推理小説一覧
文字数 1,182,558
最終更新日 2024.02.11
登録日 2020.06.08
陸翠鈴(ルーツイリン)は年をごまかして、後宮の宮女となった。姉の仇を討つためだ。薬師なので薬草と毒の知識はある。だが翠鈴が後宮に潜りこんだことがばれては、仇が討てなくなる。翠鈴は目立たぬように司燈(しとう)の仕事をこなしていた。ある日、桃莉(タオリィ)公主に毒が盛られた。幼い公主を救うため、翠鈴は薬師として動く。力を貸してくれるのは、美貌の宦官である松光柳(ソンクアンリュウ)。翠鈴は苦しむ桃莉公主を助け、犯人を見つけ出す。※表紙はminatoさまのフリー素材をお借りしています。※中国の複数の王朝を参考にしているので、制度などはオリジナル設定となります。
※第7回キャラ文芸大賞、後宮賞を受賞しました。ありがとうございます。
文字数 231,947
最終更新日 2024.05.04
登録日 2023.12.29
文字数 2,397
最終更新日 2024.04.09
登録日 2023.06.01
「謎解きは好きかい?少年」
ーーあるとき、ミステリーの神様がそう言った。
現役高校生にして早くに親と死別した「比良直流(ひらすぐる)」。
ミステリー好き以外には平凡な高校生の比良。
だが唯一彼が同級生達と異なるのが、放課後にハウスキーパーとして働いていることだった。
そして働く先は、ミステリーの神様と呼ばれる天才小説作家「雲隠日陰」
容姿端麗に加えて業界で成功している雲隠だが、彼は家政婦の比良に事あるごとに謎を出してくる。
好奇心旺盛な雇い主に振り回される比良だったが、彼もまたミステリーには目がなく…
家政婦とミステリー作家による数奇な冒険譚が始まる。
文字数 82,397
最終更新日 2024.05.04
登録日 2024.04.20
本州から離れた場所にひっそりと存在する孤島、那鵙島(なげきじま)。
そこに集められた、九人の男女。
その内の一人に依頼され、共に島へと向かった主人公、白沼 恭一とその妹白沼 マリネ。
誰もいない無人島へと招かれた彼らは、正体のわからない殺人鬼、〈CONVICT〉により次々と死体へと変えられていく。
脱出不能、通信不能の島の中で行われる、理解不能の皆殺しゲーム。
果たして、全員が断罪されてしまう前に犯人の正体を暴くことは可能なのか――?
‡登場人物‡
白沼 恭一 (24) 便利屋
白沼 マリネ (19) 恭一の妹・浪人生
絵馬 詩織 (26) 高校教師・恭一の友人
笠島 健次 (51) 映画評論家
美九佐 行典 (64) 音楽指揮者
花面 京華 (25) 心理カウンセラー
貴道 勇気 (58) 元料理長・料理評論家
伊藤 和義 (36) 部品製造業者
月見坂 葵 (26) 海外ボランティア団体会員
木ノ江 明日香 (33)医師
川辺 久 (65) 世話人
※この作品はフィクションです。登場する人物・団体・地名等は全て架空のものとなっています。
文字数 125,634
最終更新日 2024.03.04
登録日 2024.02.18
中級編には選択肢がありません。
入門編とはまた一味違うショートミステリーをお楽しみください😊
文字数 9,678
最終更新日 2024.03.14
登録日 2022.01.08
端的にあらすじを紹介すると、探偵の熱海 長四郎(あたみ ちょうしろう)と高校2年生の女子高生・羅猛 燐(らもう りん)と共に事件を大雑把に解決していく物語。
全話、一話完結ものとなっております。
お気に入り登録、宜しくお願い致します。
感想もお待ちしております。
第弐拾肆話
世間では、政治家の秘書が襲撃される事件が持ちきりであった。
そして、熱海長四郎の元に政治家の身辺警護の依頼が舞い込む。
だが、長四郎はその依頼を断ろうとする。
がしかし、羅猛燐がその依頼を受けてしまう。
嫌々ながら、身辺警護を始めた矢先、依頼人の政治家が殺害される。
身辺警護失格のレッテルを貼られた長四郎。
自身のプライドを傷つけられた長四郎は、事件解決に乗り出す。
この事件の裏に隠された真実を知る時、長四郎はどう動くのか。
こうご期待!!
文字数 728,567
最終更新日 2024.05.03
登録日 2022.03.01
アパートの一室にある黒葛探偵事務所。
そこには、他では受けてもらえないような依頼が日々、舞い込んでくる。
探偵である黒葛は、依頼者の話を聞き、事務所から出ずに解決する。
「ウミガメのスープ」をミステリー仕立てのホラーで描く。
1話完結の短編ストーリー。
文字数 27,010
最終更新日 2024.05.03
登録日 2024.04.21
2004年、龍崎家は一卵性三つ子を授かる。名前は圭、刹那、寛。そして、24年の月日が経った2028年。それぞれ警察官、探偵、弁護士として活躍する。
三人がそれぞれの長所を活かして連続殺人犯マッドグリーンと対峙する。
■登場人物
龍崎 圭……長男で警察官
龍崎 刹那……次男で探偵
龍崎 寛……三男で弁護士
マッドグリーン……連続殺人犯
※PSYCHO-PASSにインスパイアされ、名言や書籍等の引用があります。
※グロい描写があります。ご注意ください。
※参考図書
自省録
論語
緋色の研究
中原中也詩集
マザー・グース
掟上今日子
PSYCHO-PASS
孫子
レイモンド・チャンドラー
※カクヨムにも掲載中です。
文字数 24,070
最終更新日 2024.05.04
登録日 2024.04.23
主人公、水無月 奏(みなづき かなで)はひょんな事件から警察の特殊捜査官に任命される。
そして、同じ特殊捜査班である、透(とおる)、紅蓮(ぐれん)、槙(しん)、そして、室長の冴子(さえこ)と共に、事件の「真実」を暴き出す。
その事件がなぜ起こったのか?
本当の「悪」は誰なのか?
そして、その事件と別で最終章に繋がるある真実……。
こちらは全部で第七章で構成されています。第七章が最終章となりますので、どうぞ、最後までお読みいただけると嬉しいです!
よろしくお願いいたしますm(__)m
文字数 278,087
最終更新日 2024.05.03
登録日 2024.01.27
恨む相手を、ネットで晒し、社会的制裁を加えるサラシ屋に舞い込む事件は……
前作と繋がりはありますが、独立して読めます。
前作『サラシ屋0』はこちら。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/531799678/181860727
文字数 34,070
最終更新日 2024.05.04
登録日 2024.05.03
「美少女クレーマー」。近隣の店にクレームばかり付けていることから、そんなニックネームを付けられた怒りっぽい女子高生、菜野香(なのか)。
彼女がある時、不思議な相談を受ける。
「そのクレームで、あたし達の夢を再起不能になるまで砕いてはくれませんか」と。
依頼者はナノカとは違った学校に通う、女子高生作曲家。彼女は独断で「夢を追う会」を作って活動を始め、協力してくれる人を探していたらしい。
ナノカはそんな時、僕を誘った。
「ちょっと情真(じょうま)くん、手伝いなさいよ」
一人で協力するより二人でやった方が手伝いができると協力させるのが僕だった。ナノカといれる時間が作れる、なんて利点があった僕は「いいよ」と返答してしまう。
それが夢のない僕への拷問になろうとも知らず。
夢を追う人間達の中でとんでもないトラブルが起きていることも分からず。
夢を追う人達が明るく、素敵に一人の命を奪おうとしていることにも気付かずに。
日常の謎に挑みつつ、高校生達の心に焦点を当てた人の死なないラブコメ青春ミステリー、開幕!
「カクヨム」や「小説家になろう」、「ノベルアッププラス」でも連載しております。
文字数 185,883
最終更新日 2024.05.03
登録日 2024.02.21
シャオグーは孤児ではあったが、頭が良いおかげで何とかありついた商家の下働きとして日々を過ごしていた。
しかし、突然犬の耳と尻尾が生えてしまい、獣憑きとなってしまう。
この世界には獣憑きという、普通の人間に突然動物の耳と尻尾が生えてくる現象が起こっていた。そして九尾の狐という獣憑きが帝を惑わし、国を傾けた過去があるため、獣憑きは迫害を受けていたのだ。
シャオグーはすぐさま逃げ出すが、ともに下働きをしていた者に見られており、商家の主に獣憑きになったことが知られてしまう。
若い女性の獣憑きはペットとしても価値があるため、商家の主はシャオグーを売り飛ばす為に、捜索を始める。
しかし、シャオグーは後宮の第二側妃に保護される。第二側妃は獣憑きを保護するために、日頃から市中に情報収集者を送っていたのだ。
そうして、シャオグーは第二側妃の侍女として働くことになる。そこでカイレンというツンツンとした性格の宦官に出会い、後宮内の事件に挑んでいく。
カイレンは事件を解決すると、シャオグーに決まって問いかける。
「ほ、褒美に撫でてやろう」
それに対して、シャオグーは決まってこう答える。
「いえ、褒美になっていないので、遠慮しておきます」
そして、意地悪な笑みを浮かべるのだ。
文字数 76,360
最終更新日 2024.05.03
登録日 2024.02.29
■イントロダクション
ここは某県の山中の村にひっそりと聳え立つ子成神社だ。
蛭子なる神を祀った寺には、今日も何人かの参拝客が訪れる。
バスは一日一度しか来ないため、神主である紅丸・藍丈兄弟の屋敷に参拝客は集っていた。
そこで事件が起きる。
夜中、屋敷の両脇にそびえる塔の片割れが燃え上がったのだ。
中からは黒焦げになった紅丸の死体が見つかる。
容疑者は全員。
調査中に起きる悲劇。
混沌とした擦り付け合い。
全員が裏を抱えたイカれた設定。
主人公はこれを読んでいるあなたってことになるんじゃないでしょうか。
■登場人物
子成紅丸・・・神主の双子の片割れ。赤の塔で焼死体となって見つかる。酒飲みで和風かぶれ。
子成藍丈・・・神主の双子の片割れ。酒飲みで西洋かぶれ。
紫 野・・・住み込みで働く若い巫女の一人。3人の中ではもっとも古株で最年長。
鳩 羽・・・住み込みで働く若い巫女の一人。料理は主に彼女が担当している。
彩 芽・・・住み込みで働く若い巫女の一人。もっとも新入り。
黒木蔵人・・・参拝客の一人。30前後の物静かなサラリーマン。
月白 雪・・・参拝客の一人。還暦を超えている老婦。
老竹梅松・・・参拝客の一人。明るい金髪に象徴される、軽薄な若者。
柳 茶凛・・・参拝客の一人。山吹の連れ添いの若い女性。
山吹悠人・・・参拝客の一人。柳の連れ添いの若い男性。二人は付き合っていない。
■注意事項
画像の一部にDALL-Eと五百式立ち絵メーカーを使用しています。
文字数 51,092
最終更新日 2024.05.04
登録日 2024.04.01
華輝の国にはとある噂があった。
その噂は夢の中で未来を予知し、その街に降りかかる問題を解決する少女がいるというものだった。
やがて、その噂は皇帝の耳にまで届き、少女はその能力を買われて後宮に招かれることになる。
そして、夢を駆使して事件を解決する少女は、いつしか『後宮の眠り姫』と呼ばれるようになるのだった。
ただ惰眠を貪っていただけの商家の娘が後宮で成り上がるとは、誰も想像できなかっただろう。
それは、きっと噂の本人である桟春鈴(サンシュンリン)も例外ではない。
夢見る少女は、事件を解決する。夢と現実を行き来する少し変わったミステリー
文字数 6,724
最終更新日 2024.04.07
登録日 2024.04.07
eスポーツだのVRだのARだのが日本国内でもぼちぼち受け始め、お金になる目処が付いたとあってか、様々なジャンルのゲームが仮想空間でのそれに移植された。その一つ、推理系のゲームは爆発的ではないが一定の人気が見込める上に、激しい“操作”が必要でなく、代わりに探偵になりきっての“捜査”が受けて、大規模な大会が開かれるまでになった。
文字数 41,545
最終更新日 2020.04.28
登録日 2020.03.15
叙述トリックにお気を付けください!
約二十年前に起きた殺人事件とその解決。時空を越えて跨がる断片的な謎。探偵・氷上の推理した真相とは。
文字数 57,429
最終更新日 2021.03.27
登録日 2021.02.28
”それ”を送られたら終わり。
呪われたそれにより次々と人間が殺されていく。それは何なのか、何のために――。
村木は知り合いの女子高生である相園が殺されたことから事件に巻き込まれる。彼女はある写真を送られたことで殺されたらしい。その事件を皮切りに、次々と写真を送られた人間が殺されることとなる。二人目の現場で写真を託された村木は、事件を解決することを決意する。
文字数 120,121
最終更新日 2024.03.25
登録日 2024.02.25
主人公は、えり、真面目で大人しい感じの高校1年生、ちょっとしたきっかけから2学期からいじめの対象となってしまう。
そんな彼女が事故に遭い、生死をさまようことに。結果、一命を取り留めたが、そんな彼女にある能力が目覚めた。
そんな彼女が繰り広げる物語である。
文字数 30,414
最終更新日 2024.02.17
登録日 2024.02.07
小学四年生の夏休み。近所の幼馴染みの女の子が、パトカーに乗って連れて行かれるのを見た僕は、殺人者になることにした。
そして十年以上の時が流れて。
※「過去を知る手紙?」の回で、“畑中”となっていた箇所は“小仲”の誤りでした。お詫びして訂正します。すみませんでした。通常は誤字脱字の訂正があってもお知らせしませんでしたが、今回は目に余るミスでしたのでここにお知らせします。
※本サイト主催の第5回ホラー・ミステリー小説大賞にて、奨励賞をいただきました。応援、ありがとうございます。
文字数 38,941
最終更新日 2019.08.31
登録日 2019.07.30
【バックナンバーは、どの作品からでも問題なく読めます】
2018年出題の最新作!
1つの屋敷に暮らす、そっくりな見た目の七つ子の令嬢たち。
当主であった彼女たちの父親の死後、屋敷の中で次々と殺人が起きる。
はじめは乳母、そして令嬢たちにも次々と殺人者の魔の手が伸びる。
犯人はおろか、被害者が誰かさえもわからないこの連続殺人事件の真相とは――?
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筑波大学学園祭「雙峰祭」にて、筑波大学ミステリー研究会が出店する喫茶店で、毎年出題しているミステリクイズ、「5分間ミステリ」のバックナンバーです。解答編は、問題編公開の翌日に公開されます。
5分間と書いていますが、時間制限はありません。
Vol.9は、2018年に出題された問題。
喫茶店での正答者に加え、研究会内での正答者も0となった難問。
読み応え・解き応え抜群の問題です。
文字数 13,193
最終更新日 2019.10.27
登録日 2019.10.26
安生寺家の小学生になる長男・琢馬が誘拐された。自宅郵便受けに投函されていた手紙には、身代金の要求を示唆するとともに、警察に通報した場合は人質の安全を保証できないことも記されていた。これを受けて安生寺家の主であり、父親でもある安生寺洋は、警察には報せないという決断を、邸宅内にいた者全員の前で宣言する。主の決定に疑問も上がったが、子供の命にはかえられないと全員が承知した。
誘拐犯からの連絡を待つ、何とも言えない張り詰めた時間が流れる。その静かなる緊張を破ったのは、犯人からの連絡ではなく、悲鳴だった。
広い邸内で、人が殺されていたのである。状況から判断して、安生寺宅に留まっている者の中に殺人犯がいることは間違いない。こんなときに、誰が、何のために?
文字数 27,199
最終更新日 2023.03.23
登録日 2020.03.11
放課後に美出田《みいでた》学園推理研を訪ねた僕は、思いも寄らぬものに出くわして動揺する。女子生徒が床に倒れていたのだ。しかも意味ありげに僕の名を書き残して。今回のトリックはダイイングメッセージ?
文字数 27,538
最終更新日 2020.05.22
登録日 2020.04.30
“私”桐鳩吉太は作家をやって糊口をしのいでいる。その創作の源はいくつかあるが、現在は友人である池原徳志によるところが大きい。彼のちょっと妙な体験や発想が、物語を生み出すのに大いに役立っているのだ。
池原が語る本当かどうかも分からない体験に、今日も今日とて耳を傾ける。
文字数 46,197
最終更新日 2023.03.22
登録日 2021.12.31
文字数 135,828
最終更新日 2023.12.22
登録日 2019.12.01
文字数 62,174
最終更新日 2024.01.10
登録日 2019.12.15
流連也《ながれれんや》は子供の頃に憧れた名探偵を目指し、開業する。だが、たいした実績も知名度もなく、警察に伝がある訳でもない彼の所に依頼はゼロ。二ヶ月ほどしてようやく届いた依頼は家出人捜し。実際には徘徊老人を見付けることだった。憧れ、脳裏に描いた名探偵像とはだいぶ違うけれども、流は真摯に当たり、依頼を解決。それと同時に、あることを知って、ますます名探偵への憧憬を強くする。
他人からすればミステリではないこともあるかもしれない。けれども、“僕”流にとってはそれでもミステリなんだ――本作は、そんなお話の集まり。
文字数 16,962
最終更新日 2023.03.26
登録日 2022.02.28
コンセプトは「人間が二人しか存在しないはずの場所で、そのうちの一人が殺された。しかし、残りの一人は犯人ではない」というものです。この状況でどんな解決方法があるか。それを考え、結論の一つとして導き出されたのがこのお話です。
カテゴリーをミステリーにするかSFにするか少し考えましたが。SF的舞台や展開は、 謎やトリックを成立させるためのガジェットに過ぎないですし、メインテーマは前述の不可能殺人だったのでミステリーにしました。もし運営様に注意されたら変更するかもしれません。
☆あらすじ。
月の裏側に位置する日本の月面基地ルナポート9。そこに駐在する二人の技官の一人、芹沢が何者かによって包丁で腰を刺され死亡した。
だが現在ルナポート9には……と言うより月全体でも人間は二人しか存在しない。つまり犯人はもう一人の駐在技官である近藤以外にあり得ないのだが、近藤は自らは絶対に犯人ではないと主張する。
謎を解き真実をつきとめるため、基地のロボットたちと協力して推理推論をくり広げる近藤。果たして近藤は真犯人を見つけ出し、自らの無実を証明することが出来るのだろうか?
文字数 47,931
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.02.29