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第7回ライト文芸大賞 参加作品
この物語は実在する"ある曲"の世界観を
自分なりに解釈して綴ったものです。
~思い出せてよかった…
もし君と出会わなければ
自分の気持ちに気づかないまま
時の波に流されていただろう~
ごくごく平凡なネガティブ男子、小林巽は
自身がフラれた女子、山本亜弓の親友
野中純玲と少しずつ距離が縮まるも
もう高校卒業の日はすぐそこまで来ていた。
例えば時間と距離が二人を隔てようとも
気づくこと、待つことさえ出来れば
その壁は容易く超えられるのだろうか?
幾つかの偶然が運命の糸のように絡まった時
次第に二人の想いはひとつになってゆく。
"気になる" から"好きかも?" へ
"好きかも?"から "好き"へと。
もどかしくもどこかほんわりした
二人の物語の行方は?
文字数 37,364
最終更新日 2022.09.21
登録日 2022.07.30
ある日、新千歳空港は混乱に包まれる。悪天候によって数多くの便が欠航、遅延となったのだ。
突然の大雪に見舞われ、空港内では足止めされた乗客たちが途方にくれていた。
友人との旅行帰りの真白もその一人。定刻に帰れないことに焦る友人の摛沙は激怒し、楽しかったはずの旅行の最後に二人の友情には亀裂が入りかけていた。
他にも推しアイドルのライブを楽しみにしていた大学生のオタクグループや不機嫌な紳士、家族旅行に遅れた兄妹、空港の治安を守る使命に燃える警備員など、さまざまな人々が同じ空間に留まることになる。
最初は不安やイライラが漂っていた彼らだが、見知らぬ者同士の出会いを通じて徐々にその心が変化していく。
悪天候がもたらした災難な一時が、やがて彼らに新たな一歩を踏み出す勇気を与えることとなる物語。
文字数 49,568
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.04.30
文字数 14,578
最終更新日 2024.04.17
登録日 2023.02.05
私はあるニュースを見て、読んで、嫉妬あるいはそれに近い気持ちを抱いていた。どういうことなんだ...アルファポリスさん。
「株式会社嵐」設立って...その所在地が恵比寿ガーデンプレイスタワーってさ...
文字数 3,509
最終更新日 2024.04.10
登録日 2024.04.10
志保は貧乏陰キャを自覚する女子高生。
クラスの陽キャ集団に突き飛ばされ、高級自動車と事故を起こしてしまう。
自動車を運転していた男に「君の治療費と自動車の修理代を請求する。ただし、三カ月以内にアイドル、ニッキーのファンとしてSNSでフォロワーを一万人を達成すればそれをチャラにする」と言われて……。
ただでさえバイトで忙しい毎日がますます忙しくなっているはずなのに、あれ?どうしてだろう。なんか前より色々生きやすくなっているかも……?
前向きな無自覚系主人公が、見えないところで助けられて成長していくお話……かもしれない?
文字数 31,118
最終更新日 2021.07.27
登録日 2021.06.16
無職独身一人暮らし40歳、一週間後には家から追い出される予定。
人生どん詰まりな黒羽勇二の元へ、小学生時代の友人、灰江光一が訪ねてくる。
灰江とは25年ぶりの再会で、黒羽は驚くが、灰江は黒羽の家にズカズカ入ってくる。灰江は28年前に結成したノストラダムス解明会「怪解会(カイカイカイ)」を再結成しようと誘いに来たのだ。
灰江はホラーミステリー作家になったが、スランプになっていた。そこで、出版社からバイトとリハビリを兼ねて、子供時代の怪奇事件を記事にする話がきたのだ。
読者はバディものが好きとの、灰江の謎のリサーチの元、オカルト同志だった黒羽の所へやってきた。
黒羽は報酬に誘われ、引き受けることにしたが……。
どん詰まりコンビで、子供時代の朧気な記憶を辿っていくと、奇妙な話が次々と現れ、さらに黒羽はなぜか血溜まりの幻覚を見るようになる。
ノストラダムスに夢中になっていたあの時代、本当は身近に起きていた奇妙な事とは……。
文字数 872
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
小さな惑星シーセイルに住まうシーセイル人『ラミエル』と『カナタ』の物語。
『ラミエル』は風を操り、音楽と剣術に優れ、シーセイル責任者の母を持つ娘だった。
そして彼女が愛したもう一人の主人公『カナタ』にはシーセイルの人智を超えた能力が授けられていた。
戦争により、最愛の人との死別に取り乱した彼女の犯した最大の罪と償い。
故郷の惑星の為『ラミエル』が選んだ最期の選択。
宇宙のどこかで愛に生きた一人の女性と、彼女を愛した人の物語。
本章は惑星シーセイルから逃げ出した日からを綴っています。
序章がラミエルとカナタの話です。
※以前公開し、完結させた『宇宙の果てに咲く花』の改編版です。
文字数 4,975
最終更新日 2024.04.30
登録日 2024.04.30
幼くして両親を失った少女-セナ-
親戚へと引き取られたが、彼女の心は一人ぼっちだった。
少女は19歳となり、恋人ができた。
恋人の名は-トウマ-
ある日、トウマは彼女の前から去ろうとする。
一言だけ残し、セナから離れる。
もう一人になりたくない。
その思いは強く、彼女は前へと踏み出す。
トウマを追いかけるために前へと。
しかし、彼を追い掛けた先は
現実とは極めて異なった不思議な世界。
その道中、知識欲を求める者-モノリス-と出会う。
トウマを求めて、奥へ奥へ。
セナは真実を求めて
モノリスは知識を求めて
それぞれ、未知の運命を体験する事になる。
文字数 119,605
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.06.09
幼馴染はとにかくモテる。道を歩けば見知らぬ女子に声を掛けられ、電車に乗れば黄色い悲鳴とともにシャッター音が鳴り響く。高校二年の春、そんな幼馴染に彼女ができた。彼女の名前は甘神連珠(あまがみれんじゅ)。私立の女子高に通う清楚系美少女で、休日は保護猫カフェでボランティアをしている。珍しいことに幼馴染のほうが彼女に惚れて告白したらしい。それなのに彼は今、他の女子といちゃついている。彼女が見ている前で――そんな光景を遠目で眺めていた普通の高校生、御伽草士(おとぎそうし)が幼馴染と入れ替わったことで誤解が解け、高嶺の女子と結ばれて幸せになる話。
文字数 54,967
最終更新日 2024.03.24
登録日 2024.03.24
部員と実績不足を理由に廃部になった写真部復活の実績作りのため、生徒会の下請け仕事や人づてに持ち込まれる校内外のやっかいごとを引き受けて学校中を駆け回る僕、四持《よもつ》太陽。そんな僕がある日出会ったのは、なぜかモデルガンを構えたヤベー女、比楽坂優里先輩だった。
学内外で発生するやっかいな事件の現場でたびたび顔を合わせるうち、僕は彼女が使いこなす大量のガジェットに加え、並外れた知識と推理力、そして毒舌に隠された優しい心根に次第に惹かれるようになる。
だが、彼女は間違いなく当校の生徒でありながら、どのクラスでも彼女の姿を見ることはない。
ミステリアスな彼女の正体、そして彼女が抱える闇が次第にあきらかになり、同時に僕と彼女との距離も次第に近づいていく。
だが、そんな日常がいつまでも続くかと思われたある日、彼女は突然失踪し、謎をはらんだメールが送られてくる。
文字数 124,108
最終更新日 2023.12.31
登録日 2023.12.02
文字数 7,946
最終更新日 2023.10.03
登録日 2023.10.03
『ほろ苦い青春と淡い初恋の思い出は・・
黄昏色に染まる校庭で沈みゆく太陽と共に
儚くも露と消えていく』
ある朝、
目を覚ますとそこは二十年前の世界だった。
小学校六年生に戻った俺を取り巻く
懐かしい顔ぶれ。
優しい先生。
いじめっ子のグループ。
クラスで一番美しい少女。
そして。
密かに想い続けていた初恋の少女。
この世界は嘘と欺瞞に満ちている。
愛を語るには幼過ぎる少女達と
愛を語るには汚れ過ぎた大人。
少女は天使の様な微笑みで嘘を吐き、
大人は平然と他人を騙す。
ある時、
俺は隣のクラスの一人の少女の名前を思い出した。
そしてそれは大きな謎と後悔を俺に残した。
夕日に少女の涙が落ちる時、
俺は彼女達の笑顔と
失われた真実を
取り戻すことができるのだろうか。
文字数 184,356
最終更新日 2024.04.20
登録日 2024.01.30
この作品は、自身の作品である「落花流水、掬うは散華」の閑話集となっております。
※本編「落花流水、掬うは散華―歴史に名を残さなかった新選組隊士は、未来から来た少女だった―」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/807996983/911484841
幕末にタイムスリップした少女が、男装し新選組の隊士となり、その歴史から救おうとするお話です。
史実、創作、シリアス、コメディを織り混ぜ展開しております。
そんな本編では描ききれなかった何でもない日常を切り取り、ほのぼの増し増しで書き綴ったのが、この閑話集となります。
※もくじにて“―番外編―”としているものは、本編・この閑話集ともに一切関係のないお話となっておりますのでご注意を。
この作品は、小説家になろう、カクヨムにも掲載しています。
文字数 27,268
最終更新日 2022.10.31
登録日 2022.04.01
不意に周りの人達の
優しさに触れたときに
私はここに居ていいのか
いつも問いかけてしまう。
文字数 7,738
最終更新日 2023.04.03
登録日 2022.06.28
小学校のプチ同窓会で集まった海田リュウダイたち5人は神秘の果実「ネクターン」の力で小学生時代の体に戻り、タイムリープする。友を悲劇から救うため…
文字数 11,827
最終更新日 2023.05.30
登録日 2023.04.20
『誰もが、自分から半径三メートル以内にいる人間から、伴侶となる人を見付ける』らしい。
愛嬌と元気が取り柄の月見里百合子こと月ちゃんの心の世界三メートル圏内の距離に果たして運命の相手はいるのか?
映画を大好きな月ちゃんの恋愛は、映画のようにはなるわけもない?
一メートル、二メートル、三メートル、月ちゃんの相手はどこにいる?
恋愛というより人との触れ合いを描いた内容です。
現在第二部【ゼクシイには載っていなかった事】を公開しています。
月ちゃんのロマンチックから程遠い恍けた結婚準備の様子が描かれています
人との距離感をテーマにした物語です。女性の半径三メートルの距離の中を描いたコチラの話の他に、手の届く範囲の異性に手を出し続けた男性黒沢明彦を描いた「手を伸ばしたチョット先にあるお月様」、三十五センチ下の世界が気になり出した男性大陽渚の物語「三十五センチ下の◯◯点」があります。
黒沢くんの主人公の『伸ばした手のチョット先にある、お月様】と併せて読んでいただけると更に楽しめるかもしれません。
文字数 168,307
最終更新日 2019.04.24
登録日 2018.03.19
--- 盲導犬 ---
混んでいる電車の中で、ふわっと、空間が出来た。
見ると盲導犬を連れている盲目の女性がホームから入って来たからだった。
「あ、どうぞ」
と若い女性が席を譲る。
「ありがとうございます」
その女性は素直に好意を受け入れ座ると、連れている大きい真っ白な盲導犬は、彼女の足の間に入り、伏せて気持ちよさそうに目を閉じた。そのまま盲目の彼女と一体の様に寄り添っていた。
周囲はみなそれを暖かい目で見ていた。
近くにいたギャルっぽい二人組でさえも、
「えーっ、マジ、あのドウモウ犬カワイクない?」
と言っていた。
ドウモウ犬じゃない。
(了)
文字数 996
最終更新日 2024.04.03
登録日 2024.04.03
「金払え!!」年金事務所に勤める主人公は、二年間年金を滞納している結田の家を訪れる。だが、結田は頑として年金を払おうとしない。
「そこに死神様がいるらしい」都内の居酒屋で高校時代の友人、国枝と久しぶり会った主人公は、空席に生中とお通しがあるのを見て不審に思う。
国枝に聞いてみる、目には見えないがこの席に死神がいるというのだ。
「防犯カメラの死角」娘を殺された男は復讐を誓った。防犯カメラを逆に利用してアリバイを工作して、見事娘の仇を討ち果たす。だが……
ショートショート集です
文字数 13,799
最終更新日 2019.04.14
登録日 2016.09.06
毎日のように部活終わりに窓から陸上部を眺める美波は、長距離のエース、隼人に密かに片想いをしていた。
進展なんて望まない。見てるだけでいい。
そう思っていた美波は、ひょんなことから隼人と関わることになり、想いを募らせていく。
文字数 13,379
最終更新日 2022.08.05
登録日 2022.07.28
文字数 4,967
最終更新日 2022.04.22
登録日 2022.04.22