人生小説一覧
ある日、一時の誤ちをネタに脅迫まがいの手紙が届く。しかし、その招待状の内容は脅迫なんて優しいものではなかった。命を懸けた人生ゲーム、果たして生き残ることができるのか。
文字数 20,291
最終更新日 2019.11.04
登録日 2018.11.03
血縁って凄く複雑なもので、変えられないし、常に自分は受け継いでいるんだって意識するものですよね。
それにマイナスのイメージを植えつけられるとどうなるのかってものを書いてみました。
また歌詞的なやつです。
文字数 419
最終更新日 2019.10.08
登録日 2019.10.08
外は色鮮やかな花々から春の匂いがする頃。京都市内にある11階建てのマンションの一室から今日も怒鳴り声が聞こえる。
親:「なんやこれは!汚ったない部屋やのぉ!はよ片付けろ!金食い虫が!」
当たり前のように見て見ぬふりをする大人達。
これは私が幼少期からリアルに起こっていた毎日を、私の目線から書いた話。
私は3姉妹の2つ上と5つ上の姉がいる末っ子に産まれた。1番上の姉【M】はレッド症候群(身体障害者)で1人では私生活は送ることが出来ない。その為、私は2つ上の姉【J】と日々協力し合い生きてきた。
私達は母から身体的、精神的苦痛を与えられた日々を生きた。それでも、私はたった1人の母に愛されたいとただ願い、母にとっての良い子(言いなり)になり続けた。
そんな一方通行な愛は私達に注がれることはなかった。
そんな先の見えない、繰り返しの毎日を必死に生きていく。
文字数 1,085
最終更新日 2019.09.28
登録日 2019.09.28
N県 N市 神尾町、その町外れにひっそりと立っている喫茶店。
「喫茶ノスタルジー」
初老の店主が営む古ぼけたカフェ、その店に入ると不思議な体験が出来るという。
文字数 32,271
最終更新日 2019.09.21
登録日 2019.05.27
◆【 命のたまごに巡り合うまでの旅 】
◆平成では、夢咲櫻はアニメ研の絹矢先輩にひっつきラブ中。昭和では櫻の両親がちぐはぐロマンスを広げる。今まさにできちゃったの櫻が生まれようとしていた。そこに愛があるのか?生を問う。
昭和から、我が家は機能不全。父は殴るし、母は私だけに愚痴を言う。これは危ない。私は裸足で逃げ出した。遠い雪国で何が待っていたのか。渦巻く父母のトラップから逃げなければ……!
私は命のたまごを天にかえしてしまいました。でも、新しく二人の赤ちゃんに巡り合えたのです。
■主な登場人物
夢咲櫻(ゆめさき さくら):ヒロイン。暴力に鈍感になってしまった。
絹矢慧(きぬや けい):櫻の彼。新しい本当を教えてくれる。
夢咲善生(ゆめさき よしなり):櫻の父。常軌が見当たらない。
夢咲葵(ゆめさき あおい)・美濃部葵(みのべ あおい):櫻の母。娘はロバの耳の吐き出しだと思っている。性的にうるさい。
絹矢菫(きぬや すみれ):慧の妹。関わりたがらない。
☆
◆改稿版。書き下ろしもあります。
◆本作は、『カクヨム』様、『エブリスタ』様にも改稿前の作品が掲載されております。
◆表紙・挿絵は、文章を書いたいすみ 静江が描いております。
◆よろしくお願いいたします。
文字数 83,746
最終更新日 2019.08.21
登録日 2019.07.29
文字数 1,237
最終更新日 2019.08.20
登録日 2019.08.20
文字数 809
最終更新日 2019.07.16
登録日 2019.07.16
まえがき
特殊詐欺のニュースを見ると、大抵こんな反応ではないだろうか?
「なんでこんなにテレビでやってるのに騙されるんだろうね」
どこか遠い世界。
自分とは関係ない世界。
だけどその世界はもし自分に起こったら。
そんな話がこれから始まる。
俺の名前は大翔(ひろと) 24歳。
親がどんな想いで付けたか知らないが、仕事は何をやっても嫌になって長続きしない。お金は一ミリも貯まらない。彼女もできない。
大きく羽ばたくどころか、地べたを這う虫けらみたいなもんだ。
こんなどうしようもない俺だが、ばあちゃんだけは可愛がってくれた。
「ひろとはかわいい!きっとイケメンになるわ」と幼かった俺に唯一褒めてくれた存在だ。
そんなばあちゃんが、うちの母親とそりが合わず同居を解消。自分から出ていくと小さな借家に一人引っ越してしまった。
両親はそれにも関わらず喧嘩ばかり。俺の存在なんて気にもしていない。
こんな家いやだ!たまらずばあちゃんの家に行くと、
「よく来てくれたね、嬉しいねえ」
としわくちゃの顔で出迎えてくれた。
「ちょっとこれを」
おばあちゃんはタンスの中から鍵のかかった木箱を取り出し
「これはねぇ、ばあちゃんの大切な宝物」
中には、俺がばあちゃんと一緒に写った赤ちゃんから小学生くらいの頃までの写真を貼ったアルバムがあった。
「ひろとにこれを」そう言って渡されたのは、その木箱を開ける鍵だった。
「ばあちゃんが死んだらね、これを形見にしておくれ」そう言うばあちゃんに
「縁起でもねえこと言うな、まだまだ長生きしてもらわな」そう言って鍵を手に足早に家に帰った。
母親からは「またあんなとこ行って!」と悪態をつかれたが、完全に無視をした。
そんなある日、俺の携帯に一本の電話がかかってきた。
文字数 4,030
最終更新日 2019.07.09
登録日 2019.07.09
無愛主義を心より信奉する普遍的で一般的で常識的な頭のおかしい"彼"と、言葉にこそ魂が宿る言愛主義こそが真実の愛と崇拝する"彼女"の、実にくだらなくためにもならない"愛"に葛藤する人生の物語です。
是非、あなたの妄信する愛の定義を胸に抱えながらお読みください。
文字数 5,270
最終更新日 2019.07.06
登録日 2019.07.06
文字数 1,865
最終更新日 2019.06.09
登録日 2019.06.09
なぜ僕は生きているのか…。親も兄弟も親戚もいない。やりたいことも、なりたいものも、何も希望がない。
ただ、1つだけ、1つだけ生きている意味があるとすれば、それは遠い遠い懐かしい記憶。それは極々一般的な家庭で過ごした温かく、幸せな記憶。
そんなわけはない。僕にはだれもいない。産まれた時から1人ぼっちなんだ。なのに、この記憶はなに?
いつもいつも死のうとすると甦るこの記憶はなに?
その謎だけが僕を生かしている。
今を生きることに疲れた、生きる意味がわからない人に向けた、感動のファンタジー!
文字数 35,331
最終更新日 2019.06.05
登録日 2019.05.29
以前なろうでも書いていた短い詩をちょこっと載せます。
ポエムのようなそうでもないような(笑
たまーに思いだした時にのせるかもです
文字数 1,633
最終更新日 2019.05.23
登録日 2019.05.23
文字数 46,854
最終更新日 2019.04.13
登録日 2019.03.01
ほぼほぼただの自分語りです。
僕は大学生のときに自分で会社を経営していました。タワーマンションに住み、高級車に乗り、華やかな世界にいました。
そこで気が付いた幸せの本質と一人の道化師の話です。
※一応フィクションということで
文字数 6,329
最終更新日 2019.04.08
登録日 2019.03.30
宝財院佐柳は貧乏が大嫌いでお金が大好き。貧しい孤児院暮らしが超大金持ちの宝財院鳴司に引き取られて人生が一変する。甘やかされて好き放題お金を使っていたが、見かねた義父の企みで更生の為に聖グレデンテ学園に強制入学。
彼のお目付け役を任された天信祷は稀有な天使と交信が出来る乙女だった。鳴司の頼みもあって彼を更生させるべく、天使に助けを乞う。
天使界から来た天使フィシオの本職は悪魔狩り。暇していたら神に契約と違う仕事を押しつけられる。早く終わらせろうと佐柳に『残金=命』の戒めを与えた。所持金が0になると死ぬにも関わらず彼の散財は変わらずで戒めの効力で不幸になっていく。フィシオは諦めるように諭すが、彼は意地になってバイトをはじめ、『お金』の重みを知った。
我欲に忠実な佐柳は一緒に過ごしていて、自己犠牲で他人に尽す祷が気になりだす。彼女をよく知らない事に気づき、祷の母親が入院していて金に困っているのを知り、行動開始。
病院で母娘の会話を盗み聞きした佐柳は祷に問い詰めるが、悪魔に憑かれた悪友の荒深蛮が現われて邪魔をする。フィシオは蛮を利用する男を女悪魔ラウシューを見つけ、佐柳に手を出さないよう警告を残す。
佐柳は祷を自宅に招待して本音を聞きだした。彼も自分の本音を認め、今心の底から本当に欲しい物が祷の笑顔だと気づく。
彼女の笑顔を見るために宝物を売り払って作った『大金=命』を祷に渡す。彼の優しさに祷は涙を流す。
祷の為に変わる決意をした佐柳は、蛮に会って決別した。残金を奪われて死にかけるが祷が駆けつけ、神の教えに向き蛮にビンタを放つ。影響しあう二人を気に入ったフィシオは禁忌を破り独断でラウシューを裁き、彼らを救った。
フィシオは罰として半分人間にされ戒めを解く力を失う。だが佐柳は祷の笑顔を手に入れて満足し、ずっと見続けるため『彼なり』に更生に励んでいく。
文字数 93,488
最終更新日 2019.04.07
登録日 2019.04.07
たった一人で人類を脅かす魔王を撃退した勇者レオナルド。
たった1つの過ちが彼を転落人生へとまねく…
文字数 4,250
最終更新日 2019.03.30
登録日 2019.03.30
老人になった僕が若き日の僕へ送る手紙。
ぜひ、『僕よ、盛大に吃れ。』のご一読もよろしくお願い致します。
文字数 2,200
最終更新日 2019.03.24
登録日 2019.03.24
目に見える障害と目に見えない障害がある。
僕は目に見えない吃音という障害を持っている。吃音はかつて、どもりと言われていたが、近年では差別用語になり一般的には吃音という名称を用いられている。
吃音に悩み・自分を恨み・人生の意味や希望すら持てなかった少年時代、吃音とともに生きていくことを決めた青年前期を乗り越えた、22歳の僕が歩んだ軌跡。
文字数 3,967
最終更新日 2019.03.20
登録日 2019.01.10
女子高生「杏奈」は他の学生達と違って友達がいない、学校の成績は悪い、運動神経も悪い、家庭環境が複雑、さらには受験にも失敗した哀れで救いようのない人生だった。杏奈はこの先の人生に絶望しずっと自分の殻に閉じこもってしまう。そして自宅を出た杏奈は、自殺を図ろうとどこかに向かった。
ー私なんてこの世界にいらない存在なんだー
そんなことを考えながらとある森の奥へ向かうと、どこか分からない不気味な街に辿り着く。そこからが杏奈にとっての生き地獄の始まりだった。
文字数 10,666
最終更新日 2019.03.04
登録日 2019.03.03
文字数 1,217
最終更新日 2019.03.02
登録日 2019.03.01
これは私の母と私達家族に現実に起こっている日常。
『まさか私達の母親が認知症になるなんて!?』
受け入れられない想いと受け入れるしかない現実。
准看護師として多くの認知症の患者さんを看てきたというのに、自身の親となれば全く以って情けなく素直に受け入れられないもの。
また実際認知症に喰われていく母自身の葛藤。
不定期ですがそんな気持ちを綴っていきます。
短い文章ですが、その中に私達の色々な気持を織り込んでいきます。
突っ込みあり、笑いそして悔しさと悲しみ、病に喰われていく母への怒りにも似た葛藤と偶のデトックス閑話。
そしてこのお話の終わりは……考えたくないですね。
文字数 10,998
最終更新日 2019.02.18
登録日 2018.09.10