像画を描いてもらっている。 「君が愛する人と結ばれるように……そう願って、君を描くよ」 私は結婚しなければならない。貴族として、至極まともな殿方と。 だからウィリアムのような道楽息子は、論外だったはずなのに……
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文字数 12,448 最終更新日 2022.02.11 登録日 2022.01.29
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「理由なんて知らないわよ! 婚約破棄されたから泣いてるのッ!!」 幼馴染で親友のシエナ伯爵令嬢パトリス・ハリスンは号泣中。 パトリスは先日、ヴァンス伯爵シーヴァー・ジョーンズに婚約を破棄された。 それで私たちは彼女を慰めるためシエナ伯爵家に集結している。 怒りんぼのトリニティ(ランプリング伯爵夫人) 腹黒エンジェルのオズウェル(ゴッテスマン伯爵令息) そして私ルナ(モーム伯爵夫人) あとそれぞれの伴侶、計6人で義憤にかられているのだ。 「シーヴァーはゴールズワージー伯爵令嬢の色香に惑わされたらしい」 トリニティの夫が言った。 彼は情報通。だから間違いない。 「許せないわ。ねえ、私たちで復讐しない?」 オズウェルの妻が言った。 腹黒エンジェルが娶った小悪魔レディは、もう親友みたいなものだ。 私たちは計画を練った。種を撒きつつ時を待った。 そして訪れた復讐の舞台、ウィザースプーン伯爵家別荘で行われる夏の舞踏会。 「さあ、準備は整った。やれるか? ルナ」 夫が言った。 私は頷き、幼馴染と愉快な仲間たちに目力で闘志を伝えた。 やってやる…… 今夜、やってやるわ…… 大切なパトリスを傷つけた罪の重さを、みっちり思い知らせてやる!!
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文字数 10,352 最終更新日 2021.08.21 登録日 2021.08.14
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王侯貴族同士の結婚に愛はない。 そんなものは期待もせず挑んだが相手がここまで愚かだとは知らなかった。 「堂々と浮気なさるのね」 「辺り前だ、姑息な真似をするものか」 ヒシと抱き合う彼と愛人、ふたりの世界を繰り広げる。 ああ、やはりわかっていらっしゃらない……
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小説 4,023 位 / 184,442件 恋愛 1,961 位 / 56,090件
文字数 102,275 最終更新日 2024.03.03 登録日 2023.12.25
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 婚約破棄を喜ぶ冷笑の令嬢は偽りの仮面を脱ぎ捨てて、素の自分を出して好きに生きる!  しかし、立ちはだかるのは、紅蓮の騎士と名高い美しい青年。  冒険したいのですが!!! (短編から長編に変わりました、よろしくお願いします!)
24h.ポイント 319pt
小説 4,023 位 / 184,442件 恋愛 1,961 位 / 56,090件
文字数 56,181 最終更新日 2020.07.13 登録日 2020.06.18
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優柔不断な第三王子フレディ様の婚約者として、幼いころから色々と苦労してきたけど、最近はもう呆れてしまって放置気味。そんな中、お義姉様がフレディ様の子を身ごもった?私との婚約は解消?私は学園を卒業したら修道院へ入れられることに。…だったはずなのに、カフェテリアでうたた寝していたら、私の運命は変わってしまったようです。
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小説 4,023 位 / 184,442件 恋愛 1,961 位 / 56,090件
文字数 168,875 最終更新日 2023.09.29 登録日 2021.10.16
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 「お前とは、こんやく……はっきだ!!」「婚約、はっき?」  公爵家邸の庭園でまだ幼いダリルと年上のシンディーは仲良くおしゃべりをしていた。  その時にいきなりダリルはいきなりそんな風にいって空を指さす。それはどうやら、この間あった王太子殿下と公爵令嬢の結婚式での一幕の真似事らしい。  確かにそんな出来事はあったが良い事ではない。真似する様なものでもないのだが、彼の琴線に触れたのだろう。子供らしく舌足らずな声で王子の決め台詞なのだという彼の話をシンディーは聞いてやるのだった。 さっくり超短編。ほのぼのしたお話です。
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小説 4,023 位 / 184,442件 恋愛 1,961 位 / 56,090件
文字数 5,230 最終更新日 2024.03.23 登録日 2024.03.23
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――あぁ、これ、詰むやつ。 月明りに濡れる庭園で見つめ合う、王太子とピンク髪の男爵令嬢。 ふたりを目撃した瞬間、悪役令嬢ミレーユ・ガスタークは前世の記憶を取り戻す。 ここは恋愛ゲームアプリの世界、自分は王太子ルートの悪役令嬢だ。 貴族学園でヒロインに悪辣非道な仕打ちを続け、卒業パーティで断罪されて修道院送りになるという、テンプレべたべたな負け犬人生。 ……冗談じゃありませんわよ。 勝手に私を踏み台にしないでくださいね? 記憶を取り戻した今となっては、王太子への敬意も慕情も消え失せた。 だってあの王太子、私の推しじゃあなかったし! 私の推しは、【ノエル】なんだもの!! 王太子との婚約破棄は大歓迎だが、断罪されるのだけは御免だ。 悠々自適な推し活ライフを楽しむためには、何としても王太子側の『有責』に持ち込まなければ……! 【ミレーユの生き残り戦略】 1.ヒロインを虐めない 2.味方を増やす 3.過去の《やらかし》を徹底カバー! これら3つを死守して、推し活目指してがんばるミレーユ。 するとなぜか、疎遠だった義兄がミレーユに惹かれ始め…… 「王太子がお前を要らないというのなら、私が貰う。絶対にお前を幸せにするよ」 ちょっとちょっとちょっと!? 推し活したいだけなのに、面倒くさいヒロインと王太子、おまけに義兄も想定外な行動を起こしてくるから手に負えません……! ミレーユは、無事に推し活できるのか……? * ざまぁ多めのハッピーエンド。 * 注:主人公は義兄を、血のつながった兄だと思い込んでいます。
24h.ポイント 319pt
小説 4,023 位 / 184,442件 恋愛 1,961 位 / 56,090件
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恋愛 完結 長編 R15
婚約を交わして5年。 伯爵令嬢のミリアベル・フィオネスタは優しい婚約者を好きになり、優しい婚約者である侯爵家の嫡男ベスタ・アランドワと良い関係を築いていた。 二人は貴族学院を卒業したら結婚が決まっていたが、貴族学院に通い始めて2年目。 学院に「奇跡の乙女」と呼ばれる女性が入学した。 とても希少な治癒魔法の力を持った子爵令嬢である奇跡の乙女、ティアラ・フローラモはとても可愛らしい顔立ちで学院の男子生徒の好意を一身に受けている。 奇跡の乙女が入学してから、婚約者であるベスタとのお茶の時間も、デートの約束も、学院での二人きりで過ごす時間も無くなって来たある日、自分の婚約者と奇跡の乙女が肩を寄せ合い、校舎裏へと姿を消したのを見てしまったミリアベルは行儀が悪い、と分かってはいても二人の姿を追ってしまったのだった。
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文字数 269,172 最終更新日 2023.09.29 登録日 2022.10.10
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恋愛 完結 短編
侯爵令嬢のステラは男でありながら自分よりも小さく可愛い婚約者に頭を悩ませていた。更に彼は王女のお気に入りで、何かと泣きついてはステラを悪者に仕立て上げるというあざとい一面も……。 どんなに周りから笑われようと、王女のストレス発散役になろうとも家のために我慢してきた彼女だが、ある事件をきっかけについに堪忍袋の緒が切れてしまう。 「王女殿下、そんなあざとい婚約者でよろしければどうぞ貰って下さい」 ザマァ必須。無自覚愛されヒロイン。 誤字脱字にご注意ください。
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文字数 72,254 最終更新日 2023.03.27 登録日 2022.10.26
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恋愛 完結 短編
 子爵令嬢の私シーラは、伯爵令息レヴォクに婚約破棄を言い渡されてしまう。  レヴォクは私の妹ソフィーを好きになったみたいだけど、それは前から知っていた。  知っていて、許せなかったからこそ――私はこの日の為に準備していた。  私は婚約破棄を言い渡されてしまうけど、すぐに受け入れる。  そして――レヴォクの後悔が、始まろうとしていた。
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文字数 38,489 最終更新日 2021.12.22 登録日 2021.10.16
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恋愛 完結 長編 R15
公爵令嬢のフレアは、第一王子エンリケに婚約破棄を言い渡される。彼はいつも運命の人とやらを探して、浮気三昧だった。 才色兼備で非の打ち所のない婚約者として尽くしてきたフレア。それをあざ笑うかのような仕打ちだった。 だが、これをきっかけにエンリケ、そしてブランデルの破滅が始まる――すべては、フレアの手中だったのだ。 R15は保険です。別サイトでも掲載しています。 総計十万字前後のお話です。おまけ込で完結しました。
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文字数 108,162 最終更新日 2022.01.02 登録日 2021.12.09
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恋愛 完結 短編
私を寄宿学校なんかに閉じ込めたくせして、お父様が手紙を送ってきた。 『ミレイユ、お前は婚約した。お相手のアルマン伯爵が会いたがっている。伯爵が広場まで迎えに行くそうだ。外泊許可はこちらで取り付ける。失礼のないように。日程は下記の通り』 「──はっ?」 冗談でしょ?  そりゃ、いつかは政略結婚で嫁ぐとは思ってきたけど、今なの? とりあえず、角が立たないように会うだけ会うか。 当日、汽車の窓から婚約者を見て悪寒がした。気持ち悪い中年男だ。私は見つからないように汽車を乗り継ぎ、別の町へ向かった。この生理的に無理な結婚から逃れるためには、奥の手を使うしかない。幼馴染のセドリックと結婚するのだ。 「あんな男と結婚したくないの、助けて!」 「いいよ」 親友同士、きっとうまくやれる。そう思ったのに…… 「ところで俺、爵位いらないから。大工になるけど、君、一緒に来るよね?」 「……んえっ?」 ♡令嬢と令息の庶民体験型ラブストーリー♡ ===================================== (完結済) (2020.9.7~カクヨム掲載)
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文字数 15,084 最終更新日 2020.08.01 登録日 2020.07.26
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恋愛 完結 短編 R15
私はアッカリー伯爵令嬢ロレイン・バーグ。 招かれた晩餐会で、ちょっと婚約者の姿を見失ったと思ったら…… 「ジェラルド様? お口に」 「ふぇっ?」 脳みそドロドロになって戻っていらっしゃったわよ。 そんなことある?  「なんだい、ロレイン。人前で馴れ馴れしく触るなよ」 「あ゛? 随分と勝手な言い草だな。間男野郎が」 私たちの間に颯爽と割って入ったその人は、グレイ侯爵令息。 「セシルに俺が〝できない〟イイコトしてくれたんだって? ア゛ァッ!?」 私が思ってるよりずっと大事。 つまりジェラルドのお相手は、ラングリッジ伯爵令嬢のセシルって事。 「嘘でしょ」 修羅場だわ…… それにまさか、これが運命の出会いになるなんて…… そんなこと、ある?
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文字数 17,302 最終更新日 2022.02.20 登録日 2022.02.19
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恋愛 完結 短編
「あいつをお義兄様と呼べって? 嫌よッ!!」  鈍感な姉にはなにを言っても無駄。でも許せない。 疑う事を知らない姉から、私がするはずだった婚約指輪を貸してもらった。 私から姉に乗り換えたギャロウェイ伯爵と、さっそく喧嘩させてやろうと思った。 私が受けた仕打ちに比べれば、可愛いすぎる悪戯だ。 ところが…… 「!」 指輪を落っことしてしまった。 しかも、こんなに人がごった返している広間で。最悪だ。 「嘘でしょ……あれは伯爵家に代々受け継がれた指輪なのに……!」 床を這う私、伯爵令嬢アーシュラ・ペネロピ・バッセルは、テーブルクロスの中で彼と出会った。 「あんた誰」 「あー、僕は……」 レイモンド・ジム・グリーナウェイ。招かれざる客。 指輪探しを手伝ってもらうかわりに、お願いをひとつ聞いてあげるという約束をした私は、渋々ではありながら彼と客間に忍び込んで、見てしまった。 私を棄て姉と婚約したギャロウェイ伯爵の、密会現場を…… 「あんな奴とお姉様を結婚させられないわ!」 「どうする気?」 彼は私の言いなり。逃す手はない。 「もうひとつお願いを聞いてあげる。ぶち壊して」
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文字数 10,663 最終更新日 2020.08.28 登録日 2020.08.26
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恋愛 完結 短編 R15
兄イシドルの結婚に向けて屋敷内を整理していたら、亡き母の日記を見つけた。 そこには信じられない事が…… 「私は罪を犯しました。お母様の日記を読んでしまったのです」 「祈りなさい。あなたの罪は赦される」 「駄目です神父様。みんな地獄の業火に焼かれるんだわ……!」 兄は父の子ではなかった。 それだけではない。兄の本当の父親は、エフィム・リヴァノフ卿。 兄が結婚する令嬢アンジェラの父親だ。 「つまり、ふたりは異母兄妹だと……?」 「はい。どうしたらいいのでしょう、神父様」 告解室を出た私を呼び止める声があった。 「クララ。俺も行こう」 元貴族の修道士ジェミヤン・シャロノフだ。 どこか陰のある彼をみんな少し恐がっているけど…… 今回ばかりは、頼りになるかも!
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文字数 23,073 最終更新日 2020.11.03 登録日 2020.10.25
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恋愛 完結 短編
「だってお姉様より私のほうが可愛いんだもの!」 が口癖の妹が、私の婚約者を奪おうとしている。 私は伯爵令嬢ガートルード・ダウソン。真面目だけが取り柄。 冷静に考えてみたら、悪くない話かも。 だってあの方、婚約者のスコット・アッテンボロー卿、ちょっと…… 「お姉様! いったいどういう事よ!? 助けてよ!!」 いやいや、欲しがったのはあなたでしょう? 可愛い可愛い、ドーリーン。
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文字数 11,218 最終更新日 2021.03.15 登録日 2021.03.14
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恋愛 完結 短編 R15
私は公爵令嬢ルーツ・ニカンデル。 心臓の病で臥せってしまった姉アデラの代わりに、隣国の王家へ嫁いだ。 夫である国王は冷酷。 大臣や侍女たちは冷淡。 そして義弟は粗野で淫乱。 国から連れてきた私の使用人たちも全員、追い返されてしまった。 孤立無援。 私は、後継ぎを産む道具。人間ですらない。 私が言い返さないからって、だんだんいじめがエスカレートしてきた。 そして最悪の事件が…… 「もう嫌……っ、お姉様のところへ行きたい……!」 どん底の宮殿生活。 でもある日、宮殿へ美貌の占い師ヴァルデマルがやってきた。 「王妃様。そろそろ立ち上がる時です」 彼は私に力をくれた。 さあ、復讐の始まりだ!
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文字数 9,775 最終更新日 2020.10.18 登録日 2020.10.12
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恋愛 完結 短編
「妹が帰って来たので、今日はこれにて。また連絡するよ、ルイゾン」 「えっ? あ……」 婚約中のティボー伯爵令息マルク・バゼーヌが、結婚準備も兼ねた食事会を中座した。 理由は、出戻りした妹フェリシエンヌの涙の乱入。 それからというもの、まったく音沙汰ナシよ。 結婚予定日が迫り連絡してみたら、もう、最悪。 「君には良き姉としてフェリシエンヌを支えてほしい。婿探しを手伝ってくれ」 「お兄様のように素敵な方なんて、この世にいるわけがないわ」 「えっ? あ……ええっ!?」 私はシドニー伯爵令嬢ルイゾン・ジュアン。 婚約者とその妹の仲が良すぎて、若干の悪寒に震えている。 そして。 「あなたなんかにお兄様は渡さないわ!」 「無責任だな。妹の婿候補を連れて来られないなら、君との婚約は破棄させてもらう」 「あー……それで、結構です」 まったく、馬鹿にされたものだわ! 私はフェリシエンヌにあらぬ噂を流され、有責者として婚約を破棄された。 「お兄様を誘惑し、私を侮辱した罪は、すっごく重いんだからね!」 なんと、まさかの慰謝料請求される側。 困った私は、幼馴染のラモー伯爵令息リシャール・サヴァチエに助けを求めた。 彼は宮廷で執政官補佐を務めているから、法律に詳しいはず……
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文字数 18,790 最終更新日 2021.04.24 登録日 2021.04.18
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恋愛 完結 短編
「君は顔は可愛いが、あまりにも馬鹿すぎて耐えられない!」 そんな理由で婚約を破棄された私は、ラロンド伯爵令嬢。 あ、名前はシビーユです。 婚約破棄が立て続き、父が激怒しています。 でも大丈夫。 可愛い弟に励まされ、サクッと次の婚約に挑みます。 母は天使のような美しさと可愛さで、誰からも愛される人。 だから私も、母の言う通りにしていれば大丈夫なのです! 「自分を安売りしては駄目よ。あなたは可愛いのだから」 そしてついに運命の相手が……!! (とてもゆるいお気楽ハッピーなラブコメです)
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文字数 15,176 最終更新日 2022.02.19 登録日 2022.02.12
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