騎士団長小説一覧

シアは記憶を失いながらも、サバドの町で二歳の息子ヘリオスと暮らしている。シアが失った記憶は、サバドの町に来る前の自身に関するもので、ヘリオスの父親すらわからない。しかしそれ以外の記憶はしっかりとしており、読み書き、剣技は非常に優れていた。その技能を生かし、養護院で子どもたちに勉強や剣術を教えて生計を立てている。ある日、サバドの町に王太子が視察にやってきた。王太子が子どもたちの学習の様子を見学したいと希望したため、普段と同じように子どもたちに指導したシアだが、その日、帰宅しようとしたところ、なぜか近衛騎士団長のジェイラスに呼び止められる。いきなり「結婚を前提に付き合ってほしい」と愛の告白を受けるものの、ヘリオスの存在と自身の境遇を理由にそれをばっさりと断ったのだが――。恋人に逃げられた騎士団長と、逃げた先で記憶を失った彼女(子持ち)のすれちがいラブロマンス
文字数 132,841
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.05.17
平凡なOLだった私が突然召喚されたのは、剣と魔法の異世界。
どうやら私は、本物の聖女が現れるまでの「お飾り」らしい。
元の世界に帰る方法を探す日々の中、出会ったのは氷のように冷たいと噂の騎士団長アレクシス様。
なぜか彼に妙に構われ、助けられ、気づけば彼の熱い視線と独占欲に翻弄されて…!?
「君は俺のものだ」って、私、ただの一般人なんですけど!転生ヒロインの、予測不能な異世界ラブファンタジー!
文字数 16,883
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.06.02
「偽りの聖女」の汚名を着せられ、王都から追放された私、リリアーナ。頼れる人もなく、絶望の淵に立たされた私を拾ってくれたのは、冷徹無比と噂される辺境騎士団の団長、アレクシス様だった。彼はなぜか私を傍に置き、私の持つささやかな治癒の力に興味を示す。騎士団での生活の中、アレクシス様の不器用な優しさに触れ、凍てついた心が少しずつ溶かされていくのを感じる。しかし、王都では私を陥れた者たちがさらなる陰謀を企てていた。やがて明らかになる追放の真相と、私に秘められた真の聖女の力。転生チートなんてないけれど、大切な人たちを守るため、そしてアレクシス様の隣にいるために、私は運命に立ち向かう! これは、不遇の少女が真の力と愛を見つけ、幸せを掴むまでの物語。
文字数 22,386
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.06.02
異母兄であり、恋人であり、聖騎士団団長の兄であるランスロットを持つアレス。
アレスの人生は決して順風満帆とは言えないけれども、それでも兄と一緒なら幸せだと思っていた。
でも、その兄とのすれ違いや喧嘩に悩む日々を送る。
けれど、決して兄を嫌いにはなれないでいるアレスはこの想いを1人だけで感じているのかと不安になってしまう。
そんなアレスを兄であるランスロットは優しく、時に厳しく接する事でその関係を維持しようとするがそれが逆にアレスを追い詰めていく。
2人が選ぶ先の未来はどの様な未来を描き、そして、同時に彼女達を取り巻く周囲や世界はどの様な変化を好むのだろうか。
それだけは謎のままかも知れないし、もしかしたら大きな物語になるのかも知れない。
運命の動く音が彼女達に何をもたらすのか、それをお届けしたい。
文字数 348,494
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.02.21
平凡な毎日を送っていたはずの私、橘 莉奈(たちばな りな)は、突然、眩い光に包まれ異世界『エルドラ』に召喚されてしまう。 伝説の『聖女』として迎えられたのも束の間、魔力測定で「魔力ゼロ」と判定され、『出来損ない』の烙印を押されてしまった。
希望を失った私を引き取ったのは、氷のように冷たい瞳を持つ、この国の騎士団長カイン・アシュフォード。 「お前はここで、俺の命令だけを聞いていればいい」 物置のような部屋に押し込められ、彼から向けられるのは侮蔑の視線と冷たい言葉だけ。
元の世界に帰ることもできず、絶望的な日々が続くと思っていた。
──しかし、ある出来事をきっかけに、私の中に眠っていた〝本当の力〟が目覚め始める。 その瞬間から、私を見るカインの目が変わり始めた。
「リリア、お前は俺だけのものだ」 「どこへも行かせない。永遠に、俺のそばにいろ」
かつての冷酷さはどこへやら、彼は私に異常なまでの執着を見せ、甘く、そして狂気的な愛情で私を束縛しようとしてくる。 これは本当に愛情なの? それともただの執着?
優しい第二王子エリアスは私に手を差し伸べてくれるけれど、カインの嫉妬の炎は燃え盛るばかり。 逃げ場のない城の中、歪んだ愛の檻に、私は囚われていく──。
文字数 40,382
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.06.14
BL世界ヴィースにやって来た神の愛し子は、世界初の女性だった。
クレイオス帝国第2騎士団、獣人騎士団長アレクは、異界からやって来た愛し子のレンが自分の番だと分かり、レンを溺愛する。
世界に広がる魔物の消滅を、創造神に託されたレン。
神の愛し子を利用しようと暗躍する神官達や、創造神アウラを呪い続ける、古代の魔族から、アレクはレンと世界を守れるのか。
2人は無事に結ばれる事が出来るのか。
R18 性的・暴力的な描写のある回には*
文字数 1,994,049
最終更新日 2025.06.20
登録日 2024.01.04
地味で気弱なクラリスは夫とは結婚して二年経つのにいまだに触れられることもなく、会話もない。伯爵夫人とは思えないほど使用人たちにいびられ冷遇される日々。魔獣騎士として人気の高い夫と国民の妹として愛される王女の仲を引き裂いたとして、巷では悪女クラリスへの風当たりがきついのだ。
ある日前世の記憶が甦ったクラリスは悟る。若いクラリスにこんな状況はもったいない。白い結婚を理由に円満離婚をして、夫には王女と幸せになってもらおうと決意する。そして、離婚後は田舎でもふもふカフェを開こうと……!
そのためにこっそり仕事を始めたものの、ひょんなことから夫と友達に!?
「好きな相手とどうやったらうまくいくか教えてほしい」
初恋だった夫。胸が痛むけど、お互いの幸せのために王女との仲を応援することに。
でもなんだか様子がおかしくて……?
不器用で一途な夫と前世の記憶が甦ったサバサバ妻の、すれ違い両片思いのラブコメディ。
※5/19〜5/21 HOTランキング1位!たくさんの方にお読みいただきありがとうございます
※他サイトでも公開しています。
文字数 91,266
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.05.16
カザン獣王国において頭脳明晰、眉目秀麗が代名詞の歴代宰相を輩出する、名門スティーフィールド家 ―銀狼族― の三男坊レンブランド。
だがこの男、何を間違えたのか、生まれついての戦闘狂だった。
若くして魔獣討伐に明け暮れる辺境伯の傭兵騎士団の団長に実力で収まったが
魔獣討伐の際、部下を庇って深手を負い手負いの飛竜に鷲掴みにされ、遥か彼方に飛んで行ってしまう。
月日は過ぎ、生存は絶望しされ、葬儀の段取りが粛々と進められている時に、ひょっこり帰って来やがった。
美人でエロい嫁を連れて。
黒目黒髪の儚げ純真美人(龍の養い子)× 見目は王子だがゲスな傭兵騎士団長(銀狼獣人)
文字数 15,065
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.05.20
魔法が使える国・フレイユ王国の辺境の地で暮らす伯爵令嬢、エリアナ・アールスフォートは、自領に調査に来た王国第二騎士団長のラザール・ヴァタイルと出会う。
魔物と間違われて、希少な転移魔法で逃げてしまったエリアナだが、ある日、ラザールの抱える問題を見抜き…?
抜いてあげます宣言から始まる溺愛ストーリー。
※ムーンライトノベルス様でも同作品を投稿しています。
文字数 125,015
最終更新日 2025.06.19
登録日 2025.04.26
聖女である完璧な妹・リリアナと比較され、「出来損ない」の烙印を押された伯爵令嬢のエリアナ。
彼女は家族からも婚約者である王子からも見放され、国の北の果て、瘴気に呪われた「黒狼騎士団」へ厄介払い同然に追放されてしまう。
そこを率いるのは、「死神」と恐れられる呪われた騎士団長アレス・フォン・シュヴァルツ。
絶望的な状況の中、エリアナは趣味の料理や掃除で、ささやかな日常を取り戻そうとする。
しかし、彼女自身も知らない、特別な力が宿っていた。
彼女が心を込めて作った温かいスープは、騎士たちの頑なな心を溶かし、長年の呪いによる体の痛みを和らげる。
彼女が磨いた窓から差し込む光は、砦に澱む濃密な瘴気を、まるで夜明けの霧のように祓っていく。
そう、彼女こそが、国を救う真の力を持つ【伝説級の浄化能力者】だったのだ。
無愛想で冷徹だったはずのアレスは、エリアナがもたらす奇跡と、その無自覚な優しさに触れ、徐々に心を解かしていく。
やがてその想いは、手放すことのできない執着と独占欲を伴う、激しい愛情へと変わっていった。
一方、エリアナを追放した王都では、偽りの聖女の力が陰りを見せ、国が滅亡の危機に瀕していた。
「今さら私に戻ってこいなんて、もう遅いです! 私の居場所は、世界で一番、私を愛してくれる人の隣ですから」
文字数 29,806
最終更新日 2025.06.19
登録日 2025.06.12
第10回BL小説大賞 奨励賞をいただきました!
投票&応援してくださった皆様、ありがとうございます。
これを励みにこれからもまた頑張っていきます♡
<本編完結しました>
僕は美坂聖。22歳の大学生で絶賛就活中。
ずっと行きたいと願っていた会社の最終面接に向かう途中に運悪く事故に遭い、僕は死んだ……と思った。
ところが、目を覚ました僕がいたのは、ランジュルス王国シェーベリー公爵家の森の中。
これってもしかして異世界転移??
異世界にやって来て身寄りもない僕に公爵家の家令さんが優しく助けてくれて公爵さまの持ち物である小さな家でお店を出させてもらうことに。
慣れない僕のためにランジュルス王国騎士団の団長さんがいろいろと手助けしてくれて……。
騎士団団長と異世界転移しちゃった大学生のラブラブハッピーエンド小説です。
R18には※付けます。
※6月11日本編完結しました。
これからは思いつくままにリクエストいただいたお話を書いていこうと思っています。
文字数 196,313
最終更新日 2025.06.17
登録日 2022.05.06
日下美南(くさかみなみ)はある日、ひょんなことから異世界へとトリップしてしまう。
そして降り立ったのは異世界だったが、まさかの騎士団長ベルゴッドの腕の中。
何で!?
しかも、何を思ったのか盛大な勘違いをされてしまって、ベルゴッドに囲われ花嫁に?
堅物騎士団長と恋愛経験皆無の喪女のラブロマンス?
文字数 64,659
最終更新日 2025.06.15
登録日 2021.05.05
女泣かせの団長(31)×生意気な男装騎士(21)
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※注意※ポルチオ責め/♡喘ぎ/濁音喘ぎなどやや男性向け表現が含まれます。
文字数 12,177
最終更新日 2025.06.14
登録日 2025.06.14
★毎週金曜日20時更新。お気に入りやいいねをありがとうございます! お気に召しましたらぜひポチリとお願いします。まだまだ加筆修正中ですので、評価いただけると凄く励みになります!
帝国の侵略から国境を守る、第一魔導騎士団駐屯地に派遣された魔導騎士ネウクレア。
彼を部下として迎え入れた騎士団長セディウスは、研究機関育ちであるネウクレアの独特な言動に戸惑いながらも、全身鎧の下に隠された……どこか歪ではあるが、純粋無垢であどけない姿に触れたことで、彼に対して強い庇護欲を抱くようになる。
独身なのに父性強めな騎士団長×不憫な生い立ちで情緒薄めな甘えたがり魔導騎士。
タイトルは軽めですが、内容はガッツリ硬めの文体で描くシリアスな戦記BL小説です。詐欺を疑われるレベルですが、しっかりタイトル回収していきます。
※ぼかしなし、本当の意味で全年齢向けです。
文字数 50,733
最終更新日 2025.06.13
登録日 2025.03.30
平凡な女子高生だった私が、ある日突然、異世界エルドリアに「聖女」として召喚された。しかし、期待されたほどの力はなく、早々に「聖女失格」の烙印を押され、途方に暮れる日々。そんな私を拾ったのは、冷徹で無愛想と噂の騎士団長カインだった。
「お前は俺の監視下に置く」
厳しい言葉とは裏腹に、彼は私を何かと気遣い、守ってくれる。最初は反発していた私も、彼の不器用な優しさに触れるうち、次第に惹かれていく。
一方、王国には隣国との戦争の危機が迫り、宮廷内では聖女の力を巡る陰謀が渦巻いていた。偽りの聖女と蔑まれながらも、私にできることはあるのだろうか? そして、カインとの間に芽生えたこの想いの行方は――?
文字数 41,643
最終更新日 2025.06.08
登録日 2025.06.06
神の声を聞く奇跡を失い、命の灯が消えかけた元・聖女エルフィア。
余命半年の宣告を受け、静かに神殿を去った彼女が望んだのは、誰にも知られず、人のために最後の時間を使うこと――。
しかし運命は、彼女を再び戦場へと導く。
かつて命を賭して彼女を守った騎士団長、レオン・アルヴァースとの再会。
偽名で身を隠しながら、彼のそばで治療師見習いとして働く日々。
笑顔と優しさ、そして少しずつ重なる想い。
だけど彼女には、もう未来がない。
「これは、人生で最初で最後の恋でした。――でもそれは、永遠になりました。」
静かな余生を願った元聖女と、彼女を愛した騎士団長が紡ぐ、切なくて、温かくて、泣ける恋物語。
余命×再会×片恋から始まる、ほっこりじんわり異世界ラブストーリー。
文字数 21,968
最終更新日 2025.06.07
登録日 2025.06.04
6/5完結しました。駆け落ちした両親に産まれたオメガのエミル。父が亡くなり母は病に。助けるには自分の身を売るしかない。思い詰めたエミルを助けたのは、辺境の戦で勝利した運命の番であるアルファの騎士団長だった。身分差に身を引こうとしたが。ハッピーエンドオメガバースです。年の差、R18描写あります。
文字数 10,341
最終更新日 2025.06.05
登録日 2025.06.02
「お前との婚約は破棄する。国からも出て行け!」
無実の罪で婚約を破棄され、社交界からも追放された伯爵令嬢・リリアーヌ。家族からも見捨てられ、雪の降る夜、一人彷徨っていた彼女を救ったのは――国の守護者と名高い、冷徹と噂される聖騎士団長・レオンだった。
「お前の価値をわからない愚か者どもは放っておけ。俺が守る」
そう言って差し伸べられたその手に、彼女の運命は再び動き出す。
新たな土地で始まった静かな暮らしの中で、リリアーヌは次第に自分らしさを取り戻し、レオンの深い愛情に包まれていく。
そんなある日、かつて彼女を追放した元婚約者と王宮の使者が突然現れる。
「戻ってきてほしい。君が必要だ」
――でももう遅いです。私は今、聖騎士団長様に誰よりも大切にされていますから。
文字数 55,952
最終更新日 2025.06.02
登録日 2025.05.31
辺境伯当主である父に無理矢理参加させられたある夜会。辺境伯家の次女レティシアは、ダンスの誘いの多さに、断るのにも疲れ、辟易して王城の中を進んでいた。人気のない暗がりの中、うめくような声がする。一人の騎士が座り込んでいた。レティシアは彼を介抱する。
応急処置!わかった?
この出会いの行方は・・・?
R18指定の表現が含まれる話につきましては、タイトルに★マークがついております
文字数 618,128
最終更新日 2025.06.02
登録日 2022.08.13
政略結婚で新興国の騎士団長キアン(26歳)に嫁いだ大国グントバハロン宗家の末姫ティルフィーユ(17歳)。とても背が高くて不愛想で口数の少ないキアンをティルフィーユは悪くは思わなかったが、キアンはこの結婚とティルフィーユが気に入らない様子。いざむかえた初夜では「これは所詮、政略結婚だ。夜の行為は必須ではない」と言われて拒絶されてしまい、ティルフィーユはひどく傷つく。目も合わせてくれないほど冷たい態度のキアンだが、実は何かを誤解しているようで……?
二人の両誤解とその解決、初えっちという前半、国のために頑張る二人におとずれるピンチを描いた後半という二部構成のような物語です。アルファポリスでの本作は、具体的な性描写をすべてカットしたR15版として掲載しています。
他サイトにも掲載あり。作者の近況ボードにて関連作品や番外編についてご案内しております。
文字数 239,578
最終更新日 2025.05.24
登録日 2025.03.03
※2024年12月中旬アルファポリス・アンダルシュノベルズさまより本作が書籍化されました!
<本編完結しました!ただいま、番外編を随時更新中です>
ユロニア王国唯一の公爵家であるフローレス公爵家嫡男・ルカは王国一の美人との呼び声高い。しかし、父に甘やかされ育ったせいで我儘で凶暴に育ち、今では暴君のようになってしまい、父親の言うことすら聞かない。困った父は実兄である国王に相談に行くと腕っ節の強い騎士団長との縁談を勧められてほっと一安心。しかし、そのころルカは今までの記憶を全部失っていてとんでもないことになっていた。
記憶を失った美少年公爵令息ルカとイケメン騎士団長ウィリアムのハッピーエンド小説です。
R18には※つけます。
文字数 209,202
最終更新日 2025.05.18
登録日 2022.09.07
この物語は完結しました。
異世界の伯爵令嬢として生まれたフィオーレ・アメリア。美しい容姿と温かな家族に恵まれ、何不自由なく過ごしていた。しかし、十歳のある日——彼女は突然、前世の記憶を取り戻す。
「私……交通事故で亡くなったはず……。」
前世では地味な容姿と控えめな性格のため、人付き合いを苦手とし、恋愛を経験することなく人生を終えた。しかし、今世では違う。ここでは幸せな人生を歩むために、彼女は決意する。
幼い頃から勉学に励み、運動にも力を入れるフィオーレ。社交界デビューを目指し、誰からも称賛される女性へと成長していく。そして迎えた初めての舞踏会——。
煌めく広間の中、彼女は一人の男に視線を奪われる。
漆黒の短髪、深いネイビーの瞳。凛とした立ち姿と鋭い眼差し——騎士団長、レオナード・ヴェルシウス。
その瞬間、世界が静止したように思えた。
彼の瞳もまた、フィオーレを捉えて離さない。
まるで、お互いが何かに気付いたかのように——。
これは運命なのか、それとも偶然か。
孤独な前世とは違い、今度こそ本当の愛を掴むことができるのか。
騎士団長との恋、社交界での人間関係、そして自ら切り開く未来——フィオーレの物語が、今始まる。
文字数 50,940
最終更新日 2025.05.14
登録日 2025.05.06
大聖堂で『聖女』として国を支えてきたセシリア・エラフィーナ。婚約者であった王子から一方的に婚約破棄を告げられた彼女は、心も体もボロボロだった生活から何とか逃げだし、田舎でのスローライフを密かに楽しんでいた。
しかし、ある一人の男の訪問によって壊されてしまった。彼の名はレオナード・ヴァルハルト。国一番の剣の腕を持つ騎士団長。大聖堂へと連れ戻されると覚悟を決めたが、彼からは信じられない言葉が発せられた。
「セシリア様、私と結婚してください!」
果たしてセシリアは、自由と平穏を手に入れることができるのか。そして、レオナードとの間に芽生える感情の行方は?一方で、聖女の存在を取り戻そうとする王族の陰謀は激化し、次々と迫り来る危機が二人に迫るのであった。
いいね・お気に入り登録、よろしくお願いします。
(2025/05/10〜 続編を追加)
文字数 123,165
最終更新日 2025.05.10
登録日 2024.12.07
突然父親から、平民出身であり騎士団長を務める天人(α)デュークに嫁ぐように命令された花人(Ω)のアルビー。
しかしアルビーには幼い頃に婚約したジルバートという相手がいる。
思わず反論したものの、父親は正式に婚約をまだ発表していないことを利用して、アルビーの代わりに弟のオリビアをジルバートと婚約させると言い出した。
更に、ジルバートとオリビアが両思いだと知ったアルビーは、悲しみに暮れて言葉が出なくなってしまう。
結局、デュークに嫁ぐことになったアルビー。
初めは、口が悪く粗暴な態度のデュークのことを怖がっていたアルビー。しかし、デュークのストレートな優しさや言葉に段々と絆されていき、いつの間にか彼のことを好きになっていって───
元平民出身で口は悪いけど溺愛しまくり系騎士団長
×
自分に自信を持てない受け
の焦れった可愛いラブラブなお話です
世界観統一のため
αを『天人』
Ωを『花人』
βを『常人』
と表記しています。
基本的には普通のオメガバースです
よろしくお願いしますm(_ _)m
文字数 35,696
最終更新日 2025.05.10
登録日 2024.12.25
言葉を失った聖女候補、アリアンナ。神殿で「役立たず」と虐げられる彼女の唯一の慰めは、神々の(かなり俗っぽい)心の声を聞くことだった。ある日、ライバルにいじめられているところを、真面目な騎士団長ライオスに助けられる。彼もまた、内心ではアリアンナを心配し、惹かれているようで…? 声なき聖女候補と、その心の声(と神々の声)が織りなす、ちょっと不思議で心温まる恋物語が今はじまる。
文字数 13,386
最終更新日 2025.04.29
登録日 2025.04.29
エロなし。全8話。
いじめられ続けた僕は、ある日突然、異世界に転移した。
けれど、勇者として歓迎されたのは、僕を苦しめてきた“あいつ”の方。僕は無能と決めつけられ、誰からも相手にされなかった。
そんな僕に手を差し伸べてくれたのは、冷酷と恐れられる騎士団長・ジグルドだった。
なのに、あいつの命令で、僕は彼に嘘の告白をしてしまう――「ジグルドさんのことが、好きなんです」
それが、すべての始まりだった。
あの日から彼は、僕だけをまっすぐ見つめてくる。
僕を守る手は、やさしく、強くて、どこまでも真剣だった。
だけど僕には、まだ知られていない“力”がある。
過去の傷も、偽りの言葉も超えて、彼の隣にいてもいいのだろうか。
これは、いじめられっ子の僕が“愛されること”を知っていく、嘘と覚醒の物語。
文字数 18,356
最終更新日 2025.04.26
登録日 2025.04.23
さくらは、ある日道路の真ん中に空いていた穴に落っこちてしまい、気が付いたら異世界に迷い込んでいた。そこは、地味な顔、華奢な身体が美しいとされる、美醜逆転の世界だった。
そこで出会った醜男(美丈夫)の騎士団長とイチャラブになるまでのお話。
■R18表現が含まれる場合、サブタイトルに※がつきます。苦手な方はお気をつけください。
🔳別サイトで公開している作品を転載しております。
🔳2025.4.24 HOT女性向けランキング2位になりました。ありがとうございます。
文字数 92,535
最終更新日 2025.04.26
登録日 2025.04.19
目が覚めたら、私はなんと異世界の「騎士団長の嫁」になっていた!?
しかもその夫――リオン団長は、“鉄仮面”と呼ばれる人間嫌いの孤高の騎士。
冷たい視線、言葉も通じない、心の壁は分厚すぎる…。
だけど、彼のそばにいるうちに、少しずつ知ってしまう。
その氷の仮面の奥にある、誰よりも優しくて脆い心を。
やがて王城を揺るがす陰謀、命を懸けた戦い、
騎士団員たちとの絆、そして…転生の真実と世界崩壊の予兆が明らかに。
「お前だけは、絶対に守る」
夫婦から始まったふたりの関係は、
恋になり、愛になり、やがて――世界を変える力へ。
感動・号泣・胸キュン必至!
文字数 81,589
最終更新日 2025.04.23
登録日 2025.04.11
これって白い結婚ですよね――?
政略結婚で結ばれたリリィと王国最強の騎士団長アシュレイ。
完璧だけど寡黙でそっけない態度の夫との生活に、リリィは愛情とは無縁だと思っていた。
そんなある日、「雪花祭」を見に行こうとアシュレイに誘われて……?
※他サイトにも掲載しております。
文字数 1,929
最終更新日 2025.04.20
登録日 2025.04.20
太陽の光に当たって透けるような銀髪、紫水晶のような美しい瞳、均整の取れた体つき、女性なら誰もが羨むような見た目でうっとりするほどの完璧な聖女。この国の聖女は、清楚で見た目も中身も美しく、誰もが羨む存在でなければいけない。聖女リリアは、ずっとみんなの理想の「聖女様」でいることに専念してきた。
そんな完璧な聖女であるリリアには誰にも知られてはいけない秘密があった。その秘密は完璧に隠し通され、絶対に誰にも知られないはずだった。だが、そんなある日、騎士団長のセルにその秘密を知られてしまう。
秘密がばれてしまったら、完璧な聖女としての立場が危うく、国民もがっかりさせてしまう。秘密をばらさないようにとセルに懇願するリリアだが、セルは秘密をばらされたくなければ婚約してほしいと言ってきた。
一途な騎士団長の思いは果たして成就するのか!?
◇氷雨そら様主催「愛が重いヒーロー企画」参加作品です。
文字数 13,437
最終更新日 2025.04.04
登録日 2025.04.04
熊族であるベーレンドルフ侯爵家次男のマクシミリアンは6歳で運命の相手と出会う。
その相手は可愛らしい顔立ちをした7歳年上のヴェルナー。
漆黒の耳と尻尾が美しい黒豹族の彼は史上最年少で騎士団入団を果たした実力者。
18歳でヴェルナーを手に入れると決めたマクシミリアンが本当にヴェルナーを手に入れるまでのイチャラブハッピーエンド小説です。
『最強の黒豹騎士団長は新人熊騎士にロックオンされちゃいました』のマクシミリアンsideのお話です。
そこまで長くならない予定ですが、分けて書いてみました。
R18には※つけます。
文字数 42,151
最終更新日 2025.04.04
登録日 2023.11.15
生まれが複雑で、国の都合に巻き込まれることに嫌になった魔法師ヴェードは逃げた。
つい、うっかり、騎士団長セランを連れて。
国からは逃げられたが、セランからは逃げられない。
国が崩壊しようと、実家が窮地に立たされようと。セランは興味がない。セランはヴェードだけが欲しい。
※男性妊娠あり(詳細な描写は無い)
※流され受け
※攻めによる見せつけ自慰
※ご都合主義
文字数 13,261
最終更新日 2025.03.24
登録日 2025.03.24
【完結済】美醜の感覚のズレた異世界に落ちたリリがスパダリイケメン達に溺愛されていく。
ヒーロー大好きな主人公と、どう受け止めていいかわからないヒーローのもだもだ話です。
「シェイド様、大好き!!」
「〜〜〜〜っっっ!!???」
逆ハーレム風の過保護な溺愛を楽しんで頂ければ。
文字数 205,135
最終更新日 2025.03.22
登録日 2025.01.08
悪政を布く神聖ヴェルサリヤ帝国に反旗を翻し、反乱軍の指導者となった赤毛の女剣士ミーシャ。救国の聖女と呼ばれた彼女は、帝国に滅ぼされた亡国の王子セレスタンと恋仲になる。しかし反乱軍に荷担したヴェルサリヤ帝国の女聖騎士アリシアは、反乱によって滅んだ帝国の国民感情を理由に、新王国の王妃に相応しいのは田舎者のミーシャではなく名門貴族の自分だと主張。正義と民意を盾に新王セレスタンと結婚し、敵情視察任務の名目でミーシャを国外に追放する。追放先はセリオン教国。不正な侵入をした者は二度と生きては戻れないと言われている国だった。
※自分を陥れた悪女に自分の手で復讐するヒロインが好きな人向け。ミーシャは戦場でアリシアと対決し、その場でアリシアを殺します。ザマァ要素は少な目。
※基本カップリングはセオドリック×ミーシャ、セレスタンとミーシャは両片思いのまま終わります。軽度の逆ハーレム要素あり。
※更新頻度は3〜10日に1回程度です。気長にお付き合いください。
※本作は「小説家になろう」に重複投稿を行なっております。
文字数 19,696
最終更新日 2025.03.15
登録日 2025.02.03
前世の世界で亡くなった主人公は、突然知らない世界で知らない人物、クリスの身体へと転生してしまう。クリスが眠っていた屋敷の主であるダリウスに、思い切って事情を説明した主人公。しかし事情を聞いたダリウスは突然「結婚しようか」と主人公に求婚してくる。
なんとかその求婚を断り、ダリウスと共に屋敷の外へと出た主人公は、自分が転生した世界が魔法やモンスターの存在するファンタジー世界だと気がつき冒険者を目指すことにするが____
過保護すぎる大型犬系最強S級冒険者攻めに振り回されていると思いきや、自由奔放で強気な性格を発揮して無自覚に振り回し返す元気な受けのドタバタオメガバースラブコメディの予定
要所要所シリアスが入ります。
文字数 80,247
最終更新日 2025.03.08
登録日 2024.05.02
獣人に好かれる匂いをもつ、リンジェーラ=ベルタス
それが原因により起きた事件で、宮廷薬師に拾われ、宮廷魔導師団おかかえの薬師(調香師)として働いている。自分の匂いを誤魔化すため、獣人に嫌煙される匂いをまといながらも、宮廷騎士団副長の白狼獣人と結ばれるまでのストーリー。
*誤字脱字、設定などの不可解な点はご容赦ください。
だだの自己満作品です。
R18の場合*をつけます!
他作品完結済みも、宜しければ!
1作目<好きな人は兄のライバル〜魔導師団団長編〜>【完結】後日談は継続中
2作目<好きな人は姉への求婚者!?〜魔導騎士編〜>【完結】
文字数 182,217
最終更新日 2025.03.01
登録日 2021.11.19
辺境伯の娘であるナディアは、幼い頃ドラゴンに襲われているところを騎士エドムンドに助けられた。
それから十年が経過し、成長したナディアは国王陛下からあるお願いをされる。その願いとは『エドムンドとの結婚』だった。
幼い頃から憧れていたエドムンドとの結婚は、ナディアにとって願ってもいないことだったが、その結婚は妻というよりは『世話係』のようなものだった。
誰よりも強い騎士団長だったエドムンドは、ある事件で左目を失ってから騎士をやめ、酒を浴びるほど飲み、自堕落な生活を送っているため今はもう英雄とは思えない姿になっていた。
貴族令嬢らしいことは何もできない仮の妻が、愛する隻眼騎士のためにできることはあるのか?
前向き一途な辺境伯令嬢×俺様で不器用な最強騎士の物語です。
文字数 71,698
最終更新日 2025.02.28
登録日 2025.01.31
幼い頃、森で傷ついた"子犬"を拾ったアンネ。
彼をそっと抱き上げた小さな手は、温もりに飢えていた少年の心を照らす光だった。
けれど、ある日村が盗賊に襲われ、アンネは囚われの身となる。
子犬ちゃんと再会することなく、遠く離れた王都でパン屋の下働きをしながら生きることになった。
――そして数年後。
王都の騎士団長となったレオンは、視察中にふと懐かしい香りを感じる。
それは、かつて彼が慕い、決して忘れたことのない"飼い主"の香りだった。
成長し、逞しくなった彼は、もう"子犬ちゃん"ではない。
けれど、アンネにとって彼は"子犬ちゃん"のまま。
「……昔みたいに、俺のことを呼んでくれ」
再会した二人。
無口で不器用な騎士団長は、彼女との距離を埋めようと静かに歩み寄る。
しかし、アンネはまだ彼が"あの子犬ちゃん"だとは気づいておらず……?
――甘くてじれったい恋物語。
文字数 8,512
最終更新日 2025.02.27
登録日 2025.02.26