不老不死 小説一覧
1
異空間にある北の孤島での冒険物語。「カケス男とウグイス女」の続編。ホケチョを追って、祖父母の源ジィとお春がいよいよ行動を起こす。
文字数 32,083
最終更新日 2025.12.14
登録日 2025.09.07
2
”彼の人も”また、虚しさと胡乱(うろん)の中で探していた、己の”すべて”をあずけてしまえる誰かを―――――
1600歳を超える神だったジルカース(主人公)は、幼い頃から対話をして親しかった神子のテオを探し下界へと降りる。
しかしジルカースは天界に居た頃の記憶を失っており、また下界は極めて治安の悪い世界だった。
略奪や奴隷狩りが横行する世界で、神であったはずのジルカースはやがていつしか暗殺家業をするようになる。
そんな中でジルカースは人の縁を知り時に絶望して、時に思いを重ねて生きてゆく。
穢れを知り堕ちゆく彼の行き着く先はいかなる場所なのか。
文字数 196,802
最終更新日 2025.11.16
登録日 2023.04.10
3
4
ある夜僕は、育ててきた異形の少年に組み敷かれた。
洪水で地上の多くが沈んで300年。異形と呼ばれる新人類の中、旧人類の僕は人魚を食らい不老不死となり、娼夫として生きていた。
それは親を亡くした異形の少年・カナタを僕は引き取り育てるためだ。
けれど彼が十八になった夜、僕に牙を剥く。
「俺、音耶が欲しい」
力でねじ伏せられ、身体を貫かれたあの夜から、僕らの理想郷は音を立てて壊れていった。
――背徳と暴力が支配する、反倫理ポストアポカリプスBL。
※カニバリズム表現がちらっとでてきます、
※主人公は娼夫のため、攻めは複数でてきます
※倫理的にはかなりアウトより
※受けはひどい目に合ってます
※異形×人間
※他サイトにも投稿
文字数 84,240
最終更新日 2025.11.06
登録日 2025.10.16
5
ある事件を境に世界は滅亡する
そんな終末世界を旅する不老不死天月 奏(あまつき かなで)は世界が滅亡してからずっと生存者を探していた
そんなあるとき同族を殺し生きながらえている吸血鬼の神祖リアと出会う
彼女の美貌は世界中を虜にしてしまうほど美しかった
そんな彼女を一目見て
天月 奏は言った
結婚してくださいと
彼らが紡ぐ幸せな新婚夫婦物語!
文字数 3,556
最終更新日 2025.10.22
登録日 2025.10.21
6
「だから言ったでしょう。バカなことは考えるなって」
漫画やアニメ、小説が好きな描手花絵。
なかでもホラー作品が好きな彼女は、巷で話題になっている新種の怪物アンデッドと仲よくなり、あわよくば魔獣として使役したいと思っている。
恋人である和歌先詩織は花絵の夢を応援してくれる。
しかしミステリアスな転校生・御陵紬は「バカなことは考えるな」と彼女たちを牽制。
紬の態度に怒りを覚えた花絵は深夜にひとり、アンデッドの出没地帯へと赴く。
そこで待っていたのは……。
※注意※
カニバリズム、殺人、器物損壊、暴力行為といった過激な描写、暴力描写が多々あります。
BL長編小説『荊棘の檻』と同じ世界のお話です。
こちら単体でも、お読みいただけます。
この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません。
※この小説はエブリスタ様からの転載となります。
妄想コンテストの参加作品です。
文字数 7,852
最終更新日 2025.10.20
登録日 2025.10.20
7
ただ帰りたかった。
でも与えられたのは、“壊す力”だった――。
少女の選択が、異世界を揺るがす。
文字数 34,445
最終更新日 2025.10.08
登録日 2025.09.24
8
「あー、死にてえ」
それが俺、藤原悠人の口癖であり、数百年間変わることのない、たった一つの願いだ。
幼い頃、神様の気まぐれな「遊び」で不老不死にされてから、俺の時間は止まった。友も、恋人も、家族も、みんな俺を置いて老い、死んでいく。その無限に繰り返される別離の地獄(愛別離苦)から逃れるため、俺は元凶である「常世の神」を見つけ出し、この呪いを解いてもらう(ついでにブン殴る)ための、孤独な旅を始めた。……はずだった。
なのに、どうしてこうなった。
行く先々で、なぜか厄介事を解決する羽目になり、気づけば俺のボロいバンの周りには、とんでもなく個性的で、最高に面倒な仲間たちが集まってきていた。
清らかな霊力だけが取り柄の天然巫女 。幽霊が怖いのに物理で殴り飛ばす、心優しき脳筋男 。科学で世界のバグを解明しようとする天才ハッカー少女 。モノの魂と対話する無口な整備士 。人の心までをもメスで切り裂こうとする美人女医 。人の嘘を見抜くNo.1キャバ嬢 。法で神を裁きたいイケメン弁護士 。家出してきた総理の娘 に、退屈しのぎに妖怪ハントする大富豪 ……。
俺はただ静かに死にたいだけなのに、このポンコツ集団は、俺を休ませてくれない。座敷童子の悩みを聞き 、平将門の部下の霊を慰め 、電子の海で生まれた妖怪を鎮魂し 、犬神の呪いを解き 、時間を喰らう神の眷属にボコボコにされ……。
これは、死にたがりの男が、図らずも最高の仲間たちと出会い、日本全国をドタバタと駆け巡りながら、世界の理不尽と対峙する、壮大な世直し珍道中!
電車で読めば笑いを堪えきれず、一人で読めば涙が止まらない。仲間たちが抱える過去の痛みに胸を締め付けられ、絶望の淵で確かめ合う絆に心を震わせ、そして、悠久の孤独に生きてきた男の魂の叫びに、あなたはきっと何かを見つけるはず。
個人の呪いを解く旅は、いつしか「世界のバグ」を修正する、神々との戦いへと姿を変える。
最強主人公の無双物語に飽きたあなたへ。最高に面倒で、最高に厄介で、だけど、どうしようもなく愛おしい「家族」の物語が、ここにある。
さあ、あなたもこのポンコツたちの旅に、乗り遅れるな!
文字数 322,502
最終更新日 2025.09.29
登録日 2025.08.12
9
香賀獅王は交通事故により転生することとなったが、何故か転生してくれるという女神にとても気に入られていた。知らぬ間に「推し」として認定されており、困惑しながらも本来の天然を発揮し、助けてもらった女神に尽くすことを誓う。
そして、女神に一生尽くすことを誓ったことにより不老不死となり、女神の右腕として仕事を手伝うことになるが、まさか元転生者を裁いていくとは思わず――。
天然で不老不死で推し認定されている青年、女神のために頑張って参ります!
文字数 107,164
最終更新日 2025.09.28
登録日 2025.03.03
10
11
崖の下の洞穴に住んでいる不老不死の白鬼(しろおに)は、嵐の日に少女を救出する。彼女に恋した白鬼は、彼女の美しい声をもう一度聞きたいとお城に入り込むが……。
※人魚姫のパロディです。
※2025.6.20 『そして白鬼は王女と別れて』一部本文を修正しました。
文字数 22,736
最終更新日 2025.06.22
登録日 2025.06.07
12
その昔。
わたしは聖女を陥れた悪女として裁かれた。
冤罪でも何でもなく、確かに聖女を陥れた悪女だった。しかもそれを悪いとは思っていない罪深い女だった。
その時代の王太子や高位貴族の子息をたぶらかし、聖女を偽聖女として断罪した。
チヤホヤされるその地位が欲しかったから。
そしてその後、国が荒れて嘘がバレて死刑になった。
神の寵愛する聖女を陥れたということで、死後、天界と人間界の狭間で神様にも裁かれた。
「聖女を断罪し、国の滅亡に追い込んだ其方の罪は重い。百年の罪滅ぼしを言い渡す」
と言われた事に対して、しれっと私は文句を言った。
「聖女一人如きでで滅ぶような国のあり方にも問題があるのでは?」と。
口の減らない女であった。そして罪滅ぼしが千年になった。
文字数 10,963
最終更新日 2025.06.15
登録日 2025.06.15
13
不老不死のワクチンが完成した。
このワクチンを接種することで、人々は文字通り「不老不死」となる。
人々はこぞって、ワクチンを接種した。
不老不死ワクチンがもたらした影響とは。
文字数 4,021
最終更新日 2025.04.03
登録日 2025.04.03
14
15
それは不思議な夢だった。
暗き闇の世界で、少女はひとり祈り続ける。
祈る彼女に三人の混沌の影が襲い掛かる。
それを守る、オレ麻宮龍輝(リュウキ)と少女(ニーシヤ)の守護騎士エッジ、エルフの大魔道士エス。
…それはこれから始まる呪われた戦いの始まりに過ぎなかった。
文字数 271,963
最終更新日 2025.01.06
登録日 2023.01.21
16
私は2000年前から一切歳を取らなくなったエルフ
何度死んでもまた生き返る
なぜ私だけが2000年も生きるのか自分の“死”の謎を求めて旅をする…いや自分の“死”を求めて旅をしているのかもしれない…終わらない人生
不老不死ゆえの苦悩と葛藤
物語が進むにつれ明かされる驚愕の真実
『お前は僕と同類だ』
私はエルフ、2000年前に歳を取らなくなり、何度死んでもまた生き返る運命に囚われた存在。肉体的には不老不死のまま、時が流れ、歴史が刻まれ、人々が消えていく中で、私はただ一人、無限の時間を生き続けている。
最初は、永遠の命を与えられたことに喜びを感じていた。けれども、時が経つにつれてその喜びは次第に重荷となり、孤独が心を蝕んでいった。大切な仲間、愛する者、そして家族が皆死に、私だけが残される…
私はその度に生き返り、そのたびに失っていく。何度生き返ろうとも、傷ついた心は癒えず、ただ時間が過ぎ去るばかり。
奴との出会いで私の物語は大きく変わった
この終わらない人生の真実を知り、なぜ私だけがこのような運命を背負っているのか
時折思うのだ。もしかすると、私はただ“死”を求めているのかもしれないと。
だがその先に待ち受けているのは、誰も予想できない驚愕の真実。私が求め続けた“死”の本質とは一体何だったのか?それを知った時、私はどう変わるのだろうか…
文字数 26,346
最終更新日 2024.12.04
登録日 2024.11.21
17
はくちゅう ゆめをみる
全ての戦をなくし、徒に命が散ることのない平和な世界を目指し、あちこちで起きる戦を止めようと奔走する白鬼(びゃっき)。そんな彼の元に、彼の父の生まれ変わりを自称する男が現れる。
彼に連れて行かれた国で、白鬼は国主の後継者の影武者を務めることになる。
※日本の戦国時代によく似た架空の世界です。史実とは一切関係がありません。
文字数 42,269
最終更新日 2024.11.06
登録日 2024.10.17
18
不老不死として長い時を生きる「きさらぎ あさきゆめみし」は、街を歩いているとトップVSingerというジウの放送と出会う。
そしてVSingerというのに憧れを抱き、自身も新人VSingerになる。
それは不老不死として世界の破滅を幾度も見て来たきさらぎあさきゆめみしにとって、心からやりたいと想えるものだった。
しかしジウと出会い、ジウに誘われて所属した事務所は実は裏の面があり?
起動兵器「レイラ」通称Lナンバー機体に乗り、きさらぎは世界を護る為に「鬼」と戦うことになる。
しかしきさらぎ自身も、言えない秘密「鬼」と繋がりがあった。
世界を巻き込んで、歌に憧れて入った世界で予想もしていなかった方向へ運命は廻り出す。
ソノ先で出会った存在は──
文字数 1,565
最終更新日 2024.11.04
登録日 2024.11.04
19
異世界へ転生? 不老不死にしてあげる?
お断りします。
しかし、主人公は赤ん坊に転生し、0から人生やり直し。
自分は成長しているので不老不死ではないと気づき喜ぶが、15歳になった時、路地裏にて刺される。
自身が不老不死だということを受け入れることはできず……。
面倒なことが嫌いな主人公は、その力で面倒ごとを消し去ろうとします。
しかし、神から貰ったギフトには、不老不死と異世界転生の他に、面倒ごとに巻き込まれるというものもあった。
そんな主人公が、知らずにクルーエル教団という組織に追われることになる。
魔導書と、金と、兄が好き。
そんな利己的な主人公のサイコでダークな物語。
文字数 59,874
最終更新日 2024.09.21
登録日 2024.07.01
20
21
化け物と呼ばれた男は少女を拾い、そして失った。
けれどそれで終わりではなかった。
病死や殺人要素、墓荒らし、好きな相手が違う人と結婚、自分を父親と思っている少女に恋情を抱いている、うじうじした男等ありますので苦手な方はお気を付け下さい。
元は本編とセルフパロディだったけど、長い放置の間にどれも感覚があんま変わらなくなったので投稿は全部本編扱いで行きます。お好きなところだけ本編と思ってください。途中、わりと台無しになる。
バタバタしてるので特に理由もなく遅れたり止まったりしたら察してください。ああ、憂鬱。
続きは冒頭の需要の少なさから判断して予約を取り消しました。今後投稿作業が出来ない時等用に待機させます。よって追加日時は未定です。詳しくは近況ボード(https://www.alphapolis.co.jp/diary/view/206551)で。
URL of this novel:https://www.alphapolis.co.jp/novel/628331665/750821275
文字数 17,001
最終更新日 2024.09.06
登録日 2023.11.10
22
名高い科学者の村上博士は、不老不死の薬を完成させた。富豪のAはその噂を聞き、博士に薬を売ってほしいと頼むが断られる。諦めないAは泥棒を雇い、ついに薬を手に入れる。Aは歓喜して薬を飲むが、不老不死の薬を飲んだAはどうなるのか。
文字数 956
最終更新日 2024.07.17
登録日 2024.07.17
23
旧題 金の王と美貌の旅人
――あるところに、黄金色の髪を持つ優れた王が治める国があった。
その国の片隅にある酒場で、異国の旅人が出会ったのは商家の長男坊だという青年だった。互いに酒に強い二人は直ぐに意気投合し、飲み比べをし始めたのだが……。
残酷な描写には※R15、18禁には※R18がつきます。青年側の女性関係についてや主人公以外との婚礼等の話があります。そういった展開が苦手な方はご注意ください。ハッピーエンド保障。
ムーンライトノベルズにて完結した小説「金の王と不変の佳人(タイトル変更)」を加筆修正して連載。完結しました。アルファポリス版は番外編追加予定。※「王弟殿下と赤痣の闘士」と時間軸が繋がっています。よろしければそちらもお楽しみ頂ければ幸いです。
文字数 116,903
最終更新日 2024.03.20
登録日 2023.08.13
24
25
不老不死の呪いを背負うお姫様といつも隣にいる執事の日常
私はもう一人ぼっちじゃない
1話1話で内容が完結できるよう投稿していきます。
文字数 4,063
最終更新日 2024.02.29
登録日 2023.11.21
26
27
ある日、カミラが日課である散歩しているとうめき声が聞こえた。声のする方へと向かうと大怪我をおった少年が倒れていた。力を使ってその少年を助け命を救う。するとカミラは少年にノアという名をつけ弟子にした。
カミラとノアの行く先には何が待ち受けるのか…。
(時々話を書き直すことがあります。大きく話を変えることはありませんので気にせず読んでください。)
文字数 73,386
最終更新日 2024.01.24
登録日 2020.06.03
28
29
突如として神に呼び出された少女は、不老不死の能力を与えられ、無理やり異世界へと転移させられることとなる。一見チート能力かと思われる不老不死。実際チート能力ではあったものの、それは決して良いものではなかった。死なないのではない。“死ねない”ある意味呪いのようなものだったのだ。突如として腕を切り落とされたり、毒にやられたり。いくら辛くても死にきれない。そんな呪縛を背負った少女は、残酷で美しい異世界で彷徨い、旅をする。
/残酷な描写や軽い性的描写が出る場合がありますので、苦手な方はお気をつけください。また、この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
文字数 149,320
最終更新日 2023.09.22
登録日 2023.05.20
30
小野悠介は父親の仕事の都合で、T県の三崎町へと引っ越してきた。
新居となる家のエアコンの調子が悪く、不動産会社へ連絡をするも業務を委託している会社が繁忙期の為、こちらに来れるのが一番早くて六日後になるという。
夏休み中の悠介は、涼める場所を探して町を散策することにした。だが町唯一の公共施設である図書館は八月下旬まで改修工事で閉館中。
仕方がないので山手を歩いていると、古びた木製の看板を見つける。どうやらこの先に池があるようだ。
好奇心と涼を求め、悠介は看板の指し示す道を進んで行くがーー。
現代の田舎を舞台にした、妖しくも美しいダークホラーです。
文字数 20,142
最終更新日 2023.09.15
登録日 2023.09.15
31
32
永遠の若さ、永遠の命、それを兼ね備えた不変の存在。人はそれを不老不死と称する。そんな不老不死の女性、ダフネは死を求めていた。自身が死ぬために必要なのは、伝説上の存在である賢者の石。しかし、その賢者の石は99の欠片となり、世界各地に散らばっていた。
その欠片を集めるために、不老不死ダフネは理性ある殺人鬼カインと共に、一癖も二癖もある人々と出会いと別れを繰り返しながら旅をする。
文字数 11,293
最終更新日 2023.08.01
登録日 2023.08.01
33
80年前、広島で被爆した伊草人志は、その語り部として活動していた。だが周りの被爆者たちが寿命で亡くなっていくことに焦りを覚え、白鬼に「不老不死」を求める。
※2023/07/30 最後に出てくる女子高生の名前「薫」を、「神世(かみよ)」に変更しました。
文字数 7,431
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.06.30
34
35
異世界に召喚された、魔王の血筋を受け継ぐ情に厚い青年。
過去に仲間を殺された、 異能の力を持つ不老不死の口が悪い美少女。
似た境遇だが凸凹な二人は互いに惹かれ合い、人を喰らう妖魔と、蘇りし死者『ダークネス』と戦う。
青年は、自分の力に困惑するも…徐々に力の使い方をマスターし…親と仲間の仇を討つべくヒロインと共闘する。
登場人物
主人公…オズ。異世界召喚された青年。自身の一族の呪いに苦しむも、懸命に運命に抗う。喜怒哀楽がはっきりしている。情に厚くお人好しで、敵に同情してしまうのが弱点。
ルミナ…本作のヒロイン。不老不死の謎の美少女。死にかけの所を、マッドサイエンティストに救われ妖魔の肉体に改造される。
口は悪いが仲間思いであり、聡明な所がある。死者が蘇りのさばるのは倫理に反するという思いが強い。
過去の事は、滅多に話したがらない。
妖魔になろうが、人は絶対に殺さないという、強い信念がある。
文字数 11,063
最終更新日 2023.05.01
登録日 2023.04.26
36
文明の滅びた世界で、『死なず』の人間が空を泳ぐクジラを観測する。
カクヨムとノベルアップにも投稿しています。
文字数 4,167
最終更新日 2023.03.08
登録日 2023.03.08
37
「―この悪魔め!お前なんて、生まれて来なければ良かったんだ!」
悪魔の羽のような形をした痣(あざ)―『悪魔の痣』を持って生まれた少年ヴィン。
彼は村人達や親から『悪魔の子』として疎まれ、隔離されながら育てられていた。
しかし、寒波の影響で村の作物が不作となったことから、それが『悪魔の痣』のせいだと考えた村人達は彼を村から追放してまう。
そして、村から追いやられ彼が行き着いたのは、人々を呪い殺す魔女が住むと言い伝えのある森だった。
悲しみつつも皆に迷惑を掛けない為、ヴィンは一人森の奥深くへ進んでいくと、月を見上げる女性を見つける。
「…人間がこんなところに何の用?」
「月みたいに綺麗な目だ」
青く鋭い瞳に睨み付けられるものの、その瞳の色に魅了されたヴィンは咄嗟にそう答えてしまう。
すると、女性は彼の身の上話を聞いて一緒に生活することを提案してくれた。
実は彼女こそ、この森に住む魔女ミーリスだったのだ。
痣の呪いで永遠にも等しい寿命を持ってしまったヴィンは魔法の才能もあり、同じく寿命の長いミーリスに魔法を教えてもらいながら森の中でゆったりとした生活を送り始める。
こうしてヴィンは孤独に二百年を生きた魔女ミーリスと生活しながら、自分の痣が『聖痕』と呼ばれる特別なものだということを知ることになる。
一方、『聖痕』を持ったヴィンが居なくなった後、村では不幸な出来事が度重なるように起こり始め―
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■更新状況
気まぐれ更新
■その他
※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムにて連載
文字数 1,796
最終更新日 2022.11.08
登録日 2022.11.08
38
アンネリーゼが目を覚ますとそこは、見知らぬ場所だった。
それどころか、自分の事すらもアンネリーゼという名前以外、何も覚えていなかった。
そんなアンネリーゼを助けたのは、ジークヴァルト・クラルヴァイン。
人間離れした美貌と強大な魔力、そして最高峰の剣の腕を持つ彼は辺境伯であると同時に、ヴァルツァー王国の守護者と呼ばれる騎士だった。
行くあてのないアンネリーゼの身元が分かるまでジークヴァルトの城に留まる事になる。
ジークヴァルトはアンネリーゼに対して冷たい態度を取るが、それには深い理由があった………。
文字数 249,308
最終更新日 2022.10.14
登録日 2022.04.23
39