「下」の検索結果
全体で31,120件見つかりました。
ヒロインの星野美玲は、優秀な姉への強い劣等感を抱える高校2年生 。勉強では決して勝てないと悟った彼女は、「大人の女の世界」で優位に立とうと、ネットや漫画の知識だけを頼りに男慣れしたビッチなギャルを演じていました 。
そんな彼女の前に現れたのは、東大生のエリート家庭教師・三上恭平 。しかし彼の姿は、もっさりとした髪型に分厚い黒縁メガネ、常に視線を泳がせる気弱で冴えない「非モテのガリ勉」そのものでした 。
「こんな男、チョロすぎる」——美玲は強烈な優越感に浸り、勉強をサボるために彼をからかい、女の武器で誘惑して主導権を握ったつもりでいました 。
しかし、美玲は知らなかったのです。気弱な青年の仮面の下に、美玲の嘘をすべて見抜き、いつ狩ろうかと観察している底知れぬドSな捕食者の素顔が隠されていることを 。
親が不在の夜、密室となった勉強部屋で、美玲が越えてはいけない一線を越えた挑発をしてしまった瞬間。ガチャリと鍵が閉まる音と共に、恭平の空気が一変します 。
圧倒的な大人の色気と力で組み敷かれ、これまでの余裕を粉々に打ち砕かれた美玲 。虚勢というメッキが剥がれ落ちたとき、待ち受けているのは容赦のない「お仕置き」と、逃げ場のない甘い快楽でした…… 。
滑稽な虚勢からの自爆、極限の羞恥によるプライドの破壊、そしてそこから始まる絶対的な支配と服従 。エリート家庭教師と出来の悪い教え子が織りなす、背徳的でエロティックな密室の心理戦が開幕します。
文字数 73,303
最終更新日 2026.07.07
登録日 2026.06.03
公爵家の娘ミサノは、家族と似ていないという理由で冷遇されながら育った。
そして、希少な「癒やしの力」に目覚めた二年後、本当の娘だというアーシャルが現れる。なんと、生まれた病院で入れ替えられていた。
ようやくここを出て、本当の両親に会えると思ったミサノだったが、アーシャルは彼女の力を欲しがり、家族はそれに従った。
地下室に閉じ込められ、力を奪われ、最後には殺されるミサノ。
死の間際、彼女はこの世界が前世で読んだWEB小説の世界であり、自分が救われることなく死ぬ脇役だったことを思い出す。
(思い出すのが遅いよ)
次に目を開けると、死ぬ数ヶ月前へと戻っていた。
文字数 21,059
最終更新日 2026.07.07
登録日 2026.06.07
親友を追いかけて家出した僕が乗ったのは、雲海を渡る飛行船だった。
そこで待っていたのは、空賊となった親友との、あまりに残酷な再会。
――なぜ、彼は僕の前から消えたのか。
――あの頃の僕たちの関係は、まだ生きているのか。
飛行船の甲板から世界を見下ろしながら、僕は初めて「さよなら」の意味を知る。
君の声が、まだ耳に残っている。
本作は全16話構成の完結作品です。
同じ物語を、もう一つの視点から描いたsideテオも公開中。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/786933854/598065900
文字数 16,203
最終更新日 2026.06.24
登録日 2026.06.21
琮(そう)王朝・天章年間。京師はおおむね平和であった。だが宮廷では、改革を求める「新令派」と、守旧を求める「旧律派」とが激しく実権を争っていた。
地方出身の少女「杏杏/シンシン」は、後宮に新入り料理人として雇われた。右も左もわからない中、皇后付きの下級宮女「桃桃/タオタオ」と仲良くなり、共に忙しい日々を送っていた。
だがある日、桃桃は宮中の道観で殺害される。何者かが邪悪な禁術を行い、桃桃は儀式の生贄として捧げられたのだという。
場の状況から、術を行ったのは皇后の曹氏と特定された。長く寵愛を失っていた皇后は、皇帝の心を引き寄せるため禁忌に手を染めた。そのために、忠実な侍女であった桃桃を犠牲にしたのだという――
――はたして、本当にそうだろうか?
杏杏は疑いを抱く。あの朗らかだった桃桃が、そのような恐ろしいことに関わるだろうか。
疲れ果てた表情の曹皇后は、その手で人を殺せるような人物だろうか。
桃桃の正当な弔いのため、杏杏は、記録官の「小青/シャオチン」と共に不審な点を調べ始める。その調査がどこへ行き着くのか、予測もしないままに。
すべてを共謀したのが、寵愛第一の妃たる林貴妃、そして今上皇帝その人だなどとは、まったく知らぬままに。
北宋風架空王朝が舞台の倒叙ミステリーです。
作中名詞は、主要3人の綽名(杏杏/桃桃/小青)を除き、基本的に日本語読みとしております。
架空王朝が舞台ではありますが、ファンタジー的要素・超自然的要素は登場しません(信仰や祭祀はされています)。
原則1日2回(7:10, 17:10)更新を予定しておりますが、ストック調整の都合で1日1回更新になる可能性があります。その際はご容赦ください。
プロット作成支援・設定作成支援に生成AIを利用しています(本文はすべて筆者が書いています)。
表紙画像 / 写真AC さくら✿様
https://www.photo-ac.com/main/detail/33935305
文字数 38,407
最終更新日 2026.07.08
登録日 2026.06.06
遊びじゃない本気の恋がしたい!
東京の遥か南にある自然豊かな絶景の孤島を舞台に、男女10人が参加する4泊5日のバカンス旅行。
本気の恋を後押しするドキドキイベントに、成立したカップルには交際支援の高額賞金贈呈!
ユキヤを始めとする参加者は皆、豪華ヴィラでの共同生活に心を躍らせていた。
しかし、ウェルカムパーティーの会場で突如としてシャンデリアが落下。参加者の一人が下敷きとなり死亡する。
混乱するユキヤたちに、スピーカーからこれは事故ではなく、企画進行の範疇であることが告げられた。
『それではこれより、恋愛リアリティショー【死がふたりを分かつまデ】のルール説明をさせていただきます』
……最終日の告白を成功させ、成立したカップルのみが島を脱出できる
……成立したカップルには賞金として総額2億円が贈られる
……カップル成立できなかった参加者は、死亡する
驚愕のルール説明がなされていく中、さらに衝撃の事実が告げられた。
『皆様の中に、自分以外の参加者を殺す【殺人鬼】の役割を割り当てた者がおります。その殺人鬼の魔の手から逃れながら、本当の恋を追い求めてください』
人生を賭けた、本気の恋。
文字通り命がかかった恋愛リアリティショーが幕を開けた。
果たして誰が殺人鬼なのか?
今目の前にいる彼は、隣にいる彼女は、信じて大丈夫なのか?
疑心暗鬼と極限状態の中で織りなす、恋リアデスゲームの結末は……?
文字数 13,934
最終更新日 2026.07.07
登録日 2026.06.30
北太平洋に隕石が衝突して五十年、地球は人口の九割以上を失っていた。十八歳の少年・ソラヒトは、自ら改造した飛行機に幼馴染のハルカを乗せ、各地をのんびりと飛び回っている。
“天井”と呼ばれる乱気流層が上空を塞ぎ、太平洋には巨大な嵐が吹き荒れる世界。二人は低空を縫うように飛びながら、小さな集落を見つけては立ち寄る旅を続けている。
壊れた機械を修理したり、逆に飛行機を直してもらったり、料理を振る舞ったり、振る舞われたり。各地の集落で、人々と交流を深めていく。
そして、とある出来事をきっかけに、ソラヒトは「隕石落下の真相を確かめたい」と思うようになる。その時、物語は動き始めた。
これは、荒廃した地球を飛び回る、少年少女のちょっぴりスローなフライト冒険譚。
文字数 103,215
最終更新日 2026.07.07
登録日 2026.06.25
宦官張祥安は後宮内の尚書局で、親しい仲間たちと楽しく働いていた。しかし公子の一人が毒殺され、宮付きの下級宮女が首を吊ったことから、安穏とした日々が終わり……。
聞き取りに現れた偉そうな宦官に気に入られ、捜査の手伝いを命令される。
一見、人畜無害そうなのは仮の姿。だが正体は不遇を囲い糊口を凌ぐため宦官に扮している妃嬪であり、西国から嫁いだ元王女の泉婕妤(しょうよ)だった。祥安は正体がバレないよう距離を置こうとするが……。
偉そうな宦官(実は武官)と見た目はのんびりした宦官(実は妃嬪)の織り成す後宮ミステリー開幕。
文字数 48,410
最終更新日 2026.07.08
登録日 2026.06.29
主人公、タックは自由都市ストラで『夢葬屋タック』を経営する二十代序盤の男性。
『夢葬』とは、臨終間際の人間の夢に介入し、当人が理想とする人生最高の場面やこだわりを実現させるという行為であり能力を指す。むろん、最期の夢が成す甘い幻にすぎないが、それでも良しとする依頼者は後を絶たない。
だが、彼の最大の目的は、血のつながらない義妹のパニーだ。彼女は彼より数歳下である。そして、単なる義兄妹以上の愛情をタックは注いでいた。
彼女は、夢葬屋タックの地下室で、ここ半年ほど意識不明なまま看護されている。彼女だけでない。隣のベッドでは、勇者トラバスが同じように看護を受けていた。
こうまで話がこじれたのは、パニーが勇者トラバスの任務に同行したからだ。
勇者トラバスは、タックとほぼ同年代の男性である。彼は、市参事会の『公認勇者』として、半年前に出発した。そこにパニーも同行した。魔女討伐のために。
タック達がいる街……自由都市ストラは、数百年前に街から追放されたはずの魔女、リネットから絶えることなく疫病の呪いをかけられていた。その疫病、『リネット病』は市民なら誰でも何度でもかかり得る。もはや、教会が治癒祈祷を通じて市民を搾取する手段と化していた。
パニーは、タックの猛反対を押しきって参事会に直談判し、許可を得て同行したのである。
結論として、二人は失敗した。さらに、意識不明の状態で、魔女のいる森と街との境目で発見された。
以来、半年間に渡り、タックは夢葬を応用してパニーの夢へ入った。しかし、はかばかしい成果はあがっていない。
参事会と教会の癒着、謎めいた魔女リネットの真意、そして、パニーの回復。夢葬を駆使して、タックは衝撃の真相を引き寄せるのであった。
※1 完結保証。7月15日18時20分に最終話が公表されます。
※2 第11話以降、毎週平日は18時20分と21時20分、土・日は7時20分と18時20分と21時20分にそれぞれ一話ずつ公表されます。
文字数 85,789
最終更新日 2026.07.07
登録日 2026.06.29
サメ映画の視聴が趣味である俺は、異世界に召喚された。
そこで世界平和のために勇者となるはずが、戦う力のない役立たずだと判明する。
俺が持っているのは、なぜか発動しない【召喚魔術】と謎の能力値"SAME"のみ。
他の異世界人みたいなチート能力は持っておらず、どうしようもなく弱い。
結果、育成価値がないと判断されて、魔獣の餌に選ばれてしまう。
魔獣に殺される寸前、魔獣の足下に魔法陣が生まれる。
そこから飛び出したのは、映画に出てくるあのサメだった。
一瞬で魔獣を捕食したサメは、まるでペットのように懐いてくる。
そこで俺は自分の真の能力を理解した。
異世界召喚で得た【召喚魔術】はサメに特化したものである、と。
紙一重でピンチを切り抜けた俺は、追放されたばかりの王城へ戻る。
そこでは優秀な異世界人に対し、勇者育成のプロジェクトが実施されていた。
俺を切り捨てた連中が、世界平和のために、善人面をして努力している。
奴らの残酷な仕打ちを思い出した俺は復讐を決意する。
王城の頭上に巨大な魔法陣が展開される。
そこからせり出すようにして、巨大なサメが現れようとしていた。
文字数 116,090
最終更新日 2026.06.30
登録日 2026.06.30
李景玄皇帝の後宮で、貴妃付きの侍女・盧玉風が死んだ。
現場は、盧神美貴妃の浴室に隣接する香油・薬草庫。砕けた薫衣草の瓶、血の染みた木箱。誰の目にも、棚に木箱を戻そうとして落下した事故に見えた。木箱のあたりどころが悪かった事故。
だが、後宮の秩序を司る宮正司は動けない。死んだのは国を二分する名門の一つ、盧家から派遣され、盧家出身の貴妃に付いた陪嫁侍女。しかも現場は正一品の貴妃宮。もはや一侍女の事故ではなく、後宮と外戚を揺るがす政治案件だった。
陪嫁侍女はただの侍女ではない。貴妃が辱めを受けたら実家が黙っていない。そのための盧家の目。報告係。報告内容は、朝廷での妃の扱いや他の妃の動向など多岐にわたる。そんな侍女が死んだとなると貴妃にとって後宮は安全な場所ではないと実家は判断する。
皇后・崔静麗は、賢妃・竺玲玲に調査を命じる。玲玲は上級妃でありながら、皇帝と皇后だけが知る秘密の役目を持っていた。かつて後宮の毒殺事件を解決した、沈着冷静な才女である。
殺された侍女は誰も敵わないほど優秀で、侍女頭・美友は無能だが人がいい。部下の方が優秀であることで起きる問題。事件現場にあったものは、淑妃、徳妃から美友に贈られたものだった。淑妃、徳妃はそれぞれの思惑で関与していた。
また、この舞台を作るために、陰で侍女頭・美友の下に優秀な部下(今回の被害者)が送られてくるよう画策した人物がいたことも判明する。
美友は事件当日、浴室で子を流す作用のある薬草を湯に溶かしていた。本当に貴妃の子を奪おうとしたのか。玉風はその陰謀に気づいたために殺されたのか。
優秀すぎる陪嫁侍女と、劣等感に苦しむ侍女頭。過去の毒殺事件が生んだ後宮の掟のために、事件当時、美友は精神的に追い詰められていた。その掟を作ったのが、事件を調査する賢妃・玲玲本人だった。事件の発端は自分が作った制度。調査する本人も当事者として引き摺り込まれる。
そんな混乱の中、まだ調査も終わっていないのに、盧家の使者が後宮を訪れ、朝廷に圧力をかけてくる。まさか、事故で終わらせるわけはないよなと。
名門盧家は、例え事故であったとしても、それを簡単に受け入れれば、他の門閥貴族になめられる。怒りがなくても怒らなければならない立場なのだ。誰かの首を持ち帰らなければいけなかった。
これは、殺人の瞬間から始まる倒叙ミステリーである。
しかし暴かれるのは、犯人だけではない。
善意、嫉妬、謀略、恐怖――後宮に閉じ込められた女たちの心が、薫衣草の香りの奥から染み出すように立ちのぼる。
初めて弱音を吐く玲玲は、この事件を解決できるのか。
全23話 完成済み、順次公開。
唐代の後宮をモデルにしていますが、この物語は身分や権限など、すべてフィクションです。
文字数 93,026
最終更新日 2026.07.04
登録日 2026.06.10
逃げろ。だが、逃げ場は俺達が作る!
司法局実働部隊。別名『特殊な部隊』は、『負け犬』ばかりを集めた異常な司法執行実力部隊である。
神前誠は、気弱で乗り物酔い持ちの新人隊員。
だが彼の周囲にいるのは、幼女の見た目で「人類最強」と呼ばれる酒好きの鬼教官クバルカ・ラン、部下を「下僕」と呼ぶ暴力系サイボーグ美人・西園寺かなめ、恋愛と映画と陰謀を愛する長身美女アメリア、そして“逃げろ”を哲学として語る不死身の駄目人間・嵯峨惟基など全員が強烈すぎる連中ばかり。
配属直後から濃いキャラに圧倒される誠。
舞台となる遼州圏は、地球文明と異星文明が衝突した果てに成立した巨大文明圏。法術、機動兵器シュツルム・パンツァー、不死人、超国家組織、地球圏の超富裕層、崩壊寸前の帝国思想……1980年代日本の空気感を残した東和共和国を中心に、無数の国家と思想がぶつかり合う。
主人公は戦うが、その目的は「勝利」ではなく「敗北」に耐えて生きるため。
英雄になれなかった者達。逃げることを選ぶ者達。それでも誰かの逃げ場を守ろうとする者達。
『力ある者による支配』を掲げる最強の法術師『廃帝ハド』に対し、『特殊な部隊』は「誰もが逃げられる世界」を守るため戦う。
熱い。馬鹿馬鹿しい。なのに妙に刺さる。
ロボット、戦争、政治、ギャグ、酒、恋愛、哲学……その全部をぶち込んで、それでも最後には「この連中と生きていたい」と思わせる、新時代の泥臭い群像SF戦記。
文字数 1,099,601
最終更新日 2026.05.24
登録日 2025.03.09
「私がここに転校してきた理由――それは、人を殺したの」
全国から手の付けられない生徒が集まって来る鬼哭開成高校。
ある日、そこに一人の転入生がやってくる。モデルのような体型に金髪ツインテールのギャル鬼島さくらは、初日から不良たちにからまれるも得意のボクシングで圧倒的な強さを見せつける。
その隣にいたのは、父親の政治スキャンダルで全てを失った東雲翔子(しののめ しょうこ)。さくらは彼女を守るように手を差し伸べ、やがて二人は互いを必要とする恋人へと変わっていく。
一方でこの学校は八海内龍雲(やみうち りゅううん)という番長であり若き半グレのリーダーによって暴力と恐怖で支配されていた。
手下の不良を倒された八海内は、自らに歯向かうさくらを潰すために次々と刺客を送り込んでくる。
はたしてさくらの運命やいかに。そして、さくらと八海内を繋ぐ運命の糸とは……?
戦闘狂のサイコパスJKが不良たちを打ちのめす。地獄の檻に、喧嘩と百合の花が咲く。
文字数 39,546
最終更新日 2026.07.07
登録日 2026.06.28
たぶん、私は異世界転生をしたんだと思う。
うっすらと覚えているのは、魔法の代わりに科学が支配する平和な世界で生きていたこと。あとは、オタクじゃないけど陰キャで、性別は女だったことぐらいかな。確か……アキって呼ばれていたのも覚えている。特に役立ちそうなことは覚えてないわね。
そんな私が転生したのは、科学の代わりに魔法が主流の世界。魔力の有無と量で一生が決まる無慈悲な世界だった。
そして、魔物や野盗、人攫いや奴隷が普通にいる世界だったの。この世界は、常に危険に満ちている。死と隣り合わせの世界なのだから。
そんな世界に、私は生まれたの。
ゲンジュール聖王国、ゲンジュ公爵家の長女アルキアとしてね。
ただ……私は公爵令嬢としては生きていない。
魔族と同じ赤い瞳をしているからと、生まれた瞬間両親にポイッと捨てられたから。でも、全然平気。私には親代わりの乳母と兄代わりの息子が一緒だから。
この理不尽な世界、生き抜いてみせる。
そう決意した瞬間、捨てられた少女の下剋上が始まった!!
それはやがて、ゲンジュール聖王国を大きく巻き込んでいくことになる――
文字数 192,293
最終更新日 2025.05.26
登録日 2023.12.19
私、イズリア・ミラージュには屑の婚約者がいる。
二歳年上のハンドロック公爵家嫡男シュタイン様だ。元王妹の一人息子で、夫人と国王陛下から溺愛されている。悪さをしても、国王陛下が「許せ」の一言で済ますので、とんでもない勘違い男に成長していた。婚約者である私は、完全にドアマット状態。もしくは、奴隷かしら。
馬鹿らしくて、スルースキルを極めていたら、冷血人形とか悪役令嬢とか言われるようになった。
心から婚約破棄したいけど、この婚約は王命なので、伯爵家である私達からは出来ない。なら、婚家先を潰すしかないよね。
文字数 65,966
最終更新日 2026.03.12
登録日 2026.01.14
奥州、米沢。
伊達家の若き跡取り・藤次郎政宗は、隻眼であることを陰で笑われ、若すぎることを侮られ、周囲の大名たちから「扱いやすい小僧」と見られていた。
だが、政宗は知っていた。
刀を振るう前に、戦は始まっていることを。
敵の兵糧の行き先。
城内で不満を抱く家臣。
商人が握る借財。
僧が運ぶ密書。
女たちの井戸端に落ちる本音。
酒場でこぼれる将の愚痴。
それらを集める者がいなければ、若き当主は奥州で食い殺される。
そこで政宗は、信夫の地から一人の男を呼び寄せる。
名は柳原戸兵衛。
盗人、詐欺師、山伏、掏摸、薬売り、博徒、元足軽、抜け忍まがいの者たちを束ねる、黒い脚絆の男。
戸兵衛は政宗に言う。
「殿。綺麗な者だけを集めた軍は、綺麗に負けます。汚れた者を飼う覚悟はおありで?」
政宗は笑う。
「汚れた手でよい。俺の目の届かぬ場所を見ろ」
こうして、犯罪スペシャリスト集団「黒脛巾組」が生まれる。
彼らは敵城に商人として入り、女中として潜り、山伏として祈祷し、博徒として賭場を荒らし、贋文書で敵を惑わせ、偽の噂で軍勢を動かす。
やがて政宗は、父・輝宗の死、人取橋の危機、摺上原の大勝、小田原参陣の綱渡り、豊臣秀吉との駆け引きへと進んでいく。
表の歴史に名を残すのは伊達政宗。
だが、その足元には、黒い脛巾を巻いた悪党たちの足跡がある。
これは、天下を取れなかった男の物語ではない。
天下を取る寸前まで、奥州の闇を使い切った男と、彼に人生を賭けた悪党たちの痛快時代劇である。
文字数 181,978
最終更新日 2026.06.25
登録日 2026.06.20
倒叙形式ミステリー:犯行シーンから始まる、追い詰め型の快感
「文字は人を殺す。読み書きができることは一生隠せ」
没落した下級官吏の父が遺した呪いのような言葉を守り、漣(れん)は後宮の片隅にある「遺棄書庫」で、無知で無害な下女を演じていた。
しかし、そんな彼女の正体を見抜いたのは、後宮の秩序を司る監察官・公孫(こうそん)だった。
慈悲深い聖人のような貌(かお)の下に、底なしの野心と毒を隠し持つ公孫。
彼は、漣の圧倒的な事務処理能力と「記録の矛盾」を見抜く観察眼を、自らの出世のための「道具」として利用しようと画策する。
「君の頭脳を私に貸せ。代わりに、君が何より欲しがるものを用意する」
拒否権のない契約。こうして、後宮で起きる数々の醜聞を「片付ける」二人の共犯関係が始まった。
アリバイを作る妃、存在しない花瓶で人を殺める侍女――。
犯人たちが完璧に仕立て上げたはずの謎は、漣の知恵の前に、無残にも瓦解していく。
お互いに相手を「腹黒い」と罵り合いながら、二人はやがて、漣の父を死に追いやった後宮最大の禁忌へと近づいていくことになる。
知略と毒舌が交錯する、本格中華後宮ミステリ、開幕。
文字数 62,702
最終更新日 2026.07.07
登録日 2026.04.26
没落伯爵家の娘の私、ノエル・カスティーユにとっては少し眩しすぎる学院の舞踏会で――
私の願いは一瞬にして踏みにじられました。
母が苦労して買ってくれた唯一の白いドレスは赤ワインに染められ、
婚約者ジルベールは私を見下ろしてこう言ったのです。
「君は、僕に恥をかかせたいのかい?」
まさか――あの優しい彼が?
そんなはずはない。そう信じていた私に、現実は冷たく突きつけられました。
子爵令嬢カトリーヌの冷笑と取り巻きの嘲笑。
でも、私には、味方など誰もいませんでした。
ただ一人、“氷の王子”カスパル殿下だけが。
白いハンカチを差し出し――その瞬間、止まっていた時間が静かに動き出したのです。
「……ひとつだけ、ご褒美いただけますか?」
やがて、勇気を振り絞って願った、小さな言葉。
それは、水底に沈んでいた私の人生をすくい上げ、
冷たい王子の心をそっと溶かしていく――最初の奇跡でした。
没落令嬢ノエルと、孤独な氷の王子カスパル。
これは、そんなじれじれなふたりが“本当の幸せを掴むまで”のお話です。
※全10話+番外編・約2.5万字の短編。一気読みもどうぞ
※わんこが繋ぐ恋物語です
※因果応報ざまぁ。最後は甘く、後味スッキリ
文字数 26,404
最終更新日 2025.12.05
登録日 2025.12.05
勇者バンヘルト・ティムは魔王を倒すも大帝国アルベガの国王に嵌められ身ぐるみを剥がされカラッカゼ大草原に放り出される。
その後、黒ローブと黒一式の装備でアルベガの城下町を訪れ真実を知った。
その後、復讐を誓い魔王のいたアークステイ城へ向かう。
この物語はバンヘルトが大帝国へ復讐する物語だが、そんな中での葛藤なども書いていきたい。
★★★★★
《小説家になろう・ノベルアッププラス・アルファポリスにて掲載中》
文字数 23,000
最終更新日 2026.07.07
登録日 2026.06.29
狙撃手イリムと、観測手グジム。二人は共に育った幼馴染。
民族紛争で故郷を失った彼らは、異国の山岳地帯の反政府部隊に身を置き、顔のない兵士として戦っている。それでも二人きりの時間だけは、互いの本当の名を手放さずにいた。
部族の争いで家族を喪ったイリムは、仇討ちの掟に縛られたまま、どこかで自分の死に場所を探している。けれど、いつも隣にいるグジムは、そんな彼を黙って見つめ、支え続ける。
狙撃任務、空爆、補給、広報、地下に張り巡らされたトンネル陣地。終わりの見えない戦争の中で、イリムは仲間たちに導かれながら、少しずつ「生きること」へ手を伸ばしていく。
共に死ぬために戦うのか、共に生きるために戦うのか。
戦場の現実に突き当たるたびに何度も問い直しながら、二人は今日も互いの名を呼ぶ。
文字数 11,550
最終更新日 2026.07.08
登録日 2026.06.30