姉妹小説一覧
「カレン、すまない。僕は君の姉のキャシーを愛してしまったんだ。婚約破棄してくれ」
公爵家の令嬢の私、カレンは、姉であるキャシーの部屋で、婚約者だったはずのエリックに突如そう告げられた。
エリックの隣で勝ち誇ったようにこちらを見つめるのは、姉のキャシーだ。
昔からキャシーはずるい。
私の努力を横取りするだけでなく、今回は婚約者まで奪っていく。
けれど、婚約者が愛していたのは本当は姉ではなく──!?
姉も、そんな婚約者も、二人揃って転落人生!?
最後に笑うのは、婚約破棄された私だ。
文字数 3,350
最終更新日 2021.11.21
登録日 2021.11.18
幼少の頃からローザは、恋した男性をケレスお姉様に奪われていた。年頃になって婚約しても奪われた。何度も何度も奪われ、うんざりしていたローザはある計画を立てた。姉への復讐を誓い、そして……ケレスは意外な事実を知る――。
文字数 1,077
最終更新日 2021.10.28
登録日 2021.10.28
自己中の妹のシネラリアに迷惑していた姉のサイネリアは、数日前に婚約者を取られた。なのに隣国の王太子に求婚されたから、返すと言い出すのに呆れるしかない。
そんな妹とお気楽な両親に頭を悩ますサイネリアだが、数日で姉妹に婚約破棄されて子爵家の跡取りは面子を潰されたと現実を受け止められなくなって暴走したりするが、一癖二癖もある王太子に妹を任せたことで平和が訪れただけでなく、良縁にも恵まれることになる。
文字数 2,650
最終更新日 2021.10.21
登録日 2021.10.21
母親に似ているから、という理由で婚約者にされたマエラローニャ。しかし似ているのは髪の色だけで、声の高さも瞳の色も母親とは全く違う。
その度に母と比較され、マエラローニャはだんだん精神を摩耗させていった。
しかしそんなある日、婚約者の王太子から婚約破棄を告げられた。見ればその隣には、マエラローニャ以上に母に似た娘が立っていた。
それを見たマエラローニャは決意する。
文字数 3,829
最終更新日 2021.10.18
登録日 2021.10.17
私のお姉ちゃんは才色兼備な人です。そんなお姉ちゃんに恋をしていました。ある日、お姉ちゃんに好きな人がいると聞いて……。
※お気に入り登録、感想などお待ちしています。
※小説家になろうとカクヨムでも公開しています。
文字数 1,809
最終更新日 2021.10.15
登録日 2021.10.15
ある日妹のクリステルが私の部屋にやってきていきなりこう言いました。
「20歳を過ぎても恋人の1人もいない可哀想なお姉様、お古でよければ私の婚約者を差し上げますわ」
いえ、いらないんですけれど?
文字数 1,237
最終更新日 2021.10.12
登録日 2021.10.12
大学1年生の美羽はとても無防備な妹の天音をえっちな目線で見てしまう!?!?
きれいな脚、かわいいパンツ、大きなおっぱい、、、
無防備な姿の妹に魅了されてしまった美羽は果たして、妹と結ばれることはできるのか??
カクヨムでも公開中!
文字数 6,346
最終更新日 2021.10.09
登録日 2021.06.21
神様動画ちゃんねるをご覧の皆様、初めまして! 神ちゃんでぇす。いえ~い。
さて、このチャンネルではですね、私が目を付けた人物を別の世界へと転移させてその後の生活を実況するという内容になっております。どんどんぱふぱふ♪
ご存じの方も多いと思いますが、最近そんな内容の動画チャンネルが増えて来ましてね。結構な本数が動画としてアップされている訳ですが。まぁ私も御多分に漏れず、流行りに乗っちゃったりなんかしちゃったりと思った次第ですね。
今回はね、 世界を救う為に旅をしている勇者を、その旅の目的である魔王との対決の最中に、異世界へと転移させようと思いまっす!! なかなか良くない!? ねぇ、良くない!!?
という訳で、勇者ちゃんの可哀想な異世界転移物語、はっじまっるよ~!
(小説家になろう連載分を先行させる為現在更新停止中)
文字数 75,917
最終更新日 2021.10.06
登録日 2020.01.22
年の近いショーンは、姉のロザリーか妹のライカ、どちらかの婚約者になるだろうと言われていた。
ライカはそんなショーンのことが好きだったけれど、ショーンが好きだったのはロザリーであり自分の恋心を封印して二人を応援するようになる。そして、二人が婚約、その後妊娠が発覚して結婚。
二人を祝福し、自分も前に進もうと思っていたのに、ショーンに迫られその現場を姉に発見されてしまう。
ライカは無実を訴えたが、姉の夫を誘惑したとして濡れ衣を着せられ男爵家へと送られてしまうのだった。
完結済の全21話です。毎日更新していきます。最後まで読んでいただけたら幸いです。 作者かのん
文字数 25,689
最終更新日 2021.10.06
登録日 2021.09.18
「クラリッサ、俺たちもう終わりにしよう」私の目も見ずにそう言ったあなた。妹のカサンドラの所へ行くのはわかっているのよ。
文字数 727
最終更新日 2021.09.22
登録日 2021.09.22
姉と妹が合わせて十人いる婚約者から婚約破棄されました……。
文字数 510
最終更新日 2021.09.15
登録日 2021.09.15
私には2歳年下の双子の妹がいる。
性格も体型もそっくりと人からよく言われる。
でも、ただ一つ、似ていないところがあるの。
それは・・・顔。
母親は同じなのに、
文字数 1,347
最終更新日 2021.09.10
登録日 2021.09.10
紅の魔王を討ち取った勇者兵団は「我々は最強だ!」と驕っていた。そして、休息や人員の補充、作戦の立案が疎かなまま、次なる魔王討伐へと舵を切ろうとしていた。
だが、それに反対する者がいた。兵団唯一の傀儡使いであるリードリッヒ・クレパスだ。異名は〖人形師 〗。5体の魔装人形と共に戦場駆ける彼は兵団内でも高い地位にいた。
「これは、兵団の総意だ。乱すな!リードリッヒ」
「総意?貴方が決めた、だけだろ?確かに、紅の魔王は討伐できたが、それは戦力・戦術・士気・環境が組み合わさって、こっちに有利な状況となったに過ぎない。1つでも欠けていれば、全滅となっていた恐れもある。だから、今直ぐに動くのは軽率なのだよ。なぜ、それが分からない?聖剣卿。いや、勇者メッツァー」
兵団長と特殊技能兵として優遇されている人形師、正論はどちらか、傍から見ればすぐに分かるものだ。だが、団員が支持したのは、勇者メッツァー。リードリッヒの意見は通らなかった。
「そうか、ならば!俺は降りることにしよう。こんな、沈没船に乗ってやる義理はないからな。当然うちの娘たちも連れて行くからな。戦力が半減したと思え」
捨て台詞を残し、団長室を後にした。
第二の人生の開始である。場所に選んだのは、魔界との境目に位置する城塞都市リキュート。
そこで、修理業を営みながら人形師としての研究を続ける。テーマは〖人化〗だ。娘達に人としての人生を送って欲しいとの勝手な願望から、リードリッヒの戦いが始まる。
娘達の心に気付かずに・・・・・・。
この物語は、戦場から逃げ出したと非難される人形師と自分の心に気づいて欲しい魔女5人の戦争ラブコメである。
文字数 52,051
最終更新日 2021.09.04
登録日 2021.06.27
平民のアリスは、貴族のピーター様に恋をしているが、ある日失恋してしまう。そして、次に恋した相手も、もちろん貴族だった。でもその貴族は、冗談は面白くないし、空気も読めない、融通も利かない男。
アリスは、悪戦苦闘を覚悟して、その恋を実らせていく。
文字数 10,481
最終更新日 2021.09.02
登録日 2021.08.22
この国の第一王女であるお姉様が公務を放棄して逃げ出した!
おかげで今まで楽できてた私がその仕事を肩代わりするハメに……
って!ふざけんじゃないわよ!!
私はもっともっと楽がしたいの!!
一生公務とは無縁のお姫様でありたいの!!
ちぃ!もういいわ!
こうなったらお姉様取っ捕まえてもう一度あの生活を取り戻してやるんだから!
文字数 32,966
最終更新日 2021.08.23
登録日 2021.08.01
ある日のこと。突然王宮に呼び出されたと思ったら、ありもしない罪を並べられ、国外追放を言い渡された。
……でも、なんだか様子がおかしい。私を運ぶ馬車の御者さんは丁寧に接してくれるし、私を馬車へと乗せた兵士からは
「これが貴方様の新しい戸籍になります」
と言って戸籍情報が載ったカードを渡された。
……うん。分かった。これ妹の仕業だ。
文字数 4,704
最終更新日 2021.08.19
登録日 2021.07.26
魔女狩りに母を殺されたススキとホオズキ。『魔女狩りをなくして』という母の最期の願いを叶えるため、姉妹はそれぞれのやり方で奔走する。
「ちゃんと話し合えば仲良く……」
「母さんを殺した奴と仲良くなんて、絶対に許さない」
ノベルアップ+へ転載中
文字数 16,903
最終更新日 2021.08.19
登録日 2021.08.14
──今回も飽きちゃった。だからアンタに譲ってあげるわ、リラジエ。
伯爵令嬢のリラジエには、社交界の毒薔薇と呼ばれる姉、レラニアがいる。
自分とは違って美しい姉はいつも恋人を取っかえ引っ変えしている事からこう呼ばれていた。
そんな姉の楽しみは、自分の捨てた元恋人を妹のリラジエに紹介しては、
「妹さんは無理だな」と笑われバカにされる所を見て楽しむ、という最低なものだった。
そんな日々にウンザリするリラジエの元へ、
今日も姉の毒牙にかかり哀れにも捨てられたらしい姉の元恋人がやって来た。
しかし、今回の彼……ジークフリートは何故かリラジエに対して好意的な反応を見せた為、戸惑ってしまう。
これまでの姉の元恋人とは全く違う彼からの謎のアプローチで2人の距離はどんどん縮まっていくけれど、
身勝手な姉がそれを黙って見ているはずも無く……
文字数 89,231
最終更新日 2021.08.19
登録日 2021.07.29
鏡にうつる私。
ああ、なんてかわいいのかしら・・・
血を分けたお姉様よりも、お母様よりも美しいんだわ。
こんな私も今年で20歳。
文字数 1,498
最終更新日 2021.08.16
登録日 2021.08.16
結婚式場で姉のフィアンセにいきなり「好きだ」と告白されてしまった私。
腕を掴まれた私は結婚式場から愛の逃避行へと駆け出した。
そして、遠くまで逃げてきたところで私はふと姉のことを思い出す。
ああ、逃げれない…
文字数 1,443
最終更新日 2021.08.09
登録日 2021.08.09
高校生のユキは、生活能力のない母親と二人暮らし。
ユキの十六歳の誕生日間近にせまったある日、誕生祝いをしたいと母の故郷、アバダン王国で離れて暮らす兄のヒロから、飛行機のチケットが送られてきた。
一人でアバダン王国に向かう飛行機に乗ったユキ。ところが、途中で飛行機から落ちてしまう。
落ちたところは、引きこもり王子 レイの部屋だった。
何年も部屋から出ていない王子を連れて、母と兄の待つロッドの街へと急ぐが、二人とも、金なしコネなし『力』なしの三重苦。日本に帰りたいのに帰れない。
太古の魔物がうようよしている「黒の森」に迷い込み、密入国者の三人組と使えない王子を連れて、何とか兄と母と再会したい物語。
文字数 121,359
最終更新日 2021.08.07
登録日 2021.07.18
沙織は、毎日あることで悩んでいた。最初は、子供が親に抱きついたり、親も子供に抱きついたりするのは、普通の事だとも思っていた。
高学年になり、学校の保健の授業で習ったある事、そして、友達から聞いたある事は、普通の父親なら絶対にしないと思う事をほぼ毎日のようにされ続けていた。
思い余って、母親に相談するも、母親は汚らわしい目で沙織を見た上に、ある日父親と離婚してしまう。
「あー、これでやっと堂々と出来るな」と父親は、沙織に言うが、沙織は沙織で年の離れた妹に、父親との事を知られたくなく、その事で父親からも脅され続ける。
妹を連れ、家出を試みるが、何も知らない妹は、何故家に帰れないのか?泣き始め、とうとう、沙織らは交番で保護され、父親が呼びにくる。
─誰も知らない。知らない筈だった。
あれから、二十年。ロボットのような上司と影で呼ばれ続ける沙織。そんな沙織の前にある男が現れた。
文字数 5,662
最終更新日 2021.08.06
登録日 2021.08.06
双子の姉が婚約者とようやく結婚することになり、妹の私は心から嬉しい気持ちに包まれた。
だが、姉はどこか浮かない顔をする。
バージンロードを歩く姉と腕を組んで歩く新郎。
その新郎がいきなり思いもよらぬことを叫びだし…
文字数 1,483
最終更新日 2021.08.06
登録日 2021.08.06
ある国に双子の姉妹がおりました。
姉のシエラは王子様の婚約者、妹のサリーはそんな姉にいつだって辛く当たる意地悪な妹です。
十六の誕生日に指輪を贈られ求婚されるのがこの国の習わしです。
王子様が婚約者のシエラに指輪を捧げるその日が、刻一刻と迫っていきーー
文字数 7,517
最終更新日 2021.08.05
登録日 2021.08.03
「エミリー!お前とは婚約破棄し、お前の姉のティアと婚約する事にした!」
「ごめんなさい、エミリー.......私が悪いの、私は昔から家督を継ぐ様に言われて貴方が羨ましかったの。それでっ、私たら貴方の婚約者のアルに恋をしてしまったの.......」
「ティア、君は悪くないよ。今まで辛かったよな。だけど僕が居るからね。エミリーには僕の従兄弟でティアの元婚約者をあげるよ。それで、エミリーがティアの代わりに家督を継いで、僕の従兄と結婚する。なんて素敵なんだろう。ティアは僕のお嫁さんになって、2人で幸せな家庭を築くんだ!」
「まぁ、アルったら。家庭なんてまだ早いわよ!」
このバカップルは何を言っているの?
文字数 2,465
最終更新日 2021.08.02
登録日 2021.08.02
「では、ここには最初からいなかったんですね」
「ええ、いませんでした」
家の中に置いておいた大切なものが無くなっていたことに気づいた杏里は、すぐさま警察を呼んだ。
そして、
文字数 1,147
最終更新日 2021.08.02
登録日 2021.08.02
とある伯爵と後妻である商人の娘との間に生まれたシャルロットは、小さい頃から変わらずに前妻である貴族の娘を母に持つ腹違いの姉を姉として慕っている。しかし、姉を姉と慕い仲良くすれば痛めつけられるのは姉の方。それ故に、表立っては姉に辛辣な態度を取っていた。
そんな中、姉の結婚が近づいてくる。しかし、姉の結婚相手は悪い噂しかない放蕩王子。
姉を守りたかった不器用な妹は、自分の方が王子に相応しいから自分の方を嫁がせろと父に願い出た。
*****
これは、大事な人を守りたかった女の子が頑張って頑張って努力して、報われる話。
文字数 8,899
最終更新日 2021.07.31
登録日 2021.07.18
5歳年下の妹が不慮の事故で死んでしまった。
そんな妹が幽霊となり、娘の前に現れるようになった。
そして、現れるたびに娘は痛がって…
文字数 1,485
最終更新日 2021.07.30
登録日 2021.07.30
「お姉様、よくも私から夢を奪ってくれたわね。絶対に許さない」
私の妹――シャノーラはそう言うと、計略を巡らし、私から聖女の座を奪った。……でも、私は最高に良い気分だった。だって私、もともと聖女なんかになりたくなかったから。
退職金を貰い、大喜びで国を出た私は、『真の聖女』として国を守る立場になったシャノーラのことを思った。……あの子、聖女になって、一日の休みもなく国を守るのがどれだけ大変なことか、ちゃんと分かってるのかしら?
案の定、シャノーラはよく理解していなかった。
聖女として役目を果たしていくのが、とてつもなく困難な道であることを……
文字数 17,305
最終更新日 2021.07.29
登録日 2021.07.14
婚約者を奪い取った姉の背中に「待ちなさいよ!」と叫ぶ私。
初めて大きな声を出す双子の妹に驚く姉。
「ど、どうしたのよ。なにがあったていうのよ!?今日のあなた、いつもと違うわ…」
文字数 1,174
最終更新日 2021.07.26
登録日 2021.07.26
「「えー!!!妹からお金を取るのーーー!!!
フランクフルトぐらい頂戴よーーー!!!
お姉様のお店でしょーここーーー!!!」
「何よー!!万引きぐらいいじゃないのー!!
たった120円の商品よー!!
「これぐらいいいじゃないのー」
はぁ!?
これぐらい万引きしたぐらいで警察だなんてー!!酷いわー!!」
「許さないわよ。万引きは犯罪だもの。
実の妹といえども関係ないわよ」
私、ぶちきれてしまったので絶対に許しません。
泣いても無駄ですよ。
万引きしてから「もうしない助けてお姉様」と言われてももう遅いっ!!
文字数 8,559
最終更新日 2021.07.24
登録日 2021.07.04
「俺様はっ!ジフパス王国王太子ヒニキス・ソールズベリーだぞっ!
こんなちんけな遊園地の列に並んでなどいられるかっ!
俺様達を今すぐジェットコースターに乗らせろっ!」
「すいませんねぇ、俺にそんな権限ないんすよ」
「なんだとっ!俺様が言っているんだ。今すぐ俺様達をジェットコースターに乗せろっ!」
「お父様、お父様はなんでそんなに偉そうなのお父様って偉いの」
「なんだとっ!俺様は偉いんだっ!ジフパス王国王太子だぞ俺はっ!」
「でもお父様が王太子なのはソールズベリー王家嫡子として産まれたからってだけだろ。
それって自慢できる事なのか。
お父様ってそれしか自慢できる事ないのかよ。
ああ、ないのか(笑)」
「ふざけるなっ!誰に向かって生意気言ってるんだっ!」
「本当の事をこんな幼い息子さんに言われたからって逆切れっすかぁ(笑)」
周囲の女性を発情させている声も容姿もイケメン店員が夫を殴って止めました。
声と容姿だけでなく行動までイケメンで女性を発情させるイケメン店員だったようです。
「お姉様ぁ。お姉様の夫のザイン様を下さい」
「なんで私が遊園地の列に並ばなきゃいけないのぉ~。
私は可愛いんだからぁ~列になんて並ばなくていいわ~」
「そうだっ!メレナは可愛いっ!可愛いんだから列になど並ぶ必要はないっ!」
「俺様も偉いのだから列になど並ぶ必要はないっ!」
「俺様は真実の愛に目覚めたんだ」
「お前の妹のメレナを愛している事に気づいてしまった」
「俺様達のように賢い男女が夫婦になれば列になど並ばなくていいという事に気づいているのだから、
列になど並ばなくていいっ!」
「そうっすかぁ。それはかってですがね。
お客さんもジフパス王国王太子様なのでしょう。
こんな醜態さらしたのだから、この場にいる人たちにも家族にも謝罪したらどうすっかね」
「なんだとっ!ただの遊園地の店員が俺様に対して何を言うかっ!
俺様は謝罪なぞせんっ!」
「そうよ~。
「そうっすか。どうしても謝罪しないっつうんすね」
「やれやれだぜ。ここまで忠告して聞かないんなら仕方ないっすね。
落とし前つけてもらいましょうか」
「いえ、今更俺様が悪かったっ!。すまなかった助けてくれっ!と言われましても、
私は声も容姿も行動も女性を発情させるイケメン公爵に愛されているので、
貴方の事なんてもういりませんし助ける必要もありません。
今更もう遅いっ!
自業自得じゃないですか。助けませんよ」
文字数 2,403
最終更新日 2021.07.19
登録日 2021.05.05
文字数 18,186
最終更新日 2021.07.19
登録日 2021.07.09
「ふざけるなっ!気の利かない女だっ!」
「俺様がお茶を飲みたいと思った時にどうしてお茶を差し出さないんだっ!」
「お前のように婚約者様にお茶も入れられない無能聖女に婚約破棄を告げてやるっ!」
「お前の妹のシィシルは俺様がお茶を飲みたいと思った時丁度お茶を入れているぞっ!」
「そうよ~。婚約者がお茶を飲みたいと思った時にお茶を用意できてないなんて~
お姉様って本当にぃ気が利かないのね~」
「いつも書類を見てばかりでっ!弱まってる結界も放ったらかしにしている無能怠け者聖女めっ!」
はぁ。馬鹿婚約者は馬鹿なので私が無能な怠け者だと思っているのでしょうね。
「そうよぉ。私なら怠け者のお姉様と違ってぇ~弱まってる結界があったらすぐに修復するわぁ~」
はぁ、知能の足りない馬鹿な第二聖女の貴女にそんな事ができるといいですね。
ま、出来るわけないんですけどね。
弱まってる結界を全て修復するなんて、出来るわけないじゃないですか。
「俺様はっ!真実の愛に目覚めたんだっ!お前のっ!妹のっ!シィシルをっ!愛してっいるんだっ!」
馬鹿婚約者は馬鹿なのでまともに喋れないようです。
「マカラスっ!聖女クオシルを追放するとはっ!今まで多少の事は見逃してきたがっ!
これは見逃せる事ではないぞっ!」
「お兄ちゃん、終わりだぜ。王位は俺が継いでやるから安心して終わりな」
「俺様がっ!悪かったっ!許してくれっ!」
今更悪かった許してくれと言われても、ご自分で責任を取って下さい。
私は美男子第二王子に愛されているので貴方なんて必要ありません。
文字数 3,387
最終更新日 2021.07.18
登録日 2021.04.11
姉の物を欲しかった。
とっても欲しかった。
奪うことは、とても快感と聞いた。
でも、これは違うんじゃない?
文字数 293
最終更新日 2021.07.18
登録日 2021.07.18
「お姉様〜お姉様って〜弱くてブスだから〜ライルズ男爵家の仕事も聖女の仕事も〜お姉様が代わりにやっておいてね〜
カリィナは〜お姉様と違って〜強くて〜可愛く美しいので〜社交界に行ってくるわ〜」ノミィナ!!お前のような弱いブスは社交界に出せん!!
ライルズ男爵家領の仕事と聖女の仕事をしていろ!!お前のようなブスは!!ライルズ男爵家領にいらないんだよ!!
なんだ!!何か文句でもあるのか!!
死ね!!お前のような弱いブスに生きてる価値などない!!
死ね!!
死なないなら殺してやろうか!!」
「そうよノミィナ!!貴女のようなブスで弱くて可愛くない娘なんて必要ないわ!!
早く死になさい!!
ほら、今すぐ死になさい!!
ライルズ男爵家の恥さらし!!
見せしめに公開処刑されたくなければ今すぐ死になさい!!
せーっぷく!!せーぷくっ!!せっぷくせっぷくせーっぷく!!」
ブスで弱い私は妹と両親にいじめられ死を望まれてきました。
もう、死んでもいいですよね。
ノミィナ・ライルズに一番死んで欲しいのは私なのです。
あんなにも死を望まれていた私が、イケメン伯爵に溺愛され幸せな日々を送れるとは思っていませんでした。
私、生きていいのでしょうか。
文字数 839
最終更新日 2021.07.18
登録日 2021.07.18