「結婚」の検索結果
全体で15,048件見つかりました。
公爵子息である夫に嫁いではや半年、ローズは、政略結婚であってもそれなりに仲の良い夫と、それなりの夫婦生活を送っているつもりだった。
しかしある夜、彼との時間を終えた後、今まで体を重ねていたベットで見覚えのない派手な下着を見つけてしまう。桃色の布地に柔らかなフリルがあしらわれた扇情的な下着はどう思い返してもローズの物ではない。
ほかにも浮気を疑う怪しい点が出てきて、ついにローズは牽制してくる浮気相手を突き止めようと行動を起こすのだった。
アップテンポで進みます。五万文字いかないぐらいのお話です。
ぜひぜひさくっと読んでいってくださいませ。😊
文章が肌に合った方は、よろしければ長編ものぞいてみてくれると飛び跳ねて喜びます。
文字数 48,043
最終更新日 2024.01.07
登録日 2023.12.23
ハンブルトン伯爵令嬢アデラインは、長年の婚約者であったリッチモンド侯爵家の嫡子デイモンから非情にも婚約を破棄されてしまう。
ハンブルトン伯爵家が、リッチモンド侯爵家の求める農業収穫高を達成出来ないから、というのがその理由だ。だが婚約していた5年程度では達成できるわけがないとアデラインは知っている。
しかしハンブルトン伯爵が不慮の事故で亡くなってしまったこともあり、リッチモンド侯爵家は農業提携の継続は不可能と判断したのだ。
父を失い、婚約者にも捨てられる事になって絶望しかないアデラインに、デイモンはさらなる非情な仕打ちを言い渡した。
「まあそう不安がるなよ。君の次の婚約者はライデール伯爵にお願いすることにしたんだから、何も心配は要らないさ!」
なんと彼はまだ17歳のアデラインに、30歳以上も歳上の、今まで一度も結婚できずに悪い噂ばかり聞こえてくる、あの“狷狭伯爵”に嫁げと、そう言ったのだ。
侯爵家の脚竜車に半ば無理やり乗せられ、ライデール伯爵領まで連行されたアデラインは、もはやヤケクソだった。
だから彼女は出迎えたライデール伯爵ブライアンに対して涙目で叫ぶ。「お嫁に来ました!」と。
だがブライアンは噂と違ってとても穏やかな、領民にも慕われる立派な領主だった。アデラインのことも主のいなくなったハンブルトン領のことも気遣ってくれて、いつかリッチモンド侯爵家に仕返ししようとまで言ってくれた。
感激したアデラインは、父よりも歳上の新たな婚約者に対して、少しずつ心を開いてゆく。⸺そして、その過程で気付いてしまった。
「…………あら?この方、もしや誰かがお世話しないとダメなのでは?」
◆不当でしかも覆せない理不尽な婚約破棄から始まる、実に31歳差の凸凹カップルが幸せを掴むまでのドタバタラブコメディ。なろうで公開した『旦那様は○○人間』の改訂版になります。
作者史上最大歳の差記録更新です(いらん)。多分これ以上の歳の差って探すほうが難しいのでは?(亜人や人外系除く)
◆全6話、約13000字ほど。軽く読めます。
◆タグに不穏なものがありますが、まあお気になさらず。
◆作者の投稿作は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。故に他作品に本作の登場人物が予告なく再登場することがあります。
どの作品も独立しているのでそれぞれ単品でもお楽しみ頂けますが、合わせて読めば二倍楽しいです。多分。
文字数 12,997
最終更新日 2023.12.17
登録日 2023.12.12
冒険者ギルドの中間管理職トールの元にはさまざまなトラブルが持ち込まれる。受付カウンターで職員に絡む冒険者、結婚までの腰掛け気分満々の部下、仕事を部下に押し付けたい上司。ダンジョンに異変があれば調査する。全方位ストレスの中間管理職トールの明日はどっちだ!?
1章ごとに話が完結する短辺連作になります。
※魔獣討伐などで流血表現があります。
文字数 80,517
最終更新日 2025.11.20
登録日 2025.08.31
王太子ルドルフに見初められ、母の治療と引き換えに王宮に来た、田舎娘のジェラルディン。
貴族たちには冷遇され、王太子妃教育も厳しく、ルドルフにはすでに正式な婚約者パトリシアさえいた。
ジェラルディンの辞退も聞かずに強引に結婚したルドルフは、すぐに心変わりして「君を愛するつもりはない」「本当に愛していたのはパトリシアだった」と言い出す。
ルドルフの変心と母の死に絶望して死を選んだジェラルディンは、不思議な貴婦人の命令のもと、神の『加護』と『美』を得て黄泉帰り――――復活の奇跡を果たし、貴族たちからは一転、『奇跡の妃』ともてはやされはじめて、ルドルフも「やりなおしたい」と言い出す。
ルドルフとの離婚を決意するジェラルディンだったが、貴婦人からの命令を果たす中、彼の急激な心変わりに関わる陰謀も明らかに――――
※体罰などの暴力表現があるため、R15に設定しています。
※前半は主人公がつらい目に遭うシーンが多いので、苦手な方はご注意ください。
文字数 155,393
最終更新日 2025.12.28
登録日 2025.12.05
「君のような無能とは結婚できない」と言い放った第一王子。
しかし、婚約者であるリリスは泣いて縋るどころか、その場で「自分がいかにダメ人間か」をメンヘラ全開で語り出し、自暴自棄の極致へ。
そんな彼女を拾い上げたのは、冷徹で知られる第二皇子・アルベルトだった。
「君のその重さ、僕には心地いいよ」
世間から「ゴミ」扱いされていた令嬢が、さらに重い愛を持つ皇子に全肯定され、甘々に溶かされていく
逆転溺愛ストーリー
文字数 55,721
最終更新日 2026.02.23
登録日 2026.02.23
アメリアを疎む父と後妻の母娘によって虐げられてきた前世の記憶を持つ彼女が、望まぬ結婚を押し付けられた事をきっかけに家を出た事で始まる前作『虐げられた公爵令嬢は好きに生きたい〜え?乙女ゲーム?そんなの知りません。〜』の小話的な続編作品になります。
乙女ゲーム要素ほんのり程度、シリアスな話も無し(今のところは)のアメリアを中心とした日常での出来事など、本編で書かれていないアメリアの日常や王子妃教育の話、アネット等の他キャラ視点の話を基本は一話完結の形で不定期に投稿する予定です。
*なんちゃって異世界の独自設定で書いています。
*言葉遣いなど時代設定を無視して現代風になっている部分が多くあります。
文字数 83,560
最終更新日 2026.03.06
登録日 2023.11.16
皇太子であるアドリアン・アルフォールと王命により結婚をした主人公のイヴェット・コルベール。
初恋の相手である彼と結婚ができて幸せになれると思ったが、彼には既に心に決めた女性がいた。
その女性は、彼の補佐官であり、幼馴染でいつもアドリアンの傍にいる。
イヴェットは辛い日々を送っていたが、我慢した。いつの日かその瞳が自分へと向けてほしいという事を願いながら。
しかし、その願いは叶う事はなかった。結婚して二年が経ったある日、イヴェットは何者かの手によってあっさりと殺されてしまったからだ。
死んだと思ったのも束の間、なぜか結婚式当日に時が巻き戻っていた。最初は混乱したイヴェットだったが、これは神様がくれたチャンスだと思い、今度こそ間違えないと奮闘するも、またもや結婚して二年後に命を落とす。
何度頑張っても二年後に殺されるイヴェットは六回目にとうとう限界がきて、アドリアンへ全てを打ち明けたが裏切られてしまい、イヴェットの心は完全に壊れてしまう。
全て他人に命を奪われてきたイヴェット七回目の人生は自分の手で終わらせたいと思い、自殺を図る。
幸いにも怪我だけで済んだイヴェットだったがなんと彼女は6歳以降の記憶を失くしていた。
辛かった日々の記憶を忘れているイヴェットはまたしてもアドリアンの事を好きになってしまうのだった。
※小説家になろう様にも投稿しております。
文字数 74,060
最終更新日 2024.08.15
登録日 2024.07.15
エリック様と結婚して3年が経ちます。結婚するまでは、愛されているのだと思っていました。
あんなに優しかったエリック様が、次々と愛人を連れて来て、“彼女は大切な女性だ”と私に紹介する。我慢の限界を迎えた私は、離縁して欲しいとお願いしました。それがきっかけで、エリック様は豹変し、暴力をふるってきた。身も心もボロボロになったある日、私は永遠に彼から逃げようと決意した。
舞踏会が開かれた王城のバルコニーから身を投げ、私の人生は幕を閉じた……はずだった。
次の瞬間、何故か10歳の自分に戻っていたのです。
やり直す機会をもらった私は、もう二度と彼に人生を奪われない為に強くなる決心をする。
*巻き戻る前の話は、かなり気分の悪い話になっています。ご注意ください。
*設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
*全44話で完結になります。
*感想は全て“ネタバレを含む”の仕様にはしていません。感想欄はネタバレの可能性があります。
いつもあたたかい感想を、ありがとうございます。
文字数 58,966
最終更新日 2022.04.19
登録日 2022.04.12
ギルバートは筆頭公爵家の跡取りだ。
王族の血筋でもあるギルバートは、十年前当時五歳の婚約者と出会った時に、ある事を自覚した。
それは、王族の血が濃ければ濃い程現れる変態的性癖とも言えるもので……
これのせいで結婚できない男もいたりいなかったり…
中には、それを必死に抑えて夜を過ごす人物もいたりいなかったり……
しかし、優秀なギルバートは考えた。
果たして自分の欲望を抑え込むことが出来るのだろうかと。
答えは簡単。
できるだろうがやりたくない。
でも、別に問題ないんじゃないか?
表に出なければ分からない。
犯罪行為も知られなければ罪にはならない。
相手に嫌がらなければ合法だ――と。
そして、十年後。
婚約者リリアーヌは、遅咲きの反抗期に入っていた。
《注意》
直接的なR18(ベッドでのあれやこれや)はないものの、変態男が出てきます。
ちなみに犯罪的な男です。
苦手な方は閉じましょう。
覚悟がある人のみ先に進みましょう。
ざまぁはありません。
ざまぁを期待している人も去りましょう。
大事な事なのでもう一度言いますが、男側が変態です。
気を付けましょう。
作品を読んだ後の文句は受け付けません。
小説家になろうでも掲載中。
文字数 31,732
最終更新日 2021.04.30
登録日 2021.04.24
悠太は一番嫌いな男、大輔と自転車で出会い頭に衝突事故を起こした。
そして目が覚めると違う世界に転生していた。この世界でのんびり暮らしていこうと思ったのに、大輔までもがこの世界に転生していた。しかもあいつは贖罪のために結婚を迫ってくる。
文字数 14,660
最終更新日 2024.12.31
登録日 2024.12.31
セレスティーヌはロジャー・グラハム侯爵と政略結婚をする事となった。
挙式当日、式場ではなく侯爵邸にいて契約書を前にしていたが、ロジャーは愛人のクロエと共にいて「君を愛することはない」と言い放った。
セレスティーヌは「分かりました。それならば、お互い好きにいたしましょう」と容認し、ロジャーの許可を得て契約書にその条項を付け足し、二人がイチャついている間に他にも条項を付け足した。
政略結婚であってもロジャーと愛し合えればと思っていたセレスティーヌは失望し、案内された部屋の粗末さから益々嫌気が差し、契約書に足した条項である「愛人可」を利用して、ロジャーの護衛の中から相手を選ぶ事にする。
そして侯爵家騎士団兵舎へ行き、ヴォルフ・エンドリヒに目を付け、一夜の相手になるように命令した。
それ以来、ヴォルフが愛人となって情を交わし続ける事となり……。
※AIのサポート(主に名詞)有
文字数 119,658
最終更新日 2026.04.14
登録日 2026.03.05
現国王である父からも、腹違いの兄からも疎まれ生きてきたリリー。
ある日のこと、広い王宮で一人ぼっちの姫リリーが助けたのは獣人の少年だった。その少年にルーカスの名を与え、一筋の光となることを願い側に置いた。
それから十年の月日が流れ――。国王から厄介払いの縁談が持ち出され、隣国に嫁ぐことが決まったリリー。しかし、結婚式当日事件が起こり、冤罪で国を追われてしまう。
文字数 12,608
最終更新日 2018.03.01
登録日 2018.02.04
レジーナ王国屈指の悪女にして才女、ドローレスに不幸が降り注ぐ。
王国全土から権力者や貴族を集められて開催する、年に一度の王国設立記念パーティー。
貴族や権力者は横のつながりを広げ、未婚の令嬢は結婚相手を探す場所であり、王族は王国全土に王族の威光を知らしめる大切な日。
そこに水を差すものがいた。
ハビエル・タマメス。ドローレスの婚約者にして、王国の第二王子。その隣には、平民の母を持つベレン・デルガドが怯えた表情で彼の後ろで震えている。
「悪女ドローレス!今日こそ、オマエの罪を告発するッ!!」会場の空気、装飾すらも震わせる高々な告発に周囲は氷つく。
――それは、無罪による告発によるショックの硬直か。はたまた別の意味があるのか。
苛烈な性格からよくトラブルに巻き込まれる美しくも毒々しいドローレスの人生を描いた悪女ストーリー。
文字数 19,424
最終更新日 2025.03.30
登録日 2025.03.27
バツイチで二児の母、アラフォーでパートタイマー。
恋の仕方なんて、とうに忘れた……はずだった。
元夫との結婚生活がトラウマで、男なんてこりごりだと思っていた彩《あや》は、二歳年下の上司・智也《ともや》からある提案をされる。
「別れた夫が最後の男でいいのか__?」
智也の一言に気持ちが揺れ、提案を受け入れてしまう。
智也との関係を楽しみ始めた頃、彩は五歳年下の上司・隼《はやと》から告白される。
智也とは違い、子供っぽさを隠さずに甘えてくる隼に、彩は母性本能をくすぐられる。
子供がいれば幸せだと思っていた。
子供の幸せが自分の幸せだと思っていた。
けれど、二人の年下上司に愛されて、自分が『女』であることを思いだしてしまった。
愛されたい。愛したい。もう一度……。
バツイチで、母親で、四十歳間近の私でも、もう一度『恋』してもいいですか__?
文字数 239,633
最終更新日 2019.07.07
登録日 2018.12.22
政略結婚した妻のヘザーから恋人と一緒になりたいからと離婚を切りだされたリオ。妻に政略結婚の相手以外の感情はもっていないが離婚するのは面倒くさい。幼馴染みに妻へのあてつけにと押しつけられた偽の恋人役のカレンと出会い、リオは二度と人を好きにならないと捨てた心をとりもどしていく。
本編十二話+番外編三話。
文字数 59,630
最終更新日 2022.06.18
登録日 2022.06.01
ヤンデレ風味のヒーロー二人から執着深く溺愛されて一番最後にはハッピーエンドを迎えるお話です。
【あらすじ】
魔物狩りを専門に行う名家・ハッシュフード家の生き残りであるユフィは、美貌の義兄アゼルと一緒に狭い借家で細々と暮らしていた。
そんなある日、眉目秀麗でお金持ち貴族の次期当主・ランブルト・ホイットニーから結婚を前提とした交際を申し込まれる。虚弱体質のため一日三時間しか働けないユフィは、結婚すれば義兄にラクをさせられるのではないかと考えたのだけれど……?
「ダメだ。俺は認めないよ」「君の体は他人と違う」「ダメって言ったらダメ」
過保護で心配性の義兄に強く反対され、諦めることにしたユフィだったが、後日ランブルト本人が「義兄の秘密と知っている」と直接会いにやってくる。
話を聞いている途中で倒れてしまい、場の流れでランブルトから魔力を貰う事になってしまう。
だがその様子を義兄に見られていて──
「魔力が欲しいのなら俺にして」
家に帰るやいなや、異常な執着心で迫られ、挙句にはベッドに連れていかれてしまい……?
少し気弱なヒロインとハーフヴァンパイアの義兄と、虎視眈々とヒロインを狙うもう一人のヒーローの物語。
【※R18※エロ多めでストーリーが進みます】
※第一話の冒頭からR18シーンに入ります
※ヒーロー二人にそれぞれ本番行為あり
※キスを含めた性描写に(*)マーク付け
※基本的に強引かつエロ多めかつ激しめかつ長くしつこくねちっこい
※吸血シーン等の流血描写がたまに
※完結済
文字数 285,186
最終更新日 2024.07.07
登録日 2024.01.31
男爵令嬢のクララは、伯爵令息との婚約を邪魔されて、ある醜聞塗れの侯爵の愛人にされてしまう。耐え忍ぶ日々に、救いの天使が現れた。※視点はクララ、ダニエル、シェリーで切り替わりますので、苦手な方はご注意を。※短編「愛する事はないと言ってくれ」https://www.alphapolis.co.jp/novel/556320410/970881015/episode/8394041の続編ですが、単体でもお読み頂けると思います。※相変わらずダニエルは屑ですのでご注意下さい
文字数 10,067
最終更新日 2024.06.04
登録日 2024.06.04
公爵令嬢メリッサはその日、人生最大の失恋をした。
婚約者である第一王子から、
「婚約破棄をしてくれ」
と、頼まれたのだ。
彼女は殿下を愛していたが、彼はそうじゃなかった。
常につきまとってくる彼女が、鬱陶しいらしかった。
「君とは正直、やっていける気がしない――すまないが、別れてくれ」
殿下の隣にいたのは、麗しい令嬢。
どうやら自分と別れて、彼女と生きていきたいらしい。
メリッサはショックを受けた。
もう、彼が自分を見てくれないのだと。
自分を愛してくれることはもうないのだと、悟ってしまった。
彼女は泣きじゃくり、熱を出した。
3日3晩眠り続け、起きては泣く、起きては嘆きを繰り返し――。
とうとう彼女は、あることを決意した。
そうだ、旅に出ようと。
もともと旅行や船が好きで、彼女の家が所有する船の船長や船員とも仲が良かった。
その船長から、
「一緒に船に乗って、各国を回らないか?」
という誘いを受けていたのだ。
もちろん、自分には愛する婚約者がいる。
そんな彼を放っておいて、自分の好きなことが出来るはずない。
そう言って断ろうとしていた矢先に、あの失恋があった。
ちょうど良い。
失恋旅行だ。
いろんな場所を回ることで、私の彼への気持ちが薄れるかも。
そうして両親の反対を押し切り、船に乗って2年間旅に出かける。
その間様々なことがあり、色んな刺激を受けていく中で、殿下に対する想いも下火になっていく。
すっかり吹っ切れた彼女は、自分の国に戻る。
学園に復学し、きちんと勉強しよう。
人生をやり直そう。
しかし、彼女のいなかったこの2年間で、国の情勢は大きく変わっていた。
殿下と新たな婚約者は、既に破局していた。
彼女の浮気が原因らしい。
そんなこんなで、殿下は傷つき落ち込み――。
「やっぱり、こんな自分を愛してくれたメリッサだ」
という考えに至ったらしい。
この2年間で例の話は目まぐるしく変わり、人々の間では、
「旅をして次期王妃に必要な経験を積んでいた公爵令嬢メリッサが国に戻り、お互いに想い合っていた殿下と結婚する」
というロマンチックなものとなっていた。
しかし、完全に吹っ切れている彼女にとって、その話は想定外以外の何物でもなかった。
「急にそんなこと言われても……。私はもう、殿下の元へ戻る気はございませんし」
文字数 6,390
最終更新日 2023.01.20
登録日 2022.04.28
不思議な色をした瞳のせいで気味悪がられ、会う人間すべてに嫌われてしまう貴族令嬢のフリルヴェール。五度の婚約破棄を経験した彼女の心は冷めきってしまい、人間になんの期待もしなくなっていた。そんな彼女の唯一の癒しは動物たち。人間には嫌われても、動物たちからは好かれる彼女は、大切な動物たちと慎ましく過ごせればいいと思っていた。
そして迎えた六度目の婚約。今回の相手は冷徹で有名な公爵様。人間嫌いらしい彼とは上手くやれないだろうと予想し、案の定初対面で仲良くする気はないと冷たくされる。お互いに干渉しないことを条件に提示されたフリルヴェールだったが。
「だったらちょうどいいわね」
開き直り、自分のやりたいことをすることに。彼女は別宅を借りて動物カフェを作ろうとしていた。すると度々公爵様がこちらを見ていて?
文字数 11,707
最終更新日 2022.09.24
登録日 2022.09.22